JP2018032470A - 高周波加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、コンパクトで、効率の高い表面波伝播を行うことができる構成を提供し、より少ない消費電力で被加熱物に対して所望の焦げ目を付けることができる高周波加熱装置を提供すること。【解決手段】本発明の高周波加熱装置は、形状の異なる複数の第1のスタブにより構成された第1のスタブ周期構造を有し、マイクロ波発生部から空間伝播するマイクロ波を変換スタブ周期構造で表面波が伝播するように変換する表面波変換部と、表面波変換部において変換された表面波が実質的に同じ形状を持つ複数の第2のスタブを所定間隔を有して並設した伝送スタブ周期構造を伝播し、第1のスタブ周期構造に連続して配設された伝送スタブ周期構造を有する表面波伝送部と、表面波伝送部の変換スタブ周期構造に近接して配置された被加熱物載置部を有する加熱室と、を備えている。【選択図】図2

Description

マイクロ波を用いた高周波加熱装置に関し、特に表面波を用いて加熱処理を行う高周波加熱装置に関する。
マイクロ波を用いて被加熱物を加熱処理する装置としては、所謂、電子レンジがある。電子レンジにおいては、被加熱物を短時間で均一に加熱することができるという大きな利点を有する一方、被加熱物に焦げ目を付けることができないという欠点を有している。このため、焦げ目を付ける必要のある被加熱物に対しては、例えば、ガス、ヒータなどの火力を用いて被加熱物を直接的に加熱して焦げ目を付ける加熱調理が行われている。
マイクロ波を用いて被加熱物に対して焦げ目を付ける加熱装置としては、表面波加熱を用いた構成が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。表面波加熱は、マイクロ波の表面波モード伝播を利用するものであり、表面波伝送線路の近傍に集中するマイクロ波エネルギーにより被加熱物に焦げ目を付ける加熱方式である。表面波伝送線路を表面波モードで伝播するマイクロ波エネルギーは、当該表面波伝送線路から離れるに従って指数関数的に減衰するため、被加熱物は表面波伝送線路の近傍に配置する必要がある。
特開昭49−16944号公報 特開平5−66019号公報 特開平8−210653号公報
表面波加熱を行う高周波加熱装置は、マイクロ波発生手段において発生されたマイクロ波を導波管を介して表面波伝送線路に送り、表面波伝送線路の近傍にマイクロ波エネルギーを集中させる構成である。このため、導波管から空間伝播するマイクロ波を表面波伝送線路において、表面波伝播へ効率高く変換して、表面波伝送線路の近傍に配置された被加熱物に所望の焦げ目を付けることが望まれている。
本発明は、従来の表面波加熱を行う高周波加熱装置においては考慮されていなかったマイクロ波の空間伝播から表面波伝播への効率の高い変換を行うことができる構成を提供し、より少ない消費電力で被加熱物に対して所望の焦げ目を付けることができる高周波加熱装置の提供を目的とする。
本発明に係る一態様の高周波加熱装置は、
マイクロ波を発生するマイクロ波発生部、
段階的に構成が異なる周期構造を形成する複数の第1のスタブで構成された第1のスタブ周期構造を有し、前記マイクロ波発生部から空間伝播するマイクロ波を前記第1のスタブ周期構造を伝播する表面波に変換する表面波変換部、
前記第1のスタブ周期構造に連続して配設された第2のスタブ周期構造を有し、前記第2のスタブ周期構造は実質的に同じ形状を有する複数の第2のスタブが所定間隔を有して並設して構成され、前記表面波変換部で変換された表面波を前記第2のスタブ周期構造を伝播させる表面波伝送部、および
前記第2のスタブ周期構造に近接して配置される被加熱物載置部を有する加熱室、を備えている。
本発明によれば、効率の高い表面波への変換を行って、少ない消費電力で被加熱物に対して所望の焦げ目を付けることが可能な高周波加熱装置を提供することができる。さらに本発明によれば、マイクロ波の空間伝播から表面波伝播への変換部分を極力小型化し、高周波加熱装置の小型化や装置の設置面積を極力変えずに加熱領域の最大化を図ることができる。
本発明に係る実施の形態1の高周波加熱装置の全体構成を模式的に示す図 実施の形態1の高周波加熱装置における表面波変換部および表面波伝送部の構成を示す斜視図 実施の形態1の高周波加熱装置における表面波変換部に関するシミュレーション結果を示す図 実施の形態1の高周波加熱装置における表面波伝送部における電流流路および電界分布について説明する図 実施の形態1の高周波加熱装置における表面波変換部および表面波伝送部における電流流路および電界分布を示す図 実施の形態1の高周波加熱装置における別の構成例を示す斜視図 本発明に係る実施の形態2の高周波加熱装置における表面波変換部および表面波伝送部のスタブ周期構造の変形例を示す斜視図 実施の形態2の高周波加熱装置における表面波変換部および表面波伝送部のスタブ周期構造の別の変形例を示す斜視図 実施の形態2の高周波加熱装置における表面波変換部および表面波伝送部のスタブ周期構造の更に別の変形例を示す斜視図
本発明に係る第1の態様の高周波加熱装置は、
マイクロ波を発生するマイクロ波発生部、
段階的に構成が異なる周期構造を形成する複数の第1のスタブで構成された第1のスタブ周期構造を有し、前記マイクロ波発生部から空間伝播するマイクロ波を前記第1のスタブ周期構造を伝播する表面波に変換する表面波変換部、
前記第1のスタブ周期構造に連続して配設された第2のスタブ周期構造を有し、前記第2のスタブ周期構造は実質的に同じ形状を有する複数の第2のスタブが所定間隔を有して並設して構成され、前記表面波変換部で変換された表面波を前記第2のスタブ周期構造を伝播させる表面波伝送部、および
前記第2のスタブ周期構造に近接して配置される加熱室、を備えている。
このように構成された第1の態様の高周波加熱装置は、効率の高い表面波伝播を行って、少ない消費電力で被加熱物に対して所望の焦げ目を付けることができる。
本発明に係る第2の態様の高周波加熱装置は、前記の第1の態様の前記表面波変換部の前記第1のスタブ周期構造が異なる形状の前記第1のスタブで構成され、前記第1のスタブが、前記第2のスタブの高さとなるまで、表面波の伝播方向に沿って徐々に高くなるよう並設されてもよい。
本発明に係る第3の態様の高周波加熱装置は、前記の第1または第2の態様の前記第1のスタブにおける表面波の伝播方向に直交する幅が、前記第2のスタブの幅となるまで、徐々に幅広となるように構成されてもよい。
本発明に係る第4の態様の高周波加熱装置は、前記の第1から第3の態様のいずれかの態様において、並設された前記複数の第1のスタブにおける表面波の伝播方向に隣接する前記第1のスタブの間隔が、徐々に長くなるように構成されてもよい。
本発明に係る第5の態様の高周波加熱装置は、前記の第1から第4の態様のいずれかの態様において、前記第1のスタブにおける表面波の伝播方向の厚みが、徐々に厚くなるように構成されてもよい。
本発明に係る第6の態様の高周波加熱装置は、前記の第1から第5の態様のいずれかの態様において、前記複数の第1のスタブにおける前記マイクロ波発生部に最も近い始端となる第1のスタブの高さが、前記第2のスタブの高さの少なくとも1/2以下であってもよい。
本発明に係る第7の態様の高周波加熱装置は、前記の第1から第6の態様のいずれかの態様の前記複数の第1のスタブにおいて、前記マイクロ波発生部から最も近い始端となる第1のスタブから、前記マイクロ波発生部から最も遠い終端となる第1のスタブまでの表面波の伝播方向の距離が、前記マイクロ波発生部からのマイクロ波の波長の1/4以上であってもよい。
本発明に係る第8の態様の高周波加熱装置は、前記の第1から第7の態様のいずれかの態様の前記複数の第1のスタブにおいて、前記マイクロ波発生部から最も近い始端となる第1のスタブ先端から、前記マイクロ波発生部から最も遠い終端となる第1のスタブ先端までの経路により形成される電流の流路の長さが、前記マイクロ波発生部からのマイクロ波の波長の1/2となってもよい。
本発明に係る第9の態様の高周波加熱装置は、前記の第1から第8の態様のいずれかの態様における前記第1のスタブおよび前記第2のスタブが、表面波の伝播方向に直交する長手方向に延びる辺を有する複数の板状部材により構成され、当該板状部材が前記加熱室に向かって突設して並設されてもよい。
本発明に係る第10の態様の高周波加熱装置は、前記の第1から第8の態様のいずれかの態様の前記第1のスタブおよび前記第2のスタブが、前記加熱室に向かって突設した複数の棒状部材により構成され、当該棒状部材が表面波の伝播方向に並設され、且つ当該伝播方向に直交する方向に並設されてもよい。
本発明に係る第11の態様の高周波加熱装置は、前記の第1から第10の態様のいずれかの態様の前記第2のスタブの高さが、27mm以下であってもよい。
以下、本発明の高周波加熱装置に係る一態様の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、同じ要素には同じ符号を付して、説明が重複する場合にはその説明を省略する場合がある。また、図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示している。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の高周波加熱装置の一例を示すものであり、例えば実施の形態において示される数値、形状、構成、ステップ、およびステップの順序などは例示であり、本発明を限定するものではない。以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。全ての実施の形態において、各々の変形例における構成も同様であり、各変形例に記載した構成をそれぞれ組み合わせて構成することも可能であり、それぞれの構成の効果を奏するものである。
[実施の形態1]
図1は、本発明に係る実施の形態1の高周波加熱装置の全体構成を模式的に示す図である。図1において、加熱室1の内部は被加熱物7が載置可能に構成されており、加熱室1の前面開口部分に開閉自在な扉(図示省略)が設けられて、被加熱物7を収容可能に構成されている。実施の形態1の高周波加熱装置の構成においては、加熱室1の底面にマイクロ波を低損失で透過させる材料、例えばガラス、樹脂などで構成された被加熱物載置部である載置板9が収容可能に設けられている。なお、図1に示す構成においては、被加熱物7を保持するための陶器などの載置皿8が載置板9の上に置かれている構成である。本実施の形態1においては、被加熱物7の載置のために載置皿8と載置板9を設けているが、これらを使用せずに被加熱物7を直接載置してもよい。
図1に示すように、実施の形態1の高周波加熱装置においては、加熱室1の底面側に設けた開口部に面して表面波加熱手段が設けられている。表面波加熱手段は、被加熱物7の加熱処理に適した所望の周波数のマイクロ波を発生するマイクロ波発生部2と、マイクロ波発生部2から導波管4の内部を空間伝播するマイクロ波を加熱室1の直下において表面波伝播するように効率高く変換する表面波変換部5と、表面波変換部5において変換された表面波を加熱室1の直下において伝播させるスタブ周期構造を有する表面波伝送部6と、を備えている。
マイクロ波発生部2は被加熱物7に対する加熱処理に適した周波数のマイクロ波を発生する高周波発振器である。マイクロ波発生部2としては、マグネトロンおよびインバータ電源回路により構成してもよく、若しくは固体発振器と電力増幅器により構成してもよい。
マイクロ波発生部2の出力端3(アンテナ)は、導波管4の内部に導出するよう形成されており、マイクロ波発生部2の出力端3から放射されたマイクロ波が、導波管4の内部を空間伝播して表面波変換部5に送られる。実施の形態1における導波管4は、断面形状が方形(例えば、横長の長方形)の金属製の中空導波管である。
導波管4は、マイクロ波発生部2からのマイクロ波を表面波変換部5に供給する。表面波変換部5においては、次段である表面波伝送部6でマイクロ波が表面波伝播するように、導波管4から空間伝播するマイクロ波を表面波伝播へ変換させている。
図2は、実施の形態1の高周波加熱装置における表面波変換部5および表面波伝送部6の構成を示す斜視図である。図2に示すように、表面波変換部5および表面波伝送部6は、導電体で構成されており、金属平板上に複数の板状部材である金属平板を所定間隔を有して連続的に並設されて構成されたスタブ周期構造である。
本発明において、表面波変換部5を構成する第1のスタブを変換スタブ10と称し、表面波伝送部6を構成する第2のスタブを伝送スタブ11と称することとする。また、表面波変換部5において、複数の変換スタブ10(第1のスタブ)を所定間隔を有して並設して構成した周期構造を第1のスタブ周期構造と称する。また、表面波伝送部6において、複数の伝送スタブ11(第2のスタブ)を所定間隔を有して並設して構成した周期構造を第2のスタブ周期構造と称することとする。
表面波変換部5は、鉛直方向の突出高さが異なる複数の板状部材である変換スタブ10が所定間隔を有して並設されたスタブ周期構造であり、変換スタブ10の突出高さ(h)は、マイクロ波発生部2から導波管4を通って伝送したマイクロ波の伝送方向(図2における右から左への方向)に沿って、段階的に構成が異なっており、即ち徐々に高さのみが高くなっている。本実施の形態1の構成においては、変換スタブ10が同じ比率で徐々に高さが高くなる構成である。表面波変換部5においてマイクロ波発生部2から最も遠い側の変換スタブ10、即ち、マイクロ波の伝送方向における終端側にある終端変換スタブ10zの突出高さ(hz)は、表面波伝送部6における伝送スタブ11の突出高さ(H)と同じである。
表面波伝送部6は、表面波加熱手段の底面である金属板上に複数の金属平板である伝送スタブ11を加熱室1の方向に突出(鉛直上方に突設)するように並設されている。表面波伝送部6を構成する複数の伝送スタブ11は、同じ形状、構成であり、同じ突出高さ(hz=H)を有している。このため、複数の伝送スタブ11の突出端部側は同一平面に位置する構成で、加熱室1の底面となる被加熱物載置部に対向し、近接して配設されている。
なお、実施の形態1においては、表面波変換部5の変換スタブ10および表面波伝送部6の伝送スタブ11は、マイクロ波の伝送方向、即ち、表面波の伝播方向に直交する長手方向の長さである幅(W)は同じである。
次に、表面波変換部5においてマイクロ波発生部2に最も近い側の変換スタブ10(以下、「始端変換スタブ10a」と称する)の突出高さ(ha)の好ましい範囲についてシミュレーションにて検討した結果を説明する。図3の表右欄グラフは、そのシミュレーションの算出結果を示す図である。
表左欄はシミュレーションモデルの断面図を示し、表面波変換部までは導波管で囲われ、表面波伝送部は上側面が開放になっている。導波管部分の左端面より空間伝播でマイクロ波を給電し、表面波伝播で表面波線路終端にまで伝送した比率をS21(透過)として求めた。表面波変換部などで反射し、導波管左端面に戻った比率をS11(反射)として求めた。
図3の(a)は、始端変換スタブ10aの突出高さ(ha)が1mmであり、終端変換スタブ10zの突出高さ(hz)が、伝送スタブ11の突出高さと同じ26mmの場合である。図3の(a)におけるグラフは、算出されたSパラメータの周波数特性であり、横軸が周波数[GHz]を示し、縦軸がSパラメータの値[dB]を示している。図3の(a)のグラフにおいて、実線がSパラメータのS11(反射)を示し、破線がSパラメータのS21(透過)を示している。
図3の(b)は、始端変換スタブ10aの突出高さ(ha)が11mmであり、終端変換スタブ10zの突出高さ(hz)は26mmである。図3の(b)におけるグラフも、図3の(a)と同様に、算出されたSパラメータの周波数特性であり、実線がSパラメータのS11(反射)を示し、破線がSパラメータのS21(透過)を示している。
また、図3の(c)は、始端変換スタブ10aの突出高さ(ha)が16mmであり、終端変換スタブ10zの突出高さ(hz)は26mmである。図3の(c)におけるグラフも、図3の(a)と同様に、算出されたSパラメータの周波数特性であり、実線がSパラメータのS11(反射)を示し、破線がSパラメータのS21(透過)を示している。
表面波線路の伝送性能(S21)には周波数特性があり、ある周波数以上になると放射が急激に増えて、伝送線路として働かなくなる。この上限目安として、S21がピークから5dB低下する周波数までを表面波使用範囲とする。なお、上限目安の周波数はスタブの高さ(H)などを設計することにより調整できる。
図3(a)〜(c)を比較すると明白なように、始端変換スタブ10aの突出高さ(ha)が高くなると、S11(反射)が大きくなる。S11(反射)が大きくなると変換効率が低下するので、−10dBまでを目処とする。
図3の(a)のグラフ(ha=1mm)に示すように、実施の形態1の高周波加熱装置において、表面波使用範囲内にて、S11(反射)が−10dBを下回る周波数帯が存在する。図3の(b)のグラフ(ha=11mm)においても、表面波使用範囲内にて、S11(反射)が−10dBを下回る周波数帯が存在する。同様に、図3の(c)のグラフ(ha=16mm)においても、表面波使用範囲内にて、S11(反射)が−10dBを下回る周波数帯が僅かに存在する。
図3の(c)に示すように、表面波変換部5における始端変換スタブ10aの突出高さ(ha)としては、伝送スタブ11の突出高さ(H)に対して60%の高さが、表面波変換部5の変換効率を高く維持できる使用可能限界となる。従って、第1のスタブである変換スタブ10におけるマイクロ波発生部2に最も近い始端変換スタブ10aの高さ(ha)が、第2のスタブである伝送スタブ11の高さ(H)の少なくとも1/2以下であれば、表面波変換部5における効率の高い変換機能を維持することができる。
さらに表面波変換部5の始端変換スタブ10aの高さ(ha)を伝送スタブ11の高さ(H)の1/2に近い寸法とすることで、表面波変換部5を構成する変換スタブ10の数を減らすことが出来、表面波変換部5の区間を短くすることが出来る。
上記のように、始端変換スタブ10aを途中の高さ(ha)から始めた複数の変換スタブ10が所定間隔を有して並設された第1のスタブ周期構造とし、表面波変換部5が短くなる構成としても、効率高く表面波に変換でき、表面波変換部5の第1のスタブ周期構造に連続して設けられた第2のスタブ周期構造の表面波伝送部6に伝送される。この結果、表面波伝送部6のスタブ先端に対して近接して被加熱部7が配置されることにより、被加熱物7は集中的に加熱され、被加熱物7に焦げ目を付けることが可能となる。
本実施の形態1の構成において、表面波伝送部6のスタブ先端と、被加熱物7底面までの鉛直方向の距離としては、数mmの範囲が好ましい。スタブ周期構造のスタブ先端と被加熱物載置部の下面との間の隙間(空気層)は、1mm程度の距離になる。
図4は、表面波伝送部6の第2のスタブ周期構造における電流流路および電界分布について説明する模式図である。図4に示すように、第2のスタブ周期構造に電流流路が形成され、電流流路の始端と終端となるスタブ先端付近で電位が逆転して、電位が異なるスタブ先端間に電界が分布する。第2のスタブ周期構造に形成される電流流路の長さは、マイクロ波の波長(λ)の1/2となる。このため、表面波伝送部6における第2のスタブである伝送スタブ11の高さは、λ/4以下となる。
図5は、表面波変換部5の第1のスタブ周期構造から連続する表面波伝送部6の第2のスタブ周期構造における電流流路および電界分布を示す図である。図5を用いて、表面波変換部5における、マイクロ波の伝送方向(図5における左から右方向)の長さ(L)を最小にする場合について説明する。
前述のように、表面波変換部5は底面となる金属板上に高さが異なる複数の金属平板である複数の変換スタブ10が所定間隔を有して並設されている。本実施の形態1においては、複数の変換スタブ10が一定の割合で段階的に構成が異なっており、即ち表面波の伝播方向に沿って徐々に高さが高くなるよう構成されているため、変換スタブ10の突出端である先端をつなぐ線は、表面波変換部5の底面に対して斜行している。
以下、図5に示す表面波変換部5において、マイクロ波発生部2に最も近い側の始端変換スタブ10aと、マイクロ波発生部2から最も遠い側の終端変換スタブ10zと、の間の距離Lを最短距離とする場合について説明する。前述のように表面波伝送部6では、スタブ先端間で電流流路が形成されて表面波を伝播するが、表面波変換部5においても同様にスタブ先端間で電流流路が形成される。
距離Lを最短距離とする場合の電流流路は、始端変換スタブ10aの突出端近傍と終端変換スタブ10zの突出端近傍との間に形成され、この電流流路の長さは、マイクロ波の波長(λ)の1/2となる。このため、始端変換スタブ10aの高さ(ha)が略0mmに近い場合には、距離Lは、λ/2から終端変換スタブ10zの高さ(hz=λ/4)を減算した長さが少なくとも必要となる。一方、始端変換スタブ10aがある程度の高さ(ha)を有する場合には、距離Lをλ/2から終端変換スタブ10zの高さ(hz=λ/4)を減算した長さからさらに始端変換スタブ10aの高さ(ha)の分だけ短くすることが可能となる。
このように表面波変換部5の始端変換スタブ10aから終端変換スタブ10z間の距離Lをλ/2から終端変換スタブ10zの高さ(hz=λ/4)を減算した長さとすることで、表面波変換部5の区間長さを最短化しつつ表面波への変換効率を高く維持することができる。
なお、上記の実施の形態1においては、表面波変換部5の変換スタブ10(第1のスタブ)および表面波伝送部6の伝送スタブ11(第2のスタブ)を複数の板状部材(平板)で構成したスタブ周期構造で説明したが、複数の棒状部材(丸柱または角柱)を金属平板上に平行に突設して構成されたスタブ周期構造でも同様の効果を奏する。図6は、表面波変換部5の変換スタブ10および表面波伝送部6の伝送スタブ11を複数の角柱である棒状部材で構成したスタブ周期構造を示す斜視図である。なお、このように棒状部材のスタブでスタブ周期構造を構成する場合、1枚の平板で構成していたスタブ部分が複数の棒状部材を所定間隔を有して一列に並設して構成される。以下で説明する実施の形態においても、板状部材のスタブ周期構造は、棒状部材のスタブ周期構造で構成することが可能であり、同様の効果を奏する。この場合、棒状部材は表面波の伝播方向に並設されており、且つ当該伝播方向に直交する方向にも並設して構成してもよい。
[実施の形態2]
以下、実施の形態2の高周波加熱装置について、実施の形態1との相違点を中心に説明する。実施の形態1の高周波加熱装置は、表面波変換部5の変換スタブ10が鉛直方向の突出高さが異なる構成であり、表面波の伝播方向に沿って徐々に高くなる構成である。実施の形態2の高周波加熱装置の構成においては、スタブ周期構造におけるスタブの変形例を示すものであり、スタブの形状および構成において実施の形態1の構成と異なっている。なお、実施の形態2の説明において、前述の実施の形態1と同じ機能、構成を有するものには同じ参照符号を付し、その説明を省略する。また、前述の実施の形態1と同じ作用を有する内容についても、説明を省略する。
図7は、実施の形態2の高周波加熱装置における表面波変換部5および表面波伝送部6のスタブ周期構造の変形例を示す斜視図である。図7に示す第1のスタブ周期構造においては、表面波変換部5の変換スタブ10の幅wが、スタブ周期構造における表面波の伝播方向(図7における右から左への方向)に沿って、徐々に広くなっている。このように第1のスタブ周期構造において、幅が最も狭い始端変換スタブ10aが導波管4におけるマイクロ波の伝送方向の中心軸(C)上に配設されている。変換スタブ10は同じ比率で徐々に幅広となっており、始端変換スタブ10aの幅wが最も狭く、終端変換スタブ10zの幅wが表面波伝送部6の伝送スタブ11と同じ幅Wとなる。このように構成されたスタブ周期構造においても、実施の形態1の構成における効果と同等な効果を奏するものとなる。
図8は、表面波変換部5および表面波伝送部6のスタブ周期構造の別の変形例を示す斜視図である。図8に示す第1のスタブ周期構造においては、表面波変換部5の隣接する変換スタブ10間の隙間pが、スタブ周期構造における表面波の伝播方向(図8における右から左への方向)に沿って、同じ比率で徐々に狭くなっている。このように構成された第1のスタブ周期構造において、隙間が最も広い変換スタブ間は、始端変換スタブ10aとその始端変換スタブ10aに隣接する次の変換スタブ10との間である。そして、変換スタブ間の隙間pは、徐々に狭くなり、最終的には表面波伝送部6のスタブ間の隙間の長さとなる。このように構成されたスタブ周期構造においても、実施の形態1の構成における効果と同等な効果を奏するものとなる。
図9は、表面波変換部5および表面波伝送部6のスタブ周期構造の更に別の変形例を示す斜視図である。図9に示す第1のスタブ周期構造においては、表面波変換部5の変換スタブ10の厚みtが、マイクロ波の伝送方向(図9における右から左への方向)に沿って、同じ比率で徐々に厚くなっている。このように構成された第1のスタブ周期構造において、厚みtが最も薄い変換スタブ10が、始端変換スタブ10aとなる。そして、変換スタブ10の厚みtが徐々に厚くなり、最終的には表面波伝送部6の伝送スタブ11の厚みと同じとなる。このように構成されたスタブ周期構造においても、実施の形態1の構成における効果と同等な効果を奏するものとなる。
前述の実施の形態1において図2および図6に示した構成、また実施の形態2において図7、図8および図9に示した構成は、それぞれを互いに組み合わせて構成することが可能であり、それぞれを組み合わせることにより、更なる効果を奏するものとなる。
また、実施の形態の構成においては、表面波伝送部6のスタブ周期構造と、加熱室1の底面となる載置板9との間の隙間を空気層として説明したが、この隙間は空気層でなく、隣接する領域と異なる誘電率を有して境界面を持つ誘電体で構成されたものでも本発明の構成としては適用可能である。
上記のように構成された本発明に係る実施の形態の高周波加熱装置においては、表面波伝送部のスタブ周期構造で効率の高い表面波伝播を行って、スタブ先端に電力が集中され、少ない消費電力で被加熱物を加熱処理し、被加熱物に対して所望の焦げ目を確実に付けることが可能となる。
さらに、本発明に係る実施の形態の高周波加熱装置においては、表面波変換部の変換効率を高く維持しつつ最小化することが出来、高周波加熱装置の小型化や高周波加熱装置の設置面積に対する加熱使用面積の最大化を実現することができる。
本発明をある程度の詳細さをもって各実施の形態において説明したが、これらの実施の形態の開示内容は構成の細部において変化してしかるべきものであり、各実施の形態における要素の組合せや順序の変化は請求された本発明の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。
本発明の高周波加熱装置は、効率の高い表面波伝播を行って、少ない消費電力で被加熱物に対して所望の焦げ目を付けることが可能となり、機器の小型化、加熱エリアの最大化が出来、調理器具として汎用性の高い装置となる。
1 加熱室
2 マイクロ波発生部
3 出力部
4 導波管
5 表面波変換部
6 表面波伝送部
7 被加熱物
8 載置皿
9 載置板
10 変換スタブ(第1のスタブ)
11 伝送スタブ(第2のスタブ)

Claims (11)

  1. マイクロ波を発生するマイクロ波発生部、
    段階的に構成が異なる周期構造を形成する複数の第1のスタブで構成された第1のスタブ周期構造を有し、前記マイクロ波発生部から空間伝播するマイクロ波を前記第1のスタブ周期構造を伝播する表面波に変換する表面波変換部、
    前記第1のスタブ周期構造に連続して配設された第2のスタブ周期構造を有し、前記第2のスタブ周期構造は、実質的に同じ形状を有する複数の第2のスタブが所定間隔を有して並設して構成され、前記表面波変換部で変換された表面波を前記第2のスタブ周期構造を伝播させる表面波伝送部、および
    前記第2のスタブ周期構造に近接して配置される加熱室、を備えた高周波加熱装置。
  2. 前記表面波変換部の前記第1のスタブ周期構造が異なる形状の前記第1のスタブで構成され、前記第1のスタブが、前記第2のスタブの高さとなるまで、表面波の伝播方向に沿って徐々に高くなるよう並設された請求項1に記載の高周波加熱装置。
  3. 前記第1のスタブにおける表面波の伝播方向に直交する幅が、前記第2のスタブの幅となるまで、徐々に幅広となるように構成された請求項1または2に記載の高周波加熱装置。
  4. 並設された前記複数の第1のスタブにおける表面波の伝播方向に隣接する第1のスタブの間隔が、徐々に長くなるように構成された請求項1から3のいずれか一項に記載の高周波加熱装置。
  5. 前記第1のスタブにおける表面波の伝播方向の厚みが、徐々に厚くなるように構成された請求項1から4のいずれか一項に記載の高周波加熱装置。
  6. 前記複数の第1のスタブにおける前記マイクロ波発生部に最も近い始端となる第1のスタブの高さが、前記第2のスタブの高さの少なくとも1/2以下である請求項1から5のいずれか一項に記載の高周波加熱装置。
  7. 前記複数の第1のスタブにおいて、前記マイクロ波発生部から最も近い始端となる第1のスタブから、前記マイクロ波発生部から最も遠い終端となる第1のスタブまでの表面波の伝播方向の距離が、前記マイクロ波発生部からのマイクロ波の波長の1/4以上である請求項1から6のいずれか一項に記載の高周波加熱装置。
  8. 前記複数の第1のスタブにおいて、前記マイクロ波発生部から最も近い始端となる第1のスタブ先端から、前記マイクロ波発生部から最も遠い終端となる第1のスタブ先端までの経路により形成される電流の流路の長さが、前記マイクロ波発生部からのマイクロ波の波長の1/2となる請求項1から7のいずれか一項に記載の高周波加熱装置。
  9. 前記第1のスタブおよび前記第2のスタブは、表面波の伝播方向に直交する長手方向に延びる辺を有する複数の板状部材により構成され、当該板状部材が前記加熱室に向かって突設して並設された請求項1から8のいずれか一項に記載の高周波加熱装置。
  10. 前記第1のスタブおよび前記第2のスタブは、前記加熱室に向かって突設した複数の棒状部材により構成され、当該棒状部材が表面波の伝播方向に並設され、且つ当該伝播方向に直交する方向に並設された請求項1から8のいずれか一項に記載の高周波加熱装置。
  11. 前記第2のスタブの高さは、27mm以下である請求項1から10のいずれか一項に記載の高周波加熱装置。
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