JP2018028807A - 情報取得システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、従来の慣例を破って、特定の商品について簡易・迅速に真贋判定をすることができる情報取得システムを提供するものである。【解決手段】本発明は、後記情報取得ルールでは情報取出しが単独では不能で、かつ所定のルールで構成される画像部分を複数取得するための画像部分取得部と、複数取得される前記画像部分を合成した合成画像を生成するルールである合成画像生成ルールを保持する合成画像生成ルール保持部と、取得した複数の画像部分を保持されている合成画像生成ルールを用いて合成して合成画像とする画像合成部と、合成画像から情報を取得するルールである情報取得ルールを保持する情報取得ルール保持部と、合成された合成画像と情報取得ルールとを用いて情報取出しを行う情報取出部とを有する情報取得システムを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、商品の真贋判定をするための情報取得システムに関するものである。
輸入などの商品の中には、偽物の商品が存在することがある。しかし、偽物か否かは、一見して区別がつかないことが多い。
例えば、ワインでいえば、ワインボトルのパッケージを含むボトルデザインを真似すれば、通常の消費者は、飲酒時に気付くことなく偽物のワインを本物のワインであると考えて飲んでいる。そして、ワインボトルのパッケージを含むボトルデザインを真似することは、現代の印刷技術などを駆使すれば、困難なことではない。
このような問題点を踏まえて、商品の真贋判定を行うための技術が望まれていた。
ここで関連し得る文献として、特許文献1が存在する。
特開2015−22314
特許文献1は、複数の情報端末とサーバとからなる真贋判定システムであって、情報端末が、対象物にマーキングされた電子透かしコードを読み取り、読み取られた前記コード情報をサーバに送信して、サーバにおいて、複数の情報端末からそれぞれ送信されてくる前記コード情報を受信し記憶した上で前記コード情報を解析し、解析の結果、本来の出荷ルートではあり得ないコードや出荷量以上であるなど異常に多く検出されるコードにつき警告リストを作成し、ログ管理サーバは、警告リストを情報端末に配信するという真贋判定システムである。
もっとも、異常に多く検出されるコードについての警告は、それだけでは、いずれの商品が偽物であるか判定することができず、その他の機能、あるいはその後の処理を要することとなる。
そのため、特許文献1では、特定の商品について簡易・迅速に真贋判定をすることができなかった。
本発明は、従来の慣例を破って、特定の商品について簡易・迅速に真贋判定をすることができる情報取得システムを提供するものである。
具体的には、本発明は、後記情報取得ルールでは情報取出しが単独では不能で、かつ所定のルールで構成される画像部分を複数取得するための画像部分取得部と、複数取得される前記画像部分を合成した合成画像を生成するルールである合成画像生成ルールを保持する合成画像生成ルール保持部と、取得した複数の画像部分を保持されている合成画像生成ルールを用いて合成して合成画像とする画像合成部と、合成画像から情報を取得するルールである情報取得ルールを保持する情報取得ルール保持部と、合成された合成画像と情報取得ルールとを用いて情報取出しを行う情報取出部とを有する情報取得システムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、前記画像部分が、一次元コード、二次元コード、三次元コードのいずれかの部分である情報取得システムを提供する。さらに、本発明は、前記三次元コードが、二次元コードが時間変化する動画コードである情報取得システムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、撮像カメラ部と通信部とをさらに有し、、画像部分取得部が、通信にて画像部分を取得する通信取得手段と、撮像カメラから画像部分を取得する撮像取得手段とを有する情報取得システムを提供する。
そして、これらの処理をコードシステムによって実行させる場合の処理方法を提供する。さらに、これらの処理を計算機であるコードシステムに読取実行可能に記述したバーコードプログラムを提供する。
本発明は、原則として電子計算機を利用する発明であるが、ソフトウエアによって実現され、ハードウエアによっても実現され、ソフトウエアとハードウエアの協働によっても実現される。ハードウエアでは、コンピュータの基本的構成であるCPU、メモリ、バス、入出力装置、各種周辺機器、ユーザーインターフェイスなどによって構成される。各種周辺機器には、記憶装置、インターネットインターフェイス、インターネット機器、ディスプレイ、キーボード、マウス、スピーカー、カメラ、ビデオ、テレビ、CD装置、DVD装置、ブルーレイ装置、プロジェクタ装置、SSD、電話、ファックス、コピー機、印刷装置、ムービー編集装置、各種センサ装置などが含まれる。また、本発明は、複数の装置によって実現されても良いし、単数の装置によって実現されても良い。
図1は、本発明の全体のモデルの一例を示す図である。ユーザは、二次元コードの一部が欠落している状態の画像部分Aを予め保有しており、その欠落部分に対応する二次元コードの一部である画像部分Bがミネラルウォーターに記されている。この画像部分Bについて画像部分Aの欠落部分を埋めるように読み取ることにより、全体として1つの二次元コードが完成する。これにより、完成した二次元コードに関連付けられた情報を取り出すことができる。この画像部分Aと画像部分Bは、それぞれでは読取不可であるが、画像部分Aと画像部分Bを結合して合成することにより、1つの情報取出し可能なコードが完成する。更には、図示しないが、未開封状態で画像部分Bをコピーして偽物に同じ画像部分Bを張り付けることで、本物のほかに認証可能な偽物を作り出されることを防止するため、ミネラルウォータに記されている画像部分Bは、出荷時点では封が閉められており、開封しないと画像部分B(画像部分)が現れないようにしておくことが望ましい。具体的には、一度剥がすと再度貼り付けることが不可能なシールの内側に画像部分Bを記しておき、シールを剥がすことによって内側に記された画像部分Bが現れるという具合である。そうすることにより、本物は開封状態となり商品価値を失うので、これを転売することができなくなる。しかしながら、本物は自家消費して、多数の偽物を画像部分Bのコピーによって生産することは、なお可能である。これに対して、画像部分Bは真正商品に対して一対一にユニークとし、かつ認証は1度のみ可能と構成することが考えられる。そうすれば、作り出した多数の偽物の中で一つは真正と判断されるが、残りは全て偽物と判断されることとなる。そのため、偽物製造者にとっては、入手した一つの真正品を転売することができず、かつ真正品に見せかけることができるのは一つの偽物のみであるから、偽造の経済合理性が損なわれ、偽造の動機付けが得られなくなる。この場合のシールは、製造メーカーのみが所持しているユニークなシールであることが望ましく、例えば、透かしなどを付しておくことなども工夫として考えられる。
図1の全てが本発明の実施において必要な要素ではないが、典型的なモデルケースとして、このように実施することにより、特定の商品について簡易・迅速に真贋判定をすることができる情報取得システムを提供することができる。
本発明の全体のモデルの一例を示す図 実施例1における情報取得システムの機能的構成を示す図 画像部分の取得方法の一例を示す図 三次元コードを二次元コードが時間変化する動画コードとして構成した場合の一例を示す図 三次元コードを縦軸をX軸、横軸をY軸、奥行きをZ軸として構成した場合の一例を示す図 図5のうちのXYスライス二次元コード群の一例を示す図 二次元コードを例として、各部分に特有の情報を格納している場合の一例を示す図 取得した画像部分に対応する画像部分を判別する過程の一例を示す図 複数の画像部分の合成方法の一例を示す図 実施例1における情報取得システムのハードウェア構成 実施例1における情報取得システムを利用した場合の処理の流れを示す図 実施例2における情報取得システムの機能的構成を示す図 実施例2における情報取得システムのハードウェア構成を示す図 実施例2における特許等ネット取引マーケット装置を利用した場合の処理の流れを示す図
以下、本件発明の実施の形態について、添付図面を用いて説明する。なお、実施例と請求項の相互の関係は以下の通りである。主として、実施例1の説明は請求項1ないし3並びに5及び6に関し、実施例2の説明は請求項4に関するものである。本件発明は、これら実施例に何ら限定されるべきものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
本実施例は、情報取出しが単独では不能で、かつ所定のルールで構成される画像部分を複数取得して当該画像部分を合成した合成画像を生成し、合成画像から情報を取得するルールである情報取得ルールと合成画像とを用いて情報取出しを行う情報取得システムを提供する。
以下、本実施例における情報取得システムについて、機能的構成、ハードウェア構成及び処理の流れについて、順に説明する。
<機能的構成>
図2は、本実施例における情報取得システムの機能的構成を示す図である。情報取得システムは、画像部分取得部(0201)と合成画像生成ルール保持部(0202)と画像合成部(0203)と情報取得ルール保持部(0204)と情報取出部(0205)とを有している。
「画像部分取得部」とは、後記情報取得ルールでは情報取出しが単独では不能で、かつ所定のルールで構成される画像部分を複数取得するための機能である。取得の方法は、撮像カメラ機能による場合及び電子メールなどの通信機能による場合などが考えられるところ、更には音声データや超音波データや光点滅データを画像データに変換することで画像部分を取得する方法なども考えられるので、本実施例では、特に取得方法に限定はない。もっとも、画像部分を複数取得するに当たっては、それぞれ別々の取得方法であることが望ましい。別々の取得方法にすることにより、取得過程での偽造を防ぐことができる。
図3は、画像部分の取得方法の一例を示す図である。(1)画像データ(デジタルデータ)によって画像部分を取得する方法、(2)画像データ(カメラデータ)によって画像部分を取得する方法、(3)音声データを画像データに変換することによって画像部分を取得する方法、(4)超音波データを画像データに変換することによって画像部分を取得する方法、(5)光点滅データを画像データに変換することによって画像部分を取得する方法などが考えられる。
画像部分は、一次元のバーコードの部分であっても良いし、二次元バーコードの部分であっても良いし、後述する三次元バーコードの部分であってもいい。また、特定の情報を取り出すために必要な画像部分の数は、2つ以上であることが必要であるが、必ずしも2つとは限らず、3つであっても、4つ以上であってもいい。数が多ければ多いほど、偽造防止の精度は高くなる。画像部分同士を合成して情報取出しを行うのであるから、両者は同じ種類のコードであることが想定されている。
ここにいう「三次元コード」とは、例えば、二次元コードが時間変化する動画コードが考えられる。二次元コードに「時間」という新たな要素を加えることにより、三次元コードとなるものである。
図4は、三次元コードを二次元コードが時間変化する動画コードとして構成した場合の一例を示す図である。横軸が時間軸であり、「0.1」「0.2」「0.3」「0.4」「0.5」「0.6」「0.7」「0.8」「0.9」「1.0」「1.1」という秒数ごとに区切られた時間に対応付けられて格納されている「A」「B」「C」「D」「E」「F」「G」「H」「I」「A」「B」との各二次元コードが時間変化に応じて表示されるという具合である。
図5及び図6は、三次元コードを直方体コードとして構成した場合の一例を示す図である。図5にあるように、縦軸をX軸、横軸をY軸、奥行きをZ軸として構成した場合には、それぞれXY面スライス二次元コード群、YZ面スライス二次元コード群、ZX面スライス二次元コード群の3通りの三次元コードを構成することができる。図6は、図5のうちのXYスライス二次元コード群の一例を示す図である。この一例では、X軸は、底面が「0」であり、上面が「2」である。Y軸は最左端が「0」であり、最右端が「2」である。Z軸は、最も奥が「0」であり、最も手前が「2」である。この座標軸を用いてXY面スライスを示すと、「(2,0,0)(2,2,0)(0,2,0)(0,0,0)」「(2,0,1)(2,2,1)(0,2,1)(0,0,1)」「(2,0,2)(2,2,2)(0,2,2)(0,0,2)」の3つが存在する。これらの組合せを1つのコードとして構成することにより、三次元コードが完成する。
次に、画像部分の構成に関する「所定のルール」とは、(1)情報取出しが可能な1つのコード(一次元コード、二次元コード、三次元コード)の生成ルールと、(2)その1つのコードを分割するルールと、に分けることができる。前者については、一次元コード及び二次元コードについては、その生成方法は技術的に周知であり、三次元コードについては前記のとおりに生成することが考えられる。他方、後者については、分割ルールは、後述する合成画像生成ルールによって合成画像を生成することができるように構成されたルールである。この分割ルールによって、1つのコード(一次元コード、二次元コード、三次元コード)などが複数の画像部分に分解されることとなる。特定の画像部分と合成可能な画像部分は、基本的には1つであることが望ましい。そのため、ここにおける分割ルールとしては、都度異なる内容での分解を実現できるように構成されていることが望ましい。
また、所定のルールによって構成される画像部分は、後述する合成後に取得される全情報の情報取出しが単独では不可能であるものの、各部分に特有の情報を格納しておくことは許される。図7は、二次元コードを例として、各部分に特有の情報を格納している場合の一例を示す図である。例えば、情報として取り出される領域、合成ルールを識別するための情報領域、組合せ相手を識別するための情報領域などを各部分に分けて格納させておくことなどが考えられる。
次に、「合成画像生成ルール保持部」とは、複数取得される前記画像部分を合成した合成画像を生成するルールである合成画像生成ルールを保持する機能である。
次に、「画像合成部」とは、取得した複数の画像部分を保持されている合成画像生成ルールを用いて合成して合成画像とする機能である。合成方法は、予め保持している画像部分の欠落部分に対応した画像部分をユーザが選択して合成する方法でも良いし、自動で欠落部分に対応する画像部分を判別して合成する方法でもいい。また、複数の画像部分を結合する方法でも良いし、重ね合わせる方法でもいい。
図8は、取得した画像部分に対応する画像部分を判別する過程の一例を示す図である。撮像カメラによる画像部分を読み取ることにより、ユーザは、画像部分を取得する。しかし、この画像部分は、単独では情報の取出しが不可能である。そのため、予め保持している画像部分の一覧画面から、撮像カメラにより撮影して取得した画像部分の欠落部分に対応した画像部分を探し出し、該当する画像部分にチェックをして、「合成トライアル部分コード選択」を選択する。そうすると、合成画像生成ルールを用いて合成が試みられ、例えば、選択した画像部分が正しければ合成画像が生成され、選択した画像部分が間違っていれば「エラー」と表示されるという具合である。また、ユーザが画像部分の一覧画面から該当すると考えられる画像部分を選択するのではなく、「総当りトライアル」を選択すれば、予め保持している画像部分の全ての中から欠落部分に対応する画像部分が自動的に判別される。後者のほうがユーザからすれば便利であるが、後者の場合には、保持すべき合成画像生成ルールが複雑になりがちなので、メモリ領域を多く消費するというデメリットがある。
図9は、複数の画像部分の合成方法の一例を示す図である。画像部分Aは、一部ブランクが存在する二次元コードであり、そのブランク部分に対応する二次元コードである画像部分Bと重ね合わせることにより、1つの二次元コードが完成するという具合である。
次に、「情報取得ルール保持部」とは、合成画像から情報を取得するルールである情報取得ルールを保持する機能である。
最後に、「情報取出部」とは、合成された合成画像と情報取得ルールとを用いて情報取出しを行う機能である。
取り出される「情報」とは、例えば、商品名、製造者、購入者、製造年月日、出荷日(輸出年月日)、認証年月日、賞味期限、製造年とシーズン、固有製造番号などの情報が挙げられる。これらの情報を、その項目の一部であっても画像部分の単独では確認できない点が重要である。また、これらのコード化される情報は、暗号化された情報であっても良い。
<ハードウェア構成>
本実施例における情報取得システムのハードウェア構成について、図を用いて説明する。
図10は、本実施例における情報取得システムのハードウェア構成を示す図である。この図にあるように、本実施例における情報取得システムは、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」(1001)と、「主メモリ」(1002)と、を備えている。また、所定の情報を保持する「HDD」(1003)や、ユーザ端末(1006)と情報の送受信を行う「ネットワーク・I/F(インターフェース)」(1004)を備えている。そして、それらが「システムバス」(1005)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。また、図示しないが、情報取得システムは、キーボードやディスプレイなどと接続するための「I/O(インプット・アウトプット)」を備えていても良い。実施例2においても同様である。
ここに「主メモリ」は、各種処理を行うプログラムを「CPU」に実行させるために読み出すと同時に、そのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。また、この「主メモリ」や「HDD」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」で実行されるプログラムは、そのアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやりとりを行い、処理を行うことが可能になっている。本実施例において「主メモリ」に格納されているプログラムは、画像部分取得プログラムと合成画像生成ルール保持プログラムと画像合成プログラムと情報取得ルール保持プログラムと情報取出しプログラムである。また、「主メモリ」と「HDD」には、情報取得ルールでは情報取出しが単独では不能でかつ所定のルールで構成される画像部分(複数)、複数取得される前記画像部分を合成した合成画像を生成するルールである合成画像生成ルール、合成画像、合成画像から情報を取得するルールである情報取得ルール、取出対象である情報などが格納されている。
「CPU」は、「主メモリ」に格納されている画像部分取得プログラムを実行して、画像部分を取得する。また、「CPU」は、「主メモリ」に格納されている画像合成プログラムを実行して、「主メモリ」に格納されている合成画像生成ルールを用いて取得した複数の画像部分を合成して合成画像を生成する。そして、「CPU」は、「主メモリ」に格納されている情報取出しプログラムを実行して、「主メモリ」に格納されている合成された合成画像と情報取得ルールを用いて情報を取出すという具合である。
<処理の流れ>
図11は、本実施例における情報取得システムを利用した場合の処理の流れを示す図である。画像部分取得ステップ(S1101)と画像合成ステップ(S1102)と情報取出ステップ(S1103)からなる処理方法である。これらの処理方法は、情報取得システムによって実行されるものである。また、これらの処理を計算機である情報取得システムに読取実行可能に記述した情報取得プログラムであっても良い。
「画像部分取得ステップ」とは、後記情報取得ルールでは情報取出しが単独では不能で、かつ所定のルールで構成される画像部分を複数取得する段階である。
「画像合成ステップ」とは、取得した複数の画像部分を複数取得される前記画像部分を合成した合成画像を生成するルールである合成画像生成ルールを用いて合成して合成画像とする段階である。
「情報取出ステップ」とは、合成された合成画像と、合成画像から情報を取得するルールである情報取得ルールとを用いて情報取出しを行う段階である。
以上の各内容の詳細は、機能的構成で述べた点と同様である。
<まとめ>
以上により、特定の商品について簡易・迅速に真贋判定をすることができる情報取得システムを提供することができる。
本実施例は、実施例1の構成に加えて、撮像カメラ部と通信部とをさらに有し、通信にて画像部分を取得する機能と撮像カメラから画像部分を取得する機能の両方を有するように構成された情報取得システムである。
以下、本実施例における情報取得システムについて、機能的構成、ハードウェア構成及び処理の流れについて、順に説明する。
<機能的構成>
図12は、本実施例における情報取得システムの機能的構成を示す図である。本実施例における情報取得システムは、画像部分取得部(1201)と合成画像生成ルール保持部(1202)と画像合成部(1203)と情報取得ルール保持部(1204)と情報取出部(1205)とに加えて,撮像カメラ部(1206)と通信部(1207)を有し、画像部分取得部は、通信取得手段(1208)と情報取得手段(1209)を備えている。以下、具体的に各機能の内容につき説明する。なお、通信部と撮像カメラ部と、画像部分取得部に備えられている通信取得手段及び撮像取得手段を除く各機能については、実施例1と同様であるため、通信部と撮像カメラ部と、画像部分取得部に備えられている通信取得手段及び撮像取得手段の機能に限定して説明する。
「撮像カメラ部」とは、画像を撮影する機能である。撮影した画像は、情報取得システムに取り込まれるとよい。
次に、「通信部」とは、外部装置と通信を行う機能である。有線と無線とは問わない。具体的には、電子メール等での通信が考えられる。
次に、画像部分取得部に備えられている「通信取得手段」とは、通信にて画像部分を取得する機能である。また、画像部分取得部に備えられている「撮像取得手段」とは、撮像カメラから画像部分を取得する機能である。
<ハードウェア構成>
図13は、本実施例における情報取得システムのハードウェア構成を示す図である。この図にあるように、本実施例における情報取得システムは、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」(1301)と、「主メモリ」(1302)と、を備えている。また、所定の情報を保持する「HDD」(1303)や、ユーザ端末(1306)と情報の送受信を行う「ネットワーク・I/F(インターフェース)」(1304)を備えている。そして、それらが「システムバス」(1305)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここに「主メモリ」は、各種処理を行うプログラムを「CPU」に実行させるために読み出すと同時に、そのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。また、この「主メモリ」や「HDD」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」で実行されるプログラムは、そのアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやりとりを行い、処理を行うことが可能になっている。本実施例において「主メモリ」に格納されているプログラムは、画像部分取得プログラムと合成画像生成ルール保持プログラムと画像合成プログラムと情報取得ルール保持プログラムと情報取出しプログラムに加えて、撮像カメラプログラムと通信プログラムを備え、画像部分取得プログラムは、通信取得サブプログラムと撮像取得サブプログラムを含んでいる。また、「主メモリ」と「HDD」には、情報取得ルールでは情報取出しが単独では不能でかつ所定のルールで構成される画像部分(複数)、複数取得される前記画像部分を合成した合成画像を生成するルールである合成画像生成ルール、合成画像、合成画像から情報を取得するルールである情報取得ルール、取出対象である情報などが格納されている。
画像部分取得プログラムと合成画像生成ルール保持プログラムと画像合成プログラムと情報取得ルール保持プログラムと情報取出しプログラムの働きは、実施例1で述べたとおりである。本実施例では、実施例1に加えて、画像部分の取得について、「主メモリ」に格納されている通信プログラムを実行して、通信にて画像部分を取得する。また、「主メモリ」に格納されている撮像カメラプログラムを実行して、撮像カメラから画像部分を取得するという具合である。
<処理の流れ>
図14は、本実施例における特許等ネット取引マーケット装置を利用した場合の処理の流れを示す図である。通信ステップ(S1401)と、撮像カメラステップ(S1402)と、通信取得サブステップ(S1406)と撮像取得サブステップ(S1407)とを含む画像部分取得ステップ(S1403)と画像合成ステップ(S1404)と情報取出ステップ(S1405)とからなる処理方法である。これらの処理方法は、情報取得システムによって実行されるものである。また、これらの処理を計算機である情報取得システムに読取実行可能に記述した情報取得プログラムであっても良い。なお、このうち通信ステップと、撮像カメラステップと、通信取得サブステップと撮像取得サブステップとを含む画像部分取得ステップを除く各ステップは、実施例1と同様である。以下では、通信ステップと、撮像カメラステップと、通信取得サブステップと撮像取得サブステップとを含む画像部分取得ステップについて説明する。
「通信ステップ」とは、外部装置と通信を行う段階である。有線と無線とは問わない。具体的には、電子メール等での通信が考えられる。
次に、「撮像カメラステップ」とは、画像を撮影する段階である。撮影した画像は、情報取得システムに取り込まれるとよい。
次に、画像部分取得ステップに含まれている「通信取得手段」とは、通信にて画像部分を取得する段階である。また、画像部分取得ステップに含まれている「撮像取得手段」とは、撮像カメラから画像部分を取得する段階である。
<まとめ>
これらにより、通信と撮像画像の別途のルートにより画像部分を取得することができ、偽造防止の精度を上げることができる。
CPU:1001、1301
主メモリ:1002、1302
HDD:1003、1303
ネットワークI/F:1004、1304
システムバス:1005、1305
ユーザ端末:1006、1306

Claims (6)

  1. 後記情報取得ルールでは情報取出しが単独では不能で、かつ所定のルールで構成される画像部分を複数取得するための画像部分取得部と、
    複数取得される前記画像部分を合成した合成画像を生成するルールである合成画像生成ルールを保持する合成画像生成ルール保持部と、
    取得した複数の画像部分を保持されている合成画像生成ルールを用いて合成して合成画像とする画像合成部と、
    合成画像から情報を取得するルールである情報取得ルールを保持する情報取得ルール保持部と、
    合成された合成画像と、情報取得ルールとを用いて情報取出しを行う情報取出部と、
    を有する情報取得システム。
  2. 前記画像部分は、一次元コード、二次元コード、三次元コードのいずれかの部分である請求項1に記載の情報取得システム。
  3. 前記三次元コードは、二次元コードが時間変化する動画コードである請求項2に記載の情報取得システム。
  4. 撮像カメラ部と、通信部と、をさらに有し、
    画像部分取得部は、
    通信にて画像部分を取得する通信取得手段と、
    撮像カメラから画像部分を取得する撮像取得手段と、
    を有する請求項1から3のいずれか一に記載の情報取得システム。
  5. 後記情報取得ルールでは情報取出しが単独では不能で、かつ所定のルールで構成される画像部分を複数取得する画像部分取得ステップと、
    取得した複数の画像部分を複数取得される前記画像部分を合成した合成画像を生成するルールである合成画像生成ルールを用いて合成して合成画像とする画像合成ステップと、
    合成された合成画像と、合成画像から情報を取得するルールである情報取得ルールとを用いて情報取出しを行う情報取出ステップと、
    を有する情報取得システムの動作方法。
  6. 後記情報取得ルールでは情報取出しが単独では不能で、かつ所定のルールで構成される画像部分を複数取得する画像部分取得ステップと、
    取得した複数の画像部分を複数取得される前記画像部分を合成した合成画像を生成するルールである合成画像生成ルールを用いて合成して合成画像とする画像合成ステップと、
    合成された合成画像と、合成画像から情報を取得するルールである情報取得ルールとを用いて情報取出しを行う情報取出ステップと、
    を有する計算機である情報取得システムに読取実行可能な情報取得システムの動作プログラム。
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