JP2018029522A - 軟骨細胞の製造方法 - Google Patents
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Description
[1]3 μM超の濃度のグリコーゲン合成酵素キナーゼ3β(GSK-3β)阻害剤を含む培地で多能性幹細胞を培養する工程を含む、軟骨細胞又はその前駆細胞の製造方法。
[2]GSK-3β阻害剤の培地への添加が中内胚葉マーカーの上昇を指標として中止される、[1]に記載の方法。
[3]前記培養工程の期間が1〜5日間、好ましくは2日間である、[1]又は[2]に記載の方法。
[4]前記培地が更にレチノイン酸受容体(RAR)アゴニストを含む、[1]〜[3]のいずれか1項に記載の方法。
[5]GSK-3β阻害剤とRARアゴニストを含む培地で1〜3日間、好ましくは2日間、RARアゴニストを含み、GSK-3β阻害剤を含まない培地で1日間以上、好ましくは2〜12日間培養する工程を含む、[4]に記載の方法。
[6]GSK-3β阻害剤がCHIR-99021、CHIR-98014、3F8、A 1070722、AR-A 014418、BIO、BIO-acetoxime、10Z-Hymenialdisine、Indirubin-3'-oxime、Kenpaullone、L803、L803-mts、MeBIO、NSC 693868、SB 216763、SB 415286、TC-G 24、TCS 2002、TCS 21311及びTWS 119から成る群から選択される化合物である、[1]〜[5]のいずれかに記載の製造方法。
[7]培地中のGSK-3β阻害剤の濃度が3〜20μM、好ましくは10μMである、[4]〜[6]のいずれかに記載の製造方法。
[8]RARアゴニストがTTNPB、AM580、AM80、9-cis レチノイン酸、オールトランス型レチノイン酸(ATRA)、LGD1550、E6060、AGN193312、AM555S、CD2314、AGN193174、LE540、CD437、CD666、CD2325、SR11254、SR11363、SR11364、AGN193078、TTNN(Ro19-0645)、CD270、CD271、CD2665、SR3985、AGN193273、Ch55、2AGN190521、CD2366、AGN193109及びRe80からなる群より選択される、[4]〜[7]のいずれかに記載の方法。
[9]培地中のRARアゴニストの濃度が1 nM〜10 μM、好ましくは100 nMである、請求項[4]〜[8]のいずれかに記載の方法。
[10]前記前駆細胞が沿軸中胚葉及び/又は側板中胚葉細胞である、[1]〜[9]のいずれかに記載の方法。
[11]GSK-3β阻害剤と、任意にRARアゴニストとを含む、軟骨細胞又はその前駆細胞を製造するためのキット。
・未分化マーカー:OCT3/4, NANOG
・中内胚葉マーカー:T, MIXL1
・中胚葉マーカー:TBX6, MEOX1, HAND1, OSR1
・軟骨系マーカー:COL2A1, COL11A2, SOX5,6,9, ACAN
・肥大化マーカー:COL10A1
・骨化マーカー:COL1A1, RUNX2
・神経外胚葉マーカー:SOX1
・内胚葉マーカー:SOX17
・心筋マーカー:NKX2-5
・血球血管芽細胞マーカー:VEGFα
ヒトiPS細胞は、新生児表皮線維芽細胞(Lonza Japan社)にヒトOCT4, SOX2, KLF4, MYCの4遺伝子をpMXsレトロウイルスベクターを用いて導入し (Takahashi et al., Cell 2007)、樹立した(クローン名; 7F3955)。
前述の通りに樹立したヒトiPS細胞は、マウス胎仔由来線維芽細胞(MEF)にマイトマイシンC (Wako, 134-07911) による処理を行うことで作成したフィーダー細胞上で、StemSure(登録商標)D-MEM(High Glucose)with Phenol Red and Sodium Pyruvate (Wako, 197-16275) をベースとし、15% StemSure(登録商標) Serum Replacement (Wako, 197-16775), 2 mM L-Glutamine (Gibco, 25030-081), 1% Non-essential amino acid (Gibco, 11140-050), 50 U/ml Penicillinおよび50 ug/ml Streptomycin (Sigma, P4333), 0.1 mM β-mercaptoethanol (Gibco, 21985-023), 5 ng/ml ヒトFGF2 (オリエンタル酵母, 47079000) から成る培地で維持した。
35 mmディッシュ上の細胞数が1.0-2.0×106 個に達した段階でプロトコルを開始した。
中内胚葉マーカーであるT及びMIXL1を用い、GSK-3β阻害剤が多能性幹細胞の分化能に及ぼす影響を検討した。上記分化誘導プロトコルの基本培地にGSK-3β阻害剤を所定の濃度となるように添加した培地で、フィーダーフリー培養に馴化したヒトiPS細胞 (7F3955)の平面培養を行った。以降、特に断らないかぎり、ヒトiPS細胞は7F3955を使用したものとする。培地は、上記基本培地2mlに対しGSK-3β阻害剤の終濃度が当初と同じ濃度となるように添加したものと毎日交換した。このような条件のもと、1-4日間培養したところ、CHIR99021 の濃度を5-10 μMとした場合には濃度依存的に中内胚葉マーカーが上昇した(図1)。しかしながら、CHIR99021 20 μM以上ではcell viabilityが低下し, 30 μMではマーカーの上昇が見られず、なおかつ細胞がほぼ死滅した(結果は示さず)。
特表2015-500630号公報(上掲)には、GSK-3β阻害剤としてのCHIR99021(3 μM)とRARアゴニストとしてのTTNPB(1 μM)の存在下でヒトiPS細胞が中間中胚葉細胞に分化したことが記載されている。本実施例では、GSK-3β阻害剤とRARアゴニストの併用が多能性幹細胞の分化能に及ぼす影響について検討した。
CHIR99021の濃度を10 μMとし、また、低分子化合物として更に、異なる濃度のTTNPB(1nM〜10 μM)を添加した点を除き、実施例1と同様の方法によりヒトiPS細胞を培養した。培養から1日経過後、培地を各低分子化合物の終濃度が当初と同じ濃度となるように調製したものと交換した。培養から2日後、培養物をPBSで2回洗浄し、それ以降はCHIR99021を添加せずに、上記基本培地にTTNPBの終濃度が当初と同じ濃度となるように添加したものと毎日交換し、計5日間培養した。
CHIR99021を10 μMに、そしてTTNPBの濃度を100 nMに固定した条件でTTNPBを投与するタイミングについて検討した。サンプルは、2−1と同様に培養0日目から毎日同じ濃度のTTNPBを添加して得られた培養物と、培養2日目に初めてTTNPBを添加し、その後毎日同じ濃度で添加して得られた培養物と、培養3日目に初めてTTNPBを添加し、その後毎日同じ濃度で添加して得られた培養物の3種類を準備した。なお、CHIR99021はいずれの培養においても2−1と同様に培養2日目の培地交換のタイミングで投与を終了した。各サンプルを比較したところ、培養当初よりTTNPBを添加した方が軟骨系マーカーの上昇が良好であった(図4)。
異なる濃度のCHIR99021と100 nMのTTNPBを添加した点を除き、2−1と同様の方法によりヒトiPS細胞を培養した。培養から1日経過後、培地を各低分子化合物の終濃度が当初と同じ濃度となるように調製したものと交換した。培養から2日後、培養物をPBSで2回洗浄し、それ以降はCHIR99021を添加せずに、上記基本培地にTTNPBの終濃度が当初と同じ濃度となるように添加したものと毎日交換し、計5日間培養した。その結果、CHIR99021は3 μM超、特に5〜10 μMの濃度のときにTTNPBとの組み合わせで軟骨系のマーカーを上昇させることが明らかとなった。20 μMの濃度では一部の軟骨系マーカーで値の減少が見られた。5日間培養したときの結果を図10に示す。
CHIR99021を10 μMに、そしてTTNPBの濃度を100 nMに固定した条件でCHIR99021を投与する至適期間について検討した。本実験では、CHIR99021の投与期間を0〜5日間で振り分けて、各細胞培地に投与された。CHIR99021投与終了時には培養物をPBSで2回洗浄し、それ以降はCHIR99021を添加せずに、上記基本培地にTTNPBの終濃度が100 nMとなるように添加したものを毎日交換し、計5日間培養した。結果を図14に示す。
3−1:リアルタイムRT-PCRによる比較
本発明に係る分化誘導方法と、非特許文献1(Oldershaw)及び非特許文献2(Yamashita)に記載されているようなサイトカインを用いた従来の分化誘導法とを比較した。本発明については実施例2で決定した最適な分化誘導条件を用いた。培養は最長9日間行った。一方、従来技術については、各非特許文献に記載のプロトコルに従い分化誘導を行った。Oldershawのサンプルについては13日間、そしてYamashitaのサンプルについては14日間それぞれ培養した。各群の条件をできるだけ同一にする為に、いずれのプロトコルにおいても、同一クローン由来で、かつEssential 8(登録商標) Medium Kitを用いた同一のフィーダーフリー条件下で維持培養された同一継代数のiPS細胞を使用して比較実験を行った。各サンプルをリアルタイムRT-PCRにかけた結果を図15及び16に示す。図15に示すとおり、本発明に係る分化誘導方法は従来のプロトコルよりも、軟骨系マーカーの上昇が良好であった。一方、Yamashitaらのプロトコルで得られたサンプルにおいては著明な骨化マーカーの上昇が確認された(図16)。また、その他のマーカーについても解析したところ、本発明の分化誘導法の方が従来技術よりも概して低値であった(図17)。
上記の各サンプルをFACSにかけた結果、従来技術のサンプルは平面培養終了の時点で、OCT3/4, NANOGといった未分化マーカー陽性細胞の残存が見られた(図18及び19)。これは、従来技術のサンプルでは均一な分化誘導が実現できていないことを示している。このような細胞をこのまま移植に用いた際には、腫瘍化のリスクを否定できない。但し、Yamashitaらは、平面培養終了後にさらに長期間浮遊培養を行ってから移植を行っており、その限りでは腫瘍化を生じた移植例はなかったと報告している。
TTNPB以外のRARアゴニストについてもGSK-3β阻害剤との併用効果を確認した。RARアゴニストとして、AM580 (Santa Cruz, 203505), AM80 (Cayman, 71770), ATRA (Cayman, 11017), 9-cis-Retinoic Acid (Cayman, 14587)を使用した。各RARアゴニストの濃度は100nMとし、その他の分化誘導条件は実施例2で決定した最適なものを用いた。その結果、いずれのRARアゴニストを用いた場合でもTTNPBに匹敵する軟骨系マーカーの上昇が認められた(図21)。
実施例2で最適であると決定されたプロトコルの9日目に細胞を解離し、75mm Transwell(登録商標) with 0.4um Pore Polycarbonate Membrane Insert, Sterile (Corning, 3419)上に置いた内径3.4 mmのクローニングリング(IWAKI, RING-05)内にプロトコル基本培地で1.7×106個の細胞を懸濁した懸濁液を入れた。このままプロトコル基本培地で1週間培養し、ディスクを形成した(Saito et al., Biomed Res 2015. を一部改変)。
Claims (10)
- 3 μM超の濃度のグリコーゲン合成酵素キナーゼ3β(GSK-3β)阻害剤を含む培地で多能性幹細胞を培養する工程を含む、軟骨細胞又はその前駆細胞の製造方法。
- GSK-3β阻害剤の培地への添加が中内胚葉マーカーの上昇を指標として中止される、請求項1に記載の方法。
- 前記培養工程の期間が1〜5日間、好ましくは2日間である、請求項1又は2に記載の方法。
- 前記培地が更にレチノイン酸受容体(RAR)アゴニストを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
- GSK-3β阻害剤とRARアゴニストを含む培地で1〜3日間、好ましくは2日間、更にRARアゴニストを含む培地で所定の期間、例えば1日間以上、好ましくは2〜12日間培養する工程を含む、請求項4に記載の方法。
- GSK-3β阻害剤がCHIR-99021、CHIR-98014、3F8、A 1070722、AR-A 014418、BIO、BIO-acetoxime、10Z-Hymenialdisine、Indirubin-3'-oxime、Kenpaullone、L803、L803-mts、MeBIO、NSC 693868、SB 216763、SB 415286、TC-G 24、TCS 2002、TCS 21311及びTWS 119から成る群から選択される1又は複数の化合物である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法。
- 培地中のGSK-3β阻害剤の濃度が3〜20μM、好ましくは10μMである、請求項4〜6のいずれか1項に記載の製造方法。
- RARアゴニストがTTNPB、AM580、AM80、9-cis レチノイン酸、オールトランス型レチノイン酸(ATRA)、LGD1550、E6060、AGN193312、AM555S、CD2314、AGN193174、LE540、CD437、CD666、CD2325、SR11254、SR11363、SR11364、AGN193078、TTNN(Ro19-0645)、CD270、CD271、CD2665、SR3985、AGN193273、Ch55、2AGN190521、CD2366、AGN193109及びRe80からなる群より選択される、請求項4〜7のいずれか1項に記載の方法。
- 培地中のRARアゴニストの濃度が1 nM〜10 μM、好ましくは100 nMである、請求項4〜8のいずれか1項に記載の方法。
- 前記前駆細胞が沿軸中胚葉及び/又は側板中胚葉細胞である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
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WO2020235319A1 (ja) * | 2019-05-20 | 2020-11-26 | 味の素株式会社 | 軟骨又は骨の前駆細胞の拡大培養方法 |
CN115369078A (zh) * | 2022-08-19 | 2022-11-22 | 创芯国际生物科技(广州)有限公司 | 软骨类器官诱导培养基及诱导方法 |
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