JP7238904B2 - 情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及びプログラム - Google Patents

情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及びプログラムに関し、特に、ユーザの職務に関する情報を提供する情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及びプログラムに関する。
例えば人材紹介会社等において、企業等の求人側が用意する求人情報(求人票等)と求職側が用意する職務経歴情報とのマッチングを行い、求職側に条件が合致する企業の情報を提供することが行われている。この技術に関連し、特許文献1は、就職・転職活動において自分に適した企業か否かを容易に判断できる就職・転職サポートシステムを開示する。特許文献1にかかるシステムにおいて、求職側端末には対応する求人情報が両情報の合致度の高い順に強調して表示される。また、特許文献2は、求人情報と求職側のレジュメ情報とのマッチングの際に利用される類似度学習システムを開示する。特許文献2にかかる類似度学習システムは、トピックモデルによる分析手法を利用して、求人情報と求職側のレジュメ情報との類似度学習を行い、類似度の学習結果を表す類似度学習情報を用いて、求人情報と求職側のレジュメ情報との類似度を算出する。
特開2009-003488号公報 国際公開第2017/131043号
ユーザが求職活動等を行う際には、自己のキャリアを客観的に評価することが望ましい。しかしながら、上述した特許文献は、ユーザのキャリアを客観的に評価することについて開示していない。したがって、上述した特許文献にかかる技術では、ユーザは、求人情報等から自己のキャリアを自分で判断しなければならない。
本開示の目的は、このような課題を解決するためになされたものであり、ユーザのキャリアを客観的に評価することが可能な情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及びプログラムを提供することにある。
本開示にかかる情報提供装置は、ユーザの職務経歴を示す職務経歴情報を取得する職務経歴取得手段と、前記職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度を算出する類似度算出手段と、前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報を抽出する第1の抽出手段と、抽出された前記求人情報を用いて、前記ユーザの現在の適正職務レベルを算出する適正職務レベル算出手段と、前記算出された適正職務レベルが表示されるための処理を行う適正職務レベル表示手段とを有する。
また、本開示にかかる情報提供システムは、ユーザの職務経歴を示す職務経歴情報を受け付けるユーザ端末と、前記ユーザの職務に関する情報を提供する情報提供装置とを有し、前記情報提供装置は、前記ユーザ端末から前記職務経歴情報を取得する職務経歴取得手段と、前記職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度を算出する類似度算出手段と、前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報を抽出する第1の抽出手段と、抽出された前記求人情報を用いて、前記ユーザの現在の適正職務レベルを算出する適正職務レベル算出手段と、前記ユーザ端末に前記算出された適正職務レベルを表示させるための処理を行う適正職務レベル表示手段とを有する。
また、本開示にかかる情報提供方法は、ユーザの職務経歴を示す職務経歴情報を取得し、前記職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度を算出し、前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報を抽出し、抽出された前記求人情報を用いて、前記ユーザの現在の適正職務レベルを算出し、前記算出された適正職務レベルが表示されるための処理を行う。
また、本開示にかかるプログラムは、ユーザの職務経歴を示す職務経歴情報を取得する機能と、前記職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度を算出する機能と、前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報を抽出する機能と、抽出された前記求人情報を用いて、前記ユーザの現在の適正職務レベルを算出する機能と、前記算出された適正職務レベルが表示されるための処理を行う機能とをコンピュータに実現させる。
本開示によれば、ユーザのキャリアを客観的に評価することが可能な情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及びプログラムを提供できる。
本開示の実施の形態にかかる情報提供装置の概要を示す図である。 実施の形態1にかかる情報提供システムを示す図である。 実施の形態1にかかる情報提供装置の構成を示す図である。 実施の形態1にかかる情報提供装置によって実行される情報提供方法を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる適正職務レベル表示部の処理によって表示される適正給与を例示する図である。 実施の形態1にかかる適正職務レベル表示部の処理によって表示される適正給与を例示する図である。 不足職務能力及び充足職務能力の第1の表示例を例示する図である。 不足職務能力の第2の表示例を例示する図である。 不足職務能力の第3の表示例を例示する図である。 不足職務能力及び充足職務能力の第4の表示例を例示する図である。 不足職務能力の第5の表示例を例示する図である。 実施の形態1にかかる効果量の算出方法を示すフローチャートである。 ある不足職務能力を習得したと仮定した場合の、図6に対応するヒストグラムを例示する図である。 実施の形態2にかかる情報提供装置の構成を示す図である。 実施の形態2にかかる情報提供装置によって実行される情報提供方法を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかる情報提供装置の構成を示す図である。 実施の形態3にかかる情報提供装置によって実行される情報提供方法を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかる予測結果表示部によって表示される予測結果を例示する図である。 実施の形態4にかかる情報提供装置の構成を示す図である。 実施の形態4にかかる情報提供装置によって実行される情報提供方法を示すフローチャートである。
(本開示にかかる実施の形態の概要)
本開示の実施形態の説明に先立って、本開示にかかる実施の形態の概要について説明する。図1は、本開示の実施の形態にかかる情報提供装置10の概要を示す図である。情報提供装置10は、例えば、サーバ等のコンピュータである。情報提供装置10は、ユーザの職務に関する情報を提供する。
情報提供装置10は、職務経歴取得部11と、類似度算出部12と、求人情報抽出部13と、適正職務レベル算出部14と、適正職務レベル表示部15とを有する。職務経歴取得部11は、職務経歴取得手段として機能する。類似度算出部12は、類似度算出手段として機能する。求人情報抽出部13は、第1の抽出手段として機能する。適正職務レベル算出部14は、適正職務レベル算出手段として機能する。適正職務レベル表示部15は、適正職務レベル表示手段として機能する。
職務経歴取得部11は、ユーザの職務経歴を示す職務経歴情報を取得する。類似度算出部12は、職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度を算出する。求人情報抽出部13は、類似度が予め定められた基準(第1の基準)以上となる求人情報を抽出する。適正職務レベル算出部14は、抽出された求人情報を用いて、ユーザの適正職務レベルを算出する。ここで、職務レベルとは、例えば待遇の良さであって、給与又は役職等で示される。また、適正職務レベルとは、客観的に評価される、職務経歴情報に示されるユーザのキャリアに適した待遇であって、例えば、適正給与又は適正役職等である。適正職務レベル表示部15は、算出された適正職務レベルが表示されるための処理を行う。職務経歴取得部11が後述するユーザ端末から職務経歴情報を取得する場合、適正職務レベル表示部15は、適正職務レベルを表示する画面データをユーザ端末に送信してもよい。また、ユーザが情報提供装置10のユーザインタフェースを用いて職務経歴情報を入力する場合、適正職務レベル表示部15は、情報提供装置10のユーザインタフェースに、適正職務レベルを表示させてもよい。
本開示にかかる情報提供装置10は、上記のように構成されているので、ユーザのキャリアを客観的に評価することが可能となる。なお、情報提供装置10とユーザ端末とを有する情報提供システムを用いても、ユーザのキャリアを客観的に評価することが可能となる。また、情報提供装置10で実行される情報提供方法及び情報提供方法を実行するプログラムを用いても、ユーザのキャリアを客観的に評価することが可能となる。
(実施の形態1)
以下、実施形態について、図面を参照しながら説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
図2は、実施の形態1にかかる情報提供システム1を示す図である。情報提供システム1は、1つ以上のユーザ端末20と、情報提供装置100とを有する。情報提供装置100は、図1に示した情報提供装置10に対応する。ユーザ端末20と情報提供装置100とは、有線又は無線のネットワーク2を介して、通信可能に接続されている。
ユーザ端末20は、例えば、コンピュータである。ユーザ端末20は、例えば、ユーザのパソコン(PC)、又は、スマートフォン等の携帯端末などである。ユーザは、ユーザ端末20を用いて、ユーザの職務経歴情報を入力する。これにより、ユーザ端末20は、職務経歴情報を受け付ける。ユーザ端末20は、職務経歴情報を情報提供装置10に送信する。
情報提供装置100は、ユーザの職務に関する情報を提供する。実施の形態1にかかる情報提供装置100は、ユーザ端末20から職務経歴情報を取得(受信)し、職務経歴情報と、予め格納された求人情報とから、ユーザの現在の適正職務レベルを算出する。さらに、情報提供装置100は、算出された適正職務レベルを、ユーザ端末20に表示させるための処理を行う。なお、以下に説明する例では、適正職務レベルは、適正給与とするが、適正職務レベルは、適正役職等の他の待遇であってもよい。また、実施の形態1にかかる情報提供装置100は、職務経歴情報と、予め格納された求人情報とから、ユーザの現在の不足している職務能力及び充足している職務能力を算出し、ユーザ端末20に表示させるための処理を行う。
ここで、職務経歴情報は、例えば、ユーザの個人情報(氏名、生年月日、学歴等)及びユーザの職務能力のデータを含む。ここで、「職務能力」は、ユーザが有するスキル、及び、ユーザの職務上の経験を含む。「スキル」とは、例えば、資格、プログラミング能力、外国語使用能力等である。「職務上の経験」とは、例えば、経験職種、海外勤務経験、マネージャ経験等である。
また、求人情報は、例えば、企業等が作成する求人票である。求人情報は、例えば、企業情報(企業名、業種、資本金、従業員数、福利厚生内容等)及び募集内容のデータを含む。募集内容は、例えば、募集職種、勤務予定地、待遇、及び、応募条件を含む。待遇は、例えば、役職及び給与(年収)等を含む。応募条件は、例えば、年齢範囲、及び、要求される職務能力を含む。「要求される職務能力」は、必須となる職務能力と、望ましい職務能力とを含む。
図3は、実施の形態1にかかる情報提供装置100の構成を示す図である。情報提供装置100は、主要なハードウェア構成として、制御部102と、記憶部104と、通信部106と、インタフェース部108(IF;Interface)とを有する。制御部102、記憶部104、通信部106及びインタフェース部108は、データバスなどを介して相互に接続されている。なお、ユーザ端末20も、図3に示したハードウェア構成を有している。
制御部102は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサである。制御部102は、制御処理及び演算処理等を行う演算装置としての機能を有する。記憶部104は、例えばメモリ又はハードディスク等の記憶デバイスである。記憶部104は、例えばROM(Read Only Memory)又はRAM(Random Access Memory)等である。記憶部104は、制御部102によって実行される制御プログラム及び演算プログラム等を記憶するための機能を有する。また、記憶部104は、処理データ等を一時的に記憶するための機能を有する。記憶部104は、データベースを含み得る。
通信部106は、ユーザ端末20(及び他の装置)とネットワーク2を介して通信を行うために必要な処理を行う。通信部106は、通信ポート、ルータ、ファイアウォール等を含み得る。インタフェース部108は、例えばユーザインタフェース(UI)である。インタフェース部108は、キーボード、タッチパネル又はマウス等の入力装置と、ディスプレイ又はスピーカ等の出力装置とを有する。インタフェース部108は、ユーザ(オペレータ)によるデータの入力の操作を受け付け、ユーザに対して情報を出力する。インタフェース部108は、ユーザの現在の適正職務レベル、及び、ユーザの現在の不足している職務能力及び充足している職務能力を表示してもよい。
実施の形態1にかかる情報提供装置100は、職務経歴取得部112、類似度算出部114、求人情報格納部116、求人数算出部118、求人数表示部120、適正職務レベル評価部130、及び現在レベル能力評価部140(「各構成要素」)を有する。適正職務レベル評価部130は、求人情報抽出部132、適正職務レベル算出部134、及び適正職務レベル表示部136を有する。現在レベル能力評価部140は、能力判定部142、能力評価表示部144、習得難易度格納部146、及び効果量算出部150を有する。
職務経歴取得部112、類似度算出部114、求人情報格納部116、求人数算出部118、及び求人数表示部120は、それぞれ、職務経歴取得手段、類似度算出手段、求人情報格納手段、求人数算出手段、及び求人数表示手段として機能する。また、適正職務レベル評価部130及び現在レベル能力評価部140は、それぞれ、適正職務レベル評価手段及び現在レベル能力評価手段として機能する。また、求人情報抽出部132、適正職務レベル算出部134、及び適正職務レベル表示部136は、それぞれ、求人情報抽出手段(第1の抽出手段)、適正職務レベル算出手段、及び適正職務レベル表示手段として機能する。また、能力判定部142、能力評価表示部144、習得難易度格納部146、及び効果量算出部150は、それぞれ、能力判定手段、能力評価表示手段、取得難易度格納手段、及び効果量算出手段として機能する。
なお、各構成要素は、例えば、制御部102の制御によって、プログラムを実行させることによって実現できる。より具体的には、各構成要素は、記憶部104に格納されたプログラムを、制御部102が実行することによって実現され得る。また、必要なプログラムを任意の不揮発性記録媒体に記録しておき、必要に応じてインストールすることで、各構成要素を実現するようにしてもよい。また、各構成要素は、プログラムによるソフトウェアで実現することに限ることなく、ハードウェア、ファームウェア、及びソフトウェアのうちのいずれかの組み合わせ等により実現してもよい。また、各構成要素は、例えばFPGA(field-programmable gate array)又はマイコン等の、ユーザがプログラミング可能な集積回路を用いて実現してもよい。この場合、この集積回路を用いて、上記の各構成要素から構成されるプログラムを実現してもよい。以上のことは、後述する他の実施の形態においても同様である。なお、各構成要素の具体的な機能については後述する。
職務経歴取得部112は、図1に示した職務経歴取得部11に対応する。求人情報格納部116は、例えば企業等から取得した複数の求人情報を格納する。類似度算出部114は、図1に示した類似度算出部12に対応する。求人情報抽出部132は、図1に示した求人情報抽出部13に対応する。適正職務レベル算出部134は、図1に示した適正職務レベル算出部14に対応する。適正職務レベル表示部136は、図1に示した適正職務レベル表示部15に対応する。
適正職務レベル評価部130は、ユーザの現在の職務能力に対する客観的な適正職務レベル(適正給与等)を評価する。現在レベル能力評価部140は、求人情報に対するユーザの現在の職務能力を評価する。習得難易度格納部146は、職務能力それぞれについて習得する難易度を対応付けた難易度テーブルを格納する。効果量算出部150は、ユーザが習得していない職務能力それぞれについて、習得したと仮定した場合のユーザの職務価値の上昇量に対応する効果量を算出する。職務価値については後述する。また、その他の構成要素については、図4を用いて後述する。
図4は、実施の形態1にかかる情報提供装置100によって実行される情報提供方法を示すフローチャートである。職務経歴取得部112は、ユーザ端末20から、ユーザの職務経歴情報を取得する(ステップS100)。類似度算出部114は、職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度(マッチ率)を算出する(ステップS102)。例えば、類似度算出部114は、予め格納された経験データベース、スキル語データベース、及び、含意分析技術による同一内容クラスタリングによる表現データベースを用いて、職務経歴情報及び求人情報の内容を共通言語化し、一般語に置き換える。そして、類似度算出部114は、言いかえを含む同じ名詞や文書の出現頻度を指標にマッチング処理を行い、職務経歴情報と求人情報との類似度を算出する。あるいは、類似度算出部114は、上述した特許文献に記載された方法で、複数の求人情報それぞれについて、職務経歴情報との類似度を算出してもよい。あるいは、人手によりマッチング処理を繰り返し行ってディープラーニング等の機械学習によって学習を行った上で、類似度算出部114が、学習結果(学習モデル)を用いて、職務経歴情報と求人情報との類似度を算出してもよい。
求人数表示部120は、類似度が予め定められた閾値Th1以上の求人情報の数を、求人数として表示するように処理を行う(ステップS104)。具体的には、求人数算出部118は、S102の処理によって算出された類似度が閾値Th1以上の求人情報の数を算出(カウント)する。この算出された求人情報の数が、マッチング処理(S102)によってヒットした求人情報の数である求人数となる。Th1は、例えば50%であるが、Th1の値は任意である。そして、求人数表示部120は、通信部106を制御して、ユーザ端末20のユーザインタフェースに求人数を表示させるための処理を行う。これにより、ユーザ端末20のユーザインタフェースに、求人数が表示される。
求人情報抽出部132は、類似度が上位の求人情報を、現在レベルの求人情報(現在レベル求人情報)として抽出する(ステップS106)。つまり、求人情報抽出部132は、類似度が予め定められた基準以上となる求人情報である現在レベルの求人情報(第1の求人情報)を抽出する。具体的には、求人情報抽出部132は、S104の処理でヒットした求人情報のうち、類似度が上位の求人情報を、現在レベル求人情報として抽出する。例えば、求人情報抽出部132は、類似度が予め定められた閾値Th2(>Th1)以上の求人情報を、現在レベル求人情報として抽出してもよい。この場合、Th2は、例えば70%であるが、Th1より大きな任意の値であってもよい。あるいは、求人情報抽出部132は、S104の処理でヒットした求人情報のうち、類似度が上位であるA%の求人情報を、現在レベル求人情報として抽出してもよい。ここで、Aは、予め定められた値であって、例えば20(%)である。A=20(%)の場合、S104におけるヒット数(求人数)が50件であるとすると、類似度が高い方から10件の求人情報が、現在レベル求人情報として抽出される。なお、上記の閾値Th2及びA(%)が、予め定められた基準(第1の基準)に対応する。
適正職務レベル算出部134は、S106の処理で抽出された現在レベル求人情報から、ユーザの現在の適正給与を算出する(ステップS108)。つまり、適正職務レベル算出部134は、抽出された現在レベル求人情報(第1の求人情報)を用いて、ユーザの適正職務レベルを算出する。具体的には、適正職務レベル算出部134は、抽出された現在レベル求人情報それぞれに示される募集内容における給与を抽出する。そして、適正職務レベル算出部134は、抽出された給与の平均値を算出して、その平均値を、適正給与とする。また、適正職務レベル算出部134は、抽出された給与の上限及び下限を算出してもよい。また、適正職務レベル算出部134は、抽出された給与の中央値を算出してもよい。
適正職務レベル表示部136は、S108の処理で算出された、ユーザの現在の適正給与を表示するための処理を行う(ステップS110)。つまり、適正職務レベル表示部136は、算出された適正職務レベルが表示されるための処理を行う。具体的には、適正職務レベル表示部136は、通信部106を制御して、ユーザ端末20のユーザインタフェースに適正給与を表示させるための処理を行う。これにより、ユーザ端末20のユーザインタフェースに、適正給与が表示される。
図5及び図6は、実施の形態1にかかる適正職務レベル表示部136の処理によって表示される適正給与を例示する図である。なお、図5及び図6は、互いに独立しており、したがって、同じ求人情報に対する結果を示すわけではない。図5に示す例では、類似度が50%以上の求人票のうち上位20%の求人票10件から算出された適正給与が示されている。図5に示す例では、10件の求人票で示される給与の平均を適正給与として、「年収650万円」と表示されている。また、図5に示す例では、10件の求人票で示される給与の最大値及び最小値、及び中央値も示されている。したがって、図5に示す例では、ユーザの現在の適正給与の幅も示されている。この幅を「適正給与」としてもよい。あるいは、中央値を「適正給与」としてもよい。
図6に示す例では、ユーザの現在の職務経歴書(職務経歴情報)に対して類似度が50%である求人情報における年収の各階級における求人数(度数)を示す分布(ヒストグラム)が示されている。また、図6に例示する分布には、さらに、給与の平均値及び中央値が示されている。
上述したように、実施の形態1にかかる情報提供装置100は、ユーザの職務経歴情報及び求人情報を用いて、適正給与を算出して表示するように構成されている。これにより、ユーザは、自己の客観的な適正給与を把握することが可能となる。つまり、実施の形態1にかかる情報提供装置100は、ユーザのキャリアを客観的に評価することが可能となる。これにより、ユーザは、自己の客観的な職務上の価値を把握できるので、自己研鑽のモチベーションを高めることができる。
能力判定部142は、S106で抽出された求人情報において、現在、ユーザが不足している職務能力、及び、充足している職務能力を判定する(ステップS112)。具体的には、能力判定部142は、S102の処理と同様に、職務経歴情報及び求人情報の内容を共通言語化する。そして、能力判定部142は、職務能力(スキル及び経験)に該当するものを職務経歴情報及びS106で抽出された求人情報それぞれから抽出し、それらを比較して、差分を抽出する。能力判定部142は、職務経歴情報及び求人情報において互いに一致した職務能力を、充足している職務能力(充足職務能力)と判定する。一方、能力判定部142は、求人情報には示されているが職務経歴情報には示されていない職務能力を、不足している職務能力(不足職務能力)と判定する。
能力評価表示部144は、現在、ユーザが不足している職務能力、及び、充足している職務能力が表示されるための処理を行う(ステップS114)。具体的には、能力評価表示部144は、通信部106を制御して、ユーザ端末20のユーザインタフェースに不足職務能力及び充足職務能力を表示させるための処理を行う。これにより、ユーザ端末20のユーザインタフェースに、不足職務能力及び充足職務能力の少なくとも一方が表示される。以下、不足職務能力及び充足職務能力の表示例について説明する。なお、以下に示す複数の表示例は、互いに独立しており、したがって、同じ求人情報に対する結果を示すわけではない。
図7は、不足職務能力及び充足職務能力の第1の表示例を例示する図である。第1の表示例では、能力評価表示部144は、S106の処理で抽出された現在レベル求人情報(求人票)と、これらの求人情報に対する職務能力(スキル及び経験)の不足及び充足とを対応付けた表が表示されるための処理を行う。
例えば、図7の例では、複数の求人票のうち、類似度が最も高かったのは類似度85%である求人票Aである。そして、求人票Aに示されたスキルのうち、ユーザが習得していないスキルは「プログラミング言語A」であり、ユーザが習得しているスキルは「プログラミング言語Bの2年以上の使用」及び「英語能力試験Aの700点以上の取得」である。また、求人票Aに示された経験のうち、ユーザが習得していない経験は「論文掲載」であり、ユーザが習得している経験は「プロジェクトリーダ」及び「1年以上の海外勤務」である。これにより、ユーザは、求人票Aの類似度(マッチ率)、及び、求人票Aで求められている職務能力のうち「プログラミング言語A」及び「論文掲載」を習得していないことを、容易に把握することができる。
また、ユーザは、求人票Aに示された職務能力のうち、「プログラミング言語Bの2年以上の使用」、「英語能力試験Aの700点以上の取得」、「プロジェクトリーダ」及び「1年以上の海外勤務」については習得済みであることを、容易に把握することができる。他の求人票(求人票B、求人票E等)についても同様である。したがって、ユーザは、類似度の高い求人情報における自己の不足職務能力及び充足職務能力を、容易に把握することができる。これにより、ユーザは、自己のキャリアを客観的に評価することが可能となる。よって、ユーザは、どの職務能力を習得すべきかといった自己研鑽のモチベーションを高めることができる。
図8は、不足職務能力の第2の表示例を例示する図である。第2の表示例では、能力評価表示部144は、不足職務能力の習得の難易度(習得難易度)に応じた順序で、不足職務能力が表示されるための処理を行う。能力評価表示部144は、習得難易度格納部146に格納された難易度テーブルを参照して、S112の処理で判定された不足職務能力を、習得難易度に応じた順序で、表示するための処理を行う。
図8に示す例では、習得難易度が高い順に不足職務能力(不足スキル及び不足経験)が表示されている。例えば、習得難易度が最も高い「習得難易度:5」の不足スキル及び不足経験は、それぞれ、「プログラミング言語Bの5年以上の使用」及び「3年の海外勤務」である。これにより、ユーザは、自己の不足職務能力の習得難易度を、容易に把握することができる。なお、習得難易度が低い順に不足職務能力が表示されてもよい。
さらに、難易度テーブルは、各職務能力について、習得が可能な方法を示す習得方法情報を対応付けてもよい。そして、図8に示すように、不足職務能力(不足スキル及び不足経験)の欄に、その習得方法情報を付加してもよい。つまり、能力評価表示部144は、不足職務能力を習得するための方法を示す情報が表示されるための処理を行う。
ここで、図8の例では、習得方法情報は、習得できる機関(社内部門、学校、研修等)の名前と、その機関を示すURL(Uniform Resource Locator)とを示す。このように、情報提供装置100は、ユーザの不足職務能力を習得するための方法を推薦することができる。これにより、ユーザは、自己の不足職務能力を習得するための方法を、容易に把握することが可能となる。例えば、ユーザは、「習得難易度:5」の「プログラミング言語Bの5年以上の使用」を、「YY」部門で習得できることを、容易に把握することができる。したがって、ユーザの自己研鑽のモチベーションを高めることができる。なお、習得方法情報は、第2の表示例だけでなく、他の表示例において表示されてもよい。
図9は、不足職務能力の第3の表示例を例示する図である。第3の表示例では、能力評価表示部144は、不足職務能力がS106で抽出された現在レベル求人情報に出現する頻度に応じた順序で、不足職務能力が表示されるための処理を行う。具体的には、能力評価表示部144は、S112で判定されたユーザの不足職務能力それぞれが、いくつの現在レベル求人情報に示されているかをカウントし、そのカウント数を、その不足職務能力の出現頻度として算出する。そして、能力評価表示部144は、算出された出現頻度に応じた順序で、不足職務能力が表示されるための処理を行う。
図9に示す例では、出現頻度が低い順に不足職務能力(不足スキル及び不足経験)が表示されているが、出現頻度が高い順に不足職務能力が表示されてもよい。例えば、出現頻度「1~5」の不足スキル及び不足経験は、それぞれ、「プログラミング言語Bの5年以上の使用」及び「3年の海外勤務」である。これにより、ユーザは、自己の不足職務能力がいくつの求人情報に表されているかを、容易に把握することができる。言い換えると、ユーザは、自己の不足職務能力がどれだけの求人情報で要求されているかを、容易に把握することができる。したがって、ユーザは、どの職務能力を習得すべきかといった自己研鑽のモチベーションを高めることができる。
なお、図9に示した例では、不足職務能力(不足スキル及び不足経験)が表示されているが、充足職務能力を表示してもよい。この場合、ユーザは、自己の充足職務能力がどれだけの求人情報で要求されているかを、容易に把握することができる。
図10は、不足職務能力及び充足職務能力の第4の表示例を例示する図である。第4の表示例では、能力評価表示部144は、図6に示したヒストグラムにおける年収の各区間を示す棒(ビン)にポインタ90を重ねると、その区間に関する求人情報についての不足職務能力及び充足職務能力を表示するように処理を行う。具体的には、能力評価表示部144は、図6に示したヒストグラムにおける年収の各区間に、その区間に関する求人情報についての不足職務能力及び充足職務能力を対応付けておく。そして、能力評価表示部144は、ユーザがユーザ端末20のデバイス(マウス等)を操作してポインタを年収のある区間を示す棒に重ねるようにする(マウスオーバ)と、その区間に対応付けられた不足職務能力及び充足職務能力を表示するように、処理を行う。例えば、ポインタを年収のある区間を示す棒に重ねるようにすると、例えばツールチップ又はやポップアップによって、その区間に対応付けられた不足職務能力及び充足職務能力が表示される。これにより、ユーザは、どの年収区間でどの職務能力が不足又は充足しているのかを、容易に把握することができる。
なお、図10に示した例では、ポインタを棒に重ねるとその区間に対応付けられた不足職務能力及び充足職務能力を表示するとしたが、このような構成に限られない。スマートフォン等のタッチパネルを有するユーザ端末20の場合、年収の各区間を示す棒を指でタッチすることで、その区間に関する求人情報についての不足職務能力及び充足職務能力が表示されてもよい。
図11は、不足職務能力の第5の表示例を例示する図である。第5の表示例では、能力評価表示部144は、不足職務能力の効果量に応じた順序で不足職務能力が表示されるための処理を行う。ここで、効果量とは、不足職務能力を習得したと仮定した場合のユーザの職務価値の上昇量に対応する。また、職務価値とは、ユーザの職務経歴情報に対する職務レベル(適正給与等)、及び、ユーザの職務経歴情報に対する求人数(類似度が予め定められた基準以上(閾値Th1以上)となる求人情報の数)の少なくとも一方に対応する。つまり、ある不足職務能力の効果量とは、その不足職務能力を習得したと仮定した場合の適正給与の上昇量、及び、求人数の上昇量の少なくとも一方に対応する。なお、効果量は、上述したように、効果量算出部150によって算出される。効果量算出部150の具体的な処理については後述する。なお、以下の説明では、効果量が適正給与の上昇量に対応する場合について説明する。
図11の例では、習得したと仮定した場合に年収が100万円以上増加するような不足職務能力の効果量のレベルを「効果量5」とする。また、習得したと仮定した場合に年収が100万円未満80万円以上増加するような不足職務能力の効果量のレベルを「効果量4」とする。また、習得したと仮定した場合に年収の増加が20万円未満である不足職務能力の効果量のレベルを「効果量1」とする。例えば、「効果量5」の不足職務能力は、「プログラミング言語Bの5年以上の使用」、「3年の海外勤務」及び「3年以上の要件定義経験」である。
このように、ユーザは、どの不足職務能力を習得すればどれだけの効果があるかを、容易に把握することができる。したがって、ユーザの自己研鑽のモチベーションを高めることができる。図11の例の場合、例えば、不足スキル「プログラミング言語Bの5年以上の使用」を習得することで、年収が100万円以上増加することが推定されるので、ユーザは、この不足スキルを習得するモチベーションを高めることができる。
図12は、実施の形態1にかかる効果量の算出方法を示すフローチャートである。図4に示したS112の処理の後、効果量算出部150は、S112の処理で判定された不足職務能力を抽出する(ステップS122)。ここで、抽出された不足職務能力の数をN個とする。
情報提供装置100は、N個の不足職務能力のうちの1つの職務能力k(kは1~Nの整数)を習得したと仮定した職務経歴情報である仮職務経歴情報kを用いて、求人情報との類似度を算出する(ステップS124)。具体的には、効果量算出部150は、ユーザの職務経歴情報に、職務能力kを習得済みである旨の情報を追加することで、仮職務経歴情報kを生成する。そして、効果量算出部150は、類似度算出部114に対して、仮職務経歴情報kと求人情報格納部116に格納された求人情報との類似度を算出するように指示する。これにより、類似度算出部114は、S102の処理と同様にして、仮職務経歴情報kと求人情報との類似度を算出する。
情報提供装置100は、S124の処理で算出された類似度がTh1以上の求人情報の数を、求人数として算出する(ステップS126)。具体的には、効果量算出部150は、求人数算出部118に対して、仮職務経歴情報kについての求人数を算出するように指示する。これにより、求人数算出部118は、S104の処理と同様にして、S124の処理によって算出された類似度が閾値Th1(例えば50%)以上の求人情報の数を算出する。
情報提供装置100は、仮職務経歴情報kにおける適正給与を算出する(ステップS128)。具体的には、効果量算出部150は、適正職務レベル評価部130に対して、仮職務経歴情報kにおける適正給与を算出するように指示する。これにより、求人情報抽出部132は、S106の処理と同様にして、仮職務経歴情報kとの類似度が上位の求人情報を、仮レベルの求人情報(仮レベル求人情報k)として抽出する。また、適正職務レベル算出部134は、S108の処理と同様にして、抽出された仮レベル求人情報kから、ユーザの仮職務経歴情報kにおける適正給与を算出する。
効果量算出部150は、職務能力kの効果量を算出する(ステップS130)。具体的には、効果量算出部150は、S128の処理で算出された仮職務経歴情報kにおける適正給与と、S110の処理で算出された現在の適正給与との差分を算出する。効果量算出部150は、この差分(給与増加量)に対応する効果量のレベルを判定する。なお、効果量算出部150は、給与増加量そのものを、効果量としてもよい。また、効果量算出部150は、S126の処理で算出された仮職務経歴情報kについての求人数と、S104の処理で算出された求人数との差分を算出し、その差分(増加求人数)に対応する効果量のレベルを判定してもよい。なお、この場合、効果量算出部150は、増加求人数そのものを、効果量としてもよい。
効果量算出部150は、全ての不足職務能力について効果量を算出したか否かを判定する(ステップS132)。具体的には、効果量算出部150は、k=1~Nの全ての職務能力kについて効果量を算出したか否かを判定する。全ての不足職務能力について効果量を算出していない場合(S132のNO)、効果量算出部150は、効果量を算出してない不足職務能力についてS124~S130の処理を行うように制御を行う。
一方、全ての職務能力について効果量を算出した場合(S132のYES)、効果量算出部150は、効果量と不足職務能力とを対応付けたテーブルを生成する(ステップS134)。そして、能力評価表示部144は、S134の処理で生成されたテーブルを用いて、効果量の順で不足職務能力が表示されるように処理を行う(ステップS136)。
図13は、ある不足職務能力を習得したと仮定した場合の、図6に対応するヒストグラム(分布)を例示する図である。効果量算出部150は、適正職務レベル表示部136に対し、図13に例示するような、不足職務能力Aを習得したと仮定した場合の仮職務経歴情報を用いて、ヒストグラムを表示させるように指示してもよい。図13は、不足職務能力を習得したと仮定した場合のヒストグラムを太線で示し、現在の実際の職務経歴情報についてのヒストグラム(図6に示したもの)を細線で示している。なお、図13に例示するように、さらに、不足職務能力を習得したと仮定した場合の、給与の平均値及び中央値が示されてもよい。
図13に例示するヒストグラムをユーザ端末20に表示させることで、ユーザは、ある不足職務能力Aを習得したと仮定した場合に、年収の区間及びその区間における求人数がどのように推移するかを、容易に把握することができる。これにより、不足職務能力Aを習得した場合の自己の客観的な職務価値の変化を把握できるので、自己研鑽のモチベーションを高めることができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について、図面を参照しながら説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。なお、実施の形態2にかかるシステム構成については、図2に示したものと実質的に同様であるので、説明を省略する。
図14は、実施の形態2にかかる情報提供装置100の構成を示す図である。実施の形態2にかかる情報提供装置100のハードウェア構成は、実施の形態1にかかるものと実質的に同様であるので、説明を省略する。
実施の形態2にかかる情報提供装置100は、職務経歴取得部112、類似度算出部114、求人情報格納部116、求人数算出部118、及び求人数表示部120を有する。実施の形態2にかかる情報提供装置100は、さらに、高レベル求人処理部230及び将来レベル能力評価部240を有する。高レベル求人処理部230は、求人情報抽出部132、適正職務レベル算出部134、及び高レベル求人抽出部232を有する。将来レベル能力評価部240は、能力判定部242、能力評価表示部244、習得難易度格納部246、及び効果量算出部250を有する。
高レベル求人処理部230及び将来レベル能力評価部240は、それぞれ、高レベル求人処理手段及び将来レベル能力評価手段として機能する。また、高レベル求人抽出部232は、高レベル求人抽出手段(第2の抽出手段)として機能する。また、能力判定部242、能力評価表示部244、習得難易度格納部246、及び効果量算出部250は、それぞれ、能力判定手段、能力評価表示手段、取得難易度格納手段、及び効果量算出手段として機能する。その他の構成要素の機能については、特記しない限り、実施の形態1のものと実質的に同様である。
高レベル求人処理部230は、ユーザの現在の職務レベルよりも高いレベルに対応する求人情報(高レベル求人情報)についての処理を行う。高レベル求人情報については後述する。将来レベル能力評価部240は、ユーザの将来のレベルの職務能力を評価する。習得難易度格納部246は、習得難易度格納部146と同様に、職務能力それぞれについて習得する難易度を対応付けた難易度テーブルを格納する。効果量算出部250は、高レベル求人情報について、効果量算出部150と同様の処理により、ユーザが習得していない職務能力それぞれにおける、習得したと仮定した場合のユーザの職務価値の上昇量に対応する効果量を算出する。つまり、効果量算出部250は、図12に示した処理を実行し得る。その他の構成要素については、図15を用いて後述する。
図15は、実施の形態2にかかる情報提供装置100によって実行される情報提供方法を示すフローチャートである。まず、情報提供装置100は、図4に示したS100~S108の処理を行う。そして、高レベル求人抽出部232は、S108で算出された現在の適正給与よりもX%(Xは所定値)以上高い給与を示す求人情報を、類似度により順位付けする(ステップS202)。さらに、高レベル求人抽出部232は、S106の処理と同様に、類似度が上位の求人情報を高レベル求人情報として抽出する(ステップS206)。つまり、高レベル求人抽出部232は、適正職務レベルに対して予め定められた基準(第2の基準)以上の職務レベルを示す複数の求人情報と職務経歴情報との類似度が予め定められた基準(第1の基準)以上となる高レベル求人情報を抽出する。
具体的には、高レベル求人抽出部232は、S108で算出された現在の適正給与よりもX%高い給与を示す求人情報に限定して、これらの限定された求人情報を、類似度により順位付けする。つまり、S108の処理で算出された適正給与がP万円である場合、高レベル求人抽出部232は、P+P×(X/100)[万円]以上の給与を示す求人情報を抽出する。例えば、P=600(万円)、X=10(%)とすると、660万円以上の給与を示す求人情報が抽出される。
そして、高レベル求人抽出部232は、この抽出された求人情報を、S102の処理で算出された類似度の高い順で再順位付けする。そして、高レベル求人抽出部232は、再順位付けされた求人情報のうち、類似度が上位の求人情報を、高レベルの求人情報(高レベル求人情報)として抽出する。例えば、高レベル求人抽出部232は、S202の処理で順位付けされた求人情報のうち、類似度が上位であるA%の求人情報を、高レベル求人情報として抽出してもよい。ここで、Aは、予め定められた値であって、例えば20(%)である。A=20(%)の場合、S202において順位付けされた求人情報が30件であるとすると、類似度が高い方から6件の求人情報が、高レベル求人情報として抽出される。
なお、S202の処理では、現在の適正給与よりもX%以上高い給与を示す求人情報を、類似度により順位付けするとしたが、このような構成に限定されない。例えば、高レベル求人抽出部232は、現在の適正給与よりもX’万円(X’は所定値)以上高い給与を示す求人情報を、類似度により順位付けしてもよい。つまり、「適正職務レベルに対して予め定められた基準以上の職務レベル」の「基準(第2の基準)」は、X(%)に限定されない。
能力判定部242は、S206で抽出された高レベル求人情報に対し、S112の処理と同様にして、現在、ユーザが不足している職務能力、及び、充足している職務能力を判定する(ステップS212)。つまり、能力判定部242は、職務経歴情報に示されたユーザの職務能力と高レベル求人情報に示された職務能力との差分に基づいて、高レベル求人情報に対してユーザの不足している不足職務能力を判定する。
能力評価表示部244は、S206で抽出された高レベル求人情報に対し、S114の処理と同様にして、現在、ユーザが不足している職務能力、及び、充足している職務能力を表示させるための処理を行う(ステップS214)。つまり、能力評価表示部244は、S212の処理で判定された不足職務能力が表示されるための処理を行う。これにより、ユーザ端末20のユーザインタフェースに、高レベル求人情報に対する不足職務能力及び充足職務能力の少なくとも一方が表示される。なお、不足職務能力及び充足職務能力の表示例については、図7~図13を用いて例示したものと実質的に同様である。つまり、能力評価表示部244は、図7~図13に示すように、高レベル求人情報に対する不足職務能力及び充足職務能力の少なくとも一方を表示するように処理を行う。
上述したように、実施の形態2にかかる情報提供装置100は、適正給与よりも高い給与を示す求人情報に対して不足職務能力を判定して表示するように構成されている。これにより、ユーザは、自己の現在の職務レベルよりも高い職務レベルを目指す上で不足している職務能力を、容易に把握することができる。したがって、ユーザは、どの職務能力を習得すべきかといった自己研鑽のモチベーションを高めることができる。また、ユーザは、自己のキャリアを客観的に評価することが可能となる。
また、実施の形態2にかかる情報提供装置100の能力評価表示部244は、図8に示すように、不足職務能力の習得の難易度に応じた順序で、不足職務能力が表示されるための処理を行うように構成されている。これにより、ユーザは、自己の現在の職務レベルよりも高い職務レベルを目指す上で不足している職務能力の習得難易度を、容易に把握することができる。さらに、実施の形態2にかかる情報提供装置100の能力評価表示部244は、図8に示すように、不足職務能力を習得可能な方法を示す習得方法情報を付加して表示するための処理を行ってもよい。これにより、ユーザは、自己の現在の職務レベルよりも高い職務レベルを目指す上で不足している職務能力を習得するための方法を、容易に把握することが可能となる。
また、実施の形態2にかかる情報提供装置100の能力評価表示部244は、図9に示すように、不足職務能力が高レベル求人情報に出現する頻度に応じた順序で、不足職務能力が表示されるための処理を行うように構成されている。これにより、ユーザは、自己の現在の職務レベルよりも高い職務レベルを目指す上で不足している職務能力がいくつの高レベル求人情報に表されているかを、容易に把握することができる。言い換えると、ユーザは、自己の不足職務能力がどれだけの高レベル求人情報で要求されているかを、容易に把握することができる。したがって、ユーザは、どの職務能力を習得すべきかといった自己研鑽のモチベーションを高めることができる。
また、実施の形態2にかかる情報提供装置100の効果量算出部250は、不足職務能力それぞれを習得したと仮定した場合のユーザの職務価値の上昇量に対応する効果量を算出するように構成されている。そして、能力評価表示部244は、効果量に応じた順序で不足職務能力が表示されるための処理を行うように構成されている。ユーザは、自己の現在の職務レベルよりも高い職務レベルを目指す上で不足している職務能力のうち、どの不足職務能力を習得すればどれだけの効果があるかを、容易に把握することができる。したがって、ユーザの自己研鑽のモチベーションを高めることができる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3について、図面を参照しながら説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。なお、実施の形態3にかかるシステム構成については、図2に示したものと実質的に同様であるので、説明を省略する。
図16は、実施の形態3にかかる情報提供装置100の構成を示す図である。実施の形態3にかかる情報提供装置100のハードウェア構成は、実施の形態1にかかるものと実質的に同様であるので、説明を省略する。
実施の形態3にかかる情報提供装置100は、職務経歴取得部112、類似度算出部114、求人情報格納部116、求人数算出部118、求人数表示部120、及び適正職務レベル評価部130を有する。実施の形態3にかかる情報提供装置100は、さらに、予測処理部300を有する。適正職務レベル評価部130は、求人情報抽出部132、適正職務レベル算出部134、及び適正職務レベル表示部136を有する。予測処理部300は、マッチング処理部302、過去求人情報格納部304、予測モデル算出部306、及び予測結果表示部308を有する。
予測処理部300は、予測処理手段として機能する。マッチング処理部302、過去求人情報格納部304、予測モデル算出部306、及び予測結果表示部308は、それぞれ、マッチング処理手段、過去求人情報格納手段、予測モデル算出手段、及び予測結果表示手段として機能する。その他の構成要素の機能については、特記しない限り、実施の形態1のものと実質的に同様である。
予測処理部300は、ユーザの将来の職務価値を予測するための処理を行う。過去求人情報格納部304は、複数の過去の求人情報(過去求人情報)を格納する。このとき、過去求人情報格納部304は、過去求人情報に対応する時間を示す時間情報とともに、これらの過去求人情報を格納する。マッチング処理部302は、過去求人情報と現在のユーザの職務経歴情報とを用いて、S102~S110と同様の処理が実行されるように制御を行う。その他の構成要素については、図17を用いて後述する。
図17は、実施の形態3にかかる情報提供装置100によって実行される情報提供方法を示すフローチャートである。まず、情報提供装置100は、図4に示したS100~S110の処理を行う。そして、マッチング処理部302は、過去求人情報格納部304に格納されている複数の過去求人情報を抽出する(ステップS300)。つまり、マッチング処理部302は、過去求人情報格納部304から、特定のタイミング(1年前、2年前等)それぞれにおける、複数の過去求人情報を抽出する。マッチング処理部302は、過去求人情報と現在のユーザの職務経歴情報とを用いてS102~S110と同様の処理が実行されるように、類似度算出部114、求人数算出部118、求人数表示部120及び適正職務レベル評価部130を制御する。これにより、後述するS302~S310の処理が実行される。
類似度算出部114は、S102の処理と同様の方法によって、ユーザの現在の職務経歴情報と、過去の複数のタイミングそれぞれにおける複数の過去求人情報それぞれとの類似度をさらに算出する(ステップS302)。例えば、類似度算出部114は、ユーザの現在の職務経歴情報と、1年前の複数の過去求人情報それぞれとの類似度を算出する。また、例えば、類似度算出部114は、ユーザの現在の職務経歴情報と、2年前の複数の過去求人情報それぞれとの類似度を算出する。また、例えば、類似度算出部114は、ユーザの現在の職務経歴情報と、3年前の複数の過去求人情報それぞれとの類似度を算出する。同様にして、類似度算出部114は、ユーザの現在の職務経歴情報と、M年前(Mは整数)の複数の過去求人情報それぞれとの類似度を算出する。そして、過去の複数のタイミング(1年前、2年前、3年前、・・・、M年前)それぞれについて、後述するS304~S310の処理が実行される。
求人数表示部120は、S104の処理と同様の方法によって、過去の複数のタイミングそれぞれについて、類似度が予め定められた閾値Th1以上の過去求人情報の数を、求人数として表示するように処理を行う(ステップS304)。具体的には、求人数算出部118は、過去の複数のタイミングそれぞれについて、S302の処理によって算出された類似度が閾値Th1以上の過去求人情報の数を、求人数として算出する。そして、求人数表示部120は、通信部106を制御して、ユーザ端末20のユーザインタフェースに、過去の複数のタイミングそれぞれにおける求人数を表示させるための処理を行う。これにより、現在のユーザの職務経歴情報で過去の複数のタイミングそれぞれにおける過去求人情報とマッチング処理を行ったときにヒットする求人数が表示される。
例えば、現在のユーザの職務経歴情報で1年前の過去求人情報とマッチング処理を行ったときにヒットする求人数が表示される。また、例えば、現在のユーザの職務経歴情報で2年前の過去求人情報とマッチング処理を行ったときにヒットする求人数が表示される。また、例えば、現在のユーザの職務経歴情報で3年前の過去求人情報とマッチング処理を行ったときにヒットする求人数が表示される。同様にして、現在のユーザの職務経歴情報でM年前の過去求人情報とマッチング処理を行ったときにヒットする求人数が表示される。これにより、ユーザは、自己の現在の職務経歴情報でどれだけの求人数があったかを容易に把握することができる。
求人情報抽出部132は、S106の処理と同様の方法によって、過去の複数のタイミングそれぞれについて、類似度が上位の過去求人情報を、現在レベルの過去求人情報としてさらに抽出する(ステップS306)。つまり、求人情報抽出部132は、過去の複数のタイミングそれぞれについて、類似度が予め定められた基準(第1の基準)以上となる求人情報である現在レベルの過去求人情報(第1の求人情報)を抽出する。具体的には、求人情報抽出部132は、過去の複数のタイミングそれぞれについて、S304の処理でヒットした過去求人情報のうち、類似度が上位の過去求人情報を、現在レベルの過去求人情報として抽出する。例えば、求人情報抽出部132は、類似度が予め定められた閾値Th2(>Th1)以上の過去求人情報を、現在レベルの過去求人情報として抽出してもよい。あるいは、求人情報抽出部132は、S304の処理でヒットした過去求人情報のうち、類似度が上位であるA%の過去求人情報を、現在レベルの過去求人情報として抽出してもよい。なお、上記の閾値Th2及びA(%)が、予め定められた基準(第1の基準)に対応する。
適正職務レベル算出部134は、過去の複数のタイミングそれぞれについて、S108の処理と同様の方法によって、抽出された現在レベルの過去求人情報から、ユーザの現在の職務経歴情報に対する過去の適正給与をさらに算出する(ステップS308)。つまり、適正職務レベル算出部134は、S306の処理で抽出された現在レベルの過去求人情報を用いて、過去の複数のタイミングそれぞれにおける適正職務レベルを算出する。具体的には、適正職務レベル算出部134は、過去の複数のタイミングそれぞれについて、抽出された現在レベルの過去求人情報それぞれに示される募集内容における給与を抽出する。そして、適正職務レベル算出部134は、抽出された給与の平均値を算出して、その平均値を、過去の複数のタイミングそれぞれにおける適正給与とする。
適正職務レベル表示部136は、過去の複数のタイミングそれぞれについて、S110の処理と同様の方法によって、S308の処理で算出された、ユーザの現在の職務経歴情報に対する過去の適正給与が表示されるための処理を行う(ステップS310)。つまり、適正職務レベル表示部136は、算出された過去の複数のタイミングそれぞれにおける適正職務レベルが表示されるための処理を行う。具体的には、適正職務レベル表示部136は、通信部106を制御して、ユーザ端末20のユーザインタフェースに過去の適正給与を表示させるための処理を行う。これにより、ユーザ端末20のユーザインタフェースに、ユーザの現在の職務経歴情報に対する過去の適正給与が表示される。
例えば、現在のユーザの職務経歴情報に対する1年前の適正給与が表示される。また、例えば、現在のユーザの職務経歴情報に対する2年前の適正給与が表示される。また、例えば、現在のユーザの職務経歴情報に対する3年前の適正給与が表示される。同様にして、現在のユーザの職務経歴情報に対するM年前の適正給与が表示される。これにより、ユーザは、自己の現在の職務経歴情報に対する過去の適正給与を容易に把握することができる。
予測モデル算出部306は、S308で算出された過去の適正給与からユーザの将来の適正給与の予測モデルを算出する(ステップS312)。予測結果表示部308は、ユーザの将来の適正給与の予測を表示する(ステップS314)。つまり、予測処理部300は、過去の複数のタイミングそれぞれにおける適正職務レベルに基づいて、ユーザの将来の適正給与を予測して、予測結果が表示されるための処理を行う。
具体的には、予測モデル算出部306は、S108及びS308でそれぞれ算出された、現在及び過去の複数のタイミングとそれぞれに対応する適正給与とで表されるデータ群を取得する。このデータ群は、例えば、(現在,500万円)、(1年前,600万円)、(2年前,700万円)などと表される。予測モデル算出部306は、データ群の近似曲線の式(関数)を、ユーザの将来の適正給与の予測モデルとして算出する。近似曲線の式は、例えば最小二乗法等によって算出される。
予測結果表示部308は、予測モデル(近似曲線)を、グラフ形式で表示するように制御を行う。そして、予測結果表示部308は、この予測モデル(近似曲線)を用いて、Y年後の適正給与の予測値が表示されるための処理を行う。予測結果表示部308は、通信部106を制御して、ユーザ端末20のユーザインタフェースに予測結果を表示させるための処理を行う。これにより、ユーザ端末20のユーザインタフェースに、予測結果が表示される。
図18は、実施の形態3にかかる予測結果表示部308によって表示される予測結果を例示する図である。図18に例示する予測結果は、横軸を時間とし、縦軸を適正給与とするグラフ形式で表されている。図18の例では、現在、1年前、2年前、及び3年前の適正給与のデータP0,P1,P2,P3が表されている。さらに、P0,P1,P2,P3の近似曲線L1が表されている。そして、近似曲線L1を用いて、1年後の適正給与が400万円である旨の予測結果が表示されている。
このように、実施の形態3にかかる情報提供装置100は、過去の複数のタイミングそれぞれにおける適正職務レベルに基づいて、ユーザの将来の適正職務レベル(適正給与)を予測して、予測結果を表示するための処理を行うように構成されている。これにより、ユーザは、将来の自己の適正職務レベルの予測を、容易に把握することができる。したがって、特に図18の例のように、時間の経過とともに適正給与が下降している場合などは、自己研鑽のモチベーションを高めることができる。
なお、予測処理部300は、S312の処理と同様にして、S304で算出されたユーザの現在の職務経歴情報に対する過去の求人数から、ユーザの現在の職務経歴情報に対する将来の求人数の予測を行ってもよい。そして、予測処理部300は、S314の処理と同様にして、求人数の予測結果が表示されるための処理を行ってもよい。これにより、ユーザは、現在の職務経歴情報に対する将来の求人数の予測を、容易に把握することができる。したがって、特に、時間の経過とともに求人数が減少している場合などは、自己研鑽のモチベーションを高めることができる。
(実施の形態4)
次に、実施の形態4について、図面を参照しながら説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。なお、実施の形態4にかかるシステム構成については、図2に示したものと実質的に同様であるので、説明を省略する。
図14は、実施の形態4にかかる情報提供装置100の構成を示す図である。実施の形態4にかかる情報提供装置100のハードウェア構成は、実施の形態1にかかるものと実質的に同様であるので、説明を省略する。
実施の形態4にかかる情報提供装置100は、職務経歴取得部112、類似度算出部114、求人情報格納部116、求人数算出部118、求人数表示部120、及び適正職務レベル評価部130を有する。実施の形態4にかかる情報提供装置100は、さらに、成長度評価部400を有する。適正職務レベル評価部130は、求人情報抽出部132、適正職務レベル算出部134、及び適正職務レベル表示部136を有する。成長度評価部400は、マッチング処理部402、過去職務経歴格納部404、成長度算出部406、及び成長度表示部408を有する。
成長度評価部400は、成長度評価手段として機能する。マッチング処理部402、過去職務経歴格納部404、成長度算出部406、及び成長度表示部408は、それぞれ、マッチング処理手段、過去職務経歴格納手段、成長度算出手段、及び成長度表示手段として機能する。その他の構成要素の機能については、特記しない限り、実施の形態1のものと実質的に同様である。
成長度評価部400は、ユーザの成長度を評価するための処理を行う。過去職務経歴格納部404は、ユーザの過去の職務経歴情報(過去職務経歴情報)を格納する。このとき、過去職務経歴格納部404は、過去職務経歴情報に対応する時間を示す時間情報とともに、これらの過去職務経歴情報を格納してもよい。マッチング処理部402は、ユーザの過去職務経歴情報と現在の求人情報とを用いて、S102~S110と同様の処理が実行されるように制御を行う。成長度算出部406は、ユーザの成長度を算出する。成長度表示部408は、成長度が表示されるための処理を行う。詳しくは、図20を用いて後述する。
図20は、実施の形態4にかかる情報提供装置100によって実行される情報提供方法を示すフローチャートである。まず、情報提供装置100は、図4に示したS100~S110の処理を行う。マッチング処理部402は、過去職務経歴格納部404からユーザの過去職務経歴情報を取得するように、職務経歴取得部112を制御する。これにより、職務経歴取得部112は、過去職務経歴情報をさらに取得する(ステップS400)。
マッチング処理部402は、現在の求人情報と過去職務経歴情報とを用いてS102~S110と同様の処理が実行されるように、類似度算出部114、求人数算出部118、求人数表示部120及び適正職務レベル評価部130を制御する。これにより、後述するS402~S410の処理が実行される。なお、マッチング処理部402は、過去職務経歴格納部404から、過去の複数のタイミングそれぞれにおける過去職務経歴情報を取得するように、職務経歴取得部112を制御してもよい。この場合、過去の複数のタイミングそれぞれについて、以下に示すS402~S414の処理が実行され得る。
類似度算出部114は、S102の処理と同様の方法によって、ユーザの過去職務経歴情報と、複数の求人情報それぞれとの類似度をさらに算出する(ステップS402)。例えば、類似度算出部114は、ユーザの1年前の過去職務経歴情報と、複数の求人情報それぞれとの類似度を算出する。
求人数表示部120は、S104の処理と同様の方法によって、過去職務経歴情報との類似度が予め定められた閾値Th1以上の求人情報の数を、求人数として表示するように処理を行う(ステップS404)。具体的には、求人数算出部118は、S402の処理によって算出された類似度が閾値Th1以上の求人情報の数を、求人数として算出する。そして、求人数表示部120は、通信部106を制御して、ユーザ端末20のユーザインタフェースに、求人数を表示させるための処理を行う。これにより、ユーザの過去職務経歴情報で複数の求人情報とマッチング処理を行ったときにヒットする求人数が表示される。これにより、ユーザは、自己の過去の職務経歴情報で現在どれだけの求人数があるのかを容易に把握することができる。
求人情報抽出部132は、S106の処理と同様の方法によって、過去職務経歴情報との類似度が上位の求人情報を、過去レベルの求人情報(過去レベル求人情報)として抽出する(ステップS406)。つまり、求人情報抽出部132は、過去の職務経歴情報についての類似度が予め定められた基準(第1の基準)以上となる過去レベルの求人情報(第1の求人情報)を抽出する。具体的には、求人情報抽出部132は、過去職務経歴情報に対してS404の処理でヒットした求人情報のうち、類似度が上位の求人情報を、過去レベル求人情報として抽出する。例えば、求人情報抽出部132は、類似度が予め定められた閾値Th2(>Th1)以上の求人情報を、過去レベル求人情報として抽出してもよい。あるいは、求人情報抽出部132は、S404の処理でヒットした求人情報のうち、類似度が上位であるA%の求人情報を、過去レベル求人情報として抽出してもよい。なお、上記の閾値Th2及びA(%)が、予め定められた基準(第1の基準)に対応する。
適正職務レベル算出部134は、S108の処理と同様の方法によって、S406の処理で抽出された過去レベル求人情報から、ユーザの過去職務経歴情報に対する過去レベルの適正給与を算出する(ステップS408)。つまり、適正職務レベル算出部134は、過去職務経歴情報について抽出された求人情報を用いて、ユーザの過去の適正職務レベルを算出する。具体的には、適正職務レベル算出部134は、過去職務経歴情報に対して抽出された過去レベル求人情報それぞれに示される募集内容における給与を抽出する。そして、適正職務レベル算出部134は、抽出された給与の平均値を算出して、その平均値を、ユーザの過去レベルの適正給与とする。
適正職務レベル表示部136は、S110の処理と同様の方法によって、S408の処理で算出された、ユーザの過去職務経歴情報に対する過去レベルの適正給与が表示されるための処理を行う(ステップS410)。つまり、適正職務レベル表示部136は、算出された過去レベルの適正職務レベルが表示されるための処理を行う。具体的には、適正職務レベル表示部136は、通信部106を制御して、ユーザ端末20のユーザインタフェースに過去レベルの適正給与を表示させるための処理を行う。これにより、ユーザ端末20のユーザインタフェースに、ユーザの過去職務経歴情報に対する過去レベルの適正給与が表示される。これにより、ユーザは、自己の過去の職務経歴情報に対する適正給与を容易に把握することができる。
成長度算出部406は、現在レベルの適正給与と過去レベルの適正給与との差分に応じて成長度を算出する(ステップS412)。つまり、成長度算出部406は、ユーザの現在の適正職務レベルと過去の適正職務レベルとの差分に基づいて、ユーザの成長度を算出する。具体的には、成長度算出部406は、現在レベルの適正給与と過去レベルの適正給与との差分(適正給与差ΔP)を算出する。成長度算出部406は、例えば、過去職務経歴情報に関する時間と現在との時間差ΔTで適正給与差ΔPを除算した値である適正給与上昇度E(ΔP/ΔT)を、成長度として算出してもよい。あるいは、成長度算出部406は、予め格納された、適正給与差ΔPとランクとを対応付けたテーブルを用いて、適正給与差ΔPに対応する成長度のランクを算出してもよい。例えば、ΔPが100万円以上である場合に「成長度5」とし、ΔPが100万円未満50万円以下である場合に「成長度4」とし、ΔPが50万円未満である場合に「成長度3」としてもよい。あるいは、成長度算出部406は、適正給与差ΔPそのものを、成長度として算出してもよい。
成長度表示部408は、S412の処理で算出されたユーザの成長度が表示されるための処理を行う(ステップS414)。成長度表示部408は、通信部106を制御して、ユーザ端末20のユーザインタフェースに成長度を表示させるための処理を行う。これにより、ユーザ端末20のユーザインタフェースに、成長度が表示される。なお、過去の複数のタイミング(1年前、2年前、・・・、M年前)それぞれにおける過去職務経歴情報について上記処理を行った場合、成長度表示部408は、成長度の経過を表示してもよい。
このように、実施の形態4にかかる情報提供装置100は、成長度を表示するように構成されている。これにより、ユーザは、自己の成長度を容易に把握することができる。したがって、自己研鑽のモチベーションを高めることができる。
(変形例)
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上述した複数の実施の形態は、相互に適用可能である。例えば、実施の形態2にかかる構成を実施の形態1に組み合わせてもよい。他の実施の形態についても同様である。
また、上述したフローチャートにおいて、各処理(ステップ)の順序は、適宜、変更可能である。また、複数ある処理(ステップ)のうちの1つ以上は、省略されてもよい。例えば、図4のS112~S114は、S108の処理の前で実行されてもよい。また、図4において、S104、S112~S114の処理はなくてもよい。
また、上述した実施の形態においては、職務レベルが給与である場合について説明したが、職務レベルは給与以外の待遇でもよい。例えば、職務レベルは役職でもよい。この場合、例えば、実施の形態1において、適正職務レベル算出部134は、S106の処理で抽出された現在レベル求人情報から、ユーザの現在の適正役職を算出する(S108)。具体的には、適正職務レベル算出部134は、抽出された現在レベル求人情報それぞれに示される募集内容における役職を抽出する。ここで、役職のレベル(アシスタントマネージャ、マネージャ、ゼネラルマネージャ等)ごとに予め定められた数値ランクが割り当てられているとする。適正職務レベル算出部134は、抽出された数値ランクの平均値を算出して、その平均値に対応する役職を、適正役職とする。
また、職務レベルが役職である場合、実施の形態2において、高レベル求人抽出部232は、S108で算出された現在の適正役職よりもXランク(Xは所定値)以上高い役職を示す求人情報を、類似度により順位付けする(S202)。高レベル求人抽出部232は、S108で算出された現在の適正役職よりもXランク高い役職を示す求人情報に限定して、これらの限定された求人情報を、類似度により再順位付けする。そして、高レベル求人抽出部232は、再順位付けされた求人情報のうち、類似度が上位の求人情報を、高レベルの求人情報(高レベル求人情報)として抽出する。他の実施の形態でも同様である。
また、上述した実施の形態において、求人情報は、企業が作成する求人票としたが、このような構成に限られない。求人情報は、社内における人材募集に関する情報でもよいし、社内ジョブディスクリプションに関する情報でもよい。また、同様に、職務経歴情報は、企業に対する求職で用いられる職務経歴情報に限られず、社内向けの経歴情報も含む。さらに、求人情報は、他のユーザの職務経歴情報を含んでもよい。本開示にかかるシステムに送信(登録)された他のユーザの職務経歴情報は、求職中のユーザ等の給与、役職及び職務能力を示しており、求人に対する求職者の給与、役職及び職務能力の相場を反映していると言える。特に、企業等に転職/就職が決定したユーザの給与、役職及び職務能力は、その企業の求人票の内容と対応し得る。したがって、他のユーザの職務経歴情報は、求人情報に包含され得る。
また、上述した実施の形態では、図5~図11等に示した適正職務レベル等がユーザ端末20に表示されるとしたが、このような構成に限られない。適正職務レベル等は、情報提供装置100のインタフェース部108に表示されてもよい。したがって、ユーザが職務経歴情報を入力する装置と、適正職務レベル等を表示する装置とは、互いに異なってもよい。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
ユーザの職務経歴を示す職務経歴情報を取得する職務経歴取得手段と、
前記職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度を算出する類似度算出手段と、
前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報を抽出する第1の抽出手段と、
抽出された前記求人情報を用いて、前記ユーザの適正職務レベルを算出する適正職務レベル算出手段と、
前記算出された適正職務レベルが表示されるための処理を行う適正職務レベル表示手段と
を有する情報提供装置。
(付記2)
前記適正職務レベルに対して予め定められた基準以上の職務レベルを示す複数の前記求人情報と前記職務経歴情報との類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報である高レベル求人情報を抽出する第2の抽出手段と、
前記職務経歴情報に示された前記ユーザの職務能力と前記高レベル求人情報に示された職務能力との差分に基づいて、前記高レベル求人情報に対して前記ユーザの不足している職務能力である不足職務能力を判定する能力判定手段と、
前記不足職務能力が表示されるための処理を行う能力評価表示手段と
をさらに有する付記1に記載の情報提供装置。
(付記3)
前記能力評価表示手段は、前記不足職務能力の習得の難易度に応じた順序で、前記不足職務能力が表示されるための処理を行う
付記2に記載の情報提供装置。
(付記4)
前記能力評価表示手段は、前記不足職務能力が前記高レベル求人情報に出現する頻度に応じた順序で、前記不足職務能力が表示されるための処理を行う
付記2に記載の情報提供装置。
(付記5)
前記不足職務能力それぞれを習得したと仮定した場合の前記ユーザの職務価値の上昇量に対応する効果量を算出する効果量算出手段
をさらに有し、
前記職務価値は、前記職務レベル及び前記類似度が予め定められた閾値以上となる前記求人情報の数の少なくとも一方に対応し、
前記能力評価表示手段は、前記効果量に応じた順序で前記不足職務能力が表示されるための処理を行う
付記2に記載の情報提供装置。
(付記6)
前記能力評価表示手段は、前記不足職務能力を習得するための方法を示す情報が表示されるための処理を行う
付記2~5のいずれか1項に記載の情報提供装置。
(付記7)
前記ユーザの将来の適正職務レベルを予測するための処理を行う予測処理手段
をさらに有し、
前記類似度算出手段は、前記職務経歴情報と過去の複数のタイミングそれぞれにおける複数の求人情報それぞれとの類似度をさらに算出し、
前記第1の抽出手段は、前記過去の複数のタイミングそれぞれについて、前記求人情報との前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報をさらに抽出し、
前記適正職務レベル算出手段は、前記過去の複数のタイミングそれぞれについて抽出された前記求人情報を用いて、前記過去の複数のタイミングそれぞれにおける適正職務レベルをさらに算出し、
前記予測処理手段は、現在の適正職務レベルと前記過去の複数のタイミングそれぞれにおける適正職務レベルとに基づいて、前記ユーザの将来の職務レベルを予測して、予測結果が表示されるための処理を行う
付記1に記載の情報提供装置。
(付記8)
前記ユーザの成長度を算出する成長度算出手段と、
前記成長度が表示されるための処理を行う成長度表示手段と
をさらに有し、
前記職務経歴取得手段は、前記ユーザの過去の職務経歴情報をさらに取得し、
前記類似度算出手段は、前記過去の職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度をさらに算出し、
前記第1の抽出手段は、前記過去の職務経歴情報についての前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報をさらに抽出し、
前記適正職務レベル算出手段は、前記過去の職務経歴情報について抽出された前記求人情報を用いて、前記ユーザの過去の適正職務レベルをさらに算出し、
前記成長度算出手段は、前記ユーザの現在の適正職務レベルと過去の適正職務レベルとの差分に基づいて、前記ユーザの成長度を算出する
付記1に記載の情報提供装置。
(付記9)
ユーザの職務経歴を示す職務経歴情報を受け付けるユーザ端末と、
前記ユーザの職務に関する情報を提供する情報提供装置と
を有し、
前記情報提供装置は、
前記ユーザ端末から前記職務経歴情報を取得する職務経歴取得手段と、
前記職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度を算出する類似度算出手段と、
前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報を抽出する第1の抽出手段と、
抽出された前記求人情報を用いて、前記ユーザの適正職務レベルを算出する適正職務レベル算出手段と、
前記ユーザ端末に前記算出された適正職務レベルを表示させるための処理を行う適正職務レベル表示手段と
を有する
情報提供システム。
(付記10)
前記情報提供装置は、
前記適正職務レベルに対して予め定められた基準以上の職務レベルを示す複数の前記求人情報と前記職務経歴情報との類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報である高レベル求人情報を抽出する第2の抽出手段と、
前記職務経歴情報に示された前記ユーザの職務能力と前記高レベル求人情報に示された職務能力との差分に基づいて、前記高レベル求人情報に対して前記ユーザの不足している職務能力である不足職務能力を判定する能力判定手段と、
前記ユーザ端末に前記不足職務能力を表示させるための処理を行う能力評価表示手段と
をさらに有する
付記9に記載の情報提供システム。
(付記11)
前記能力評価表示手段は、前記不足職務能力の習得の難易度に応じた順序で、前記不足職務能力が表示されるための処理を行う
付記10に記載の情報提供システム。
(付記12)
前記能力評価表示手段は、前記不足職務能力が前記高レベル求人情報に出現する頻度に応じた順序で、前記不足職務能力が表示されるための処理を行う
付記10に記載の情報提供システム。
(付記13)
前記情報提供装置は、
前記不足職務能力それぞれを習得したと仮定した場合の前記ユーザの職務価値の上昇量に対応する効果量を算出する効果量算出手段
をさらに有し、
前記職務価値は、前記職務レベル及び前記類似度が予め定められた閾値以上となる前記求人情報の数の少なくとも一方に対応し、
前記能力評価表示手段は、前記効果量に応じた順序で前記不足職務能力が表示されるための処理を行う
付記10に記載の情報提供システム。
(付記14)
前記能力評価表示手段は、前記不足職務能力を習得するための方法を示す情報が表示されるための処理を行う
付記10~13のいずれか1項に記載の情報提供システム。
(付記15)
前記情報提供装置は、
前記ユーザの将来の適正職務レベルを予測するための処理を行う予測処理手段
をさらに有し、
前記類似度算出手段は、前記職務経歴情報と過去の複数のタイミングそれぞれにおける複数の求人情報それぞれとの類似度をさらに算出し、
前記第1の抽出手段は、前記過去の複数のタイミングそれぞれについて、前記求人情報との前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報をさらに抽出し、
前記適正職務レベル算出手段は、前記過去の複数のタイミングそれぞれについて抽出された前記求人情報を用いて、前記過去の複数のタイミングそれぞれにおける適正職務レベルをさらに算出し、
前記予測処理手段は、現在の適正職務レベルと前記過去の複数のタイミングそれぞれにおける適正職務レベルとに基づいて、前記ユーザの将来の職務レベルを予測して、予測結果が表示されるための処理を行う
付記9に記載の情報提供システム。
(付記16)
前記情報提供装置は、
前記ユーザの成長度を算出する成長度算出手段と、
前記成長度が表示されるための処理を行う成長度表示手段と
をさらに有し、
前記職務経歴取得手段は、前記ユーザの過去の職務経歴情報をさらに取得し、
前記類似度算出手段は、前記過去の職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度をさらに算出し、
前記第1の抽出手段は、前記過去の職務経歴情報についての前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報をさらに抽出し、
前記適正職務レベル算出手段は、前記過去の職務経歴情報について抽出された前記求人情報を用いて、前記ユーザの過去の適正職務レベルをさらに算出し、
前記成長度算出手段は、前記ユーザの現在の適正職務レベルと過去の適正職務レベルとの差分に基づいて、前記ユーザの成長度を算出する
付記9に記載の情報提供システム。
(付記17)
ユーザの職務経歴を示す職務経歴情報を取得し、
前記職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度を算出し、
前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報を抽出し、
抽出された前記求人情報を用いて、前記ユーザの適正職務レベルを算出し、
前記算出された適正職務レベルが表示されるための処理を行う
情報提供方法。
(付記18)
前記適正職務レベルに対して予め定められた基準以上の職務レベルを示す複数の前記求人情報と前記職務経歴情報との類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報である高レベル求人情報を抽出し、
前記職務経歴情報に示された前記ユーザの職務能力と前記高レベル求人情報に示された職務能力との差分に基づいて、前記高レベル求人情報に対して前記ユーザの不足している職務能力である不足職務能力を判定し、
前記不足職務能力が表示されるための処理を行う
付記17に記載の情報提供方法。
(付記19)
前記不足職務能力の習得の難易度に応じた順序で、前記不足職務能力が表示されるための処理を行う
付記18に記載の情報提供方法。
(付記20)
前記不足職務能力が前記高レベル求人情報に出現する頻度に応じた順序で、前記不足職務能力が表示されるための処理を行う
付記18に記載の情報提供方法。
(付記21)
前記不足職務能力それぞれを習得したと仮定した場合の前記ユーザの職務価値の上昇量に対応する効果量を算出し、
前記職務価値は、前記職務レベル及び前記類似度が予め定められた閾値以上となる前記求人情報の数の少なくとも一方に対応し、
前記効果量に応じた順序で前記不足職務能力が表示されるための処理を行う
付記18に記載の情報提供方法。
(付記22)
前記不足職務能力を習得するための方法を示す情報が表示されるための処理を行う
付記18~21のいずれか1項に記載の情報提供方法。
(付記23)
前記職務経歴情報と過去の複数のタイミングそれぞれにおける複数の求人情報それぞれとの類似度をさらに算出し、
前記過去の複数のタイミングそれぞれについて、前記求人情報との前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報をさらに抽出し、
前記過去の複数のタイミングそれぞれについて抽出された前記求人情報を用いて、前記過去の複数のタイミングそれぞれにおける適正職務レベルをさらに算出し、
現在の適正職務レベルと前記過去の複数のタイミングそれぞれにおける適正職務レベルとに基づいて、前記ユーザの将来の職務レベルを予測して、予測結果が表示されるための処理を行う
付記17に記載の情報提供方法。
(付記24)
前記ユーザの過去の職務経歴情報をさらに取得し、
前記過去の職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度をさらに算出し、
前記過去の職務経歴情報についての前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報をさらに抽出し、
前記過去の職務経歴情報について抽出された前記求人情報を用いて、前記ユーザの過去の適正職務レベルをさらに算出し、
前記ユーザの現在の適正職務レベルと過去の適正職務レベルとの差分に基づいて、前記ユーザの成長度を算出し、
前記成長度が表示されるための処理を行う
付記17に記載の情報提供方法。
(付記25)
ユーザの職務経歴を示す職務経歴情報を取得する機能と、
前記職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度を算出する機能と、
前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報を抽出する機能と、
抽出された前記求人情報を用いて、前記ユーザの適正職務レベルを算出する機能と、
前記算出された適正職務レベルが表示されるための処理を行う機能と
をコンピュータに実現させるプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2019年1月17日に出願された日本出願特願2019-006043を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 情報提供システム
10 情報提供装置
11 職務経歴取得部
12 類似度算出部
13 求人情報抽出部
14 適正職務レベル算出部
15 適正職務レベル表示部
20 ユーザ端末
100 情報提供装置
112 職務経歴取得部
114 類似度算出部
116 求人情報格納部
118 求人数算出部
120 求人数表示部
130 適正職務レベル評価部
132 求人情報抽出部
134 適正職務レベル算出部
136 適正職務レベル表示部
140 現在レベル能力評価部
142 能力判定部
144 能力評価表示部
146 習得難易度格納部
150 効果量算出部
230 高レベル求人処理部
232 高レベル求人抽出部
240 将来レベル能力評価部
242 能力判定部
244 能力評価表示部
246 習得難易度格納部
250 効果量算出部
300 予測処理部
302 マッチング処理部
304 過去求人情報格納部
306 予測モデル算出部
308 予測結果表示部
400 成長度評価部
402 マッチング処理部
404 過去職務経歴格納部
406 成長度算出部
408 成長度表示部

Claims (10)

  1. ユーザの職務経歴を示す職務経歴情報を取得する職務経歴取得手段と、
    前記職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度を算出する類似度算出手段と、
    前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報を抽出する第1の抽出手段と、
    抽出された前記求人情報に示された待遇のレベルの平均、上限、下限及び中央値の少なくとも1つを算出することによって、前記ユーザに適した待遇に対応する適正職務レベルを算出する適正職務レベル算出手段と、
    前記算出された適正職務レベルが表示されるための処理を行う適正職務レベル表示手段と
    前記適正職務レベルに対して予め定められた基準以上の職務レベルを示す複数の前記求人情報と前記職務経歴情報との類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報である高レベル求人情報を抽出する第2の抽出手段と、
    前記職務経歴情報に示された前記ユーザの職務能力と前記高レベル求人情報に示された職務能力との差分に基づいて、前記高レベル求人情報に対して前記ユーザの不足している職務能力である不足職務能力を判定する能力判定手段と、
    前記不足職務能力が表示されるための処理を行う能力評価表示手段と
    を有する情報提供装置。
  2. 前記能力評価表示手段は、前記不足職務能力の習得の難易度に応じた順序で、前記不足職務能力が表示されるための処理を行う
    請求項に記載の情報提供装置。
  3. 前記能力評価表示手段は、前記不足職務能力が前記高レベル求人情報に出現する頻度に応じた順序で、前記不足職務能力が表示されるための処理を行う
    請求項に記載の情報提供装置。
  4. 前記不足職務能力それぞれを習得したと仮定した場合の前記ユーザの職務価値の上昇量に対応する効果量を算出する効果量算出手段
    をさらに有し、
    前記職務価値は、前記職務レベル及び前記類似度が予め定められた閾値以上となる前記求人情報の数の少なくとも一方に対応し、
    前記能力評価表示手段は、前記効果量に応じた順序で前記不足職務能力が表示されるための処理を行う
    請求項に記載の情報提供装置。
  5. 前記能力評価表示手段は、前記不足職務能力と前記不足職務能力を習得するための方法とが対応付けられたテーブルを用いて、前記不足職務能力を習得するための方法を示す情報が表示されるための処理を行う
    請求項1~4のいずれか1項に記載の情報提供装置。
  6. ユーザの職務経歴を示す職務経歴情報を取得する職務経歴取得手段と、
    前記職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度を算出する類似度算出手段と、
    前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報を抽出する第1の抽出手段と、
    抽出された前記求人情報に示された待遇のレベルの平均、上限、下限及び中央値の少なくとも1つを算出することによって、前記ユーザに適した待遇に対応する適正職務レベルを算出する適正職務レベル算出手段と、
    前記算出された適正職務レベルが表示されるための処理を行う適正職務レベル表示手段と、
    前記ユーザの将来の適正職務レベルを予測するための処理を行う予測処理手段
    を有し、
    前記類似度算出手段は、前記職務経歴情報と過去の複数のタイミングそれぞれにおける複数の求人情報それぞれとの類似度をさらに算出し、
    前記第1の抽出手段は、前記過去の複数のタイミングそれぞれについて、前記求人情報との前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報をさらに抽出し、
    前記適正職務レベル算出手段は、前記過去の複数のタイミングそれぞれについて抽出された前記求人情報を用いて、前記過去の複数のタイミングそれぞれにおける適正職務レベルをさらに算出し、
    前記予測処理手段は、前記適正職務レベル算出手段によって算出された現在の適正職務レベルと前記過去の複数のタイミングそれぞれにおける適正職務レベルとに基づいて、時間とその時間における適正職務レベルとの関係を示す近似曲線を算出し、前記近似曲線を用いて前記ユーザの将来の職務レベルを予測して、予測結果が表示されるための処理を行う
    報提供装置。
  7. ユーザの職務経歴を示す職務経歴情報を受け付けるユーザ端末と、
    前記ユーザの職務に関する情報を提供する情報提供装置と
    を有し、
    前記情報提供装置は、
    前記ユーザ端末から前記職務経歴情報を取得する職務経歴取得手段と、
    前記職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度を算出する類似度算出手段と、
    前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報を抽出する第1の抽出手段と、
    抽出された前記求人情報に示された待遇のレベルの平均、上限、下限及び中央値の少なくとも1つを算出することによって、前記ユーザに適した待遇に対応する適正職務レベルを算出する適正職務レベル算出手段と、
    前記ユーザ端末に前記算出された適正職務レベルを表示させるための処理を行う適正職務レベル表示手段と
    前記適正職務レベルに対して予め定められた基準以上の職務レベルを示す複数の前記求人情報と前記職務経歴情報との類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報である高レベル求人情報を抽出する第2の抽出手段と、
    前記職務経歴情報に示された前記ユーザの職務能力と前記高レベル求人情報に示された職務能力との差分に基づいて、前記高レベル求人情報に対して前記ユーザの不足している職務能力である不足職務能力を判定する能力判定手段と、
    前記不足職務能力が表示されるための処理を行う能力評価表示手段と
    を有する
    情報提供システム。
  8. コンピュータによって実行される情報提供方法であって、前記コンピュータが、
    ユーザの職務経歴を示す職務経歴情報を取得し、
    前記職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度を算出し、
    前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報を抽出し、
    抽出された前記求人情報に示された待遇のレベルの平均、上限、下限及び中央値の少なくとも1つを算出することによって、前記ユーザに適した待遇に対応する適正職務レベルを算出し、
    前記算出された適正職務レベルが表示されるための処理を行い、
    前記適正職務レベルに対して予め定められた基準以上の職務レベルを示す複数の前記求人情報と前記職務経歴情報との類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報である高レベル求人情報を抽出し、
    前記職務経歴情報に示された前記ユーザの職務能力と前記高レベル求人情報に示された職務能力との差分に基づいて、前記高レベル求人情報に対して前記ユーザの不足している職務能力である不足職務能力を判定し、
    前記不足職務能力が表示されるための処理を行う
    情報提供方法。
  9. コンピュータによって実行される情報提供方法であって、前記コンピュータが、
    ユーザの職務経歴を示す職務経歴情報を取得し、
    前記職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度を算出し、
    前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報を抽出し、
    抽出された前記求人情報に示された待遇のレベルの平均、上限、下限及び中央値の少なくとも1つを算出することによって、前記ユーザに適した待遇に対応する適正職務レベルを算出し、
    前記算出された適正職務レベルが表示されるための処理を行い、
    前記職務経歴情報と過去の複数のタイミングそれぞれにおける複数の求人情報それぞれとの類似度をさらに算出し、
    前記過去の複数のタイミングそれぞれについて、前記求人情報との前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報をさらに抽出し、
    前記過去の複数のタイミングそれぞれについて抽出された前記求人情報を用いて、前記過去の複数のタイミングそれぞれにおける適正職務レベルをさらに算出し、
    前記算出された現在の適正職務レベルと前記過去の複数のタイミングそれぞれにおける適正職務レベルとに基づいて、時間とその時間における適正職務レベルとの関係を示す近似曲線を算出し、前記近似曲線を用いて前記ユーザの将来の職務レベルを予測して、予測結果が表示されるための処理を行う
    情報提供方法。
  10. ユーザの職務経歴を示す職務経歴情報を取得する機能と、
    前記職務経歴情報と複数の求人情報それぞれとの類似度を算出する機能と、
    前記類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報を抽出する機能と、
    抽出された前記求人情報に示された待遇のレベルの平均、上限、下限及び中央値の少なくとも1つを算出することによって、前記ユーザに適した待遇に対応する適正職務レベルを算出する機能と、
    前記算出された適正職務レベルが表示されるための処理を行う機能と
    前記適正職務レベルに対して予め定められた基準以上の職務レベルを示す複数の前記求人情報と前記職務経歴情報との類似度が予め定められた基準以上となる前記求人情報である高レベル求人情報を抽出する機能と、
    前記職務経歴情報に示された前記ユーザの職務能力と前記高レベル求人情報に示された職務能力との差分に基づいて、前記高レベル求人情報に対して前記ユーザの不足している職務能力である不足職務能力を判定する機能と、
    前記不足職務能力が表示されるための処理を行う機能と
    をコンピュータに実現させるプログラム。
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