JP2018040267A - 燃料供給装置および燃料供給方法 - Google Patents
燃料供給装置および燃料供給方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018040267A JP2018040267A JP2016173256A JP2016173256A JP2018040267A JP 2018040267 A JP2018040267 A JP 2018040267A JP 2016173256 A JP2016173256 A JP 2016173256A JP 2016173256 A JP2016173256 A JP 2016173256A JP 2018040267 A JP2018040267 A JP 2018040267A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel supply
- end time
- fuel
- pressure
- acceleration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
Description
近年、低速ディーゼルエンジンの燃料として、NOx、SOx、排出量の少ない天然ガスが注目されている。低速ディーゼルエンジンの燃焼室に高圧の天然ガスを燃料として噴射して燃焼させることで、高熱効率で出力が得られる。
そこで、本発明は、往復式ポンプの昇圧用ピストンの最大負荷を抑えることができる燃料供給装置を提供することを目的とする。
低圧の燃料が供給される低圧燃料供給管と、
前記燃焼室内へ供給される高圧の燃料が供給される高圧燃料供給管と、
前記低圧燃料供給管と前記高圧燃料供給管との間に並列に設けられ、前記低圧燃料供給管内の燃料を昇圧してそれぞれ前記高圧燃料供給管に供給するn個の燃料供給部と、
前記n個の燃料供給部のそれぞれを制御する制御部と、
を備え、
前記n個の燃料供給部のそれぞれは、軸方向に往復する昇圧用ピストンを有する往復式ポンプを有し、
前記制御部は、前記n個の燃料供給部のそれぞれの昇圧用ピストンを同一の往復周期Tで位相を2π/nラジアンずらして駆動し、
前記往復式ポンプのそれぞれにおいて、
前記往復式ポンプによる燃料の吐出開始時刻をt0としたときに、
吐出開始時刻t0から所定の加速時間Δt後の加速終了時刻t1(0<Δt<T/n)の間に一定の加速度a(a>0)で加速し、
加速終了時刻t1からt2−t0=T(n−1)/nとなる定速度終了時刻t2までの間、前記昇圧用のピストンを一定の速度Vに維持し、
定速度終了時刻t2からΔt後の減速終了時刻t3までの間、前記昇圧用ピストンの速度を一定の加速度−aで減速して減速終了時刻t3に吐出を終了し、
減速終了時刻t3からt4−t2=T/nとなる吸入終了時刻t4までの間、前記往復式ポンプによる燃料の吸入を行うように、前記n個の燃料供給部を制御する、
ことを特徴とする。
低圧の燃料が供給される低圧燃料供給管と、前記燃焼室内へ供給される高圧の燃料が供給される高圧燃料供給管との間に並列に設けられたn個の燃料供給部により前記低圧燃料供給管内の低圧の燃料を吸入し、昇圧して前記高圧燃料供給配管に高圧の燃料を吐出する昇圧処理を有し、
前記昇圧処理は、前記n個の燃料供給部のそれぞれの昇圧用ピストンを同一の往復周期Tで位相を2π/nラジアンずらして駆動し、
前記往復式ポンプのそれぞれにおいて、
前記往復式ポンプによる燃料の吐出開始時刻をt0としたときに、
吐出開始時刻t0から所定の加速時間Δt後の加速終了時刻t1(0<Δt<T/n)の間に一定の加速度a(a>0)で加速し、
加速終了時刻t1からt2−t0=T(n−1)/nとなる定速度終了時刻t2までの間、前記昇圧用のピストンを一定の速度Vに維持し、
定速度終了時刻t2からΔt後の減速終了時刻t3までの間、前記昇圧用ピストンの速度を一定の加速度−aで減速して減速終了時刻t3に吐出を終了し、
減速終了時刻t3からt4−t2=T/nとなる吸入終了時刻t4までの間、前記往復式ポンプによる燃料の吸入を行う、
ことを特徴とする。
前記一定の加速度aは2nA/(n−1)TΔTであり、
前記一定の速度Vは2nA/(n−1)Tである、ことが好ましい。
前記一定の加速度aは4A/TΔTであり、
前記一定の速度Vは4A/Tである、ことが好ましい。
また、2つの燃料供給部の往復式ポンプの昇圧用ピストンのそれぞれを同一の往復周期Tで位相をπラジアンずらして駆動し、それぞれの吐出開始時刻t0から加速終了時刻t1のΔTの間に一定の加速度4A/TΔTで加速し、加速終了時刻t1から定速度終了時刻t2までの間、昇圧用のピストンの速度を4A/Tに維持し、定速度終了時刻t2から減速終了時刻t3までのΔTの間、前記昇圧用ピストンの速度を4A/Tから0となるように一定の加速度−4A/TΔTで減速して減速終了時刻t3に吐出を終了するため、一方の昇圧用ピストンから吐出される液体燃料の量の増加量と他方の昇圧用ピストンから吐出される液体燃料の量の減少量とが一致する。このため、2つの往復式ポンプから吐出される液体燃料の総量の変動を抑制することができる。
図1は燃料供給装置10の概略構成図である。図1に示すように、本実施形態の燃料供給装置10は、液体燃料を昇圧・加熱し、内燃機関90の燃焼室内へ高圧で噴射して供給する装置である。内燃機関90はシリンダ内の燃焼室で燃料を燃焼させ、その熱エネルギーによって仕事をする原動機であり、例えばレシプロエンジン、ガスタービンである。特に、燃料を圧縮着火させるディーゼルエンジンを内燃機関90として用いることが好ましい。以下の実施形態では、内燃機関90として船舶に搭載されるディーゼルエンジンを用いる場合について説明するが、本発明は船舶以外のディーゼルエンジンへの燃料供給装置に適用することもできる。
低圧燃料供給管12内の液体燃料の圧力は、液体燃料タンク11内の液体燃料の温度、液面高さ等に応じた圧力となっている。この圧力を高め有効吸込みヘッド(NPSH:Net Positive Suction Head)を確保し、燃料供給部20Aに液体燃料を供給しやすくするために、液体燃料タンク11は、燃料供給部20Aよりも高い位置に配置されている。
なお、液体燃料タンク11が高い位置に配置できない場合は、液体燃料タンク11に液体燃料を供給するブースターポンプにより液体燃料タンク11内の液体燃料の圧力を高めることで、有効吸込ヘッドを確保してもよい。
往復式ポンプ50は、低圧燃料供給管12から供給される液体燃料を昇圧し、高圧燃料供給管13を介して熱交換器14に供給する。高圧燃料供給管13には、内部の燃料の圧力変動を吸収するパルセーションダンパー(アキュムレータ)13aが設けられていてもよい。
低圧燃料供給管12および高圧燃料供給管13は、往復式ポンプ50から着脱可能としてもよい。
ここで、内燃機関90が必要とする所定の範囲の圧力は、内燃機関90の種類や性能に応じて異なる。内燃機関90が船舶用の2ストロークサイクルの低速ディーゼルエンジンであれば、所定の範囲の圧力は、例えば5〜100MPa、好ましくは20〜70MPaであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、高温燃料供給管15には、圧力計17が設けられている。圧力計17は高温燃料供給管15内の圧力を計測し、計測信号を制御部80に出力する。
制御部80は、コントローラ21に制御信号を出力することで、燃料供給部20A、20Bのそれぞれの往復式ポンプ50の吐出量を調整する。複数の往復式ポンプ50の吐出量の総和は、高温燃料供給管15内の圧力が、必要とされる内燃機関90の負荷に応じた圧力となるように調整される。
なお、内燃機関90により駆動される推進用プロペラ(図示せず)の回転数を計測し、回転数に応じて高温燃料供給管15内の圧力を調整してもよい。
本実施形態においては、稼動している燃料供給部20A、20Bのそれぞれの往復式ポンプ50の周期Tおよび周期T当たりの燃料の吐出量が同一となるように、かつ位相がπラジアンずれるように、調整されている。
本実施形態においては、リニアアクチュエータ30および往復式ポンプ50が軸方向を同一にして配置される。なお、図2の左右方向がリニアアクチュエータ30および往復式ポンプ50の軸方向であり、図2においてリニアアクチュエータ30の左側に往復式ポンプ50が配置されている。
往復式ポンプ50は、昇圧用シリンダ51と、昇圧用ピストン52と、シリンダライナ53と、カバー54と、弁箱60と、等を有する。
カバー54は、昇圧用シリンダ51の昇圧用ピストン52が挿入される側と反対側の端部に固定されている。カバー54には、昇圧用ピストン52の軸方向に貫通する吐出口56が設けられている。吐出口56は高圧燃料供給管13と接続されている。
また、昇圧用ピストン52には、位置センサ70が設けられる。位置センサ70は、昇圧用ピストン52の軸方向(図2の左右方向)の位置を検出し、位置信号をコントローラ21に出力する。なお、位置信号を用いて、昇圧用ピストン52の変位を時間微分することにより、昇圧用ピストン52の速度を求めることができる。すなわち、位置センサを速度センサとしても用いることができる。さらに、昇圧用ピストン52の速度を時間微分することにより、昇圧用ピストン52の加速度を求めることができる。すなわち、位置センサ70を加速度センサとしても用いることができる。
具体的には、位置センサ70は、センサプローブ71(磁歪線)と、環状マグネット72と、検出器73とを有する。センサプローブ71は昇圧用ピストン52と平行に設けられる。環状マグネット72は中央にセンサプローブ71が挿入された状態で、センサプローブ71に沿って昇圧用ピストン52とともに軸方向に移動するように昇圧用ピストン52に取り付けられる。センサプローブ71の一端にはセンサプローブ71に生じる歪みを検出する検出器73が設けられている。センサプローブ71に電流パルス信号を与えると、センサプローブ71を中心とする円周方向の磁場が生じる。センサプローブ71の環状マグネット72と同じ位置では、センサプローブ71の軸方向に磁場が与えられるため、軸方向に対して斜め方向の合成磁場が生じる。これにより、センサプローブ71に局部的なねじり歪みが生じる。検出器73はこのねじり歪みを検出することで、環状マグネット72の位置を検出し、昇圧用ピストン52の軸方向の位置を示す位置信号をコントローラ21に出力する。
なお、位置センサ70を昇圧用ピストン52に設ける代わりに、ピストンロッド47に取り付けてもよい。
吐出流路61は弁箱60を昇圧用ピストン52の軸方向に貫通するように設けられている。吐出流路61のカバー54側の開口はカバー54の吐出口56と対向する位置に設けられている。吐出流路61の内部には、シリンダライナ53側からカバー54側への流体の流れを許容する一方、カバー54側からシリンダライナ53側への流体の流れを防ぐ吐出用逆止弁62が設けられている。
次に、リニアアクチュエータ30および往復式ポンプ50の動作について説明する。
まず、電動モータ32により油圧ポンプ33を駆動し、図2に実線の矢印で示すように、第1チャンバ43a内の作動油を第1貫通孔44から排出し、第1の油圧配管34、第2の油圧配管35を経て第2貫通孔45から第2チャンバ43bへ供給する。すると、第2チャンバ43bの容積が大きくなり、第1チャンバ43aの容積が小さくなるように、油圧ピストン42が作動油収容空間43A内で図2の左方向に移動する。
吐出開始時刻t0から減速終了時刻t3までの間に燃料供給部20Aの昇圧用ピストン52による燃料の吐出が行われる。その後、減速終了時刻t3からt4−t2=0.5Tとなる吸入終了時刻t4までの間に昇圧用ピストン52による燃料の吸入が行われる。
吐出開始時刻t0’から減速終了時刻t3’までの間に燃料供給部20Aの昇圧用ピストン52による燃料の吐出が行われる。その後、減速終了時刻t3’からt4’−t2’=0.5Tとなる吸入終了時刻t4’までの間に昇圧用ピストン52による燃料の吸入が行われる。
なお、燃料供給部20A、20Bのいずれの昇圧用ピストン52も、一周期Tにおける速度の積分値が0となるように、昇圧用ピストン52の速度が定められている。
このように、昇圧用ピストン52の最大速度を抑えることで、昇圧用ピストン52を駆動するリニアアクチュエータ30の最大負荷を抑えることができる。
例えば、n個(nは2以上の自然数)の燃料供給部を有する燃料供給装置において、n個の燃料供給部のそれぞれの昇圧用ピストンを同一の往復周期Tで位相を2π/nラジアンずらして駆動し、n個の往復式ポンプのそれぞれにおいて、昇圧用ピストンの往復する振幅をA(A>0)としたときに、往復式ポンプによる燃料の吐出開始時刻t0から所定の加速時間Δt後の加速終了時刻t1(0<Δt<T/n)の間に一定の加速度a=2nA/(n−1)TΔTで加速し、加速終了時刻t1からt2−t0=T(n−1)/nとなる定速度終了時刻t2までの間、昇圧用のピストンを一定の速度V=2nA/(n−1)Tに維持し、定速度終了時刻t2からΔt後の減速終了時刻t3までの間、昇圧用ピストンの速度を一定の加速度−a=−2nA/(n−1)TΔTで減速して減速終了時刻t3に吐出を終了し、減速終了時刻t3からt4−t2=T/nとなる吸入終了時刻t4までの間、往復式ポンプによる燃料の吸入を行うように、n個の燃料供給部を制御してもよい。
図4(a)〜(c)に示すように、3個の燃料供給部のそれぞれの昇圧用ピストンを同一の往復周期Tで位相を2π/3ラジアンずらして駆動し、3個の往復式ポンプのそれぞれにおいて、昇圧用ピストンの往復する振幅をA(A1、A2、A3)(A>0)としたときに、往復式ポンプによる燃料の吐出開始時刻t0から所定の加速時間Δt後の加速終了時刻t1(0<Δt<T/3)の間に一定の加速度a=3A/TΔTで加速し、加速終了時刻t1からt2−t0=2T/3となる定速度終了時刻t2までの間、昇圧用のピストンを一定の速度V=3A/Tに維持し、定速度終了時刻t2からΔt後の減速終了時刻t3までの間、昇圧用ピストンの速度を一定の加速度−a=−3A/TΔTで減速して減速終了時刻t3に吐出を終了し、減速終了時刻t3からt4−t2=T/3となる吸入終了時刻t4までの間、往復式ポンプによる燃料の吸入を行うように、3個の燃料供給部を制御してもよい。
なお、燃料供給部20A、20B、20Cの往復式ポンプ50の昇圧用ピストン52を同一の外径とし、A1=A2=A3としてもよい。
このように、1周期の半分よりも長い時間をかけて燃料の吐出を行うことで、吐出時の昇圧用ピストン52の最大速度をさらに小さくすることができる。
11 液体燃料タンク
12 低圧燃料供給管
13 高圧燃料供給管
14 熱交換器
15 高温燃料供給管
16 調圧弁
17 圧力計
20A、20B 燃料供給部
21 コントローラ
30 リニアアクチュエータ
31 サーボアンプ
32 電動モータ
33 油圧ポンプ
34 第1の油圧配管
35 第2の油圧配管
41 油圧シリンダ
42 油圧ピストン
43 作動油収容空間
43a 第1チャンバ
43b 第2チャンバ
47 ピストンロッド
49 連結部
50 往復式ポンプ
51 昇圧用シリンダ
52 昇圧用ピストン
53 シリンダライナ
54 カバー
55 吸入口
56 吐出口
60 弁箱
61 吐出流路
62 吐出用逆止弁
64 吸入流路
65 吸入用逆止弁
70 位置センサ
71 センサプローブ
72 環状マグネット
73 検出器
80 制御部
90 内燃機関
Claims (6)
- 内燃機関の燃焼室内へ燃料を供給する燃料供給装置であって、
低圧の燃料が供給される低圧燃料供給管と、
前記燃焼室内へ供給される高圧の燃料が供給される高圧燃料供給管と、
前記低圧燃料供給管と前記高圧燃料供給管との間に並列に設けられ、前記低圧燃料供給管内の燃料を昇圧してそれぞれ前記高圧燃料供給管に供給するn個の燃料供給部と、
前記n個の燃料供給部のそれぞれを制御する制御部と、
を備え、
前記n個の燃料供給部のそれぞれは、軸方向に往復する昇圧用ピストンを有する往復式ポンプを有し、
前記制御部は、前記n個の燃料供給部のそれぞれの昇圧用ピストンを同一の往復周期Tで位相を2π/nラジアンずらして駆動し、
前記往復式ポンプのそれぞれにおいて、
前記往復式ポンプによる燃料の吐出開始時刻をt0としたときに、
吐出開始時刻t0から所定の加速時間Δt後の加速終了時刻t1(0<Δt<T/n)の間に一定の加速度a(a>0)で加速し、
加速終了時刻t1からt2−t0=T(n−1)/nとなる定速度終了時刻t2までの間、前記昇圧用のピストンを一定の速度Vに維持し、
定速度終了時刻t2からΔt後の減速終了時刻t3までの間、前記昇圧用ピストンの速度を一定の加速度−aで減速して減速終了時刻t3に吐出を終了し、
減速終了時刻t3からt4−t2=T/nとなる吸入終了時刻t4までの間、前記往復式ポンプによる燃料の吸入を行うように、前記n個の燃料供給部を制御する、燃料供給装置。 - 前記昇圧用ピストンの往復する振幅をA(A>0)としたときに、
前記一定の加速度aは2nA/(n−1)TΔTであり、
前記一定の速度Vは2nA/(n−1)Tである、請求項1に記載の燃料供給装置。 - 前記nは2であり、
前記一定の加速度aは4A/TΔTであり、
前記一定の速度Vは4A/Tである、請求項2に記載の燃料供給装置。 - 内燃機関の燃焼室内へ燃料を供給する燃料供給方法であって、
低圧の燃料が供給される低圧燃料供給管と、前記燃焼室内へ供給される高圧の燃料が供給される高圧燃料供給管との間に並列に設けられたn個の燃料供給部により前記低圧燃料供給管内の低圧の燃料を吸入し、昇圧して前記高圧燃料供給配管に高圧の燃料を吐出する昇圧処理を有し、
前記昇圧処理は、前記n個の燃料供給部のそれぞれの昇圧用ピストンを同一の往復周期Tで位相を2π/nラジアンずらして駆動し、
前記往復式ポンプのそれぞれにおいて、
前記往復式ポンプによる燃料の吐出開始時刻をt0としたときに、
吐出開始時刻t0から所定の加速時間Δt後の加速終了時刻t1(0<Δt<T/n)の間に一定の加速度a(a>0)で加速し、
加速終了時刻t1からt2−t0=T(n−1)/nとなる定速度終了時刻t2までの間、前記昇圧用のピストンを一定の速度Vに維持し、
定速度終了時刻t2からΔt後の減速終了時刻t3までの間、前記昇圧用ピストンの速度を一定の加速度−aで減速して減速終了時刻t3に吐出を終了し、
減速終了時刻t3からt4−t2=T/nとなる吸入終了時刻t4までの間、前記往復式ポンプによる燃料の吸入を行う、燃料供給方法。 - 前記昇圧用ピストンの往復する振幅をA(A>0)としたときに、
前記一定の加速度aは2nA/(n−1)TΔTであり、
前記一定の速度Vは2nA/(n−1)Tである、請求項4に記載の燃料供給装置。 - 前記nは2であり、
前記一定の加速度aは4A/TΔTであり、
前記一定の速度Vは4A/Tである、請求項5に記載の燃料供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016173256A JP2018040267A (ja) | 2016-09-06 | 2016-09-06 | 燃料供給装置および燃料供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016173256A JP2018040267A (ja) | 2016-09-06 | 2016-09-06 | 燃料供給装置および燃料供給方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018040267A true JP2018040267A (ja) | 2018-03-15 |
Family
ID=61625409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016173256A Pending JP2018040267A (ja) | 2016-09-06 | 2016-09-06 | 燃料供給装置および燃料供給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018040267A (ja) |
-
2016
- 2016-09-06 JP JP2016173256A patent/JP2018040267A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5934409B1 (ja) | 燃料供給装置 | |
US10208724B2 (en) | Fuel supply device and fuel supply method | |
JP6106792B1 (ja) | 昇圧用ポンプ | |
US9719500B2 (en) | Cryogennic liquefied gas intake/discharge valve body, reciprocating pump, and fuel gas supply device | |
US10012195B2 (en) | Fuel supply device and fuel supply method | |
JP2018040268A (ja) | 燃料供給装置および燃料供給方法 | |
JP2018040267A (ja) | 燃料供給装置および燃料供給方法 | |
JP6586681B2 (ja) | 燃料供給装置 | |
JP6450956B1 (ja) | 燃料供給装置及び燃料供給方法 | |
JP2013112088A (ja) | 船舶の発電装置及び推進装置 | |
JP2016200140A (ja) | 燃料供給装置 | |
JP2016200138A (ja) | 燃料供給装置 | |
JP2016200139A (ja) | 燃料供給装置 | |
JP6620327B2 (ja) | 液化ガス昇圧装置、液化ガスの昇圧方法および燃料供給装置 | |
JP2013234637A (ja) | スターリングエンジン | |
JP2011185135A (ja) | エネルギー変換装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20180813 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190328 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200128 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200330 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200811 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201109 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20201109 |
|
C11 | Written invitation by the commissioner to file amendments |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C11 Effective date: 20201117 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201124 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20201221 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20201222 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20210219 |
|
C211 | Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211 Effective date: 20210224 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20210330 |
|
C13 | Notice of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13 Effective date: 20210608 |
|
C23 | Notice of termination of proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23 Effective date: 20211005 |
|
C03 | Trial/appeal decision taken |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03 Effective date: 20211109 |
|
C30A | Notification sent |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012 Effective date: 20211109 |