JP2018045436A - 情報処理装置、方法、プログラムおよびシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数のページ記述言語が存在する環境において、それぞれのページ記述言語に対応してプリンタドライバを動作させる情報処理装置、方法、プログラムおよびシステムを提供すること。【解決手段】 ネットワークを介して接続された画像形成装置に、所定の印刷設定の印刷ジョブを実行させる情報処理装置であって、画像形成装置が処理可能なページ記述言語を示す情報を取得する双方向通信モジュール370と、取得した情報に基づいて、印刷設定を行う画面をページ記述言語名に対応した画面に切り替えるUIモジュール340とを含む。【選択図】 図3
Description
本発明は、情報処理装置、方法、プログラムおよびシステムに関する。
プリンタドライバが、ネットワークを介した双方向通信によって、プリンタの状態を取得し、プリンタドライバの設定処理を行う方法が知られている。
例えば、特開2004−318296号公報(特許文献1)では、プリンタドライバがプリンタと双方向通信を行うことで機器情報を取得し、取得した機器情報と、プリンタドライバに設定されている機器情報とが異なる場合に、取得した機器情報に基づいて、設定内容を変更する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1では、双方向通信によって取得する情報は機器情報であり、ページ記述言語(Page Description Language、以下、PDLとして参照する)の設定を取得には対応していない。また、双方向通信によってPDLの情報を取得する場合には、プリンタ側の当該PDLが起動している必要があることから、必ずしも適切にPDLの情報を取得できるものではない。
さらに、1つのプリンタドライバで複数のPDLに対応する場合には、ユーザが使用するPDLを指定して、PDLに応じたプリンタドライバの設定を切り替える必要があり、ユーザにとっての負担となっていた。
本発明は、上記従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、複数のPDLが存在する環境において、それぞれのPDLに対応してプリンタドライバを動作させる情報処理装置、方法、プログラムおよびシステムを提供することを目的とする。
すなわち、本発明によれば、ネットワークを介して接続された画像形成装置に、所定の印刷設定の印刷ジョブを実行させる情報処理装置であって、
前記画像形成装置が処理可能なページ記述言語を示す情報を取得する双方向通信手段と、
前記情報に基づいて、前記印刷設定を行う画面を、当該ページ記述言語に対応した画面に切り替える画面表示手段と
を含む情報処理装置が提供される。
前記画像形成装置が処理可能なページ記述言語を示す情報を取得する双方向通信手段と、
前記情報に基づいて、前記印刷設定を行う画面を、当該ページ記述言語に対応した画面に切り替える画面表示手段と
を含む情報処理装置が提供される。
上述したように、本発明によれば、複数のPDLが存在する環境において、それぞれのPDLに対応してプリンタドライバを動作させる情報処理装置、方法、プログラムおよびシステムが提供される。
以下、本発明を、実施形態をもって説明するが、本発明は後述する実施形態に限定されるものではない。なお、以下に参照する各図においては、共通する要素について同じ符号を用い、適宜その説明を省略するものとする。
図1は、本発明の実施形態におけるシステム全体のハードウェアの概略構成を示す図である。図1では、例として、情報処理装置110と、画像形成装置120とが、インターネットやLANなどのネットワークを介して接続された環境を例示している。なお、情報処理装置110や画像形成装置120の台数は、図1に示したものに限らず、システムに含まれる台数に制限はない。また、情報処理装置110や画像形成装置120から、ネットワークへ接続する方法は、有線または無線のどちらでもよい。
情報処理装置110は、例えば、パーソナルコンピュータのような装置であって、ユーザが操作することによって、画像形成装置120に印刷ジョブを送信するほか、画像形成装置120の印刷設定を行うことができる。画像形成装置120は、情報処理装置110から、ネットワークを経由して、印刷の要求を受けて、印刷設定に基づいて印刷ジョブなどの各種処理を実行する。
以上、本発明の実施形態におけるハードウェアの概略構成について説明したが、次に、詳細なハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態の情報処理装置110に含まれるハードウェア構成を示す図である。情報処理装置110は、CPU201と、RAM202と、ROM203と、HDD204と、インターフェース(I/F)205とを含んで構成され、各ハードウェアはバスを介して接続されている。
CPU201は、情報処理装置110の動作を制御するプログラムを実行する装置である。RAM202は、情報処理装置110が実行するプログラムの実行空間を提供するための揮発性の記憶装置であり、プログラムやデータの格納用、展開用として使用される。ROM203は、情報処理装置110が実行するプログラムやデータ等を記憶するための不揮発性の記憶装置である。
HDD204は、情報処理装置110を機能させるOS(Operating System)やアプリケーションソフト、各種データベースのテーブルなどを記憶する、読み書き可能な不揮発性の記憶装置である。I/F205は、バスラインと各種ハードウェアとを接続し、制御する。また、I/F205には、モニタ206、入力装置207、通信装置208が接続されている。
モニタ206は、ユーザに対して情報処理装置110の状態を表示する装置であり、例として、LCD(Liquid Crystal Display)などが挙げられる。入力装置207は、ユーザが情報処理装置110を操作するための装置であり、例として、キーボード、マウスなどが挙げられる。また、入力装置207は、モニタ206の機能と併せた、タッチパネルディスプレイであってもよい。通信装置208は、情報処理装置110をネットワークに接続するための装置であり、例えば、画像形成装置120へ印刷ジョブを送信する。
以上、本実施形態の情報処理装置110に含まれるハードウェア構成について説明した。次に、本実施形態における各ハードウェアによって実行される機能手段について、図3を以て説明する。図3は、本実施形態の情報処理装置110に含まれるモジュール構成を示すソフトウェアブロック図である。
情報処理装置110は、ソフトウェアとして、アプリケーション310やプリンタドライバ320がインストールされており、さらに、RAM202やHDD204などを含む記憶手段としての記憶部380と、USBハブやLANポートなどを含む通信手段としての通信部390とを含む。
アプリケーション310は、印刷対象となるデータを作成するソフトウェアであり、一例として、Microsoft Word(登録商標)のような、文書作成ソフトなどが挙げられる。
プリンタドライバ320は、画像形成装置120を動作させるためのソフトウェアであり、UI(User Interface)を表示して、印刷の設定を行う。また、プリンタドライバ320は、設定に基づいて、アプリケーション310が出力したデータを、印刷するためのデータに変換し、出力する。プリンタドライバ320は、描画処理モジュール330、UIモジュール340、双方向通信モジュール370の各モジュールを含む。以下に、各モジュールの機能について説明する。
描画処理モジュール330は、アプリケーション310が出力する印刷対象となるデータを、MFP(Multi-Function Peripheral)などの画像形成装置120が処理できる形式の描画データに変換し、出力するモジュールである。描画データは、画像形成装置120に含まれるPDLで処理可能なデータ形式で出力することができる。
UIモジュール340は、印刷設定を行うためのUIを制御するモジュールであり、UI表示モジュール350と、UI設定モジュール360とを含む。UI表示モジュール350は、UI設定モジュール360による制御や、記憶部380を参照することで、モニタ206上にUIを表示するモジュールである。UI設定モジュール360は、双方向通信によって取得したデータを管理するモジュールである。
また、UI設定モジュール360には、取得したデータからPDL名を取得するPDL名取得関数361、PDL名を識別するPDL識別関数362、画像形成装置120のエラーを確認するコマンドを生成するエラーコマンド生成関数363、画像形成装置120が出力したエラーコードを解析するエラー処理関数364、PDLの識別結果やエラー処理の結果をUIの設定条件として記憶部380に保存するUI条件保存関数365が含まれている。
双方向通信モジュール370は、双方向通信を行うモジュールであり、通信部390を介して、画像形成装置120から機器情報を取得することができる。また、双方向通信モジュール370は、取得した機器情報を、UI設定モジュール360に出力することができる。
記憶部380は、RAM202やHDD204などの物理的な記憶領域を含んで構成される、記憶手段である。記憶部380には、本実施形態の情報処理装置110を機能させるための各種プログラムや、OS(Operating System)、UI設定モジュール360が生成したUI設定条件などが保存される。
通信部390は、USBハブやLANポートなどのインターフェースを含む通信手段である。通信部390は、情報処理装置110と、画像形成装置120のような外部の機器とを接続し、通信することができ、双方向通信や、印刷ジョブの出力を行う。
また、画像形成装置120に含まれる印刷出力部400は、情報処理装置110が出力した印刷ジョブに含まれる描画データを、印刷物として出力する手段である。
なお、上述したソフトウェアブロックは、CPU201が本実施形態のプログラムを実行することにより、各ハードウェアを機能させることにより、実現される機能手段に相当する。また、各実施形態に示した機能手段は、全部がソフトウェア的に実現されても良いし、その一部または全部を同等の機能を提供するハードウェアとして実装することもできる。
以上、本実施形態で実行する機能手段について、ソフトウェアブロックを以て説明した。次に、本実施形態において実行する具体的な処理について、図4を以て説明する。図4は、本実施形態におけるプリンタドライバ320が実行する処理のフローチャートである。なお、以下の説明では、適宜図5を参照して説明する。図5は、本実施形態における情報処理装置110と画像形成装置120との間で通信されるデータの例を示す図である。
プリンタドライバ320をインストール後に、ユーザが、OSやアプリケーション310から、機器設定画面(例えば、プリンタのプロパティなど)を起動することで、プリンタドライバ320は処理を開始する(ステップS1000)。次に、ステップS1001で、双方向通信モジュール370は、通信部390を介して双方向通信を行い、ネットワーク接続されている画像形成装置120から機器情報を取得する。ここで、機器情報とは、画像形成装置120のモデル名などの情報である。なお、取得された機器情報は、UIモジュール340に出力される。
その後、ステップS1002で、UI設定モジュール360は、PDL名取得関数361を使用して、ステップS1001で取得した機器情報から画像形成装置120にインストールされているPDLリストを取得する。
ここで、ステップS1001〜1002の処理によって取得するPDLリストについて説明する。なお、以下に説明する本実施形態のプリンタドライバ320は、純正PostscriptとクローンのPostscriptに対応している。これらの2つのPDLは、対応する機能の一部が異なるのみで、記述形式はほぼ同一であるため、描画処理モジュール330が変換するデータ形式の切り替えが不要である。また、画像形成装置120には、標準状態ではPostscriptとして動作するクローンプログラムがインストールされていて、ユーザの操作に応じて、SDカードやプログラムなどのダウンロード機能によって、オプションの純正Postscriptを代替できるとする。
例えば、プリンタドライバ320が情報処理装置110にインストールされた直後であるなどの、UIが未起動で初期設定がされていない状態の場合、ステップS1001で「@PJL INFO CONFIG」を双方向通信コマンドとして送信すると、画像形成装置120は、機器情報をプリンタドライバ320に返答する。
機器情報を受領したプリンタドライバ320は、ステップS1002で、図5(a)または(b)のようなPDLリストを取得する。例えば、画像形成装置120に、純正Postscriptがインストールされている場合には、図5(a)に示す設定リストを取得し、クローンプログラムのPostscriptがインストールされている場合には、図5(b)に示す設定リストを取得する。
これら2つの設定リストは、トレイ数(IN TRAYS)およびメモリサイズ(MEMORY)は同じであるが、PDL(LANGUAGES)のPOSTSCRIPTの表記が、純正とクローンとで異なっている。したがって、プリンタドライバ320は、表示するUIの設定を、純正Postscript用またはクローンプログラム用に切り替えることができ、画像形成装置120にインストールされているPDLに対応したUIを提供することができる。
ステップS1002でPDLリストを取得した後、ステップS1003では、取得したPDL名に基づいて、PDL識別関数362が、プリンタドライバ320でサポートしているPDLの設定を識別できるかを判定する。PDLの設定を識別できる場合には(YES)、ステップS1004に進み、UI条件保存関数365を使用して、PDLの種類に応じたUIを表示する設定を作成する。作成されたUI設定は、記憶部380に保存される。
ステップS1003でPDLの設定を識別できない場合には(NO)、ステップS1012に進む。ステップS1012〜S1017では、PDLの設定を識別できない場合において、PDLのUI設定を作成する処理を行う。
まず、ステップS1012で、エラーコマンド生成関数363を使用して、確認用コマンドを作成し、ステップS1013で、確認用コマンドを画像形成装置120に送信する。送信する確認用コマンドは、印刷処理を伴わないPostscriptコマンドであり、例えば、図5(c)に示すようなsecureprintコマンドを送信する。secureprintコマンドは、ユーザIDとパスワードを設定するコマンドであり、showpageオペレータの前にstoppedオペレータを送ると、エラーを返す仕様になっている。したがって、図5(c)のコマンドを実行すると、secureprintオペレータに対するエラーが発生し、双方向通信によってエラーの内容を取得することができる。
ステップS1013で、図5(c)の確認用コマンドを送信することで、ステップS1014で、画像形成装置120が返すエラーコードを取得する。その後、ステップS1015では、エラー処理関数364を使用して、エラーの有無や、取得したエラーコードの解析を行う。
例えば、画像形成装置120にインストールされているPDLが純正Postscriptの場合には、図5(c)の確認用コマンドに対して、画像形成装置120は、印刷ジョブがなかったものとして、エラーメッセージを発行しない。一方で、画像形成装置120にインストールされているPDLがクローンプログラムの場合には、図5(c)の確認用コマンドに対して、画像形成装置120は、図5(d)に示すエラーメッセージを発行して返す。したがって、エラー処理関数364は、図5(d)のエラーメッセージを受領した場合には、画像形成装置120はPostscriptのクローンプログラムが動作していると解析し、エラーメッセージを受領しなかった場合には、画像形成装置120は純正Postscriptが動作していると解析する。
したがって、ステップS1015の解析の結果に基づいて、プリンタドライバ320は、画像形成装置120で動作しているPDLの情報を認識することができ、ステップS1016では、当該PDLに対応したUI設定を作成する。さらに、ステップS1017で、UI条件保存関数365を使用して、作成したUI設定を記憶部380に保存する。
エラー処理で動作しているPDLを識別することで、PDLとしてオリジナルプログラムとクローンプログラムを同一で扱っている場合にも、一つのプリンタドライバで設定や動作を切り替えることができる。また、印刷処理を伴わないコマンドを送信することで、プリンタドライバ320のインストール直後であっても、UI設定を行うことができる。
なお、上述した例では、エラー処理に基づいてUIを切り替える場合について説明したが、純正プログラムとクローンプログラムに仕様の差異があれば、上述した方法以外の方法でもPDLを識別することもできる。例えば、プログラムが使用できるRAMサイズが純正とクローンとで違いがあれば、双方向通信によってRAMサイズを取得し、この差異に基づいてPDLを識別することで、UIを切り替えてもよい。
ステップS1004またはステップS1017でUI設定を保存した後、ステップS1005では、UIを表示する設定を行う。なお、ステップS1005で行った設定は、記憶部380に保存される。また、ステップS1005での設定では、UI設定モジュール360が、保存したUI設定条件を機器設定画面に反映するが、このときの表示は、ステップS1004またはステップS1007で保存された、PDL固有の設定である。
その後、ステップS1006で、アプリケーション310からの印刷要求があるかを判定し、印刷要求があった場合には(YES)、ステップS1007に進む。印刷要求がない場合には(NO)、ステップS1006に戻り、印刷要求を待機する。
ステップS1007では、UI表示モジュール350は、記憶部380に保存した設定を反映したUI画面を表示し、ステップS1008で、印刷設定を行う。ステップS1008で行う印刷設定は、例えば、印刷枚数、用紙サイズ、カラー/モノクロ設定などである。印刷設定をした後、ユーザによる印刷を実行する操作を契機に、ステップS1009で、表示していたUIを閉じる。
その後、ステップS1010で、描画処理モジュール330は、アプリケーション310が出力したデータを、印刷設定に基づいて描画データに変換する。なお、本実施形態のプリンタドライバ320は、描画処理モジュール330が変換するデータ形式の切り替えが不要であるが、プリンタドライバ320が、印刷データの記述形式が異なる複数のPDLに対応する場合には、描画処理モジュール330は、PDLの種類に応じて、変換する描画データのデータ形式を切り替えることができる。
描画データは、ステップS1011で、画像形成装置120に送信され、ステップS1018で、プリンタドライバ320は処理を終了する。画像形成装置120は、送信された描画データに基づいて印刷ジョブを実行し、印刷物を出力することができる。
上述した処理によって、プリンタドライバ320は、画像形成装置120に含まれるPDLの情報を取得することができ、PDLごとの動作を設定することができる。
以上、本実施形態におけるプリンタドライバ320が実行する処理について説明したが、以下に、より具体的な実施例を、図6〜8を以て説明する。図6は、本実施形態におけるプリンタドライバ320の設定ファイルの例を示す図である。図6では、Printer Modelが「AAA」であるプリンタドライバ320の設定ファイルの記載例を示している。
Emulation Informationでは、本実施形態のプリンタドライバ320がサポートするエミュレーションのリストが定義されている。図6の例では、「Postscript Clone」(PDL1)と、「Postscript Genuine」(PDL2)の2つのPDLが記載されていて、それぞれクローンプログラムと純正Postscriptが使用できることを示している。
RAM Sizeでは、各PDLで使用できる画像形成装置120のRAMサイズが定義されている。図6の例では、クローンプログラムでは2048MBで、純正Postscriptでは1024MB使用できる。
EXT TABは、拡張タブの設定を定義していて、図6では「エミュレーション設定」タブ(EXT TAB1)と、「印刷設定」タブ(EXT TAB2)の2つのタブが追加されている。EXT TAB1では、エミュレーション設定タブで設定できる機能のリストを定義しており、「Emulation選択」で、「標準搭載」か「オプションカード選択」を選択できる。
また、EXT TAB2では、印刷設定タブで設定できる機能のリストを定義しており、図6では、解像度とトナーセーブを設定できることを定義している。図6の例では、解像度の設定は、クローンプログラムでも純正Postscriptでも同じリストを使用することができる。一方で、トナーセーブの設定は、クローンプログラムと純正Postscriptで設定が異なり、クローンプログラムでは、「自動」、「する」、「しない」から選択して設定できるが、純正Postscriptでは、トナーセーブ機能自体がグレーダウンする設定となっている。
図6のようにして定義されたプリンタドライバ320の設定ファイルに基づいて、図7および図8に示す機器設定画面を表示する。図7は、本実施形態における機器設定画面(エミュレーション設定)の例を示す図であり、図8は、本実施形態における機器設定画面(印刷設定)の例を示す図である。
まず、図7について説明する。機器設定画面には、各種設定項目がタブ形式で表示されていて、図7では、「エミュレーション設定」タブが選択されている。「エミュレーション設定」タブでは、画像形成装置120に含まれるどのエミュレーションプログラムを使用するかを選択するものであり、「Emulation選択」プルダウンリストから選択し、切り替える。図6の設定ファイルで定義した通り、プルダウンリストには、「標準搭載」のプログラムを使用するか、SDカードなどから画像形成装置120にインストールされる「オプションカード使用」のプログラムを使用するかが表示される。例えば、画像形成装置120にオプションカードが挿入され、オプションカード使用によるエミュレーションプログラムが有効になると、双方向通信によって使用されるプログラムが一意に選択され、当該プログラムに対応したUIが設定される。
図8(a)は、図7で「標準搭載」を選択し、クローンプログラムが有効になった場合の表示画面の例である。図6で説明した設定ファイルの定義によって、UI上では、解像度設定およびトナーセーブ機能が有効になっている。
また、図8(b)は、図7で「オプションカード使用」を選択し、純正Postscriptが有効になった場合の表示画面の例である。図6で説明した設定ファイルの定義によって、UI上では、解像度設定が有効になっているが、トナーセーブ機能はグレーダウンして表示され、無効となっている。
以上、説明した本発明の実施形態によれば、複数のPDLが存在する環境において、それぞれのPDLに対応してプリンタドライバを動作させる情報処理装置、方法、プログラムおよびシステムを提供することができる。
上述した本発明の実施形態の各機能は、C、C++、C#、Java(登録商標)等で記述された装置実行可能なプログラムにより実現でき、本実施形態のプログラムは、ハードディスク装置、CD−ROM、MO、DVD、フレキシブルディスク、EEPROM、EPROM等の装置可読な記録媒体に格納して頒布することができ、また他装置が可能な形式でネットワークを介して伝送することができる。
以上、本発明について実施形態をもって説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、当業者が推考しうる実施態様の範囲内において、本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
110…情報処理装置、120…画像形成装置、201…CPU、202…RAM、203…ROM、204…HDD、205…I/F、206…モニタ、207…入力装置、208…通信装置、310…アプリケーション、320…プリンタドライバ、330…描画処理モジュール、340…UIモジュール、350…UI表示モジュール、360…UI設定モジュール、361…PDL名取得関数、362…PDL識別関数、363…エラーコマンド生成関数、364…エラー処理関数、365…UI条件保存関数、370…双方向通信モジュール、380…記憶部、390…通信部、400…印刷出力部
Claims (9)
- ネットワークを介して接続された画像形成装置に、所定の印刷設定の印刷ジョブを実行させる情報処理装置であって、
前記画像形成装置が処理可能なページ記述言語を示す情報を取得する双方向通信手段と、
前記情報に基づいて、前記印刷設定を行う画面を、当該ページ記述言語に対応した画面に切り替える画面表示手段と
を含む情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、
前記印刷設定に基づいて描画データを生成する描画処理手段を含み、
前記描画データは、前記情報に示されたページ記述言語で処理可能な形式の描画データである、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記双方向通信手段が、前記画像形成装置が処理可能なページ記述言語を示す情報を取得できない場合に、
前記画像形成装置からのエラーメッセージを受信し、当該エラーメッセージに基づいて、前記ページ記述言語を示す情報を取得する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、
印刷処理を伴わないコマンドを送信することで、前記エラーメッセージを受信する、
請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、
前記画像形成装置が処理可能なページ記述言語のプログラムに依存するRAMサイズに基づいて、前記ページ記述言語を示す情報を取得する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。 - ネットワークを介して接続された画像形成装置に、所定の印刷設定の印刷ジョブを実行させる情報処理装置が実行する方法であって、
双方向通信によって、前記画像形成装置が処理可能なページ記述言語を示す情報を取得するステップと、
前記情報に基づいて、前記印刷設定を行う画面を、当該ページ記述言語に対応した画面に切り替えるステップと
を含む方法。 - 前記印刷設定に基づいて描画データを生成するステップを含み、
前記描画データは、前記情報に示されたページ記述言語に対応した描画データである、
請求項6に記載の方法。 - ネットワークを介して接続された画像形成装置に、所定の印刷設定の印刷ジョブを実行させる情報処理装置が実行するプログラムであって、
前記情報処理装置を、
前記画像形成装置が処理可能なページ記述言語を示す情報を取得する双方向通信手段、
前記情報に基づいて、前記印刷設定を行う画面を、当該ページ記述言語に対応した画面に切り替える画面表示手段
として機能させる、装置可読なプログラム。 - 所定の印刷設定の印刷ジョブを実行することで、印刷物を出力するシステムであって、
画像形成装置が処理可能なページ記述言語を示す情報を取得する双方向通信手段と、
前記情報に基づいて、前記印刷設定を行う画面を、当該ページ記述言語に対応した画面に切り替える画面表示手段と、
前記印刷設定に基づいて、前記情報に示されたページ記述言語で処理可能な形式の描画データを生成する描画処理手段と、
前記描画データに基づいて、印刷物を出力する出力手段と
を含むシステム。
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