JP2018027230A - 遊技機用プロセッサ装置、チップ、基板及び遊技機 - Google Patents

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【課題】従来技術において、乱数値などのデータの比較処理におけるプログラムを記憶することによる記憶容量のひっ迫、及び/又は、データの比較処理による遅延の発生など課題が少なくとも存在する。【解決手段】専用のハードウエアの回路が乱数値などのデータの比較処理を実行し、プログラムの削減、データの比較処理の遅延などを防止する。【選択図】図3

Description

本発明は、遊技機用プロセッサ装置、チップ、基板及び遊技機に関する。
パチンコ、回胴式遊技機とも称されるパチスロなどの遊技機は、抽選を行い、抽選結果に応じた遊技内容を提供する。抽選の処理において、乱数値が用いられることがある。その一態様として、遊技機は、生成された乱数値が所定の値であるか否か、すなわち、乱数値の比較処理を行い、その結果に応じて、抽選結果を決定する。
乱数値の比較処理に関し、遊技機用プロセッサは、コンピュータプログラムに基づいて実行している。一方で、遊技機において、利用可能な記憶容量は、法律や規則などによって制限されていることから、コンピュータプログラムを削減し、記憶容量を削減することが望まれている。また、乱数値の比較処理は、ソフトウエアによって実現されていることから、比較結果取得までに遅延が発生する可能性が存在する。
従来技術において、乱数値などのデータの比較処理におけるプログラムを記憶することによる記憶容量のひっ迫、及び/又は、データの比較処理による遅延の発生など課題が少なくとも存在する。
専用のハードウエアの回路が乱数値などのデータの比較処理を実行し、プログラムの削減、データの比較処理の遅延などを防止する。
本発明の実施例による遊技機用プロセッサ装置は、比較値及び所定の値を設定したレジスタと、比較値及び所定の値をレジスタから取得し、比較値及び所定の値を比較し、比較した結果である比較結果をレジスタに設定する比較回路と、レジスタに設定された比較結果に基づいて、抽選を行うプロセッサコアとを備えることができる。
従来の遊技機用プロセッサ装置を示す。 従来技術における処理フローを示す。 本発明の実施例による遊技機用プロセッサ装置を示す。 本発明の実施例における処理フローを示す。 ワンチップで構成される遊技機用チップの構成を示す。
従来技術
図1は、従来の遊技機用プロセッサ装置を示す。従来技術において、遊技機用プロセッサ装置100は、プロセッサコア105、RAM115、ROM120及び乱数回路130を少なくとも有する。プロセッサコア105、RAM115、ROM120及び乱数回路130は、それぞれが、バス150を介して接続されている。乱数回路130は、乱数回路レジスタ110を有する。
図2は、従来技術における処理フローを示す。まず、遊技機用プロセッサ装置100において、乱数回路130は、乱数値を生成し取得する。乱数回路130が取得した乱数値は、乱数回路レジスタ110に保存される(ステップ210)。
以下、プロセッサコア105は、ROM115に記憶されているプログラムに基づいて動作する。まず、プロセッサコア105は、乱数回路レジスタ110から乱数値をリードし、取得する(ステップ215)。プロセッサコア105は、下限値を乱数回路レジスタ110又は他のレジスタ、RAM115及びROM120などのいずれか一つである記憶装置から取得し(ステップ220)、下限値と乱数値とを比較する(ステップ225)。乱数値が下限値以上である(乱数値>=下限値)場合(ステップ230)、プロセッサコア105は、上限値を記憶装置から取得し(ステップ235)、上限値と乱数値とを比較する(ステップ240)。乱数値が上限値以下である(乱数値<=上限値)場合、プロセッサコア105は、当選として抽選結果を取得する(ステップ245)。
このように、従来技術では、乱数値の比較に係る処理は、プロセッサコア105がROM120に記憶されているプログラムに基づいて実行する。また、このようなプログラムは、遊技機のゲーム内容に依存することから、遊技機メーカであるユーザが作成するプログラムである。そして、プログラムは、ユーザが利用できるROMのプログラムエリアであるユーザプログラムエリアにユーザプログラムとして記憶されることから、ユーザプログラムエリアが圧迫される。
実施例
図3は、本発明の実施例による遊技機用プロセッサ装置を示す。遊技機用プロセッサ装置200は、従来技術と同様に、プロセッサコア105、RAM115、ROM120及び乱数回路130を少なくとも有する。遊技機用プロセッサ装置200は、さらに、比較回路205を有する。プロセッサコア105、RAM115、ROM120、乱数回路130及び比較回路205は、それぞれが、バス150を介して接続されている。本発明の実施例は、少なくとも比較回路205を有する点で、従来技術とは異なる。
乱数回路130は、乱数回路レジスタ110を有する。比較回路205は、比較回路レジスタ215を有する。乱数回路130及び比較回路205は、ライン210を介して接続されており、これにより、乱数回路130及び比較回路205は、バス150を介することなく、互いの乱数回路レジスタ110及び比較回路レジスタ215にアクセスすることができる。一実施例において、乱数回路130及び比較回路205は、一つの回路として実現されてもよい。乱数回路130及び比較回路205が一つの回路である場合、乱数回路レジスタ110及び比較回路レジスタ215は一つのレジスタとすることができる。乱数回路130及び比較回路205が一つの回路である場合、乱数比較回路などと称されてもよい、また、乱数回路レジスタ110及び比較回路レジスタ215は一つのレジスタである場合、乱数比較レジスタなどと称されてもよい。
図4は、本発明の実施例における処理フローを示す。プロセッサコア105は、起動時やリセットからの復帰時などの遊技機用プロセッサ装置200の初期処理において、第1のレジスタ405に上限値を書き込むことによって上限値を設定し(ステップ450)、第2のレジスタ410に下限値を書き込むことによって下限値を設定する(ステップ452)。上限値及び下限値は、ROM120に予め記憶させておくことができる。一実施例において、上限値及び下限値は、予めプログラムに記載されていてもよい。当業者であれば理解されるように、上限値を設定するステップ450及び下限値を設定するステップ452の処理順序は、入れ替えられてもよい。
乱数回路130は、乱数値を生成し取得する。乱数回路130が取得した乱数値は、第3のレジスタ415に保存される(ステップ454)。比較回路205は、第3のレジスタ415に乱数値が保存されると、第3のレジスタ415から乱数値を取得し(S456)、第1のレジスタ405から上限値を取得し(S458)、第2のレジスタ460から下限値を取得する(S460)。当業者であれば理解されるように、乱数値を取得するステップ456、上限値を取得するステップ458及び下限値を取得するステップ460の処理順序は、入れ替えられてもよい。
比較回路205は、乱数値と上限値及び下限値のそれぞれとを比較し、乱数値が上限値及び下限値の範囲に含まれているか否かを比較し(乱数値の比較処理を行い)、比較結果を第4のレジスタ420に書き込む(ステップ462)。これにより、プロセッサコア105は、第4のレジスタ420にアクセスすると、比較結果を得ることができる(ステップ464)。乱数値の比較処理は、乱数回路130が乱数を取得するたびに、実行されてもよい。一実施例において、遊技機がパチンコである場合、プロセッサコア105は、例えば、入賞口にパチンコ玉が入ったことを検知したことに応じて、第4のレジスタ420から比較結果を取得してもよい。一実施例において、遊技機がパチスロである場合、プロセッサコア105は、例えば、パチスロ機のスタートレバー又はストップボタンの操作により第4のレジスタ420から比較結果を取得して入賞か否かを決定し表示図柄や払出しの操作を行っても良い。
プロセッサコア105は、比較結果を取得し、比較結果が当選であるか否かを判定する(ステップ466)。これにより、遊技機の当選が制御される。
乱数値の比較処理に関し、従来技術では、プロセッサコア105は、プログラムに基づいてステップ215、220、225、230、235、240、245の合計7ステップを少なくとも実行したが、本実施例では、プロセッサコア105は、プログラムに基づいてステップ450、452、466の合計3ステップを少なくとも実行する。したがって、本実施例は、従来技術と比較し、少なくとも4ステップ分のプログラム命令を削減することができる。遊技機において、ユーザプログラムの記憶容量は法律や規則などによって制限されることから、プログラム命令の削減による空きスペースを他のプログラムのために利用できることは、ユーザである遊技機メーカには重要である。また、乱数値の比較処理の大部分は、ハードウエアである比較回路205によって実行されることから、本実施例は処理の高速化にも寄与する。
上記の実施例において、第1のレジスタ405、第2のレジスタ410、第3のレジスタ415及び第4のレジスタ420の一部又は全部は、乱数回路レジスタ110、比較回路レジスタ215、乱数比較レジスタ又は他のレジスタの一部であってもよい。他のレジスタは、比較回路205及び乱数回路130の外部に設置され、比較回路205及び乱数回路130がバス150を介してアクセスできるレジスタとすることができる。
第1のレジスタ405及び第2のレジスタ410は、比較回路205がアクセスする回数が多いことから、比較回路レジスタ215又は乱数比較レジスタ、又は、それらレジスタのいずれか一つにおける一部であることが望ましい。
第3のレジスタ415は、比較回路205及び乱数回路130がアクセスする回数が多いことから、乱数回路レジスタ110、比較回路レジスタ215又は乱数比較レジスタ、又は、それらレジスタのいずれか一つにおける一部であることが望ましい。
第4のレジスタ420は、比較回路205及びプロセッサコア105がアクセスする回数が多いことから、比較回路レジスタ215又は乱数比較レジスタ、又は、それらレジスタのいずれか一つにおける一部であることが望ましい。一実施例において、第4のレジスタ420は、比較回路205の外部に設置され、バス150を介して接続されているレジスタであってもよい。
上記の実施例において、乱数値が上限値及び/又は下限値と等しい場合、比較結果は、当選であると判断されてもよい。他の実施例として、乱数値が上限値及び/又は下限値と等しい場合、比較結果は、当選ではないと判断されてもよい。
上記の実施例において、比較する値を上限値及び下限値としたが、比較する値は、一つの値である閾値であってもよい。この場合、乱数値が閾値より大きいこと、又は、乱数値が閾値より小さいことに応じて、比較結果は、当選であると判断される。一実施例において、乱数値が閾値と等しい場合、比較結果は、当選であると判断されてもよい。他の実施例として、乱数値が閾値と等しい場合、比較結果は、当選ではないと判断されてもよい。
上記の各実施例において、第1及び2のレジスタ405及び410は、上限値、下限値及び閾値などの比較値と、比較条件(例えば、乱数値が比較値より小さいこと、乱数値が比較値より大きいこと、乱数値が比較値と等しい又は等しくないことなど)とを少なくとも含む比較条件情報を記憶することができる。これにより、比較回路205は、第1及び2のレジスタ405及び410の比較条件情報を用いて、どのように上限値、下限値、閾値などと乱数値とを比較すれば良いかを決定することができる。比較条件情報は、遊技機用プロセッサ装置200の初期処理において、プロセッサコア105などによって第1及び2のレジスタ405及び410に設定されてもよい。
上記実施例において、上限値、下限値及び閾値それぞれは、1つ又は1組として説明したが、複数であってもよい。これにより、1つの乱数に対して複数の比較値又は複数の組の比較値を管理することによって、複数の比較の条件を遊技機に適用することができる。さらに、一実施例において、複数の乱数回路が存在してもよく、複数の乱数回路による複数の乱数値それぞれに対して1又は複数の上限値、下限値及び閾値を関連付けされていてもよい。
図5は、ワンチップで構成される遊技機用チップの構成を示す。遊技機用プロセッサ装置200をワンチップで構成することができる。遊技機用プロセッサ装置200は、図3で示したプロセッサコア105、RAM115、ROM120、乱数回路130及び比較回路205に加えて、クロック回路512、リセットモード制御回路513、ブートROM514、ブートRAM516、セキュリティチェック回路551、指定エリア外走行禁止(IAT回路)552、ウォッチドッグタイマ回路(WDT回路)553及び照合回路556のいずれか一又は二以上を有する。本実施例において、ROM120は、ブートRAM514と一体であってもよく、RAM115は、ブートRAM514と一体であってもよい。
クロック回路512は、遊技機用プロセッサ装置200内の各要素を同期させて動作させるためのシステムクロック信号を生成する回路である。クロック回路512は、所定の基準クロックからシステムクロックを生成し、プロセッサコア105や内部の各回路に供給する。リセットモード制御回路513は、システムリセット端子(図示せず)から入力された外部システムリセット、内部システムリセット、及び内部ユーザリセットを制御する回路である。内部システムリセット及び内部ユーザリセットは、ウォッチドッグタイマタイムアウト信号又は指定エリア外走行禁止(IAT)発生信号に応じて発生させられる。システムリセットの要求がなされると、プロセッサコア105を含むすべての内部回路が初期化される。ユーザリセットの要求がなされるとプロセッサコア105と一部の内部回路が初期化される。内部システムリセットと内部ユーザリセットの動作は、ROM120及び/又はブートROM514におけるプログラムによって定義される。
リセットモード制御回路513は、モードの制御も実行する。リセットモード制御回路513は、システムリセットの入力やROM120への書込みの為のPROMモードを要求する信号の入力やセキュリティチェックの結果により、遊技機用プロセッサ装置200のモードをPROMモード、セキュリティモード、ユーザモードに切り替える回路である。ここで各モードについて説明する。
遊技機用プロセッサ装置200は、電源投入後、システムリセット信号が入力され、PROMモード信号の入力があると、PROMモードに移行し、PROMモード信号の入力がなければ、セキュリティモードに移行する。
PROMモードは、ROM120に遊技機メーカであるユーザがプログラムを書き込むためのモードで、開発時に使用される開発用の遊技機用プロセッサ装置200では再書込みが可能だが、市販される遊技機に搭載される量産用の遊技機用プロセッサ装置200においては、書き込みは一度だけ可能になっている。
セキュリティモードは、ブートROM514により実行されるモードであり、チップの初期化を行った後、ROM120内のプログラムが改ざんされていないかを判定するセキュリティチェックを行うモードである。セキュリティチェックの演算は、後述のセキュリティチェック回路551が行う。
ユーザモードは、ROM120内のユーザプログラムに従い、遊技機を動作させるモードである。
ブートROM514は、システムリセット時やパワーオン時などにおいて、セキュリティチェックやチップの初期化動作を実行させるためのブートプログラムを格納したROMである。セキュリティ保持のため、セキュリティモード以外ではブートROM514へはアクセスできないように制限されている。
ROM120は、遊技機メーカが遊技機の動作を制御するための遊技制御用プログラムや遊技機制御用データなどからなるユーザプログラムを記憶させるためのROMである。
ブートRAM516は、ブートプログラムが初期化動作を実行する際に使用されるRAMである。セキュリティ保持のため、セキュリティモード以外ではブートRAM516へはアクセスできないように制限されている。
RAM115は、ユーザプログラムの実行時に使用するためのRAMである。ブートRAM516及びRAM115は、同時に、又は、別個に外部電池、スーパーキャパシタ、等により電源が切られても保持できる様にしてもよい。又は、不揮発性のRAMで構成してもよい。
セキュリティチェック回路551は、セキュリティモードにおいて、ROM120内のプログラム等の情報が正規のものであるか否かを検査する回路で、ROM120内のプログラムコード等にハッシュ演算等の所定の演算を行って得たコードと、ROM120におけるプログラム管理エリア内に予め記憶されているセキュリティコードとを比較することで、適合を受けたプログラムが改変されていないかを確認する回路である。この時、上記のプログラムに改ざんがないかを確認する行為を遊技機用プロセッサ装置200のセキュリティチェックという。ここでセキュリティコードとは、ROM120内に格納されているプログラムのコードなどにセキュリティチェック時と同様な所定の演算を行って求めた結果をあらかじめ書込んだコードである。上記セキュリティチェックの結果、演算結果のコードとセキュリティコードが一致していれば、正規のプログラムであると判断し、遊技機用プロセッサ装置200はセキュリティを満たすことから、ユーザモードに移行する。一致しなければ、正規のプログラムではないと判断し、パチンコ、回胴、等の遊技を制御するユーザーモードへの移行を行わず、遊技機を動作させない。一実施例において、遊技機用プロセッサ装置200がセキュリティを満たす場合、プロセッサコア105は、比較値や比較の条件などをレジスタに設定する。
IAT(指定エリア外走行禁止)回路552は、ユーザプログラムがプログラム管理エリアで設定された指定エリア内で正しく実行されているかどうかを監視する回路である。指定エリア外でユーザプログラムが実行されると、IAT発生信号を出力しプロセッサコア105をリセットする。
WDT(ウォッチドッグタイマ)回路553は、チップの暴走を監視するタイマであり、チップからの定期的なアクセスの有無を監視しており、一定時間内にアクセスがないとチップが暴走したと判断し、タイムアウト信号によってプロセッサコア105にリセットの要求を発生させる回路である。前述したプログラム管理エリアは、ROM120内において、ユーザプログラムを実行するのに必要な情報を格納するエリアであるが、プログラム管理エリアにタイムアウト時間を設定することやIAT、WDTのリセットについてシステムリセットを行うかユーザリセットを行うかの選択の設定ができる。
さらに前記乱数の上限値、下限値をプログラム管理エリアに設定しておきブートプログラムで比較回路の上限値、下限値のレジスタにセットしても良い。
照合回路556は、外部の装置と接続し、遊技機用プロセッサ装置200を所定の手順で照合することによって遊技機用プロセッサ装置200の真がんについてのチェックを行うための回路である。照合回路556は、固有データ格納回路(図示せず)に格納された固有データを特定の条件の下で外部に出力することが可能であり、この照合機能の為に作られた外部の照合機により固有データが正規であるか否かにより遊技機用プロセッサ装置200の真贋の判定が可能となる。
上記の実施例において、比較処理を行うための値として、乱数値を用いて説明したが、乱数値は、比較が可能な所定の値であれば、乱数値である必要はない。例えば、乱数値は、数値、文字、記号などの所定の値に置き換えることができる。所定の値の種類(数値や、文字、記号など)に応じて、様々な比較条件を用いることができる。また、所定の値は、ランダムに生成される値であると抽選処理に好ましい。この場合、乱数回路130は、所定の値を生成するランダム値生成回路に置き換えることができる。
上記の実施例において、ROM120及びブートROM514は、それぞれ異なるROMとしたが、当業者であれば理解されるように、ROM120及びブートROM514は、1つのROMでもよい。
上記の実施例において、RAM115及びブートRAM516は、それぞれ異なるRAMとしたが、当業者であれば理解されるように、RAM115及びブートRAM516は、1つのRAMでもよい。
上記の実施例において、遊技機用プロセッサ装置200は、一つのチップ上で実装されていてもよい。そのような一つのチップは、マイクロコンピュータ、マイコン、ワンチップマイコン、プロセッサチップなどと称される。遊技機は、主基板及び/又はサブ基板を用いて構成される。基板は、遊技機用プロセッサ装置200を含んでもよい。遊技機において、主基板は、主に遊技機の抽選を制御し、サブ基板は、遊技機の払出し及び/又は演出を制御する。
上記の実施例において、ハードウエアで実現するよう説明されたいくつかの要素の一部又は全ては、ソフトウエアで実現することができ、そして、ソフトウエアで実現するよう説明されたいくつかの要素の一部又は全ては、ハードウエアで実現することができることは理解されるであろう。
以上に説明した処理又は処理順序において、ある処理において、その処理ではまだ利用することができないはずのデータを利用しているなどの処理又は処理順序上の矛盾が生じない限りにおいて、処理又は処理順序を自由に変更することができる。
以上に説明してきた各実施例に関し、各実施例の一部又は全部を組み合わせて一つの実施例として実現されてもよい。
以上に説明してきた各実施例は、本発明を説明するための例示であり、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、種々の形態で実施することができる。
200 遊技機用プロセッサ装置
105 プロセッサコア
110 乱数回路レジスタ
115 RAM
120 ROM
130 乱数回路
205 比較回路
210 比較回路レジスタ
512 クロック回路
513 リセットモード制御回路
514 ブートROM
516 ブートRAM
551 セキュリティチェック回路
552 指定エリア外走行禁止(IAT回路)
553 ウォッチドッグタイマ回路(WDT回路)
556 照合回路

Claims (7)

  1. 比較値及び所定の値を設定したレジスタと、
    前記比較値及び前記所定の値をレジスタから取得し、前記比較値及び前記所定の値を比較し、比較した結果である比較結果を前記レジスタに設定する比較回路と、
    前記レジスタに設定された前記比較結果に基づいて、抽選を行うプロセッサコアとを備えた、遊技機用プロセッサ装置。
  2. 前記レジスタには、比較条件がさらに設定されており、前記比較回路は、前記比較条件に基づいて、前記比較値及び前記所定の値を比較する、請求項1に記載の遊技機用プロセッサ装置。
  3. セキュリティチェック回路をさらに備え、前記セキュリティチェック回路が前記遊技機用プロセッサ装置のセキュリティが満たされていると判断したことに応じて、前記プロセッサコアは、前記比較値を前記レジスタに設定する、請求項1又は2に記載の遊技機用プロセッサ装置。
  4. 前記所定の値は乱数値である、請求項1ないし3に記載の遊技機用プロセッサ装置。
  5. 請求項1ないし4に記載の遊技機用プロセッサ装置を備えた遊技機用チップ。
  6. 請求項1ないし4に記載の遊技機用プロセッサ装置又は請求項5に記載の遊技機用チップを備えた遊技機用基板。
  7. 請求項6に記載の遊技機用基板を備えた遊技機。
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