JP2018033404A - 改変ポリヘドリンタンパク質及びその使用 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(i)野生型ポリへドリンタンパク質、又は(ii)野生型ポリヘドリンタンパク質のアミノ酸配列において、1又は複数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、且つ多角体形成能を有するタンパク質、において、少なくとも一部のアミノ酸配列を欠失し、且つ多角体形成能を有する、改変ポリヘドリンタンパク質。
【選択図】なし
Description
[1]下記(i)又は(ii)のタンパク質において、少なくとも一部のアミノ酸配列を欠失し、且つ多角体形成能を有する、改変ポリヘドリンタンパク質。
(i)野生型ポリへドリンタンパク質
(ii)野生型ポリヘドリンタンパク質のアミノ酸配列において、1又は複数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、且つ多角体形成能を有するタンパク質
[2]上記少なくとも一部のアミノ酸配列の長さの合計が30アミノ酸以上である、[1]に記載の改変ポリヘドリンタンパク質。
[3]上記野生型ポリヘドリンタンパク質が、配列番号1又は2に記載のアミノ酸配列からなる、[1]又は[2]に記載の改変ポリヘドリンタンパク質。
[4]配列番号3に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質、又は配列番号3に記載のアミノ酸配列において1又は複数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、且つ多角体形成能を有するタンパク質である、[1]〜[3]のいずれかに記載の改変ポリヘドリンタンパク質。
[5][1]〜[4]のいずれかに記載の改変ポリヘドリンタンパク質が結晶化した多角体。
[6][1]〜[4]のいずれかに記載の改変ポリヘドリンタンパク質をコードする核酸。
[7][5]に記載の多角体に標的分子が封入された、多角体−標的分子複合体の製造方法であって、[6]に記載の核酸を発現可能に保持するベクターを細胞に導入する工程(a)と、工程(a)の後、上記核酸がコードする改変ポリヘドリンタンパク質が発現し、多角体の結晶の形成を完了する前までの所定時間、細胞をインキュベートする工程(b)と、工程(b)の後の細胞の培地に標的分子を添加して、更に細胞をインキュベートする工程(c)と、を含み、上記標的分子が、ペプチド又は金属原子を含有する物質である、製造方法。
[8]配列番号3に記載のアミノ酸配列の第66番目及び第67番目のアミノ酸の間、又は配列番号3に記載のアミノ酸配列において1又は複数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、且つ多角体形成能を有するタンパク質の、配列番号3に記載のアミノ酸配列の第66番目に対応するアミノ酸及び第67番目に対応するアミノ酸の間に、標的ペプチドが挿入された、融合タンパク質。
[9][8]に記載の融合タンパク質が結晶化した多角体。
[10][5]に記載の多角体に標的ペプチドが封入された、多角体−標的ペプチド複合体の製造方法であって、[8]に記載の融合タンパク質をコードする核酸を発現可能に保持するベクターを細胞に導入する工程(d)と、工程(d)の後、上記融合タンパク質が発現して結晶化するまでの所定時間、細胞をインキュベートする工程(e)と、を含み、上記融合タンパク質の結晶が、多角体−標的ペプチド複合体である、製造方法。
1実施形態において、本発明は、(i)野生型ポリへドリンタンパク質、又は(ii)野生型ポリヘドリンタンパク質のアミノ酸配列において、1又は複数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、且つ多角体形成能を有するタンパク質、において、少なくとも一部のアミノ酸配列を欠失し、且つ多角体形成能を有する、改変ポリヘドリンタンパク質を提供する。本明細書において、1又は複数個とは、例えば1〜15個、例えば1〜10個、例えば1〜5個を意味する。
1実施形態において、本発明は、上述した改変ポリヘドリンタンパク質が結晶化した多角体を提供する。
1実施形態において本発明は、上述した改変ポリヘドリンタンパク質をコードする核酸を提供する。本実施形態の核酸を、適切なプロモーターの下流に連結して、発現ベクターを構成してもよい。
1実施形態において、本発明は、上述した第1実施形態の多角体に標的分子が封入された、多角体−標的分子複合体の製造方法であって、上述した改変ポリヘドリンタンパク質をコードする核酸を発現可能に保持するベクターを細胞に導入する工程(a)と、工程(a)の後、上記核酸がコードする改変ポリヘドリンタンパク質が発現し、多角体の結晶の形成を完了する前までの所定時間、細胞をインキュベートする工程(b)と、工程(b)の後の細胞の培地に標的分子を添加して、更に細胞をインキュベートする工程(c)と、を含み、上記標的分子が、ペプチド又は金属原子を含有する物質である、製造方法を提供する。以下、各工程について詳細に説明する。
工程(a)では、改変ポリヘドリンタンパク質をコードする核酸を発現可能に保持するベクターを細胞に導入する。ここで、改変ポリヘドリンタンパク質は、金属原子に配位性を有するアミノ酸を含む部位を有しており、標的分子は金属原子を含有する物質であってもよい。
金属原子に配位性を有するアミノ酸としては、ヒスチジン、グルタミン酸、アスパラギン酸、システイン、セリン等が挙げられる。金属原子に配位性を有するアミノ酸を含む部位としては、上述したアミノ酸から選択される1種以上のアミノ酸を含む部位が挙げられ、例えば、ヒスチジンが約6個連続した部位、多角体の結晶内部の空間に金属原子への配位性を有するアミノ酸が露出した部位、多角体の結晶表面に金属原子に配位性を有するアミノ酸が露出した部位等が挙げられる。
金属原子を含有する物質としては、金属錯体、金属原子含有タンパク質、金属原子含有有機化合物(但し、金属錯体を除く。)が挙げられる。
上述したベクターを導入する細胞としては、昆虫細胞、甲殻類細胞、クモ類細胞等が挙げられる。より具体的には、昆虫細胞株であるSf9細胞株、Sf21細胞株等が挙げられる。
工程(b)では、工程(a)の後、所定時間細胞をインキュベートする。インキュベート中に、工程(a)で細胞に導入した核酸が発現し、改変ポリヘドリンタンパク質が翻訳される。インキュベートの時間は、細胞へのベクターの導入後、改変ポリヘドリンタンパク質が多角体の結晶の形成を完了する前までの時間であることが好ましく、細胞へのベクターの導入後、改変ポリヘドリンタンパク質が発現し、多角体の結晶化が始まる前までの時間であることがより好ましい。
工程(c)では、工程(b)の後の細胞の培地に標的分子を添加して、更に細胞をインキュベートする。標的分子の終濃度は0.001〜100mMであることが好ましく、0.01〜10.0mMであることがより好ましく、0.1〜5.0mMであることが更に好ましい。標的分子の終濃度が上記の範囲であると、標的分子の多角体への高い封入効率が得られる傾向にある。標的分子としては、ペプチド又は上述した金属原子を含有する物質が挙げられる。
製造された多角体−標的分子複合体は、遠心法、界面活性剤法等の方法により精製することができる。遠心法では、例えば、多角体−標的分子複合体を産生した細胞に蒸留水を加えて破砕し、遠心分離で回収する操作を繰り返す手順により、多角体−標的分子複合体を精製することができる。界面活性剤法では、例えば、多角体−標的分子複合体を産生した細胞に界面活性剤を加えて細胞を溶解し、遠心分離で回収をする手順により、多角体−標的分子複合体を精製することができる。
1実施形態において、本発明は、配列番号3に記載のアミノ酸配列の第66番目及び第67番目のアミノ酸の間、又は配列番号3に記載のアミノ酸配列において1又は複数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、且つ多角体形成能を有するタンパク質の、配列番号3に記載のアミノ酸配列の第66番目に対応するアミノ酸及び第67番目に対応するアミノ酸の間に、標的ペプチドが挿入された、融合タンパク質を提供する。
1実施形態において、本発明は、上述した融合タンパク質が結晶化した多角体を提供する。
1実施形態において、本発明は、上述した第1実施形態の多角体に標的ペプチドが封入された、多角体−標的ペプチド複合体の製造方法であって、上述した融合タンパク質をコードする核酸を発現可能に保持するベクターを細胞に導入する工程(d)と、工程(d)の後、上記融合タンパク質が発現して結晶化するまでの所定時間、細胞をインキュベートする工程(e)と、を含み、上記融合タンパク質の結晶が、多角体−標的ペプチド複合体である、製造方法を提供する。以下、各工程について詳細に説明する。
工程(d)では、上述した融合タンパク質をコードする核酸を発現可能に保持するベクターを細胞に導入する。ここで、細胞としては、上述したものと同様のものを用いることができる。融合タンパク質に導入された標的ペプチドは、例えば、結晶構造解析を行う対象のペプチドであってもよい。
工程(e)では、工程(d)の後、所定時間細胞をインキュベートする。インキュベート中に、工程(d)で細胞に導入した核酸が発現し、融合タンパク質が翻訳される。インキュベートの時間は、Sf21細胞株にバキュロウイルスベクターを感染させた場合において、約27℃での培養条件下で、4〜10日間であることが好ましく、6〜8日間であることがより好ましく、7日間であることが更に好ましい。工程(e)における細胞のインキュベーションの時間が7日間を超えても、多角体−標的ペプチド複合体の結晶化はそれ以上進まない傾向にある。
製造された多角体−標的ペプチド複合体は、遠心法、界面活性剤法等の方法により精製することができる。遠心法では、例えば、多角体−標的ペプチド複合体を産生した細胞に蒸留水を加えて破砕し、遠心分離で回収する操作を繰り返す手順により、多角体−標的ペプチド複合体を精製することができる。界面活性剤法では、例えば、多角体−標的ペプチド複合体を産生した細胞に界面活性剤を加えて細胞を溶解し、遠心分離で回収をする手順により、多角体−標的ペプチド複合体を精製することができる。
(改変ポリヘドリンタンパク質の発現)
《トランスファーベクターの作製》
配列番号1に記載のアミノ酸配列からなる野生型ポリヘドリンタンパク質において、第67番目のアラニン残基〜第104番目のアラニン残基を欠損したアミノ酸配列からなる改変ポリヘドリンタンパク質をコードするDNA(配列番号4)を組み込んだトランスファーベクターを、定法にしたがって作製した。
改変ポリヘドリンタンパク質発現用のバキュロウイルスを作製した。具体的には、上述したトランスファーベクター、BaculoGold linearized DNA(BDバイオサイエンス社製)、pTrans plasmid DNA 100ng/μL、Lipofectin reagent(Lifeテクノロジー社製)14μLを混合し、トランスフェクション試薬とした。調製したトランスフェクション試薬をSf21細胞の培地に添加し、27℃で24時間吸着させた。続いて、10%ウシ胎仔血清を含む培地2mLを加え、27℃で4日間培養した。この細胞培養上清を組換えバキュロウイルスとして使用した。
上述したバキュロウイルスを細胞株Sf21に導入した。具体的には、1×107個のSf21細胞を225cm2細胞培養フラスコに播種し、10%ウシ胎仔血清を含む培地40mL及び増殖させたウイルスを含む上清1mLを加え、27℃でインキュベートすることにより、バキュロウイルスを感染させた。
インキュベートしたSf21細胞を光学顕微鏡で観察した。図1は、改変ポリヘドリンタンパク質を発現させたSf21細胞の光学顕微鏡写真である。スケールバーは50μmを示す。図1に示すように、細胞の内部に改変ポリヘドリンタンパク質の結晶化により形成された多角体が確認された。
(改変ポリヘドリンタンパク質の構造解析)
実験例1で得られた多角体を用いて、改変ポリヘドリンタンパク質の結晶構造解析を行った。図2(a)は、比較のために作成した、野生型ポリヘドリンタンパク質の立体構造を示す図である。また、図2(b)は、実験例1で作製した改変ポリヘドリンタンパク質の立体構造を示す図である。また、図2(c)は、図2(a)及び(b)のタンパク質の立体構造を重ね合わせた結果を示す図である。
Claims (10)
- 下記(i)又は(ii)のタンパク質において、少なくとも一部のアミノ酸配列を欠失し、且つ多角体形成能を有する、改変ポリヘドリンタンパク質。
(i)野生型ポリへドリンタンパク質
(ii)野生型ポリヘドリンタンパク質のアミノ酸配列において、1又は複数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、且つ多角体形成能を有するタンパク質 - 前記少なくとも一部のアミノ酸配列の長さの合計が30アミノ酸以上である、請求項1に記載の改変ポリヘドリンタンパク質。
- 前記野生型ポリヘドリンタンパク質が、配列番号1又は2に記載のアミノ酸配列からなる、請求項1又は2に記載の改変ポリヘドリンタンパク質。
- 配列番号3に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質、又は配列番号3に記載のアミノ酸配列において1又は複数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、且つ多角体形成能を有するタンパク質である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の改変ポリヘドリンタンパク質。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の改変ポリヘドリンタンパク質が結晶化した多角体。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の改変ポリヘドリンタンパク質をコードする核酸。
- 請求項5に記載の多角体に標的分子が封入された、多角体−標的分子複合体の製造方法であって、
請求項6に記載の核酸を発現可能に保持するベクターを細胞に導入する工程(a)と、
工程(a)の後、前記核酸がコードする改変ポリヘドリンタンパク質が発現し、多角体の結晶の形成を完了する前までの所定時間、細胞をインキュベートする工程(b)と、
工程(b)の後の細胞の培地に標的分子を添加して、更に細胞をインキュベートする工程(c)と、を含み、
前記標的分子が、ペプチド又は金属原子を含有する物質である、製造方法。 - 配列番号3に記載のアミノ酸配列の第66番目及び第67番目のアミノ酸の間、又は
配列番号3に記載のアミノ酸配列において1又は複数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、且つ多角体形成能を有するタンパク質の、配列番号3に記載のアミノ酸配列の第66番目に対応するアミノ酸及び第67番目に対応するアミノ酸の間に、標的ペプチドが挿入された、融合タンパク質。 - 請求項8に記載の融合タンパク質が結晶化した多角体。
- 請求項5に記載の多角体に標的ペプチドが封入された、多角体−標的ペプチド複合体の製造方法であって、
請求項8に記載の融合タンパク質をコードする核酸を発現可能に保持するベクターを細胞に導入する工程(d)と、
工程(d)の後、前記融合タンパク質が発現して結晶化するまでの所定時間、細胞をインキュベートする工程(e)と、を含み、
前記融合タンパク質の結晶が、多角体−標的ペプチド複合体である、製造方法。
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---|---|---|---|---|
WO2021025126A1 (ja) | 2019-08-07 | 2021-02-11 | 国立大学法人東京工業大学 | タンパク質固体材料の製造 |
WO2021167104A1 (ja) * | 2020-02-20 | 2021-08-26 | 国立大学法人東京工業大学 | タンパク質結晶の製造方法及び結晶構造解析方法 |
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