JP2018034324A - 印刷制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙に印刷される画像の一部に印字率が高い部分が存在しても、その部分の画像を印刷した用紙がカールしたり、その部分の画像の印刷に用いたインクが排紙トレイ上で重なった別の用紙に裏写りしてその用紙を汚すのを、適切に抑制する。【解決手段】クライアント端末14のCPU16に仮想的に構築されたプリンタドライバ110のオブジェクト特定部110dが特定した、原稿画像を構成する1又は複数のオブジェクト(文字(文章)、図形、写真)のそれぞれについて、印字率検出部110eが、印刷ジョブの実行により印刷用紙に印刷したときの印字率を、ハーフトーン処理部110cが生成した階調データに基づいて検出する。そして、検出した印字率が所定の閾値以上となるオブジェクトについて、データ補正部110fが、それよりも低い印字率に下がるように、そのオブジェクトに対応する画素の階調データを補正する。【選択図】図2

Description

本発明は、印刷ジョブに基づいて画像形成装置により用紙に画像を形成する技術に関する。
画像形成装置において用紙に画像を印刷する際、用紙に印刷する画像の印字率が高いと、印刷後の用紙がカールしたり、排紙トレイ上で重なった別の用紙にインクが裏写りしてその用紙を汚すことが従来から広く知られている。
なお、画像の印字率とは、用紙のうち余白領域を除いた印刷可能領域に対する実際の画像の印刷部分の割合を示す率のことで、1頁の用紙に画像を印刷するのに用いるインクの計算上の最大値に対する実際のインクの使用量の割合や、1頁の用紙の面積に対する画像を印刷した部分の面積の割合で表すことができる。
そして、印刷後の用紙のカールを防止する対策として、用紙の印字率を頁毎に特定し、特定した印字率が所定の閾値を超える場合に、その頁の一部の画素を印字しないようにして印字率を下げる提案が、過去に行われている(例えば、特許文献1)。
特開2015−223779号公報
上述した従来の提案では、用紙の一部に画像の印字率が高い部分が存在しても、用紙の印字率が頁単位では閾値に達しない場合、印字率を下げずに画像が印刷される。すると、画像の印字率が高い部分が印刷された用紙の部分において、インクが過剰に付着してカールが発生したり、排紙トレイ上で他の用紙にインクが裏写りしてその用紙を汚してしまう可能性がある。
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、用紙に印刷される画像の一部に印字率が高い部分が存在しても、その部分の画像を印刷した用紙がカールしたり、その部分の画像の印刷に用いたインクが排紙トレイ上で重なった別の用紙に裏写りしてその用紙を汚すのを、適切に抑制することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様による印刷制御装置は、
用紙頁毎の画像をビットマップ展開した画素(例えば、図11の「印刷イメージ」におけるインク液滴のドロップが記載された各箇所)で構成される印刷データを含む印刷ジョブ(例えば、図1のプリンタドライバ110が、出力データ生成部110gで圧縮処理した印刷データと、レイアウト設定部110aで取得した印刷設定情報と共に、インクジェット記録装置1の制御ユニット10に出力する印刷ジョブ)に基づいて画像の印刷制御を行う印刷制御装置(例えば、図1や図8のプリンタドライバ110、図1や図8のインクジェット記録装置1)において、
各頁の前記画像を構成する1又は複数のオブジェクト(例えば、図4の原稿画像のオブジェクト)を前記印刷データから特定するオブジェクト特定部(例えば、図2のオブジェクト特定部110d、図10のオブジェクト特定部130a)と、
前記特定したオブジェクト毎の印字率を検出する印字率検出部(例えば、図2の印字率検出部110e、図10の印字率検出部130b)と、
前記検出した印字率が所定の閾値以上である所定オブジェクトの印字率を前記検出した印字率よりも低い印字率に下げるように、各頁の前記印刷データのうち当該所定オブジェクトに対応する画素のデータを補正するデータ補正部(例えば、図2のデータ補正部110f、図10のデータ補正部130c)と、
を備える。
また、本発明の第2の態様による印刷制御装置は、本発明の第1の態様による印刷制御装置において、前記所定の閾値は、前記印刷ジョブに含まれる前記画像の印刷条件を設定した印刷設定情報の設定内容と、前記画像の印刷に用いるインクの種類と、該インクの温度とのうち少なくとも1つに応じて定まるものである。
さらに、本発明の第3の態様による印刷制御装置は、本発明の第1又は第2の態様による印刷制御装置において、前記データ補正部は、前記所定オブジェクトの輝度が増加するように、前記印刷データのうち当該所定オブジェクトに対応する画素のデータを補正する。
また、本発明の第4の態様による印刷制御装置は、本発明の第1、第2又は第3の態様による印刷制御装置において、前記データ補正部は、前記所定オブジェクトの輝度が増加する処理として、前記印刷データの当該所定オブジェクトに対応する画素から前記用紙にインクを付着させる画素を間引く間引き処理(例えば、図14の「印字イメージ」の上段から下段のようにインク液滴の吐出対象画素を減らす処理)、又は、前記印刷データの当該所定オブジェクトに対応する画素に付着させるインクのドット径を減少させるドットゲイン調整処理(例えば、図11の「印字イメージ」の上段から下段のようにインク液滴のドロップ数を減らす処理)により、前記検出した印字率が所定の閾値以上であるオブジェクトに対応する画素のデータを補正する。
また、本発明の第5の態様による印刷制御装置は、本発明の第1、第2、第3又は第4の態様による印刷制御装置において、前記所定オブジェクトに対応する画素の前記データ補正部によるデータ補正後の印字率が、前記所定の閾値未満まで下がらない場合(例えば、図7(a)のステップS14aでNOの場合、図13(a)のステップS32aでNOの場合)に、前記印刷ジョブの出力前に印字率オーバーを報知(例えば、図7(a)のステップS14b、図13(a)のステップS32b)する報知部をさらに備える。
さらに、本発明の第6の態様による印刷制御装置は、本発明の第1、第2、第3、第4、第4又は第5の態様による印刷制御装置において、前記所定オブジェクトに対応する画素の前記データ補正部によるデータ補正後の印字率が、前記所定の閾値未満まで下がらない場合に、前記画像の印刷速度に関する減速要否の指示入力を要求(例えば、図7(b)のステップS14c、図13(b)のステップS32c)する指示入力要求部と、該指示入力要求部から減速要の指示入力がなされた場合(例えば、図7(b)のステップS14dでNOの場合、図13(b)のステップS32dでNOの場合)に、前記画像の印刷条件を設定した印刷設定情報に前記画像の印刷速度の減速指示を追加する減速指示追加部(例えば、図7(b)のステップS14f、図13(b)のステップS32f)とをさらに備える。
本発明によれば、用紙に印刷される画像の一部に印字率が高い部分が存在しても、その部分の画像を印刷した用紙がカールしたり、その部分の画像の印刷に用いたインクが排紙トレイ上で重なった別の用紙にインクが裏写りしてその用紙を汚すのを、適切に抑制することができる。
即ち、本発明の第1の態様による印刷制御装置によれば、用紙に印刷する頁毎の画像を構成するオブジェクトの印字率が所定の閾値以上であると、その印字率よりも低い印字率にオブジェクトの印字率が下がるように、印刷データのうちそのオブジェクトに対応する画素のデータが補正される。
このため、画像の頁単位では印字率が高くなくても、画像を構成するオブジェクト単位では印字率が高い部分が存在する場合に、そのオブジェクトについては印字率を下げて印刷されるようにして、用紙に付着するインクの量を減らし、印刷後の用紙の一部がカールするのを適切に抑制することができる。また、用紙に付着するインクの量を減らすことで、用紙のインクがその用紙に重ねた次の用紙に裏写りするのを抑制することができる。
また、本発明の第2の態様による印刷制御装置によれば、本発明の第1の態様による印刷制御装置において、画素データに対して印字率を下げる補正を行うオブジェクトとするかどうかを判別するのに用いる所定の閾値が、印刷ジョブの印刷設定情報の設定内容と、画像の印刷に用いるインクの種類と、インクの温度とのうち少なくとも1つに応じて定まる。
このため、用紙に対するインクの滲み込みやすさを左右する用紙の種類や、インクの粘度を左右するインクの種類や温度等、画像を印刷した後の用紙のカールのしやすさに影響を及ぼすファクタに応じて、所定の閾値を定めるようにして、画素データに対して印字率を下げる補正を行うオブジェクトとするかどうかを適切に判別することができる。
さらに、本発明の第3の態様による印刷制御装置によれば、本発明の第1又は第2の態様による印刷制御装置において、印字率が所定の閾値以上であるオブジェクトの印字率を下げる画素データの補正を、印刷ジョブの印刷データを生成する際の該当する画素の輝度を増加させる処理によって、容易に実現することができる。
また、本発明の第4の態様による印刷制御装置によれば、本発明の第3の態様による印刷制御装置において、印字率が所定の閾値以上であるオブジェクトの印字率を下げる画素データの補正を、画像の印刷の際に、そのオブジェクトに対応する画素のうち一部の画素にインクを付着させないようにする間引き処理や、そのオブジェクトに対応する画素に付着させるインクのドット径を減少させるドットゲイン調整処理によって、容易に実現することができる。
さらに、本発明の第5の態様による印刷制御装置によれば、本発明の第1、第2、第3又は第4の態様による印刷制御装置において、印字率が所定の閾値以上であるオブジェクトの印字率を下げる画素データの補正を行っても、印字率を所定の閾値未満に下がらない場合に、その旨を示す報知が印刷ジョブの出力前に行われる。
このため、その印刷ジョブが実行された際に、印字率の高いオブジェクトの部分がカールした用紙が排紙される可能性を、予めユーザに認識させておくことができる。
また、本発明の第6の態様による印刷制御装置によれば、本発明の第1、第2、第3、第4又は第5の態様による印刷制御装置において、印字率が所定の閾値以上であるオブジェクトの印字率を下げる画素データの補正を行っても、印字率を所定の閾値未満に下がらない場合に、そのオブジェクトを含む画像の印刷の際に印刷速度を減速させる指示を入力すると、その旨を印刷設定情報に含めた印刷ジョブが出力される。
画像形成装置において印刷速度が減速されると、画像を印刷した後の用紙が排紙された後、次に画像を印刷した用紙が排紙されて重ねられるまでの時間の間隔が長くなり、先に画像を印刷した用紙が乾燥する時間が長く確保されるようになる。
したがって、印字率の高いオブジェクトを含む画像の印刷ジョブが画像形成装置において実行された際に、印字率の高いオブジェクトが印刷された部分がカールする可能性を減らし、また、排紙された用紙のインクが次に排紙されて重ねられた印刷済みの用紙に裏写りする可能性を、減らすことができる。
本発明の第1実施形態に係るプリンタネットワークシステムの概略構成を示すブロック図である。 図1のクライアント端末のプリンタドライバが行う処理の概要を示す機能ブロック図である。 図1の出力部のディスプレイに表示される印刷設定画面を示す説明図である。 図2のデータ補正部が原稿画像の印字率の高いオブジェクトに対応する画素の階調データに対して印字率を下げる補正を行う手順を示す説明図である。 図1の出力部のディスプレイに表示されるガンマ調整の詳細設定画面を示す説明図である。 図1のクライアント端末のCPUがROMに格納されたプログラムにしたがい行う印字率の高いオブジェクトの階調データを補正する処理の手順を示すフローチャートである。 (a),(b)は図6の手順の変形例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るプリンタネットワークシステムの概略構成を示すブロック図である。 図8のクライアント端末のプリンタドライバが行う処理の概要を示す機能ブロック図である。 図8のインクジェット記録装置のプリントコントローラが行う処理の概要を示す機能ブロック図である。 図10の印字率検出部が図8のクライアント端末からの印刷ジョブに係る原稿画像の印字率を計算により検出する手順を示す説明図である。 図8の制御ユニットのCPUがROMに格納されたプログラムにしたがい行う印字率の高いオブジェクトの印刷データを補正する処理の手順を示すフローチャートである。 (a),(b)は図12の手順の変形例を示すフローチャートである。 図1や図8のインクジェット記録装置に代えて孔版印刷装置を画像形成装置として用いた場合に孔版印刷装置に設けられる図10の印字率検出部が図8のクライアント端末からの印刷ジョブに係る原稿画像の印字率を計算により検出する場合の手順を示す説明図である。 図1や図8のインクジェット記録装置に代えて孔版印刷装置を画像形成装置として用いた場合にクライアント端末の出力部のディスプレイに表示される印刷設定画面を示す説明図である。 図15の出力部のディスプレイに表示される画像調整の詳細設定画面を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るプリンタネットワークシステムの概略構成を示す説明図である。
図1に示すように、本実施形態のプリンタネットワークシステムは、インクジェット記録装置1とクライアント端末14とを有している。
インクジェット記録装置1は、印刷ジョブを実行して画像を印刷する印刷装置である。本実施形態のインクジェット記録装置1は、インクジェット方式のラインカラープリンタであるものとする。インクジェット記録装置1は、多数のノズルが形成されたインクヘッドを複数備え、それぞれのインクヘッドから異なる色(種類)のインクをそれぞれ吐出してライン単位で印刷を行い、搬送ベルト上の印刷用紙上に複数の画像を互いに重なり合うように形成する。
前記インクジェット記録装置1は、原稿上の画像情報を原稿画像として読み取って画像信号を出力するスキャナ部101と、スキャナ部101から出力された画像信号に基づいて印刷用紙(片面又は両面)に原稿画像を印刷(記録)するプリンタ部102と、全体制御用の制御ユニット10とを備えている。プリンタ部102における原稿画像の印刷に使用する印刷用紙は、不図示の給紙部からプリンタ部102を介して不図示の排紙部に搬送される。
制御ユニット10の外部インターフェイス部11には、ローカルエリアネットワークLANを介して、複数のクライアント端末14の外部インターフェイス部15(図1中では、代表して1つのクライアント端末14についてのみ示している)がそれぞれ接続されている。制御ユニット10は、各クライアント端末14から原稿画像の印刷ジョブを受け取る。制御ユニット10は、受け取った印刷ジョブにより原稿画像のラスタデータを生成する。インクジェット記録装置1は、印刷ジョブにおいて指定された条件で、原稿画像の印刷用紙への印刷をプリンタ部102において実行する。
プリンタ部102は、C(シアン)、K(ブラック)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の各色のインクを吐出するインクヘッドを有している。各インクヘッドの不図示のノズルは、印刷ジョブで指定された画素に、印刷ジョブで指定された階調数に対応するドロップ数のインク液滴を吐出する。
また、制御ユニット10にはディスプレイ80が接続されている。このディスプレイ80は、インクジェット記録装置1の上部に配置されている。このディスプレイ80は、スキャナ部101にセットした原稿画像を複写印刷する際の、複写枚数や複写倍率といった複写条件をユーザが入力する入力操作部等として利用できる。
上述したプリンタ部102に印刷動作を行わせるインクジェット記録装置1の制御ユニット10は、CPU90を備える。このCPU90は、ROM91に格納されているプログラム及び設定情報に基づいて、ディスプレイ80から入力設定される内容に応じたスキャナ部101やプリンタ部102の動作を制御する。
なお、制御ユニット10にはRAM92が設けられており、RAM92には、クライアント端末14から制御ユニット10に入力された印刷ジョブや、ディスプレイ80から入力されたコピー時の印刷枚数や各種の設定内容等が随時記憶される。
また、RAM92にはフレームメモリ領域が設けられている。このフレームメモリ領域には、クライアント端末14から制御ユニット10に入力された印刷ジョブによってCPU90が生成する原稿画像のラスタデータが、プリンタ部102に出力されるまでの間、一時的に記憶される。
さらに、制御ユニット10には外部記憶装置93が設けられており、この外部記憶装置93はCPU90に接続されている。外部記憶装置93には、上述したRAM92から転送された印刷ジョブを記憶する複数の領域が設けられている。
一方、各クライアント端末14は、PC(パーソナルコンピュータ)等によって構成されるものである。このクライアント端末14は、ROM17に格納された制御プログラムに基づいて各種の処理を実行するCPU16を有している。また、CPU16には、ワーキングエリアとして機能するRAM18と、キーボードやマウス等から構成される入力部19と、液晶ディスプレイ等から構成される出力部20と、外部記憶装置21と、ディスクドライブ22とが接続されている。
外部記憶装置21には、文書、画像等を含む原稿画像の原稿データを生成するためのアプリケーションプログラムの格納領域や、インクジェット記録装置1のプリンタドライバプログラムの格納領域、その他各種アプリケーションプログラムの格納領域が確保されている。また、外部記憶装置21には、アプリケーションプログラムを用いて生成された原稿データを格納するデータベース領域も確保されている。
CPU16は、プロセッサやメモリその他の周辺装置によって構成される演算装置であり、入力部19から入力される起動要求にしたがって外部記憶装置21のアプリケーションプログラムを起動させる。また、CPU16は、入力部19からのパラメータ入力等により指示された原稿画像の原稿データを、起動されたアプリケーションプログラム上において生成する。生成された原稿データの原稿画像は出力部20において表示出力され、また、入力部19から保存要求が入力された場合には、外部記憶装置21のデータベース領域に原稿データが記憶される。
外部記憶装置21のデータベース領域に記憶された原稿データは、アプリケーションプログラムの起動中に入力部19からの読み出し要求が入力された場合に、外部記憶装置21から読み出される。読み出された原稿データの原稿画像(帳票の画像など)は、出力部20に表示出力することができ、また、アプリケーションプログラム上において加工して新たな原稿データに生成しなおすこともできる。
そして、CPU16は、原稿アプリケーションプログラムや帳票作成のアプリケーションプログラム等で生成した原稿データを用いた原稿画像の印刷要求が入力された場合に、プリンタドライバプログラムをCPU16上で実行させることでCPU16上にプリンタドライバ110を仮想的に構築する。そして、プリンタドライバ110によってインクジェット記録装置1に印刷ジョブを出力させる。
クライアント端末14のCPU16に仮想的に構築されたプリンタドライバ110は、クライアント端末14に接続されたインクジェット記録装置1を制御するために、クライアント端末14上でデータ変換プログラムを実行する。そのための機能としてプリンタドライバ110は、図2の機能ブロック図に示すように、レイアウト設定部110a、色変換部110b、ハーフトーン処理部110c、オブジェクト特定部110d、印字率検出部110e、データ補正部110f及び出力データ生成部110gを有している。
レイアウト設定部110aは、原稿アプリケーション等が生成した原稿画像の原稿データを取得し、原稿画像の各画素の画素値をRGBで定義したRGB多値データによるラスタデータを生成する。このRGB多値データは、色変換部110bにおいて、インクジェット記録装置1で原稿画像を印刷する際に用いるC(シアン)、K(ブラック)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の4色の多値データ(CKMY多値データ)に変換される。
ハーフトーン処理部110cは、CKMY多値データから、各色のインクヘッドのノズルが吐出するインクのドロップ数を示す階調データを生成する。このとき、ハーフトーン処理部110cは、原稿データの一部としてレイアウト設定部110aが取得した所定の印刷設定情報を参照する。
印刷設定情報は、例えば、原稿画像の印刷要求がアプリケーションプログラムにおいて入力される際に、その一部として入力部19等から入力された内容に設定される。印刷設定情報では、印刷条件としての印刷用紙の種類(給紙トレイ)、カラーモード、印刷品質(ラスタデータの解像度)、原稿モード等が設定される。
なお、印刷用紙の種類には、普通紙、軽量紙、マット紙の3種類の選択肢がある。印刷用紙の種類は、印刷用紙に対するインクの滲み込みやすさを左右する。印刷品質には、標準モード(300dpi)と高精細モード(600dpi)とがある。カラーモードには、カラー印刷、モノクロ印刷がある。
また、原稿モードには、図1の出力部20のディスプレイに表示される図3のイメージ処理のタブに関する印刷設定画面の説明図に示すように、写真優先モードと文字優先モードとがある。文字優先モードでは、写真優先モードよりも線画のエッジが強調される。原稿モードは、後述するデータ補正部110fによる画素データの補正内容を左右する。
図2に示すオブジェクト特定部110dは、ハーフトーン処理部110cが生成した原稿画像の各色の階調データから、画像を構成する1又は複数のオブジェクト(文字(文章)、図形、写真)とそのオブジェクトの画面上における配置とを特定する。
なお、オブジェクトの特定は、例えば、各色の階調データにおける画素間の階調の連続性や変化のパターン、同じ階調のデータの分布等から、従来公知の手法による画像解析によって行うことができる。そして、この画像解析によって1つのオブジェクトとして認識された領域が判定用の閾値以上のサイズを有する場合に、その領域をオブジェクトとして特定する。
印字率検出部110eは、オブジェクト特定部110dが特定した1又は複数のオブジェクトのそれぞれについて、印刷ジョブの実行により印刷用紙に印刷したときの印字率を、ハーフトーン処理部110cが生成した階調データに基づいて検出する。
なお、各オブジェクトの印字率は、印刷用紙の余白領域を除いた印刷可能領域のうち、各オブジェクトが配置される領域に対する、実際にオブジェクトが印刷される部分の割合を示す率のことである。
各オブジェクトの印字率は、オブジェクトが印刷される部分を構成する各画素の最大階調値(各画素に対する計算上の最大インク付着量)に対する実際の各画素の階調値(各画素に対する印刷時の実際のインク使用量)の割合や、オブジェクトが印刷される部分の面積に対する実際にオブジェクトが印刷される部分の面積の割合で表すことができる。
データ補正部110fは、印字率検出部110eが検出した印字率が所定の閾値以上となるオブジェクトについて、そのオブジェクトに対応する画素の階調データを補正する。
そのために、データ補正部110fは、まず、印字率検出部110eが検出した印字率が所定の閾値以上となるオブジェクトを特定する。
ここで、図4の説明図に示す文字及び図のオブジェクトで構成された原稿画像において、原稿画像の下部に配置された表(図)のオブジェクトの印字率検出部110eが検出した印字率が所定の閾値以上であるものとする。この場合は、印字率検出部110eが検出した印字率よりも低い印字率に下がるように、原稿画像下部のオブジェクトに対応する画素の階調データをデータ補正部110fが補正する。
なお、所定の閾値は、それ以上の印字率でオブジェクトを印刷すると印刷用紙に浸み込んだインクにより印刷用紙のオブジェクトを印刷した部分が排紙後にカールしてしまったり、次に排紙されて重ねられた印刷用紙にオブジェクトのインクが裏写りしてしまう程度の印字率とする。なお、インクの滲み込みやすさが印刷用紙の種類によって異なることを考慮して、印刷ジョブの印刷設定情報にある印刷用紙の種類に応じて所定の閾値とする印字率を適切な値に設定するのが望ましい。
また、所定の閾値以上の印字率のオブジェクトに対する印字率の下げ幅(所定の閾値以上の印字率のオブジェクトに対応する各画素の階調データの補正幅)も、インクの滲み込みやすさが印刷用紙の種類によって異なることを考慮して、印刷ジョブの印刷設定情報にある印刷用紙の種類に応じた適切な値に設定することが望ましい。
そして、データ補正部110fは、印字率を下げるオブジェクトに対応する各画素の階調データを、そのオブジェクトの輝度が上がる(オブジェクトの印刷濃度が下がる)ように補正する。
なお、データ補正部110fが所定の閾値以上の印字率のオブジェクトの画素の階調データを補正する際に、図3の印刷設定画面にあるガンマ調整の機能を利用することも考えられる。ガンマ調整は、原稿画像の入力信号の値とディスプレイや印刷用紙に出力される原稿画像の明るさとを直線的な関係とするための階調補正処理である。このガンマ調整では、図5の説明図に示すガンマ調整の詳細設定画面にあるように、画像の明度や彩度、コントラスト等が調整される。
但し、原稿画像の入力信号の値とディスプレイや印刷用紙に出力される原稿画像の明るさとが直線に近い関係にある白や黒に近い階調では、ガンマ調整による階調データの補正幅が小さく、ガンマ調整による階調データの補正は専ら中間階調において行われる。このため、印字率が高いオブジェクトの印字率を下げるための階調データの補正を、ガンマ補正の機能を利用して行うのはあまり合理的でない。そこで、図2に示す本実施形態のデータ補正部110fは、オブジェクトの輝度を直接上げるように階調データを補正する。
ところで、図3の印刷設定画面のイメージ処理のタブにおいて、原稿モードとして文字優先モードが選択されている場合、図1のプリンタドライバ110は、線画のエッジが写真優先モードよりも強調された原稿画像をインクジェット記録装置1に印刷させるために、エッジに対応する画素の階調を増やした印刷データを生成する。
そこで、印刷ジョブの印刷設定情報にある原稿モードが文字優先モードである場合は、線画のエッジの強調に支障が生じないように、原稿モードが写真優先モードである場合よりも、所定の閾値以上の印字率のオブジェクトに対する印字率の下げ幅(所定の閾値以上の印字率のオブジェクトに対応する各画素の階調データの補正幅)を小さくする。
これにより、印字率が所定の閾値以上であるオブジェクトの画素の階調データに対してデータ補正部110fが印字率を下げる補正を行って輝度を上昇させることで、オブジェクトのエッジの強調が不十分になってしまうのを抑制することができる。
出力データ生成部110gは、データ補正部110fから転送された、原稿画像の全画素についての各色の階調データを、原稿画像の印刷データとして圧縮処理する。出力データ生成部110gが圧縮処理した印刷データは、上述した印刷設定情報と共に、印刷ジョブとして、図1に示すプリンタドライバ110を構築するCPU16が、外部インターフェイス部15から制御ユニット10の外部インターフェイス部11に出力される。
次に、クライアント端末14のCPU16に構築されたプリンタドライバ110がROM17に格納されたプログラムにしたがい行う印字率の高いオブジェクトの階調データを補正する処理の手順について、図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、プリンタドライバ110は、原稿アプリケーションプログラムや帳票作成のアプリケーションプログラム等で生成した原稿データを用いた原稿画像の印刷要求が入力されたか否かを確認する(ステップS1)。
入力されていない場合は(ステップS1でNO)、一連の処理を終了し、入力された場合は(ステップS1でYES)、プリンタドライバ110は、入力された印刷要求に関する原稿画像の階調データを生成し(ステップS3)、生成した階調データを画像解析して、原稿画像を構成するオブジェクトと認識される1又は複数の領域を検出する(ステップS5)。
そして、プリンタドライバ110は、オブジェクトであると認識した領域が、オブジェクトであると判定するための閾値以上のサイズであるか否かを確認し(ステップS7)、閾値以上のサイズでない場合は(ステップS7でNO)、後述するステップS15に処理を移行する。
また、オブジェクトであると認識した領域が、オブジェクトであると判定するための閾値以上のサイズである場合は(ステップS7でYES)、プリンタドライバ110は、その領域をオブジェクトであるものと特定してオブジェクトの印字率を算出する(ステップS9)。
さらに、プリンタドライバ110は、算出したオブジェクトの印字率が先に説明した所定の閾値以上であるか否かを確認し(ステップS11)、所定の閾値以上の印字率でない場合は(ステップS11でNO)、ステップS15に処理を移行する。
また、算出したオブジェクトの印字率が先に説明した所定の閾値以上である場合は(ステップS11でYES)、プリンタドライバ110は、領域のサイズからオブジェクトであると特定したオブジェクトの印字率が下がってオブジェクトの輝度が下がるように、そのオブジェクトに対応する画素の階調データを補正した後(ステップS13)、ステップS15に処理を移行する。
なお、ステップS5においてオブジェクトであると認識した領域を複数検出した場合、プリンタドライバ110は、ステップS15の処理を実行する前に、オブジェクトであると認識した全ての領域についてステップS7〜ステップS13の処理を実行する。
そして、ステップS15では、プリンタドライバ110は、ステップS3で生成した階調データを元に、また、ステップS13で補正を行った場合は補正後の階調データを元に、印刷要求が入力された原稿画像の印刷データを生成する。その後、プリンタドライバ110は、生成した印刷データと印刷設定情報とを含む印刷ジョブを生成してインクジェット記録装置1に出力し(ステップS17)、一連の処理を終了する。
以上のようにしてクライアント端末14から印刷ジョブが出力されると、その印刷ジョブが入力されるインクジェット記録装置1のプリンタ部102において、制御ユニット10のCPU90が行う制御にしたがって、印刷ジョブの印刷データと印刷設定情報とに基づいた原稿画像の印刷用紙に対する印刷が行われる。
したがって、例えば図4に示す原稿画像については、所定の閾値以上の印字率のオブジェクトに対応する画素の階調データに補正が加えられて、補正前の印字率よりも低い印字率とされたオブジェクトが、インクジェット記録装置1によって印刷用紙に印刷される。
このため、本実施形態のプリンタネットワークシステムでは、印字率の高いオブジェクトを含む印刷画像の印刷ジョブがインクジェット記録装置1において実行された際に、そのオブジェクトを印刷した部分がカールしたり、そのオブジェクトの印刷に用いたインクが次に排紙されて重ねられた印刷用紙に裏写りする可能性を、減らすことができる。
なお、ステップS13において、オブジェクトであると特定したオブジェクトに対応する画素の階調データを補正した後、図7(a),(b)のフローチャートに示すように、プリンタドライバ110が、補正後の印字率が所定の閾値未満まで下がるか否かを確認するようにしてもよい(ステップS14a)。
そして、所定の閾値未満まで印字率が下がらない(補正後の印字率が所定の閾値以上となる)場合に(ステップS14aでNO)、プリンタドライバ110が、図7(a)に示すように、補正後の印字率が所定の閾値以上となる印字率オーバーの旨を、出力部20の液晶ディスプレイでのメッセージ表示等によって報知した後(ステップS14b)、ステップS15の処理に移行するようにしてもよい。
この場合は、印字率を補正したオブジェクトを含む原稿画像の印刷ジョブがインクジェット記録装置1において実行された際に、そのオブジェクトを印刷した部分がカールしたり、そのオブジェクトの印刷に用いたインクが次に排紙されて重ねられた印刷用紙に裏写りする可能性を、予めユーザに認識させておくことができる。
また、図7(b)に示すように、所定の閾値未満まで印字率が下がらない(補正後の印字率が所定の閾値以上となる)場合に(ステップS14aでNO)、プリンタドライバ110が、印字率を補正したオブジェクトを含む原稿画像の印刷ジョブがインクジェット記録装置1において実行される際に印刷速度の減速を必要とするか否かの指定入力を要求するメッセージを、出力部20の液晶ディスプレイに表示させるようにしてもよい(ステップS14c)。
この場合、プリンタドライバ110は、減速要否の指定入力があったか否かを確認し(ステップS14d)、指定入力がない場合は(ステップS14dでNO)、ステップS14cにリターンする。また、指定入力があった場合は(ステップS14dでYES)、指定入力の内容が減速を必要とする内容であるか否かを確認する(ステップS14e)。
そして、減速を必要とする内容でない場合は(ステップS14eでNO)、ステップS15の処理に移行し、減速を必要とする内容である場合は(ステップS14eでYES)、プリンタドライバ110は、印刷データと共に印刷ジョブとしてインクジェット記録装置1に出力する印刷設定情報に、印字率の補正後も所定の閾値以上の印字率となるオブジェクトを含む原稿画像の印刷の際に印刷速度を減速させる指示を追加して(ステップS14f)、ステップS15の処理に移行する。
この場合は、印字率の補正後も所定の閾値以上の印字率となるオブジェクトを含む原稿画像をインクジェット記録装置1で印刷する際に、印刷速度が減速されて、原稿画像を印刷した後の印刷用紙が排紙された後、次に原稿画像を印刷した印刷用紙が排紙されて重ねられるまでの時間の間隔が長くなり、先に原稿画像を印刷した印刷用紙が乾燥する時間が長く確保されるようになる。
したがって、印字率の高いオブジェクトを含む印刷画像の印刷ジョブがインクジェット記録装置1において実行された際に、そのオブジェクトを印刷した部分がカールしたり、そのオブジェクトの印刷に用いたインクが次に排紙されて重ねられた印刷用紙に裏写りする可能性を、より一層減らすことができる。
以上に説明した実施形態では、クライアント端末14のプリンタドライバ110が、原稿画像の印字率が高いオブジェクトを特定し、そのオブジェクトに対応する画素の階調データを、特定したオブジェクトの印字率が下がるように補正する場合について説明した。
しかし、クライアント端末14側では階調データに補正を加えずに原稿画像の印刷ジョブを出力させ、印刷ジョブが入力される画像形成装置において、印刷ジョブの印刷データから、原稿画像の印字率が高いオブジェクトを特定し、そのオブジェクトに対応する印刷データを、特定したオブジェクトの印字率が下がるように補正する構成としてもよい。以下、そのように構成した場合の実施形態について、図8乃至図12を参照して説明する。
図8に示す第2実施形態のプリンタネットワークシステムは、クライアント端末14のCPU16に仮想的に構築されたプリンタドライバ120が、第1実施形態のプリンタドライバ110(図1、図2参照)とは異なっている。
具体的には、本実施形態のプリンタドライバ120は、図9の機能ブロック図に示すように、レイアウト設定部120a、色変換部120b、ハーフトーン処理部120c及び出力データ生成部120dを有している。
このうち、レイアウト設定部120a、色変換部120b及びハーフトーン処理部120cは、図2に示す第1実施形態のプリンタドライバ110のレイアウト設定部110a、色変換部110b及びハーフトーン処理部110cと同様に構成されている。
残る、図9のプリンタドライバ120の出力データ生成部120dは、ハーフトーン処理部120cから転送された、原稿画像の全画素についての各色の階調データを、原稿画像の印刷データとして圧縮処理する。
出力データ生成部110gが圧縮処理した印刷データは、原稿データの一部としてレイアウト設定部110aが取得した所定の印刷設定情報と共に、印刷ジョブとして、図8に示すプリンタドライバ120を構築するCPU16が、外部インターフェイス部15から制御ユニット10の外部インターフェイス部11に出力される。
したがって、図8に示す実施形態のインクジェット記録装置1には、クライアント端末14のプリンタドライバ120のハーフトーン処理部120cが生成した階調データを圧縮処理した印刷データと印刷設定情報とを含む印刷ジョブが入力される。
そこで、図8に示す実施形態のインクジェット記録装置1の制御ユニット10のCPU90は、クライアント端末14からの印刷ジョブが入力された場合に、プリンタ部102を含むプリントエンジン(図示せず)のコントロールプログラムをCPU90上で実行させることでCPU90上にプリントコントローラ130を仮想的に構築する。
インクジェット記録装置1の制御ユニット10のCPU90に構築されたプリントコントローラ130は、プリンタ部102を含む不図示のプリントエンジンを制御するために、制御ユニット10上でデータ変換プログラムを実行する。そのための機能としてプリントコントローラ130は、図10の機能ブロック図に示すように、オブジェクト特定部130a、印字率検出部130b、データ補正部130c及びビットマップデータ展開部130dを有している。
オブジェクト特定部130aは、クライアント端末14からの印刷ジョブに係る原稿画像の各色の印刷データから、画像を構成する1又は複数のオブジェクト(文字(文章)、図形、写真)とそのオブジェクトの画面上における配置とを特定する。
なお、オブジェクトの特定は、例えば、各色の印刷データにおける画素間の階調の連続性や変化のパターン、同じ階調のデータの分布等から、従来公知の手法による画像解析によって行うことができる。そして、この画像解析によって1つのオブジェクトとして認識された領域が判定用の閾値以上のサイズを有する場合に、その領域をオブジェクトとして特定する。
印字率検出部130bは、オブジェクト特定部130aが特定した1又は複数のオブジェクトのそれぞれについて、印刷ジョブの実行により印刷用紙に印刷したときの印字率を、クライアント端末14からの印刷ジョブの印刷データに基づいて検出する。
具体的には、図11の説明図に示すように、例えば、印刷用紙の同一画素に対してプリンタ部102のノズルから吐出できるインク液滴のドロップ数が1ドロップ(0ドロップ)から11ドロップまで11階調に調整できる場合、あるオブジェクトの印字率は、そのオブジェクトに対応する画素に実際に吐出されるインク液滴の全ドロップ数を、そのオブジェクトに対応する画素に最大階調値である「11」を乗じた値で除算することで、計算により検出することができる。
図10のプリントコントローラ130のデータ補正部130cは、印字率検出部130bが検出した印字率が所定の閾値以上となるオブジェクトについて、そのオブジェクトに対応する画素の階調を補正する。
そのために、データ補正部130cは、まず、印字率検出部130bが検出した印字率が所定の閾値以上となるオブジェクトを特定する。そして、特定したオブジェクトの印字率が印字率検出部130bの検出した印字率よりも低い印字率に下がるように、そのオブジェクトに対応する画素の階調をデータ補正部130cが補正する。
このとき、所定の閾値や印字率の下げ幅は、第1実施形態のプリンタドライバ110のデータ補正部110fによる補正と同様に、クライアント端末14からの印刷ジョブにおける印刷設定情報の内容を考慮して、適切な値に設定することが望ましい。
そして、データ補正部130cは、印字率が所定の閾値以上となるオブジェクトに対応する画素の階調を補正する際に、例えば、そのオブジェクトに対応する画素にプリンタ部102のノズルから吐出するインク液滴のドロップ数を、印字率の下げ幅に応じた割合で減らす処理を行う。
ビットマップデータ展開部130dは、印字率が所定の閾値以上となるオブジェクトに対応する画素の階調がデータ補正部130cで補正された原稿画像のビットマップデータ形式の印刷データのビットマップを、RAM92のフレームメモリ領域に展開し、頁単位でプリンタ部102に出力する処理を行う。
次に、インクジェット記録装置1の制御ユニット10のCPU90に構築されたプリントコントローラ130がROM91に格納されたプログラムにしたがい行う印字率の高いオブジェクトの印刷データの階調を補正する処理の手順について、図12のフローチャートを参照して説明する。
まず、プリントコントローラ130は、クライアント端末14から印刷ジョブが入力されたか否かを確認する(ステップS21)。
入力されていない場合は(ステップS21でNO)、一連の処理を終了し、入力された場合は(ステップS21でYES)、プリントコントローラ130は、入力された印刷ジョブの印刷データを解析して、原稿画像を構成するオブジェクトと認識される1又は複数(文字、図、写真)の領域を検出する(ステップS23)。
そして、プリントコントローラ130は、オブジェクトであると認識した領域が、オブジェクトであると判定するための閾値以上のサイズであるか否かを確認し(ステップS25)、閾値以上のサイズでない場合は(ステップS25でNO)、後述するステップS33に処理を移行する。
また、オブジェクトであると認識した領域が、オブジェクトであると判定するための閾値以上のサイズである場合は(ステップS25でYES)、プリントコントローラ130は、その領域をオブジェクトであるものと特定してオブジェクトの印字率を算出する(ステップS27)。
さらに、プリントコントローラ130は、算出したオブジェクトの印字率が先に説明した所定の閾値以上であるか否かを確認し(ステップS29)、所定の閾値以上の印字率でない場合は(ステップS29でNO)、ステップS33に処理を移行する。
また、算出したオブジェクトの印字率が先に説明した所定の閾値以上である場合は(ステップS29でYES)、プリントコントローラ130は、領域のサイズからオブジェクトであると特定したオブジェクトの印字率が下がってオブジェクトの輝度が下がるように、そのオブジェクトに対応する画素の階調を補正した後(ステップS31)、ステップS33に処理を移行する。
なお、ステップS25においてオブジェクトであると認識した領域を複数検出した場合、プリントコントローラ130は、ステップS33の処理を実行する前に、オブジェクトであると認識した全ての領域についてステップS27〜ステップS31の処理を実行する。
そして、ステップS33では、プリントコントローラ130は、ステップS21で入力を確認した印刷ジョブの印刷データを元に、また、ステップS31で階調の補正を行った場合は補正後の印刷データを元に、クライアント端末14から入力された印刷ジョブの原稿画像をプリンタ部102に印刷させる。
その後、プリントコントローラ130は、未処理の印刷ジョブがあるか否かを確認し(ステップS35)、未処理の印刷ジョブがある場合は(ステップS35でYES)、ステップS23にリターンする。また、未処理の印刷ジョブがない場合は(ステップS35でNO)、一連の処理を終了する。
以上のようにしてクライアント端末14からの印刷ジョブがインクジェット記録装置1に入力されると、制御ユニット10のCPU90に仮想的に構築されたプリントコントローラ130において、所定の閾値以上の印字率のオブジェクトに対応する画素の印刷データの階調に補正が加えられて、補正前の印字率よりも低い印字率とされたオブジェクトが、インクジェット記録装置1のプリンタ部102において印刷用紙に印刷される。
このため、本実施形態のプリンタネットワークシステムでも、印字率の高いオブジェクトを含む印刷画像の印刷がプリンタ部102において実行された際に、そのオブジェクトを印刷した部分がカールしたり、そのオブジェクトの印刷に用いたインクが次に排紙されて重ねられた印刷用紙に裏写りする可能性を、減らすことができる。
なお、ステップS31において、オブジェクトであると特定したオブジェクトに対応する画素の階調を補正した後、図13(a),(b)のフローチャートに示すように、プリントコントローラ130が、補正後の印字率が所定の閾値未満まで下がるか否かを確認するようにしてもよい(ステップS32a)。
そして、所定の閾値未満まで印字率が下がらない(補正後の印字率が所定の閾値以上となる)場合に(ステップS32aでNO)、プリントコントローラ130が、図13(a)に示すように、補正後の印字率が所定の閾値以上となる印字率オーバーの旨を、ディスプレイ80でのメッセージ表示等によって報知した後(ステップS32b)、ステップS33の処理に移行するようにしてもよい。
この場合は、印字率を補正したオブジェクトを含む原稿画像の印刷ジョブが実行された際に、そのオブジェクトを印刷した部分がカールしたり、そのオブジェクトの印刷に用いたインクが次に排紙されて重ねられた印刷用紙に裏写りする可能性を、予めユーザに認識させておくことができる。
また、図13(b)に示すように、所定の閾値未満まで印字率が下がらない(補正後の印字率が所定の閾値以上となる)場合に(ステップS32aでNO)、プリントコントローラ130が、印字率を補正したオブジェクトを含む原稿画像の印刷ジョブがプリンタ部102において実行される際に印刷速度の減速を必要とするか否かの指定入力を要求するメッセージを、ディスプレイ80に表示させるようにしてもよい(ステップS32c)。
この場合、プリントコントローラ130は、減速要否の指定入力があったか否かを確認し(ステップS32d)、指定入力がない場合は(ステップS32dでNO)、ステップS32cにリターンする。また、指定入力があった場合は(ステップS32dでYES)、指定入力の内容が減速を必要とする内容であるか否かを確認する(ステップS32e)。
そして、減速を必要とする内容でない場合は(ステップS32eでNO)、ステップS33の処理に移行し、減速を必要とする内容である場合は(ステップS32eでYES)、プリントコントローラ130は、プリンタ部102を含むプリントエンジンの印刷モードを、通常速度で印刷を行う通常印刷モードから、通常速度よりも減速して印刷を行う減速印刷モードに切り換えて(ステップS32f)、ステップS33の処理に移行する。
なお、ステップS32fの通常印刷モードから減速印刷モードへの切換は、図12のステップS21で入力を確認したクライアント端末14からの印刷ジョブの印刷設定情報に、印字率の補正後も所定の閾値以上の印字率となるオブジェクトを含む原稿画像の印刷の際に印刷速度を減速させる指示を追加することで行う。
印刷モードが減速印刷モードに切り換えられた場合は、印字率の補正後も所定の閾値以上の印字率となるオブジェクトを含む原稿画像をプリンタ部102で印刷する際に、印刷速度が減速されて、原稿画像を印刷した後の印刷用紙が排紙された後、次に原稿画像を印刷した印刷用紙が排紙されて重ねられるまでの時間の間隔が長くなり、先に原稿画像を印刷した印刷用紙が乾燥する時間が長く確保されるようになる。
したがって、印字率の高いオブジェクトを含む印刷画像の印刷がプリンタ部102において実行された際に、印字率の高いオブジェクトが印刷された部分がカールしたり、そのオブジェクトの印刷に用いたインクが次に排紙されて重ねられた印刷済みの印刷用紙に裏写りする可能性を、より一層減らすことができる。
以上に、クライアント端末14からインクジェット記録装置1に印刷ジョブが入力されるプリンタモードにおけるプリントコントローラ130の処理の手順について説明した。
ところで、インクジェット規則装置1において、例えば複写原稿をスキャナ部101にセットしディスプレイ80の複写ボタンを操作すると、インクジェット記録装置1が複写モードで動作して、スキャナ部101が複写原稿から読み取った原稿画像の印刷ジョブがインクジェット記録装置1の内部で発生する。
このため、インクジェット記録装置1のプリントコントローラ130は、図10に図示してはいないが、複写モードでの動作に備えて、レイアウト設定部、色変換部及びハーフトーン処理部をさらに有している。
そして、複写モードにおいてスキャナ部101により原稿画像が読み取られると、それによって発生した原稿画像の原稿データに対してプリントコントローラ130が、図2のプリンタドライバ110が行う図6のステップS3乃至ステップS17までの手順の処理と同様の処理を行う。
そこで、プリントコントローラ130が図6のステップS3乃至ステップS17と同様の手順の処理を行う際に、図6のステップS13とステップS15との間に、図7(a),(b)に示すのと同様の手順を加えて行ってもよい。
その場合、プリントコントローラ130は、上述した手順の処理で発生した印刷ジョブに対して、図12や図13(a),(b)に示す手順の処理を実行して、原稿画像の複写印刷を行う。
なお、以上に説明した各実施形態では、原稿画像を印刷する画像形成装置がインクジェット方式のインクジェット記録装置1である場合について説明したが、画像形成装置がインクジェット方式以外の例えば電子写真方式や孔版印刷方式で原稿画像を印刷するものである場合にも、本発明は適用可能である。
ここで、図1や図8の実施形態において用いたインクジェット記録装置1に代えて、例えば、単色印刷又は多色印刷(二色印刷等)を行う孔版印刷装置を画像形成装置として用いる場合について簡単に説明する。
この場合、孔版印刷装置にも図8に示す制御ユニット10が設けられるとすると、プリントコントローラ130の印字率検出部130bは、オブジェクト特定部130aが特定した1又は複数のオブジェクトのそれぞれについて、印刷ジョブの実行により印刷用紙に印刷したときの印字率を、クライアント端末14からの印刷ジョブの印刷データに基づいて、次のようにして検出する。
即ち、図14の説明図に示すように、例えば、印刷画像に対応する孔版パターンをサーマルヘッドにより形成する際に用いる、「0」(穿孔無し)と「1」(穿孔あり)とで構成される穿孔データを用い、穿孔データにおける「1」(穿孔あり)の画素数を、印刷用紙の全画素数で除算することで、計算により検出することができる。
ところで、孔版印刷装置の印刷設定においては、印刷画像の原稿モードとして写真種類を指定することができる。写真種類には、図1や図8のクライアント端末14の出力部20のディスプレイに表示される図15のイメージ処理のタブに関する印刷設定画面の説明図に示すように、標準、顔写真、集合写真があり、選択した種類の写真に適した画像調整が、クライアント端末14のプリンタドライバ110において行われる。
また、図15の印刷設定画面において、写真種類の「詳細設定」のボタンをクリックすると、クライアント端末14の出力部20のディスプレイに表示される図16の画像調整の詳細設定画面の説明図に示すように、明るさ、コントラスト、逆光補正の調整や、逆光補正、エッジ強調、階調スムージングの要否を設定することができる。
さらに、図15の印刷設定画面においては、文字処理について、誤差拡散、網点処理、強制ベタのモードを選択することができる。
そこで、図2や図10に示すプリンタドライバ110のオブジェクト特定部110dが印字率の高いオブジェクトを特定する際に用いる所定の閾値や、特定したオブジェクトの印字率をデータ補正部110fが下げる際の下げ幅を、図15や図16の設定画面で設定した内容に応じた適切な値に設定することが望ましい。
また、図2や図10のデータ補正部110fが所定の閾値以上の印字率のオブジェクトの画素の階調データを補正する際に、図16の画像調整の詳細設定画面にある明るさ調整の機能を利用してもよい。
1 インクジェット記録装置(画像形成装置)
10 制御ユニット
11,15 外部インターフェイス部
14 クライアント端末(プリンタドライバ装置)
16,90 CPU
17,91 ROM
18,92 RAM
19 入力部
20 出力部
21,93 外部記憶装置
22 ディスクドライブ
80 ディスプレイ
101 スキャナ部
102 プリンタ部
110 プリンタドライバ
110a,120a レイアウト設定部
110b,120b 色変換部
110c,120c ハーフトーン処理部
110d,130a オブジェクト特定部
110e,130b 印字率検出部
110f,130c データ補正部
110g,120d 出力データ生成部
120 プリンタドライバ
130 プリントコントローラ
130d ビットマップデータ展開部
LAN ローカルエリアネットワーク

Claims (6)

  1. 用紙頁毎の画像をビットマップ展開した画素で構成される印刷データを含む印刷ジョブに基づいて画像の印刷制御を行う印刷制御装置において、
    各頁の前記画像を構成する1又は複数のオブジェクトを前記印刷データから特定するオブジェクト特定部と、
    前記特定したオブジェクト毎の印字率を検出する印字率検出部と、
    前記検出した印字率が所定の閾値以上である所定オブジェクトの印字率を前記検出した印字率よりも低い印字率に下げるように、各頁の前記印刷データのうち当該所定オブジェクトに対応する画素のデータを補正するデータ補正部と、
    を備える印刷制御装置。
  2. 前記所定の閾値は、前記印刷ジョブに含まれる前記画像の印刷条件を設定した印刷設定情報の設定内容と、前記画像の印刷に用いるインクの種類と、該インクの温度とのうち少なくとも1つに応じて定まるものである請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 前記データ補正部は、前記所定オブジェクトの輝度が増加するように、前記印刷データのうち当該所定オブジェクトに対応する画素のデータを補正する請求項1又は2記載の印刷制御装置。
  4. 前記データ補正部は、前記所定オブジェクトの輝度が増加する処理として、前記印刷データの当該所定オブジェクトに対応する画素から前記用紙にインクを付着させる画素を間引く間引き処理、又は、前記印刷データの当該所定オブジェクトに対応する画素に付着させるインクのドット径を減少させるドットゲイン調整処理により、前記所定オブジェクトに対応する画素のデータを補正する請求項3記載の印刷制御装置。
  5. 前記所定オブジェクトに対応する画素の前記データ補正部によるデータ補正後の印字率が、前記所定の閾値未満まで下がらない場合に、前記印刷ジョブの出力前に印字率オーバーを報知する報知部をさらに備える請求項1、2、3又は4記載の印刷制御装置。
  6. 前記所定オブジェクトに対応する画素の前記データ補正部によるデータ補正後の印字率が、前記所定の閾値未満まで下がらない場合に、印刷速度に関する減速要否の指示入力を要求する指示入力要求部と、該指示入力要求部から減速要の指示入力がなされた場合に、前記画像の印刷条件を設定した印刷設定情報に前記印刷速度の減速指示を追加する減速指示追加部とをさらに備える請求項1、2、3、4又は5記載の印刷制御装置。
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