JP2018035542A - ブラインド - Google Patents
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Abstract
Description
第1の実施形態に係るブラインド100の構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、本実施形態にかかるブラインド100の斜視図である。図2は、巻取パイプ110の側面図である。
巻取パイプ110は、回転することによってスクリーン120を巻取り及び巻解いてスクリーン120を昇降させるものである。巻取パイプ110には、図2(a)に示したように、円周方向において略180度離間した位置に、前側のスクリーン120aが連結される第1連結部112と、後側のスクリーン120bが連結される第2連結部114とが形成されている。
スクリーン120は、開口部を開放、閉鎖、及び調光するものである。スクリーン120は、図1に示したように、ウエイトバー160で折り返されて前後に重なるように前側に位置する前側のスクリーン120a及び後ろ側に位置する後側のスクリーン120bが構成される。
本実施形態にかかるブラインド100のスクリーン120は、図4(a)に示したように、全閉状態において、前側のスクリーン120aと後側のスクリーン120bとが重なり合うようになっている。前側のスクリーン120aはガイド部112dによって後側のスクリーン120b方向に誘導され、後側のスクリーン120は、フラット面116b及び突出部116cに誘導されて前側のスクリーン120aに寄るように垂下する。このように、前側のスクリーン120aと後側のスクリーン120bとは互いに近づく方向に誘導される。よって、前側のスクリーン120aと後側のスクリーン120bとの隙間が小さくなるため、スクリーン120を斜め上方から見ても不透過部124は透過部122を完全に覆うことができるので、遮蔽性が向上する。
本実施形態にかかるブラインド100のスクリーン120が最も下降した状態では、図4(b)に示したように、巻取パイプ110は、第1連結部112が最も下降した位置に、第2連結部114が最も上昇した位置になる。このときのスクリーン120の下端の位置、すなわちウエイトバー160の位置は、(a)状態から前後のスクリーン120が巻取パイプ110から巻き解かれるため、全閉状態のときよりも下降した位置にある。スクリーン120が最も下降した状態では、前側のスクリーン120aと後側のスクリーン120bとは離間する。巻取パイプ110の第1の周面116は正円よりも周面の長さが短いため、後側のスクリーン120bが巻解かれる長さが正円の周面から巻解かれるよりも短い。よって、全閉状態と最も下降した状態とのスクリーン120の下端の高さの変位量H1が小さくなる。よって、全閉状態において、スクリーン120の長さが長くなるため、ウエイトバー160の下方からの光漏れが防止される。
さらに、本実施形態にかかるブラインド100の調光状態では、図4(c)に示したように、巻取パイプ110は、第1連結部112と第2連結部114の位置が同じになるように回転する。このときのスクリーン120の下端の位置、すなわちウエイトバー160の位置は、スクリーン120が最も下降した状態と同じである。調光状態では、前側のスクリーン120aと後側のスクリーン120bとはスクリーン120が最も下降した状態のときよりもさらに離間する。
さらに、本実施形態にかかるブラインド100の調光状態では、図4(d)に示したように、巻取パイプ110をさらに回転させて、第1連結部112が最も上昇した位置に、第2連結部114が最も下降した位置にする。このとき、前側のスクリーン120aは巻取パイプ110のフラット面116bに沿って巻取られていくが、フラット面116に巻取られる長さは正円の周面から巻取られるよりも短くなる。しかし、突出部116cが形成されていることで、突出部116cの長さがフラット面116と正円の周面長さとの差を相殺し、図4(c)に示した状態からウエイトバーが下降することが防止される。
以上説明したように、本実施形態によれば、巻取パイプ110における巻き取り始めとなる周面にフラット面(非正円部)116bを設けることによって、フラット面116は正円とするよりも巻取パイプ110に対するスクリーン巻取量が小さくなる。このため、スクリーン120が全て下降した全閉時から巻取パイプ110が回転して前後のスクリーン120が離間した調光時におけるスクリーン高さの変移量を小さくできる。このようにして、スクリーン120を全て下ろして非透視性にした状態から、前後のスクリーンを同一の高さにした透視性の状態に移行したときに、スクリーン120の高さが大きく変化することを防止することが可能である。
第2の実施形態に係るブラインド200の構成について、図6を参照しながら説明する。図6は、第2の実施形態のブラインド200を側面から見た断面図である。本実施形態では、第1の実施形態のスクリーン120に代えて、図6に示したように、前後のスクリーン220a、220b間の上下方向に複数のルーバー部220cを形成したスクリーン220にし、ウエイトバー260の形状を第1の実施形態のウエイトバー160と変えた点が第1の実施形態と相違し、その他の点は第1の実施形態と同様である。本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態によれば、前後のスクリーン220a、220b間の上下方向に複数のルーバー部220cを形成したスクリーン220においても、上記第1の実施形態と実質的に同様の効果が得られる。
第3の実施形態に係るブラインドの巻取パイプ310の構成について、図7を参照しながら説明する。図7は、本実施形態の巻取パイプ310を説明するための図である。
以上説明したように、本実施形態によれば、巻取パイプ310の第1の周面316全体が、非正円部であるフラット面316bであるため、巻取パイプ310内の空間はやや小さくなるものの、後側のスクリーンが前側のスクリーンに自然に寄って配置されることになる。
第4の実施形態に係るブラインドの巻取パイプ410の構成について、図8を参照しながら説明する。図8は、本実施形態の巻取パイプ410を説明するための図である。
以上説明したように、本実施形態によれば、ガイド部412dが第1の実施形態の延長部112bの作用も兼ね、突出部416cが第1の実施形態の延長部112cの作用も兼ねるので、第1の実施形態の延長部112b、112cに相当するものは設ける必要がない。よって、第1の実施形態の効果に加えて、第1連結部412は構造が簡単になるため、製造が容易になる。
110、210、310、410、510 巻取パイプ
112、212、412、512 第1連結部
112a、412a 凹部
112b、112c 延長部
112d、412d ガイド部
114、214、414、514 第2連結部
114a、414a 凹部
114b、114c 延長部
116、316、416 第1の周面(一方の周面)
116a 正円部
116b、316b、416b フラット面(非正円部)
116c、416c 突出部
118 第2の周面(他方の周面)
120、220、520 スクリーン
120a、220a、520a 前側のスクリーン
120b、220b、520b 後側のスクリーン
220c 連結部
122 透過部
124 不透過部
130 ブラケット
140 セットフレーム
150 サイドブラケット
160、260 ウエイトバー
170、172、270、272、470、472 連結板
180 操作チェーン
416d 係止部
Claims (7)
- 回転可能に支持される巻取パイプと、前後二重に配置される第1スクリーン及び第2スクリーンと、を備え、前記第1スクリーン及び前記第2スクリーンのそれぞれの上端が、前記巻取パイプの周方向に離間させた第1連結部及び第2連結部により連結されており、前記第1スクリーン及び前記第2スクリーンが重なった状態で前記巻取パイプに巻取られるようにしたブラインドにおいて、
前記巻取パイプにおける前記第1連結部と前記第2連結部とを結ぶ一方の周面には、前記巻取パイプの軸心を中心とする正円のうち前記第1連結部と前記第2連結部とを結ぶ部分の円弧とは形状が異なる非正円部が設けられており、前記一方の周面の長さは前記円弧よりも短いことを特徴とする、ブラインド。 - 前記第1連結部と前記第2連結部とは、前記巻取パイプの周面において周方向に略180°離間した位置に設けられ、
前記一方の周面には、前記巻取パイプの軸心を中心とする正円の一部である正円部と、前記非正円部と、が連続して形成され、他方の周面は、前記巻取パイプの軸心を中心とする正円のうち前記第1連結部と前記第2連結部とを結ぶ部分の円弧であることを特徴とする、請求項1に記載のブラインド。 - 前記非正円部は、フラット面であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のブラインド。
- 前記第1連結部と前記第2連結部の少なくとも一方には、
前記第1スクリーン又は前記第2スクリーンの一方のスクリーンが最下降位置まで下ろされたとき、前記一方のスクリーンを他方のスクリーンに向かって誘導するガイド部が設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のブラインド。 - 前記非正円部は、前記第1連結部又は前記第2連結部から連続して設けられ、
前記第1スクリーン及び前記第2スクリーンの一方のスクリーンが最下降位置まで下ろされたとき、前記非正円部によって、他方のスクリーンを前記一方のスクリーンに寄せて垂下させるように誘導することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のブラインド。 - 前記非正円部から、前記第1連結部又は前記第2連結部方向に突出する突出部を設けたことを特徴とする、請求項5に記載のブラインド。
- 前記突出部は、前記第1スクリーン又は前記第2スクリーンの端部を係止することを特徴とする、請求項6に記載のブラインド。
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