JP2018031959A - 医療トレーニングシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】医療トレーニングシステム100において、指導者が、学習者の行動記録を極めて容易に行えるようにする。【解決手段】症例を発生可能に構成された人体模型1と、前記症例が発生している人体模型1に対する学習者の各行動を記録するための情報処理装置3とを備えており、前記情報処理装置3は、前記各行動に対応してそれぞれ定められた複数種類の行動記録ボタン4と、行動記録ボタン4が操作されたことを検知し、その行動記録ボタンが示す行動を記録する行動記録部3cとを備えており、前記行動記録ボタン4に、行動を示唆するシンボル42を表示するようにした。【選択図】図5
Description
本発明は、例えば人体模型を使って学習者に医療行動、看護行動、介護行動等を実習させるための医療トレーニングシステムに関するものである。
特許文献1に示すように、特定の症例を発生させた人体模型(以下、モデルともいう。)に対して、学習者が種々の措置を講じることができるようにした実習型の医療トレーニングシステムが知られている。
このような医療トレーニングシステムにおいて、前記モデルには、種々の症例を発生させるための種々のアクチュエータが組み込まれているとともに、このモデルを制御するための情報処理装置が設けられている。
指導者や実習オペレータは、この情報処理装置を操作して前記モデルに症例を発生させる一方で、該症例に対する学習者の行動を逐次記録し、学習成果を確認できるようにしてある。
しかしながら、このような従来の医療トレーニングシステムでは、オペレータ(指導者)に、医療トレーニングシステムの「操作スキル」が要求されるので、本来の目的である学習者の観察や教育指導に注力することが難しい。
例えば、ある症例又はその変化に対して学習者が行うべき行動が多岐に亘り、かつ、それら各行動を迅速に次々と行わなければならない場合などには、医療トレーニングシステムを操作しながら学習者の行動を観察し、記録する指導者等の負担は極めて大きくなる。
例えば、ある症例又はその変化に対して学習者が行うべき行動が多岐に亘り、かつ、それら各行動を迅速に次々と行わなければならない場合などには、医療トレーニングシステムを操作しながら学習者の行動を観察し、記録する指導者等の負担は極めて大きくなる。
また、その結果として、指導者のレベルや裁量に依存する傾向となって、教育の質を十分に担保できないという不具合が生じ得る。
本発明はかかる不具合に鑑みてなされたものであって、この種の医療トレーニングシステムにおいて、学習者の行動記録を極めて容易に行えるようにし、ひいては、本来の目的である学習者の観察や教育指導に注力できるようにして教育の質の向上を図ることをその主たる所期課題としたものである。
すなわち、本発明に係る医療トレーニングシステムは、人体を模した症例を発生可能に構成された人体模型と、前記症例が発生している前記人体模型に対する学習者の各行動を記録するための情報処理装置とを備えたものであって、
前記情報処理装置が、前記各行動に対応してそれぞれ定められた複数種類の行動記録ボタンと、行動記録ボタンが操作されたことを検知し、その行動記録ボタンが示す行動を記録する行動記録部とを備えたものであり、前記行動記録ボタンに、行動を示唆するシンボルが表示してあることを特徴とする。
前記情報処理装置が、前記各行動に対応してそれぞれ定められた複数種類の行動記録ボタンと、行動記録ボタンが操作されたことを検知し、その行動記録ボタンが示す行動を記録する行動記録部とを備えたものであり、前記行動記録ボタンに、行動を示唆するシンボルが表示してあることを特徴とする。
このようなものであれば、オペレータ(指導者)は、学習者の一連の各行動を、対応する「行動記録ボタンを押す」だけで容易に記録することができる。しかもこの行動記録ボタンには、前記行動を示唆するシンボルが表現されており、学習者の行動に対する行動記録ボタンを一目で直感的に選択できるように構成されているので、オペレータ(指導者)による記録動作の負担や記録間違いなどのミスを大幅に軽減できるようになる。
また、その結果、オペレータ(指導者)は、本来の目的である学習者の観察や教育指導に注力できるので、教育の質の向上を図ることができる。
また、その結果、オペレータ(指導者)は、本来の目的である学習者の観察や教育指導に注力できるので、教育の質の向上を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る医療トレーニングシステム100について図面を参照して説明する。
この医療トレーニングシステム100は、例えば医学部、看護学部、各種専門学校において医療行動、看護行動、介護行動等を学習者に実習させるために用いられるものであり、図1に示すように、人体模型(以下、モデル1ともいう。)とこれに接続された情報処理装置3とを備えている。
前記モデル1は、ヒトの全身を模したモデル本体11と、このモデル本体11に埋め込まれたアクチュエータ12とを備えたものである。アクチュエータ12は、人体と同様なバイタル状態を、学習者からみて測定又は観測可能に前記モデル本体11に発現させ、この総合的なバイタル状態から把握される模擬的な症例を発生させるためのものである。
なお、ここでいうバイタル状態とは、顔色、音声、呼吸音、心音、腸音、体温、脈拍、血圧、SpO2などで表される生体状態のことである。
なお、ここでいうバイタル状態とは、顔色、音声、呼吸音、心音、腸音、体温、脈拍、血圧、SpO2などで表される生体状態のことである。
この実施形態では、モデル本体11に、例えば、顔色を変えるLED発色アクチュエータ12や、音声、呼吸音、心音、腸音等を対応する箇所でそれぞれ発生させるスピーカの他、ソレノイドによる往復動を利用した脈拍ジェネレータなどが設けられている。
ただし、体温や血圧、SpO2値などについては、モデル1にアクチュエータ12が備えられているわけではなく、モデル1に付帯して設けられた体温計、血圧計、SpO2計などの測定装置13が、前記情報処理装置3からの指令によって模擬的な値を発生する特別な構造のもの(以下、模擬測定装置13ともいう。)となっている。
ただし、体温や血圧、SpO2値などについては、モデル1にアクチュエータ12が備えられているわけではなく、モデル1に付帯して設けられた体温計、血圧計、SpO2計などの測定装置13が、前記情報処理装置3からの指令によって模擬的な値を発生する特別な構造のもの(以下、模擬測定装置13ともいう。)となっている。
情報処理装置3は、物理的にいえば、図2に示すように、CPU、メモリ、ドライバ、I/Oポートなどを内蔵した装置本体31と、この装置本体31に接続されたディスプレイ32、入力装置33などを有するいわゆるコンピュータである。この実施形態では、装置本体31にディスプレイ32と入力装置33とが一体化された汎用のタブレット型のものを情報処理装置3として用いている。なお、情報処理装置として、デスクトップ型のものや専用に開発されたものを用いても構わない。
また、この情報処理装置3は、前記メモリに格納されたプログラムにしたがってCPUやその周辺機器が協動することにより、機能的にいえば、図3に示すように、モデル制御部3a、表示部3b、行動記録部3c等としての機能を発揮する。
モデル制御部3aは、モデル1(のアクチュエータ12や前記模擬測定装置13)を制御するものであり、この実施形態において、該モデル制御部3aによる制御には、少なくとも2つのモードが用意されている。
その一方は、コントロールモードと称している、いわば手動制御モードともいうべきものである。
このコントロールモードでは、図3に示すような、所定の制御画面がディスプレイ32に表示される。該制御画面において、オペレータが所望のアクチュエータ12や模擬測定装置13に対するタッチ操作などを行うと、モデル制御部3aはその操作を検知し、その操作に対応するアクチュエータ12や模擬測定装置13を個別に制御する。
すなわち、このコントロールモードにおいては、オペレータの望む症例をオペレータの手動操作によってモデル1に発現させることができる。
このコントロールモードでは、図3に示すような、所定の制御画面がディスプレイ32に表示される。該制御画面において、オペレータが所望のアクチュエータ12や模擬測定装置13に対するタッチ操作などを行うと、モデル制御部3aはその操作を検知し、その操作に対応するアクチュエータ12や模擬測定装置13を個別に制御する。
すなわち、このコントロールモードにおいては、オペレータの望む症例をオペレータの手動操作によってモデル1に発現させることができる。
他方は、シナリオモードと称している、いわば自動制御モードともいうべきものである。
シナリオとは、モデル1に発現させる症例の経時変化を示すものであり、その経時変化は患者(モデル1)に対する行動によって幾通りにも変わる。本実施形態では、このシナリオを示すシナリオデータが、図3に示すように、メモリの所定領域に設定されたシナリオデータ格納部3dに予め格納されている。
前記モデル制御部3aは、オペレータが選択したシナリオを前記シナリオデータ格納部3から取得し、そのシナリオデータに応じた症例を自動的にモデル1に発現させ、かつ、その症例が、学習者の対応によって経時的に変化するように前記各アクチュエータ12や模擬測定装置13を制御する。
前記表示部3bは、ディスプレイに映像信号を送信してその表示を制御するものであり、ここでは、予め定められた複数種類の行動記録ボタン4が一覧に表示された記録画面(図5に示す)を前記ディスプレイ32に表示する機能を少なくとも有している。
行動記録ボタン4の形態は、予め定められた複数種類がメモリの所定領域に設定された行動記録ボタン格納部3fに格納されており、該表示部3eは、選択されたシナリオに対応する行動記録ボタン4を、前記行動記録ボタン格納部3fから選択して表示する。
なお、この表示部3bによる記録画面の表示は、前記シナリオモードにおいてのみ行われる。
行動記録ボタン4の形態は、予め定められた複数種類がメモリの所定領域に設定された行動記録ボタン格納部3fに格納されており、該表示部3eは、選択されたシナリオに対応する行動記録ボタン4を、前記行動記録ボタン格納部3fから選択して表示する。
なお、この表示部3bによる記録画面の表示は、前記シナリオモードにおいてのみ行われる。
行動記録ボタン4とは、前記シナリオモードにおいて学習者が為すべき行動を示すものであり、学習者がモデル1に対して為した行動を記録するためのものである。この実施形態では、複数の行動記録ボタン4が、ディスプレイ32の同一ウィンドウにおいて、問診、観察、アセスメント(気付き)、対応(処置)の4つの大分類に区分けされた4領域に同時にそれぞれ表示してある。
問診領域には、問診に属する各種行動を示す行動記録ボタン4が表示されている。ここでは、例えば、主訴、持続性、嘔吐、腹部膨満感、食事状況、口腔内乾燥感、倦怠感等を示す行動記録ボタン4が設けてある。
観察領域には、患者(モデル1)のバイタル測定に属する各種行動を示す行動記録ボタン4が表示されている。ここでは、例えば、心音聴診、呼吸音聴診、腸音聴診、脈拍測定、血圧測定、SpO2測定、呼吸数測定、体温測定等を示す行動記録ボタン4が設けてある。
アセスメント領域には、患者(モデル1)に対して学習者が気づいた事項を示す行動記録ボタン4が表示されている。ここでは、例えば、頻脈、血圧低下、体温上昇、顔色青ざめ、腸蠕動音異常等を示す行動記録ボタン4が設けてある。
対応領域には、患者(モデル1)に対して学習者が講じた対応や処置を示す行動記録ボタン4が表示されている。ここでは、例えば、不安軽減、報告/要請、点滴の要請、救急搬送、患者・家族への説明等を示す行動記録ボタン4が設けてある。
しかして、上述した行動記録ボタン4は、同図に示すように、該記録画面上において、それぞれ矩形枠で表示されるものであり、各行動記録ボタン4の矩形枠内には、行動内容を表す文字41がそれぞれ表示してあるところ、この実施形態では、一部の行動記録ボタン4において、矩形枠内に文字の他、当該行動を示唆する絵図42(以下、シンボル42ともいう)が表示してある。特に観察に属する各行動記録ボタン4には、全てシンボル42が表示してある。
さらにこの実施形態では、前記各4領域にそれぞれ第2行動記録ボタン5が設けてある。この第2行動記録ボタン5とは、前記行動記録ボタン4にない行動を学習者がとったときにそれを記録するためのものである。この第2行動記録ボタン5の操作によっては、当然のことながら学習者に為した行動内容を記録することはできないが、ここでは、その行動の良否について複数段階(ここでは2段階)の記録ができるようにしてある。そのために、ここでは、第2行動記録ボタン5として2種類が設けてあり、その一つは、笑った顔を模した良判定ボタン51と、困った顔を模した否判定ボタン52である。なお、行動内容の記録は、後述する振り返り画面において行えるようにしてある。
前記行動記録部3cは、前記行動記録ボタン4又は第2行動記録ボタン5をオペレータが押したことを検知し、その行動記録ボタン4又は第2行動記録ボタン5の示す内容を学習者が為した旨を、メモリの所定領域に記録するものである。このとき、該行動記録部3cは、行動内容に加えて、当該行動がなされた時刻(行動記録ボタン4が押された時刻)、シナリオの種類などをこれに紐づけて記録する。
次に、このように構成した医療トレーニングシステム100の動作及び操作方法を、シナリオモードを中心に以下に簡単に説明する。
この医療トレーニングシステム100を起動し、指導者が、モード選択画面(図示しない)でシナリオモードを選択入力し、さらに続くシナリオ選択画面(図示しない)で所望のシナリオを選択入力すると、ディスプレイ32には、図5〜図8に示すような、学習ポイント、患者情報、状況設定、シナリオなどのタブで画面を切り替えることのできるシミュレーショントレーニング画面が表示される。
このシミュレーショントレーニング画面のうち、学習ポイント、患者情報、状況設定に係る各画面(図6〜図8)には、予め定められてメモリに記憶された学習ポイント、患者情報及び状況設定に関する詳細情報が表示され、指導者は、学習要項や患者情報等を確認することができる。
しかして、シミュレーショントレーニング画面で、指導者がシナリオタブを選択すると、前述した記録画面(図5に示す)が表示される。指導者がこの記録画面に設けられたスタートボタンを押すことによって、予め定めた症例がモデル1に自動的に発現する。
指導者はこのスタートボタンを押した後、学習者に合図して実習を開始させる。
実習中、指導者は学習者を観察しながら、該学習者がモデル1に対して何らかの行動を行ったときに、記録画面においてその行動に対応する行動記録ボタン4を押す。
又、学習者が、前記行動記録ボタン4にない行動であって、記録しておきべき行動をとった場合は、その行動の良否だけを記録すべく、良判定ボタン51又は否判定ボタン52を押す。
実習中、指導者は学習者を観察しながら、該学習者がモデル1に対して何らかの行動を行ったときに、記録画面においてその行動に対応する行動記録ボタン4を押す。
又、学習者が、前記行動記録ボタン4にない行動であって、記録しておきべき行動をとった場合は、その行動の良否だけを記録すべく、良判定ボタン51又は否判定ボタン52を押す。
このことによって、前記行動記録部3cが、行動記録ボタン4が押されたのであれば、その行動記録ボタン4の示す行動の内容を、また、第2行動記録ボタン5が押されたのであれば、その行動の良否のみを、その行動がなされた時刻(具体的には、実習がスタートしてからの経過時間)、その行動の属する分類(ここでは問診、観察、アセスメント、対応のいずれか)、シナリオの種類などを紐づけて、メモリの所定領域に設定した行動格納部3e(図3に示す)に格納する。
なお、この実習中、指導者は、モデル1の症例、つまり各バイタル情報を表示するバイタル情報画面(図9に示す)を、画面切り替え操作によって、ディスプレイ32に表示させ、これを見ることができる。また、この情報処理装置3には学習者用のディスプレイ32を接続することができ、該学習者用のディスプレイ32には、前記バイタル情報画面に設けられた表示ON/OFFボタンで選択されたバイタル情報のみを表示させることができるようにしてある。
最終的に、シナリオ、すなわち実習が終了すると、前記記録画面を、いくつかの種類の結果画面(ここでは振り返り画面と称している。)に切り替えることができるようになっている。例えば、図10に示す振り返り画面には、前記行動格納部3eに格納された行動データが示す学習者の各行動が、その時刻及びその行動の属する分類などとともに表形式で表示される。
また、この振り返り画面では、各行動それぞれについて、評価などのメモを、指導者(オペレータ)が実習後(あるいは実習中)に入力でき、かつ、その内容をファイルとしてメモリの所定領域に保存することもできる。
しかして、このように構成した医療トレーニングシステム100によれば、予め複数の患者状態「シナリオ」が登録されており、様々な患者を想定したトレーニングを行うことができる。
また、モデル1に発現するバイタル状態が、シナリオに応じて自動で経時変化するため、オペレータ(指導者)は、状態変化させるための特別な操作をする必要がない。
また、モデル1に発現するバイタル状態が、シナリオに応じて自動で経時変化するため、オペレータ(指導者)は、状態変化させるための特別な操作をする必要がない。
しかもこの行動記録ボタン4には、前記行動を象徴するシンボル42が表現されており、学習者の行動に対する行動記録ボタン4を一目で直感的に選択できるように構成されている。
そしてこれらが相俟って、オペレータ(指導者)は、時間をかけることなく、しかも確実に、学習者の記録をすることができるようになり、その結果、本来の目的である学習者の観察や教育指導に注力して、教育の質の向上を図ることができるようになる。
そしてこれらが相俟って、オペレータ(指導者)は、時間をかけることなく、しかも確実に、学習者の記録をすることができるようになり、その結果、本来の目的である学習者の観察や教育指導に注力して、教育の質の向上を図ることができるようになる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、振り返り画面において、前記分類、すなわち、問診、観察、アセスメント、対応ごとの評価、あるいは、全体の行動についての評価などを入力できるようにしてもよいし、あと入力された評価などを含んだ記録を、学習者に紐づけてメモリに記録できるようにしても構わない。
例えば、振り返り画面において、前記分類、すなわち、問診、観察、アセスメント、対応ごとの評価、あるいは、全体の行動についての評価などを入力できるようにしてもよいし、あと入力された評価などを含んだ記録を、学習者に紐づけてメモリに記録できるようにしても構わない。
また、行動記録ボタンを学習目標と紐づけ、自動的に学習の達成度を情報処理装置が演算し、振り返り画面において前記学習達成度を提示するようにしてもよい。このようにすれば、実習後の振り返りを円滑に行うことができる。
この学習達成度の演算について、より具体的に説明する。
例えば、シナリオ毎にあるいは学習目標毎に、行動記録ボタンが示す各行動にそれぞれ重要度(あるいは重みづけ係数)を設定し、これらを予めメモリに格納しておく。
情報処理装置は、あるシナリオで学習者のとった各行動を、行動記録ボタンの操作から検出し、それら行動記録ボタンの示す各行動の重要度を足し合わせる。そして、その値から前記学習達成度を算出し、振り返り画面に表示する。
例えば、シナリオ毎にあるいは学習目標毎に、行動記録ボタンが示す各行動にそれぞれ重要度(あるいは重みづけ係数)を設定し、これらを予めメモリに格納しておく。
情報処理装置は、あるシナリオで学習者のとった各行動を、行動記録ボタンの操作から検出し、それら行動記録ボタンの示す各行動の重要度を足し合わせる。そして、その値から前記学習達成度を算出し、振り返り画面に表示する。
シナリオを、オペレータ(指導者)が、テンプレートへの情報入力だけで新規作成できるほか、予め登録されたものを改編することもできるようにしてもよい。このようにすれば、学習目的に合わせた患者状態を容易に作り出すことができる。
また、行動記録ボタンも、規定のボタンから選択するだけでなく、自由入力、自由編集ができるようにしてもよい。
さらに行動記録ボタンは、文字を必ずしも表示する必要はないし、ディスプレイに表示したもののみならず、物理的なボタンを設け、そのボタンにシンボルを表示するようにしてもよい。
人体模型は、全身ではなく、その一部でもよい。
その他、本発明の趣旨に反しない限りにおいて様々な実施形態の組み合わせや変形を行って構わない。
さらに行動記録ボタンは、文字を必ずしも表示する必要はないし、ディスプレイに表示したもののみならず、物理的なボタンを設け、そのボタンにシンボルを表示するようにしてもよい。
人体模型は、全身ではなく、その一部でもよい。
その他、本発明の趣旨に反しない限りにおいて様々な実施形態の組み合わせや変形を行って構わない。
1・・・人体模型(モデル)
3・・・情報処理装置
3c・・・行動記録部
4・・・行動記録ボタン
42・・・シンボル
3・・・情報処理装置
3c・・・行動記録部
4・・・行動記録ボタン
42・・・シンボル
Claims (1)
- 人体を模した症例を発生可能に構成された人体模型と、前記症例が発生している前記人体模型に対する学習者の各行動を記録するための情報処理装置とを備えたものであって、
前記情報処理装置が、前記各行動に対応してそれぞれ定められた複数種類の行動記録ボタンと、行動記録ボタンが操作されたことを検知し、その行動記録ボタンが示す行動を記録する行動記録部とを備えたものであり、
前記行動記録ボタンに、行動を示唆するシンボルが表示してあることを特徴とする医療トレーニングシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016165690A JP2018031959A (ja) | 2016-08-26 | 2016-08-26 | 医療トレーニングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016165690A JP2018031959A (ja) | 2016-08-26 | 2016-08-26 | 医療トレーニングシステム |
Publications (1)
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JP2018031959A true JP2018031959A (ja) | 2018-03-01 |
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ID=61302992
Family Applications (1)
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JP2016165690A Pending JP2018031959A (ja) | 2016-08-26 | 2016-08-26 | 医療トレーニングシステム |
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JP (1) | JP2018031959A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020047025A (ja) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | 学校法人立命館 | 医療トレーニングを支援する情報処理装置 |
-
2016
- 2016-08-26 JP JP2016165690A patent/JP2018031959A/ja active Pending
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JP2020047025A (ja) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | 学校法人立命館 | 医療トレーニングを支援する情報処理装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20160913 |