JP2018036370A - 並進駆動装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動ユニットの駆動ストロークを短縮して並進駆動装置を小型化する。【解決手段】並進駆動装置は、固定部1に対して第1の回転軸の回りに回転可能に支持された回転部2と駆動ユニットによって駆動される移動体3を有しており、移動体は固定部に対して並進可能に支持されている。移動体には第1の係合部3aが設けられ、回転部には第1の係合部と係合する第2の係合部14が設けられている。固定部には第1の回転軸の側に突出したカム部が形成され、回転部の回転に応じて第2の係合部をカム部に沿って第1の回転軸に近接する方向に移動させ、第2の係合部を第1の係合部に係合させて移動体の並進駆動を規制する。【選択図】図7

Description

本発明は、被駆動体を異なる複数の方向に駆動する並進駆動装置およびこれを用いた電子機器に関する。
一般に、電子機器の1つである撮像装置などに備えられた画像ブレ補正機構などの並進駆動装置では、複数の駆動ユニットを用いて被駆動体を互いに異なる複数の方向に駆動する。この際、被駆動体の回転を防止するため、並進駆動装置にはガイド機構が備えられている。
このような並進駆動装置において、例えば、被駆動体の移動を規制して固定する保持機構を備えるものが知られている(特許文献1参照)。
特開2013−47787号公報
ところで、特許文献1においては、後述するように、被駆動体である移動板に形成意された凹部と回転リングの突部とを係合させて移動板の移動を規制する。そして、並進駆動可能とする場合には、回転リングを所定の角度回転させて、回転リングの突部と移動板の凹部との係合を解除する必要がある。
この場合、並進駆動可能な状態においては、移動板が回転リングの突部に接触しないように、回転リングの突部を移動板の可動領域から十分離す必要がある。このため、従来の並進駆動装置では、回転リングの回転角度を大きくする必要があって、その結果、駆動ユニットの駆動ストロークが並進駆動に必要なストロークよりも大きくなる。つまり、並進駆動可能な状態では、移動板(被駆動体)は回転リング(回転部)に接触してはならないが、移動板が回転リングに接触する係合状態まで移動させるためには、並進駆動のストローク以上のストロークが必要になる。ところが、駆動ユニットの駆動ストロークが大きくなると、不可避的に駆動ユニットの全長が長くなって、並進駆動装置が大型化するという問題点がある。
従って、本発明の目的は、駆動ユニットの駆動ストロークを短縮して小型化可能な並進駆動装置および電子機器を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による並進駆動装置は、固定部に対して第1の回転軸の回りに回転可能に支持された回転部と、駆動ユニットによって駆動される移動体と、前記移動体を前記固定部に対して並進可能に支持する支持手段と、前記移動体に設けられた第1の係合部と、前記回転部に設けられ前記第1の係合部と係合する第2の係合部と、前記固定部に設けられ前記第1の回転軸の側に突出したカム部と、を有し、前記回転部の回転に応じて前記第2の係合部が前記カム部に沿って前記第1の回転軸に近接する方向に移動し、前記第2の係合部が前記第1の係合部に係合して前記移動体の並進駆動を規制することを特徴とする。
本発明によれば、回転部の回転に必要な駆動ユニットの駆動ストロークを並進駆動に必要なストロークの同程度以下にできる結果、並進駆動装置を小型化することができる。
本発明の第1の実施形態による並進駆動装置の一例を分解して示す斜視図である。 図1に示す並進駆動装置を被駆動体の並進方向に対して垂直な方向からみた図である。 図1に示す回転規制部を分解して示す斜視図である。 図1に示す並進駆動装置において被駆動体を所定の位置にロックした状態を上面側から示す図である。 図1に示す並進駆動装置においてその一部を並進駆動可能状態で示す斜視図である。 図5に示す係合部を分解して示す斜視図である。 図1に示す並進駆動装置においてその一部を並進駆動抑制状態で示す斜視図である。 図1に示す回転部の回転角度を説明するための平面図である。 従来の並進駆動装置における回転部の回転角度を説明するための平面図である。 図1に示す並進駆動装置で用いられる駆動ユニットを説明するための図である。 図10に示す振動体における曲げ振動モードを説明するための図である。 図1に示す並進駆動装置を画像ブレ補正装置として用いた一例を示す図である。 図1に示す並進駆動装置を画像ブレ補正装置として用いた他の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態による並進駆動装置の一部を並進駆動可能状態で上側から示す図である。 本発明の第2の実施形態による並進駆動装置の一部を並進規制状態で上側から示す図である。 本発明の第3の実施形態による並進駆動装置の一部を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態による並進駆動装置で用いられる駆動ユニットの一例を説明するための図である。 従来の並進駆動装置において移動板(被駆動体)をロックした状態を説明するための図である。 従来の並進駆動装置において移動板のロックを解除した状態を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態による並進駆動装置の一例について図面を参照して説明する。
ここでは、本発明の実施の形態による並進駆動装置の理解を容易にするため、まず、従来の並進駆動装置について説明する。
図18は、従来の並進駆動装置において移動板(被駆動体)をロックした状態を説明するための図である。また、図19は従来の並進駆動装置において移動板のロックを解除した状態を説明するための図である。
並進駆動装置は、例えば、デジタルカメラなどの撮像装置に備えられた補正光学装置であり、図18および図19においてはその一部が示されている。図示はしないが、補正光学装置は、撮影用レンズユニットに一体に固定された固定ユニットを備えるとともに、補正レンズを備え固定ユニットに対して相対的な位置を変化させる可動ユニットを備えている。
図18において、固定ユニットはベース部材である保持板(固定部材)221と保持板221に対して回転可能に支持された回転リング205を有している。なお、図示の例では、可動ユニットに備えられた補正レンズ231と当該補正レンズ231を支持する移動板232が破線で示されている。
保持板221には回転リング205をガイドするためのガイド部221aが3箇所に設けられている。回転リング205には略90度毎に4つの駆動コイル223が配設されている。駆動コイル223の裏側、つまり、回転リング205側には磁性材料によって形成された長方形のヨーク227が設けられている。
また、保持板221には、可動ユニットの位置を検出する2つのエンコーダ224が設けられている。なお、回転リング205は、光軸方向に移動ができないように規制されている。回転リング205には内側に向かって突出する突部205aが設けられている。
ガイド部221aの1箇所にはボールプランジャ222が設けられ、これによって、回転リング205の回転位置の位置決めが行われる。回転リング205の回転位置を検出するため、保持板221にフォトインタラプタ225が取り付けられ、回転リング205の周面には遮光板205bが設けられている。
保持板221には2か所に丸長穴221bがY方向に沿って形成され、移動板232にはX方向に沿って2か所に丸長穴232cが形成されている。保持板221と移動板232の間にはL字状のスライド板206が設けられている。スライド板206には2個ずつ(計4個)のベアリング208および210が回転自在に支持されている。
ベアリング208はそれぞれ保持板221の丸長穴221bに嵌挿され、ベアリング210は保持板232の丸長穴232cに嵌挿されている。ベアリング208および210の直径は、丸長穴221bおよび232cの幅に対してほとんどガタはないが、長手方向に移動したときにベアリングの外周が回転できるように選択される。よって、スライド板206は保持板221に対してY方向にのみ移動可能で、移動板232はスライド板6に対してX方向にのみ移動可能となる。
これによって、移動板232は保持板221に対してX方向およびY方向に並進移動可能であるが、回転力を受けても移動板232は保持板221に対して回転することはできない。
図18に示すロック状態においては、回転リング205の突部205aと移動板232の凹部232bとが係合して、移動板232の移動が規制される。一方、並進駆動可能とする場合には、ロック状態から回転リング205を所定の角度回転させて、図19に示すように突部205aと凹部232bの係合を解除する。
この際には、前述のように、移動板232が突部205aと接触しないように、突部205aが移動板232の可動領域から十分離れていることが必要である。そのため、前述の所定の回転角度を大きくする必要があり、駆動ユニットによる駆動ストロークが並進駆動に必要なストロークよりも大きくなる。この結果、並進駆動装置が大型化する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による並進駆動装置の一例を分解して示す斜視図である。
図示の並進駆動装置は、回転規制部5を支持する固定部1を有しており、回転部2が固定部1の内周側に配置されている。回転部2は4つの駆動ユニット4を支持して、固定部1に対して相対的に回転が可能である。図示の被駆動体(移動体)3には複数の被駆動体支持コロ8が配置されている。
被駆動体支持コロ8を固定部1に設けたコロ受溝9で受けることによって被駆動体3が固定部1に対して並進移動可能となる。固定部1には2つの第1の変位センサ6aおよび6bがその測長方向が90度異なるようにして配置されている。そして、回転部2には第2の変位センサ7が取り付けられている。
図2は、図1に示す並進駆動装置を被駆動体の並進方向に対して垂直な方向から見た図である。
図1および図2を参照して、被駆動体3には推力受け溝部13が設けられている。推力受け溝部13によって、駆動ユニット4に設けられた出力部12から推力受け溝部13の長手方向に垂直な方向に推力を得ることができる。そして、推力受け溝部13は駆動ユニット4の駆動方向に垂直な方向、つまり、推力受け溝部13の長手方向に対して出力部12は滑りつつ移動する。
駆動ユニット4の駆動方向と異なる方向に被駆動体3を並進移動する場合には、出力部12が推力受け溝部13を滑りつつ移動する。これによって、被駆動体3は任意の方向に駆動ユニット4の推力以外の力を受けることなく移動可能となる。
第1の変位センサ6aおよび6bと第2の変位センサ7を用いて、各センサの測長方向における被駆動体3の移動量が測定される。そして、各変位センサで得られた測定結果と4つの駆動ユニット4の駆動力のベクトル合成による駆動量との偏差に応じて被駆動体3を任意の方向に並進駆動制御する。
このようにして、第1の変位センサ6aおよび6bと第2の変位センサ7による測定結果に応じて被駆動体3の回転量(移動量)を測定すれば、回転規制部5に僅かなガタ生じた場合でも、被駆動体3を全く回転しない状態で並進駆動することができる。
図3は、図1に示す回転規制部を分解して示す斜視図である。
回転規制部(規制手段)5は、被駆動体3の回転を規制するためのものである。固定基部36および2つの球軸受け10を備えるとともに、球軸受け10と対向する面に設けられた2つの球軸受け(図示せず)を支持する移動板35を有している。球軸受け10は被駆動体3に設けられた摺動溝部11aを通過し、球軸受け10が摺動溝部11aを転がることによって被駆動体3は第1の移動方向に移動する。
前述の図示しない球軸受けが固定基部36に設けられた摺動溝部11bを通過し、当該球軸受けが摺動溝部11bを転がることによって被駆動体3および移動板35が一体的に第2の移動方向に移動可能に支持されている。
さらには、ボール受部37にはボールが配置されており、被駆動体3と移動板35の間には2つのボールが挟み込まれている。また、移動板35と固定基部36との間には3つのボールが挟み込まれている。ボールを挟むことによって、被駆動体3、移動板35、および固定部36の位置関係が適切に保たれる。これによって、球軸受けと摺動受溝11aおよび11bとのクリアランスを低減してガタおよび摺動負荷を低減する。
このように、回転規制部5を設けると、被駆動体3をその回転を防止しつつ任意の方向に並進駆動することができる。なお、図示の例では、球軸受けを用いるようにしたが、球軸受けの代わりに、例えば、PTFEのように摺動性の高い材料を用いた棒材又は摺動ベアリングを用いるようにしてもよい。
ここで、被駆動体3の移動を抑制して、所定の位置に固定する手法について説明する。
図4は、図1に示す並進駆動装置において被駆動体を所定の位置にロックした状態(並進規制状態)を上側から示す図である。
図2に示すように、回転部2には、3か所に係合部14が設けられ、被駆動体3には3か所に係合部3aが設けられている。被駆動体3の移動を抑制(規制)した状態では、図4に示すように、係合部14と係合部3aとが係合した状態となる。なお、係合部14および13aは少なくとも1つ設けられていればよい。つまり、係合部14および13aは単数であっても複数であってもよい。
図5は、図1に示す並進駆動装置においてその一部を並進駆動可能状態で示す斜視図である。また、図6は、図5に示す係合部を分解して示す斜視図である。
図5に示す状態では、係合部14は係合部3aと係合していない。つまり、被駆動体3は並進駆動可能な状態である。回転部2上に設けられた係合部14は、回転部2に回動自在に支持されている。ここでは、回動アーム16の一端側に設けられた回転軸15が回転部2に挿入固定され、これによって、回動アーム16は回転軸15を中心として回動可能に支持される。
一方、回動アーム16の他端には、穴16aが形成されており、当該穴16aには回転軸15と略平行に固定軸17が挿入固定されている。そして、固定軸17を中心として係合スリーブ19が回転自在に支持される。
回転軸15を中心としてトーションスプリング18が設けられており、トーションスプリング18の一方の腕部は、回転部2に設けられたカギ型のフック2aに係止されている。また、トーションスプリング18の他方の腕部は係合スリーブ19に係止されている。
トーションスプリング18の付勢力によって、係合スリーブ19は固定部1側に常に付勢される。このため、図5に示すように、被駆動体3が並進駆動可能な状態においては、係合スリーブ19は固定部1の凹部1bに接触(つまり、当接)するように付勢される。
このように、係合スリーブ19は外周側に退避しているので、図5に2点鎖線で示すように、被駆動体3は係合スリーブ19よりも十分離れている。その結果、係合スリーブ19が並進駆動の際に被駆動体3の並進移動を妨害することがない。
なお、係合部14は回転軸15に近接する第1の位置と回転軸15から遠ざかる第2の位置との間で移動可能であり、トーションスプリング(付勢手段)18によって、係合部14は回転軸15から遠ざかる方向に付勢されている。
図7は、図1に示す並進駆動装置においてその一部を並進駆動抑制状態で示す斜視図である。
図7においては、係合部14が係合部3aと係合して、被駆動体3の移動が抑制されている。この状態では、回転部2が所定の角度(例えば、約5.5度)実線矢印で示す方向に回転している。これによって、係合スリーブ19は、固定部1の凹部1bに接触していた位置から凸部1aに接触する位置に移動する。つまり、係合スリーブ19は回転軸15に近接するように移動する。従って、係合スリーブ19は、回転部2とともに回転すると同時に、固定部1の凹部1bから凸部1aに至るカム形状(カム部、つまり、カム面)に応じて内周側を移動する。
この際、被駆動体3は回転規制部5によって回転が規制されているので、係合スリーブ19は被駆動体3の係合部3aと係合する。なお、回転部2が回転すると、係合スリーブ19は固定軸17を中心として回転しつつ、固定部1のカム形状に沿って移動する。よって、係合スリーブ19は固定部1の摺動による摩擦力を受けることはない。
続いて、図1に示す並進駆動装置において回転部2を回転させる際の動作について説明する。
まず、駆動ユニット4の各々に被駆動体3を反時計回りに駆動するための駆動力を発生させる。前述のように、被駆動体3は回転規制部5によって回転が規制されているので、その反力で駆動ユニット4は被駆動体3と逆方向に動こうとする。この動きに伴って、駆動ユニット4を支持する回転部2は時計回りに回転して、図4に示す位置まで回転すると、係合部14と係合部3aとが係合する。
これによって、被駆動体3は所定の位置に固定(ロック)される。この際、回転部2に支持された第2の変位センサ7によって回転部2の回転量が測定され、図示しない制御部(コントローラ)に内蔵のメモリに制御パラメータとして記憶される。
被駆動部3の固定を解除して、並進可能な状態とする際には、回転部2を反時計回りに回転させる。つまり、図4において、駆動ユニットに被駆動体3を時計回りに駆動させるための駆動力を発生させると、その反力によって回転部2が反時計回りに移動する。そして、内蔵メモリに記憶した回転量、つまり、制御パラメータに応じて、制御部は、復帰動作の際の回転部2の回転量を制御して、図2に示す状態に戻す。なお、並進駆動装置を制御する制御部(コントローラ)は並進駆動装置内に配置してもよく、並進駆動装置の外に配置するようにしてもよい。
図示の例では、係合手段として円筒形状の係合スリーブ19を用いたが、回転部2の回転駆動力が十分に確保できる場合には、係合スリーブ19と固定軸17とを一体構造としてもよい。さらには、係合スリーブ19の形状は円筒形状に限らず、被駆動体3に設けられた係合部と係合可能な形状であればよい。
図8は、図1に示す回転部の回転角度を説明するための平面図である。
図示のように、ここでは、係合部14が回転部2の時計回り方向に対して5.5度回転すると、係合スリーブ19が被駆動体3の係合部15に係合する。
図9は、従来の並進駆動装置における回転部の回転角度を説明するための平面図である。なお、ここでは、図8に示す例と比較するため、回転部の係合部119を回転部に固定された円柱状の部材とした。つまり、係合部119は回転部に固定されている。
回転部が時計回りの方向に回転すると、係合部119が被駆動体3の係合部15に係合する。図8に示す係合スリーブ19と係合部15との距離と同一の距離だけ係合部119を係合部15から離間させるためには、回転部2を9度回転させる必要がある。
このため、図9に示す例では、並進駆動に必要な駆動ユニットのストロークは±3mmであるが、回転部2を9度回転させるために、一方向のストロークを5mmとする必要がある。この結果、並進駆動装置が大型化する。
一方、図8に示す例では、回転部2の回転角度を図9に示す例の約60%に抑えることができる。この結果、図8に示す例では、必要なストロークは3mmで済み、並進駆動に必要なストロークである±3mmの範囲内において被駆動体3の移動を抑制して所定の位置に固定することができる。
図10は、図1に示す並進駆動装置で用いられる駆動ユニットを説明するための図である。
図10においては、駆動ユニット4で用いられる振動体が示されており、振動ユニット4は、所謂振動型アクチュエータである。図示の振動体101は振動板104を備え、振動板104の一面には一対の突起部106が設けられている。また、振動板104の他面には電気−機械エネルギー変換素子である圧電素子105が接着されている。
図11は、図10に示す振動体における曲げ振動モードを説明するための図である。そして、図11(a)は第1の曲げ振動モードを示す図であり、図11(b)は第2の曲げモードを示す図である。
第1の曲げ振動モード(以下Aモードとする)は、矩形の振動体101の長辺方向(矢印X方向)における二次の屈曲運動であって、短辺方向(矢印Y方向)と平行な3本の節を有している。突起部106は、Aモードの振動(つまり、定在波振動)において節となる位置の近傍に配置されており、Aモードの振動によって矢印X方向(つまり、圧電素子105が接合された面と平行な方向)で往復運動を行う。
第2の曲げ振動モード(以下Bモードとする)は、矩形の振動体104の短辺方向(矢印Y方向)における一次の屈曲振動であって、長辺方向(矢印X方向)と平行な2本の節を有している。なお、Aモードにおける節とBモードにおける節とは、XY平面内において略直交するようになっている。
突起部106は、Bモードの振動において腹となる位置の近傍に配置されており、Bモードの振動によって矢印Z方向(つまり、圧電素子105が接合された面と垂直な方向)に往復運動を行う。
上述のAモードおよびBモードの振動を所定の位相差で発生させると、突起部106の先端が楕円運動を行い(つまり、楕円軌跡を描き)、図10に示す矢印X方向(つまり、圧電素子105が接合された面と平行な方向)に駆動力が生じる。
なお、4つの駆動ユニット4のうち、駆動方向が交差する2つの駆動ユニット4のみを備えるようにしてもよい。この場合には、駆動ユニット4の数が少ない分コストダウンを図ることができる。駆動ユニット4を3つとしても同様に構成することができる。
ところで、上述の並進駆動装置は、例えば、デジタルカメラなどの撮像装置で用いられる。
図12は、図1に示す並進駆動装置を画像ブレ補正装置として用いた一例を示す図である。図示の例では、並進駆動装置30は、電子機器の1つであるカメラ本体31に着脱可能であるレンズ鏡筒32内に配置される。そして、被駆動体3に、位置決めされる部材である画像ブレ補正用レンズ34を配置して、並進駆動装置30を画像ブレ補正装置として用いる。
図13は、図1に示す並進駆動装置を画像ブレ補正装置として用いた他の例を示す図である。
図示の例では、並進駆動装置30は、カメラ本体31内に配置される。そして、被駆動体3に撮像素子135を配置して、並進駆動装置20を画像ブレ補正装置として用いる。
なお、上述の並進駆動装置は、撮像装置のみではなく、例えば、所謂XYステージなどの微動送り機構においても用いることができる。微動送り機構は、例えば、生体試料などの観察に用いられる顕微鏡に用いられている。ここでは、観察対象の任意部位を顕微鏡観察下に位置付けるため微動送り機構が用いられる。
このような微動送り機構において、可動部、つまり、観察対象載置部を直接並進運動すれば、微動送り機構を薄くすることができ、顕微鏡を小型化および軽量化することができる。
なお、顕微鏡の運搬の際の衝撃などによる微動送り機構の破損を防止するためには、観察対象載置部を固定するための位置規制機構を設けることが望ましい。
このように、上述の並進駆動装置を用いれば、微動送り機構の駆動手段と観察対象載置部を静止させるための位置規制機構の駆動手段とを兼用することができる。その結果、低コストかつ小型で、消費電力を低減した微動送り機構を提供することができる。
以上のように、本発明の第1の実施形態では、被駆動体をロックする際に回転部の回転角度を小さくすることができる。この結果、回転部の回転に必要な駆動ユニットの駆動ストロークを並進駆動に必要なストロークの同程度以下にできる。よって、駆動ユニットの全長を短縮して、並進駆動装置を小型化することができる。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態による並進駆動装置の一例について説明する。
前述の第1の実施形態においては、係合部14は回転部2に対して回動可能に支持され、係合部14が固定部1のカム形状に応じて回動することによって、係合スリーブ19が内周側に移動するようにした。一方、係合部14を移動可能とする機構は、このような構成に限らない。
図14は、本発明の第2の実施形態による並進駆動装置の一部を並進駆動可能状態で上側から示す図である。
また、図15は、本発明の第2の実施形態による並進駆動装置の一部を並進規制状態(ロック状態)で上側から示す図である。なお、第2の実施形態による並進駆動装置の他の構成は第1の実施形態で説明した並進駆動装置と同様である。
図示の例では、係合部64が回転部62に対してスライド可能に支持されている。係合部64には、2か所に長穴66が形成され、当該長穴66には、回転部62に形成された2本の軸65が嵌挿されている。係合部64には、第1の実施形態と同様にして係合スリーブ69が回転可能に支持されている。さらに、回転部62に形成された軸61に挿入されたトーションスプリング68は、係合部64を外周側に片寄せするように係合スリーブ69を付勢している。
図14に示すように、被駆動体(図示せず)が並進運動可能な状態においては、回転部62が時計回り方向に5.5度回転すると、回転部62とともに回転した係合部64が固定部1のカム形状に応じて、図15に実線矢印で示す方向に移動する。その結果、第1の実施形態と同様に、3か所に形成された係合部64と被駆動体の係合部3aとが係合した状態となって、被駆動体の並進駆動が抑制される。つまり、被駆動体は固定保持されることになる(図15参照)。
このように、本発明の第2の実施形態においても、被駆動体をロックする際に回転部の回転角度を小さくすることができる結果、回転部の回転に必要な駆動ユニットの駆動ストロークを並進駆動に必要なストロークの同程度以下にできる。よって、並進駆動装置を小型化することができる。
[第3の実施形態]
続いて、本発明の第3の実施形態による並進駆動装置の一例について説明する。
前述の第1および第2の実施形態においては、固定部1に対して被駆動体3は固定保持される。ところで、通常の加工精度で製作した部品を用いる場合には、固定部1、係合スリーブ19又は69、および被駆動体3の加工誤差を考慮してこれら部品間に適当な隙間を設ける必要がある。このため、通常、被駆動体3の位置再現性を100μm以下に保証することは困難である。
一方、並進駆動装置を高性能な画像ブレ補正装置として用いる場合には、被駆動体であるブレ補正レンズの位置再現性を100μm以下とする必要がある。
図16は、本発明の第3の実施形態による並進駆動装置の一部を示す斜視図である。
なお、第3の実施形態による並進駆動装置の他の構成は第1の実施形態で説明した並進駆動装置と同様である。
図16においては、3か所に形成された係合部のうちの1つが示されており、ここでは、係合スリーブ19は回転スリーブ(第1のスリーブ状部材)89と偏心スリーブ(第2のスリーブ状部材)90とに分割されている。回転スリーブ89は、第1の実施形態で説明した係合スリーブ19と同様にして回動アーム16に挿入固定された固定軸(図示せず)に回転自在に支持されている。一方、偏心スリーブ90は、上記の固定軸に嵌挿され、かつネジ91によって当該固定軸に固定されている。
偏心スリーブ90の上部には、マイナスドライバーなどによって回転調整を行うための溝90aが形成されている。回転スリーブ89の内周面および外周面の中心軸は、上記の固定軸の中心軸92と一致する。一方、偏心スリーブ90の内周面の中心軸は、固定軸の中心軸92と一致しているが、外周面の中心軸は、固定軸の中心軸92に対してわずかに偏心している。その偏心量は例えば0.2mm程度である。
上述の構成によって、被駆動体の位置精度(つまり、位置再現性)を高めるための調整を行うことができる。例えば、図14に示す並進駆動が抑制された状態において、ネジ91を緩めた後に偏心スリーブ90を回転させて隙間がなくなるように調整を行う。そして、調整の後、ネジ91を締めて偏心スリーブ90を固定軸に固定する。回転スリーブ89と偏心スリーブ90とには僅かに隙間が設けられているので、偏心スリーブを固定しても回転スリーブ89の回転が妨げられることはない。
固定部81の凸部81aから凹部81bに至る領域は、回転スリーブ89には接するが、偏心スリーブ90には接しないような高さに形成されている。従って、固定された偏心スリーブ90が固定部81に接触することはない。よって、回転部2が回転する際に不要な摩擦力は発生しない。
なお、3か所の係合部の全てについて上述の構成とするようにしてもよいが、少なくとも1か所の係合部について上述の構成を採用するようにしてもよい。そして、係合部の構成をどのような構成にするかについては、被駆動体の位置精度、各部品の加工精度、および偏心スリーブの偏心量に応じて決定すればよい。
このように、本発明の第3の実施形態では、前述の第1の実施形態で得られた効果に加えて、被駆動体の位置精度を向上させることができる。
[第4の実施例形態]
次に、本発明の第4の実施形態による並進駆動装置の一例について説明する。
第4の実施形態においては、第1の実施形態などで用いた振動型アクチュエータの代わりに、他の駆動方式による駆動ユニットが用いられる。なお、第4の実施形態による並進駆動装置は、第1の実施形態による並進駆動装置と駆動ユニットの構成が異なるのみであり、他の構成は第1の実施形態と同様である。
図17は、本発明の第4の実施形態による並進駆動装置で用いられる駆動ユニットの一例を説明するための図である。
第4の実施形態では、駆動ユニットとして、駆動コイルおよび永久磁石を備える所謂ボイスコイルモータが用いられる。図示のように、回転部202および被駆動部203の間において、4か所にボイスコイルモータ(駆動ユニット)が配置される。図示のように、回転部202には磁性材料からなるヨーク204を介して駆動コイル206が配置される。また、被駆動部203にはヨーク205を介して永久磁石207および208を有する磁石体が配置される。
図示の状態では、駆動コイル206の中心が磁石体の中心線上にある。永久磁石207および208によって、図17に実線矢印で示す磁力線を発生する。そして、駆動コイル206に図中下から上に向う磁界を発生するように電流を流すと、被駆動部203を図中左側に移動させる力が発生する。
一方、逆向きに電流を流すと、被駆動部203を図中右側に移動させる力が発生する。駆動ユニットの各々に備えられた駆動コイル206に流す電流を制御すれば、被駆動部203を並進駆動することができる。
なお、図17に示す例とは逆に、回転部202側に永久磁石を配置し、被駆動部203側に駆動コイルを配置するようにしてもよい。
このように、本発明の第4の実施形態では、ボイスコイルモータを用いて被駆動部(被駆動体)を並進制御する。このような並進駆動装置においても、被駆動体をロックする際に回転部の回転角度を小さくすることができる結果、回転部の回転に必要な駆動ユニットの駆動ストロークを並進駆動に必要なストロークの同程度以下にできる。よって、並進駆動装置を小型化することができる。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
1 固定部
2 回転部
3 被駆動体
4 駆動ユニット
5 回転規制部
14 係合部
15 回転軸
16 回動アーム
18 トーションスプリング
19 係合スリーブ

Claims (13)

  1. 固定部に対して第1の回転軸の回りに回転可能に支持された回転部と、
    駆動ユニットによって駆動される移動体と、
    前記移動体を前記固定部に対して並進可能に支持する支持手段と、
    前記移動体に設けられた第1の係合部と、
    前記回転部に設けられ前記第1の係合部と係合する第2の係合部と、
    前記固定部に設けられ前記第1の回転軸の側に突出したカム部と、を有し、
    前記回転部の回転に応じて前記第2の係合部が前記カム部に沿って前記第1の回転軸に近接する方向に移動し、前記第2の係合部が前記第1の係合部に係合して前記移動体の並進駆動を規制することを特徴とする並進駆動装置。
  2. 前記回転部は前記第1の回転軸に垂直な平面を有しており、
    前記支持手段は前記移動体を前記平面に関して並進可能に支持することを特徴とする請求項1に記載の並進駆動装置。
  3. 前記回転部には、前記移動体を並進駆動するための少なくとも2つの駆動ユニットが配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の並進駆動装置。
  4. 前記移動体の回転を規制する規制手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の並進駆動装置。
  5. 前記回転部に支持され前記第2の係合部を前記第1の回転軸に近接する第1の位置と前記第1の回転軸から遠ざかる第2の位置との間で移動する移動手段と、
    前記第2の係合部を前記第1の回転軸から遠ざかる方向に付勢する付勢手段と、を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の並進駆動装置。
  6. 前記移動手段は、前記回転部に対して前記第1の回転軸に略平行な第2の回転軸を中心として回転可能に支持されており、
    前記第2の回転軸を中心として前記移動手段を回転させて前記第2の係合部を前記第1の回転軸に近接する方向に移動することを特徴とする請求項5に記載の並進駆動装置。
  7. 前記移動手段は、前記回転部に対して前記回転部に対して略平行な方向にスライド可能に支持されており、
    前記移動手段をスライドさせることによって、前記第2の係合部を前記第1の回転軸に近接する方向に移動することを特徴とする請求項5に記載の並進駆動装置。
  8. 前記第2の係合部は、前記第1の回転軸に平行な第3の回転軸を中心として回転可能な第1のスリーブ状部材を有し、
    前記第1のスリーブ状部材は前記第3の回転軸を中心軸とする円筒形状であって、前記第1のスリーブ状部材の外周面を前記カム部のカム面に当接させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の並進駆動装置。
  9. 前記第2の係合部は、前記第3の回転軸を中心として回転可能で、かつ第3の回転軸に対して偏心した円筒形状の第2のスリーブ状部材を有し、前記第2スリーブ状部材の外周面を前記第1の係合部に当接させることを特徴とする請求項8に記載の並進駆動装置。
  10. 前記駆動ユニットは、電気−機械エネルギー変換素子が配設され前記電気−機械エネルギー変換素子によって互いに異なる2つの定在波振動を発生する振動体と、前記振動体に設けられ前記定在波振動によって楕円軌跡を描く少なくとも1つの突起部とを有し、前記突起部を前記移動体に接触させて前記移動体を並進駆動する振動型アクチュエータであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の並進駆動装置。
  11. 前記駆動ユニットは、駆動コイルおよび永久磁石を備え、前記駆動コイルに流す電流を制御して前記移動体を並進駆動することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に並進駆動装置。
  12. 前記第1の係合部および前記第2の係合部はそれぞれ複数であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の並進駆動装置。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の並進駆動装置と、
    前記並進駆動装置の駆動によって位置決めされる部材と、
    を有することを特徴とする電子機器。
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