JP2013542542A - アプリケーションのファイルシステムアクセス - Google Patents

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Abstract

アプリケーションのファイルシステムアクセスの手法が説明される。実施態様において、コンピューティングデバイスのファイルシステムにアクセスするための要求が、コンピューティングデバイス上で実行されているアプリケーションからアプリケーションプログラミングインターフェースを介して1又は複数のモジュールによって取得される。アクセスが許可されることを確認するためにユーザーによって選択可能なオプションを有した一部分が、何がその一部分の中に含まれているかをアプリケーションが知ることのないように、1又は複数のモジュールによってユーザーインターフェースに表出される。オプションの選択に応答して、ファイルシステムのどこにアクセスが許可されたかをアプリケーションが知ることのないように、1又は複数のモジュールによってアクセスがアプリケーションに許可される。
【選択図】図1

Description

[0001] ユーザーは、幅広い様々な異なる情報源から広範囲に及ぶアプリケーションへのアクセスを有している。例えば、ユーザーは、従来、(光ディスク等の)コンピューター読み取り可能記憶媒体上のアプリケーションを「ブリックアンドモルタル」ストアから取得して、次いで、そのアプリケーションをユーザーのホームコンピューティングデバイス上にインストールしていた。これらのアプリケーションは、一般的に、名の通ったデベロッパーによって提供され、それ故、信頼のおけるものであると考えられていた。
[0002] これに続く手法が後に発達し、ユーザーは、ネットワークにアクセスしてアプリケーションを探し出しインストールしていた。例えば、アプリケーションを探し出して購入するためのアプリケーションマーケットプレースが、インターネットを介してアクセス可能とされ得る。ある場合には、アプリケーションマーケットプレースは、数多くのアプリケーションを含んでいることがあり、それらは様々な異なるデベロッパーが作り出したものであることがある。しかしながら、入手可能とされ得る圧倒的な数のアプリケーションと、それらを提供することができるデベロッパーの多様性のために、アプリケーションの機能性は、信頼性の度合いが変化しつつあるかもしれない。例えば、アプリケーションは、機能に欠陥があったり、悪意のある集団によって書かれたりすることがある。
[0003] アプリケーションのファイルシステムアクセスの手法が説明される。実施態様において、コンピューティングデバイスのファイルシステムにアクセスするための要求が、コンピューティングデバイス上で実行されているアプリケーションからアプリケーションプログラミングインターフェースを介して1又は複数のモジュールによって取得される。アクセスが許可されることを確認するためにユーザーによって選択可能なオプションを有した一部分が、何がその一部分の中に含まれているかをアプリケーションが知ることのないように、1又は複数のモジュールによってユーザーインターフェースに表出される。オプションの選択に応答して、ファイルシステムのどこにアクセスが許可されたかをアプリケーションが知ることのないように、1又は複数のモジュールによってアクセスがアプリケーションに許可される。
[0004] 1又は複数の実施態様において、アプリケーションがコンピューティングデバイスのファイルシステムに直接アクセスすることを可能とすることなくファイルシステムを通じたナビゲーションを提供するように構成された1又は複数の視覚的なアフォーダンスを含んだユーザーインターフェースが、コンピューティングデバイスによって実行されているアプリケーションによる要求に応答してコンピューティングデバイスによって出力される。ファイルシステムを通じたナビゲーションを指示する入力を受け取ったことに応答して、ユーザーインターフェース内の1又は複数の視覚的なアフォーダンスが更新される。
[0005] 1又は複数の実施態様において、1又は複数のコンピューター読み取り可能記憶媒体は、その上に格納された命令を備えており、当該命令は、コンピューティングデバイスによる実行に応答してコンピューティングデバイスに動作を実行させ、当該動作は、コンピューティングデバイスのファイルシステムにアクセスするための要求を、コンピューティングデバイス上で実行されているアプリケーションからアプリケーションプログラミングインターフェースを介して仲介モジュールによって取得するステップを含む。これに応答して、仲介モジュールは、アプリケーションがファイルシステムに直接アクセスすることを可能とすることなくコンピューティングデバイスのユーザーインターフェースにコンピューティングデバイスのファイルシステムを通じたナビゲーションを提供させる。このナビゲーションは、ユーザーインターフェースとの対話を通じてユーザーによって行われたアクセスが要求どおりにアプリケーションに許可されることを確認するように構成される。
[0006] この概要は、以下の詳細な説明において更に説明される概念の抜粋を簡潔な形で紹介するために提供される。この概要は、特許請求の範囲に記載された主題の主要な特徴又は本質的な特徴を特定することを意図しておらず、また、特許請求の範囲に記載された主題の範囲を決定付ける助けとして用いられることも意図していない。
[0007] 添付の図面を参照して詳細な説明が説明される。図面において、符号の一番左の数字は、その符号が最初に登場した図を特定している。説明及び図面において異なる事例における同一の符号の使用は、類似の又は同一の項目を示している場合がある。
[0008] 図1は、本明細書において説明される手法を実施するように動作可能な例示的実施態様における環境の説明図である。 [0009] 図2は、ファイル管理を実施するように構成された例示的実施態様におけるシステムの説明図である。 [0010] 図3は、モバイル通信デバイスとして、且つ、ファイルシステムに対するアクセスを補助するように構成されている視覚的なアフォーダンスを有するユーザーインターフェースを出力するものとして構成された、図1のコンピューティングデバイスの例示的実施態様を表す。 [0011] 図4は、ファイルシステムを通じたナビゲーションを補助するためにユーザーインターフェース内のランドマークの視覚的なアフォーダンスを利用している、図3のコンピューティングデバイスの例示的実施態様の説明図である。 [0012] 図5は、ファイルシステムを通じたナビゲーションを補助するためにユーザーインターフェース内の案内標識の視覚的なアフォーダンスを利用している、図1のコンピューティングデバイスの例示的実施態様の説明図である。 [0013] 図6は、ファイルシステムを通じたナビゲーションを補助するためのインデックスバーの視覚的なアフォーダンスを利用するユーザーインターフェースを表示している、図1のコンピューティングデバイスの例示的実施態様の説明図である。 [0014] 図7は、ファイルをファイルシステムに保存するように構成されたユーザーインターフェースを表示している、図1のコンピューティングデバイスの例示的実施態様におけるユーザーインターフェースの説明図である。 [0015] 図8は、アプリケーションによるファイルシステムへのアクセスが管理される例示的実施態様における手順を表しているフロー図である。 [0016] 図9は、ファイルシステムを通じたナビゲーションを補助するためにユーザーインターフェース内で1又は複数の視覚的なアフォーダンスが活用される例示的実施態様における手順を表しているフロー図である。
<概観>
[0017] アプリケーションデベロッパーの激増と共に、コンピューティングデバイスのユーザーは、絶えず増加していく数多くのアプリケーションに曝されている。しかしながら、これらのアプリケーションの信頼性は、それらを書くデベロッパーと同じようにまちまちである場合がある。したがって、自由なアクセスを許可した従来のファイルシステムは、コンピューティングデバイスが、欠陥のある、そして悪意的でさえあるアプリケーションによってセキュリティーを破られる原因となり得る。
[0018] アプリケーションのファイルシステムアクセスの手法が説明される。実施態様において、ローカルファイル、ネットワークコンピューター、及び/又は、コンピューティングデバイスに通信可能に接続された周辺デバイスにアクセスするためのファイルシステムに対する、アプリケーションによるアクセスを管理するのに仲介モジュールが利用される。例えば、仲介モジュールは、ユーザーインターフェースの出力を生じさせるように構成されることができる。このユーザーインターフェースを介して、ユーザーは、アプリケーションによるファイルシステムに対するアクセス要求を確認することができる。このようにして、仲介モジュールは、ユーザーが、コンピューティングデバイス上で実行するアプリケーションに許可されるべきアクセスを管理し、その結果、信頼できないアプリケーションから保護するのに役立つことができる。このユーザーインターフェースはまた、ユーザーインターフェースを通じたナビゲーションを補助するための様々な異なる視覚的なアフォーダンスを含むようにも構成されることができる。仲介モジュール及び対応するユーザーインターフェースの更なる議論は、下記の節に関連して見出すことができる。
[0019] 下記の議論では、本明細書において説明される手法を実施するように動作可能な例示的環境が最初に説明される。この例示的環境だけでなく他の環境においても動作可能な例示的手順が次に説明される。同様に、当該例示的環境は、当該例示的手順の実施に限定されることはない。
<例示的環境>
[0020] 図1は、本明細書において説明されるファイルシステムアクセスの手法を利用するように動作可能な、例示的実施態様における環境100の説明図である。図示された環境100は、コンピューティングデバイス102を含んでおり、このコンピューティングデバイス102は、様々な方法で構成されることができる。例えば、コンピューティングデバイス102は、例えばデスクトップコンピューター、移動端末、エンターテインメント機器、ディスプレイデバイスに通信可能に接続されたセットトップボックス、移動電話、ゲームコンソール等といったような、ネットワーク104を介して通信する能力を有したコンピューターとして構成されることができる。
[0021] コンピューティングデバイス102は、十分なメモリーリソース及びプロセッサーリソースを有したフルリソースのデバイス(例えば、パーソナルコンピューター、ゲームコンソール)から、限られたメモリーリソース及び/又は処理リソースを有した低リソースのデバイス(例えば、従来型セットトップボックス、携帯ゲーム機)にまで及ぶことができる。加えて、単一のコンピューティングデバイス102が示されているけれども、コンピューティングデバイス102は、例えば業務を実行するようにビジネスによって利用される多数のサーバー、リモートコントローラーとセットトップボックスの組み合わせ、ジェスチャーをキャプチャーするように構成された画像キャプチャーデバイス(例えばカメラ)とゲームコンソール等といったような、複数の異なるデバイスを代表することができる。
[0022] コンピューティングデバイス102はまた、コンピューティングデバイス102のハードウェアに動作を実行させる、例えばプロセッサーを構成し、機能ブロックを構成する等の、エンティティー(例えばソフトウェア)も含むことができる。例えば、コンピューティングデバイス102は、コンピューティングデバイス、より具体的にはコンピューティングデバイス102のハードウェアに動作を実行させる命令を保持するように構成可能な、コンピューター読み取り可能媒体を含むことができる。即ち、この命令は、動作を実行するようにハードウェアを構成する機能を果たし、そしてこのようにして、動作を実行するようにハードウェアの変換をもたらす機能を果たす。この命令は、様々な異なる構成を通じて、コンピューター読み取り可能媒体によってコンピューティングデバイス102へ提供されることができる。
[0023] コンピューター読み取り可能媒体のそのような1つの構成は、信号伝送媒体であり、したがって、命令を(例えば搬送波として)コンピューティングデバイスのハードウェアへ、例えばネットワーク104を介して伝送するように構成される。コンピューター読み取り可能媒体はまた、コンピューター読み取り可能記憶媒体として構成されることもでき、したがって、信号伝送媒体ではない。コンピューター読み取り可能記憶媒体の例は、ランダムアクセスメモリー(RAM)、リードオンリーメモリー(ROM)、光ディスク、フラッシュメモリー、ハードディスクメモリー、並びに、命令及び他のデータを格納するための磁気、光学、及び他の手法を使用し得る他のメモリーデバイスを含む。
[0024] ネットワーク104はインターネットとして図示されているけれども、ネットワークは、幅広い様々な構成をとることができる。例えば、ネットワーク104は、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ネットワーク、公衆電話網、イントラネット等を含むことができる。更に、単一のネットワーク104が示されているけれども、ネットワーク104は、多数のネットワークを含むように構成されることができる。
[0025] コンピューティングデバイス102は、ファイル管理モジュール106を含んでいるように図示されている。ファイル管理モジュール106は、ファイルシステム108を管理する機能を表している。ファイル管理モジュール106は、例えばスタンドアローンのアプリケーションとして、コンピューティングデバイス102のオペレーティングシステムの一部分として等、様々な方法で実現されることができる。
[0026] ファイルシステム108は、コンピューティングデバイス102によってファイル110を整理し格納するための手法を利用する。ファイルシステム108は、例えば、ストレージ内でファイル110(例えば、実行可能ファイル及び/又はライブラリーファイル)を管理するためにフォルダーの階層構造を利用することができる。ファイルシステム108はまた、抽象化を用いてファイル110を整理することが可能なコンテキストを管理するための手法を提供する、名前空間を利用することもできる。ファイル管理モジュール106及びファイルシステム108によって利用可能な様々な他のファイル管理手法が予期される。
[0027] 加えて、ファイル管理モジュール106を用いて様々な異なるファイル110が管理可能である。例えば、ファイル110は、ライブラリーファイルとして構成されることができる。ライブラリーファイルは、一般に、コンピューティングデバイス102上で実行する別のファイル、例えばアプリケーション112によって参照される一組のデータを意味する。このように、アプリケーション112は、ライブラリーファイルにアクセスしてその中に含まれるデータを処理することができる実行可能ファイルである。したがって、ライブラリーファイルは、例えばドキュメント、プラグイン、スクリプト等といったような、様々な構成をとることができる。同様に、アプリケーション112は、例えばワードプロセッサー、表計算アプリケーション、ブラウザー等といったような、様々な構成をとることもできる。
[0028] ファイル管理モジュール106は、更に、仲介モジュール114とピッカーモジュール116を含んでいるように図示されている。仲介モジュール114は、アプリケーション112のファイルシステム108に対するアクセスを管理するファイル管理モジュール106の機能を表している。仲介モジュール114は、例えば、アプリケーション112によって要求されたファイル110を探し出し、そのファイル110をアプリケーション112に提供する仲介者として働くことができる。更に、ファイル110は、どこからそのファイル110が、例えばファイルシステム108によって用いられる名前空間をアプリケーション112が知ることによって取得されたかを、アプリケーション112が「知る」ことなく提供可能である。
[0029] 加えて、仲介モジュール114は、ファイルシステム108に対するアクセスが許可されるべきであることをユーザーが確認できるようにユーザーインターフェースを構成するために、ピッカーモジュール116を利用することができる。このようにして、ピッカーモジュール116は、ユーザーが、アプリケーション112が意図されたとおりのファイルにアクセスしようとしていることを確認することを可能にすることができる。これについての更なる議論は、図2に関連して見出すことができる。更に、コンピューティングデバイス102にローカルに存在するファイル110に対するアクセスが説明されるけれども、ファイル管理モジュール106は、ネットワークの向こう側の(例えば1又は複数のコンピューティングデバイスを用いて実現された)サービスプロバイダー120、コンピューティングデバイス102に通信可能に接続された周辺デバイス等によってアクセス可能な、リモートファイル118に対するアクセスを制御するように、ファイルシステム108を管理することができる。
[0030] 一般に、本明細書において説明される機能の何れもが、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア(例えば固定論理回路)、マニュアル処理、又はこれらの実施態様の組み合わせを用いて実現可能である。本明細書において用いられる「モジュール」及び「機能」という用語は、一般に、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの組み合わせを表す。ソフトウェアの実施態様の場合、モジュール、機能、又は論理は、命令、及び、ハードウェアによって特定される動作を実施するハードウェア、例えば1又は複数のプロセッサー及び/又は機能ブロックを表す。
[0031] 図2は、ファイル管理を実施するように構成された例示的実施態様におけるシステム200の説明図である。図示されたシステム200は、ファイル管理手法を実施するコンピューティングデバイス102のファイル管理モジュール106によって実現されることができる。例えば、ファイル管理モジュール106は、オペレーティングシステムの一部分、オペレーティングシステムと連携して実行するアプリケーション、スタンドアローンのアプリケーション等として組み込まれることができる。どこに組み込まれるかに拘らず、ファイル管理モジュール106は、コンピューティングデバイス102がローカルで、及び/又は、ネットワーク104を介して例えばサービスプロバイダー120からリモートでアクセス可能なファイル110、118を管理するための手法を利用することができる。
[0032] 図示されたシステム200は、第1のアプリケーション202と第2のアプリケーション204を含んでおり、それらは、図1に関連して説明されたアプリケーション112と同じものであってもよいし、そうでなくてもよい。この例では、第1及び第2のアプリケーション202、204の両者は、ファイルシステム108にアクセスするための1又は複数のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して仲介モジュール114と通信する。
[0033] 第2のアプリケーション204の場合、ファイルシステム108に対するアクセスが信頼されている、言い換えると第2のアプリケーション204が信頼できることの判断が既に行われている。例えば、第2のアプリケーション204は、名の通ったソフトウェアプロバイダーによってコーディングされる場合があり、互換性がテスト済みの場合がある、等々である。したがって、第2のアプリケーション204は、ピッカーモジュール116による確認なしで、ファイルシステム108にアクセスすることを仲介モジュール114によって許可されることができる。
[0034] 一実施態様では、このアクセスは、特定のファイル110がファイルシステム108内でどこに及び/又はどのように配置されているかを第2のアプリケーション204が「知る」ことなく、許可される。第2のアプリケーション204は、例えば、ファイルシステム108内のファイル110にアクセスするために用いられる名前空間を知らない場合がある。したがって、仲介モジュール114は、APIを介して受け取った第2のアプリケーション204からの要求を、目的のファイル110を探し出すのに理解可能な形式に変換することができる。このようにして、仲介モジュール114は、第2のアプリケーション204に許可されたアクセスをなおも保護し、管理することができる。
[0035] 別の実施態様では、第2のアプリケーション204は、ファイル110がファイルシステム108内でどこに及び/又はどのように配置され位置付けられているかを知らされている場合がある。例えば、第2のアプリケーション204は、ファイルシステム108によってサポートされている名前空間を使用するように構成されることができ、その結果、仲介モジュール114によって要求の変換は実施されない。例えば、完全に信頼されたアプリケーションには、仲介モジュール114との相互作用を要しないファイルシステム108に対する直接的なアクセスを可能とするといったような、様々な他の例も予期される。
[0036] 図2に示された例における第1のアプリケーション202の場合、ファイルシステム108に対するアクセスが信頼されていない、例えば、部分的には信頼されている又は何れにしても許可されていないことの判断が行われることができる。これに応答して、仲介モジュール114は、第1のアプリケーション202によって要求されたファイルシステム108に対するアクセスを確認するために、ピッカーモジュール116を利用することができる。第1のアプリケーション202は、例えば、ファイルシステム108にアクセスするための要求を、1又は複数のAPIを介して仲介モジュール114へ通信することができる。
[0037] 仲介モジュール114は、この要求を受け取ると、ユーザーインターフェース206を生成するようにピッカーモジュール116を実施することができる。この例におけるユーザーインターフェース206が、どんなアクセスが要求されているか、及び「何」がアクセスを要求しているか(例えば第1のアプリケーション202を特定)に関する記述を含んだ一部分として示されている。ユーザーインターフェース206はまた、要求されたアクセスを許可するために選択可能なオプション(例えば「アクセス許可」ボタン)を含んでいるように図示されている。アクセスを拒否するためのオプション(例えば「アクセス拒否」ボタン)もまた、ユーザーインターフェース206に含まれている。ユーザーインターフェース206の一部分に含まれている情報は、第1のアプリケーション202が、何がその中に入っているかに気付かないように、したがって要求されたデータの所在を知らされないように、出力されることができる。
[0038] ユーザーがアクセスを許可するオプションを選択した場合(例えば、これはカーソルコントローラーデバイスを用いてアクセス許可ボタンを選択しているように図示されている)、ピッカーモジュール116は、要求されたファイル110に対するアクセスを許可することができる。様々な異なる種類のアクセスが、仲介及びピッカーモジュール114、116によって、単独で又は共同で管理されることができる。そのようなアクセスの例は、ファイル110を保存すること、ファイル110を開くこと、ファイル110を編集すること、ファイル110を移動すること等を含む。
[0039] ピッカーモジュール116は、ファイル110を管理するのにファイルシステム108によって用いられている名前空間を第1のアプリケーション202が知ることがないような方法で、仲介モジュール114を介したファイル110に対するアクセスを第1のアプリケーションに提供するように構成されることができる。こうして、ピッカーモジュール116は、ユーザーインターフェース206を介してアクセスを確認することによって、信頼できないアプリケーションによるアクセスからファイルシステム108を保護することができる。ファイルシステム108と相互作用するのに使用可能なユーザーインターフェースの異なる構成例は、図3−7に関連して見出すことができる。
[0040] 1又は複数の実施態様では、仲介モジュール114は、それぞれが複数のアプリケーションの1つずつに対応して構成された、複数のピッカーモジュール116を統轄することができる。したがって、仲介モジュール114とピッカーモジュール116は、アプリケーションの実行がコンピューティングデバイス102及び/又は他のコンピューティングデバイス、例えば図1のサービスプロバイダー120を実現する1又は複数のコンピューティングデバイスを危険に曝す可能性を低減しながら、第1及び第2のアプリケーション202、204によるファイル110に対するアクセスを管理する手法を提供することができる。
<例示的ユーザーインターフェース>
[0041] 以下の節は、前述されたシステム及びデバイスを利用して実現されることが可能な例示的ユーザーインターフェースを説明する。コンピューティングデバイス102は、例えば、コンピューティングデバイスのハードウェア、例えば命令によって動作を実施するように構成された1又は複数のプロセッサー及び/又は機能ブロック上での命令の実行を通じて、ユーザーインターフェース206を出力することができる。これらの手法は、ピッカーモジュール116のユーザーインターフェース206による出力に関して説明されるけれども、その趣旨及び範囲から逸脱することなく、幅広い様々な異なるユーザーインターフェースによって利用されることができる。
[0042] 図3は、モバイル通信デバイスとして、且つ、ファイルシステム108に対するアクセスを補助するように構成されている視覚的なアフォーダンスを有するユーザーインターフェース302を出力するものとして構成された、図1のコンピューティングデバイス102の例示的実施態様300を表している。ユーザーインターフェース302は、前述されたように、ファイルシステム108内のファイル110に対するアクセスを提供するために出力されることができる。したがって、ユーザーインターフェース302は、このアクセスがどのように実施されるかをユーザーが管理することができるように、ユーザー入力に応答してファイルシステム108を通じたナビゲーションをサポートするように構成されることができる。このナビゲーションを補助するために、ユーザーインターフェース302は、様々な異なる視覚的なアフォーダンスを利用することができる。
[0043] 例えば、ピッカーモジュール116によって生成されたユーザーインターフェース302は、ユーザーインターフェース302内の表示ファイルの属性を決定するためのジェスチャーをサポートすることができる。ユーザーの手304の指が、例えば、ファイル(例えば「Application−Ellie」)の表現の表示の上に置かれて、ユーザーインターフェース302内の一部分306の出力を生じさせることができる。一部分306は、例えば作成者、サイズ、種類、作成日時、更新日時、アクセス日時等といったような、表示ファイルの属性を記述することができる。一実施態様では、一部分306の出力は、ジェスチャーの検出を受けて「ジャストインタイムで」実施されることができる。ジェスチャーは、様々な方法で、例えばタッチスクリーン機能、1又は複数のカメラ等を用いて、コンピューティングデバイス102によって検出されることができる。
[0044] ユーザーインターフェース302はまた、視覚的なアフォーダンスの別の例も含んでおり、それは、ランドマークと呼ばれることがある。ランドマークは、現在表示されている一群のアイテムの特性を記述するように構成された、ユーザーインターフェース302に含まれるオブジェクトである。図示された例では、ランドマーク308は、現在表示されているファイルに対応するアルファベットの一部分を参照する文字「A」である。このようにして、コンピューティングデバイス102のユーザーは、自分がユーザーインターフェース302の中の「どこに」位置しているかについて容易に情報を得ることができる。したがって、この手法は、ファイル108の比較的大きな集団における現在の位置をユーザーに容易に通知するのに用いられることができ、その例は、以下の図に関連して見出すことができる。
[0045] 図4は、ファイルシステム108を通じたナビゲーションを補助するためにユーザーインターフェース内のランドマークの視覚的なアフォーダンスを利用している、図3のコンピューティングデバイス102の例示的実施態様400を表している。この例示的実施態様は、第1及び第2段階402、404の使用を通じて示されている。
[0046] 第1段階402において、ランドマーク308が文字「A」を表示しているように示されており、この文字は、図3に関連して説明されたように、ユーザーインターフェース302内の現在表示されているファイルの表現に対応している。ユーザーの手304の指も、パンジェスチャーを行っているように示されており、この場合パンジェスチャーは、矢印で示されているように、コンピューティングデバイス102のディスプレイデバイスを横切るユーザーの手304の指の「タップスライド」動作を伴っている。
[0047] 第2段階404において、パンジェスチャーの効果が示されている。この例では、ユーザーインターフェース302は、文字「B」で始まるファイルを表示するように上へ向かってスクロールされた。これに応答して、ランドマーク308も、ピッカーモジュール116によって、文字「B」を表示するように構成される。一実施態様では、ランドマーク308は、ユーザーインターフェース302内のファイルの表現の表示の上に「浮かんで」、その結果、ランドマーク308がユーザーインターフェース302内で静止したままでいる間に、ファイルの表現がランドマーク308の下でスクロールすることができる。このようにして、ユーザーは、大きな一群のファイルの中での現在の位置、現在表示されている一群のファイルの特性等を、容易に決定することができる。一群のファイルの中での現在の位置を示す他の手法も予期され、その別の例は、以下の図に関連して見出すことができる。
[0048] 図5は、ファイルシステム108を通じたナビゲーションを補助するためにユーザーインターフェース内の案内標識の視覚的なアフォーダンスを利用している、図1のコンピューティングデバイス102の例示的実施態様500を表している。前の例では、ランドマーク308は、ユーザーインターフェースに現在表示されているアイテムに共通の特性を表すように、ユーザーインターフェース内で別個のアイテムとして構成されていた。この例では、ユーザーインターフェース502は、例えばユーザーインターフェース502内における現在の位置等の特性を示すようにファイルの表現自身から構成された、案内標識504、506を含んでいる。
[0049] 例えば、案内標識504、506の表示特性は、ユーザーの注意を引くファイルの他の表現に関して変わることができる。図示された例では、ボールド体が用いられているが、例えばサイズを変える、色を変える、下線を引く、ハイライトを付ける、アニメーションを使う、サイズを変える等といったような、他の表示特性が利用可能である。こうして、表現自身の特性が、ユーザーインターフェース内で表示されていた他の方法から変化することができる。
[0050] 図示されたユーザーインターフェース502では、案内標識504、506が、一致した文字で始まる異なるグループのファイルに対して与えられている。しかしながら、例えばファイルの種類や1又は複数のファイル110に共通であり得る他の属性に基づく、他のグループ化も予期される。こうして、この例では、視覚的なアフォーダンス(例えば案内標識)が、ユーザーがユーザーインターフェース内の位置を見つけたり、一群の表示ファイルの特性を決定したりするのを補助する。ユーザーインターフェースに含まれているファイルの特性についてユーザーに知らせるための様々な他の視覚的なアフォーダンスも、ユーザーインターフェース502によって利用可能である。
[0051] そのような1つの例は、ファイルの表現508がそのファイルの中身を表示するようにさせる、ユーザーインターフェース502内の視覚的なアフォーダンスである。図示された例では、表現508は、フォルダー「Brian’s Presentation」が犬の画像を含んでいることを示しているように図示されている。この画像は、例えばプレゼンテーションファイルの表紙、画像ファイル自身等といったような、様々な異なる種類のファイルから取ってくることができる。加えて、どの画像がそのフォルダーの中のファイルを表しているかを判断するために、例えばメタデータを調べる、フォルダー内での画像の出現数に基づく等といったような、様々な異なる手法が利用可能である。
[0052] 図6は、ファイルシステム108を通じたナビゲーションを補助するためのインデックスバー604の視覚的なアフォーダンスを利用するユーザーインターフェース602を表示している、図1のコンピューティングデバイス102の例示的実施態様600を表している。この例では、ユーザーインターフェース602は、ファイルの表現を有する一部分を含んでいる。ユーザーインターフェース602はまた、ファイルシステム108内のフォルダー間をナビゲートするように構成されたインデックスバー604も含んでいる。
[0053] 例えば、インデックスバー604は、文字のリストを含むことができ、文字の並びの中の「どこ」をインデックスバー604が示しているかを表すための手法を利用することができる。図示された例では、フォルダー「Applicants」の表現と文字「A」の両方がボールド体となっているが、他の表示の特徴も利用可能である。
[0054] こうして、この例では、「どこ」の表示が、ユーザーインターフェース602に現在表示されているファイルの特性、例えばアルファベット順に並んだフォルダー内の位置を表す。インデックスバー604は、例えばカーソルコントローラーデバイスの使用、バーからフォルダー及び/又は文字を選択する図示されたようなジェスチャーの使用等といったような、様々な方法でナビゲート可能である。この例では、フォルダーにわたるナビゲーションを実施するようにインデックスバー604が選択フォルダーに含まれている表現から離れているものとして、ユーザーインターフェース602が示されているが、インデックスバー604は、様々な異なるユーザーインターフェースにおいて、例えばファイルの表現自体の間をナビゲートするように、利用可能である。
[0055] 図7は、ファイルをファイルシステムに保存するように構成されたユーザーインターフェースを表示している、図1のコンピューティングデバイス102の例示的実施態様700を表している。この例では、ユーザーインターフェース702は、ファイルをファイルシステム108に保存するようにコンピューティングデバイス102によって構成されている。ユーザーインターフェース702は、ファイルの表現、この例では画像を含んだ一部分704を含んでいる。自動車の表現が、ファイルシステム108に保存するために選択されているように図示されている。
[0056] ユーザーインターフェース702はまた、保存されるファイルに関する情報、この例では名前「Eleanor」とファイルの種類を特定するように構成された一部分706も含んでいる。更に、保存部分706にデータを入力するタッチ入力を受け付けるように構成されたソフトキーボード708が表示されている。このようにして、ユーザーは、ユーザーインターフェースにわたってナビゲートし、保存されるファイルを指定し、ファイルを保存するために用いられる情報を入力し、そしてユーザーインターフェース702との対話を通じてそのファイルを保存して、それでもなおアプリケーション112によるファイルシステム108へのアクセスを制限することができる。アプリケーションのファイルシステムアクセス手法の更なる議論は、下記の手順に関連して見出すことができる。
<例示的手順>
[0057] 下記の議論は、前述されたシステム及びデバイスを利用して実現されることができるファイル管理の手法を説明する。それぞれの手順の側面は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせによって実現可能である。当該手順は、1又は複数のデバイスによって実施される動作を特定する1組のブロックとして示されるが、それぞれのブロックによる動作を実施するための示された順序には必ずしも限定されない。下記の議論の各部において、図1の環境100及び図2−7のユーザーインターフェース200−700が参照される。
[0058] 図8は、アプリケーションによるファイルシステムへのアクセスが管理される例示的実施態様における手順800を表している。コンピューティングデバイスのファイルシステムに対してアクセスするための要求が、コンピューティングデバイス上で実行されているアプリケーションからアプリケーションプログラミングインターフェースを介して1又は複数のモジュールによって取得される(ブロック802)。例えば、アプリケーション112は、ファイルを開くこと、ファイルを保存すること、ファイルを編集すること等を欲する場合がある。それに応じて、アプリケーション112は、APIを介して要求を仲介モジュール114へ送信することができる。
[0059] アクセスが許可されることを確認するためにユーザーによって選択可能なオプションを有したユーザーインターフェース内の一部分が、何がその一部分の中に含まれているかをアプリケーションが知ることのないように、1又は複数のモジュールによって表出される(ブロック804)。前の例を続けると、仲介モジュール114は、ピッカーモジュール116にユーザーインターフェース206を出力させることができる。ユーザーインターフェース206は、アクセスが要求されたことをユーザーに通知し、アクセスが許可されることをユーザーに確認させるように構成される。ユーザーインターフェース206は、例えば、どのアプリケーションがアクセスを要求しているか、及びどんなアクセスが要求されているかを記述することができる。
[0060] オプションの選択に応答して、ファイルシステムのどこにアクセスが許可されたかをアプリケーションが知ることのないように、1又は複数のモジュールによってアクセスがアプリケーションに許可される(ブロック806)。例えば、ピッカーモジュール116は、ファイルシステム108によって用いられている名前空間をアプリケーションが知ることのないように仲介者として働くことによって、ファイル110に対するアクセスを許可することができる。様々な他の例も予期される。
[0061] 図9は、ファイルシステムを通じたナビゲーションを補助するためにユーザーインターフェース内で1又は複数の視覚的なアフォーダンスが活用される例示的実施態様における手順900を表している。アプリケーションがコンピューティングデバイスのファイルシステムに直接アクセスすることを可能とすることなくファイルシステムを通じたナビゲーションを提供するように構成された1又は複数の視覚的なアフォーダンスを含んだユーザーインターフェースが、コンピューティングデバイスによって実行されているアプリケーションによる要求に応答してコンピューティングデバイスによって出力される(ブロック902)。様々な異なる視覚的なアフォーダンスがユーザーインターフェースによって利用可能であり、その例は図3−7に関連して見出すことができる。これらのアフォーダンスは、アプリケーションがファイルシステム108に直接的に(例えば名前空間の利用と直接通信によって)アクセスすることを可能とすることなく、むしろ例えば仲介モジュール114を通じて間接的に、ファイルシステム108にわたってナビゲートするのに利用されることができる。
[0062] ファイルシステムを通じたナビゲーションを指示する入力を受け取ったことに応答して、ユーザーインターフェース内の1又は複数の視覚的なアフォーダンスが更新される(ブロック904)。ユーザーが、例えばユーザーインターフェースに現在表示されているファイルの特性を表示するといったような、様々な異なる目的でファイルシステムを通じてナビゲートするにつれて、ランドマーク、案内標識、フォルダー、インデックスバー等の視覚的なアフォーダンスが更新されることができる。様々な他の例も予期される。
<結び>
[0063] 構造的な特徴及び/又は方法論的行為に特有の言い回しで本発明が説明されてきたが、添付された特許請求の範囲において定義される本発明は必ずしも説明された特有の特徴又は行為に限定されるものではない、ということは理解されなければならない。それどころか、当該特有の特徴及び行為は、特許請求の範囲に記載された発明を具体化する例示的な形として開示されているのである。

Claims (10)

  1. コンピューティングデバイスのファイルシステムにアクセスするための要求を、前記コンピューティングデバイス上で実行されているアプリケーションからアプリケーションプログラミングインターフェースを介して1又は複数のモジュールによって取得するステップと、
    アクセスが許可されることを確認するためにユーザーによって選択可能なオプションを有した一部分を、何がその一部分の中に含まれているかを前記アプリケーションが知ることのないように、前記1又は複数のモジュールによってユーザーインターフェースに表出するステップと、
    前記オプションの選択に応答して、前記ファイルシステムのどこに前記アクセスが許可されたかを前記アプリケーションが知ることのないように、前記1又は複数のモジュールによって前記アクセスを前記アプリケーションに許可するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記一部分は、アクセスが許可される前記ファイルシステム内のデータと前記ファイルシステム内の前記データの位置を特定し、その両者が、前記アプリケーションが何れの1つも知ることのないように前記一部分の中に表出される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記アクセスは、前記ファイルシステムによって管理されるストレージにデータを保存することである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記アクセスは、前記アプリケーションによって処理するために、前記ファイルシステムによって管理されるストレージからデータを取得することである、請求項1に記載の方法。
  5. 前記アクセスは、前記コンピューティングデバイスにネットワーク接続された別のコンピューティングデバイスに対するものである、請求項1に記載の方法。
  6. 前記アクセスは、前記コンピューティングデバイスに通信可能に接続された周辺デバイスに対するものである、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ユーザーインターフェースは、前記アプリケーションが前記ファイルシステムを通じたナビゲーションを知ることなく前記ナビゲーションを可能にするように構成された1又は複数の視覚的なアフォーダンスを含んでいる、請求項1に記載の方法。
  8. 前記アプリケーションは、前記1又は複数のモジュールを通じた前記ファイルシステムへのアクセスに制限され、それによって前記ファイルシステムへの直接的なアクセスを妨げられている、請求項1に記載の方法。
  9. 前記アプリケーションが前記ファイルシステムへの直接的なアクセスに関して信頼されるべきであるか否かを判定するステップを更に含み、前記取得するステップは、前記アプリケーションが前記ファイルシステムへの直接的なアクセスに関して信頼されるべきではないという判定に応答して実施される、請求項1に記載の方法。
  10. アプリケーションがコンピューティングデバイスのファイルシステムに直接アクセスすることを可能とすることなく前記ファイルシステムを通じたナビゲーションを提供するように構成された1又は複数の視覚的なアフォーダンスを含んだユーザーインターフェースを、前記コンピューティングデバイスによって実行されている前記アプリケーションによる要求に応答して前記コンピューティングデバイスによって出力するステップと、
    前記ファイルシステムを通じたナビゲーションを指示する入力を受け取ったことに応答して、前記ユーザーインターフェース内の前記1又は複数の視覚的なアフォーダンスを更新するステップと、
    を含む方法。
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