JP2018028366A - オリフィスユニット及びオリフィスユニットを備えた気化式加湿器 - Google Patents

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Abstract

【課題】保守点検が容易なオリフィスユニット、およびそのようなオリフィスユニットを備えた気化式加湿器を提供する。【解決手段】オリフィスユニットは、外部からの水が供給される給水口1b,1cと、水を外部に供給する送水口1aと、給水口1b,1cと送水口1aを接続する流路と、給水口1b,1cと送水口1aとの間に設けられ、流路とユニット外部を連通する開口部である装着部19と、を備えた配管部8と、配管部8の流路の給水口1b,1cと送水口1aを接続し、給水口1b,1cからの水を送水口1aに流す導管部と、導管部に設けられ、給水口1b,1cから流入された水の流量を制限して送水口に流すオリフィス孔11bを備え、装着部19の内部に配管部8の外側から水密状態ではめ込まれるオリフィス部9と、装着部19内にはめ込まれたオリフィス部9を、配管部8に対して着脱自在に固定するロック機構12,13を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、保守点検が容易なオリフィスユニット、およびそのようなオリフィスユニットを備えた気化式加湿器に関する。
加湿モジュールは、被処理空気の流れ方向と直角に配置されたパネル状の部材で、その上部に加湿モジュールの略全幅に伸びるパイプ状の給水ヘッダが設けられる。給水ヘッダには、オリフィスユニットが接続され、このオリフィスユニットにて、給水ヘッダに供給される水の量が制限される。オリフィスユニットには、電磁弁や配管用の継手を備えた給水ユニットが接続され、この給水ユニットを経由して加湿用の水が外部から供給される。給水ヘッダに供給された加湿用の水は、給水ヘッダに設けられた給水口から加湿モジュールの上部に滴下し、加湿モジュール全域に浸透する。
この種の加湿器としては、例えば特許文献1の発明が開示されている。この特許文献1の発明において、オリフィスユニットは、加湿器の配管の途中に固定されていることを特徴としている。
特開2013−036721公報
オリフィスユニットは、その内部に設けられた穴やスリットにより、通過する水量を制限する。オリフィスユニットに設けられた穴やスリットは、微細な水の流路であり、使用により汚れがたまり目詰まりを起こして通過する水量が設定値から外れることがあり、それを防止するために定期的に洗浄することが必要とされる。
しかし、従来のオリフィスユニットは、給水ユニットと給水ヘッダの間の配管の途中に設けられており、オリフィスユニットを洗浄するには、ねじ止めされた配管を外し、オリフィスユニットを取外す等の煩雑な作業が必要とされていた。
本発明は、保守点検が容易なオリフィスユニット、およびそのようなオリフィスユニットを備えた気化式加湿器を提供することを目的とする。
本発明のオリフィスユニットは、次のような構成を有することを特徴とする。
(1)外部からの水が供給される給水口と、水を外部に供給する送水口と、前記給水口と前記送水口を接続する流路と、前記給水口と前記送水口との間に設けられ、前記流路とユニット外部を連通する開口部である装着部と、を備えた配管部。
(2)前記配管部の流路の前記給水口と前記送水口を接続し、前記給水口からの水を前記送水口に流す導管部と、前記導管部に設けられ、前記給水口から流入された水の流量を制限して前記送水口に流すオリフィス孔を備え、前記装着部の内部に配管部の外側から水密状態ではめ込まれるオリフィス部。
(3)前記装着部内にはめ込まれた前記オリフィス部を、前記配管部に対して着脱自在に固定するロック機構。
前記のようなオリフィスユニットを備えた気化式加湿器も、本発明の一態様である。
本発明によれば、オリフィス孔を有するオリフィス部が配管部に対して着脱自在に設けられているため、オリフィス部を容易に洗浄、点検することができるオリフィスユニット及び気化式加湿器を提供することができる。
第1実施形態において、気化式加湿器の全体構成を示す斜視図 第1実施形態において、オリフィスユニットの構造を示す斜視図 第1実施形態において、オリフィスユニットの構造を示す断面図 第1実施形態において、オリフィスユニットのオリフィス部の構造を示す斜視図 第1実施形態において、オリフィス部の取付け状態を示す斜視図 第1実施形態において、オリフィス部の取外し方法を示す図 第2実施形態において、オリフィスユニットの構造を示す斜視図 第2実施形態において、オリフィスユニットの取外し状態の構造を示す斜視図
[第1実施形態]
[1−1.構成]
以下、図1〜図7を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
(1)全体構成
図1は、加湿器の全体構成を示す図であり、図2はオリフィスユニット1の構造を示す図である。本発明の実施形態の加湿器は、オリフィスユニット1、給水ユニット2、給水ヘッダ3、加湿モジュール4を有する。これら各部材は、額縁状をした加湿器のフレーム5に固定される。
加湿モジュール4は、紙等の給水材を蛇腹形状にたたみ複数重ね合わせてパネル状に構成した加湿シートと、加湿シート周囲に設けられ上部が開口したコの字状の枠体を有する。加湿モジュール4は、加湿器のフレーム5の内側にはめ込まれ支持された状態で、給水ヘッダ3の下方に固定される。加湿モジュール4は、加湿シートが給水ヘッダ3から供給される水を吸水し、水を含んだ加湿シートにより水を空気に接触させ、周辺の空気を加湿する。
給水ヘッダ3は、底面に出水用の複数の小穴を有し、フレーム5における加湿モジュール4の上部に配置される。給水ヘッダ3は、給水ユニット2から供給された水を加湿モジュール4に供給する。
給水ユニット2は、樹脂により成型された管状の部材であり、外部からの水を取入れる給水口、給水と停止を制御する電磁弁、水を排出する出水口を有する。給水ユニット2は、加湿モジュール4を支持するフレーム5に固定され、オリフィスユニット1に接続される。
オリフィスユニット1は、構造は詳細に後述するが水の流量を制限するオリフィス孔11bを有する樹脂製の部材であり、給水ヘッダ3の長手部分の片端に固定され、給水ユニット2から供給された水を、水量を制限して給水ヘッダ3に供給する。
(2)オリフィスユニット
オリフィスユニット1は、中央に送水口1aが、両側に2つの給水口1b,1cが設けられた全体としてT字形の配管部8と、この配管部8に取外し可能に設けられたオリフィス部9とからなる。
配管部8におけるT字形の脚の部分に設けられた送水口1aの部分が、加湿モジュール4の幅方向に延びる給水ヘッダ3の一方の端部に固定される。すなわち、筒状をした給水ヘッダ3の端部には四角形のフランジ3aが設けられ、このフランジ3aに対して、配管部8の送水口1aの周囲に設けられた端面部1dが固定される。端面部1dにはOリングを備えたコネクタが突出して、そのコネクタを給水ヘッダ側のコネクタ内に挿入することで、給水ヘッダ3と端面部1dの水密性が確保される
T字形の配管部に設けられた一方の給水口1bは、L字状の継手6aを介して、ホース6に接続され、このホース6が給水ユニット2と接続される。配管部8の他方の給水口1cは、本実施形態では、封水栓(図中不示)によって水密に塞がれている。配管部8は、T字状の配管の交差部分にオリフィス部9が挿入される装着部19を有する。
図4に示すように、オリフィス部9は、装着部19内に嵌め込まれる円筒状の導管部15を有する。導管部15は、装着部19内に組込まれたときにオリフィスユニット1の給水口1b,1cに直交する方向に、しかも、給水ヘッダ3への送水口1aに向かって延びる。
導管部15の側面には入水口15a,15bが設けられている。この入水口15a,15bは、オリフィス部9が配管部8に組込まれたときに配管部8の給水口1b,1cに一致するように配置される。
導管部15は、その先端に配管部8の送水口1aと向き合う出水口15cを備え、この出水口15cが導管部15とは別部材で構成された樹脂製の通水部材11aで塞がれている。すなわち、通水部材11aは、その外周面における出水口15cと組合さる部分に、樹脂にて成型された突起を有する。一方、出水口15cには、通水部材11a突起がはめ込まれる小孔状の嵌合部が設けられる。通水部材11の外周には、パッキン16がはめ込まれ、このパッキン16により給水口1b,1cから送水口1aへの水のまわり込みが防止され通水部材11aと導管部15の内面との水密性が確保される。
通水部材11aは、その中央部分に水を通すオリフィス孔11bを有す。オリフィス孔11bは0.8mm径から4.4mm径程度の小穴であり、その径は制限する流量に応じて決定される。
導管部15の他方の端部は樹脂により封鎖されており、雄ねじ部13および溝部14を備える。雄ねじ部13は、導管部15の外径を包含するように配置された導管部15を構成する樹脂と同じ材料により成型された螺旋状の雄ねじ溝である。雄ねじ部13は、樹脂にて構成された突起状に構成されたストッパ構造を備える。突起状に構成されたストッパ構造は、雄ねじ部13が雌ねじ部12に挿入された位置から90度回転した位置に設けられる。溝部14は、導管部15を構成する樹脂と同じ材料により成型された木ねじの頭部のような形状をしており、硬貨やマイナスドライバーの先端を挿入し、オリフィス部9を回転させるための溝である。
配管部8は、T字状の配管の交差部分にオリフィス部9の導管部15が挿入される装着部19を有する。また、配管部8は開口部19の外周に、雄ねじ部13がねじ込まれる雌ねじ部12を有する。雌ねじ部12は、配管部8を構成する樹脂と同じ材料により成型される。オリフィス部9の雄ねじ部13と配管部8の雌ねじ部12は組み合わされたときに水密構造を有す。オリフィス部9の雄ねじ部13は、樹脂にて構成された突起状に構成されたストッパ構造を備える。突起状に構成されたストッパ構造は、雄ねじ部13が雌ねじ部12に挿入された位置から90度回転した位置に、設けられる。雌ねじ部12と雄ねじ部13が本発明のロック機構を構成する。
[1−2.作用]
気化式加湿器の動作時に、加湿用の水は、外部の貯水タンク、シスターン、高架タンクなどの水タンク等から、給水ユニット2に供給される。給水ユニット2に供給された加湿用の水は、一定の水圧を有している。このため加湿用の水は、給水ユニット2を下から上に流れる。給水ユニット2を通る水は、給水ユニット2の電磁弁7にて一次的に水の供給量が制限される。給水ユニット2から供給された水は、オリフィスユニット1のオリフィス孔11bにてさらに流量制限され給水ヘッダ3に供給される。給水ヘッダ3に供給された水は、加湿モジュール4に滴化される。加湿モジュール4に含まれた水は空気を加湿する。
気化式加湿器の停止時において、オリフィスの保守点検を行う方法を図5〜図6を参照して説明する。
(1)溝に硬貨やドライバーを挿入して、配管部8に対して、オリフィス部9を左回りに回転させる。
(2)すると、オリフィス部9が回転しながら、装着部19内をその軸方向外側に向かって浮き上がってくる。
(3)オリフィス部9が90度回転すると、雄ねじ部と雌ねじ部の噛み合いが外れ、装着部19内からオリフィス部9を引き抜くことができる。
オリフィスユニット1の配管部8からオリフィス部9が分離された状態で、作業者により通水部材11aの洗浄が行われる。
次にオリフィスユニット1の通水部材11aのオリフィス孔11bを交換する方法について図4、図5を参照して説明する。
(1)オリフィス部9を配管部8から取り外す。
(2)樹脂により構成された出水口15cを指でつまみ変形させる。
(3)オリフィス部9の出水口15cの小孔状の嵌合部と、通水部材11aの突起との隙間が大きくなるので、この時に爪等にて通水部材11aをオリフィス部9の出水口15cから外す。通水部材11aは、オリフィス部9の出水口15cの小孔状の嵌合部に、通水部材11aの突起がはめ込まれ固定されているので、この突起が小孔状の嵌合部から外れることによりオリフィス部9から、通水部材11aが外れる。
(4)所望の穴径を有する通水部材11aを、オリフィス部9の出水口15cにセットする。通水部材11aのオリフィス孔11bは、例えば0.1mm刻みで0.8mm径から4.4mm径の物が用意されており、必要とされるオリフィス孔11bの径を有する通水部材11aをセットする。
(5)オリフィス部9の出水口15cの小孔状の嵌合部と、通水部材11aの突起が嵌合するように位置を合わせ通水部材11aをオリフィス部9の出水口15cに押し込む。このときオリフィス部9の出水口15cの小孔状の嵌合部に、通水部材11aの突起が嵌合するようにする。
(6)オリフィス部9を配管部8に取り付ける。オリフィス部9の雄ねじ部13を、配管部8の雌ねじ部12に嵌め込み、ドライバー等にて溝部14を用いてオリフィス部9を時計回りに回転させる。
(7)オリフィス部9を配管部8に対し90度回転させたところで、オリフィス部9の雄ねじ部13と配管部8の雌ねじ部12のストッパ構造が当たり回転が停止させられる。これによりオリフィス部9は配管部8に固定される。
[1−3.効果]
本実施形態の効果は、下記のとおりである。
(1)オリフィスユニット1は、水の流量を制限するオリフィス孔11bを有するオリフィス部9と、オリフィス部9が固定される配管部8とを備えているので、オリフィス部9を外すことにより容易にオリフィスユニット1を分解し、洗浄、点検することができる。
(2)通水部材11aは、オリフィス部9から取外し可能であるので、オリフィス孔11bのメンテナンスが容易であるとともに、水穴径の変更に容易に対応することができる。
(3)通水部材11aは、任意の水穴径のオリフィス孔11bを有する通水部材11aと交換可能であるので、給水量の変更による加湿効果の変更に容易に対応することができる。
[第2実施形態]
[2−1.構成]
本発明の第2実施形態にかかる気化式加湿器の一例について図7〜図8に示す。この第2実施形態のオリフィスユニット1は、オリフィス部9に爪部21が、配管部8に係止部22が設けられたはめ込み構造のロック機構を有している点が、第1実施形態と相違する。
第2実施形態では、オリフィス部9を構成する導管部15の通水部材11aとは反対の端に、U字形に折り曲げられた板状部材23が、導管部15と樹脂にて一体成型されて設けられている。板状部材23は、そのU字の湾曲部分内側に導管部15の通水部材11aとは反対の端が接続されており、U字の鉛直部分は導管部15と非接触に構成される。板状部材23は、そのU字の開口部分にて導管部15の管側面を覆う長さを有する。板状部材23は、導管部15の径をカバーする幅を有する。
板状部材23は、U字形を形成する両方の端部外側に、突起状の爪部21を有する。突起状の爪部21は、U字形の端部方向に向かいゆるやかなスロープを有するガイド面を有し、U字形の湾曲部分方向に向かい急峻な角度を有する段部を有する。
また、板状部材23は、材質である樹脂の弾力により、導管部15と接続されたU字の湾曲部分内側を支点とし、U字部分の両端が作業者により押し付けられ狭められるバネ構造をしている。作業者により押し付けられ狭められたU字の開口部分は、板状部材23の持つ弾力にて回復する。
一方、配管部8は、T字状の配管の外側部分であって、給水口1b,1cと直角をなす部分に挿通部分である橋状に形成された開口部を有する係止部22を備える。オリフィス部9の爪部21は、先端のガイド面に案内されて係止部22の橋状の開口部に通され、板状部材23の弾力による回復にて爪部21の段部が係止部22に引っかかり、オリフィス部9が配管部8と係止される。
[2−2.作用]
図7〜図8を参照し、オリフィス部9の配管部8からの離脱は、以下の手順にて行われる。作業者により板状部材23のU字の開口部分が押し狭められ、オリフィス部9の爪部21が配管部8の係止部22との係止から解放される。その後、作業者によりオリフィス部9本体が配管部8から引き抜かれることにより両者は分離される。オリフィス部9の板状部材23は樹脂製であり、この弾力にてオリフィス部9の爪部21は、配管部8の係止部22に係止されている。作業者は、オリフィス部9を取外した状態で、オリフィス部9の通水部材11aのメンテナンスを行う。
オリフィス部9の配管部8への装着は、オリフィス部9の爪部21が、配管部8の係止部22に係止されるようにオリフィス部9本体を配管部8に押し込むことにより行われる。オリフィス部9は樹脂製であり、この弾力にて配管部8の係止部22にオリフィス部9の爪部21が、係止される。
[2−3.効果]
本発明の実施形態のオリフィスユニットによれば、オリフィス部9と配管部8は、はめ込み構造の着脱機構を有するので、配管部8の給水口1bとオリフィス部9の導管部15の位置合わせが容易であるとともに容易にオリフィスユニットを分解することができる。
[他の実施形態]
本発明のいくつかの複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、下記のような実施形態も本発明に包含される。
(1)前記各実施形態では、通水部材11aは、パッキン16を介してオリフィス部9に固定されるものとしたが、通水部材11aは、オリフィス部9と樹脂にて一体成型されるものとしてもよい。
(2)前記各実施形態では、通水部材11aと入水口15は、通水部材11a凸状の突起と導管部15の凹状の嵌合部が嵌め込まれることにより固定されるものとしたが、通水部材11aに雄ねじ部を、導管部15に雌ねじ部を設け、ねじ込みにて、通水部材11aがオリフィス部9に固定されるようにしてもよい。
(3)前記各実施形態では、配管部8とオリフィス部9とで形成されるオリフィスユニット1の管の形状は、T字形であったが、管の形状を他の形状としてもよい。例えばオリフィスユニット1の管の形状をL字形やV字形とし、その折れ曲がり部分の管をオリフィス部9の導管部15にて構成し、オリフィス部9が着脱可能なように構成されるようにしてもよい。
(4)前記各実施形態では、オリフィス部9の導管部15は、オリフィスユニット1のT字形の管の縦棒部分を構成するものとしたが、T字形の管の横棒部分を構成するものとしてもよい。この場合、オリフィス孔11bは、オリフィス部9の導管部15の側面部分で、配管部8の送水口1a側に設けられる。
(5)前記各実施形態では、配管部8は樹脂製としたが、材質は樹脂に限られない。例えば配管部8の材質は金属でもあってもよい。
(6)前記各実施形態では、オリフィス孔11bがオリフィス部9の導管部15の、配管部8の送水口1a側に設けられるとしたが、オリフィス孔11bはオリフィス部9の導管部15の他の部分に設けられるようにしてもよい。例えばオリフィス孔11bがオリフィス部9の導管部15の、配管部8の給水口1b,1c側に設けられるものとしてもよい。
(7)第2実施形態では、爪部21がオリフィス部9に、係止部22が配管部8に設けられるものとしたが、爪部21が配管部8に、係止部22がオリフィス部9に設けられるものとしてもよい。
1・・・オリフィスユニット
2・・・給水ユニット
3・・・給水ヘッダ
4・・・加湿モジュール
5・・・フレーム
6・・・ホース 6a・・・継手
7・・・電磁弁
8・・・配管部
9・・・オリフィス部
1a・・・送水口 1b,1c・・・給水口 1d・・・端面部
11a・・・通水部材 11b・・・オリフィス孔
12・・・雌ねじ部
13・・・雄ねじ部
14・・・溝部
15・・・導管部
16・・・パッキン
21・・・爪部
22・・・係止部
19・・・装着部
23・・・板状部材


Claims (6)

  1. 外部からの水が供給される給水口と、水を外部に供給する送水口と、前記給水口と前記送水口を接続する流路と、前記給水口と前記送水口との間に設けられ、前記流路とオリフィスユニット外部を連通する開口部である装着部と、を備えた配管部と、
    前記配管部の流路の前記給水口と前記送水口を接続し、前記給水口からの水を前記送水口に流す導管部と、前記導管部に設けられ、前記給水口から流入された水の流量を制限して前記送水口に流すオリフィス孔を備え、前記装着部の内部に配管部の外側から水密状態ではめ込まれるオリフィス部と、
    前記装着部内にはめ込まれた前記オリフィス部を、前記配管部に対して着脱自在に固定するロック機構を備えたオリフィスユニット。
  2. 前記配管部は、反対方向に開口した2つの給水口と、その中間に前記給水口の開口方向に対して直角に開口した1つの送水口と、これらを連通するT字形の流路を備え、
    前記装着部は、前記送水口と反対方向から前記流路に開口し、
    前記オリフィス孔は、前記T字形の流路における前記送水口に連なるT字の垂直部分に位置している請求項1に記載のオリフィスユニット。
  3. 前記オリフィス部は、前記導管部に対して取外し可能な通水部材を備え、この通水部材に前記オリフィス孔が設けられた請求項1または請求項2に記載のオリフィスユニット。
  4. 前記ロック機構は、
    前記配管部の前記装着部の開口部に設けられた雌ねじ部と、
    前記オリフィス部に設けられた、前記導管部と同心円状の雄ねじ部により構成され、
    前記オリフィス部の雄ねじ部が、前記配管部の装着部の雌ねじ部にねじ込まれ、前記オリフィス部と前記配管部とが水密にロックされる請求項1乃至3のいずれか1項記載のオリフィスユニット。
  5. 前記ロック機構は、
    前記配管部の前記流路の外側部分に、挿通部分である開口部を有するように形成された係止部と、
    前記オリフィス部の前記導管部の前記オリフィス孔と反対の端に、U字形に折り曲げられた弾性材料からなる板状部材が配置され、前記板状部材のU字形を形成する端部外側に設けられた、前記配管部の前記係止部に引っかかる突起状の爪部により構成され、
    前記オリフィス部の前記爪部が、前記配管部の前記係止部の開口部に通され、前記板状部材の弾力による回復にて前記爪部が前記配管部の前記係止部に引っかかり、前記オリフィス部と前記配管部とが水密にロックされる請求項1乃至3のいずれか1項記載のオリフィスユニット。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項記載のオリフィスユニットを備えた気化式加湿器。

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