JP2018036704A - 情報処理装置とその制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】テキストの編集を容易に行うことができ、画像等のオブジェクトの編集結果が反映されたレイアウトの確認を容易に行うことができる情報処理装置を提供する。【解決手段】テキストをディスプレイ101に表示させて編集を可能とする情報処理装置100は、複数のページからテキストを読み出し、読み出したテキストをページごとに区切って表した一覧画面200を表示する。情報処理装置100の制御手段は、一覧画面200に表示されたテキストの中から編集対象となるテキストが選択されて一覧画面200上で編集された後に、別のページのテキストが編集対象として選択されると、ディスプレイ101の表示を一覧画面200から編集されたテキストを含むページのレイアウトを表すプレビュー画面210へ切り替える。【選択図】図5

Description

本発明は、テキストや画像等のオブジェクトをレイアウトして表示装置に表示させる情報処理装置とその制御方法及びプログラムに関する。
複数のページから構成され、テキストや画像等のオブジェクト(表示対象)を各ページにレイアウトしたフォトブックや電子書籍の利用が広がっている。例えば、フォトブックを編集するために1ページ分の領域にオブジェクトをレイアウトするときに、レイアウトされる各項目を一覧表示する領域をディスプレイ上に設ける技術が知られている(特許文献1参照)。また、ページ中のテキストや画像等のオブジェクトをページごとに抽出し、抽出したオブジェクトを一覧表示して編集することが可能な機能を有する情報処理装置が提案されている(特許文献2参照)。
特開平10−240722号公報 特開2013−8170号公報
上記特許文献1に記載された技術では、複数の項目を一覧表示する領域と、各項目がレイアウトされた編集領域とが1画面に並べて表示される。そのため、ユーザは、項目の内容の編集や確認を行うことが容易ではないという問題があり、この問題は特にディスプレイの表示面積が小さい場合に顕著に現れる。
上記特許文献2に記載された技術では、一覧表示されるオブジェクトがテキストだけの場合、テキストと組となる画像、画像の枚数、同じページの別のテキストの内容等を確認することができない。そのため、すべてのオブジェクトをプレビュー表示に切り替えて確認する必要がある。また、上記特許文献2に記載された技術では、各ページのサムネイルが一覧表示で表示されていても、ページごとのサムネイルやテキストの文字が小さいため、サムネイルやテキストを確認しながらテキストを編集することは容易ではない。
本発明は、テキストの編集を容易に行うことができ、また、画像やテキスト等のオブジェクトの編集結果が反映されたレイアウトの確認を容易に行うことができる情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、テキストを表示装置に表示させ、前記表示装置に表示されたテキストの編集を可能とする情報処理装置であって、テキストを含む複数のページから前記テキストを読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段が読み出したテキストをページごとに区切って表した一覧画面を前記表示装置に表示する表示手段と、前記一覧画面に区切られて表示されたテキストの中から編集対象となる第1のテキストを選択する選択手段と、前記選択された第1のテキストを前記一覧画面上で編集する編集手段と、前記一覧画面に区切られて表示されたテキストの中から前記第1のテキストとは異なる第2のテキストが前記選択手段によって選択されたことを検知する検知手段と、前記検知手段が前記選択手段によって前記第2のテキストが選択されたことを検知したときに、前記表示装置における表示を前記一覧画面から前記第1のテキストが編集された後のテキストを含むページのレイアウトを表すプレビュー画面へ切り替えるように制御する制御手段と、前記表示装置における表示を前記プレビュー画面から前記一覧画面へ戻す指示を前記制御手段に与える指示手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、テキストの編集を容易に行うことができ、また、画像やテキスト等のオブジェクトの編集結果が反映されたレイアウトの確認を容易に行うことができる。
本発明の実施形態に係る情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。 情報処理装置に表示される一覧画面及びプレビュー画面の例を示す図である。 図2の一覧画面でテキストを編集した後に情報処理装置に表示される一覧画面及びプレビュー画面の例を示す図である。 図2及び図3の一覧画面を表示するために情報処理装置で実行される処理のフローチャートである。 図2及び図3の一覧画面とプレビュー画面とを切り替えるために情報処理装置で実行される処理のフローチャートである。 情報処理装置に表示される一覧画面の別の例を示す図である。 図6の一覧画面に対応する各ページでのレイアウトを説明する図である。 図6の一覧画面を表示するために情報処理装置が保持するデータの構成の一例を説明する図である。 図6の一覧画面を表示する処理のフローチャートである。 図6の一覧画面に表示される代表画像を差し替える処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。最初に、本発明に係る情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図1は、情報処理装置100の概略構成を示すブロック図である。情報処理装置100は、ディスプレイ101、VRAM102、BMU103、キーボード104、PD105、CPU106、ROM107、RAM108、HDD109、記憶媒体110、ネットワークI/F111及びバス112を有する。情報処理装置100は、例えば、パーソナルコンピュータである。
ディスプレイ101は、情報処理装置100上で動作するOSやアプリケーション(ソフトウェア)に対するユーザインタフェースをはじめとして、各種の情報を表示する表示手段であり、例えば、液晶ディスプレイ等である。VRAM102には、ディスプレイ101に各種情報を表示するためのデータが記憶される。VRAM102に記憶されたデータは、所定の規定にしたがってディスプレイ101に転送され、これにより、ディスプレイ101に各種情報がアイコンやメニュー、オブジェクト(画像(写真、イラスト)、テキスト(文書)等の表示対象物)として表示される。
BMU(bit move unit)103は、メモリ間(例えば、VRAM102とRAM108との間)のデータ転送や、メモリとI/Oデバイス(例えば、RAM108とネットワークI/F111)との間のデータ転送を制御する。キーボード104は、文字や数字等を入力するための各種キーを有する入力手段の1つである。キーボード104は、ディスプレイ101に設けられたタッチパネルを用いたスクリーンキーボードであってもよい。PD(pointing device)105は、ディスプレイ101に表示されたアイコンやメニュー、その他のコンテンツ等の指定等に用いられる入力手段であり、例えば、マウスやディスプレイ101に設けられるタッチパネルである。
ROM107は、情報処理装置100の起動に必要なBIOS等の制御プログラムやデータを格納する記憶部である。RAM108は、CPU106のワーク領域や、各種データを一時的に記憶する一次記憶領域、各種プログラムのロード領域等を有する記憶部である。HDD109は、OSプログラム、各種の制御プログラム、OSプログラム上で実行可能な各種アプリケーション(ソフトウェア)のプログラム、各種データ等を格納する記憶手段である。記憶媒体110は、例えば、メモリカード等の半導体記憶デバイス、DVD−RAM等の光学ディスク等であり、例えば、情報処理装置100での編集に供されるデータファイル等を記憶している。なお、情報処理装置100での編集に供されるデータファイル等は、HDD109に記憶されていてもよい。
CPU106は、ROM107に格納された各種の制御プログラムを実行することにより、情報処理装置100を構成する各種ハードウェアの全体的な制御を行う。また、CPU106は、HDD109等に格納されたOSプログラムやアプリケーションプログラムをRAM108に展開することによって、プログラムに従った各種の処理を実行する。アプリケーションプログラムは、記憶媒体110に記憶されていてもよい。ネットワークI/F111は、ネットワーク130を介してCPU106と外部機器(不図示)との通信を可能とするインタフェースである。CPU106に対する制御プログラムの提供は、ネットワークI/F111を介してネットワーク経由で他の情報処理装置(外部機器)等から行うこともできる。バス112は、アドレスバス、データバス及びコントロールバスを含み、情報処理装置100を構成する各ブロック間でのデータ通信を可能とする。不図示であるが、情報処理装置100は、USB規格等の所定の規格に従う外部装置を接続するためのポートと、装着された外部装置とCPU106との間のデータ通信を可能とするインタフェース等を有する。
次に、情報処理装置100の第1実施形態に係る制御方法(情報処理方法)について説明する。図2(a)は、情報処理装置100のディスプレイ101に表示される第1実施形態に係るテキスト一覧画面(以下「一覧画面」と記す)200を示す図である。一覧画面200は、CPU106がHDD109に格納された所定のアプリケーションプログラムを起動し、HDD109又は記憶媒体110に記憶されたデータファイルがアプリケーション上に読み出されることによって、ディスプレイ101に表示される。
ここでは、写真(撮影画像)等の画像データとユーザによる入力が可能なテキストデータを含むフォトブックのデータファイルが、テキスト編集用のアプリケーション上で読み出されたことにより、一覧画面200がディスプレイ101に表示されたものとする。説明の便宜上、フォトブックは、1ページに1枚の画像が配置され、画像に対してコメント等のテキスト(文章)を付記することができる構成になっているものとする。また、一覧画面200は、テキスト編集用のアプリケーションが起動され、所定のフォトブックのデータが読み出されたときの初期画面であるとする。なお、フォトブックを閲覧するための閲覧アプリケーションにフォトブックでのテキスト編集を行うための機能が設けられていてもよい。この場合、ユーザにより閲覧アプリケーションが起動された後に編集機能が指定することで、一覧画面200をディスプレイ101に表示させることができる。
一覧画面200には、第n欄(nは自然数)、ページプレビュー切り替えボタン205、ブック確認表示切り替えボタン208、スクロールバー206及び終了ボタン207が表示されている。第n欄の数は、読み出したフォトブックのページ数によって異なる。第n欄は、第nページ目から抽出されたテキストを表示し、編集を可能とするための編集領域であり、第nページ目から抽出されたテキストが表示される。第n欄は、第nページ目にテキストがない場合には空欄となる。図2(a)の一覧画面200では、第n欄の例として、第1欄201、第2欄202、第3欄203、第4欄204が示されている。第1欄201には図示の通りのテキストが抽出されて表示されている。第2欄202にある「(2ページ目のテキスト)」は、テキストが無く、空欄となっていることを示している。第3欄203及び第4欄204も、第2欄202と同様に、フォトブックの第3ページ及び第4頁にテキストがなかったために、空欄となっている状態を示している。
一覧画面200内にすべての第n欄を一度に表示することのできない場合には、スクロールバー206を操作することにより、例えば、第5欄以降を一覧画面200に表示することができる。ページプレビュー切り替えボタン205は、一覧画面200を後述するページプレビュー画面210(以下「プレビュー画面210」と記す)(図2(b)参照)に遷移させるための指示を受け付ける操作手段の1つである。ブック確認表示切り替えボタン208は、一覧画面200をブック確認画面(図示せず)に遷移させるための指示を受け付ける操作手段の1つである。終了ボタン207は、アプリケーションを終了させるための操作手段である。
図2(b)は、情報処理装置100のディスプレイ101に表示されるプレビュー画面210を示す図である。プレビュー画面210は、第nページ及びOKボタン217を含む。ここでは、プレビュー画面210として、ページごとにプレビュー表示を行い、且つ、2ページ分を表示する例を示しており、よって、第nページ領域として、第1ページ領域211と第2ページ領域212が表示された例が示されている。なお、プレビュー画面210では、一覧画面200において編集が行われたテキストに関連付けられたページが表示される。そのため、ここでは、プレビュー画面210として、ブックを構成する他のページを表示せず、他のページの表示を可能とするためのスクロールバーを有さない構成としている。
第1ページ領域211には、画像213とテキスト215が表示されている。テキスト215の内容は、第1欄201にあるテキストと同じである。第2ページ領域212には、画像214が表示されているが、画像214の下側の領域216は、テキストがないために空白となっており、第2欄202にテキストがないことに対応している。OKボタン217は、ユーザがレイアウトを確認したことをCPU106に通知するための操作手段であり、OKボタン217が押下されると、プレビュー画面210は一覧画面200へ戻る。
図3(a)は、一覧画面200でテキスト編集が行われた後の一覧画面200´を示す図である。一覧画面200´が一覧画面200でのテキスト編集後の画面であるという性質上、一覧画面200´のレイアウトは一覧画面200のレイアウトと同じである。よって、一覧画面200で何ら編集が行われなかった部分やページプレビュー切り替えボタン205等の不変部については、同じ符号を付して説明を省略する。
一覧画面200の第1欄201のテキスト(第1のテキスト)がPD105等により選択され、一覧画面200上で第1欄201内のテキストに対して編集が行われたものとする。これにより、第1欄201は、一覧画面200´では短文化されたテキストが表示された第1欄301に変わっている。CPU106は、テキスト編集の対象が第1欄201から別の欄のテキスト(第2のテキスト)が編集対象としてPD105等により変更されことを検知すると、第1欄201でのテキスト編集が完了したと判定する。なお、別の欄は、空欄でもあってもよい。これは、空欄にテキストを書き加えるという編集を行うことを目的とするものだからである。そして、CPU106は、自動的に一覧画面200´をプレビュー画面210´へ遷移させる。したがって、ユーザは、プレビュー画面210´への遷移のための操作を一々行わなくとも、第1欄201でのテキスト編集の結果を確認することができる。一覧画面200´からプレビュー画面210´へ表示が遷移する過程で、第1欄201のテキストは、第1欄301のテキストの通りに自動的に書き替え保存される。
なお、一覧画面(一覧画面200,200´を問わない)において第n欄がテキスト編集対象として選択されたが、何ら編集が行われずに別の欄(例えば第n+1欄)へテキスト編集対象が変更される場合がある。この場合には、テキストの編集が行われていないためにプレビュー表示の内容も変わらないため、一覧画面からプレビュー画面への遷移は行われない。
図3(b)は、情報処理装置100のディスプレイ101に表示されるプレビュー画面210´を示す図である。プレビュー画面210´のレイアウトは、プレビュー画面210のレイアウトと同じである。よって、プレビュー画面210´においてプレビュー画面210と変わらない部分については、同じ符号を付して説明を省略する。
プレビュー画面210´内の第1ページ311には、画像213と、一覧画面200´の第1欄301に表示されたテキスト312が表示されている。プレビュー画面210´でOKボタン217が押下されると、プレビュー画面210´は一覧画面200´へ戻る。上記説明では、OKボタン217の押下によりプレビュー画面を閉じる構成を取り上げた。しかし、これに限らず、例えば、ディスプレイ101にPD105としてのタッチパネルが設けられている場合、プレビュー画面に対するタッチによって、プレビュー画面を閉じるようにしてもよい。
このように、一覧画面の第n欄でテキストが編集されると、第nページでのオブジェクトのレイアウトを表すプレビュー画面が自動的に表示される。これにより、ユーザは、テキスト編集を行った後に、プレビュー画面への遷移のための操作を一々行わなくとも、編集後のページでのオブジェクトのレイアウトを確認し、所望のレイアウトになっているか否かを確認することができる。こうして、操作性と利便性を向上させることができる。
なお、第nページ内に複数のテキストがある場合の一覧画面としては、第n欄の中を更に複数の欄に分けた構成とすることができる。この場合に、1つのテキストが編集される度にプレビュー表示を行うと、プレビュー画面の表示回数が多くなってしまうことで編集作業の効率が逆に低下してしまうおそれがある。そこで、第n欄内で編集対象の移動があった場合には、一覧画面からプレビュー画面への遷移は行われないようにすることが望ましい。
また、プレビュー画面として、2ページ分のレイアウトを表示する構成を例示したが、これに限られず、1ページ分のみを表示する構成となっていてもよい。プレビュー画面が2ページ分のレイアウトを表示する構成となっている場合には、複数の第n欄のうちの2つの欄でのテキストの編集完了が検知されたときに初めて、一覧画面からそれら2つの欄に対応するページのプレビュー画面を表示するようにしてもよい。つまり、プレビュー画面の表示単位を複数ページとした場合には、テキストの編集対象となる第n欄もこれと同数の複数ページを編集単位とすることができる。更に、プレビュー画面に表示可能なページ数は、ディスプレイ101の表示画面のサイズに応じて自動的に切り替えられる構成となっていてもよい。プレビュー画面は、一覧画面上にポップアップ表示される構成となっていてもよい。
次に、情報処理装置100でフォトブックのテキストを編集し、上述した一覧画面とプレビュー画面とで表示を切り替えるための制御方法について説明する。図4は、一覧画面(の初期画面)をディスプレイ101に表示する処理のフローチャートである。図4のフローチャートに示す各処理は、CPU106がテキスト編集機能を有するアプリケーションのプログラムをHDD109から読み出してRAM108に展開し、情報処理装置100の各部の動作を制御することにより実現される。
ステップS401においてCPU106は、フォトブックのページごとにページ中のテキスト(文書)を抽出する。ステップS402においてCPU106は、抽出した各ページのテキストをページごとに表示を区切ってディスプレイ101に一覧表示する。これにより、一覧画面の初期画面が表示され、本処理は終了となる。なお、テキストとその抽出元のページとの関係を保持することで、一覧画面で編集されたテキストが保存されたときに、フォトブックの各ページにおける画像に対するテキストのレイアウトに、編集されたテキストを反映させることができる。
図5は、情報処理装置100で実行されるテキスト編集の進行にしたがって一覧画面とプレビュー画面とで表示を切り替える処理のフローチャートである。一覧画面とプレビュー画面はそれぞれ、上述したようにテキストの編集の進行具合に応じて表示内容が変化するため、ここでの説明では、「一覧画面」と「プレビュー画面」のそれぞれに符号は付さないものとする。図5のフローチャートに示す各処理は、ステップS402の処理が終了していることを前提として開始される。よって、図5のフローチャートに示す各処理もまた、CPU106がテキスト編集機能を有するアプリケーションのプログラムをHDD109から読み出してRAM108に展開し、情報処理装置100の各部の動作を制御することにより実現される。
ステップS501においてCPU106は、編集開始を受け付け、編集対象となっているページとテキストを特定する。前述の通り、一覧画面では第n欄をPD105により指定して編集を行うことができ、このように、区切られた領域から編集対象のテキストを直接に指定して編集することができる場合は、指定された領域から編集対象のページとテキストが特定される。編集対象となるページとテキストの抽出方法は、フォトブックの各ページに配置可能なオブジェクトの種類や数に応じて、適宜、変更が可能である。
ステップS502においてCPU106は、編集完了を受け付け、編集されたページとテキストを特定する。CPU106は、一覧画面でテキストの編集が行われた後、別の編集領域が指定されたとき、又は、ページプレビュー切り替えボタン205が押下されたとき、又は、終了ボタン207が押下されたときに、編集完了の指示があったものと判定する。
ステップS503においてCPU106は、テキストが変更(編集)されたか否かを判定する。CPU106は、テキストが変更されたと判定した場合(S503でYES)、処理をステップS504へ進め、テキストが変更されていないと判定した場合(S503でNO)、処理をステップS509へ進める。なお、図2及び図3に不図示であるが、一覧画面でユーザが編集内容を保存するか否かを指定可能な構成となっている場合において、テキストが変更されていても保存しないことが指定されている場合には、テキストは変更されていないと判定される。
ステップS504においてCPU106は、ステップS501で特定したページのテキストをステップS502で特定した変更(編集)後のテキストに書き替えて保存する。ステップS505においてCPU106は、ブック確認画面への表示切り替えが指示されたか否かを判定する。CPU106は、ブック確認画面への表示切り替えが指示されていない判定した場合(S505でNO)、処理をステップS506へ進め、ブック確認画面への表示切り替えが指示されていると判定した場合(S505でYES)、処理をステップS510へ進める。なお、ブック確認画面への表示切り替えが指示されたか否かは、ユーザによりブック確認表示切り替えボタン208が押下された否かに基づいて判定することができる。
ステップS506においてCPU106は、ディスプレイ101での表示を一覧画面からプレビュー画面へ切り替え、プレビュー画面にステップS502で特定された変更後のテキストを含むページを表示する。なお、プレビュー画面を一覧画面上にポップアップ表示する場合には、ステップS506においてポップアップ表示が行われる。ステップS507においてCPU106は、プレビュー画面の表示終了が指示されたか否かを判定する。具体的には、CPU106は、プレビュー画面でOKボタン217が押下されると、プレビュー画面の表示終了が指示されたものと判定する。CPU106は、プレビュー画面の表示終了が指示されるまで待機し(S507でNO)、プレビュー画面の表示終了が指示されたと判定した場合(S507でYES)、処理をステップS508へ進める。
ステップS508においてCPU106は、一覧画面を表示する。こうしてプレビュー画面から一覧画面へ戻したときのスクロールバー206のスクロール位置は、プレビュー画面の表示前の状態としてもよいし、一番上の位置としてもよい。なお、編集対象の第n欄が変更されて一覧画面からプレビュー画面へと遷移した場合、プレビュー画面の表示前の状態に戻すことが望ましく、これにより速やかに編集作業を再開することができる。
ステップS509においてCPU106は、編集終了が指示されたか否かを判定する。具体的には、CPU106は、終了ボタン207が押下されると、編集終了が指示されたものと判定する。CPU106は、編集終了が指示されないと判定した場合(S509でNO)、処理をステップS501へ戻し、編集終了が指示された判定した場合(S509でYES)、本処理を終了し、一覧画面を閉じる。なお、ステップS502での編集終了が終了ボタン207の押下であった場合、処理は、ステップS503での判定がNOとなり、ステップS509での判定がYESとなって、編集処理が終了することになる。
一方、ステップS505において、CPU106がブック確認画面への表示切り替えが指示されたと判定した場合(S505でYES)、ステップS510においてCPU106はディスプレイ101での表示を一覧画面からブック確認画面へ切り替える。なお、ブック確認画面では、プレビュー画面210とは異なり、ブックを構成するすべてのページが表示される。ステップS511においてCPU106はブック確認画面の表示終了が指示されたか否かを判定する。CPU106は、表示終了が指示されるまで待機し(S511でNO)、表示終了が指示されたと判定した場合(S511でYES)、処理をステップS508へ進める。これにより、ブック確認画面は一覧画面へ切り替えられる。
本実施形態では、一覧画面とプレビュー画面との間で表示を遷移させる構成について説明したが、ディスプレイ101の表示画面内の予め定められた領域にプレビュー画面を常時表示するようにしてもよい。この場合には、ページプレビュー切り替えボタン205は必要ではなく、図5のフローチャートにおける画面の切り替えに関する処理はスキップされる。また、編集対象のテキストが変更されたときに、プレビュー画面に表示される第nページ領域が自動的に変更(編集)されたテキストを含むページに変更される構成にすればよい。
次に、情報処理装置100の第2実施形態に係る制御方法(情報処理方法)について説明する。図6は、第2実施形態に係る一覧画面600を示す図である。図7は、一覧画面600の各ページにおけるオブジェクト(画像、テキスト)のレイアウトを説明する図である。
一覧画面600には、区切り601,604,609,610、画像領域602、テキスト領域603,608、主画像領域605、副画像領域606及び見出し領域607が表示されている。一覧画面600は、1ページ分を編集単位としており、1ページ目から4ページ目では、区切り601,604,609,610によって、オブジェクト(画像、テキスト)を表示するための表示領域は編集単位であるページ単位で区切られている。
区切り601は、フォトブックの1ページ目の開始位置を示している。1ページ目の表示領域には、画像領域602とテキスト領域603が表示されている。画像領域602は、1ページ目にある画像を表示するための領域であり、例えば、デジタルカメラにより撮影された写真の縮小画像が表示される。テキスト領域603は、1ページ目に記載されているテキストを表示する領域であり、ここでは、図示の通りのテキストが入力されている。ユーザは、テキスト領域(テキスト領域603に限らない)を選択することで、テキスト領域内にテキストを入力し、また、編集することができる。プレビュー枠701は、一覧画面600の1ページ目に対応するオブジェクトのレイアウトを示している。
区切り604は、2ページ目の開始位置を示している。主画像領域605は、代表画像として表示する領域であり、1ページ内に複数の画像がある場合に設けられる。副画像領域606は、代表画像以外の画像を表示する領域であり、1ページ内に複数の画像がある場合に設けられる。なお、副画像領域606の表示数は、2つに限定されるものではない。見出し領域607は、2ページ目の包括的な見出し(用途)が表示される領域である。テキスト領域608は、テキスト領域603に準ずる。ユーザは、見出し領域607のテキスト編集を、主画像領域605及び副画像領域606の画像を考慮して、テキスト領域608でのテキスト編集と同様に適切且つ容易に行うことができる。また、主画像領域605を副画像領域606よりも大きく表示して代表画像の確認を容易とすることにより、代表画像を考慮したテキスト編集を容易に行うことができる。プレビュー枠702は、一覧画面600の2ページ目に対応するオブジェクトのレイアウトを示している。
区切り609は、3ページ目の開始位置を示している。3ページ目は、画像を配置するための設定はあるが、テキストを配置するための設定がないページとなっている。そのため、3ページ目の表示領域には、3ページ目にある画像と、テキストを配置する設定がないことを示す「テキストのないページです」のメッセージが表示されている。プレビュー枠703は、一覧画面600の3ページ目に対応するオブジェクトのレイアウトを示している。区切り610は、4ページ目の開始位置を示している。3ページ目は、テキストを配置するための設定はあるが、画像を配置するための設定がないページとなっている。そのため、4ページ目の表示領域には、4ページ目にあるテキストと、画像を配置する設定がないことを示す「画像のないページです」のメッセージが表示されている。プレビュー枠704は、一覧画面600の4ページ目に対応するオブジェクトのレイアウトを示している。
1ページ目から4ページ目までの構成に示されるように、一覧画面600は、0(ゼロ)以上の画像と0(ゼロ)以上のテキストで各ページを表現することができる構成となっている。なお、画像とテキストの両方を含まない空白ページについては、区切りだけを表示して、次のページの区切りと連結して表示するようにしてもよい。
一覧画面600には、区切り611,612,613,614,615,616が表示されている。区切り611は、5ページ目の開始位置を示すと共に、5ページ目と6ページ目が1組となっていることを示している。区切り612は、5ページ目の開始位置を示しており、区切り613は、6ページ目の開始位置を示している。5ページ目と6ページ目では、画像が5ページから6ページ目に跨がって含まれている一方で、テキストは5ページ目と6ページ目のそれぞれに別に含まれている。プレビュー枠705は、一覧画面600の5ページ目と6ページ目に対応するオブジェクトのレイアウトを示している。前述の通りに一覧画面600は1ページ分を編集単位としているが、オブジェクトが複数の編集単位に跨がる場合には、複数の編集単位を1つの編集単位として扱っている。このことは、後述する7ページ目から8ページ目と、9ページ目から12ページ目についても同様である。
区切り614は、7ページ目の開始位置を示すと共に、7ページ目と8ページ目が1組となっていることを示している。区切り615は、7ページ目の開始位置を示しており、区切り616は、8ページ目の開始位置を示している。7ページ目と8ページ目では、画像が7ページ目と8ページ目のそれぞれに含まれている一方、テキストが7ページ目と8ページ目に跨がって含まれている。ここでは、画像又はテキストが2ページに跨がって配置されている例を示したが、3ページ以上に跨がっている場合も同様に表示することができる。プレビュー枠706は、一覧画面600の7ページ目と8ページ目に対応するオブジェクトのレイアウトを示している。
一覧画面600には、区切り617,622,625,626,627、画像領域618,619,620,621,623、テキスト領域624が表示されている。区切り617は、9ページ目の開始位置を示すと共に、9ページ目から12ページ目までの4ページ分が1組となっていることを示している。9ページ目から12ページ目までのそれぞれのページにある画像領域618,619,620,621は、例えば、パノラマ写真や広角で撮影された写真等の画像が複数(ここでは4つ)に分割されて配置されていることを示している。プレビュー枠707は、一覧画面600の9ページ目から12ページ目に対応するオブジェクトのレイアウトを示している。
区切り622は、13ページ目の開始位置を示している。一覧画面600は、13ページ目は未使用ページであることを示している。そのため、画像領域623には、画像を配置するためのスペースは確保されているものの、未だに画像は配置されておらず、また、テキスト領域624には、テキストを入力するためのスペースは確保されているものの、未だにテキストが入力されていない。少なくとも画像が画像領域に配置されると、3ページ目のように画像はあるがテキストのない表示となり、少なくともテキストが入力されると、4ページ目のようにテキストは入力されているが、画像のない表示となる。
区切り625は、14ページ目の開始位置を示している。ここでは、14ページ目は、編集を行うことができないページとなっている。そのため、14ページ目の表示領域には、編集を行うことができないことを示す「編集できないページです」のメッセージが表示されている。ユーザが編集できないページも表示可能な構成とすることで、ユーザはフォトブックの概要(全体の構成)を把握しやすくなる。但し、これに限られず、編集を行うことができないページは非表示としてもよいし、ユーザの指定により表示/非表示を選択することができるようにしてもよい。
区切り626は、フォトブックの表表紙の開始位置を示しており、区切り627は、フォトブックの裏表紙の開始位置を示している。表表紙と裏表紙は、1ページ目から14ページ目を束ねる。ここでは、表表紙では画像とテキストの編集が可能であるが、裏表紙の編集を行うことはできなくなっている。表表紙や裏表紙等のフォトブックの構成要素を一覧画面600に含めることにより、ユーザはフォトブックの概要(全体構成)を把握しやすくなる。表表紙と裏表紙を1組として表示するようにしてもよいし、表表紙は一覧画面600の最上段(1ページ目の上側)に表示するようにしてもよい。
上述の通り、一覧画面600によれば、テキストの編集を可能にしながら、各ページのレイアウトを容易に把握することができる。ここで、テキストを編集した後に、より正確に編集後のテキストを含むページのレイアウトを確認したい場合がある。その場合には、第1実施形態で説明したように、編集後のテキストから別のテキストへ編集対象が移されたときに、一覧画面600から編集後のテキストを含むページを表示するプレビュー画面210に切り替わる構成とすることができる。
なお、一覧画面600は、1ページ分を編集単位としたものであるが、これに限らず、複数ページ分を編集単位として一覧表示する構成としてもよい。図7に示すプレビュー枠708は、一覧画面600に示す2ページ目の画像とテキストが、仮に2ページを1組とした編集単位となっている場合でのレイアウトの例を示している。同様に、プレビュー枠709は、一覧画面600に示す3ページ目の画像が、仮に2ページを1組とした編集単位となっている場合でのレイアウトの例を示している。このように、編集単位が2ページを1組としている場合には、一覧画面での区切り表現を「1から2ページ」、「3から4ページ」としてもよい。
このように、一覧画面600では、組となる画像とテキストの各領域を区切り表現で編集単位とページがわかるように表示するため、テキストと組となる画像とその数、同一ページの複数のテキストの各内容を容易に確認することができる。これにより、ユーザは、フォトブック全体の構成と各ページの画像やテキストを確認しながらテキストの編集を行うことができることで、効率的にテキストの編集を行うことができる。
図8は、一覧画面600をディスプレイ101に表示するために情報処理装置100がフォトブックに対して保持するデータ(以下「一覧表示用データ」という)の構成の一例を説明する図である。一覧表示用データは、編集単位ID800、開始ページ番号801、ページ数802、画像領域数803及びテキスト領域数804を有する。編集単位ID800は、情報処理装置100でフォトブックを管理するために編集単位ごとに割り当てられる。編集単位は、1ページ又は2ページ以上の複数ページからなる組を基本とする。但し、画像やテキストが複数の編集単位に跨がっている場合には、跨がる複数の編集単位を1つの編集単位として扱うものとする。開始ページ番号801は、編集単位の開始を表す。ページ数802は、編集単位に含まれるページ数を表す。例えば、一覧画面600の構成では、1ページ目(プレビュー枠701)に対して、開始ページ番号801に「1」が、ページ数802に「1」がそれぞれ設定される。5ページ目から6ページ目(プレビュー枠705)に対しては、開始ページ番号801に「5」が、ページ数802には「2」がそれぞれ設定される。なお、2ページ目の画像とテキストがプレビュー枠708に示す通りに配置されている場合には、開始ページ番号801に「2」が、ページ数802に「2」がそれぞれ設定されることになる。画像領域数803は、編集単位に含まれる画像数である。テキスト領域数804は、編集単位に含まれるテキスト数である。
一覧表示用データは、編集単位ID805、開始ページ番号806、ページ数807
位置808、サイズ809及び画像ID810を有する。編集単位ID805は、編集単位ごとの画像領域のリレーション情報である。例えば、一覧画面600の4ページ目のように画像がない場合、4ページ目(プレビュー枠704)の編集単位ID800に対応した画像領域のリレーション情報は存在しない。一方、一覧画面600の2ページ目(プレビュー枠702)の構成では、編集単位ID800の画像領域に対応する3レコード分のリレーション情報が存在する。開始ページ番号806は、画像領域を配置する開始ページを特定する。ページ数807は、画像領域を配置するページ番号を特定する。位置808は、ページ内での画像領域の位置を特定する。サイズ809は、ページ内に配置された画像領域のサイズを表す。画像ID810は、画像領域に配置される画像に対して付され、情報処理装置100での管理のために画像ごとに割り当てられる。
一覧表示用データは、編集単位ID811、開始ページ番号812、ページ数813、位置814、サイズ815、書式情報816、用途817及びテキスト818を有する。編集単位ID811は、編集単位ごとのテキスト領域のリレーション情報である。例えば、一覧画面600の3ページ目(プレビュー枠703)のようにテキストがない場合、3ページ目の編集単位ID800に対応したテキスト領域のリレーション情報は存在しない。一方、一覧画面600の2ページ目(プレビュー枠702)の構成では、3ページ目の編集単位ID800に対応する2レコード分のリレーション情報が存在する。開始ページ番号812は、テキスト領域を配置する開始ページを特定する。ページ数813は、テキスト領域を配置するページ番号を特定する。位置814は、ページ内でのテキスト領域の位置を特定する。サイズ815は、ページ内に配置されるテキスト領域のサイズを表す。書式情報816は、テキスト領域に配置する文書の書式情報であり、フォントやフォントサイズ、左寄せ/中央/右寄せ等の情報である。用途817は、テキスト領域の名称であり、例えば、見出し領域607やテキスト領域608への入力のための用途を表示する。テキスト818は、テキスト領域に配置されるテキスト自体である。
図9(a)は、一覧画面600をディスプレイ101に表示する処理のフローチャートである。図9(a)のフローチャートに示す各処理は、CPU106がテキスト編集機能を有するアプリケーションのプログラムをHDD109から読み出してRAM108に展開し、情報処理装置100の各部の動作を制御することにより実現される。
ステップS901においてCPU106は、フォトブックの各ページ中の画像とテキストを抽出する。なお、2ページ以上の複数ページが1組となっている場合、ページごとではなく1組ごとに画像とテキストを抽出する。常に編集単位ごとにデータを扱っている場合には、本ステップを省略することができる。
ステップS902においてCPU106は、ステップS901で抽出した画像とテキストを編集単位ごとに整理し、図8で説明した構成の一覧表示用データを生成する。なお、ステップS902では、表表紙と裏表紙を生成するデータに含めることができ、表表紙と裏表紙をデータに含める場合には、表表紙と裏表紙を組として編集単位で扱ってもよいし別々の編集単位として扱ってもよい。また、画像やテキストが複数の編集単位に跨がる場合は、本ステップにおいて跨がる複数編集単位を1つの編集単位に纏めてもよい。
ステップS903においてCPU106は、ステップS902で生成したデータを利用して編集単位ごとに繰り返し、区切り(区切り601等)を付して、一覧表示する。これにより、一覧画面600がディスプレイ101に表示され、本処理は終了となる。なお、開始ページ番号801とページ数802を使って、それぞれの区切りに該当するページ番号を表示することができる。
図9(b)は、ステップS503での一覧画面600の表示処理を編集単位で説明するフローチャートである。ステップS904においてCPU106は、複数ページに跨がった画像領域があるか否かを判定する。この判定は、表示対象となっている編集単位でのページ数807が2以上か否かを確認することによって行うことができる。CPU106は、複数ページに跨がった画像領域がない場合(S904でNO)、処理をステップS905へ進め、複数ページに跨がった画像領域がある場合(S904でYES)、処理をステップS906へ進める。
ステップS905においてCPU106は、表示対象の編集単位内のページごとに画像領域を抽出し、その後、処理をステップS907へ進める。一方、ステップS906においてCPU106は、表示対象の編集単位内で画像領域が跨がっている複数ページごとに画像領域を抽出し、その後、処理をステップS907へ進める。ステップS907においてCPU106は、ステップS905又はステップS906にて抽出した単位で代表画像を決定する。代表画像は、サイズ809から検出した画像領域の大きさ、開始ページ番号806と位置808から検出した最初に位置する画像領域、画像ID810に代表画像としての設定の有無についての情報等を利用して決定することができる。なお、パノラマ写真のような画像が代表画像に設定されており、代表画像の縦横比と一覧画面600内での画像領域との縦横比とが所定の閾値を超える場合がある。この場合、ページ単位で画像領域を設けると共に画像を分割し、ページ単位で分割した画像を代表画像として画像領域に配置してもよい。これにより、画像領域618〜621に示すように、複数ページごとに画像を分割して表示することができる。一方、画像を分割することなく、1ページ分の画像領域に収まるように配置してもよい。
ステップS908においてCPU106は、ステップS905又はステップS906にて抽出した単位で、区切りと、区切りに対応した画像領域と、画像領域に設定されている画像とを表示する。例えば、ステップS905で編集単位内のページごとに画像領域を抽出している場合は、区切り615,616のように、区切りに配置するページ番号は開始ページ番号806を使って表示することができる。なお、表示対象の編集単位と同じ区切りの場合は、その区切りを表示しない。これにより、画像領域に対応した区切りを編集単位ごとに表示することができ、各ページの構成を容易に把握することができる。
ステップS909においてCPU106は、複数ページに跨がったテキスト領域があるか否かを判定する。この判定は、表示対象となっている編集単位でのページ数813が2以上か否かを確認することによって行うことができる。CPU106は、複数ページに跨がったテキスト領域がない場合(S909でNO)、処理をステップS910へ進め、複数ページに跨がったテキスト領域がある場合(S909でYES)、処理をステップS911へ進める。ステップS910においてCPU106は、表示対象の編集単位内のページごとにテキスト領域を抽出し、その後、処理をステップS912へ進める。これに対して、ステップS911においてCPU106は、表示対象の編集単位内でテキスト領域が跨がっている複数ページごとにテキスト領域を抽出し、その後、処理をステップS912へ進める。
ステップS912においてCPU106は、ステップS910又はステップS911にて抽出した単位で、区切りと、用途と、テキスト領域と、テキスト領域に設定されているテキストを表示し、これにより本処理は終了となる。例えば、ステップS911において編集単位内のページごとにテキスト領域を抽出している場合は、区切り612,613のように、区切りに配置するページ番号は開始ページ番号812を使って表示することができる。なお、表示対象の編集単位と同じ区切りの場合は、その区切りを表示しない。これにより、編集単位ごとにテキスト領域に対応した区切りを表示することができ、各ページでの構成を容易に把握することができる。また、一覧画面600においてテキストと対になる画像とその数、同一ページの別のテキストの内容を確認しながら、テキストの編集を行うことができる。
次に、副画像領域に表示されている画像と主画像領域に表示されている代表画像とを差し替える処理について説明する。図10は、主画像領域に表示する代表画像を差し替える処理のフローチャートである。ユーザがPD105を操作して一覧画面600に表示中の画像領域の中から1つの画像領域を選択すると、これに応じて、ステップS1001においてCPU106は、選択された1つの画像領域を取得する。ステップS1002においてCPU106は、ステップS1001で取得した画像領域が主画像領域か否かを判定する。CPU106は、取得した画像領域が主画像領域である場合(S1002でYES)、本処理を終了させ、取得した画像領域が副画像領域である場合(S1002でNO)、処理をステップS1003へ進める。
ステップS1003においてCPU106は、取得した副画像領域に表示されている画像と、その副画像領域と組になっている主画像領域に表示されている画像とを入れ替える。例えば、一覧画面600において、ステップS1001で取得した画像領域が副画像領域606であった場合、副画像領域606の画像と主画像領域605の画像とを入れ替えて表示する。これにより、一覧画面600において、テキストと組になる画像を、適宜、代表画像として入れ替えて表示し、画像をより正確に確認することができる。なお、取得した画像領域が主画像領域である場合には、主画像領域に表示されている代表画像が拡大されてポップアップ表示される構成としてもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。本発明は、上述した実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 情報処理装置
101 ディスプレイ
106 CPU
200 一覧画面
201 第1欄
210 プレビュー画面
600 一覧画面
601 区切り
602 画像領域
603 テキスト領域
605 主画像領域
606 副画像領域

Claims (22)

  1. テキストを表示装置に表示させ、前記表示装置に表示されたテキストの編集を可能とする情報処理装置であって、
    テキストを含む複数のページから前記テキストを読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段が読み出したテキストをページごとに区切って表した一覧画面を前記表示装置に表示する表示手段と、
    前記一覧画面に区切られて表示されたテキストの中から編集対象となる第1のテキストを選択する選択手段と、
    前記選択された第1のテキストを前記一覧画面上で編集する編集手段と、
    前記一覧画面に区切られて表示されたテキストの中から前記第1のテキストとは異なる第2のテキストが前記選択手段によって選択されたことを検知する検知手段と、
    前記検知手段が前記選択手段によって前記第2のテキストが選択されたことを検知したときに、前記表示装置における表示を前記一覧画面から前記第1のテキストが編集された後のテキストを含むページのレイアウトを表すプレビュー画面へ切り替えるように制御する制御手段と、
    前記表示装置における表示を前記プレビュー画面から前記一覧画面へ戻す指示を前記制御手段に与える指示手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2のテキストを含むページは、前記第1のテキストを含むページとは異なるページであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記検知手段は、1ページに複数のテキストが含まれている場合における前記複数のテキストの間での前記選択手段によるテキストの選択の変更は、前記第2のテキストが選択されたこととみなさないことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1のテキストに前記編集手段による編集がなされたか否かを判定する判定手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記第1のテキストが編集されていないと判定した場合には、前記選択手段により前記第2のテキストが選択されても、前記一覧画面から前記プレビュー画面への切り替えを行わないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記プレビュー画面には、1ページ分のレイアウトが表示されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記プレビュー画面には、複数のページ分のレイアウトが表示されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記プレビュー画面に複数のページ分のレイアウトが表示される場合には、前記一覧画面上でこれと同数の複数のページ分のテキストが編集されたときに、前記一覧画面から前記編集された複数のテキストをそれぞれ含むページのレイアウトを表すプレビュー画面へ切り替えることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御手段は、前記プレビュー画面を前記一覧画面に切り替えるときに、前記プレビュー画面に表示されていたページに含まれるテキストが前記表示装置の表示画面内に表示されるように前記一覧画面を表示することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. テキストを表示装置に表示させ、前記表示装置に表示されたテキストの編集を可能とする情報処理装置の制御方法であって、
    テキストを含む複数のページから前記テキストを読み出すステップと、
    読み出したテキストをページごとに区切って表した一覧画面を前記表示装置に表示するステップと、
    前記一覧画面に表示されたテキストの中から編集対象となる第1のテキストを選択するステップと、
    前記第1のテキストの前記一覧画面上での編集を受け付けるステップと、
    前記第1のテキストとは異なる第2のテキストが編集対象として選択されたことを検知するステップと、
    前記第2のテキストが選択されたことが検知されたときに、前記表示装置における表示を前記一覧画面から前記第1のテキストが編集された後のテキストを含むページのレイアウトを表すプレビュー画面へ切り替えるように制御するステップと、を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  10. オブジェクトを表示装置に表示させ、前記表示装置に表示されたオブジェクトの編集を可能とする情報処理装置であって、
    オブジェクトを配置可能な複数のページから前記オブジェクトを所定の編集単位で抽出する抽出手段と、
    前記編集単位で表示領域を区切った一覧画面を前記表示装置に表示する表示手段と、
    前記一覧画面に、前記編集単位を示す区切りを表示すると共に、前記抽出手段が抽出したオブジェクトを前記編集単位またはページ単位で区切って前記表示領域に表示するように制御する制御手段と、
    前記一覧画面に表示されたオブジェクトを前記一覧画面上で編集する編集手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  11. 前記オブジェクトは、画像とテキストの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記制御手段は、複数の前記編集単位に跨がるオブジェクトがある場合、前記複数の編集単位を1つの編集単位として扱うことを特徴とする請求項10又は11に記載の情報処理装置。
  13. 前記制御手段は、前記オブジェクトを含まないページがある場合、前記オブジェクトを表示するための領域を前記ページに対応する編集単位の表示領域に設けないことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記制御手段は、前記オブジェクトを配置する設定のないページがある場合、前記オブジェクトを配置する設定のないことを示すメッセージを前記ページに対応する編集単位の表示領域に表示することを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記制御手段は、前記複数のページの中に編集を行うことができないページがある場合、前記編集を行うことができないページに対応する編集単位の表示領域に、編集を行うことができないこと示すメッセージを表示することを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 前記制御手段は、前記複数のページの中に編集を行うことができないページがある場合、前記編集を行うことができないページに対応する編集単位を示す区切りと表示領域を表示しないことを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  17. 前記オブジェクトに画像が含まれ、前記抽出手段が複数の画像を抽出した編集単位があった場合に、前記複数の画像の中から代表画像を設定する設定手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記編集単位の表示領域に前記代表画像を大きく表示し、別の画像を小さく表示するよう制御することを特徴とする請求項10乃至16のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  18. 前記代表画像と、前記別の画像とを入れ替えて表示する入れ替え手段を更に備えることを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置。
  19. 前記制御手段は、前記代表画像が複数のページに跨がっている場合に、前記代表画像を前記複数のページの数で分割し、前記分割された画像をそれぞれ、前記表示領域におけるページごとの区切りに合わせて表示することを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置。
  20. 前記抽出手段は、前記複数のページを束ねる表表紙と裏表紙がある場合、前記表表紙と前記裏表紙を前記編集単位として抽出し、
    前記制御手段は、前記表表紙と前記裏表紙のそれぞれを示す区切りと、該区切りに対応する表示領域を前記一覧画面に表示することを特徴とする請求項10乃至19のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  21. オブジェクトを表示装置に表示させ、前記表示装置に表示されたオブジェクトの編集を可能とする情報処理装置の制御方法であって、
    オブジェクトを配置可能な複数のページから前記オブジェクトを所定の編集単位で抽出するステップと、
    前記編集単位で表示領域を区切った一覧画面を前記表示装置に表示するステップと、を有し、
    前記一覧画面に、前記編集単位を示す区切りが表示されると共に、抽出されたオブジェクトが前記編集単位またはページ単位で区切られて前記表示領域に表示されることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  22. コンピュータを請求項1乃至8,10乃至20のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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JP2019160186A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 大日本印刷株式会社 フォトブック作製システム及びサーバ装置

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