JP2018043311A - ローラ交換支援装置 - Google Patents

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隆一 矢嶋
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Abstract

【課題】ローダの走行ローラを現場において短時間で交換可能であり、しかも容易にかつ確実に交換することができるローラ交換支援装置を提供する。【解決手段】ローダの互いに対向する1対のフレーム間にローラ軸に軸支されて装着された走行ローラの軸抜き及び/又は軸嵌めに使用されるローラ交換支援装置が提供される。このローラ交換支援装置は、ローラ軸の一端に先端が当接すると共にローラ軸を1対のフレームの軸受け穴に沿って押圧するための棒部材を有し、棒部材をローラ軸に沿って移動可能な押圧機構と、押圧機構に固着されていると共に1対のフレームに装着可能な本体部材と、ローラ軸と平行な回動軸の回りを回動可能にこの回動軸に軸支されており、走行ローラを上方から当接及び把持可能なローラ保持部材と、本体部材に固着されており、ローラ保持部材との間で走行ローラを挟み込むように走行ローラに下方から当接する位置決め部材とを備えている。位置決め部材は、棒部材と走行ローラのローラ軸とを同軸上に位置させるように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ローラを交換する際の軸抜き及び軸嵌めを支援する装置に係り、特に、トラック等貨物専用車両の荷台や倉庫等の床面に置かれた荷物、例えばパレットに積載された荷物を移動するためのローダの走行ローラを交換する際に使用するローラ交換支援装置に関する。
貨物専用車両や倉庫などの荷台床に配置してある互いに平行な対となるローダ用溝に差し入れ、荷受部(積載部)の昇降動作を通じて荷台床上の荷物を所定位置まで移動して格納する積み込みのため、及び格納位置から荷物を移動し外部に運び出す積み出しのために用いるローダは公知である(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたローダは、ローダ本体と作動装置とを具備しており、ローダ本体は、下側に位置している台車と、上側に位置しているローダベースとを備えている。台車は、1対のローラフレームの両端側にそれぞれ走行ローラが装着され、これら2つの走行ローラの間に昇降ローラ及びそれを固定するフレームが配置されるユニットを複数連結して構成されている。走行ローラのシャフト(軸)はローラフレームの軸受穴に圧入して装着されている。
この種のローダにおける走行ローラは、荷物の多大な荷重を受けて走行するため、長期間使用すると、摩耗等が生じて回転不能等の故障が発生し易く、交換することが必要となる。しかしながら、ローダ専用のローラ交換支援装置は存在しないため、交換するにあたっては、走行ローラの回転軸をハンマーで叩いて取り出す方法が取られている。
ローラ交換支援装置として、ベルトコンベアローラの軸受取替装置が公知である(特許文献2参照)。この軸受取替装置は、作業ベッドの基端部にシリンダ取付け台を固定し、このシリンダ取付け台に油圧シリンダの高さ調節手段を設け、油圧シリンダの押圧盤にプッシュロッドを支持し、また、作業ベッドの前方部には圧受け台を取り付け、この圧受け台とシリンダ取付け台との間に、前後に間隔を隔ててローラ受け台を取り付け、このローラ受け台にセットしたベルトコンベアローラのシャフトに、上述したプッシュロッドを突き合わせ、このプッシュロッドを押し出し作動することにより、シャフトとこのシャフトの先端部に圧入した軸受を押し出すように構成されている。
欧州特許出願公開第2581263号明細書 特開平9−86636号公報
特許文献1に記載のローダにおいて走行ローラを交換する場合は、前述したように、ローラのシャフトをハンマーで叩いて軸抜きする必要があるが、この方法は手間及び時間がかかる上に、時として、シャフトや軸受穴等を損傷させる場合があった。また、ローラフレームに新品のローラ及びシャフトを装着する場合、ローラ及びシャフトと軸受穴との軸中心を合わせることが困難であり、さらに、シャフトの圧入作業も困難であった。
また、特許文献2に記載の軸受取替装置は、ベルトコンベアからシャフト付きのローラを外してこの装置に装着することにより軸抜き及び軸嵌めを行うように構成されており、現場でベルトコンベアに対してローラの軸抜き及び軸嵌めを行うことは不可能であると共に、前述したローダの走行ローラの交換に適用することも不可能である。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ローダの走行ローラを現場において短時間で交換可能であり、しかも容易にかつ確実に交換することができるローラ交換支援装置を提供することにある。
本発明によれば、ローダの互いに対向する1対のフレーム間にローラ軸に軸支されて装着された走行ローラの軸抜き及び/又は軸嵌めに使用されるローラ交換支援装置が提供される。このローラ交換支援装置は、ローラ軸の一端に先端が当接すると共にローラ軸を1対のフレームの軸受け穴に沿って押圧するための棒部材を有し、棒部材をローラ軸に沿って移動可能な押圧機構と、押圧機構に固着されていると共に1対のフレームに装着可能な本体部材と、ローラ軸と平行な回動軸の回りを回動可能にこの回動軸に軸支されており、走行ローラを上方から当接及び把持可能なローラ保持部材と、本体部材に固着されており、ローラ保持部材との間で走行ローラを挟み込むように走行ローラに下方から当接する位置決め部材とを備えている。位置決め部材は、棒部材と走行ローラのローラ軸とを同軸上に位置させるように構成されている。
走行ローラを交換する際に、位置決め部材とローラ保持部材との間に走行ローラを挟み込み、棒部材とローラ軸とを確実に同軸上に位置させ、この棒部材によってローラ軸を1対のフレームの軸受け穴に沿って押圧する。これにより、ローダの走行ローラを現場において短時間で交換可能となり、しかも容易にかつ確実に交換することができる。
ローラ保持部材は、走行ローラを挾持するための1対の板バネを備え、1対の板バネの各々は、走行ローラの外周面の一部に当接する円弧部を有することが好ましい。これにより、ローラ軸を抜けた走行ローラをローラ保持部材により挾持しながらこのローラ保持部材を回動することで、1対のフレーム間から取り出すことができる。また、新たな走行ローラをローラ保持部材で挾持しながら回動させることで、フレーム間の規定位置にセットすることができる。
ローラ保持部材は、1対の板バネの弾性力を調整する調整機構をさらに備えていることが好ましい。
押圧機構は本体部材に固着されていると共に雌ネジ部を有する支持部材をさらに備えており、棒部材は雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を同軸に有しており回動することによりローラ軸に沿って移動するように構成されていることが好ましい。
押圧機構は本体部材に固着されている支持部材と、この支持部材に同軸に装着されており棒部材をローラ軸に沿って移動するように構成されている油圧シリンダとを備えていることが好ましい。
支持部材は、新たな走行ローラのローラ軸を1対のフレームの軸受け穴と同軸上に位置するように装填可能な装填部を備えていることが好ましい。
本発明によれば、走行ローラを交換する際に、位置決め部材とローラ保持部材との間に走行ローラを挟み込み、棒部材とローラ軸とを確実に同軸上に位置させ、この棒部材によってローラ軸を1対のフレームの軸受け穴に沿って押圧する。これにより、ローダの走行ローラを現場において短時間で交換可能となり、しかも容易にかつ確実に交換することができる。
また、ローラ交換支援装置において、ローラ保持部材は、走行ローラを挾持するための1対の板バネを備え、1対の板バネの各々は、走行ローラの外周面の一部に当接する円弧部を有することにより、ローラ軸を抜けた走行ローラをローラ保持部材により挾持しながらこのローラ保持部材を回動することで、1対のフレーム間から取り出すことができる。また、新たな走行ローラをローラ保持部材に挾持しながら回動させることで、フレーム間の規定位置にセットすることができる。
本発明の第1の実施形態のローラ交換支援装置の外観構成を概略的に示す斜視図である。 図1のローラ交換支援装置の構成を概略的に示す分解斜視図である。 図1のローラ交換支援装置のローラ保持部材の構成を示す側面図である。 図1のローラ交換支援装置の装填部の構成を示す断面図である。 図1のローラ交換支援装置の位置決め部材をローダ本体の台車に設置する際の状態を示す斜視図である。 図1のローラ交換支援装置のローラ保持状態及びローラ取り出し状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態のローラ交換支援装置の外観構成を概略的に示す斜視図である。
以下、本発明に係るローラ交換支援装置の実施形態を、図を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施形態のローラ交換支援装置100の外観構成を概略的に示しており、図2はこのローラ交換支援装置100の概略構成を分解状態で示しており、図3はこのローラ交換支援装置100のローラ保持部材20の構成を示しており、図4はこのローラ交換支援装置100の装填部34の構成をB−B線断面で示しており、図5はローラ交換支援装置100の位置決め部材14をパレットローダ本体の台車Dに下方から挿入する状態を示しており、図6はローラ交換支援装置のローラ保持状態及びローラ取出し状態を示している。特に、図6(a)は走行ローラRの軸抜き及び軸嵌め時のローラ保持状態を示しており、図6(b)はローラ取出し(又は新たなローラをセットする)状態を示している。
これらの図に示すように、本実施形態のローラ交換支援装置100は、本体部材10と、位置決め部材14と、ローラ保持部材20と、支持部材30を有する押圧機構40とを備えている。このローラ交換支援装置100は、パレットローダ本体の台車Dにおいて、互いに対向する1対のフレームF間にローラ軸Sに軸支されて装着された走行ローラRを交換するために、その軸抜き及び軸嵌めに使用される。
本体部材10は、押圧機構40にボルト等で固着されており、パレットローダ本体の台車Dの1対のフレームF上に跨るように装着される鞍状の部材である。即ち、この本体部材10は、フレームFに跨って載置された際にそのフレーム上端外側から下方に伸長するL字状の端縁部11と、両側の端縁部11間を連結し、中央に開口12を有する本実施形態では平坦な基部13とを備えている。
本体部材10には、下方から走行ローラRの外周面の一部(走行ローラRの下部)に当接し、棒部材41とローラ軸Sとを同軸上に位置させる位置決め部材14がボルト等で固着されている。この位置決め部材14は、走行ローラRに下方から当接しこの走行ローラRに対応する曲面を有する凹状の円弧面14aと、台車Dの昇降ローラr用のフレームF1の連結部材Lを逃げるための凹状の逃げ部14bとを備えており、円弧面14aは本体部材10の開口12の下方に位置すると共にこの開口12に対向するように構成されている。
ローラ保持部材20は、ローラ軸と平行に設置される回動軸20bと、この回動軸20bに軸支されておりその回りを回動可能な回動アーム20aと、本体部材10の基部13の開口12から進入し走行ローラRに上方から当接して押え込む押え部21と、押え部21の両側に設けられ、走行ローラRを挾持して把持するための1対の板バネ22と、これら1対の板バネ22の弾性力を調整する調整部材23とを備えている。押え部21の下端面は走行ローラRに対応する曲面を有する凹状の円弧面である。1対の板バネ22の各々は、走行ローラRの外周面の一部に当接する円弧部22aが形成されている。調整部材23は、取付けネジ23aが挿通可能な長穴23bを有する板状部材からなり、長穴23bに挿通する取付けネジ23aの締め付け位置(即ち、調整部材23の位置)を調整することで1対の板バネ22の弾性力を調整するように構成されている。なお、回動アーム20aの先端部には、後述する固定部材15のデンデンボルト15aが間入可能なU字形の切り込み部が形成されている。
本体部材10には、ローラ保持部材20を固定してその回動を阻止する固定部材15がボルト等で固着されている。ローラ保持部材20は、この固定部材15によって、走行ローラRを押えるローラ保持姿勢を維持するように固定される。この固定部材15は、一端がピン15cにより回動自在に軸支されたデンデンボルト15aと、締め付けナット15bとを備えている。
本体部材10のローラ軸Sが押し出される側の端縁部11には、ローラ軸Sが挿通可能な貫通孔に螺合した止めネジ16が設けられている。本体部材10を、その両側の端縁部11がパレットローダ本体の台車Dの1対のフレームFの外側に位置するようにこれらフレームF上に載置した後、この止めネジ16を締め付けることで、本体部材10はパレットローダ本体の台車Dに固定される。
押圧機構40の支持部材30は、中空円筒形状に形成されており、一端側に本体部材10にボルト等によって取り付けられる取付け部31が設けられ、他端側に棒部材41の雄ネジ部42が螺合可能な雌ネジ部32が形成されている。また、支持部材30の一端側の取付け部31の後方には、支持部材30の側面に開口する開口部33が設けられている。この開口部33内には、新たな走行ローラRを装着する際にそのローラ軸Sが1対のフレームFの軸受け穴Saと同軸上に位置するように装填するための装填部34が設けられている。この装填部34は、断面が扇形状の1対の切り欠き34aと、これら1対の切り欠き34a間に形成されたローラ軸Sとほぼ同径の半円形断面の凹条溝34bとを有する略円柱形状の部材であり、ネジ又はボルト等で支持部材30に固着されている。
押圧機構40は、パレットローダの走行ローラRを交換する際に、ローラ軸Sの一端に棒部材41の先端を当接させ、ローラ軸SをフレームFの軸受け穴Saに沿って押圧して走行ローラRから抜出し、新たな走行ローラRを装着する際に、装填部34に装填されたローラ軸SをフレームFの軸受け穴Sa内に押入させるためのものである。この押圧機構40は、上述した支持部材30と、円柱状に形成された棒部材41と、棒部材41に同軸に形成された雄ネジ部42と、棒部材41の雄ネジ部42の後端側に設けられた回転ハンドル43とから構成されており、雄ネジ部42は支持部材30の雌ネジ部32に螺合し、棒部材41をローラ軸に沿って移動するように進退可能に構成されている。本実施形態では、回転ハンドル43を用いて棒部材41を回転させ、雄ネジ部42を支持部材30の雌ネジ部32で螺動させることで、棒部材41の前進又は後退が行われる。
次に、本実施形態のローラ交換支援装置100を用いてパレットローダの走行ローラを交換するローラ交換動作について説明する。
まず、走行ローラRの軸抜きについて説明する。ローラ交換支援装置100の位置決め部材14を、図5の矢印に示すように、パレットローダ本体の台車Dの1対のフレームF間に挿入し、位置決め部材14の円弧面14aが走行ローラRに下方から当接するように移動させる。次いで、ローラ保持部材20の固定部材15におけるデンデンボルト15aを図1の矢印に示すように回動させて締め付けナット15bで締め付けることにより、回動アーム20aを、従ってローラ保持部材20を固定する。これにより、図6(a)に示すように、位置決め部材14とローラ保持部材20との間に走行ローラRを挟み込んで保持することとなる。また、止めネジ16で本体部材10を1対のフレームFに固定する。これにより、棒部材41とローラ軸Sとが同軸上に位置した状態となる。この状態で、回転ハンドル43を用いて棒部材41を回転させることで雄ネジ部42とこれに螺合する雌ネジ部32との作用で棒部材41が前進し、その先端に当接しているローラ軸Sを走行ローラRから押し出される。押し出されたローラ軸Sは、止めネジ16の貫通孔から外部に突出するので、取り出すことが可能となる。ローラ軸Sを押し出した後、棒部材41を後退させ、図6(b)に示すように、固定部材15を外して、ローラ保持部材20の回動アーム20aを回動させることで、走行ローラRは1対の板バネ22間に挾持された状態で回動アーム20aと共に回動するので、1対のフレームF間から取り出すことができる。この状態で、この古い走行ローラRを1対の板バネ22間から取り外す。
次に、走行ローラRの軸嵌めについて説明する。新たな走行ローラRを1対の板バネ22間に挾持して、ローラ保持部材20の回動アーム20aを回動させ、図6(a)に示すように、新たな走行ローラRを1対のフレームF間にセットする。この場合、位置決め部材14とローラ保持部材20との間に新たな走行ローラRが挟み込まれて保持される。これにより、新たな走行ローラRと棒部材41とが同軸上に位置した状態となる。一方、装填部34に新たなローラ軸Sを装填し、棒部材41を回転させながら前進させ、新たなローラ軸Sを1対のフレームFの軸受け穴Sa及び走行ローラR内に押し込むことができる。その後、ローラ交換支援装置100をパレットローダ本体の台車Dから取り外す。
以上説明したように、本実施形態におけるローラ交換支援装置100は、本体部材10と、位置決め部材14と、ローラ保持部材20と、支持部材30を有する押圧機構40とを備えている。走行ローラRを交換する際に、位置決め部材14とローラ保持部材20との間に走行ローラRを挟み込み、棒部材41とローラ軸Sとを確実に同軸上に位置させ、この棒部材41によってローラ軸Sを1対のフレームFの軸受け穴Saに沿って押圧する。これにより、パレットローダの走行ローラRを現場において短時間で交換可能となり、しかも容易にかつ確実に交換することができる。
また、ローラ保持部材20は、押え部21に設けられ、走行ローラRを挾持するための1対の板バネ22を備え、この1対の板バネ22の各々は、走行ローラRの外周面の一部に当接する円弧部を有することで、ローラ軸Sを抜けた走行ローラRをローラ保持部材20により挾持しながら回動すると、フレームF間から取り出すことができる。また、新たな走行ローラRをローラ保持部材20で挾持しながら回動させることで、フレームF間の規定位置にセットすることができる。
なお、上述したローラ交換支援装置100において、固定部材15の締め付けナット15bの代わりに、蝶ナット等を用いても良い。
図7は本発明の第2の実施形態のローラ交換支援装置200の外観構成を示している。同図に示すように、本実施形態のローラ交換支援装置200は、本体部材10と、位置決め部材14と、ローラ保持部材20と、支持部材30Aを有する押圧機構40Aとを備えている。このローラ交換支援装置200の支持部材30Aの一部及び押圧機構40Aを除くその他の構成は、基本的に第1の実施形態のローラ交換支援装置100の場合と同様な構成を有するため、詳細な説明を省略する。
押圧機構40Aの支持部材30Aは、中空円筒形状に形成されており、一端側に本体部材10にボルト等によって取り付けられる取付け部31が設けられ、他端側に油圧シリンダ42Aが装着されている。また、支持部材30Aの一端側の取付け部31の後方には、支持部材30の側面に開口する開口部33が設けられている。この開口部33内には、新たな走行ローラRを装着する際にそのローラ軸Sが1対のフレームFの軸受け穴Saと同軸上に位置するように装填するための装填部34が設けられている。この装填部34は、断面が扇形状の1対の切り欠き34aと、これら1対の切り欠き34a間に形成されたローラ軸Sとほぼ同径の半円形断面の凹条溝34bとを有する略円柱形状の部材であり、ネジ又はボルト等で支持部材30に固着されている。
押圧機構40Aは、上述した支持部材30Aと、円柱状に形成された棒部材41と、出力軸が棒部材41及び支持部材30Aに同軸に連結された油圧シリンダ42Aとから構成されている。また、油圧シリンダ42Aは、カップラ43Aを介して油圧ポンプ(図示せず)に接続されている。油圧ポンプを操作することで、油圧シリンダ42Aを動作させ、棒部材41を前進又は後退させることができる。本実施形態において、油圧シリンダ42A及び油圧ポンプは、例えば、株式会社大阪ジャッキ製作所製の油圧ジャッキ及び手動油圧ポンプを用いている。
以上説明したように、本実施形態におけるローラ交換支援装置200は、本体部材10と、位置決め部材14と、ローラ保持部材20と、支持部材30Aを有する押圧機構40Aとを備えている。これにより、上述したローラ交換支援装置100と同様な効果を得ることができる。
また、押圧機構40Aには、油圧シリンダ42Aを用いることで、さらに省力化を図ることができる。
以上述べた実施形態は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
10 本体部材
11 端縁部
12 開口
13 基部
14 位置決め部材
14a 円弧面
14b 逃げ部
15 固定部材
15a デンデンボルト
15b 締め付けナット
15c ピン
16 止めネジ
20 ローラ保持部材
20a 回動アーム
20b 回動軸
21 押え部
22 板バネ
22a 円弧部
23 調整部材
23a 取付ネジ
23b 長穴
30、30A 支持部材
31 取付け部
32 雌ネジ部
33 開口部
34 装填部
34a 切り欠き
34b 凹条溝
40、40A 押圧機構
41 棒部材
42 雄ネジ部
42A 油圧シリンダ
43 回転ハンドル
43A カップラ
100、200 ローラ交換支援装置
D 台車
F、F1 フレーム
G パレット
L 連結部材
r 昇降ローラ
R 走行ローラ
S ローラ軸
Sa 軸受け穴

Claims (6)

  1. ローダの互いに対向する1対のフレーム間にローラ軸に軸支されて装着された走行ローラの軸抜き及び/又は軸嵌めに使用されるローラ交換支援装置であって、
    前記ローラ軸の一端に先端が当接すると共に該ローラ軸を前記1対のフレームの軸受け穴に沿って押圧するための棒部材を有し、該棒部材を前記ローラ軸に沿って移動可能な押圧機構と、
    前記押圧機構に固着されていると共に前記1対のフレームに装着可能な本体部材と、
    前記ローラ軸と平行な回動軸の回りを回動可能に該回動軸に軸支されており、前記走行ローラを上方から当接及び把持可能なローラ保持部材と、
    前記本体部材に固着されており、前記ローラ保持部材との間で前記走行ローラを挟み込むように前記走行ローラに下方から当接する位置決め部材とを備えており、
    前記位置決め部材は、前記棒部材と前記走行ローラの前記ローラ軸とを同軸上に位置させるように構成されていることを特徴とするローラ交換支援装置。
  2. 前記ローラ保持部材は、前記走行ローラを挾持するための1対の板バネを備え、該1対の板バネの各々は、前記走行ローラの外周面の一部に当接する円弧部を有することを特徴とする請求項1に記載のローラ交換支援装置。
  3. 前記ローラ保持部材は、前記1対の板バネの弾性力を調整する調整機構をさらに備えていることを特徴とする請求項2に記載のローラ交換支援装置。
  4. 前記押圧機構は前記本体部材に固着されていると共に雌ネジ部を有する支持部材をさらに備えており、前記棒部材は前記雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を同軸に有しており回動することにより前記ローラ軸に沿って移動するように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のローラ交換支援装置。
  5. 前記押圧機構は前記本体部材に固着されている支持部材と、該支持部材に同軸に装着されており前記棒部材を前記ローラ軸に沿って移動するように構成されている油圧シリンダとを備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のローラ交換支援装置。
  6. 前記支持部材は、新たな走行ローラのローラ軸を前記1対のフレームの前記軸受け穴と同軸上に位置するように装填可能な装填部を備えていることを特徴とする請求項4又は5に記載のローラ交換支援装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110281198A (zh) * 2019-06-26 2019-09-27 刘晶 一种加工用铰接销杆装配器
CN110733849A (zh) * 2019-10-23 2020-01-31 山东钢铁股份有限公司 一种皮带机托辊更换装置及更换方法

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