JP2018033055A - 撮像装置 - Google Patents

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森田 浩康
Hiroyasu Morita
浩康 森田
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Abstract

【課題】メガネ型ウェアラブル機器を装着しながら撮像装置を操作する際、ユーザの操作性を低下させることなくファインダーからの静止画撮影を可能にした、メガネ型ウェアラブル機器の表示制御を提供すること。【解決手段】光学ファインダーと、通信手段と、オートフォーカス手段とオートフォーカスした結果を光学ファインダー内に表示する手段と、静止画撮影手段と、光学ファインダーの視線位置を取得手段とを有する撮像装置と、表示部と、通信手段と視線位置検出手段を有するメガネ型の電子機器と、オートフォーカス手段が実行された際、光学ファインダー内の表示を消灯し、光学ファインダーとメガネ型機器の表示が重なる位置を演算し、メガネ型機器に通知することで、メガネ型機器の表示においてオートフォーカスした結果を表示することを特徴とする構成とした。【選択図】 図1

Description

本発明は、メガネ型ウェアラブル機器と連携が可能な撮像装置に関し、特に撮像装置の状態に応じたメガネ型ウェアラブル機器の表示制御に関するものである。
従来、撮像装置とPCやスマートフォンと連携した機能は一般的に普及している。例えば、スマートフォンに撮像装置で撮像した画像を表示させながらスマートフォンから撮影のトリガを与えることでリモート撮影を提供する機能がある。また、スマートフォンから撮像装置内の画像の閲覧、取得を提供する機能が提供されている。このように機器が連携することでユーザの操作性を向上させる機能が一般的に提供されている。特に、機器同士が連携した際の表示制御に関する技術が公開されている。
例えば、特許文献1では近接センサの検出結果に基づき、複数デバイスのうちどちらかのデバイスに表示するかを判断し、表示しないデバイスのオフ制御を行った後に表示デバイスへの画像転送の制御を行う発明が開示されている。特許文献2では接眼部を有するファインダー光学系と、それとは別の視野確認画像を提示する表示部があるカメラにおいて、ユーザの操作に基づいて、接眼部に光学像を提示するのか、視野確認画像を表示するのかを切り替える技術が公開されている。
特開2012−023723号公報 特開2008−96560号公報
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術では、ユーザが意図しないタイミングで表示が切り替わってしまうことや、光学系ファインダーに表示できないタイミングが発生することでユーザの操作性を低下させてしまう恐れがある。
連写中など、測光処理の妨げになってしまうため、ファインダー内表示を消灯する必要があり、合焦位置や撮影可能枚数などの撮影情報を確認できない状況がある。また、多重撮影で重ね合わせ画像の位置合わせなど、光学ファインダー単体では提供できない機能が存在することでユーザの操作性を低下させてしまう恐れがある。
そこで、本発明の目的は、メガネ型ウェアラブル機器を装着しながら光学ファインダーから撮影する際、ユーザの操作性を低下させることなく撮像装置の状態に応じてメガネ型ウェアラブル機器の表示制御を行う機能を提供することである。
上記目的を達成するために、光学ファインダーと、通信手段と、オートフォーカス手段とオートフォーカスした結果を光学ファインダー内に表示する手段と、静止画撮影手段と、光学ファインダーの視線位置を取得手段とを有する撮像装置と、表示部と、通信手段と
視線位置検出手段を有するメガネ型の電子機器と、オートフォーカス手段が実行された際、光学ファインダー内の表示を消灯し、光学ファインダーとメガネ型機器の表示が重なる位置を演算し、メガネ型機器に通知することで、メガネ型機器の表示部にオートフォーカスした結果を表示することを特徴とする撮像装置を特徴とする。
本発明によれば、メガネ型ウェアラブル機器を装着しながら撮像装置のファインダー撮影を行う際に、ユーザの操作性を向上させる機能を提供することができる。
撮像装置の状態によるメガネ型ウェアラブル機器の表示制御シーケンス図 撮像装置の状態によるメガネ型ウェアラブル機器の表示制御シーケンス図 撮像装置の状態によるメガネ型ウェアラブル機器の表示制御シーケンス図 本発明の基本構成図 視線検出光学系の概略図 光学ファインダー、メガネ型機器表示部における表示イメージ図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図2は、本発明の実施形態にかかわる撮像装置とメガネ型ウェアラブル機器の構成図である。200は撮影レンズである。撮影レンズの種類としては、単焦点レンズやズームレンズが存在する。201は撮像素子である。撮像素子201にはCCDやCMOSセンサなどが用いられ、撮影レンズ200によって結像された被写体像を電気信号に変換する。202はA/D変換器である。A/D変換器202は撮像素子201のアナログ出力信号をデジタル信号に変換する。203は光学ファインダーである。
本発明に関しては視線検出を使った位置合わせ処理を行う。そのための必要な光学部材である。光学部材、処理の詳細は図3を使って説明する。204はマイクロコンピュータである。マイクロコンピュータ204は各構成要素の制御やデータ処理など撮像装置全体を制御する。本実施例で説明する、メガネ型機器の表示制御のタイミング等、すべての処理をマイクロコンピュータ204で行う。205は揮発性メモリである。揮発性メモリ205にはA/D変換器でデジタル信号に変換された画像データを一時的に保持する。206は不揮発性メモリである。
不揮発性メモリ206にはマイクロコンピュータ204で処理する撮像装置の実行プログラムがある。207は画像処理部である。画像処理部207では、撮影された画像に対する画像処理を行う。多重撮影における重ね合わせ画像の生成等も行う。208は通信部材である。メガネ型ウェアラブル機器との通信制御をおこなう。例えば、BlueTooth(登録商標) Low Energyなどの技術を想定する。通信技術に関しては、特に本実施例では限定しない。209は表示部材である。操作部材210にはスイッチ、ボタンなどがあり、表示部材209で表示されたものに対する操作を行う。
操作部材210には、静止画撮影時のオートフォーカスのトリガであるSW1押下や、静止画撮影のトリガとなるSW2を検知する仕組みを有する。
メガネ型ウェアラブル機器の構成を説明する。211はメガネレンズである。212は表示部材である。表示部材212には、通信部材208を通して、撮像装置で撮像した画像や、再生画像、メニューなどの表示を行うことが可能である。表示部材に関して、撮影者がメガネ型機器の表示部のどこを覗いているのか視線検出機能を有するものを想定している。
本実施例ではメガネ型ウェアラブル機器の視線検出アルゴリズムには特筆せず、メガネ型ウェアラブル機器から取得できるものとして本実施例は説明する。213はメガネ型ウェアラブル機器での撮像で使用するレンズである。214は通信部材である。撮像装置の通信部材208と通信する処理を制御する。撮像装置の通信部材208同様、例えば、BlueTooth(登録商標) Low Energyなどの技術を想定する。通信技術に関しては、特に本実施例では限定しない。
図3(A)は、本発明の実施形態にかかわる撮像装置の視線検出光学系の概略図である。300は撮影レンズである。301は主ミラーである。302はピント版である。303はペンタプリズムである。304は接眼レンズである。305は赤外光のみを反射する赤外反射ミラーである。305の赤外反射ミラーは接眼レンズ304に含まれる。撮影者は接眼レンズ304に眼を近づけて被写体を観察する。306は撮影者に対して不感の赤外光を放射する発光ダイオード等の光源である。
本実施例は、赤外発光ダイオードとして説明する。307は撮影者の眼である。308は受光レンズである。光源306が発行した光が撮影者の眼球307で反射し、この赤外光の一部が接眼レンズ304内の赤外反射ミラー305で反射された光を受光する。309はイメージセンサである。受光レンズ308で受けた光がイメージセンサ309に集光される。
図3(B)は、イメージセンサ309に投影される眼球像の概略図である。310、311は赤外発光ダイオード306の角膜反射像である。312は眼球の白目の部分である。313は虹彩である。314は瞳孔である。315は眼の回りの皮膚部分である。316は、図3(B)によるイメージセンサにてE)からE´)のラインの出力信号の強度を示したものである。眼球像の特徴としては、赤外発光ダイオード306の角膜反射の輝度が一番高いが面積的にはあまり大きくない(317)。瞳孔314は、反射率が非常に低いため、輝度レベルが最低で、ある程度の面積を占めることである(318)。白目312は、角膜反射と瞳孔部分の輝度レベルの中間になり(319)、皮膚の部分は外光や照明条件により輝度が高かったり、低かったりする(320)。
図3(C)は、視線検出の原理を説明するための図である。307は撮影者の眼球、321は角膜、322は虹彩である。この図を用いて、視線の検出方法を説明する。
赤外発光ダイオード306−bより放射された赤外光は、撮影者の眼球307の角膜321を照射する。このとき、角膜321の表面で反射した赤外光の一部により形成される角膜反射像d(虚像)は受光レンズ308により集光され、イメージセンサ309上の位置d´に結像する。同様に赤外発光ダイオード306−aにより放射された赤外光は、眼球307の角膜321を照射する。このとき、角膜321の表面で反射した赤外光の一部により形成された角膜反射像eは受光レンズ308により集光され、イメージセンサ309上の位置e´に結像する。
また、虹彩322の端部a、bからの光束は、受光レンズ308を介して、イメージセンサ309上の位置a´、b´に結像する。受光レンズ308の光軸に対する眼球307の光軸の回転角θが小さい場合、虹彩322の端部a、bのx座標をxa、xbとすると、瞳孔314の中心位置座標xcは、下記のようにあらわされる。
xc≒(xa + xb)/ 2
また、角膜反射像dおよびeの中点のx座標と角膜321の曲率中心の座標oのx座標xoとがおおよそ一致する。このため、角膜反射像の発生位置d、eのx座標をxd、xe、角膜321の曲率中心oと瞳孔の中心cまでの標準的な距離をOCとすると、眼球の光軸回転角θxは下記の式を満たす。
OC × SINθx ≒ (xd + xe)/2−xc ・・・(1)
このように、イメージセンサ309上に眼球307の各特徴点(角膜反射像および、瞳孔の中心)の位置を検出することで、眼球307の光軸の回転角θを求めることができる。
眼球207の光軸の回転角は、(1)式より、下記の式で求められる。
β×OC×SINθx ≒ { (xpo-δx) -xic } × pitch・・・(2)
β×OC×SINθy ≒ { (ypo-δy) -yic } × pitch・・・(3)
ここでθxはx-z平面内での眼球光軸の回転角、θyはy-z平面内での眼球光軸の回転角である。(xpo, ypo)はイメージセンサ309の2個の角膜反射像の中点の座標、(xic, yic)はイメージセンサ309上の瞳孔の中心座標である。Pitchはイメージセンサ309の画素ピッチである。βは受光レンズ308に対する眼球307の位置により決まる結像倍率で、実質的には2個の角膜反射像の間隔の関数として求められる。
δx、δyは角膜反射像の中点の座標を補正する補正光であり、撮影者の眼球を平行光ではなく、発散光にて照射していることにより生じる誤差を補正する補正光、および、δyに関しては、撮影者の眼球を下まぶたのほうから発散光にて照射していることにより生じるオフセット成分を補正する補正光も含まれている。
撮影者の眼球光軸の回転角(θx、θy)が算出されると、撮影者のピント版注視点である座標(x、y)は、カメラの姿勢が横位置である場合、下記の式で求められる。
x=m×(θx+△) ・・・(4)
y=m×θy ・・・(5)
x方向はカメラの姿勢が横位置の場合の撮影者に対する水平方向、y方向はカメラの姿勢が横位置である場合の撮影者に対する垂直方向であることを示す。mは眼球の回転角からピント版上の座標に変換する変換係数を示す。一般的にキャリブレーションした結果でmを求めるが、本実施例においては、キャリブレーションについて詳細は触れない。△は眼球光軸と注視点とのなす角度である。一般的に、眼球の回転角と撮影者が実際に見ている視軸とは撮影者に対して水平方向に約5度、垂直方向はほとんどずれていないと知られている。
[実施例1]
以下、図1(A)を参照して、本発明の第1の実施例による、静止画撮影時光学ファインダー内にてオートフォーカス結果を表示できない場合に、メガネ型機器の表示部に合焦枠位置を通知し、表示する制御について説明する。
S100で操作部材210にて、SW1が押下されることを検知する。SW1が押下されるまで、特に何もしない。S100にてSW1が押下されたことを検出すると、それをトリガにオートフォーカス処理を開始する(S101)。オートフォーカス処理のアルゴリズムに関しては本実施例ではふれない。S101でオートフォーカス処理が完了すると、光学ファインダー203内の合焦枠を目立つように表示する。一般的に、赤い枠で表示される。光学ファインダー内の合焦点表示の例を図4に示す。
複数の枠が存在するが、例えば、400が合焦点だった場合には、400を赤く表示する(S102)。S103で操作部材210にて、SW2が押下されているか検知する。SW2が押下されていない場合には、S100に戻り、SW1の検知(S100)、検知して入れば、S101、S102を繰り返す。S103にてSW2が押下されていると検知した場合には、S102で赤く点灯表示させたものを消灯する(S104)。静止画撮影時の測光処理等への影響が懸念されるためである。S105にて、光学ファインダーにてユーザの視線位置を検出する。
視線位置の検出アルゴリズムに関しては、これまで述べたような一般的な手法を用いて行う。本実施例の説明として、図4の401にユーザの視線位置があるものとしてこれ以下の説明を行う。光学ファインダーにおいて、図4の左上座標を(0,0)としておく。401の座標を(Fx、Fy)とする。400で示したオートフォーカスでの合焦枠位置の座標を(AFx、AFy)とする。S106にて、通信部材208を使って、メガネ型ウェアラブル機器と通信を行う。メガネ型ウェアラブル機器の表示部にて、ユーザの視線位置を取得する。
本実施例にて、402がメガネ型ウェアラブル機器の視線検出位置とする。この座標を(Gx、Gy)とする。S107にて、光学ファインダー内で点灯していた合焦枠位置をメガネ型機器で表示する際の相対位置座標を演算する。光学ファインダーの視線位置401から、合焦枠位置400までの相対位置404、405は、それぞれ下記のように求めることができる。
404 X座標 =AFx−Fx ・・・(6)
405 Y座標 =AFy−Fy ・・・(7)
この相対位置座標をメガネ側の表示領域に適応することで、ファインダー表示とメガネ側TFT表示位置を合わせることが可能となる。メガネ型機器にAF枠表示する位置としては、(6)、(7)で求めた結果から下記のように求める。
AGx = Gx+404X座標
AGy = Gy+405Y座標
S108でS107にて演算した合焦枠位置をメガネ型機器に通知し、表示させる(S109)。S110にて、SW2が押下されている状態かどうか確認する。SW2が押下されていない場合には単写撮影であることが想定されるため、撮影が完了した段階で光学ファインダー203内の表示を点灯させることが可能となる。したがって、メガネ型機器で表示させた合焦枠表示を消灯するように通知する。S110にてSW2が押下されていると判断した場合には、連写での撮影が想定される。連写での撮影中は撮影駒間で測光処理を行う必要があるため、光学ファインダー内に合焦枠表示を点灯されることができない。
したがって、S111で駒間でのオートフォーカス処理を実施し、S105に戻ってこれまで述べてきたような処理を実施し、メガネ型機器の表示部に合焦枠表示を出力させる処理を繰り返す。
なお、本実施例において、S106、S107でメガネ型ウェアラブル機器と通信する場合において説明したが、通信部材208を使うタイミングに関しては特に制限はしない。SW1、SW2の状態を確認する前のタイミングなど、メガネ型機器との通信タイミングにおいては特に規定しない。
本発明によれば、メガネ型ウェアラブル機器を装着しながらファインダー撮影するユーザにおいて、静止画撮影時に光学ファインダー内の表示を消灯させなければならない場合においても、メガネ側機器に光学ファインダーと同一箇所に表示することが可能となる。これにより、これまで連写中などユーザが合焦位置を確認できなかった場合においても、メガネ側機器に表示することで、常に合焦位置を確認することが可能となり、ユーザの操作性を向上させることが可能となる。
[実施例2]
以下、図1(B)を参照して、本発明の第2の実施例による、静止画撮影時光学ファインダー内にて撮影可能枚数や撮影に関する情報を表示できない場合に、メガネ型機器の表示部に撮影可能枚数や撮影に関する情報を通知し、表示する制御について説明する。
S113で操作部材210にて、SW1が押下されることを検知する。SW1が押下されるまで、特に何もしない。S113にてSW1が押下されたことを検出すると、それをトリガに撮影可能枚数や撮影時情報を取得する(S114)。撮影時情報の例としては、AV値、TV値、ISOなど測光した結果で変わるものなどを想定している。
本実施例において、撮影時情報に関する制約は特に想定しない。光学ファインダー203内に表示可能な情報であれば何でもよい。S114で撮影時情報の取得が完了すると、光学ファインダー203内に表示する。光学ファインダー内の撮影情報表示の例を図4に示す。406のような表示を想定する。S115で光学ファインダー内の表示を更新する。S116で操作部材210にて、SW2が押下されているか検知する。SW2が押下されていない場合には、S113に戻り、SW1の検知(S113)、していれば、S114、S115を繰り返す。
S116にてSW2が押下されていると検知した場合には、S117で光学ファインダー内の撮影情報等を消灯する。S118で光学ファインダー203の視線位置を検出する。S119にてメガネ型機器の視線位置を取得し、S120でメガネ型機器の表示部に撮影情報を表示する際の位置座標を演算する。位置座標の演算方法に関しては、実施例1と同様の方法であるため、本実施例では詳細な説明は省略する。S121でS120にて演算したメガネ型機器での撮影情報を表示する座標をメガネ型機器に通知し、表示させる(S122)。S123でSW2が押下されている状態かどうか確認する。
S124にてSW2が押下されていると判断した場合には、S125で撮影可能枚数演算や撮影に関する情報を取得し、S118に戻ってこれまで述べてきたような処理を実施し、メガネ型機器の表示部に合焦枠表示を出力させる処理を繰り返す。
なお、本実施例においても、実施例1同様、S119、S120のメガネ型ウェアラブル機器との通信タイミングにおいては、さまざまなタイミングを想定している。
本発明によれば、連写中などユーザが撮影に関する情報を確認できなかった場合においても、メガネ側機器に表示することで、常に撮影に関する情報を確認することが可能となり、ユーザの操作性を向上させることが可能となる。
[実施例3]
以下、図1aを参照して、本発明の第3の実施例による、多重撮影中におけるメガネ型ウェアラブル機器の表示を消灯する制御について説明する。
S126で多重撮影中かどうかを確認する。多重撮影でなければ終了する。多重撮影モードへの設定は、表示部209、操作部材210を使う。メニュー等からの設定を想定する。S127で再生画像から多重撮影か、2枚目以降の撮影かどうかを判定する。それ以外の場合にはS126へ戻る。S127で再生画像から多重撮影モードか、2枚目以降の撮影状態である場合には、操作部材210のSW1状態を検知する(S128)。SW1が押下されていない場合には、S129にて画像処理部207によって多重撮影の重ね合わせ画像を生成する。
S130で光学ファインダー203の視線位置を検出する。S131にてメガネ型機器の視線位置を取得し、S132でメガネ型機器の表示部に撮影情報を表示する際の位置座標を演算する。位置座標の演算方法に関しては、実施例1と同様の方法であるため、本実施例では詳細な説明は省略する。S133にてメガネ型機器で重ね合わせ画像を表示し、多重撮影時においても光学ファインダーを覗きながら重ね合わせの位置を確認させる。S126へ戻る。S128にてSW1が押下されていると検知した場合に、S134にてメガネ型機器にて画像表示状態かどうかを判断する。画像表示状態である場合には、S135にて重ね合わせ画像の消灯を通知する。
本発明によれば、メガネ型ウェアラブル機器を装着しながらファインダー撮影するユーザにおいて、光学ファイダーからの多重撮影においても重ね合わせ画像との位置合わせ確認を実現することが可能となる。これにより、ユーザの操作性向上を可能とする。
[実施例4]
以下、図1bを参照して、本発明の第4の実施例による、マルチアスペクト撮影におけるメガネ型ウェアラブル機器の表示を消灯する制御について説明する。
S136でマルチアスペクト設定中かどうかを確認する。マルチアスペクト設定でなければ終了する。マルチアスペクトモードへの設定は、表示部209、操作部材210を使う。メニュー等からの設定を想定する。S137で操作部材210のSW1状態を検知する。SW1が押下されていない場合には、S138でマルチアスペクト情報を取得する。例えば、16:9の設定がされている場合とする。S139で光学ファインダー203の視線位置を検出する。S140にてメガネ型機器の視線位置を取得し、S141でメガネ型機器の表示部に撮影情報を表示する際の位置座標を演算する。
位置座標の演算方法に関しては、実施例1と同様の方法であるため、本実施例では詳細な説明は省略する。S142にてS138で取得した情報をもとにマルチアスペクト設定の画角を示すような線を表示させるための通知を行う。
図4の408のようなメガネ型機器の表示を想定する。16:9であることを示すような線を表示する。S137にてSW1が押下されていると検知した場合に、S143にてメガネ型機器にてマルチアスペクトを示す表示状態かどうかを判断する。マルチアスペクトを示す表示状態である場合には、S144にてメガネ型機器の表示消灯を通知する。
本発明によれば、メガネ型ウェアラブル機器を装着しながらファインダー撮影するユーザにおいて、光学ファイダーからのマルチアスペクト撮影する場合においても画角を確認することが可能となる。これにより、ユーザの操作性向上を可能とする。
実施例1乃至4において、メガネ型ウェアラブル機器を装着しながら撮像装置の操作を行った際、光学ファインダーに表示できないタイミング、機能が存在することでユーザの操作性を低下させてしまう恐れがあった。光学ファインダーに表示できない状態において、メガネ型機器の表示部に重ねて表示されることで、ユーザの操作性を向上させることを可能にした。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
206:光学ファインダー
208:撮像装置の通信部材
S101:オートフォーカス処理
S102:オートフォーカスした結果を光学ファインダー内に表示する手段
207:静止画撮影手段
S106:光学ファインダーの視線位置を取得手段
212:メガネ型ウェアラブル機器の表示部、視線位置取得手段
214:メガネ型ウェアラブル機器の通信部材
S109:メガネ型ウェアラブル機器の表示通知手段

Claims (6)

  1. 光学ファインダー(203)と、
    通信手段と(208)、
    オートフォーカス手段(S101)と
    オートフォーカスした結果を光学ファインダー内に表示する手段(S102)と、
    静止画撮影手段(207)と
    光学ファインダーの視線位置を取得手段(S106)とを有する撮像装置と、
    表示部(212)と、
    通信手段(214)と
    視線位置検出手段(212)を有するメガネ型の電子機器と
    オートフォーカス手段が実行された際、光学ファインダー内の表示を消灯し、光学ファインダーとメガネ型機器の表示が重なる位置を演算し、メガネ型機器に通知することで、メガネ型機器の表示部にオートフォーカスした結果を表示(S109)することを特徴とする撮像装置。
  2. 静止画撮影が完了した際、メガネ型機器の表示を消灯するよう通知(S112)することを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 光学ファインダー(203)と、
    通信手段と(208)、
    撮影情報手段(S114)と
    撮影情報を光学ファインダー内に表示する手段(S115)と、
    静止画撮影手段(207)と
    光学ファインダーの視線位置を取得手段(S118)とを有する撮像装置と、
    表示部(212)と、
    通信手段(214)と
    視線位置検出手段(212)を有するメガネ型の電子機器と
    静止画撮影手段が実行された際、光学ファインダー内の表示を消灯し、光学ファインダーとメガネ型機器の表示が重なる位置を演算し、メガネ型機器に通知することで、メガネ型機器の表示において撮影情報を表示(S122)することを特徴とする撮像装置。
  4. 静止画撮影が完了した際、メガネ型機器の表示を消灯するよう通知(S125)することを特徴とする、請求項3に記載の撮像装置。
  5. 光学ファインダー(203)と、
    通信手段と(208)、
    光学ファインダーの視線位置を取得手段(S130)とを有する撮像装置と、
    静止画撮影手段(207)と、
    多重撮影手段(S126)と、
    表示部(212)と、
    通信手段(214)と、
    視線位置検出手段(212)を有するメガネ型の電子機器とを有し、
    静止画撮影手段が実行されていない場合にメガネ型機器に画像データを通知し、メガネ型機器の表示部に表示し(S133)、静止画撮影手段が実行されたタイミングでメガネ型機器の表示を消灯するように通知する(S135)ことを特徴とする撮像装置。
  6. 光学ファインダー(203)と、
    通信手段と(208)、
    光学ファインダーの視線位置を取得手段(S139)とを有する撮像装置と、
    静止画撮影手段(207)と、
    マルチアスペクト撮影手段(S136)と、
    表示部(212)と、
    通信手段(214)と、
    視線位置検出手段(212)を有するメガネ型の電子機器とを有し、
    静止画撮影手段が実行されていない場合にメガネ型機器にマルチアスペクト情報通知し、メガネ型機器の表示部に表示し(S142)、静止画撮影手段が実行されたタイミングでメガネ型機器の表示を消灯するように通知する(S144)ことを特徴とする撮像装置。
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