JP2018041525A - 復号装置、ホログラム再生装置、及び復号方法 - Google Patents

復号装置、ホログラム再生装置、及び復号方法 Download PDF

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Abstract

【課題】n:r変調されたデータの測定値に基づいて、nbitデータの尤度(LLR)を簡略に、且つ、正確に決定する。【解決手段】復号装置は、n:r変調されている入力信号を、rbitのブロックにブロック化するブロック抽出部と、ブロック化されたrbitの入力信号から、nbitの硬判定を行う硬判定部と、硬判定されたnbitのデータに基づいて、尤度を算出するビットを1とした第1nbitと、尤度を算出するビットを0とした第2nbitを作成し、前記第1nbitに対応するrbit変換データと前記第2nbitに対応するrbit変換データとの差分と、rbitの入力信号とのビットごとの積の平均値に基づいて、前記ビットの尤度を算出するLLR判定部と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、復号装置、ホログラム再生装置、及び復号方法に関し、特に、誤り訂正符号化され、n:r変調された信号を復号する復号装置、ホログラム再生装置、及び復号方法に関する。なお、本発明をホログラム再生装置の例に基づいて説明するが、本発明の復号装置及び復号方法は、ホログラム再生装置に限定されるものではない。
近年、大容量のデータを効率的に記録することができる媒体として、ホログラム光メモリー媒体(ホログラム記録媒体)が注目されている。ホログラフィックメモリーは、画像や音声、コンピューター等の大容量メモリーとしての利用が期待されている。
ホログラフィックメモリー記録システムでは、一般に、デジタルデータを担持した物体光を参照光とともにホログラム記録媒体に同時に照射し、ホログラム記録媒体中に形成される干渉縞を光記録媒体に書き込むことによって、該デジタルデータを記録する。一方、デジタルデータが記録されたホログラム記録媒体に参照光を照射すると、ホログラム記録媒体中に書き込まれた干渉縞により光の回折を生じて、上記物体光が担持していたデジタルデータを再生することができる。現在用いられているホログラフィックメモリー記録システムの一例について図5及び図6を参照しながら簡単に説明する。
まず、記録時から説明する。図5は、ホログラフィックメモリー記録システム100の記録時の光学配置と光路(太い一点鎖線)の一例を示す図である。なお、記録時に使用されない光学要素は、細い二点鎖線で描かれている。
レーザ光源101から出力され、シャッタ102を通過したレーザ光(ここではS偏光(縦偏光))が1/2波長板103によって45度偏光に偏光面を回転させられた後、PBS(偏光ビームスプリッタ)104にてP偏光およびS偏光とに分けられる。P偏光はPBS104を透過後、シャッタ105を通過する。その後、拡大レンズ106により拡大された後、PBS107を透過し、反射型液晶素子等からなるSLM(空間光変調素子)108上に照射される。この照射された光は、SLM108の素子面に映出された白と黒のビットパターンによる2次元画像のデジタルデータを担持されるとともに、S偏光に変換されて(実際には、白表示とされた素子からの光がS偏光に変換される)反射され、物体光としてPBS107に戻る。このSLM108から戻った物体光は、PBS107により反射され、FT(フーリエ変換)レンズ109を通過後、空間フィルタ110でナイキスト周波数分を透過し、それ以上の周波数成分をカットし、再度、FT(フーリエ変換)レンズ111、FT(フーリエ変換)レンズ112を介してホログラム記録媒体113上に照射される。
一方、PBS104によって反射されたS偏光は1/2波長板117を通過するが、ここでは、1/2波長板117とビームの偏光軸を合わせておき、ビームの偏光面は回転させない。次にPBS116に入射し、ここで、反射され、ミラー120、ガルバノミラー121と反射され、リレーレンズ122を通過後、ホログラム記録媒体113上に照射される。このようにしてホログラム記録媒体113上に照射された参照光と物体光はいずれもS偏光とされているので、このホログラム記録媒体113上で干渉して干渉縞が形成され、該干渉縞がホログラム記録媒体113に書き込まれることになる。
次に再生時について図6を用いて説明する。図6は、ホログラフィックメモリー記録システム100の再生時の光学配置と光路(太い一点鎖線)の一例を示す図である。なお、再生時に使用されない光学要素は、細い二点鎖線で描かれている。
PBS104までは記録時と同様であるが、透過したP偏光はシャッタ105で止められる。一方、反射されたS偏光は1/2波長板117の軸を45度の設定値へ変更して偏光面を90度回転され、P偏光となる。このP偏光はPBS116を通過後、ガルバノミラー115によって反射され、リレーレンズ114を通過後ホログラム記録媒体113に入射する。ホログラム記録媒体113に書かれた干渉縞によって回折された信号光はFTレンズ112、FTレンズ111、空間フィルタ110、FTレンズ109、と通過後、PBS107を通過して2次元撮像素子118で撮像され、演算装置119で処理することにより、デジタルデータが復元されることになる。
このようなホログラフィックメモリー記録システムにおいて、FTレンズを通過する光は一種のローパスフィルタの効果を受け、信号再生する2次元撮像素子118では、点像が大きく広がり、また、近隣の点像が近い場合はその点像同士が接合してしまう再生像となる。また、レーザ光源101から出射する光を拡大レンズ106でSLM108の大きさまで大きくするので、SLM108の中心部が明るく、周辺部がやや暗い再生像となる。
この場合の閾値判定においては、輝度分布に応じて周辺部と中心部で閾値を変化させなければならない。しかしながら、輝度分布は記録条件、再生条件など種々の依存性があるので、一概には決定できない。そこで、記録コードとして、ある一定の範囲中で白と黒との判定を行う差分コードが提案されている(特許文献1)。この手法をとることにより、ある一定の範囲内での白と黒との判別により、データを再生できる特徴がある。
一方、ホログラフィックメモリー記録システムでは、輝度むらの他にも光学系、記録媒体からのノイズ、多重した記録ページからの漏洩などさまざまなノイズも加わる。このため、上述の差分コードのみで、そのまま誤りなく記録再生することは困難なため、通常誤り訂正コードを付加する。
誤り訂正コードには大きく分けて、ブロック符号と畳み込み符号とに分かれる。近年、ブロック符号では、LDPC(Low Density Parity Check)が、畳み込み符号では、ターボ符号がシャノン限界に迫る誤り訂正能力を示すことで、よく使われている。
このうち、ターボ符号は復号処理が複雑でレイテンシが比較的大きいところから、記録装置の誤り訂正といった点から考えると、適当ではない。一方、LDPCは線形時間復号である、並列実装に適している、などの点から、衛星放送、無線LANや無線インターネットをはじめとしてさまざまなところで使われている。ホログラフィックメモリー記録システムでも同様に、誤り訂正としてLDPCの使用が有望である(特許文献2)。
ここで、LDPC符号化/復号化の概要について説明する。
LDPCにおいては、符号化の対象とするビットが、一般に「情報ビット」と呼ばれる。また、LDPCの符号化を行うにあたっては、予め「検査行列」(Hと表記される)が定められる。符号化においては、先ず、入力された情報ビット列と上記検査行列Hとに基づき、「検査ビット列」(パリティ)が生成される。検査ビットが付加されたデータ単位、すなわち「情報ビット+検査ビット」の単位が、LDPC符号化/復号化の最小単位である「1LDPCブロック」となる。このようにLDPC符号化されたデータ(LDPC符号列)が、通信路に対して送出され、或いは記録媒体に対して記録される。
LDPC符号の復号化では、先ず、受信信号(又は読出し信号)から、LDPC符号列を構成する各ビットの「対数尤度比」(Log Likelihood Ratio:LLR)を計算する。この「対数尤度比」は、各ビットの値(「0」又は「1」)の尤度を表す情報として用いられるものであり、以下では「LLR」と略称する。
ここで、送信信号をXn(Xnは、+1又は−1)、受信信号をYnとしたときの、LLR(λnとおく)の求め方について説明する。通信路の条件付き確率P(Yn|Xn)より、LLRは次式(1)で計算できる。
Figure 2018041525
一般的なAWGN(加法白色ガウス雑音)通信路を想定した場合のLDPC符号化・復号化のモデルの場合、通信路の条件付き確率は、次式(2)とおくことができる。但し、σ2はガウス雑音の分散であり、bは+1と−1の値をとる。
Figure 2018041525
ここで、(1)式に、(2)式を代入すると、LLR(λn)は、次式(3)となる。
Figure 2018041525
ビットごとのLLRについてはλ(n)と表記する。受信信号からビットごとのLLR(λ(n))を計算し、これらλ(n)と、予め定められた検査行列(H)とに基づき、LDPC復号アルゴリズムにより、LDPCブロックごとに情報ビットの各ビット値を推定するのがLDPC復号化である。
LDPC復号アルゴリズムは、いわゆるMAP(Maximum A posteriori Possibility)復号法を基礎としたものとなる。MAP復号法では、符号語Xを送信したとき受信語Yが受信される確率を表す条件付き確率を計算し、該条件付き確率Pを最大とする「0」又は「1」のシンボルをその推定値とする。但し、すべての符号語について事後確率P(Yn|Xn)の値を加算することでビットごとの事後確率を計算する手順を、定義に従ってそのまま実行するとした場合、計算量は膨大なものとなるので、この計算量を削減するためのLDPC復号アルゴリズムとして、例えばsum-productアルゴリズムが提案されている。このsum-productアルゴリズムは、MAP復号法の近似アルゴリズムといえる。次に、sum-productアルゴリズムについて説明する。
図7は、sum-productアルゴリズムによるLDPC復号処理の内容を簡略的に説明するための復号処理の内容を示すフローチャートである(非特許文献2)。
フローチャートの概要は、まず、ステップ1(S1)として、チェックノードmから変数ノードnへのメッセージαmnを求める処理を行い、次いで、ステップ2(S2)として、求められたαmnと対数尤度比λnに基づいて、変数ノードnからチェックノードmへのメッセージβnmを求める処理を行う。その後、ステップ3(S3)として、後述する対数事後確率比の近似値Lnを求め、この値に基づいて推定ビットを決定する。
その後、ステップ4(S4)として、得られた推定ビットに基づいてパリティ検査を行い、推定ビットがパリティ検査を満たす場合は、ステップ5(S5)で、これを正しい推定ビットとして出力し、満たさない場合は、ステップ1に戻って処理を繰り返す。
フローチャートの各式において、「A(m)」は、チェックノードmに接続する変数ノード集合を表し、「A(m)\n」は、集合A(m)からnを取り去って得られる差集合を表す。同様に、「B(n)」は変数ノードnに接続するチェックノード集合を表し、「B(n)\m」は集合B(n)からmを取り去って得られる差集合を表す。また、関数f(x)は、図中にも示されるように、次式(4)で定義される関数であり、f・fが恒等写像となる性質がある。
Figure 2018041525
関数sign(x)は、xが正のとき+1、負のとき−1、0のとき0を値としてとる符号関数である。なお、復号処理においては、「変数ノードnからチェックノードmへのメッセージβnm」の初期値は「0」として計算を開始する。
ステップ3(S3)の推定ビット決定処理で計算しているLnは、事後確率Pに関連した「対数事後確率比」と呼ばれる量の近似値である。このLnの絶対値が推定の信頼性を表し、その値が大であるほど推定の信頼性が高いことを表す。このLnの値が正であれば、推定ビットの値として「0」を決定する(0(Ln>0))。また、Lnの値が負であれば推定ビットの値として「1」を決定する(1(Ln<0))。
ステップ4(S4)のパリティ検査処理において、予め定められた検査行列Hが用いられる。推定ビット系列がパリティ検査条件を満たす場合は、推定ビット系列を送信(記録)した情報ビット系列の推定値として出力する(S5)。
このようにして、sum-productアルゴリズムによる復号処理では、チェックノード処理・変数ノード処理・推定ビット決定処理を1ラウンドの処理として、推定ビット系列がパリティ検査条件を満たすまで、この処理を繰り返す。なお、このようなsum-productアルゴリズムを始めとしたLDPC復号アルゴリズムの詳細は文献(非特許文献1・非特許文献2・非特許文献3等)に説明されている。
ところで、一般的な信号は時系列の1次元信号であるため、尤度計算には、受信信号の振幅値を式(3)にあてはめて、計算すれば良い。一方、ホログラム記録では、上述のように、輝度むら等の対策のために、差分コードを使用することがある。このような場合には、受信信号を式(3)に直接あてはめることができない。
そこで、差分コードを用いたときの尤度計算の一例について説明する。ホログラム記録では、2×2の4bitに対し、中から1つのbitのみ白とし、そのほかを黒とする、つまり2bitの情報を4bit使って記録再生することが試みられている。以下、nbitの情報を、rbitを使って表現する変調方法を「n:r変調」と呼ぶことにする。上記の2bitの情報を4bit使って記録再生する方法は、「2:4変調」である。n:r変調は、例えば、nbitの情報を、r箇所内における所定数のビット配置によってrbitとして表現する等の方法で実現でき、信号を2次元データに変換するときや、信号の直流成分を除去するとき等に利用される。
ここで、2:4変調を利用する場合は、rbit(4bit)の各要素の測定値をr1〜r4として、次式(5)で2bitの受信語を求めることができる。
Figure 2018041525
各受信語Yn(再生信号)は、ノイズがない場合に1となり、ノイズがある場合には1を平均値とする正規分布となるから、(2)式に相当する条件付き確率は、次の(6)〜(9)式となる。
Figure 2018041525
Figure 2018041525
Figure 2018041525
Figure 2018041525
これから、元の2bitについて、第1bitのLLRは次式(10)で、第2bitのLLRは次式(11)で求められる。
Figure 2018041525
Figure 2018041525
このLLRを使用して、LDPCの誤り訂正復号を行うことができる(特許文献2)。
また、他にも、9bit情報を16bitで表現する9:16変調において、LDPCの尤度の計算方法が提案されている(特許文献3)。このように、n:r変調された信号に対して、各ビットの尤度を求め、誤り訂正復号する方法が、幾つか提案されている。
特許第3209493号公報 特開2007−272973号公報 特開2010−186503号公報
「LDPC符号の実践的な構成法(上)」日経エレクトロニクス 2005年8月15日号(126〜130頁) 「LDPC符号の実践的な構成法(中)」日経エレクトロニクス 2005年8月29日号(127〜132頁) 「LDPC符号の実践的な構成法(下)」日経エレクトロニクス 2005年9月12日号(137〜145頁)
しかしながら、特許文献2の4bitの2次元データの測定値から元の2bitのLLRを求め、このLLRを使用してLDPCの誤り訂正を行う方法は、符号長を長くするとその計算量が増大するという課題があった。また、特許文献3の9:16変調において、LDPCの尤度を計算する方法は、並べ替えを何度も行い、また、最小値の検出などさまざまな計算を必要としているので、汎用性に欠けるとともに、符号長が大きくなった場合には、適用が難しいといった課題があった。このように、n:r変調されたデータの測定値から、各ビットについて尤度(LLR)を決定するためには、その決定方法が複雑だったり、計算量が多くて、時間がかかるといった課題があった。
従って、上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、n:r変調されたデータの測定値に基づいて、nbitデータの尤度(LLR)を四則演算のみで簡略に、且つ、正確に決定することができる復号装置及び復号方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、ホログラフィックメモリーにおいて、ホログラム記録での尤度(LLR)計算を少ない計算量で簡単、かつ高速に行うことができ、記録システムの誤り率を低下させることができるホログラム再生装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る復号装置は、n:r変調されている入力信号を、rbitのブロックにブロック化するブロック抽出部と、ブロック化されたrbitの入力信号から、nbitの硬判定を行う硬判定部と、硬判定されたnbitのデータに基づいて、尤度を算出するビットを1とした第1nbitと、尤度を算出するビットを0とした第2nbitを作成し、前記第1nbitに対応するrbit変換データと前記第2nbitに対応するrbit変換データとの差分と、rbitの入力信号とのビットごとの積の平均値に基づいて、前記ビットの尤度を算出するLLR判定部と、を備えたことを特徴とする。
また、前記復号装置は、入力信号がnbitの信号に対して誤り訂正符号化処理がなされており、さらに、前記LLR判定部で算出された尤度に基づいて、nbitの誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復号部を備えることが望ましい。
また、前記復号装置は、前記誤り訂正符号化が、LDPC符号化であることが望ましい。
また、前記復号装置は、前記LLR判定部は、入力信号の前記ブロック内の最大値と最小値に基づいて、前記ブロック内の入力信号データを−1から+1までの値に変換する規格化処理を行い、前記差分と前記規格化処理された入力信号とのビットごとの積の平均値を求めることを含むことが望ましい。
上記課題を解決するために本発明に係るホログラム再生装置は、前記復号装置を備え、n:r変調信号が2次元コードで記録されており、前記2次元コードの読出し信号を前記入力信号とすることを特徴とする。
上記課題を解決するために本発明に係る復号方法は、n:r変調されている入力信号から、rbitを抽出する工程と、前記rbitの入力信号から、nbitの硬判定を行う工程と、硬判定されたnbitのデータに基づいて、尤度を算出するビットを1とした第1nbitと、尤度を算出するビットを0とした第2nbitを作成し、前記第1nbitに対応するrbit変換データと前記第2nbitに対応するrbit変換データとの差分と、rbitの入力信号とのビットごとの積の平均値に基づいて、前記ビットの尤度を算出する工程と、を含むことを特徴とする。
また、前記復号方法は、算出された尤度に基づいて、nbitの誤り訂正復号処理を行う工程を含むことが望ましい。
本発明における復号装置及び復号方法によれば、n:r変調信号に基づいて、nbitデータの尤度(LLR)を四則演算のみで簡略に、且つ、正確に決定することができる。また、本発明のホログラム再生装置によれば、ホログラム記録での尤度(LLR)計算量を少なくし、高速に行うことができ、記録システムの誤り率を低下させることができる。
本発明の復号装置の一例のブロック図である。 本発明の尤度決定方法を示すフローチャートである。 本発明の尤度決定方法を受信(読出)信号の一例に基づいて説明する図である。 本発明の尤度(LLR)を用いて、LDPC誤り訂正を行った結果である。 ホログラフィックメモリー記録システムにおける記録時の光学配置図の一例である。 ホログラフィックメモリー記録システムにおける再生時の光学配置図の一例である。 sum-productアルゴリズムによるLDPC復号処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態としての復号装置の一例のブロック図である。
復号装置10は、ブロック抽出部11と、硬判定部12と、LLR算出部13と、誤り訂正復号部14を含んでおり、n:r変調信号が入力され、誤り訂正復号されたnbitデータが出力される。ここで、入力されるn:r変調信号は、nbit信号の段階で(rbitへの変換前に)、誤り訂正符号化(例えば、LDPC符号化)されているのが望ましい。このn:r変調信号は、図6のホログラム再生装置においては、2次元撮像素子118で撮像(読取)された測定データを用いることができる。なお、n:r変調信号は、通信回線から受信した受信信号の測定データ(振幅値)であっても良い。
ブロック抽出部11は、n:r変調信号(n:r変調された入力信号)を、rbitのブロック(元のnbitに対応するrbit単位)にブロック化し、抽出されたブロックを硬判定部12に出力する。例えば、図5、図6のホログラフィックメモリー記憶システムにおいて、5:9変調が用いられた場合、3×3のピクセルからなる9bitのデータ単位が1ブロックとなる。
硬判定部12は、ブロック抽出部11から入力されたrbitの入力信号データに基づいて、nbitの硬判定を行い、判定結果をLLR算出部13に出力する。例えば、入力信号の強度に基づいて、rbitのパターンを判定し、これに対応するnbitを硬判定結果として出力する。
LLR算出部13は、硬判定部12から入力されたnbitのデータの各ビットについて、尤度の情報としてLLRを算出し、誤り訂正復号部14に出力する。LLRの算出は、硬判定されたnbitの変換データのうちLLR算出対象のビットを1とした第1nbitと、LLR算出対象のビットを0とした第2nbitを作成し、それぞれのrbit変換データの差分をとり、それに入力信号(rbitの測定データ)をビットごとに乗算した値の平均値に基づいて、尤度(LLR)を算出するものである。詳細は、後述の手順に従う。
誤り訂正復号部14は、LLR算出部13から入力されたnbit信号のLLRに基づいて、入力信号の誤り訂正符号化に対応した誤り訂正復号を行う。例えば、誤り訂正符号化がLDPC符号化であれば、前述したLDPC復号処理を行う。誤り訂正復号処理により推定ビットを決定し、この得られた推定ビットをLLR算出部13に出力して、再度尤度(LLR)算出を行なう。繰り返し処理の結果、パリティ検査を満足する推定ビットが得られると、誤り訂正復号されたnbitデータとして、復号装置10から出力される。
なお、図6のホログラム再生装置においては、復号装置10は、演算装置119により実現することができる。
次に、復号装置10の尤度決定方法(LLR算出手順)について、図2のフローチャートと、図3に示す受信(読出)信号の例に基づいて、説明する。
n:r変調の一例として、5:9変調を用いて説明する。ホログラフィックメモリー記録システムにおいては、5:9変調は、5bitのデータを9bit(3×3)のピクセルにして、その9個のピクセルのうち、2個を白とし、そのほかを黒とする変調符号である。9個のピクセルから2個を白とするので、その選択数は次式(12)のとおり、36通りである。
Figure 2018041525
5bitのデータは2=32となるので、36通りの中から32通りを選択することにより、5:9変調の対応ができる。なお、選択する際に、読み取り時に誤りの多い、符号間干渉が大きいパターンは避けることが望ましい。
ホログラムの記録再生時には、再生された3×3のピクセル中で白である2個のピクセルを識別して、そのピクセルの配置により、5bitを復号することになる。つまり、最終的には5bitのデータのLLRを、再生(測定)データから尤度として決定することができれば、5:9変調前の5bitでのLDPC復号を行えば良いことになる。
図2のフローチャートのステップ1(S1)において、ブロック化されたrbitの測定データ読み込む。ここでは、図3(1)のブロック化された9bitの入力信号データ(a〜a)を読み込む。各ビットのデータは、例えば、ホログラフィックメモリー記録システムにおいて、撮像素子で取得した8bit階調の測定データの場合、0〜255の階調信号となる。
次に、ステップ2(S2)において、rbitの入力信号からnbitへ変換(nbitの硬判定)を行う。ここでは、(1)の9bitの測定データ(a〜a)を白黒(1,0)のデータパターンに対応させて、どのような5bitに対応するか硬判定する。この場合、例えば、測定データを輝度の高いデータから順に並べ、上位2つの輝度を白と判定し、その位置から、硬判定結果求める。図3の例では、(1)の9bitの測定データのうち、輝度の最も高いデータ(例えばa)と次に輝度の高いデータ(例えばa)を白[1]とし、他のデータを黒[0]に対応させて、「000001100」の9bitデータを得て(図3(4)のデータに相当)、この9bitデータに対応する5bitデータである図3(2)の「10011」を、硬判定結果として導出している。この、ステップ1(S1)とステップ2(S2)は、図1の硬判定部12の処理に対応する。
次に、ステップ3(S3)として、k=1とおく。このkは、上位からk番目のビットの尤度の情報(LLR)を求める処理であることを意味する。
ステップ4(S4)として、まず、ステップ2(S2)で得られたnbitについて、上位からkビット目の判定結果を1としたnbit(第1nbit)を作成する。例えば、硬判定結果の上位1bit(k=1)の尤度(LLR)を求める場合、上位1bitのみを「1」とし、他のbitは硬判定の結果のままとしたnbit(第1nbit)を作成する。図3の例では、硬判定結果(「10011」)の1ビット目は1であるから、第1nbitは(2)となり、硬判定結果のnbitと一致する。次に、ステップ2(S2)で得られたnbitについて、上位からkビット目の判定結果を0としたnbit(第2nbit)を作成する。例えば、上位1bit(k=1)の尤度(LLR)を求める処理では、上位1bitのみを「0」とし、他のbitは硬判定の結果のままとしたnbit(第2nbit)を作成する。図3の例では、図3(2)の5bitデータ「10011」の上位1bit(左端のbit)を「0」として(反転させて)、「00011」の第2nbit(3)を作成する。(2)と(3)の太枠で囲われた部分が、尤度(LLR)を求めるビットである。
ステップ5(S5)として、ステップ4(S4)で得られた第1nbitのrbitへの変換データと、第2nbitのrbitへの変換データとのビットごとの差分を算出する。すなわち、ステップ4(S4)で得られた第1nbit(=硬判定結果)の「10011」より、その5bitに割り当てられている9bit(図3の(4)「000001100」)を求める。また、同様に、得られた第2nbit(「00011」)より、第2nbitの5bitに割り当てられている9bit(図3の(5)「100010000」)を求める。そして、尤度判定bit(上位1bit)が「1」である第1nbitに割り当てられている9bitのビット列(4)と、尤度判定bitが「0」である第2nbitに割り当てられている9bitのビット列(5)との差をとる。すなわち、9bitの各ビットごとに((4)−(5))を求めて、(6)のデータ列「−1000−11100」を得る。ビット列(4)とビット列(5)とが不一致の部分(ここでは、枠で囲んだ1,5,6,7番目のbit)が、(6)のデータ列で1又は−1となり、他のビットは0となる。5:9変調の場合は、9bitの内、データ1であるのは2bitであるから、不一致のbit数は最大4bitにすぎない。なお、差分を求める演算として(4)−(5)を行うか、(5)−(4)を行うかについては、次の規格化処理において、測定データの最大値を「−1」に対応させるか「+1」に対応させるかによっても変わり得るので、固定されたものではない。
ステップ6(S6)として、rbitの測定データを規格化する。例えば、図3(1)の9bitの測定データ(a〜a)を、次式(13)により、9個のデータ中で最大値(max(a1,…,a9))と最小値(min(a1,…,a9))に基づいて、−1から1に規格化し、図3(7)の規格化データ(a’〜a’)を得る。例えば、撮像素子で得られた測定データが、最小15、最大200の諧調データであった場合、185諧調に分布するデータを−1から1に規格化して対応させる。
Figure 2018041525
なお、測定データ(a〜a)の最大・最小を、−1から+1に対応させるか、或いは、+1から−1に対応させるかは、ステップ5の演算として(4)−(5)を行うか、(5)−(4)を行うかにも関連しており、適切なLLRとなるよう適宜設定する。また、入力信号が例えば通信路を経て伝送された受信信号のように、測定データ(a〜a)が−1から1に分散している場合は、特に、規格化処理を行う必要はない。
ステップ7(S7)として、ステップ5(S5)で得られた差分データと、rbitの測定データ(必要に応じて、S6で規格化されたrbitデータ)とを、ビットごとに乗算する(積を求める)。なお、乗算するといっても、差分データは1又は−1であるから、乗算は実質的に測定データの正負の符号の操作だけであり、計算量は少ない。そして、乗算結果の全体の平均値を求める。例えば、図3の例では、差分データと規格化された測定データの積として、(−a’−a’+a’+a’)が求まり、これを差分の生じたビットの数(ここでは、4)で割って、全体の平均値を求める。そして、この平均値を、図3(8)のように受信信号Ynとみなす。
ステップ8(S8)として、ステップ7(S7)の算出結果を受信信号Ynとしてk番目のビットの尤度としてのLLRを算出する。すなわち、前述の式(3)のYnに図3(8)のYn(平均値)を代入する。このとき、雑音σは、実測値として求めても、推定値として適当な値を入力しても良い。得られた結果を上位1bit(k=1)の対数尤度比(LLR)とする。
その後、ステップ9(S9)として、k=nであるか否かを判定する。判定結果Yes(k=n)であれば終了し、No(k<n)であれば、ステップ10(S10)に進む。
ステップ10(S10)では、kに1を加えて、ステップ4(S4)から、再び処理を行う。すなわち、上記ステップでは5bit中の最上位の1bitの説明をしたが、次の処理ではk=2として、5bit中の2番目のbitの尤度を求める。2番目のbitの尤度(LLR)を計算する場合には、同様に、硬判定結果のnbitのデータに基づいて、2番目のbit(k=2)を「1」とした第1nbit(図3の例では「11011」)と、2番目のbitを「0」とした第2nbit(図3の例では「10011」)を作成して、同様の計算を行う。
ステップ3からステップ10の処理は、図1のLLR算出部13の処理に相当する。
このような演算処理をすることにより、測定データから一挙にビット列の尤度(LLR)決定、さらにはビット決定をすることができる。この計算では、差分、かけ算、平均値という、ごく基本的な四則演算しか行っていないため、非常に高速かつ、正確な尤度(LLR)を計算することができる。
なお、図3の説明において、(2)は硬判定結果としているが、LLR算出部13と誤り訂正復号部14との間で行われるLDPCの繰り返し計算の中では、推定ビットとして置き換える。
(検証結果)
図4には、本発明の尤度決定方法で導出された尤度(LLR)を使用して、誤り訂正をした結果を示している。横軸が図7に示すチェックノード処理・変数ノード処理・推定ビット決定処理からなる1ラウンドの処理の繰り返し回数であり、縦軸がデータの誤り率(Error rate)である。あらかじめ、既知のデータを記録して、その既知データより、繰り返しごとに誤り率を測定している。誤り訂正処理前の誤り率は0.045であり、繰り返し計算を行うことにより、誤り率が減少してゆき、16回で誤り0となっていることが分かる。つまり、本尤度(LLR)定義を用いて、LDPC誤り訂正が効果的に動作していることが分かる。
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本発明の趣旨及び範囲内で、多くの変更及び置換ができることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば、実施形態に記載の複数の構成ブロックを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。
101 レーザ光源
102 シャッタ
103 1/2波長板
104 PBS(偏光ビームスプリッタ)
105 シャッタ
106 拡大レンズ
107 PBS(偏光ビームスプリッタ)
108 SLM(空間光変調素子)
109 FTレンズ
110 空間フィルタ
111 FTレンズ
112 FTレンズ
113 ホログラム記録媒体
114 リレーレンズ
115 ガルバノミラー
116 PBS
117 1/2波長板
118 2次元撮像素子
119 演算装置
120 ミラー
121 ガルバノミラー
122 リレーレンズ

Claims (7)

  1. n:r変調されている入力信号を、rbitのブロックにブロック化するブロック抽出部と、
    ブロック化されたrbitの入力信号から、nbitの硬判定を行う硬判定部と、
    硬判定されたnbitのデータに基づいて、尤度を算出するビットを1とした第1nbitと、尤度を算出するビットを0とした第2nbitを作成し、前記第1nbitに対応するrbit変換データと前記第2nbitに対応するrbit変換データとの差分と、rbitの入力信号とのビットごとの積の平均値に基づいて、前記ビットの尤度を算出するLLR判定部と、
    を備えた復号装置。
  2. 請求項1に記載の復号装置において、入力信号はnbitの信号に対して誤り訂正符号化処理がなされており、さらに、前記LLR判定部で算出された尤度に基づいて、nbitの誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復号部を備えたことを特徴とする、復号装置。
  3. 請求項2に記載の復号装置において、前記誤り訂正符号化は、LDPC符号化であることを特徴とする、復号装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の復号装置において、前記LLR判定部は、入力信号の前記ブロック内の最大値と最小値に基づいて、前記ブロック内の入力信号データを−1から+1までの値に変換する規格化処理を行い、前記差分と前記規格化処理された入力信号とのビットごとの積の平均値を求めることを含む、復号装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の復号装置を備えたホログラム再生装置であって、
    n:r変調信号が2次元コードで記録されており、前記2次元コードの読出し信号を前記入力信号とする、ホログラム再生装置。
  6. n:r変調されている入力信号から、rbitを抽出する工程と、
    前記rbitの入力信号から、nbitの硬判定を行う工程と、
    硬判定されたnbitのデータに基づいて、尤度を算出するビットを1とした第1nbitと、尤度を算出するビットを0とした第2nbitを作成し、前記第1nbitに対応するrbit変換データと前記第2nbitに対応するrbit変換データとの差分と、rbitの入力信号とのビットごとの積の平均値に基づいて、前記ビットの尤度を算出する工程と、
    を含む復号方法。
  7. 請求項6記載の復号方法において、さらに、算出された尤度に基づいて、nbitの誤り訂正復号処理を行う工程を含むことを特徴とする、復号方法。
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