JP2018029561A - 作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】操縦部の側方に収穫作業装置を備える作業機について、幅広い作業対応性を有する機体構成を可能とする作業機を提供する。【解決手段】作業機は、機体フレーム(2)と、作業者が搭乗する操縦部と、機体を走行支持する左右の走行装置(4,4)とを備えて構成され、前記機体フレーム(2)は、前記操縦部を装着する操縦部フレーム(3a)と、前記走行装置(4,4)を装着する走行フレーム(4a)とによって構成し、前記操縦部フレーム(3a)及び前記走行フレーム(4a)は、角材を矩形に構成し、前記操縦部フレーム(3a)と前記走行フレーム(4a)の一側方を一本の側面連結枠材(Sa)で連結し、前記操縦部フレーム(3a)の前部を一本の前部枠材(Ea)で構成し、前記走行フレーム(4a)の後部を一本の後部枠材(Eb)で構成することにより、基本構成部の自由度と強度をともに確保可能とするものである。【選択図】図3

Description

本発明は、操縦部の片側方に収穫作業装置を備える作物収穫用の作業機に関する。
先行特許文献1に記載の根菜類収穫機は、作物収穫用の作業機として、機体フレームの前側左右一側の上部に操縦部を設け、左右の下部に左右の走行装置を設け、左右一側の走行装置を上下動させる上下調節機構を備えている。
特許第4345477号公報
しかしながら、上記の構成では、操縦部の位置は設計に拘束され、操縦位置を変更するときは設計を変更する必要があるので、作業者によっては操作性や作業能率を向上させられない問題がある。
また、操縦部を構成する各操作レバーは、操作を伝動する伝動機構を設ける必要があるので、容易に取付位置を変更できない問題がある。
そして、走行装置の左右間隔を変更できないことにより、左右の走行装置が同じ高さで走行できず、左右どちらか一方に傾斜した状態で走行することになり、操作性や作業能率が低下する問題がある。
本発明の目的は、操縦部の側方に収穫作業装置を備える作業機について、幅広い作業対応性を有する機体構成を可能とする作業機を提供することにある。
請求項1に係る発明は、機体フレーム(2)と、作業者が搭乗する操縦部(3)と、機体を走行支持する左右の走行装置(4,4)とを備える作業機において、前記機体フレーム(2)は、前記操縦部(3)を装着する操縦部フレーム(3a)と、前記走行装置(4,4)を装着する走行フレーム(4a)とによって構成し、前記操縦部フレーム(3a)及び前記走行フレーム(4a)は、角材を矩形に構成し、前記操縦部フレーム(3a)と前記走行フレーム(4a)の一側方を一本の側面連結枠材(Sa)で連結し、前記操縦部フレーム(3a)の前部を一本の前部枠材(Ea)で構成し、前記走行フレーム(4a)の後部を一本の後部枠材(Eb)で構成したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記後部枠材(Eb)と前記側面連結枠材(Sa)が形成する角部および、前記後部枠材(Eb)と前記走行フレーム(4a)の他側の側面連結枠材(Sb)が形成する角部に、作業装置を装着する装着補強部材(5,5)を各々設け、前記前部枠材(Ea)と前記後部枠材(Eb)は中空の角材で構成し、夫々の中空部が前記側面連結枠材(Sa,Sb)から露出することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記走行フレーム(4a)に、前記左右の走行装置(4,4)を左右間隔調節可能に支持する左右の轍間フレーム(6,6)と、この左右の轍間フレーム(6,6)の左右間隔を変更する間隔調節装置(6a)とを設け、前記左右の走行装置(4,4)の後端部は、前記走行フレーム(4a)の後端部よりも機体前側に配置し、前記走行フレーム(4a)の後部枠材(Eb)に回動可能に間隔変更用のスタンド(6b)を設け、このスタンド(6b)を前記走行フレーム(4a)の左右幅内に収納可能に構成したことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1から3のいずれか1項に係る発明において、前記操縦部フレーム(3a)の左右幅は、前記走行フレーム(4a)の左右幅より小さく形成し、前記操縦部フレーム(3a)は、前記走行フレーム(4a)の左右いずれかの側端部に選択的に装着可能に構成し、前記操縦部フレーム(3a)は、操縦座席(7)と、この操縦座席(7)の前方位置で表示パネル(8a)を設けた前側操縦ユニット(8)と、前記操縦座席(7)の側方位置で変速操作レバー(L1)および伝動切替レバー(L2)を設けた側部操縦ユニット(9)とを備え、前記前側操縦ユニット(8)と前記側部操縦ユニット(9)とを別体に構成したことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において、前記操縦部フレーム(3a)に、エンジン(10)と、エンジンカバー(10a)と、このエンジンカバーの側方位置で前記操縦部フレーム(3a)の左右幅内に構成したラジエタカバー(10b)とを装着し、前記エンジンカバー(10a)の上部に前記操縦座席(7)を配置するとともに、前記エンジンカバー(10a)の機体内側で且つ後部に、機体上部を覆うバイザを支持するバイザ支持フレーム(10c)を立設したことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項4に係る発明において、前記機体フレーム(2)には、圃場作物の収穫作業を行う収穫作業装置と、前記左右の走行装置(4,4)の前後進及び出力を切り替える無段変速装置(12)と、前記左右の走行装置(4,4)及び前記収穫作業装置に伝動するミッションケース(13)と、前記左右の走行装置(4,4)及び前記収穫作業装置への伝動を入切する作業クラッチと、前記操縦座席(7)の側方で、且つ前記側部操縦ユニット(9)を設ける側の反対側で前記収穫作業装置の作業高さおよび、前記左右の走行装置(4,4)を操作して機体の進行方向を変更する作業操作レバー(L3)を設けた第二側部操縦ユニット(15)と、前記変速操作レバー(L1)、前記伝動切替レバー(L2)および前記作業操作レバー(L3)の操作を検知する各々の操作検知部材と、前記変速操作レバー(L1)の操作に合わせて前記無段変速装置(12)の出力を変更する変速アクチュエータと、前記クラッチ入切レバー(L2)の操作に合わせて前記作業クラッチを入切するクラッチアクチュエータと、前記作業操作レバー(L3)の操作に合わせて前記収穫作業装置の作業高さを変更する昇降アクチュエータと、前記作業操作レバー(L3)の操作に合わせて前記左右の走行装置(4,4)を操作する走向アクチュエータと、上記各機器を制御する制御装置とを装着し、前記側部操縦ユニット(9)と前記第二側部操縦ユニット(15)は、各々着脱可能とすると共に、前記操縦座席(7)の左右側部に選択的に配置可能としたことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項3に係る発明において、前記左右の走行装置(4,4)の左右間隔を検知する間隔センサを前記間隔調節装置(6a)と対応して設け、これら間隔センサ、間隔調節装置(6a)および前記轍間フレーム(6,6)を前後方向に複数配置し、前記複数の間隔センサが検知する左右間隔に差が生じた場合に前記間隔調節装置(6a)を停止させ、または、報知部材を作動させる制御装置を設けたことを特徴とする。
請求項1に係る発明は、角材を矩形に配置して操縦部フレーム(3a)と走行フレーム(4a)とを構成することにより、強度の向上を図ると共に、内部に空間部を形成することができる。
操縦部フレーム(3a)と走行フレーム(4a)とを一本の側面連結枠材(Sa)で連結することにより、機体フレーム(2)全体の強度の向上が図られる。
操縦部フレーム(3a)の前部を一本の前部枠材(Ea)、走行フレーム(4a)の後部を一本の後部枠材(Eb)で構成することにより、機体フレーム(2)の前部や後部にドーザー、フォークリフト、クレーン等の作業装置を装着する際の強度を確保することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、作業装置を装着する装着補強部材(5,5)を設けることにより、走行フレーム(4a)の後部側に作業装置の支持に必要な強度を高めることができるので、作業装置の動作が安定すると共に、作業装置から受ける荷重による破損が防止される。
走行フレーム(4a)の前部枠材(Ea)と後部枠材(Eb)の中空部を側面連結枠材(Sa,Sb)から露出させることにより、機体側方からコンテナ載置台の取付部材やサイドフレーム等の部品を挿し込んで装着することができるので、部品の組付位置がわかりやすく、組立や分解作業の能率が向上する。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明の効果に加え、轍間フレーム(6,6)を左右間隔調節可能に設けたことにより、圃場の畝幅に合わせた走行が可能になり、作業性が向上する。
間隔調節時に使用するスタンド(6b)を後部枠材(Eb)に設けることにより、走行装置(4,4)の左右間隔を変更する際にスタンド(6b)が干渉しないので、走行装置(4,4)の左右間隔の変更が容易になる。
スタンド(6b)は、収納時に走行フレーム(4a)の左右幅内に収まることにより、スタンド(6b)が壁や電柱等にぶつかって破損することが防止される。
請求項4に係る発明は、請求項1から3のいずれか1項に係る発明の効果に加え、操縦部フレーム(3a)を走行フレーム(4a)の左右どちらか一端側に配置可能としたことにより、設計の自由度が向上する。
前側操縦ユニット(8)と側部操縦ユニット(9)を別体に構成したことにより、作業者の利き手等に合わせて各ユニットの装着位置を変更することができるので、操作性や視認性が向上する。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明の効果に加え、ラジエタカバー(10b)が操縦部フレーム(3a)の左右幅内に収まることにより、側面連結枠材(Sa,Sb)の側方に作業装置や載置台を装着する際に、ラジエタカバー(10b)が作業装置の動作や載置台上の載置物と干渉することを防止できるので、作業能率が向上する。
エンジンカバー(10a)の機体内側で且つ後部にバイザ支持フレーム(10c)を設けることにより、少なくとも操縦座席(7)の上方をバイザ等で覆うことができるので、日光や雨から作業者を保護することができる。
請求項6に係る発明は、請求項4に係る発明の効果に加え、各操作レバーの操作を検知部材で検知し、各アクチュエータを作動制御することにより、側部操縦ユニット(9)と第二側部操縦ユニット(15)の配置位置を変更する際に組み替える部品数を減少させることができるので、組立や分解作業の能率が向上する。
側部操縦ユニット(9)と第二側部操縦ユニット(15)を操縦座席(7)の左右側方に選択的に配置できることにより、作業者の操作しやすい配置とすることができるので、操作性や作業能率が向上する。
請求項7に係る発明は、請求項3に係る発明の効果に加え、間隔調節装置(6a)を複数設けることにより、左右の走行装置(4,4)の前後方向において左右間隔の差が生じることを防止できるので、機体の進行方向が乱れることが防止されるとともに、走行装置(4,4)の破損が防止される。
また、複数の間隔センサで左右の走行装置(4,4)の左右間隔を検知することにより、左右間隔の調節時に一部の間隔調節装置(6a)が動かず、走行装置(4,4)に負荷が加えられることを防止できるので、走行装置(4,4)の破損が防止される。
作業機の基本構成部の側面図 作業機の基本構成部の正面図 機体フレームの平面図 別仕様併記の作業機(基本構成)の背面図 別仕様併記の作業機(基本構成)の平面図
上記技術思想に基づいて具体的に構成された実施の形態について以下に図面を参照しつつ説明する。なお、説明においては、作業機の前進方向Fを基準に、前後、左右と云う。
本発明に係る乗用型の収穫作業機1は、基本構成部の側面図および正面図を順に図1、図2に示すように、機体フレーム2の左右片側前部に操縦部3を支持するとともに、圃場走行可能に支持する左右の走行装置4,4を備える基本構成部について、操縦部3の他側に不図示の収穫作業部、操縦部3の後部に不図示の収穫物処理部を備えて構成される。以下において、収穫作業部と収穫物処理部を除いた基本構成部について説明する。
(機体フレーム)
機体フレーム2は、その平面図を図3に示すように、操縦部3を装着する操縦部フレーム3aと、左右の走行装置4,4を装着する走行フレーム4aとによって構成する。
操縦部フレーム3a及び走行フレーム4aは、角材を矩形に配置して構成し、操縦部フレーム3aと走行フレーム4aの一側方を一本の側面連結枠材Saで連結し、操縦部フレーム3aの前部を一本の前部枠材Eaで構成し、走行フレーム4aの後部を一本の後部枠材Ebで構成する。
上記構成の機体フレーム2は、角材を矩形に配置して操縦部フレーム3aと走行フレーム4aとを構成することにより、強度の向上を図ると共に、内部に空間部を形成することができる。
操縦部フレーム3aと走行フレーム4aとを一本の側面連結枠材Saで連結することにより、機体フレーム2全体の強度を向上することができる。
操縦部フレーム3aの前部を一本の前部枠材Ea、走行フレーム4aの後部を一本の後部枠材Ebで構成することにより、機体フレーム2の前部や後部にドーザー、フォークリフト、クレーン等の作業装置を装着する際の強度を確保することができる。
また、後部枠材Ebの上面をフラットに形成することにより、荷物の積載台やステップを設けることができる。
後部枠材Ebと側面連結枠材Saが形成する角部および、後部枠材Ebと走行フレーム4aの他側の側面連結枠材Sbが形成する角部に、作業装置を装着する装着補強部材5,5を各々設け、前部枠材Eaと後部枠材Ebは中空の角材で構成し、夫々の中空部を側面連結枠材Sa,Sbから露出して構成する。
このように、作業装置を装着する装着補強部材5,5を設けることにより、走行フレーム4aの後部側に作業装置の支持に必要な強度を高めることができるので、作業装置の動作が安定すると共に、作業装置から受ける荷重による破損が防止される。後フレーム角部の装着補強部材5を台座としてクレーン等取付けが可能となる。
また、走行フレーム4aの前部枠材Eaと後部枠材Ebの中空部を側面連結枠材Sa,Sbから露出させることにより、機体側方からコンテナ載置台の取付部材やサイドフレーム等の部品を挿し込んで装着することができるので、部品の組付位置がわかりやすく、組立や分解作業の能率が向上する。
また、後部枠材部を二重床構造としてハイブリッドバッテリ、PU等搭載スペースとして活用することができるほか、ハードポイントを設けて牽引用アタッチメント取付けが可能となる。
走行フレーム4aには、機体の背面図を図4に示すように、左右の走行装置4,4を左右間隔調節可能に支持する左右の轍間フレーム6,6と、この左右の轍間フレーム6,6の左右間隔を変更する間隔調節装置6aとを設け、左右の走行装置4,4の後端部は、走行フレーム4aの後端部よりも機体前側に配置し、走行フレーム4aの後部枠材Ebに回動可能に間隔変更用のスタンド6bを設け、このスタンド6bを走行フレーム4aの左右幅内に収納可能に構成する。
このように、轍間フレーム6,6を左右間隔調節可能に設けたことにより、圃場の畝幅に合わせた走行が可能になり、作業性が向上する。
スタンド6bを後部枠材Ebに設けることにより、走行装置4,4の左右間隔を変更する際にスタンド6bが干渉しないので、走行装置4,4の左右間隔の変更が容易になる。
スタンド6bは、収納時に走行フレーム4aの左右幅内に収まるように構成することにより、スタンド6bが壁や電柱等にぶつかって破損することが防止される。
走行部轍間フレーム6,6は、下方を片側だけ左右スライド可能とし、同側にスタンド6bを設け、停車時に機体を上昇後にスタンド6bを利用して機体を支持し、水平スイングアームを縮めてトレッド調節が可能となる。
また、走行装置4,4の転輪フレームは、前進向きの形状の場合は、後進時に履帯が外れやすいという問題があり、前進側、後進側ともクローラ側面形状を船床形状とすることで、前後逆レイアウトが可能となる。
(操縦部)
操縦部フレーム3aは、その左右幅を走行フレーム4aの左右幅より小さく形成して走行フレーム4aの左右いずれかの側端部に選択的に装着可能(図例は、ガイドローラによる移動式)に構成し、操縦座席7と、前側操縦ユニット8と、側部操縦ユニット9とを備える。
前側操縦ユニット8は、機体構成の平面図を図5に示すように、表示パネル8aを備えて操縦座席7の前側に配置する。側部操縦ユニット9は、変速操作レバーL1およびクラッチ入切用の伝動切換レバーL2を備えて前側操縦ユニット8と別体に構成し、操縦座席7の側方に配置する。
このように、操縦部フレーム3aを走行フレーム4aの左右どちらか一端側に配置可能としたことにより、設計の自由度を向上することができ、また、前側操縦ユニット8と側部操縦ユニット9を別体に構成したことにより、作業者の利き手等に合わせて各ユニットの装着位置を変更することができるので、操作性や視認性が向上する。
また、側面連結枠材Saを大径サイズ材とすることで、延長構成が可能となり、操縦部フレーム3aの配置が左右いずれも選択可能なので、収穫作業部の左右位置選択が可能となり、また、前側操縦ユニット8と側部操縦ユニット9を別体構成とすることで、自由なレイアウトが可能となる。
(バイザ支持フレーム)
操縦部フレーム3aには、エンジン10と、エンジンカバー10aと、このエンジンカバーの側方位置で操縦部フレーム3aの左右幅内に構成したラジエタカバー10bとを装着し、エンジンカバー10aの上部に操縦座席7を配置するとともに、エンジンカバー10aの機体内側で且つ後部に、機体上部を覆うバイザを支持するバイザ支持フレーム10cを立設する。
このように、ラジエタカバー10bが操縦部フレーム3aの左右幅内に収まることにより、側面連結枠材Sa,Sbの側方にキャリア等の作業装置や載置台を装着する際に、ラジエタカバー10bが作業装置の動作や載置台上の載置物と干渉することを防止できるので、作業能率が向上する。
エンジンカバー10aの機体内側で且つ後部にマスト用強化フレーム等によるバイザ支持フレーム10cを設けることにより、少なくとも操縦座席7の上方をバイザ等で覆うことができるので、日光や雨から作業者を保護することができる。
(側部操縦ユニットと第二側部操縦ユニット)
機体フレーム2には、圃場作物の収穫作業を行う不図示の収穫作業装置と、左右の走行装置4,4の前後進及び出力を切り替える無段変速装置12と、左右の走行装置4,4及び収穫作業装置に伝動するミッションケース13と、左右の走行装置4,4及び収穫作業装置への伝動を入切する作業クラッチと、操縦座席7の側方で、且つ側部操縦ユニット9の側の反対側で収穫作業装置の作業高さおよび、左右の走行装置4,4を操作して機体の進行方向を作業に合わせて変更する作業操作レバーL3を設けた第二側部操縦ユニット15と、変速操作レバーL1、伝動切替レバーL2および作業操作レバーL3の操作を検知する各々の操作検知部材と、変速操作レバーL1の操作に合わせて無段変速装置12の出力を変更する変速アクチュエータと、伝動切換レバーL2の操作に合わせて作業クラッチを入切するクラッチアクチュエータと、作業操作レバーL3の前後操作に合わせて収穫作業装置の作業高さを変更する昇降アクチュエータと、作業操作レバーL3の左右操作に合わせて左右の走行装置4,4を操作する走向アクチュエータと、上記各機器を制御する制御装置とを装着し、側部操縦ユニット9と第二側部操縦ユニット15は、各々着脱可能とすると共に、操縦座席7の左右側部に選択的に配置可能に構成する。
このように、各操作レバーの操作を検知部材で検知し、各アクチュエータを作動制御することにより、側部操縦ユニット9と第二側部操縦ユニット15の配置位置を変更する際に組み替える部品数を減少させることができるので、組立や分解作業の能率が向上する。
側部操縦ユニット9と第二側部操縦ユニット15は、操縦座席7の左右側方に選択的に配置できることにより、作業者の操作しやすい配置とすることができるので、操作性や作業能率が向上する。
また、座席と一体にレバーガイドを構成することで、ユニット化による自由なレイアウトに対応することができる。
操作座席7の左右には、作業操作レバーL3、HSTレバー、クラッチ関係の操作パネルを取付け、作業操作レバーL3は、サイドスティック式であってドライブバイワイヤ接続として、左右取替え可能に構成する。
また、作業操作レバーガイド等のレバーガイドを座席シートに取付け、アームレストのように、上下折畳み可能に構成することで、乗降が容易となる。
フロントメインパネルである表示パネル8aは、タッチパネルを用いることで、安価かつコンパクトな情報端末を構成でき、また、タッチパネルを可動アーム支持することにより、乗降時の調節や見易い向きへの調節が容易となる。
また、タッチパネルを着脱式とし、始動時にタッチパネルを装着してパスワードの入力によって始動可能とする作動キーを構成することで、メインキーを廃止できる。
ミッションケース13のホイールパイプと駆動シャフト部は、左右スライド可能に構成することで、トレッド変更時も走行動力の伝動が可能となり、スライド部は、伸縮可能な防水防塵カバーを設ける。
エンジン10は、フライホイール内に走行・回生用のモータを内臓し、フライホイールに取付けた出力プーリをエンジン回転とモータ回転を切換えながらHSTを動かして作業ミッション、走行ミッションを駆動することで、伝動系を小型化することができる。
また、エンジン回転を絞った場合に、走行用モータで回転をアシストすることで、HST入力回転数を作動最低限度(2000rpm)以上に保つことにより、エンジン回転を抑えて燃費確保が可能となる。
フライホイールには、エンジンモータ切替クラッチを内臓することにより、エンジンサイズの一定化が可能となる。
負荷によってエンジン回転が下がってきた時は、モータにクラッチ接続することでモータの回転によって補うことができる。
また、発電用モータにより、HST停止時や旋回時の片ブレーキで回生発電する。
運転席のサイドパネル部には、AC100Vコンセント,USB,HDMI端子(登録商標)等、ハイブリッド用バッテリPUから配線し装備可能に構成することにより、パッチパネル端末やスマートホン充電のための電源を確保することができる。
左右の轍間アームフレームは、左右可動式に分割し、この左右に分割したアームフレームをセンタージャッキで連結し、側方からハンドルを挿入して回すことにより、ジャッキが拡張してトレッドを変更可能に構成する。
轍間フレームのスライド部には、スライドローラを設けることで、スムーズ動作が可能となる。
エンジンマウント部フレームは、操作座席7と一体フレームとすることで、エンジンと操作座席を一体で左右位置変更が可能となり、レイアウト変更が容易となる。
センタージャッキの作動部には、電動モータを設け、前後同時にトレッドを同調変更可能に構成する。
左右の走行装置4,4の左右間隔を検知する間隔センサを間隔調節装置6aと対応して設け、これら間隔センサ、間隔調節装置6aおよび轍間フレーム6,6を前後方向に複数配置し、複数の間隔センサが検知する左右間隔に差が生じた場合に間隔調節装置6aを停止させ、または、報知部材を作動させる制御装置を設ける。
このように、間隔調節装置6aを複数設けることにより、左右の走行装置4,4の前後方向において左右間隔の差が生じることを防止できるので、機体の進行方向が乱れることが防止されるとともに、走行装置4,4の破損が防止される。
また、複数の間隔センサで左右の走行装置4,4の左右間隔を検知することにより、左右間隔の調節時に一部の間隔調節装置が動かず、走行装置4,4に負荷が加えられることを防止できるので、走行装置4,4の破損が防止される。
走行台車部は、前後それぞれのポジションセンサによりモータで左右間を調節し、前後のトレッドを揃えて調節する。
駆動スプロケット部は、トランスミッションの走行フレーム固定部の先の部分をスライド可能に構成することで、クローラの位置に対応する位置にスライドされる。
走行フレームは、左右分割式に構成し、中間フレームを長さ違いのものに入れ替え可能に構成することで、収穫圃場に合わせたフレームを安価に構成することができる。
中間フレームの接続部は、インローを形成して凹凸を噛み合わせることで、高精度の位置決めが可能となる。
上部枠体フレームは、走行轍間フレームと分離し、間にスペーサを入れることで、高さ変更が可能となる。
(技術的ポイント)
上記構成の収穫作業機の技術的ポイントをまとめると、次のとおりである。
第一に、機体フレーム2は、操縦部3を装着する操縦部フレーム3aと、走行装置4,4を装着する走行フレーム4aとによって構成し、操縦部フレーム3a及び走行フレーム4aは、角材を矩形に構成し、操縦部フレーム3aと走行フレーム4aの一側方を一本の側面連結枠材Saで連結し、操縦部フレーム3aの前部を一本の前部枠材Eaで構成し、走行フレーム4aの後部を一本の後部枠材Ebで構成する。
上記構成の作業機は、角材を矩形に配置して操縦部フレーム3aと走行フレーム4aとを構成することにより、強度の向上を図ると共に、内部に空間部を形成することができる。
また、操縦部フレーム3aと走行フレーム4aとを一本の側面連結枠材Saで連結することにより、機体フレーム2全体の強度の向上が図られる。
操縦部フレーム3aは、その前部を一本の前部枠材Ea、走行フレーム4aの後部を一本の後部枠材Ebで構成することにより、機体フレーム2の前部や後部にドーザー、フォークリフト、クレーン等の作業装置を装着する際の強度を確保することができる。
第二に、後部枠材Ebと側面連結枠材Saが形成する角部および、後部枠材Ebと走行フレーム4aの他側の側面連結枠材Sbが形成する角部に、作業装置を装着する装着補強部材5,5を各々設け、前部枠材Eaと後部枠材Ebは中空の角材で構成し、夫々の中空部が側面連結枠材Sa,Sbから露出して構成する。
上記構成の作業機は、作業装置を装着する装着補強部材5,5を設けることにより、走行フレーム4aの後部側に作業装置の支持に必要な強度を高めることができるので、作業装置の動作が安定すると共に、作業装置から受ける荷重による破損が防止される。
走行フレーム4aの前部枠材Eaと後部枠材Ebの中空部を側面連結枠材Sa,Sbから露出させることにより、機体側方からコンテナ載置台の取付部材やサイドフレーム等の部品を挿し込んで装着することができるので、部品の組付位置がわかりやすく、組立や分解作業の能率が向上する。
第三に、走行フレーム4aに、左右の走行装置4,4を左右間隔調節可能に支持する左右の轍間フレーム6,6と、この左右の轍間フレーム6,6の左右間隔を変更する間隔調節装置6aとを設け、左右の走行装置4,4の後端部は、走行フレーム4aの後端部よりも機体前側に配置し、走行フレーム4aの後部枠材Ebに回動可能に間隔変更用のスタンド6bを設け、このスタンド6bを走行フレーム4aの左右幅内に収納可能に構成する。
上記構成の作業機は、轍間フレーム6,6を左右間隔調節可能に設けたことにより、圃場の畝幅に合わせた走行が可能になり、作業性が向上する。
また、間隔調節時に使用するスタンド6bを後部枠材Ebに設けることにより、走行装置4,4の左右間隔を変更する際にスタンド6bが干渉しないので、走行装置4,4の左右間隔の変更が容易になる。
スタンド6bは、収納時に走行フレーム4aの左右幅内に収まることにより、スタンド6bが壁や電柱等にぶつかって破損することが防止される。
第四に、操縦部フレーム3aの左右幅は、走行フレーム4aの左右幅より小さく形成し、操縦部フレーム3aは、走行フレーム4aの左右いずれかの側端部に選択的に装着可能に構成し、操縦部フレーム3aは、操縦座席7と、この操縦座席7の前方位置で表示パネル8aを設けた前側操縦ユニット8と、操縦座席7の側方位置で変速操作レバーL1および伝動切替レバーL2を設けた側部操縦ユニット9とを備え、前側操縦ユニット8と側部操縦ユニット9とを別体に構成する。
上記構成の作業機は、操縦部フレーム3aを走行フレーム4aの左右どちらか一端側に配置可能としたことにより、設計の自由度が向上する。
また、前側操縦ユニット8と側部操縦ユニット9を別体に構成したことにより、作業者の利き手等に合わせて各ユニットの装着位置を変更することができるので、操作性や視認性が向上する。
第五に、操縦部フレーム3aに、エンジン10と、エンジンカバー10aと、このエンジンカバーの側方位置で操縦部フレーム3aの左右幅内に構成したラジエタカバー10bとを装着し、エンジンカバー10aの上部に操縦座席7を配置するとともに、エンジンカバー10aの機体内側で且つ後部に、機体上部を覆うバイザを支持するバイザ支持フレーム10cを立設する。
上記構成の作業機は、ラジエタカバー10bが操縦部フレーム3aの左右幅内に収まることにより、側面連結枠材Sa,Sbの側方に作業装置や載置台を装着する際に、ラジエタカバー10bが作業装置の動作や載置台上の載置物と干渉することを防止できるので、作業能率が向上する。
また、エンジンカバー10aの機体内側で且つ後部にバイザ支持フレーム10cを設けることにより、少なくとも操縦座席7の上方をバイザ等で覆うことができるので、日光や雨から作業者を保護することができる。
第六に、機体フレーム2には、圃場作物の収穫作業を行う収穫作業装置と、左右の走行装置4,4の前後進及び出力を切り替える無段変速装置12と、左右の走行装置4,4及び収穫作業装置に伝動するミッションケース13と、左右の走行装置4,4及び収穫作業装置への伝動を入切する作業クラッチと、操縦座席7の側方で、且つ側部操縦ユニット9を設ける側の反対側で収穫作業装置の作業高さおよび、左右の走行装置4,4を操作して機体の進行方向を変更する作業操作レバーL3を設けた第二側部操縦ユニット15と、変速操作レバーL1、伝動切替レバーL2および作業操作レバーL3の操作を検知する各々の操作検知部材と、変速操作レバーL1の操作に合わせて無段変速装置12の出力を変更する変速アクチュエータと、クラッチ入切用の伝動切換レバーL2の操作に合わせて作業クラッチを入切するクラッチアクチュエータと、作業操作レバーL3の操作に合わせて収穫作業装置の作業高さを変更する昇降アクチュエータと、作業操作レバーL3の操作に合わせて左右の走行装置4,4を操作する走向アクチュエータと、上記各機器を制御する制御装置とを装着し、側部操縦ユニット9と第二側部操縦ユニット15は、各々着脱可能とすると共に、操縦座席7の左右側部に選択的に配置可能に構成する。
上記構成の作業機は、各操作レバーの操作を検知部材で検知し、各アクチュエータを作動制御することにより、側部操縦ユニット9と第二側部操縦ユニット15の配置位置を変更する際に組み替える部品数を減少させることができるので、組立や分解作業の能率が向上する。
また、側部操縦ユニット9と第二側部操縦ユニット15を操縦座席7の左右側方に選択的に配置できることにより、作業者の操作しやすい配置とすることができるので、操作性や作業能率が向上する。
第七に、左右の走行装置4,4の左右間隔を検知する間隔センサを間隔調節装置6aと対応して設け、これら間隔センサ、間隔調節装置6aおよび轍間フレーム6,6を前後方向に複数配置し、複数の間隔センサが検知する左右間隔に差が生じた場合に間隔調節装置6aを停止させ、または、報知部材を作動させる制御装置を設ける。
上記構成の作業機は、間隔調節装置6aを複数設けることにより、左右の走行装置4,4の前後方向において左右間隔の差が生じることを防止できるので、機体の進行方向が乱れることが防止されるとともに、走行装置4,4の破損が防止される。
また、複数の間隔センサで左右の走行装置4,4の左右間隔を検知することにより、左右間隔の調節時に一部の間隔調節装置が動かず、走行装置4,4に負荷が加えられることを防止できるので、走行装置4,4の破損が防止される。
1 収穫作業機(基本構成部)
2 機体フレーム
3 操縦部
3a 操縦部フレーム
4 走行装置
4a 走行フレーム
5 装着補強部材
6 轍間フレーム
6a 間隔調節装置
6b スタンド
7 操縦座席
8 前側操縦ユニット
8a 表示パネル
9 側部操縦ユニット
10 エンジン
10a エンジンカバー
10b ラジエタカバー
10c バイザ支持フレーム
12 無段変速装置
13 ミッションケース
15 第二側部操縦ユニット
Ea 前部枠材
Eb 後部枠材
L1 変速操作レバー
L2 伝動切替レバー
L3 作業操作レバー
Sa 側面連結枠材
Sb 側面連結枠材

Claims (7)

  1. 機体フレーム(2)と、作業者が搭乗する操縦部(3)と、機体を走行支持する左右の走行装置(4,4)とを備える作業機において、
    前記機体フレーム(2)は、前記操縦部(3)を装着する操縦部フレーム(3a)と、前記走行装置(4,4)を装着する走行フレーム(4a)とによって構成し、前記操縦部フレーム(3a)及び前記走行フレーム(4a)は、角材を矩形に構成し、前記操縦部フレーム(3a)と前記走行フレーム(4a)の一側方を一本の側面連結枠材(Sa)で連結し、前記操縦部フレーム(3a)の前部を一本の前部枠材(Ea)で構成し、前記走行フレーム(4a)の後部を一本の後部枠材(Eb)で構成したことを特徴とする作業機。
  2. 前記後部枠材(Eb)と前記側面連結枠材(Sa)が形成する角部および、前記後部枠材(Eb)と前記走行フレーム(4a)の他側の側面連結枠材(Sb)が形成する角部に、作業装置を装着する装着補強部材(5,5)を各々設け、前記前部枠材(Ea)と前記後部枠材(Eb)は中空の角材で構成し、夫々の中空部が前記側面連結枠材(Sa,Sb)から露出することを特徴とする請求項1の記載の作業機。
  3. 前記走行フレーム(4a)に、前記左右の走行装置(4,4)を左右間隔調節可能に支持する左右の轍間フレーム(6,6)と、この左右の轍間フレーム(6,6)の左右間隔を変更する間隔調節装置(6a)とを設け、前記左右の走行装置(4,4)の後端部は、前記走行フレーム(4a)の後端部よりも機体前側に配置し、前記走行フレーム(4a)の後部枠材(Eb)に回動可能に間隔変更用のスタンド(6b)を設け、このスタンド(6b)を前記走行フレーム(4a)の左右幅内に収納可能に構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の作業機。
  4. 前記操縦部フレーム(3a)の左右幅は、前記走行フレーム(4a)の左右幅より小さく形成し、前記操縦部フレーム(3a)は、前記走行フレーム(4a)の左右いずれかの側端部に選択的に装着可能に構成し、前記操縦部フレーム(3a)は、操縦座席(7)と、この操縦座席(7)の前方位置で表示パネル(8a)を設けた前側操縦ユニット(8)と、前記操縦座席(7)の側方位置で変速操作レバー(L1)および伝動切替レバー(L2)を設けた側部操縦ユニット(9)とを備え、前記前側操縦ユニット(8)と前記側部操縦ユニット(9)とを別体に構成したことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の作業機。
  5. 前記操縦部フレーム(3a)に、エンジン(10)と、エンジンカバー(10a)と、このエンジンカバーの側方位置で前記操縦部フレーム(3a)の左右幅内に構成したラジエタカバー(10b)とを装着し、前記エンジンカバー(10a)の上部に前記操縦座席(7)を配置するとともに、前記エンジンカバー(10a)の機体内側で且つ後部に、機体上部を覆うバイザを支持するバイザ支持フレーム(10c)を立設したことを特徴とする請求項4に記載の作業機。
  6. 前記機体フレーム(2)には、圃場作物の収穫作業を行う収穫作業装置と、前記左右の走行装置(4,4)の前後進及び出力を切り替える無段変速装置(12)と、前記左右の走行装置(4,4)及び前記収穫作業装置に伝動するミッションケース(13)と、前記左右の走行装置(4,4)及び前記収穫作業装置への伝動を入切する作業クラッチと、前記操縦座席(7)の側方で、且つ前記側部操縦ユニット(9)を設ける側の反対側で前記収穫作業装置の作業高さおよび、前記左右の走行装置(4,4)を操作して機体の進行方向を変更する作業操作レバー(L3)を設けた第二側部操縦ユニット(15)と、前記変速操作レバー(L1)、前記伝動切替レバー(L2)および前記作業操作レバー(L3)の操作を検知する各々の操作検知部材(S1,S2,S3)と、前記変速操作レバー(L1)の操作に合わせて前記無段変速装置(12)の出力を変更する変速アクチュエータと、前記クラッチ入切レバー(L2)の操作に合わせて前記作業クラッチを入切するクラッチアクチュエータと、前記作業操作レバー(L3)の操作に合わせて前記収穫作業装置の作業高さを変更する昇降アクチュエータと、前記作業操作レバー(L3)の操作に合わせて前記左右の走行装置(4,4)を操作する走向アクチュエータと、上記各機器を制御する制御装置とを装着し、前記側部操縦ユニット(9)と前記第二側部操縦ユニット(15)は、各々着脱可能とすると共に、前記操縦座席(7)の左右側部に選択的に配置可能としたことを特徴とする請求項4に記載の作業機。
  7. 前記左右の走行装置(4,4)の左右間隔を検知する間隔センサを前記間隔調節装置(6a)と対応して設け、これら間隔センサ、間隔調節装置(6a)および前記轍間フレーム(6,6)を前後方向に複数配置し、前記複数の間隔センサが検知する左右間隔に差が生じた場合に前記間隔調節装置(6a)を停止させ、または、報知部材を作動させる制御装置を設けたことを特徴とする請求項3に記載の作業機。

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