JP2018045409A - Data transmitter/receiver, and data transmission/reception system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、データ送受信装置、データ送受信システムに関する。 The present invention relates to a data transmission / reception device and a data transmission / reception system.
1つのマスタデバイスと複数のスレーブデバイスとを接続し、1つのマスタデバイスが複数のスレーブデバイスを制御する制御方式が知られている。そして、マスタデバイスと各スレーブデバイスとの間でのデータの授受を、シリアル・ペリフェラル・インタフェース(Serial Peripheral Interface:SPI)やマイクロワイヤ(Microwire)など、クロック同期式のシリアル通信で行うことが知られている。 A control method is known in which one master device is connected to a plurality of slave devices, and one master device controls a plurality of slave devices. It is known that data transfer between the master device and each slave device is performed by clock synchronous serial communication such as Serial Peripheral Interface (SPI) or Microwire. ing.
特許文献1には、マスタデバイスが作成し、制御対象となるスレーブデバイスの選択に用いられるチップセレクト信号のアサートおよびネゲートのタイミングを、同期用のクロック信号との関係により変更することが記載されている。
また、特許文献2には、マスタデバイスが、スレーブデバイス毎に同期用のクロックの周波数を設定し、対象となるスレーブデバイスとの間では、対象となるスレーブデバイス用に設定された周波数のクロックでシリアル通信を行うことが記載されている。
Further, in
ここで、マスタデバイス側で、各々のスレーブデバイスに応じた通信用の設定を行う構成を採用した場合には、マスタデバイスに接続されるスレーブデバイスの数に応じた設定が必要となる。このような設定をソフトウェアで行う場合には、対象となるスレーブデバイスを切り替えるたびに設定を変更するための時間が必要となる分、マスタデバイスが実行する処理の効率が低下する。また、このような設定をハードウェアで行う場合には、マスタデバイスの構成が複雑化する。 Here, when a configuration in which a setting for communication according to each slave device is adopted on the master device side, a setting corresponding to the number of slave devices connected to the master device is required. When such setting is performed by software, the time required for changing the setting every time the target slave device is switched requires the efficiency of processing executed by the master device. Further, when such setting is performed by hardware, the configuration of the master device is complicated.
本発明は、同期クロック信号とシリアルデータとの時間的なずれを抑制することを目的とする。 An object of the present invention is to suppress a time lag between a synchronous clock signal and serial data.
請求項1記載の発明は、同期クロック信号と当該同期クロック信号に同期した入力シリアルデータとを受信する受信手段と、受信した前記同期クロック信号と前記入力シリアルデータとを用いて作成された出力シリアルデータを、当該同期クロック信号に同期させて送信する送信手段と、前記同期クロック信号に対し予め定められた前記出力シリアルデータの送信タイミングを前倒しする前倒し手段とを含むデータ送受信装置である。
請求項2記載の発明は、前記前倒し手段は、前記同期クロック信号の周期に応じて前記出力シリアルデータの送信タイミングの前倒し量を決定することを特徴とする請求項1記載のデータ送受信装置である。
請求項3記載の発明は、前記前倒し手段は、自装置内での前記同期クロック信号の遅延量に合わせて、前記出力シリアルデータの送信タイミングの前倒し量を決定することを特徴とする請求項1または2記載のデータ送受信装置である。
請求項4記載の発明は、前記出力シリアルデータの送信タイミングを前倒しするか否かを選択する選択手段をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のデータ送受信装置である。
請求項5記載の発明は、同期クロック信号と当該同期クロック信号に同期させた入力シリアルデータとを送信する第1の装置と、前記第1の装置から受信した前記同期クロック信号と前記入力シリアルデータとを用いて作成された出力シリアルデータを、当該同期クロック信号に同期させて当該第1の装置に返信する第2の装置とを備え、前記第2の装置は、前記同期クロック信号に対し予め定められた前記出力シリアルデータの送信タイミングを前倒しして、前記第1の装置に返信することを特徴とするデータ送受信システムである。
The invention according to
The invention according to
The invention according to
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided the data transmitting / receiving apparatus according to any one of the first to third aspects, further comprising selection means for selecting whether or not to advance the transmission timing of the output serial data. is there.
The invention according to
請求項1記載の発明によれば、同期クロック信号とシリアルデータとの時間的なずれを抑制することができる。
請求項2記載の発明によれば、より簡易に、同期クロック信号とシリアルデータとの時間的なずれを抑制することができる。
請求項3記載の発明によれば、同期クロック信号とシリアルデータとの時間的なずれを、より小さくすることができる。
請求項4記載の発明によれば、例えば同期クロック信号の周波数が低い場合に、同期クロック信号とシリアルデータとの時間的なずれを抑制することができる。
請求項5記載の発明によれば、同期クロック信号とシリアルデータとの時間的なずれを抑制するができる。
According to the first aspect of the present invention, the time lag between the synchronous clock signal and the serial data can be suppressed.
According to the second aspect of the present invention, it is possible to more easily suppress the time lag between the synchronous clock signal and the serial data.
According to the third aspect of the present invention, the time lag between the synchronous clock signal and the serial data can be further reduced.
According to the fourth aspect of the present invention, for example, when the frequency of the synchronous clock signal is low, a time lag between the synchronous clock signal and the serial data can be suppressed.
According to the fifth aspect of the present invention, the time lag between the synchronous clock signal and the serial data can be suppressed.
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[データ送受信システムの構成]
図1は、本実施の形態が適用されるデータ送受信システム1の構成を示す図である。
このデータ送受信システム1は、マスタ集積回路(以下では、「マスタIC」と表記)10と、それぞれがマスタIC10に接続される複数(ここでは2つ)のスレーブ集積回路(以下では、「スレーブIC」と表記)20とを備えている。本実施の形態のデータ送受信システム1は、例えば複写機等の画像形成装置の制御系で用いられる。この場合、マスタIC10が、画像形成装置の全体を制御するメインコントローラとして、各スレーブIC20が、メインコントローラ(マスタIC10)による制御の下、画像形成装置の一部(例えばモータ)を制御するサブコントローラとして、それぞれ機能する。
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings.
[Data transmission / reception system configuration]
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration of a data transmission /
The data transmission /
このデータ送受信システム1において、マスタIC10と、2つのスレーブIC20とは、シリアル・ペリフェラル・インタフェース(Serial Peripheral Interface:SPI)によって接続されている。SPIは、クロック同期式且つ全二重方式のシリアルバスの一種である。SPIでは、マスタIC10と各スレーブIC20とが、それぞれ4本の信号線を用いてデータの送受信を行う。
In this data transmission /
SPIで用いられる4つの信号のうちの1つ目は、マスタIC10が、通信対象となるスレーブIC20を選択するために用いられるチップセレクト信号CS♯(この例では♯:1、2)である。このチップセレクト信号CS♯は、マスタIC10が作成して各スレーブIC20に送る。なお、SPIでは、チップセレクト信号CS♯がアサートに設定されたスレーブIC20が通信対象となり、チップセレクト信号CS#がネゲートに設定されたスレーブIC20が非通信対象となる。
The first of the four signals used in the SPI is a chip select signal CS # (#: 1, 2 in this example) used by the master IC 10 to select the
SPIで用いられる4つの信号のうちの2つ目は、マスタIC10とスレーブIC20との同期を取るために用いられる、同期クロック信号SPI_SCLKである。この同期クロック信号SPI_SCLKは、マスタIC10が作成して各スレーブIC20に送る。なお、この例において、同期クロック信号SPI_SCLKの周波数(周期)は、常に一定となるように設定される。
The second of the four signals used in the SPI is a synchronization clock signal SPI_SCLK used for synchronizing the master IC 10 and the
SPIで用いられる4つの信号のうちの3つ目は、マスタIC10がスレーブIC20に各種要求を行うために用いられる、入力シリアルデータSPS_DIである。この入力シリアルデータSPS_DIは、マスタIC10が作成して各スレーブIC20に送る。なお、この入力シリアルデータSPS_DIには、上記要求として、スレーブIC20が実行するコマンド等が含まれる。
The third of the four signals used in the SPI is input serial data SPS_DI used for the master IC 10 to make various requests to the
SPIで用いられる4つの信号のうちの4つ目は、スレーブIC20がマスタIC10からの各種要求に対する応答を行うために用いられる、出力シリアルデータSPS_DOである。この出力シリアルデータSPS_DOは、各スレーブIC20が作成してマスタIC10に送る。なお、この出力シリアルデータSPS_DOには、上記応答として、マスタIC10から出力要求を受けたデータ等が含まれる。
The fourth of the four signals used in the SPI is output serial data SPS_DO used for the
そして、SPIでは、これら入力シリアルデータSPS_DIおよび出力シリアルデータSPS_DOの送受信が、同期クロック信号SPI_SCLKと同期するように行われる。また、SPIでは、これら入力シリアルデータSPS_DIおよび出力シリアルデータSPS_DOの送受信が常に並列(全二重)に行われ得る。 In the SPI, transmission / reception of the input serial data SPS_DI and output serial data SPS_DO is performed in synchronization with the synchronous clock signal SPI_SCLK. In the SPI, transmission / reception of the input serial data SPS_DI and output serial data SPS_DO can always be performed in parallel (full duplex).
なお、送受信システム1を構成するスレーブIC20が1つだけの場合、すなわち、1つのマスタIC10と1つのスレーブIC20とでデータ送受信システム1を構成する場合、チップセレクト信号CS#は不要となり、SPIに必要な信号線の数は3本となる。
When only one slave IC 20 is included in the transmission /
[スレーブICの構成]
図2(a)は、スレーブIC20の構成を示す図である。
スレーブIC20は、第1フリップフロップ21(以下では、「第1FF21」と表記)と、第2フリップフロップ22(以下では、「第2FF22」と表記)と、同期クロック解析部23と、周期検出部24と、出力基準信号作成部25と、マルチプレクサ26と、内部回路27と、シフトレジスタ28と、トライステートバッファ29とを備えている。
[Configuration of slave IC]
FIG. 2A is a diagram illustrating a configuration of the
The slave IC 20 includes a first flip-flop 21 (hereinafter referred to as “
第1FF21は、D型フリップフロップで構成されている。この第1FF21には、マスタIC10(図1参照)から供給される同期クロック信号SPI_SCLKが入力される。そして、第1FF21は、同期クロック信号SPI_SCLKをラッチし、予め決められた時間(この例では、後述するシステムクロック信号System_CLKの1周期分)だけ遅延させて出力する。
The
第2FF22も、D型フリップフロップで構成されている。この第2FF22には、第1FF21から供給される同期クロック信号SPI_SCLKが入力される。そして、第2FF22は、同期クロック信号SPI_SCLKをラッチし、予め決められた時間(この例では、後述するシステムクロック信号System_CLKの1周期分)だけ遅延させて出力する。
The
この例において、マスタIC10からスレーブIC20に供給される同期クロック信号SPI_SCLKは、第1FF21および第2FF22を通過することにより、システムクロック信号System_CLKの2周期分だけ遅延した状態で、同期クロック解析部23に向けて出力されることになる。
In this example, the synchronous clock signal SPI_SCLK supplied from the
同期クロック解析部23には、第2FF22から、同期クロック信号SPI_SCLKが入力される。また、同期クロック解析部23には、スレーブIC20に内蔵されるクロック発生部(図示せず)から、システムクロック信号System_CLKが入力される。そして、同期クロック解析部23は、同期クロック信号SPI_SCLKとシステムクロック信号System_CLKとを用いて、同期クロック信号SPI_SCLKにおける、パルスの立ち上がり(「L」→「H」)に対応する立ち上がり検知信号UP_DETECTと、パルスの立ち下がり(「H」→「L」)に対応する立ち下がり検知信号DW_DETECTとを作成し、出力する。
The synchronization clock signal SPI_SCLK is input from the
周期検出部24には、同期クロック解析部23から、立ち上がり検知信号UP_DETECTが入力される。また、周期検出部24には、システムクロック信号System_CLKが入力される。そして、周期検出部24は、立ち上がり検知信号UP_DETECTとシステムクロック信号System_CLKとを用いて、立ち上がり検知信号UP_DETECTの1周期におけるシステムクロック信号System_CLKの周期の数に対応する周期値信号FREQを作成し、出力する。
The rising edge detection signal UP_DETECT is input to the
出力基準信号作成部25には、同期クロック解析部23から、立ち下がり検知信号DW_DETECTが入力される。また、出力基準信号作成部25には、周期検出部24から、周期値信号FREQが入力される。さらに、出力基準信号作成部25には、システムクロック信号System_CLKが入力される。そして、出力基準信号作成部25は、立ち下がり検知信号DW_DETECTと周期値信号FREQとシステムクロック信号System_CLKとを用いて、出力シリアルデータSPS_DOの出力で使用する出力基準信号PRE_DETECTを作成し、出力する。
The output
マルチプレクサ26には、同期クロック解析部23から、立ち下がり検知信号DW_DETECTが入力される。また、マルチプレクサ26には、出力基準信号作成部25から、出力基準信号PRE_DETECTが入力される。さらに、マルチプレクサ26には、スレーブIC20に対し予め設定された動作モード(「通常モード」および「前倒しモード」:詳細は後述する)に対応したモード信号MODE_SENDが入力される。そして、マルチプレクサ26は、モード信号MODE_SENDが「通常モード(=0)」に設定されている場合は、立ち下がり検知信号DW_DETECTを選択して出力する。また、マルチプレクサ26は、モード信号MODE_SENDが「前倒しモード(=1)」に設定されている場合は、出力基準信号PRE_DETECTを選択して出力する。
The
内部回路27には、マスタIC10から供給される入力シリアルデータSPS_DIが入力される。そして、内部回路27は、入力シリアルデータSPS_DIに基づいて得られた、出力シリアルデータSPS_DOの元となる出力パラレルデータDATA_OUT[7:0]を出力する。ここで、本実施の形態では、出力シリアルデータSPS_DOが8ビットのデータであることから、出力パラレルデータDATA_OUT[7:0]も8ビットのデータとなっている。
Input serial data SPS_DI supplied from the
シフトレジスタ28には、マルチプレクサ26から、動作モードに応じて立ち下がり検知信号DW_DETECTまたは出力基準信号PRE_DETECTが入力される。また、シフトレジスタ28には、内部回路27から出力パラレルデータDATA_OUT[7:0]が入力される。そして、シフトレジスタ28は、8ビットの出力パラレルデータDATA_OUT[7:0]から、立ち下がり検知信号DW_DETECTまたは出力基準信号PRE_DETECTに同期してシリアル化させた8ビットの出力シリアルデータSPS_DOを作成し、出力する。
The
トライステートバッファ29は、出力レベルを「H」、「L」および「Hi−Z(ハイインピーダンス)」の3状態に切り替え可能なバッファである。トライステートバッファ29には、シフトレジスタ28から、出力シリアルデータSPS_DOが入力される。そして、トライステートバッファ29は、イネーブル信号ENBがオフ(0)になっているときに、シフトレジスタ28からの入力をそのまま出力シリアルデータSPS_DOとして出力する。また、トライステートバッファ29は、イネーブル信号ENBがオン(1)になっているときにHi−Zとなり、出力シリアルデータSPS_DOをHi−Zとする。
The
[出力シリアルデータ]
図2(b)は、スレーブIC20から出力される出力シリアルデータSPS_DOの構成を示す図である。
本実施の形態において、出力シリアルデータSPS_DOは、最上位ビット(Most Significant Bit:MSB)であるDATA7から、最下位ビット(Least Significant Bit:LSB)であるDATA0の順に、時間軸に沿って8個のデータが配列されている。そして、出力シリアルデータSPS_DOを構成するDATA7〜DATA0のそれぞれは、同期クロック信号SPI_SCLKの周期と同じ長さに設定される。
[Output serial data]
FIG. 2B is a diagram showing a configuration of output serial data SPS_DO output from the
In the present embodiment, eight pieces of output serial data SPS_DO are arranged along the time axis in the order from DATA7 which is the most significant bit (MSB) to DATA0 which is the least significant bit (LSB). Data is arranged. Each of DATA7 to DATA0 constituting output serial data SPS_DO is set to the same length as the cycle of synchronous clock signal SPI_SCLK.
ここで、本実施の形態では、マスタIC10が第1の装置の一例として、スレーブIC20が第2の装置およびデータ送受信装置の一例として、それぞれ機能している。また、本実施の形態では、第1FF21および内部回路27が受信手段の一例として、トライステートバッファ29が送信手段の一例として、それぞれ機能している。さらに、本実施の形態では、出力基準信号作成部25、マルチプレクサ26およびシフトレジスタ28が、前倒し手段の一例として機能している。
Here, in the present embodiment, the
[スレーブICによる読み出し処理]
では、本実施の形態のデータ送受信システム1の動作について、具体例を挙げて説明を行う。なお、ここでは、マスタIC10が、対象となるスレーブIC20に対してデータの読み出し要求を送信(出力)し、対象となるスレーブIC20が、読み出し要求に応じて読み出したデータをマスタIC10に返信(出力)する動作(読み出し処理)を、スレーブIC20側からみた場合を例として説明する。
[Read processing by slave IC]
Now, the operation of the data transmission /
[読み出し処理の説明]
図3は、スレーブIC20による読み出し処理を説明するためのフローチャートである。なお、初期状態において、すべてのチップセレクト信号CS#(ここではCS1およびCS2)は、ネゲートに設定されている。
[Description of read processing]
FIG. 3 is a flowchart for explaining the reading process by the
まず、1つのチップセレクト信号CS♯(例えば図1の右上に示すスレーブIC20の場合はチップセレクト信号CS1)がネゲートからアサートに変更される(ステップ10)と、対象となるスレーブIC20は、マスタIC10が出力する同期クロック信号SPI_SCLKの受信を開始する(ステップ20)。そして、対象となるスレーブIC20では、受信した同期クロック信号SPI_SCLKを、第1FF21および第2FF22を介して、同期クロック解析部23へと出力する。なお、このとき、対象となるスレーブIC20は、マスタIC10が出力する入力シリアルデータSPS_DIの受信も開始する。そして、スレーブIC20では、受信した入力シリアルデータSPS_DIを、内部回路27へと出力する。
First, when one chip select signal CS # (for example, the chip select signal CS1 in the case of the
次に、同期クロック解析部23は、入力されてくる、同期クロック信号SPI_SCLKとシステムクロック信号System_CLKとを用い、立ち上がり検知信号UP_DETECTと立ち下がり検知信号DW_DETECTとを作成する(ステップ30)。
Next, the synchronous
次いで、周期検出部24は、入力されてくる、立ち上がり検知信号UP_DETECTとシステムクロック信号System_CLKとを用い、周期値信号FREQを作成する(ステップ40)。
Next, the
続いて、出力基準信号作成部25は、入力されてくる、立ち下がり検知信号DW_DETECTと周期値信号FREQとシステムクロック信号System_CLKとを用い、出力基準信号PRE_DETECTを作成する(ステップ50)。
Subsequently, the output reference
そして、マルチプレクサ26において、モード信号MODE_SENDが「前倒しモード」に設定されているか否かが判断される(ステップ60)。
Then, in the
ステップ60において肯定の判断(YES)がなされた場合、すなわち、モード信号MODE_SENDが「前倒しモード」に設定されている場合、マルチプレクサ26は、出力基準信号PRE_DETECTを選択してシフトレジスタ28に出力する(ステップ70)。そして、シフトレジスタ28は、内部回路27から供給される出力パラレルデータDATA_OUT[7:0]を、マルチプレクサ26から供給される出力基準信号PRE_DETECTに同期させてシリアル化し、出力シリアルデータSPS_DOとして出力する(ステップ80)。
If an affirmative determination (YES) is made in step 60, that is, if the mode signal MODE_SEND is set to “advanced mode”, the
一方、ステップ60において否定の判断(NO)がなされた場合、すなわち、モード信号MODE_SENDが「通常モード」に設定されている場合、マルチプレクサ26は、立ち下がり検知信号DW_DETECTを選択してシフトレジスタ28に出力する(ステップ90)。そして、シフトレジスタ28は、内部回路27から供給される出力パラレルデータDATA_OUT[7:0]を、マルチプレクサ26から供給される立ち下がり検知信号DW_DETECTに同期させてシリアル化し、出力シリアルデータSPS_DOとして出力する(ステップ100)。
On the other hand, if a negative determination (NO) is made in step 60, that is, if the mode signal MODE_SEND is set to “normal mode”, the
では、データ送受信システム1における、スレーブIC20による読み出し処理について、タイミングチャートを用いて、さらに詳細な説明を行う。
Now, the read processing by the
図4は、スレーブIC20による読み出し処理を説明するためのタイミングチャートである。ここで、図4は、チップセレクト信号CS♯と、同期クロック信号SPI_SCLKと、入力シリアルデータSPS_DIと、出力シリアルデータSPS_DOとの関係を示している。なお、ここでは、SPIの「MODE0」を採用した場合を例とする。
FIG. 4 is a timing chart for explaining the reading process by the
初期状態において、スレーブIC20に供給されるチップセレクト信号CS♯(例えばCS1)はネゲート(この場合は「H」)に設定されており、スレーブIC20は、マスタIC10から同期クロック信号SPI_SCLKおよび入力シリアルデータSPS_DIを受信しないようになっている。また、初期状態において、スレーブIC20に設けられたトライステートバッファ29は、ハイインピーダンス(Hi−Z)状態に設定されており、出力シリアルデータSPS_DOもハイインピーダンス(Hi−Z)となっている。
In the initial state, the chip select signal CS # (for example, CS1) supplied to the
スレーブIC20において、ネゲート(H)されている自身のチップセレクト信号CS♯(例えばCS1)がアサート(L)されると、スレーブIC20は、同期クロック信号SPI_SCLKおよび入力シリアルデータSPS_DIの受信を開始する。
When the
チップセレクト信号CS#がアサートされている期間(以下では、『有効期間』と称する)のうち、同期クロック信号SPI_SCLKの最初の8周期(0〜7)は、データを読み出す「READ」コマンドを8ビットで指定する『コマンド期間』となる。なお、コマンドには、「READ」コマンド以外に、データを書き込む「WRITE」コマンド等が存在する。 During the period in which the chip select signal CS # is asserted (hereinafter referred to as “valid period”), the first eight cycles (0 to 7) of the synchronous clock signal SPI_SCLK have 8 “READ” commands for reading data. This is the “command period” specified in bits. In addition to the “READ” command, the command includes a “WRITE” command for writing data.
コマンド期間に入力される入力シリアルデータSPS_DIには、上記コマンドが含まれている。また、コマンド期間において、出力シリアルデータSPS_DOは、初期状態と同じハイインピーダンス(Hi−Z)に維持される。 The input serial data SPS_DI input during the command period includes the above command. In the command period, the output serial data SPS_DO is maintained at the same high impedance (Hi-Z) as in the initial state.
次に、上記有効期間のうち、コマンド期間に続く同期クロック信号SPI_SCLKの24周期(8〜31)は、読み出したいデータのアドレスを指定する『アドレス期間』となる。アドレス期間に入力される入力シリアルデータSPS_DIには、シリアル化されたマルチビット(この例では24ビット)のアドレスが含まれている。このとき、入力シリアルデータSPS_DIは、最上位ビット(ADRS23)から最下位ビット(ADRS0)の順に配列されている。また、アドレス期間において、出力シリアルデータSPS_DOは、コマンド期間と同じハイインピーダンス(Hi−Z)に維持される。 Next, of the effective period, 24 periods (8 to 31) of the synchronous clock signal SPI_SCLK following the command period is an “address period” for designating an address of data to be read. The input serial data SPS_DI input during the address period includes a serialized multi-bit address (24 bits in this example). At this time, the input serial data SPS_DI is arranged in the order of the most significant bit (ADRS23) to the least significant bit (ADRS0). In the address period, the output serial data SPS_DO is maintained at the same high impedance (Hi-Z) as that in the command period.
次いで、上記有効期間のうち、アドレス期間に続く同期クロック信号SPI_SCLKの8周期(32〜39)は、アドレス期間で指定されたアドレスに対応するデータを出力する『データ期間』となる。データ期間に出力される出力シリアルデータSPS_DOには、シリアル化された8ビットのデータが含まれている。このとき、出力シリアルデータSPS_DOは、図2(b)にも示したように、最上位ビット(DATA7)から最下位ビット(DATA0)の順に配列されている。 Next, 8 periods (32 to 39) of the synchronous clock signal SPI_SCLK following the address period in the effective period are “data periods” for outputting data corresponding to the address specified in the address period. The output serial data SPS_DO output in the data period includes serialized 8-bit data. At this time, the output serial data SPS_DO is arranged in the order of the most significant bit (DATA7) to the least significant bit (DATA0) as shown in FIG.
なお、データ期間に入る前(アドレス期間の終了時)までに、トライステートバッファ29のハイインピーダンス(Hi−Z)の設定は解除されている。
Note that the setting of the high impedance (Hi-Z) of the
本実施の形態では、動作モードが、「通常モード」に設定されている場合と「前倒しモード」に設定されている場合とで、データ期間内において、出力シリアルデータSPS_DOを構成する8ビットのシリアルデータであるDATA7〜DATA0を出力するタイミングを異ならせている。より具体的に説明すると、「通常モード」では、同期クロック信号SPI_SCLKの立ち下がりタイミングそのものに基づいて作成された立ち下がり検知信号DW_DETECTを基準として、出力シリアルデータSPS_DOの出力タイミングを設定している。これに対し、「前倒しモード」では、上記立ち下がり検知信号DW_DETECTのタイミングを、スレーブIC20内における同期クロック信号SPI_SCLKの遅延(この例ではシステムクロック信号System_CLKの2周期)分だけ前倒しするように補正した出力基準信号PRE_DETECTを基準として、出力シリアルデータSPS_DOの出力タイミングを設定している。 In the present embodiment, the 8-bit serial data that constitutes the output serial data SPS_DO within the data period, depending on whether the operation mode is set to “normal mode” or “advanced mode”. The timing for outputting data DATA7 to DATA0 is different. More specifically, in the “normal mode”, the output timing of the output serial data SPS_DO is set with reference to the falling detection signal DW_DETECT created based on the falling timing itself of the synchronous clock signal SPI_SCLK. On the other hand, in the “advance mode”, the timing of the fall detection signal DW_DETECT is corrected to be advanced by the delay of the synchronous clock signal SPI_SCLK in the slave IC 20 (in this example, two cycles of the system clock signal System_CLK). The output timing of the output serial data SPS_DO is set based on the output reference signal PRE_DETECT.
[読み出し処理における同期クロック解析部の動作]
図5は、読み出し処理における同期クロック解析部23の動作を説明するためのタイミングチャートである。図5に示す動作は、図3に示すステップ30に対応するものである。ここで、図5は、システムクロック信号System_CLKと、同期クロック信号SPI_SCLKと、クロックレベル信号CLK_LVL(詳細は後述する)と、立ち上がり検知信号UP_DETECTと、立ち下がり検知信号DW_DETECTとの関係を示している。
[Operation of synchronous clock analyzer in read processing]
FIG. 5 is a timing chart for explaining the operation of the
同期クロック解析部23には、スレーブIC20内に設けられたクロック発生部(図示せず)から供給されるシステムクロック信号System_CLKと、第1FF21および第2FF22を通過した同期クロック信号SPI_SCLKとが入力される。ここで、システムクロック信号System_CLKは、同期クロック信号SPI_SCLKの2倍以上となる周波数に設定されている。なお、この例では、同期クロック信号SPI_SCLKの周波数(周期)が50MHz(20ns)に、システムクロック信号System_CLKの周波数(周期)が200MHz(5ns)に、それぞれ設定されているものとする。ただし、スレーブIC20は、同期クロック信号SPI_SCLKの周波数(周期)に関する情報を有していない(未知である)ものとする。
The
同期クロック解析部23は、同期クロック信号SPI_SCLKに対し、システムクロック信号System_CLKを用いたオーバーサンプリングを行い、クロックレベル信号CLK_LVLを作成する。より具体的に説明すると、同期クロック解析部23は、システムクロック信号System_CLKが「L→H」に移行する立ち上がりタイミングで、同期クロック信号SPI_SCLKが「H」であればクロックレベル信号CLK_LVLを「H」に設定し、同期クロック信号SPI_SCLKが「L」であればクロックレベル信号CLK_LVLを「L」に設定する、という処理を繰り返し行う。
The synchronous
また、同期クロック解析部23は、自身が作成したクロックレベル信号CLK_LVLに基づき、さらに、立ち上がり検知信号UP_DETECTと立ち下がり検知信号DW_DETECTとを作成する。ここで、立ち上がり検知信号UP_DETECTおよび立ち下がり検知信号DW_DETECTは、初期状態および通常状態において、それぞれ「L」に設定される。そして、同期クロック解析部23は、クロックレベル信号CLK_LVLが「L→H」に移行する立ち上がりタイミングで、立ち上がり検知信号UP_DETECTを「L→H」に設定するとともに、予め決められた期間(ここではシステムクロック信号System_CLKの1周期分)だけ「H」に維持させる処理を行う。また、同期クロック解析部23は、クロックレベル信号CLK_LVLが「H→L」に移行する立ち下がりタイミングで、立ち下がり検知信号DW_DETECTを「L→H」に設定するとともに、予め決められた期間(ここではシステムクロック信号System_CLKの1周期分)だけ「H」に維持させる処理を行う。
Further, the synchronous
[読み出し処理における周期検出部の動作]
図6は、読み出し処理における周期検出部24の動作を説明するためのタイミングチャートである。図6に示す動作は、図3に示すステップ40に対応するものである。ここで、図6には、システムクロック信号System_CLKと、同期クロック信号SPI_SCLKと、立ち上がり検知信号UP_DETECTと、周期カウント信号FREQ_CNT(詳細は後述する)と、周期値信号FREQと、入力シリアルデータSPS_DIとの関係を示している。
[Operation of period detection unit in read processing]
FIG. 6 is a timing chart for explaining the operation of the
周期検出部24には、クロック発生部(図示せず)から供給されるシステムクロック信号System_CLKと、同期クロック解析部23から供給される立ち上がり検知信号UP_DETECTとが入力される。
The
周期検出部24は、立ち上がり検知信号UP_DETECTに対し、システムクロック信号System_CLKを用いて、まず、周期カウント信号FREQ_CNTを作成する。より具体的に説明すると、周期検出部24は、立ち上がり検知信号UP_DETECTが「L→H」に移行する立ち上がりタイミングから次の立ち上がりタイミングまでの期間(立ち上がり検知信号UP_DETECTの1周期)における、システムクロック信号System_CLKの周期の数をカウントする。また、周期検出部24は、立ち上がり検知信号UP_DETECTの1周期が終了すると、このカウントをリセットし、立ち上がり検知信号UP_DETECTの次の1周期における、システムクロック信号System_CLKの周期の数をカウントする、という処理を繰り返す。そして、周期検出部24は、立ち上がり検知信号UP_DETECTの1周期分のカウント数を、周期カウント信号FREQ_CNTとする。続いて、周期検出部24は、作成した周期カウント信号FREQ_CNTを用いて、周期値信号FREQを作成する。より具体的に説明すると、周期検出部24は、コマンド期間における同期クロック信号SPI_SCLKの8周期(0〜7)のうちの最初の4周期(0〜3)の周期カウント信号FREQ_CNTから、周期値信号FREQを決定する。
The
ここで、立ち上がり検知信号UP_DETECTの1周期は、図6からも明らかなように、同期クロック信号SPI_SCLKの1周期(20ns)と同じである。そして、図6に示す例では、同期クロック信号SPI_SCLKの1周期(20ns)が、システムクロック信号System_CLKの1周期(5ns)の4倍となっており、周期の数のカウント値は、4つの周期のそれぞれにおいて、「0、1、2、3」となっている。そこで、この例において、周期検出部24は、周期カウント信号FREQ_CNTのカウント値である「3」を、周期値信号FREQとして出力する。
Here, one cycle of the rising detection signal UP_DETECT is the same as one cycle (20 ns) of the synchronous clock signal SPI_SCLK, as is apparent from FIG. In the example shown in FIG. 6, one period (20 ns) of the synchronous clock signal SPI_SCLK is four times the one period (5 ns) of the system clock signal System_CLK, and the count value of the number of periods is four periods. In each case, “0, 1, 2, 3”. Therefore, in this example, the
そして、周期検出部24における周期カウント信号FREQ_CNTおよび周期値信号FREQの作成は、図6に示したように、入力シリアルデータSPS_DIとしてコマンド(図中には「Command_data7〜Command_data1」と表記)が入力されるコマンド期間(図4も参照)内において、コマンドの受信と平行して行われる。ただし、周期値信号FREQを作成するタイミングは、上記コマンド期間に限られるものではなく、図4に示すアドレス期間であってもよい。
Then, as shown in FIG. 6, a command (denoted as “Command_data7 to Command_data1”) is input as input serial data SPS_DI to create the cycle count signal FREQ_CNT and the cycle value signal FREQ in the
なお、本実施の形態の周期検出部24は、立ち上がり検知信号UP_DETECTから周期カウント信号FREQ_CNTおよび周期値信号FREQを作成しているが、立ち上がり検知信号UP_DETECTに代えて立ち下がり検知信号DW_DETECTを用いても、同じ結果が得られる。
Note that the
[読み出し処理における出力基準信号作成部およびシフトレジスタの動作]
図7は、読み出し処理における出力基準信号作成部25およびシフトレジスタ28の動作を説明するためのタイミングチャートである。図7に示す動作は、図3に示すステップ50〜ステップ100に対応するものである。ここで、図7には、システムクロック信号System_CLKと、同期クロック信号SPI_SCLK(1)と、同期クロック信号SPI_SCLK(2)と、立ち下がり検知信号DW_DETECTと、出力カウント信号PRE_CNT(詳細は後述する)と、出力基準信号PRE_DETECTと、出力シリアルデータSPS_DO(A)と、出力シリアルデータSPS_DO(B)との関係を示している。
[Operation of output reference signal generator and shift register in read processing]
FIG. 7 is a timing chart for explaining the operations of the output
なお、図7に示す同期クロック信号SPI_SCLK(1)は、マスタIC10から第1FF21(図1参照)に入力される同期クロック信号SPI_SCLKを意味している。一方、図7に示す同期クロック信号SPI_SCLK(2)は、第1FF21および第2FF22を介して同期クロック解析部23(図1参照)に入力される、システムクロック信号System_CLKの2周期分だけ遅延した同期クロック信号SPI_SCLKを意味している。ここで、本実施の形態では、同期クロック解析部23において作成される立ち上がり検知信号UP_DETECTおよび立ち下がり検知信号DW_DETECTが、同期クロック信号SPI_SCLK(1)ではなく、同期クロック信号SPI_SCLK(2)から作成されていることになる。
Note that the synchronous clock signal SPI_SCLK (1) shown in FIG. 7 means the synchronous clock signal SPI_SCLK input from the
また、図7に示す出力シリアルデータSPS_DO(A)は、モード信号MODE_SENDが『前倒しモード』に設定されている場合(図3に示すステップ60で「YES」)における出力シリアルデータSPS_DOを意味している。一方、図7に示す出力シリアルデータSPS_DO(B)は、モード信号MODE_SENDが『通常モード』に設定されている場合(図3に示すステップ60で「NO」)における出力シリアルデータSPS_DOを意味している。ここで、『前倒しモード』では、出力基準信号PRE_DETECTに同期させて出力シリアルデータSPS_DO(A)の出力を行う。一方、『通常モード』では、立ち下がり検知信号DW_DETECTに同期させて出力シリアルデータSPS_DO(B)の出力を行う。 Further, the output serial data SPS_DO (A) shown in FIG. 7 means the output serial data SPS_DO when the mode signal MODE_SEND is set to “advanced mode” (“YES” in step 60 shown in FIG. 3). Yes. On the other hand, the output serial data SPS_DO (B) shown in FIG. 7 means the output serial data SPS_DO when the mode signal MODE_SEND is set to “normal mode” (“NO” in step 60 shown in FIG. 3). Yes. Here, in the “advance mode”, output serial data SPS_DO (A) is output in synchronization with the output reference signal PRE_DETECT. On the other hand, in the “normal mode”, output serial data SPS_DO (B) is output in synchronization with the fall detection signal DW_DETECT.
出力基準信号作成部25には、クロック発生部(図示せず)から供給されるシステムクロック信号System_CLKと、同期クロック解析部23から供給される立ち下がり検知信号DW_DETECTと、周期検出部24から供給される周期値信号FREQとが入力される。
The output reference
出力基準信号作成部25は、立ち下がり検知信号DW_DETECTに対し、システムクロック信号System_CLKを用いて、まず、出力カウント信号PRE_CNTを作成する。より具体的に説明すると、出力基準信号作成部25は、立ち下がり検知信号DW_DETECTが「L→H」に移行する立ち上がりタイミングから次の立ち上がりタイミングまでの期間(立ち下がり検知信号DW_DETECTの1周期)における、システムクロック信号System_CLKの周期の数をカウントする。また、出力基準信号作成部25は、立ち下がり検知信号DW_DETECTの1周期が終了すると、このカウントをリセットし、立ち下がり検知信号DW_DETECTの次の1周期における、システムクロック信号System_CLKの周期の数をカウントする、という処理を繰り返す。そして、出力基準信号作成部25は、立ち下がり検知信号DW_DETECTの1周期分のカウント数を、周期カウント信号FREQ_CNTとする。
The output
また、出力基準信号作成部25は、周期値信号FREQ(この例では、「3」)と、このスレーブIC20における同期クロック信号SPI_SCLKの遅延時間(この例では、システムクロック信号System_CLKの「2」周期分)とを用い、立ち下がり検知信号DW_DETECTの前倒し量に相当する、同期クロック信号SPI_SCLKの周期の数(前倒し周期数)を求める。この例では、前倒し周期数=周期値信号FREQ−同期クロック信号SPI_SCLKの遅延時間、すなわち、3−2=1となる。
Further, the output reference
そして、出力基準信号作成部25は、立ち下がり検知信号DW_DETECTに対し、上述した前倒し周期数だけタイミングを前倒しした出力基準信号PRE_DETECTを作成する。より具体的に説明すると、出力基準信号作成部25は、周期カウント信号FREQ_CNTのカウント値が、上記前倒し周期数(=1)となった後のタイミングで、出力基準信号PRE_DETECTを「L→H」に設定するとともに、予め決められた期間(ここではシステムクロック信号System_CLKの1周期分)だけ「H」に維持させる処理を行う。そして、この例において、出力基準信号作成部25は、同期クロック信号SPI_SCLKのうち、データ期間における最初の周期(この例では32周期目)の1つ前となる、アドレス期間における最後の周期(この例では31周期目)を基準として、出力基準信号PRE_DETECTを作成する。この例における出力基準信号PRE_DETECTは、立ち下がり検知信号DW_DETECTと比べて、同期クロック信号SPI_SCLKの2周期分だけ、前倒しされた状態となる。
Then, the output reference
シフトレジスタ28には、マルチプレクサ26から供給される立ち下がり検知信号DW_DETECT(通常モードの場合)または出力基準信号PRE_DETECT(前倒しモードの場合)と、内部回路27から供給される出力パラレルデータDATA_OUT[7:0]とが入力される。
The
前倒しモードの場合、シフトレジスタ28は、出力パラレルデータDATA_OUT[7:0]をシリアル化したDATA7〜DATA0(出力シリアルデータSPS_DO)を、出力基準信号PRE_DETECTが「L→H」に移行する立ち上がりタイミングで順次出力する。
In the advance mode, the
一方、通常モードの場合、シフトレジスタ28は、出力パラレルデータDATA_OUT[7:0]をシリアル化したDATA7〜DATA0(出力シリアルデータSPS_DO)を、立ち下がり検知信号DW_DETECTが「L→H」に移行する立ち上がりタイミングで順次出力する。
On the other hand, in the normal mode, the
図7に示す例では、マスタIC10が出力する同期クロック信号SPI_SCLK(1)と、スレーブIC20の内部で使用される同期クロック信号SPI_SCLK(2)とに、遅延に起因するずれが生じている。そして、図7に示す例では、『通常モード』の場合に、同期クロック信号SPI_SCLK(1)に対して出力シリアルデータSPS_DO(B)が遅れて出力されることにより、マスタIC10が、DATA7〜DATA0の内容を、誤って把握するおそれがある。これに対し、図7に示す例では、『前倒しモード』の場合に、同期クロック信号SPI_SCLK(1)に対して出力シリアルデータSPS_DO(A)が遅れを取り戻した状態で(前倒しされた状態)で出力されることにより、マスタIC10が、DATA7〜DATA0の内容を、正しく把握することが可能となる。
In the example illustrated in FIG. 7, there is a shift due to delay between the synchronous clock signal SPI_SCLK (1) output from the
[その他]
なお、本実施の形態では、同期クロック信号SPI_SCLKの周波数が、SPIとしては比較的高めであるために、同期クロック信号SPI_SCLKの遅延が問題となっていた。ただし、同期クロック信号SPI_SCLKの周波数が低めである場合には、周期が長くなる分、マスタIC10が、DATA7〜DATA0の内容を、誤って把握するおそれが減る。したがって、このような場合には、スレーブIC20を、『前倒しモード』ではなく、『通常モード』に設定するとよい。これ以外に、例えば内部での同期クロック信号SPI_SCLKの遅延が少ない場合にも、スレーブIC20を、『前倒しモード』ではなく、『通常モード』に設定するとよい。
[Others]
In this embodiment, since the frequency of the synchronous clock signal SPI_SCLK is relatively high as the SPI, the delay of the synchronous clock signal SPI_SCLK has been a problem. However, when the frequency of the synchronous clock signal SPI_SCLK is lower, the
また、ここでは、スレーブIC20内で、同期クロック信号SPI_SCLKがシステムクロック信号System_CLKの2周期分だけ遅延する場合を例として説明を行ったが、同期クロック信号SPI_SCLKの遅延は、マスタIC10とスレーブIC20とを接続する外部配線、スレーブIC20内に設けられた内部配線および各種回路等でも生じる。このため、同期クロック信号SPI_SCLKの遅延量は、システムクロック信号System_CLKの2周期分には限られないし、同期クロック信号SPI_SCLKの1周期以内にも限られない。
Here, the case where the synchronous clock signal SPI_SCLK is delayed by two periods of the system clock signal System_CLK in the
さらに、ここでは、1つのスレーブIC20に着目して説明を行ったが、図1に示したように、データ送受信システム1が複数のスレーブIC20を有する場合には、各スレーブIC20で同期クロック信号SPI_SCLKの遅延量が異なっていることが多い。このため、各スレーブIC20において、自身の同期クロック信号SPI_SCLKの遅延量に応じた前倒し量を設定するとよい。また、各スレーブIC20の特性によっては、データ送受信システム1において、あるスレーブIC20には『前倒しモード』を設定し、別のスレーブIC20には『通常モード』を設定する、という事態も生じ得る。
Furthermore, although the description has been given here focusing on one
ここで、SPIにおいて、同期クロック信号SPI_SCLKの遅延が問題となるのは、上述した「READ」コマンドなど、有効期間内において、マスタIC10からスレーブIC20が入力シリアルデータSPS_DIを受信した後、スレーブIC20からマスタIC10に出力シリアルデータSPS_DOを送信(返信)する必要がある場合である。したがって、例えば「WRITE」コマンドなど、有効期間内において、マスタIC10からスレーブIC20が入力シリアルデータSPS_DIを受信した後、スレーブIC20からマスタIC10に出力シリアルデータSPS_DOを送信(返信)する必要がない場合には、立ち下がり検知信号DW_DETECTを用いればよく、出力基準信号PRE_DETECTは不要である。
Here, in the SPI, the delay of the synchronous clock signal SPI_SCLK becomes a problem because after the
なお、本実施の形態では、データ送受信システム1を、画像形成装置の制御系に適用した場合を例として説明を行ったが、これに限られるものではない。このデータ送受信システム1を、例えばマスタIC10をCPU(Central Processing Unit)で構成し、スレーブIC20をEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)で構成したコンピュータ装置に適用してもよい。
In this embodiment, the case where the data transmission /
また、本実施の形態では、マスタIC10とスレーブIC20とを接続するシリアルバスとして、SPIを使用する場合を例として説明を行ったが、これに限られるものではない。すなわち、シリアルデータと同期クロックとを異なる信号線で送受信するものであればよく、例えばMicrowireインタフェースを採用したデータ送受信システム1に適用してもかまわない。
In the present embodiment, the case where the SPI is used as the serial bus for connecting the
1…データ送受信システム、10…マスタIC、20…スレーブIC、21…第1フリップフロップ、22…第2フリップフロップ、23…同期クロック解析部、24…周期検出部、25…出力基準信号作成部、26…マルチプレクサ、27…内部回路、28…シフトレジスタ、29…トライステートバッファ
DESCRIPTION OF
Claims (5)
受信した前記同期クロック信号と前記入力シリアルデータとを用いて作成された出力シリアルデータを、当該同期クロック信号に同期させて送信する送信手段と、
前記同期クロック信号に対し予め定められた前記出力シリアルデータの送信タイミングを前倒しする前倒し手段と
を含むデータ送受信装置。 Receiving means for receiving a synchronous clock signal and input serial data synchronized with the synchronous clock signal;
Transmitting means for transmitting the output serial data created using the received synchronous clock signal and the input serial data in synchronization with the synchronous clock signal;
A data transmission / reception apparatus comprising: a forward moving means for moving forward the transmission timing of the output serial data predetermined with respect to the synchronous clock signal.
前記第1の装置から受信した前記同期クロック信号と前記入力シリアルデータとを用いて作成された出力シリアルデータを、当該同期クロック信号に同期させて当該第1の装置に返信する第2の装置と
を備え、
前記第2の装置は、前記同期クロック信号に対し予め定められた前記出力シリアルデータの送信タイミングを前倒しして、前記第1の装置に返信すること
を特徴とするデータ送受信システム。 A first device for transmitting a synchronous clock signal and input serial data synchronized with the synchronous clock signal;
A second device for returning output serial data generated using the synchronous clock signal received from the first device and the input serial data to the first device in synchronization with the synchronous clock signal; With
The data transmission / reception system, wherein the second device forwards the transmission timing of the output serial data determined in advance with respect to the synchronous clock signal, and sends it back to the first device.
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