JP2018036449A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Atsushi Okane
淳 大金
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Abstract

【課題】上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、待機中の定着装置を効率的に保温することで、画像形成前の待機時間を短縮するとともに、定着装置全体の消費電力を削減可能な定着装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】定着ローラー181と、加圧ローラー184と、送風部185と、送風部における送風路を開放状態にする開放位置と、送風路を閉鎖状態にする閉鎖位置と、に切り替え可能な切り替え弁185cと、定着部材の外周面を離間した状態で覆い、定着部材から放射された熱を反射する反射部186と、を備え、反射部は、前記ニップ部近傍の通紙領域を覆う第1の位置と、前記通紙領域から退避した第2の位置とに移動可能な可動反射部186bを有し、切り替え弁及び可動反射部を駆動制御する制御部と、備える。【選択図】図3

Description

本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
従来、感光体上に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成し、形成されたトナー像を用紙に転写し、転写されたトナー像を加熱定着することで、用紙上に画像を形成する電子写真方式の画像形成装置が知られている。
トナー像の加熱定着は定着装置において行われる。加熱された定着ローラーと加圧ローラーとのニップ部によって、トナー像が形成された用紙を挟持搬送させる。用紙はニップ部を通過する際に加熱・加圧され、熱により溶融したトナー像が用紙上に定着される。
しかし、上記のような定着装置においては、定着ローラーの設計熱容量が大きいため、室温から設定温度まで加熱するまでのウォームアップ時間が必要になる。そのため通常は定着ローラーの温度を設定温度に維持し、待機させておくが、この待機中の消費電力が大きくなり、また画像形成中においても定着ローラー表面からかなりの熱エネルギーが放出されてしまうことが、省エネルギーの点で問題となっていた。
このような問題に対処するため、定着装置に断熱部材を設けた画像形成装置が知られている。例えば、特許文献1においては、定着ローラー及び加圧ローラーを含む定着装置全体を断熱部材で密閉し断熱することで、定着ローラー表面からの放熱を防止し、消費電力の低減を図っている。
特開昭58−203474号公報
しかしながら、特許文献1に記載の定着装置においては、耐熱性に劣る部品は密閉空間外に配置する必要があり、定着装置が大型化してしまう。さらに、温度検出センサー
等の電気製品は、耐熱制限があるにもかかわらず、温度を検出可能な位置に配置する必要があるため、密閉空間外に配置させることができない。
また、定着ローラーが設定温度に達したタイミングで定着開始するが、上記の構成では定着装置全体を断熱するため、定着ローラーの加熱のために定着装置全体の熱容量分の加熱が必要となり、待機時間の短縮と消費電力の削減はあまり望めない。
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、待機中の定着装置を効率的に保温することで、画像形成前の待機時間を短縮するとともに、定着装置全体の消費電力を削減可能な定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、請求項1に記載の定着装置は、
用紙に形成されたトナー像を加熱定着する定着部材と、
前記定着部材に用紙を圧接させる加圧部材と、
前記定着部材と前記加圧部材とで形成されるニップ部に用紙搬送方向下流側から空気を吹き付ける送風部と、
前記送風部における送風路を開放状態にする開放位置と、前記送風路を閉鎖状態にする閉鎖位置と、に切り替え可能な遮蔽部材と、
前記遮蔽部材を駆動させ、前記開放位置又は前記閉鎖位置に切り替える遮蔽部材制御手段と、
前記定着部材の外周面を離間した状態で覆い、前記定着部材と前記加圧部材とが前記ニップ部を形成する領域及びその近傍の通紙領域に空隙を有するように設けられ、前記定着部材から放射された熱を反射する固定反射部と、前記空隙の少なくとも一部を覆う位置となる第1の位置と、前記空隙から退避した位置となる第2の位置とに移動可能であり、前記定着部材から放射された熱を反射する可動反射部と、を有する反射部と、
前記可動反射部の移動を制御する可動部制御手段を備える
ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の定着装置において、
前記送風路を形成する送付路形成部材のうち、前記定着部材と対向する対向部は、前記固定反射部を構成することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の定着装置において、
前記定着部材と前記加圧部材とを圧接離間可能な接離機構と、
前記定着部材の表面温度を検出する温度検出手段と、を備え、
前記可動部制御手段は、前記定着部材と前記加圧部材とが離間状態である場合に、前記定着部材の表面温度と前記定着部材の制御温度との差に基づいて、前記可動反射部を駆動させ、前記第1の位置に切り替えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか一項に記載の定着装置において、
前記定着部材の表面温度を検出する温度検出手段を備え、
前記遮蔽部材制御手段は、前記定着部材の表面温度と前記定着部材の制御温度との差に基づいて、前記遮蔽部材を駆動させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4の何れか一項に記載の定着装置において、
前記反射部は、前記定着部材からの輻射熱が対流熱よりも大きくなる位置に配置されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5の何れか一項に記載の定着装置において、
前記反射部は、前記可動反射部が前記第1の位置に移動した場合に、前記定着部材の略全周を覆う状態となることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6の何れか一項に記載の定着装置において、
前記固定反射部は、所定の位置に切り欠き部を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7の何れか一項に記載の定着装置において、
前記可動反射部は、複数の部材で構成されることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の定着装置において、
前記可動反射部は、個別に駆動可能であることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1から9の何れか一項に記載の定着装置において、
前記反射部は、光沢処理を施した金属からなることを特徴とする。
また、本発明における画像形成装置は、
用紙にトナー像を形成する画像形成部と、
用紙に形成されたトナー像を加熱定着させる請求項1から10の何れか一項に記載の定着装置と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、待機中の定着装置を効率的に保温することで、画像形成前の待機時間を短縮するとともに、定着装置全体の消費電力を削減可能な定着装置及び画像形成装置を提供することができる。
本発明を適用した実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 画像形成装置の主要な機能構成を示すブロック図である。 画像定着部の構成の一例を示す模式図である。 画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。 反射部の構成の一例を示す模式図である。
[1.構成の説明]
以下、本発明の画像形成装置に係る第1実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明の実施形態ではカラーの画像形成装置を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばモノクロの画像形成装置に適用することも可能である。
図1は、本発明の実施形態である画像形成装置1の概略構成を示す図である。図2は、画像形成装置1の主要な機能構成を示すブロック図である。
画像形成装置1は、CPU101(Central Processing Unit)、RAM102(Random Access Memory)及びROM103(Read Only Memory)を有する制御部10、記憶部11、操作部12、表示部13、インターフェース14、スキャナー15、画像処理部16、画像形成部17、画像定着部18及び搬送部19等を備える。制御手段である制御部10は、バス21を介して記憶部11、操作部12、表示部13、インターフェース14、スキャナー15、画像処理部16、画像形成部17、画像定着部18及び搬送部19と接続されている。
CPU101は、ROM103又は記憶部11に記憶されている制御用プログラムを読み出して実行し、各種演算処理を行う。
RAM102は、CPU101に作業用のメモリー空間を提供し、一時データを記憶する。
ROM103は、CPU101により実行される各種制御用のプログラムや設定データ等を格納する。なお、ROM103に代えてEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリー等の書き換え可能な不揮発性メモリーが用いられてもよい。
これらのCPU101、RAM102及びROM103を備える制御部10は、上述の各種制御用プログラムに従って画像形成装置1の各部を統括制御する。例えば、制御部10は、画像処理部16に画像データに対する所定の画像処理を行わせて記憶部11に記憶させる。また、制御部10は、搬送部19に用紙を搬送させ、記憶部11に記憶された画像データに基づいて画像形成部17により用紙に画像を形成させる。
記憶部11は、半導体メモリーであるDRAM(Dynamic Random Access Memory)やHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段により構成され、スキャナー15により取得された画像データや、インターフェース14を介して外部から入力された画像データ等が記憶される。なお、これらの画像データ等はRAM102に記憶されてもよい。
操作部12は、操作キーや表示部13の画面に重ねられて配置されたタッチパネル等の入力デバイスを備え、これらの入力デバイスに対する入力操作を操作信号に変換して制御部10に出力する。
表示部13は、LCD(Liquid crystal display)等の表示装置を備え、画像形成装置1の状態や、タッチパネルへの入力操作の内容を示す操作画面等を表示する。
インターフェース14は、外部のコンピューター、他の画像形成装置などとの間でデータの送受信を行う手段であり、例えば、各種シリアルインターフェースのいずれかにより構成される。
スキャナー15は、用紙に形成された画像を読み取り、R(赤)、G(緑)及びB(青)の色成分毎の単色画像データを含む画像データを生成して記憶部11に記憶させる。
画像処理部16は、例えば、ラスタライズ処理部、色変換部、階調補正部、ハーフトーン処理部を備え、記憶部11に記憶された画像データに各種画像処理を施して記憶部11に記憶させる。
画像形成部17は、記憶部11に記憶された画像データに基づき、用紙に画像を形成する。画像形成部17は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の色成分に各々対応する4組の露光部171、感光体ドラム172及び現像部173を備えている。また、画像形成部17は、転写体174及び2次転写ローラー175を備えている。
露光部171は、発光素子としてのLD(Laser Diode)を備えている。露光部171は、画像データに基づいてLDを駆動し、帯電する感光体ドラム172上にレーザー光を照射、露光して感光体ドラム172上に静電潜像を形成する。現像部173は、露光された感光体ドラム172上に帯電する現像ローラーにより所定の色(C、M、Y及びKのいずれか)のトナー(色材)を供給して、感光体ドラム172上に形成された静電潜像を現像する。
C、M、Y及びKに対応する4つの感光体ドラム172上に各々C、M、Y及びKのトナーで形成された画像(単色画像)は、各感光体ドラム172から転写体174上に順次重ねられて転写される。これにより、転写体174上にC、M、Y及びKを色成分とするカラー画像が形成される。転写体174は、複数の転写体搬送ローラーに巻き回された無端ベルトであり、各転写体搬送ローラーの回転に従って回転する。
2次転写ローラー175は、転写体174上のカラー画像を、給紙トレイ22又は外部に設けられる給紙装置から給紙された用紙上に転写する。詳しくは、用紙及び転写体174を挟持する2次転写ローラー175に所定の転写電圧が印加されることにより、転写体174上においてカラー画像を形成しているトナーが用紙側に引き寄せられて用紙に転写される。
画像定着部18は、トナーが転写された用紙を加熱及び加圧してトナーを用紙に定着させる定着処理を行う。
図3は、画像定着部18の構成を示す模式図である。画像定着部18は、定着部材としての定着ローラー181、加熱ローラー182及び定着ベルト183、加圧部材としての加圧ローラー184、送風部185、反射部186、定着ローラー181と加圧ローラー184とを圧接離間させる接離機構187、定着ベルト表面の温度検出手段としての温度センサー188を備える。画像定着部18及び制御部10により定着装置が構成される。
定着ローラー181は、制御部10による制御下で図示しないモーター等の回転駆動手段により駆動されて回転する。なお、定着ローラー181ではなく、定着ベルト183の張架により連動する加熱ローラー182が、制御部10による制御下で図示しないモーター等の回転駆動手段により駆動されて回転するものとしてもよい。
定着ローラー181は、鉄等からなる円柱状の芯金の外周面に、シリコーンゴム等からなる弾性層が形成された構成を有する。さらに、弾性層の外周面に、前述のようなフッ素系樹脂から成る表面離型層を形成することも可能である。
加熱ローラー182は、アルミニウム等から合成された芯金の外周面に、PFTE等からなる樹脂層が形成された構成を有する。芯金の内部には、回転軸方向に延在するハロゲンランプヒーター182aを備える。ハロゲンランプヒーター182aは、制御部10による制御下で通電することにより発熱し、芯金及び樹脂層を介して定着ベルト183を加熱する。
なお、加熱ローラー182を用いず、電磁誘導加熱(IH:Induction Heating)により定着ベルト183を加熱する構成としてもよい。この場合、定着ベルト183の基体は、Ni等の電磁誘導発熱可能な材料で構成されるものとする。
定着ベルト183は、定着ローラー181と加熱ローラー182とに張架され、定着ローラー181及び加圧ローラー184は、当該定着ベルト183を介して、用紙を挟持して搬送するニップ部を構成する。
定着ベルト183は、例えば耐熱性のポリイミドからなるフィルム基材の外周面に、シリコーンゴムからなる弾性層と、フッ素系樹脂からなる表面離型層が順に積層した構成を有する。フッ素系樹脂は、PFA(パーフルオロアルコキシアルカン)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン),FEP(四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体)の何れかを含有、又は好ましくは何れかを主として構成される。これにより、トナー樹脂やトナー粒子に含まれるワックスに対する定着ベルト183の表面離型性が向上し、定着時の定着ベルト183へのトナーの付着を防ぐことができる。
加圧ローラー184は、図3に示すように、接離機構187の弾性部材等により定着ローラー181に近づく方向に付勢され、定着ベルト183を介して定着ローラー181との間に定着ニップ部を形成しながら、定着ローラー181の回転に伴って回転する。若しくは、加圧ローラー184は、制御部10による制御下で図示しないモーター等の回転駆動手段により駆動されて回転するものとしてもよい。
なお、加圧ローラー184は、非使用時や冷却時には定着ローラー181から離間する。接離機構187の駆動制御は、制御部10によって行われる。
加圧ローラー184の構成は定着ローラー181の構成と同様であるが、内部にハロゲンランプヒーター等の加熱源が内蔵されていてもよい。
定着ローラー181及び加圧ローラー184は、用紙を定着ニップ部で挟持して、所定の搬送方向に搬送しながら用紙を加熱及び加圧し、用紙上のトナーを溶融させて定着させる。定着ベルト183の近傍には、定着ベルト183の温度を検出可能な温度センサー188が配置されている。温度センサー188は熱電対等によって構成され、用紙の幅方向に複数配置されている。制御部10は、定着ベルト183の温度が、加熱ローラー182を介して例えば180℃以上200℃以下の範囲となるように、ハロゲンランプヒーター182aの出力を制御する。なお、定着ベルト183の近傍には、用紙幅方向に沿って図示しない複数の安全装置が配置されている。安全装置はサーモスタット等によって構成され、定着ベルト183が適切な温度に維持されるよう制御する。
図3に示すように、送風部185はファン185a、送風路形成部材としてのダクト185b、遮蔽部材としての切り替え弁185cを備える。送風部185は、制御部10による制御下でのファン185aの回転駆動により、ダクト185bの吹き出し口から定着ローラー181と用紙とを分離するための分離エアーを吹き付ける。ダクト185bの吹き出し口は、定着ローラー181よりも搬送方向下流側に、定着ローラー181及び用紙側を向くように配置されている。なお、ダクト185bの壁面のうち、定着部材に対向する面(対向部)は熱反射部材で構成されており、後述する固定反射部186aの一部として機能する。
ダクト185b内部の送風路は、切り替え弁185cによって、定着ニップ部へ分離エアーを吹き出し可能な開放状態と、分離エアーを遮断する閉鎖状態と、に切り替えられる。切り替え弁185cは、その一端が図示しないヒンジによって、ダクト185bの搬送方向下流側の壁面に回動可能に支持されている。切り替え弁185cが、図3(A)のように、もう一方の端部がダクト185bの搬送方向下流側の壁面に接触した位置(開放位置)にある状態が開放状態、図3(B)のように搬送方向上流側の壁面に接触した位置(閉鎖位置)にある状態が閉鎖状態である。
切り替え弁185cは、例えば、制御部10による図示しないロータリーソレノイドの制御により、切り替え弁185cの一端に設けられた図示しないヒンジを軸として回転して閉鎖位置へ移動し、ダクト185bを閉鎖状態にする。ダクト185bを開放状態にする際には、図示しないバネ等の付勢力を利用してヒンジを軸に回転し、開放位置へ移動する。
なお、切り替え弁185cはダクト185bの搬送方向下流側の壁面に限らず、送風路を開閉可能であれば、ダクト185bの上流側の壁面に取り付けられたものや、ダクト185bの外部に取り付けられたものであってもよい。
図3に示すように、反射部186は熱反射部材からなり、定着ベルト183から放射された熱を反射する。熱反射部材には、例えば、光沢処理を施したアルミニウムやステンレス、メッキ処理を施した鉄などが挙げられ、内面には鏡面加工が施されている。反射部186は、定着ニップ部を除く定着ベルト183の外周面を覆うように配置された固定反射部186aと、可動反射部186bと、を備える。
固定反射部186aは、定着部材の外周面を離間した状態で覆い、定着ローラー181と加圧ローラー184とがニップ部を形成する領域及びその近傍の通紙領域に空隙αを有するように設けられ、定着ローラー181から放射された熱を反射する。
可動反射部186bは、定着ベルト183の外周面上をスライド可能に取り付けられ、固定反射部186aが配置されていない空隙αを、開放状態又は閉鎖状態に切り替えることができる。可動反射部186bが図3(A)のように定着ローラー181の搬送方向上流側に配置され(第2の位置)、定着ローラー181と加圧ローラー184とが圧接した定着ニップ部を形成可能な状態が開放状態、図3(B)のように定着ローラー181の加圧ローラー184が離間し、両者の間に可動反射部186bを滑り込ませた位置(第1の位置)にある状態が閉鎖状態である。即ち、定着ローラー181と加圧ローラー184とが離間状態にあり、可動反射部186bが第1の位置に移動した際に、反射部186は定着部材の略全周を覆うこととなる。
可動反射部186bの定着ローラー181の軸方向両端部には、例えば溝構造を有する図示しない支持部材が配置されている。可動反射部186bの両端部は、支持部材の溝構造にスライド可能に挿通され、図示しないモーター等の駆動力によって、溝構造に沿って定着ニップ部上をスライドし、図3(A)に示すように第1の位置に移動して定着ニップ部を開放状態と、図3(B)に示すように第2の位置に移動して定着ニップ部を閉鎖状態とに切り替える。
なお、固定反射部186aには、切り欠き部189が設けられている。図3(C)は図3(A)の定着装置を紙面右側から見た図であるが、定着部材周辺の温度検出センサー188や安全装置の配置に影響を与えないように、切り欠き部189が設計されている。なお切り欠き部189は、段状の切り込みや、溝、穴等の形状を有するものとする。
また、反射部186は定着ベルト183からの輻射熱が対流熱よりも大きくなる位置(例えば、定着ベルト183からの距離が10mm未満の位置)に配置されている。
搬送部19は、図1に示すように、用紙を挟持した状態で回転することで用紙を搬送する用紙搬送ローラーを複数備え、所定の搬送経路で用紙を搬送する。搬送部19は、画像定着部18により定着処理が行われた用紙の表裏を反転させて2次転写ローラー175へ搬送する反転機構191を備えている。画像形成装置1では、用紙の両面に画像を形成する場合に反転機構191による用紙の表裏の反転が行われて両面に画像が形成された後に用紙が排紙トレイ23に排出される。用紙の片面にのみ画像を形成する場合には、反転機構191による用紙の表裏の反転が行われることなく片面に画像が形成された用紙が排紙トレイ23に排出される。
[2.画像形成装置1の動作の説明]
次に、図4のフローチャートに基づいて、本実施形態に係る画像形成装置1の動作を説明する。
図4に示すように、制御部10は印刷が終了したかどうかを判断する(ステップS401)。制御部10は、印刷が終了していないと判断した場合(ステップS401:No)、ステップS401の処理を繰り返すが、印刷が終了したと判断した場合(ステップS401:Yes)、即ち待機状態に入った場合、ファン185aを停止させて(ステップS402)、定着ニップ部に吹き付けていた分離エアーを停止させ、接離機構を駆動させて定着ローラー181と加圧ローラー184とを離間状態にし(ステップS403)、ステップS404へと進む。
ステップS404では、制御部10は、温度検出センサー188によって検出された定着ベルト183の表面温度が、設定温度より所定温度(例えば、10℃)以上低いかどうかを判断する。
ここで、印刷が終了し、加熱ローラー182の加熱を停止すると、定着ベルト183の温度が低下する。待機状態を経て印刷を再開すると、定着ベルト183の表面温度が設定温度まで上昇するまでに時間を要する。本実施形態においては、待機中の定着部材を反射部186で閉鎖状態にすることにより、定着部材を保温し、再加熱に要する時間と消費電力を削減する。
制御部10は、設定温度より10℃以上低いと判断すると(ステップS404:Yes)、制御部10は可動部制御手段として機能し、可動反射部186bを第1の位置に移動させて、定着ニップ部を閉鎖状態にする(ステップS405)。
次に、送風部185への放熱を防ぐため、制御部10は遮蔽部材制御手段として機能し、切り替え弁185cを閉鎖位置に移動させて、ダクト185bを閉鎖状態にし(ステップS406)、熱の流入を遮断する。
制御部10は、ステップS404において定着ベルト183の表面温度が10℃以上低くはないと判断した場合(ステップS404:No)、制御部10は、次の印刷指示があったかどうかを判断する(ステップS407)。制御部10は、印刷指示があったと判断した場合(ステップS407:Yes)、接離機構187を駆動させて定着ローラー181と加圧ローラー184を圧接状態にし(ステップS415)、印刷を開始する(ステップS416)。印刷指示がなかったと判断した場合(ステップS407:No)、ステップS404へと戻る。
以上のようにして定着部材を保温するが、場合によっては温度が上昇しすぎてしまうこともある。このような状況では、再び定着部材を開放して熱を放出させる必要がある。ステップS408では、制御部10は、定着ベルト183の表面温度が設定温度よりも10℃以上高いかどうかを判断する。制御部10は、10℃以上高いと判断した場合(ステップS408:Yes)、制御部10は可動部制御手段として機能し、可動反射部186bを第2の位置に移動させて定着ニップ部を開放状態にし(ステップS409)、接離機構187を駆動させて定着ローラー181と加圧ローラー184とを圧接状態にする(ステップS410)。
次に、制御部10は遮蔽部材制御手段として機能し、切り替え弁185cを開放位置に移動させてダクト185b開放状態にし(ステップS411)、熱を送風部185のダクト185bを介して定着装置の外へ放出させる。そして再びステップS404へと戻り、保温制御を繰り返す。
制御部10は、ステップS408において定着ベルト183の表面温度が10℃以上高くはないと判断した場合(ステップS408:No)、制御部10は、次の印刷指示があったかどうかを判断する(ステップS412)。印刷指示があったと判断した場合(ステップS412:Yes)、制御部10は可動部制御手段として機能し、可動反射部186bを第2の位置に移動させて定着ニップ部を開放状態にする(ステップS413)。次に、制御部10は遮蔽部材制御手段として機能し、切り替え弁185cを開放位置に移動させてダクト185b開放状態にし(ステップS414)、定着ニップ部に分離エアーを吹き付け可能な状態とする。
次に、制御部10は接離機構187を駆動させて定着ローラー181と加圧ローラー184とを圧接状態にして(ステップS415)、定着ニップ部に用紙を通紙可能な状態とし、次の印刷へと移行し(ステップS416)、保温制御を終了する。
制御部10は、ステップS412において印刷指示がなかったと判断した場合(ステップS412:No)、ステップS408へと戻る。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置1は、定着ローラー181と、加熱ローラー182と、定着ベルト183と、加圧ローラー184と、送風部185と、反射部186と、遮蔽部材制御手段及び可動部制御手段として機能し、定着ベルト183の表面温度に基づいて、切り替え弁185c及び可動反射部186bを駆動させる制御部10と、を備える。
従って、本実施形態における画像形成装置1は、定着部材外周を覆うように熱反射部材で構成された反射部186を配置し、反射部186からの反射熱を利用して、待機中の定着部材を効率的に保温することができる。
また、切り替え弁185c及び可動反射部186bを駆動させて定着部材の全周を覆うことが可能である。従って、定着装置全体を断熱する場合よりも効率的に保温することができ、また次の印刷開始時の加熱に要する消費電力を削減することができる。
また、本実施形態における画像形成装置1においては、ダクト185bの定着部材に対向する壁面を熱反射部で構成し、固定反射部186aとして機能させている。従って、既存の構成を利用することができるため、新たな構成を追加する場合よりも装置全体の大型化と高コスト化を抑えることができる。
また、本実施形態における画像形成装置1においては、定着ベルト183の表面温度を検出し、設定温度との差に基づいて可動反射部186bを駆動させる。従って、開放状態と閉鎖状態の切り替えを繰り返しながら、定着部材の温度が適切な温度となるように、常に制御することが可能である。
また、本実施形態における画像形成装置1においては、定着ベルト183の表面温度を検出し、設定温度との差に基づいて切り替え弁185cを駆動させる。従って、送風部185への熱の漏洩を防ぎ、定着部材の温度が適切な温度となるように制御することが可能である。
また、本実施形態における画像形成装置1においては、反射部186は、定着ベルト183からの輻射熱が対流熱よりも大きくなる位置に配置されている。従って、反射部186による定着部材への反射熱を最大にすることが可能となり、効率的に定着部材を保温することができる。
また、本実施形態における画像形成装置1においては、反射部186を構成する熱反射部材に切り欠き部189を設けているため、温度検出センサー188や安全装置等の既存の構成に影響を与えることなく、反射部186を配置することができる。
[3.他の実施形態]
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、上記の実施形態は本発明の好適な例であり、これに限定されない。本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
上記実施形態においては、可動反射部186bを一つの部材からなる構成としたが、複数の部材から構成することも可能である。
例えば、定着ローラー181と加圧ローラー184との離間時の隙間が小さい場合や、完全には離間しない場合には、可動反射部186bを上記実施形態のように両者の間に滑り込ませることは難しい。このような場合には、可動反射部186bを複数の部材から構成し、図5に示すように定着ニップ部上流側と下流側にそれぞれ設ける。即ち、図5(A)のように保温制御時には、各可動反射部186bを、加圧ローラー184と接触しない程度に極限まで通紙部に近づけ、空隙αの面積を減少させることで、保温効果を高める。定着ローラー181と加圧ローラー184の圧接時には、図5(B)のように、各可動部186bは印刷動作を妨げない位置へとスライドする。
なお、上記のように可動反射部186bを複数の部材で構成した場合には、各可動反射部186bは個別に駆動可能とすることもできる。
上流側の可動反射部186bが開放すると、上流側に配置される画像形成部17へ熱が漏洩し、トナー像の形成に悪影響を及ぼす虞がある。従って、図5(A)のように両方又は図5(C)のように下流側のみが開放するように制御し、上流側の可動反射部186bのみの開放を禁止することで、かかる問題を回避することができる。
その他、画像形成装置を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の主旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成装置
10 制御部(遮蔽部材制御手段、可動部制御手段)
11 記憶部
12 操作部
13 表示部
14 インターフェース
15 スキャナー
16 画像処理部
17 画像形成部
18 画像定着部
181 定着ローラー(定着部材)
182 加熱ローラー(定着部材)
182a ハロゲンランプヒーター(定着部材)
183 定着ベルト(定着部材)
184 加圧ローラー(加圧部材)
185 送風部
185a ファン
185b ダクト(送風路形成部材)
185c 切り替え弁(遮蔽部材)
186 反射部
186a 固定反射部
186b 可動反射部
187 接離機構
188 温度センサー(温度検出手段)
189 切り欠き部
α 空隙
19 搬送部
22 給紙トレイ
23 排紙トレイ
S 記録材

Claims (11)

  1. 用紙に形成されたトナー像を加熱定着する定着部材と、
    前記定着部材に用紙を圧接させる加圧部材と、
    前記定着部材と前記加圧部材とで形成されるニップ部に用紙搬送方向下流側から空気を吹き付ける送風部と、
    前記送風部における送風路を開放状態にする開放位置と、前記送風路を閉鎖状態にする閉鎖位置と、に切り替え可能な遮蔽部材と、
    前記遮蔽部材を駆動させ、前記開放位置又は前記閉鎖位置に切り替える遮蔽部材制御手段と、
    前記定着部材の外周面を離間した状態で覆い、前記定着部材と前記加圧部材とが前記ニップ部を形成する領域及びその近傍の通紙領域に空隙を有するように設けられ、前記定着部材から放射された熱を反射する固定反射部と、前記空隙の少なくとも一部を覆う位置となる第1の位置と、前記空隙から退避した位置となる第2の位置とに移動可能であり、前記定着部材から放射された熱を反射する可動反射部と、を有する反射部と、
    前記可動反射部の移動を制御する可動部制御手段を備える
    ことを特徴とする定着装置。
  2. 前記送風路を形成する送付路形成部材のうち、前記定着部材と対向する対向部は、前記固定反射部を構成することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記定着部材と前記加圧部材とを圧接離間可能な接離機構と、
    前記定着部材の表面温度を検出する温度検出手段と、を備え、
    前記可動部制御手段は、前記定着部材と前記加圧部材とが離間状態である場合に、前記定着部材の表面温度と前記定着部材の制御温度との差に基づいて、前記可動反射部を駆動させ、前記第1の位置に切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記定着部材の表面温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記遮蔽部材制御手段は、前記定着部材の表面温度と前記定着部材の制御温度との差に基づいて、前記遮蔽部材を駆動させることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の定着装置。
  5. 前記反射部は、前記定着部材からの輻射熱が対流熱よりも大きくなる位置に配置されていることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の定着装置。
  6. 前記反射部は、前記可動反射部が前記第1の位置に移動した場合に、前記定着部材の略全周を覆う状態となることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の定着装置。
  7. 前記反射部は、所定の位置に切り欠き部を備えることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の定着装置。
  8. 前記可動反射部は、複数の部材で構成されることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の定着装置。
  9. 前記可動反射部は、個別に駆動可能であることを特徴とする請求項8に記載の定着装置。
  10. 前記反射部は、光沢処理を施した金属からなることを特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の定着装置。
  11. 用紙にトナー像を形成する画像形成部と、
    用紙に形成されたトナー像を加熱定着させる請求項1から10の何れか一項に記載の定着装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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