JP2018028803A - 文書表示装置、文書表示方法及び文書表示プログラム - Google Patents

文書表示装置、文書表示方法及び文書表示プログラム Download PDF

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Minoru Takano
稔 高野
博美 永井
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Abstract

【課題】文書内の所望の文字列の出現分布を容易に把握することを目的とする。【解決手段】文書から選択された文字列の前記文書内の箇所を特定する特定部と、特定した前記文字列の文書内における箇所を、前記文書内の他の文字列と異なる態様にて前記文書を所定の単位に区切ってサムネイル表示する表示制御部と、を有する文書表示装置が提供される。【選択図】図8

Description

本発明は、文書表示装置、文書表示方法及び文書表示プログラムに関する。
銀行や不動産会社などで、貸付や不動産売買などを行うと同意書や契約書などへの署名が求められる。しかし、同意書や契約書は平易でない文書であることが多く、理解するのに時間がかかる。
文書を読んでいて注目する語句が見つかった場合、文書内でその語句が使われている他の箇所の文を探そうとするが、複数ページから同じ語句が使われている文を目視で探すことは大変であり、煩雑である。そこで、例えば文書内の注目する語句を選択すると、文書内でその語句が使用されている箇所を特定し、ハイライト表示する技術が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
PatentSQUARE 特許調査支援サービス Panasonic http://eww.gp-club.panasonic.co.jp/data/patent/patentsquare.pdf (検索日 2016年8月4日)
特開平8−110908号公報 特開平10−289083号公報 特開2014−203174号公報
しかしながら、非特許文献1の技術では、ハイライト表示された語句が出現する箇所を把握するためには、複数ページから構成される文書を逐次参照していく必要があり、文書内にて注目する語句が使われている文を探し出す際の煩雑さは解消されていない。注目する語句を逐次参照していく方法よりもより簡易に注目する語句に関連する記載箇所を見つけ、文書内の読むべき個所を簡単に探し出す方法が望まれる。
そこで、一側面では、本発明は、文書内の所望の文字列の出現分布を容易に把握することを目的とする。
一つの案では、文書から選択された文字列の前記文書内の箇所を特定する特定部と、特定した前記文字列の文書内における箇所を、前記文書内の他の文字列と異なる態様にて前記文書を所定の単位に区切ってサムネイル表示する表示制御部と、を有する文書表示装置が提供される。
一側面によれば、文書内の所望の文字列の出現分布を容易に把握することができる。
一実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す図。 一実施形態に係る文書DBの一例を示す図。 一実施形態に係る出現情報DBの一例を示す図。 一実施形態に係る検索情報DBの一例を示す図。 一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図。 第1実施形態に係る文書表示処理の一例を示すフローチャート。 第1実施形態に係る文書表示の画面の一例を示す図。 第1実施形態に係る文書表示の画面の一例を示す図。 図6の文書表示処理にて呼び出される出現情報算出処理の一例を示すフローチャート。 変形例に係る文書表示の画面の一例を示す図。 第2実施形態に係る文書表示処理の一例を示すフローチャート。 図11の文書表示処理にて呼び出される出現情報算出処理の一例を示すフローチャート。 第2実施形態に係る出現情報DBの他の例を示す図。 第2実施形態に係る文書表示の画面の一例を示す図。 変形例に係る文書表示の画面の他の例を示す図。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[情報処理装置の機能構成]
まず、本発明の一実施形態に係る情報処理装置10の機能構成の一例について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理装置10の機能構成の一例を示す図である。
情報処理装置10は、文書から選択された文字列の文書内の箇所を特定する文書表示装置の一例である。情報処理装置10は、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット型端末、スマートフォン、携帯電話、ビデオカメラ、デジタルカメラ、PDA(Personal Digital Assistants)、HMD(Head Mount Display)等のウェアラブル表示デバイスに適用されてもよい。
情報処理装置10は、通信I/F(インターフェース)部11、表示部12、入力部13、記憶部14及び制御部15を有する。通信I/F部11は、他の装置との間にて通信制御を行うインターフェースである。通信I/F部11の一態様としては、LANカードなどのネットワークインターフェースカードが挙げられる。
表示部12は、文書、画像等の各種情報を所定の形式で表示する表示デバイスである。例えば、表示部12としては、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)などの表示デバイスが挙げられる。
入力部13は、各種の情報を入力する。例えば、入力部13としては、マウス、キーボード、タッチセンサなどの入力デバイスが挙げられる。例えば、入力部13は、表示部12に表示されている文書の所望の語句のタッチ操作を受け付けると、その語句を制御部15へ出力し、制御部15経由で記憶部14に記憶させる。
記憶部14は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスクなどの不揮発性の記憶装置である。なお、記憶部14は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)などのデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。
記憶部14は、制御部15で実行されるOS(Operating System)及び文書表示プログラム124等の各種プログラムを記憶する。また、記憶部14は、文書表示プログラム124等の各種プログラムで用いられる各種データや各種プログラムにより生成された各種データを記憶する。例えば、記憶部14は、文書DB121、出現情報DB122及び検索情報DB123を記憶する。
図2は、本実施形態に係る文書DBの一例を示す。文書DB121には、文書IDと文書とが対応付けて記憶されている。同意書や契約書などの文書はあらかじめ電子化されて、文書IDと対応付けて文書DB121に記憶されている。
図3は、本実施形態に係る出現情報DBの一例を示す。出現情報DB122には、ユーザ操作により選択された文字列の出現数を文書のページ単位で記憶する。図3では、選択された文字列の一例として、「契約」の語句と「同意」の語句とが挙げられ、各語句の出現数とそれらの語句の合計出現数とが各ページに対応付けて記憶される。
図4は、本実施形態に係る検索情報DBの一例を示す。検索情報DB123には、特定語句を検索キーとして文書にて検索された検索回数が文書IDに対応付けて記憶されている。検索情報DB123には、複数のユーザの検索結果が記憶されていることが好ましい。このため、検索情報DB123は、ネットワークを介してアクセス可能なサーバ等に記憶され、他のユーザの文書毎の検索結果が記憶されていることが好ましい。
制御部15は、取得部111、特定部112、算出部113及び表示制御部114を有する。取得部111は、入力部13が画面のタッチ操作に応じて入力を受け付けた語句を取得する。
特定部112は、取得部111が取得した語句(つまり、表示されている文書から選択された語句)の文書内における箇所を特定する。
算出部113は、区切り毎に特定語句の文書内における出現頻度を算出する。文書の区切りは、文書のページ単位、文書の章単位及び文書の所定の行単位のいずれかに設定されてもよい。
表示制御部114は、特定語句の文書内における箇所を、その文書内の他の文字列と異なる態様にて文書を区切る所定の区切り毎にサムネイル表示するように制御する。区切り毎にサムネイル表示される文書は、文書の全部が好ましいが、文書の一部であってもよい。また、表示制御部114は、算出部113が算出した出現頻度に基づき、区切り毎にサムネイル表示する文書の表示順を制御してもよい。表示制御部114は、特定語句の出現情報を表示するように制御してもよい。
なお、図1は機能に着目したブロック図を描いており、これらの機能ブロックで示した各部は、ハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはハードウエアとソフトウエアとの組合せによって実現することができる。
[情報処理装置のハードウェア構成]
次に、本実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成について、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示す。情報処理装置10は、入力装置101、表示装置102、外部I/F103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU(Central Processing Unit)106、通信I/F107、及びHDD(Hard Disk Drive)108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置101は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等を含み、情報処理装置10に各操作信号を入力するために用いられる。表示装置102は、例えば、ディスプレイ等を含み、各種の処理結果を表示する。通信I/F107は、情報処理装置10をネットワークに接続するインターフェースである。これにより、情報処理装置10は、通信I/F107を介して、他の機器とデータ通信を行うことができる。
HDD108は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、情報処理装置10の全体を制御する基本ソフトウェア及びアプリケーションソフトウェアがある。例えば、HDD108には、各種のデータベースやプログラム等が格納されてもよい。
外部I/F103は、外部装置とのインターフェースである。外部装置には、記録媒体103aなどがある。これにより、情報処理装置10は、外部I/F103を介して記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体103aには、CD(Compact Disk)、及びDVD(Digital Versatile Disk)、ならびに、SDメモリカード(SD Memory card)やUSBメモリ(Universal Serial Bus memory)等がある。
ROM105は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、ネットワーク設定等のプログラム及びデータが格納されている。RAM104は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。CPU106は、上記記憶装置(例えば「HDD108」や「ROM105」など)から、プログラムやデータをRAM104上に読み出し、所定のを実行することで、情報処理装置10の全体制御や情報処理装置10に搭載した機能を実現する演算装置である。
かかる構成の情報処理装置10では、制御部15の機能は、文書表示プログラム124が、CPU106に実行させる処理により実現される。通信I/F部11の機能は、例えば通信I/F107により実現される。表示部12の機能は、例えば表示装置102により実現される。入力部13の機能は、例えば入力装置101により実現される。
記憶部14の機能は、例えばROM105,RAM104又はHDD108により実現されてもよいし、ネットワークを介して情報処理装置10に接続されるクラウド上の記憶装置等により実現されてもよい。つまり、文書DB121、出現情報DB122、検索情報DB123に記憶された情報は、RAM104、HDD108又はネットワークを介して情報処理装置10に接続されるクラウド上の記憶装置に格納され得る。
<第1実施形態>
[文書表示処理]
次に、第1実施形態に係る文書表示処理について図6を参照して説明する。図6は、第1実施形態に係る文書表示処理を示したフローチャートである。本処理が開始されると、取得部111は、表示する同意書や契約書等の文書を文書DB121から読み出し、取得する(ステップS10)。次に、表示制御部114は、取得した文書を表示部12の画面に表示する(ステップS12)。
例えば図7(a)に示すように、表示制御部114は、文書Wrを表示する。表示制御部114は、文書Wrに対して過去に検索された検索キーを候補として表示してもよい。例えば、表示制御部114は、検索キーの候補を検索情報DB123から選択して表示する。このとき、検索キーの候補は、表示されている文書Wrに対して検索回数が多い語句から順に表示することが好ましい。
図6に戻り、ユーザが、表示されている文書内の注目する語句や重要語句を指やマウスでなぞると、特定部112は、ユーザのタッチ操作に応じて検索キーとなる語句を特定する(ステップS14)。次に、表示制御部114は、特定語句をマーカー表示する(ステップS16)。これにより、例えば図7(b)に示すように、文書Wr内の特定語句k1及び特定語句k2が異なる色等を使用してマーカー表示される。このとき、特定語句k1及び特定語句k2のそれぞれは、文書Wrの全箇所で統一して同一色にマーカー表示される。
図6に戻り、次に、算出部113は、出現情報算出処理を実行し(ステップS18)、ページ単位で特定語句の出現数を算出する。出現情報算出処理については、図9を参照しながら後述する。次に、記憶部14は、検索情報DB123に記憶する検索情報を更新する(ステップS20)。具体的には、記憶部14は、画面に表示された文書Wrについてユーザ操作された語句毎の検索回数に「1」を加算した値を記憶する。検索情報DB123に記憶する検索情報にユーザ操作された語句がない場合には、記憶部14は、ユーザ操作された語句と検索回数「1」とを文書IDに対応付けて検索情報DB123に記憶する。
次に、表示制御部114は、文書全体を表示するか否かを判定する(ステップS22)。表示制御部114は、文書全体を表示しないと判定した場合、当所表示したページをそのまま表示し(ステップS24)、本処理を終了する。この場合、スクロールバー等を用いて複数ページから構成される文書Wrを逐次参照することで、マーカー表示された文書Wr内の特定語句k1、k2を検索できる。
一方、表示制御部114は、文書全体を表示すると判定した場合、ページ単位に区切って文書の全ぺ―ジをサムネイル表示する(ステップS26)。これにより、図8(a)に示すように、画面のエリアArに、文書の全ぺ―ジが縮小表示(サムネイル表示)される。その際、ユーザ操作により特定された「契約」の語句k1と「同意」の語句k2とは、文章内の他の文字列とは異なる態様で表示(ここではマーカー表示)される。また、文書Wrの横に特定語句k(語句k1、語句k2)が表示される。
このようにして文書Wrの全体をページ毎に区切ってサムネイル表示する機能により、ユーザは、注目する語句や重要語句が文書全体で使われている箇所を一目で把握することができる。これにより、ユーザは、特定語句が多いページを見つけやすく、そのページを優先的に読むことで文書の内容を理解しやすくなる。
また、ユーザは、特定語句の出現数の多い少ないだけでなく、エリアArに表示された文書の全体イメージの機能により、ページレイアウトのどこに特定語句が出てくるかも判る。このため、例えばタイトルの語句がマーカー表示されている場合や、注意事項の中にマーカー表示された語句があれば、その語句の詳細が説明されている箇所である可能性が高いことがわかる。これにより、同意書や契約書などの文書を読む時に、文書の内容を効率的に理解することができる。
なお、エリアArに表示されるページ毎に区切られた文書の表示順は、文書の1ページから順に表示してもよいし、特定語句の出現数が多いページ順に並び替えて表示してもよい。このとき、表示制御部114は、出現情報DB122に記憶された文書毎の特定語句に対する出現数及び合計出現数に基づき、いずれかの語句に対する出現数の多いページを優先して表示してもよいし、合計出現数の多いページを優先して表示してもよい。図8(a)のエリアArには、図3に示す文書ID「001」に含まれる特定語句の合計出現数の多いページから順に表示されている。なお、エリアArに表示される文書は、語句が表示されている箇所が表示されれば、文書の全ページでなくてもよい。
図6に戻り、ユーザが、サムネイル表示されたページの一つをタッチすると、表示制御部114は、ユーザ操作に応じてタッチされた特定のページを選択し(ステップS28)、選択されたページを拡大して表示し(ステップS30)、本処理を終了する。これにより、図8(b)に示すように、選択されたページp3が、拡大表示される。
(出現情報算出処理)
次に、図6のS18にて呼び出される出現情報算出処理の一例について、図9を参照しながら説明する。第1実施形態に係る出現情報算出処理が呼び出されると、算出部113は、表示されている文書から抽出された特定語句があるか否かを判定する(ステップS40)。算出部113は、特定語句がないと判定した場合、本処理を終了する。一方、算出部113は、特定語句があると判定された場合、算出部113は、文書内のページ毎に特定語句の出現数を算出する(ステップS42)。
次に、算出部113は、抽出された他の特定語句があるかを判定する(ステップS44)。算出部113は、他の特定語句があると判定した場合、ステップS42に戻り、ページ毎に他の特定語句の出現数を算出する。記憶部14は、算出された出現数を出現情報DB122に記憶する。
算出部113は、ステップS44にて、抽出された他の特定語句がないと判定した場合、ページ毎に合計出現数を算出し(ステップS46)、本処理を終了する。記憶部14は、算出された合計出現数を出現情報DB122に記憶する。
以上に説明したように、第1実施形態に係る文書表示処理によれば、文書内の所望の語句の出現分布を容易に把握することができ、特定語句の出現数が多いページを優先的に読むことができる。また、文書の全体イメージから特定語句が章の見出しであったり、注意事項等の欄にあることがひと目でわかるので、優先して読むべき箇所が明瞭になり易い。よって、その語句が出現する箇所を逐次読んでいくよりも、その語句が頻出する箇所を抽出して読むほうがある語句に関連する記載を見つけ出し易く、そのような箇所が読むべき箇所となる。これにより、同意書や契約書等の文書を読むときに文書の内容を短時間で効率的に理解することができる。
(章単位でのサムネイル表示)
以上では、文書Wrの全体イメージをページ単位で表示した。しかし、これに限らず、文書Wrの全体イメージをページ単位以外の、例えば章単位で表示してもよい。例えば、図10に変形例に係る文書表示の画面の一例を示す。図10のエリアArに示すように、この変形例では、文書の全ぺ―ジが章毎にサムネイル表示され、各章にて特定語句がマーカーで表示される。これによれば、文書の全体において、内容にある程度のまとまりのある章毎に特定語句の出現分布を把握することができる。これにより、章毎に語句が頻出する箇所がある程度内容にまとまりのある、読むべき箇所と分かるため、文書の内容を短時間で効率的に理解することができる。
<第2実施形態>
[文書表示処理]
次に、第2実施形態に係る文書表示処理について図11を参照して説明する。図11は、第2実施形態に係る文書表示処理を示したフローチャートである。第2実施形態に係る文書表示処理(図11)において、第1実施形態に係る文書表示処理(図6)と同じ処理には、同一ステップ番号を付している。つまり、第1及び第2実施形態に係る文書表示処理のステップS10〜S16、S20〜S24は同じ処理であるため、ここでは重複説明を省く。
本処理が開始され、ステップS10〜S16の処理が行われた後、算出部113は、第2実施形態に係る出現情報算出処理を実行する(ステップS50)。
(出現情報算出処理)
図11のS50にて呼び出される出現情報算出処理では、図12に示すように、算出部113は、表示されている文書から抽出された特定語句があるか否かを判定する(ステップS40)。算出部113は、特定語句がないと判定した場合、本処理を終了する。一方、算出部113は、特定語句があると判定した場合、文書内の行毎に特定語句の出現数を算出する(ステップS60)。記憶部14は、行毎に算出された特定語句の出現数を出現情報DB122に記憶する。図13に、行毎に算出された特定語句の出現数を記憶する出現情報DB122の一例を示す。
図12に戻り、次に、算出部113は、抽出された他の特定語句があるかを判定する(ステップS44)。算出部113は、他の特定語句があると判定した場合、ステップS60に戻り、行毎に他の特定語句の出現数を算出する。
一方、算出部113は、他の特定語句がないと判定した場合、算出部113は、N行毎に語句毎の合計出現数を算出し(ステップS64)、本処理を終了する。記憶部14は、算出した合計出現数をN行毎に出現情報DB122に記憶する。これにより、図13の出現情報DB122には、N行毎に算出された合計出現数が記憶される。なお、ここでは、Nは4に設定されるが、Nは2以上の整数である。
図11に戻り、次に、記憶部14は、検索情報DB123の検索情報を更新し(ステップS20)、次に、表示制御部114は、文書全体を表示するか否かを判定する(ステップS22)。表示制御部114は、文書全体を表示しないと判定した場合、当所表示したページをそのまま表示し(ステップS24)、本処理を終了する。
一方、表示制御部114が文書全体を表示すると判定した場合、表示制御部114は、N行毎に語句の出現数の多い順にN行毎の固まりで文書をサムネイル表示する(ステップS52)。これにより、図14に示すように、画面のエリアArに、N行毎の特定語句の出現数の多い順に、N行毎の文書の固まりN1、N2、・・・が表示される。
その際、ユーザ操作により特定された「契約」の語句k1と、「同意」の語句k2とは、異なる色等を使用してマーカー表示される。特定語句は、文書Wrの全箇所で統一して同一色にマーカー表示される。
エリアArに表示される文書は、文書内の全行を表示しなくてもよい。また、文書内の箇所が分かるように、N1〜N6の固まり毎に記載箇所のページ及びライン(行)が表示されることが好ましい。これにより、ユーザは、注目する語句や重要語句が文書全体で使われている箇所をN行単位で一目で把握することができる。ユーザは、エリアArに表示された文書の全体イメージの機能により、特定語句が多いページの該当箇所を見つけやすく、その箇所を優先的に読むことで文書の内容を理解しやすくなる。なお、N行の固まりで表示することに替えて、N行の固まりを含むページ毎にサムネイル表示してもよい。
図11に戻り、ユーザが、サムネイル表示されたN行毎の表示の一つをタッチすると、表示制御部114は、タッチされた特定のN行の文書を選択し(ステップS54)、選択したN行の文書(又は、選択したN行の文書を含むページ)を拡大して表示し(ステップS56)、本処理を終了する。
以上に説明したように、第2実施形態に係る文書表示処理によれば、N行毎の文書に注目し、特定語句が出現しているかをサムネイル表示することができる。これにより、その語句が他の箇所と比べて頻出する箇所かをより細かく特定できる。これにより、文書内の所望の語句の出現分布を容易に把握することができ、特定語句の出現数が多い文書内の箇所を優先的に読むことができる。
(他のサムネイル表示)
以上に説明したように、第1及び第2実施形態では、ページ単位、章単位又はN行単位で文書をサムネイル表示したが、サムネイル表示の方法はこれに限らない。例えば図15は、変形例に係る文書表示の画面の他の例を示す。図15のエリアArに示すように、ページ単位で特定語句の出現数が最も多いページから順に出現数が多いページを中央に表示し、紙面の左側に中央のページの前のページを表示し、紙面の右側に中央のページの後のページを表示してもよい。
図14のエリアArに表示されている各N行の記載箇所のページp及びラインLは、特定した文字列の出現情報の一例である。図8等のエリアArに表示されている各特定語句に対するマーカー表示は、特定語句を文書内の他の文字列と異なる態様にて表示する方法の一例であり、これに限らない。特定語句を文書内の他の文字列と異なる態様にて表示する他の方法としては、線種を変える、色を変える、フォントを変える等の方法が挙げられる。
また、本実施形態に係る出現数は、特定語句の文書内における出現頻度の一例である。出現頻度の他の例としては、文書全体の特定語句の出現数に対する各ページの前記文字列の出現の割合であってもよい。
以上、文書表示装置、文書表示方法及び文書表示プログラムを上記実施形態により説明したが、本発明に係る文書表示装置、文書表示方法及び文書表示プログラムは上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。また、上記実施形態及び変形例が複数存在する場合、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
文書から選択された文字列の前記文書内の箇所を特定する特定部と、
特定した前記文字列の文書内における箇所を、前記文書内の他の文字列と異なる態様にて前記文書を所定の単位に区切ってサムネイル表示する表示制御部と、
を有する文書表示装置。
(付記2)
前記区切りは、前記文書のページ、前記文書の章及び前記文書の所定数の行のいずれかに設定される、
付記1に記載の文書表示装置。
(付記3)
前記区切り毎に、特定した前記文字列の文書内における出現頻度を算出する算出部を有し、
前記表示制御部は、前記出現頻度に基づき、前記区切り毎にサムネイル表示する前記文書の表示順を制御する、
付記1又は2に記載の文書表示装置。
(付記4)
前記表示制御部は、特定した前記文字列の出現情報を前記区切り毎に表示する、
付記1〜3のいずれか一項に記載の文書表示装置。
(付記5)
文書から選択された文字列の前記文書内の箇所を特定し
特定した前記文字列の文書内における箇所を、前記文書内の他の文字列と異なる態様にて前記文書を所定の単位に区切ってサムネイル表示する、
処理をコンピュータが実行する文書表示方法。
(付記6)
前記区切りは、前記文書のページ、前記文書の章及び前記文書の所定数の行のいずれかに設定される、
付記5に記載の文書表示方法。
(付記7)
前記区切り毎に、特定した前記文字列の文書内における出現頻度を算出し、
前記出現頻度に基づき、前記区切り毎にサムネイル表示する前記文書の表示順を制御する、
付記5又は6に記載の文書表示方法。
(付記8)
特定した前記文字列の出現情報を前記区切り毎に表示する、
付記5〜7のいずれか一項に記載の文書表示方法。
(付記9)
文書から選択された文字列の前記文書内の箇所を特定し、
特定した前記文字列の文書内における箇所を、前記文書内の他の文字列と異なる態様にて前記文書を所定の単位に区切ってサムネイル表示する、
処理をコンピュータに実行させるための文書表示プログラム。
(付記10)
前記区切りは、前記文書のページ、前記文書の章及び前記文書の所定数の行のいずれかに設定される、
付記9に記載の文書表示プログラム。
(付記11)
前記区切り毎に、特定した前記文字列の文書内における出現頻度を算出し、
前記出現頻度に基づき、前記区切り毎にサムネイル表示する前記文書の表示順を制御する、
付記9又は10に記載の文書表示プログラム。
(付記12)
特定した前記文字列の出現情報を前記区切り毎に表示する、
付記9〜11のいずれか一項に記載の文書表示プログラム。
10 情報処理装置
11 通信I/F部
12 表示部
13 入力部
14 記憶部
15 制御部
111 取得部
112 特定部
113 算出部
114 表示制御部
121 文書DB
122 出現情報DB
123 検索情報DB

Claims (6)

  1. 文書から選択された文字列の前記文書内の箇所を特定する特定部と、
    特定した前記文字列の文書内における箇所を、前記文書内の他の文字列と異なる態様にて前記文書を所定の単位に区切ってサムネイル表示する表示制御部と、
    を有する文書表示装置。
  2. 前記区切りは、前記文書のページ、前記文書の章及び前記文書の所定数の行のいずれかに設定される、
    請求項1に記載の文書表示装置。
  3. 前記区切り毎に、特定した前記文字列の文書内における出現頻度を算出する算出部を有し、
    前記表示制御部は、前記出現頻度に基づき、前記区切り毎にサムネイル表示する前記文書の表示順を制御する、
    請求項1又は2に記載の文書表示装置。
  4. 前記表示制御部は、特定した前記文字列の出現情報を前記区切り毎に表示する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の文書表示装置。
  5. 文書から選択された文字列の前記文書内の箇所を特定し、
    特定した前記文字列の文書内における箇所を、前記文書内の他の文字列と異なる態様にて前記文書を所定の単位に区切ってサムネイル表示する、
    処理をコンピュータが実行する文書表示方法。
  6. 文書から選択された文字列の前記文書内の箇所を特定し、
    特定した前記文字列の文書内における箇所を、前記文書内の他の文字列と異なる態様にて前記文書を所定の単位に区切ってサムネイル表示する、
    処理をコンピュータに実行させるための文書表示プログラム。
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