JP2018029797A - 昇降可能なフットサポートを有す車椅子 - Google Patents
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Abstract
Description
ところで、従来の車椅子では足を載せる上記フットサポートの高さは基本的に固定され、何時でも自由に変えることは出来ない構造と成っているが、本発明では該フットサポートの高さを自由に無段階に変えることが出来るように成っている。
そこで、車椅子にはフットサポートをスライドさせる為のスライド装置(スライド手段)を備えていて、スライド装置の操作は椅子に座ったままの状態で行うことが出来るように、操作部は手元に設けている。ただし、上記スライド装置の具体的な構造を限定するものではない。
上記スライド装置は車椅子に座ったままで操作することが出来、その為に介護者の手を煩わせることなく行い得る。
そして、身体障害者は椅子3に座ると共に足はフットサポート7,7に載せることが出来、該フットサポート7,7は足を載せるためにほぼ水平に倒れた状態で配置されているが、車椅子に乗り降りする際にはこのフットサポート7,7の存在が邪魔になる。その為に、従来の一般的な車椅子の場合、このフットサポート7,7を垂直に起立することが出来るように軸を中心として回転することが出来る。
ところで、上記実施例として図3、図4に示すように、車椅子のフレーム前方側が降下してフットサポート7,7は地面に接地することが出来るように構成している。その為に、フレームには昇降装置を装着している。
この昇降装置9から脚10が下方へ延び、該脚10の先端(下端)に上記キャスター2を取付けている。したがって、昇降装置9が作動して脚10が収縮することでフレームの前方側が降下し、同時にフットサポート7は降下して地面に接地することが出来る。
すなわち、車椅子は金属製のフレームで構成していて、座部11と背凭れ6を有し、該車椅子を構成するフレームは2個の後輪1,1と2個のキャスター2,2にて支持されている。そして、キャスター2,2はその向きを自由に変えることが出来るように成っている為に、車椅子は目的の場所へ移動することが出来る。
一般的な車椅子の場合、背凭れ6にはハンドル4,4を備えていて、介護者はこのハンドル4,4を握って車椅子を押すことが出来る。
また、車椅子の外側にはブレーキハンドル12,12が取付けられ、該ブレーキハンドル12,12を操作してブレーキを掛けるならば、上記後輪1,1がロックされるように構成している。
そして、脚10の上端にはナット13が取着されていて、ナット13はスクリューロッド14に螺合すると共に回転することなくシリンダー15に沿って上下方向にスライドすることが出来る。スクリューロッド14はシリンダー15に対して定位置に配置されて回転することが出来、この回転によってナット13は上下方向にスライドするように構成している。
逆に、スクリューロッド14が回転してナット13が降下するならば、シリンダー15から延びる脚10は下方へ伸びる。
キャスター2は地面に接している為に、昇降装置9を構成するシリンダー15が上昇し、シリンダー15を取着しているフレームの前方側が上昇して上記フットサポート7は地面から離れる。
上記足掛けプレート19は概略長方形を成して車椅子に乗った状態で足を掛けることが出来るようにほぼ水平に倒され、揺動部材20に軸23を介して取付けられている。従って、足掛けプレート19は軸23を中心として揺動し、不必要な時には図10に示すように垂直に起立することが出来る。
図9では上記ピン25が円弧状長穴24の上端部に位置して足掛けプレート19は傾斜している。フットプレート7が上昇して足掛けプレート19が地面から離れるならば、足掛けプレート19の自重によって軸ピン28を中心として揺動し、図9のように角度θにて傾斜する。
図11〜図13はフットサポート7が地面に接地している場合を示している。フットサポート7はガイドポスト21に沿ってスライドして上下動することが出来る。また、フットサポート7は前フレーム8の昇降動に伴って、上下動することも出来る。
図11〜図13はフットサポート7がガイドポスト21に沿ってスライドして下端に位置すると共に、昇降装置9が作動して前フレーム8が降下した状態である。フットサポート7のみがガイドに沿って下方へスライドしても地面に接地することはなく、フットサポート7が接地するには前フレーム8が降下しなくてはならない。
すなわち、背が高くて足の長い人であれば、フットサポート7を下方に配置して車椅子に乗ることが出来、逆に背が低くて足の短い人はフットサポート7の位置を高くして足が届くようにする。
前記図5に示しているように、取付け部材22にはワイヤー27の先端が連結し、このワイヤー27を引くことで上記フットサポート7は上昇することが出来る。逆に降下する場合には、フットサポート7の自重によって、又は足掛けプレート19に足を載せて下方へ押圧すればよい。
一方、フットサポート7から延びるワイヤー27を昇降装置9のシリンダー15に繋ぎ、該シリンダー15の昇降動に連動させることも可能である。
この状態で昇降装置9が作動して前フレーム8が降下するならば、フットサポート7はガイドポスト21に沿ってスライド降下し、地面に接地することが出来る。
したがって、昇降装置9が作動して前フレーム8が降下すると同時にフットサポート7はガイドポスト21に沿って下方へスライドして地面に接地することが出来る。逆に、地面に接地しているフットサポート7は前フレーム8が上昇すると同時にガイドポスト21に沿って上方へスライドする。
2 キャスター
3 椅子
4 ハンドル
5 ハンドリム
6 背凭れ
7 フットサポート
8 前フレーム
9 昇降装置
10 脚
11 座部
12 ブレーキハンドル
13 ナット
14 スクリューロッド
15 シリンダー
16 モータ
17 ギヤ
18 穴
19 足掛けプレート
20 揺動部材
21 ガイドポスト
22 取付け部材
23 軸
24 円弧状長穴
25 ピン
26 筒部
27 ワイヤー
28 軸ピン
Claims (5)
- 足腰の悪い老人や身体障害者などが使用する車椅子において、キャスターより前方に設けた前フレームには椅子に腰掛けて足を載せるフットサポートを備え、該フットサポートは前フレームに設けたガイドに沿って上下方向にスライド可能とし、該フットサポートをスライドさせる為の操作部を手元部に設けたことを特徴とする昇降可能なフットサポートを有す車椅子。
- キャスターによって支持されるフレームの前方側が昇降するように昇降装置を備え、車椅子に乗降りする際には適度な角度で傾斜しているフットサポートの足掛けプレートが上記前フレームが降下することで地面に全面が接地してほぼ水平になるように、該足掛けプレートは前方側が軸ピンにて軸支されて揺動可能とした請求項1記載の昇降可能なフットサポートを有す車椅子。
- フットサポートは前フレーム側に取付けられている取付け部材と該取付け部材に軸ピンを介して所定の範囲内で揺動可能に取付けられている揺動部材、及び該揺動部材に軸を介して取付けた足掛けプレートにて構成した請求項2記載の昇降可能なフットサポートを有す車椅子。
- 上記前フレームに嵌るガイドポストを有し、該ガイドポストに取付け部材をスライド可能に取付けた請求項2、又は請求項3記載の昇降可能なフットサポートを有す車椅子。
- 上記フットサポートに繋いだワイヤーを延ばして上記昇降装置に連結すると共に、該ワイヤーはチューブの穴に挿通され、昇降装置の昇降動に連動してフットサポートがガイドポストに沿ってスライドするようにした請求項2、請求項3、又は請求項4記載の昇降可能なフットサポートを有す車椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016164449A JP2018029797A (ja) | 2016-08-25 | 2016-08-25 | 昇降可能なフットサポートを有す車椅子 |
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Cited By (1)
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2016
- 2016-08-25 JP JP2016164449A patent/JP2018029797A/ja active Pending
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