JP2018025449A - レーダ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーダ装置において、消費電力を低減する技術を提供する。
【解決手段】レーダ装置において、受光部は、探索範囲を予め定められた角度毎に分割した範囲を示す分割範囲ごとに異なるタイミングで反射光を受光する。制御部は、S20、30、40では、自車両の作動を示す情報を表す自車両情報を取得し、自車両情報に基づいて、自車両が指定作動を行っているか否かを判断する。S70では、自車両が指定作動を行っていない場合に、通常値を分割範囲毎の受光回数として設定する。また、S70、S80では、自車両が指定作動を行っている場合に、指定範囲についての受光回数を通常値よりも小さい値を示す指定値に設定し、指定範囲以外の分割範囲についての受光回数を通常値に設定する。S95では、分割範囲毎に設定された受光回数分だけ照射部を発光させる。
【選択図】図7

Description

本開示は、レーダ装置に関する。
従来、光を照射し、照射した光が物体に反射された反射光を受光し、受光した反射光に基づいて少なくとも物体までの距離を検出するレーダ装置が知られている。このようなレーダ装置は、特許文献1に記載されている。
特許2894055号公報
特許文献1に記載の技術では、測定範囲を複数に分割し、分割した範囲毎に送光器からレーザ光を照射している。ところで、測定範囲内において物体の検出精度を向上させるためには、測定範囲内において繰り返しレーザ光を照射することが望ましい。
しかしながら、特許文献1に開示されているレーダ装置では、物体の検出精度を向上させるためには、分割範囲毎にレーザ光を繰り返し照射する必要が生じるので、消費電力が増大するという問題があった。
本開示は、レーダ装置において、消費電力を低減する技術を提供する。
本開示のレーダ装置(1、2、3)は、光を照射する照射部(10)により、予め定められた角度範囲を表す探索範囲内に光を照射し、照射した光が物体に反射された反射光を受光部(20)により受光し、受光した反射光に基づいて少なくとも物体までの距離を検出する。
レーダ装置は、判断部(50:S20、S30、S40)と、通常部(50:S70)と、指定部(50:S70、S80)と、発光指示部(S95)と、を備える。
受光部は、探索範囲を予め定められた角度毎に分割した範囲を示す分割範囲ごとに異なるタイミングで反射光を受光するように構成されている。
判断部は、自車両の作動を示す情報を表す自車両情報を取得し、自車両情報に基づいて、自車両が、前方に対して予め定められた角度分だけずれた方向へ移動する作動を表す指定作動を行っているか否かを判断するように構成されている。通常部は、自車両が指定作動を行っていない場合に、予め定められた値を示す通常値を分割範囲毎の受光回数として設定するように構成されている。
指定部は、自車両が指定作動を行っている場合に、予め定められた一又は複数の分割範囲を示す指定範囲についての受光回数を通常値よりも小さい値を示す指定値に設定し、指定範囲以外の分割範囲についての受光回数を通常値に設定するように構成されている。
発光指示部は、分割範囲毎に設定された受光回数分だけ照射部を発光させるように構成されている。
このような構成によれば、指定作動であるときは指定作動でないときよりも発光の回数が低減される構成を備えるので、レーダ装置において消費電力を低減することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態のレーダ装置の構成を示すブロック図。 探索範囲と分割範囲とを示す図。 駆動回路の構成を示す図。 第1の発光制御信号により出力される第1のパルスを説明する図。 第2の発光制御信号により出力される第2のパルスを説明する図。 受光素子部、増幅部の構成を説明する図。 発光制御処理のフローチャート。 測定の順序を示す図。 距離測定におけるタイミングチャート。 測定範囲を説明する図。 変形例1のレーダ装置の構成を示すブロック図。 変形例2のレーダ装置の構成を示すブロック図。 変形例2の距離測定におけるタイミングチャート。 分割範囲が調整される他の実施形態を説明する図。 指定作動ごとに指定範囲が設定される他の実施形態における発光制御処理のフローチャート。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1.実施形態]
[1−1.構成]
(1)全体構成
図1に示すレーダ装置1は車両に搭載される装置である。
以下では、レーダ装置1を搭載する車両を自車両ともいう。レーダ装置1は、図1に示すように、レーザレーダ5と、制御部50と、センサ部40とを備える。
(2)レーザレーダの構成
図2に示すように、レーザレーダ5は、自車両9の右側の側面における中央付近に取り付けられる。ここでいう右とは、自車両の進行方向に対する右をいう。レーザレーダ5は、図1に示すように、照射部10、受光部20、及び測距部30を備える。
照射部10は、駆動回路11、LD12、及び照射光学部13を備える。LDとは、laser diodeの略であり、発光素子を示す。
駆動回路11は、発光制御信号SCに従ってLD12を駆動する。発光制御信号SCは、レーザ光の送信タイミングを示す信号である。発光制御信号SCは、後述するように、制御部50から予め設定された検出周期ごとに供給される。LD12は、駆動回路11によって駆動されることにより、発光制御信号SCに従ってパルス状のレーザ光を照射する。
詳細には、図3に示すように、発光制御信号SCには、第1の発光制御信号SC1と、第1の発光制御信号SC1とは異なる第2の発光制御信号SC2とが含まれる。制御部50からは、第1の発光制御信号SC1及び第2の発光制御信号SC2のうちのいずれか一方が、検出周期毎に出力される。なお、第1の発光制御信号SC1及び第2の発光制御信号SC2を区別しない場合、以下ではこれらの信号を発光制御信号SCともいう。
駆動回路11は、トランジスタ駆動部111、第1のコンデンサC1、第2のコンデンサC2、第1のトランジスタTr1、及び第2のトランジスタTr2、を備える。
第1のコンデンサC1、第2のコンデンサC2は、互いに異なる容量K1、K2のコンデンサである。容量K1は容量K2よりも大きい。
第1のコンデンサC1は、第1のトランジスタTr1を介してLD12に直列に接続されている。第1のコンデンサC1とLD12とは、第1のトランジスタTr1がオンのときに導通状態となり、オフのときに非導通状態となる。
同様に、第2のコンデンサC2は、第2のトランジスタTr2を介してLD12に直列に接続されている。第2のコンデンサC2とLD12とは、第2のトランジスタTr2がオンのときに導通状態となり、オフのときに非導通状態となる。
第1のトランジスタTr1がオフのとき、第1のコンデンサC1には第1の電圧V1が印可され、電荷量Q1が蓄積される。電荷量Q1は、容量K1と第1の電圧V1との積として表される。同様に、第2のトランジスタTr2がオフのとき、第2のコンデンサC2には第2の電圧V2が印可される。電荷量Q2は、容量K2と第2の電圧V2との積として表される。
トランジスタ駆動部111は、制御部50から第1の発光制御信号SC1が入力されると、第1のトランジスタTr1をオンするよう該トランジスタTr1に制御電圧を出力し、第2のトランジスタTr2をオフするよう該トランジスタTr2への制御電圧の出力を中止する。また、トランジスタ駆動部111は、制御部50から第2の発光制御信号SC2が入力されると、第1のトランジスタTr1をオフするよう該トランジスタTr1への制御電圧の出力を中止し、第2のトランジスタTr2をオンするよう該トランジスタTr2に制御電圧を出力する。
つまり、第1のトランジスタTr1及び第2のトランジスタTr2は、第1の発光制御信号SC1、及び第2の発光制御信号SC2により、排他的にオン、オフされる。
これにより、図4に示すように、制御部50から駆動回路11に第1の発光制御信号SC1が入力されると、LD12から第1のパルスが出力される。そして、図5に示すように、制御部50から駆動回路11に第2の発光制御信号SC2が出力されると、LD12から第1のパルスよりも照射強度が小さい第2のパルスが出力される。
このように、LD12から出力されるレーザ光の強度は、第1の発光制御信号SC1、または第2の発光制御信号SC2によって、照射強度の強い第1のパルスが出力される状態、照射強度の弱い第2のパルスが出力される状態、のいずれかに切り替えられる。
図1に戻り説明を続ける。照射光学部13は、例えばコリメートレンズを備え、LD12から照射されたパルス状のレーザ光の探索範囲SFを調整する。探索範囲SFとは、予め定められた角度範囲を表す。探索範囲SFは、レーザレーダ5の取付位置や検出する物体を示す検出対象に応じて任意に定められうる。なお、ここでいう物体とは有体物を表す。有体物には、人や車両や建物等が含まれ得る。
本実施形態では、前述のように、レーザレーダ5は、自車両の右における側面に取り付けられており、探索範囲SFは、図2に示すように、自車両の進行方向に垂直な方向(以下、垂直方向)を含む予め定められた角度範囲に設定されている。
以上の構成により、照射部10は、発光制御信号SCによって、パルス状のレーザ光を、探索範囲SFに向けて照射する。
受光部20は、図1に示すように、受光光学部21、受光素子部22、及び増幅部23を備える。
受光光学部21は、例えば集光レンズを備え、探索範囲SFから到来する反射光を集光する。
受光素子部22は、図6に示すように、複数のPD221を備える。PDは、Photodiodeの略であり、受光素子を表す。それぞれのPD221は、受光光学部21を介して受光した反射光の強度に応じた電圧値を有する受光信号を発生させる。
PD221の数は、分割範囲A1〜ANの数と等しい。分割範囲とは、図2に示すように、探索範囲SFを予め定められた角度毎に分割した範囲を示す。すなわち、PD221の数はNである。Nは自然数である。N個のPD221は、それぞれ、受光信号R1〜RNのうちのいずれか1つの信号を出力する。
N個のPD221は、本実施形態では自車両の長さ方向に沿って一列に配置されている。N個のPD29は、それぞれ、分割範囲A1〜ANのうちの1のみから到来する反射光を受光するように配置されている。N個のPD221のそれぞれを、以下では、i番のPD221という。iは1〜Nのうちの任意の自然数である。以下では、iを分割番号iともいう。
分割範囲A1〜ANとは、前述のように探索範囲SFを分割して生じたN個の領域である。分割範囲Aiから到来した反射光が、i番のPD221に生じさせる受光信号を、以下では受光信号Riとする。例えば、分割範囲A1から到来した反射光が1番のPD221に生じさせる受光信号は受光信号R1である。受光部20は、このように分割範囲Aiごとに反射光を受光するように構成されている。
より詳細には、増幅部23は、図6に示すように、マルチプレクサ24と、アンプ232とを備える。
マルチプレクサ24は、N個のスイッチ(以下、SW)25を備える。N個のSW25のそれぞれを、以下では、i番のSW25という。i番のSW25は、i番のPD221に接続されている。例えば、1番のSW25は1番のPD221に接続されている。
マルチプレクサ24は、制御部50から出力されるPD選択信号Piによって、該PD選択信号Piに対応するi番のSW25がオン又はオフされるように構成されている。例えば、制御部50からPD選択信号P1が出力されると、1番のSW25がオンされ、1番のPD221による受光信号R1がアンプ232へ出力される。
PD選択信号P1〜PNは、後述する図9に示すように、制御部50から、P1、P2、・・・PNといった分割番号iの順に、それぞれ異なったタイミングで出力される。つまり、制御部50から出力されるPD選択信号P1〜PNにより、分割範囲A1〜ANのうちの1つが選択され、選択された分割範囲に対応する受光信号R1〜RNが、それぞれ異なったタイミングでマルチプレクサ24から出力される。なお、図9は、分割範囲SFが3つに分割された例、すなわちN=3の例を示している。
アンプ232は、マルチプレクサ24から出力される受光信号Riを増幅し、測距部30に出力する。
以上の構成により、受光部20は、分割範囲Aiごとに異なるタイミングで反射光を受光し、その反射光を受光強度に応じた受光信号R1〜RNに変換して出力する。
測距部30は、受光部20から供給される受光信号R1〜RNの強度を計測する。測距部30は、発光制御信号SCから特定されるレーザ光の照射タイミング、及び受光信号R1〜RNから特定される反射光の受光タイミングに基づいて、レーザ光がレーザレーダ5と測距点との間を往復するのに要した時間を、受光信号R1〜RNごとに計測する。測距点とは、レーザ光を反射した物体上における位置を示す。
さらに、測距部30は、レーザ光がレーザレーダ5と測距点との間を往復するのに要した時間を用いて、レーザレーダ5から測距点までの距離(以下、測距点距離)を算出する。また、測距部30は、受光信号がR1〜RNのうちのいずれであるかにより、レーザレーダ5を基準とする測距点の方向(以下、測距点方向)を推測する。測距部30は、測距点距離と、測距点方向とを含むデータ(以下、測距データ)を制御部50に出力する。
(3)制御部の構成
制御部50は、CPU51と、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ52とする)と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。制御部50の各種機能は、CPU51が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ52が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムの実行により、プログラムに対応する方法が実行される。なお、制御部50を構成するマイクロコンピュータの数は1つでも複数でもよい。
制御部50は、CPU51がプログラムを実行することで実現される機能として、例えば、測距データに基づいて、運転支援を実行する図示しない運転支援実行部を用いて各種の運転支援を実行する機能を備える。また、制御部50は、後述する発光制御処理に示すように、照射部10及び受光部20の制御を行う機能を備える。
制御部50を構成するこれらの要素を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の要素を、論理回路やアナログ回路等を組み合わせたハードウェアを用いて実現してもよい。
(4)センサ部の構成
センサ部40は、図1に示すように、操舵角センサ41と、車速センサ42と、方向指示器43と、を備える。
操舵角センサ41は、自動車の操舵角を検出し、検出した操舵角を示す舵角信号を制御部50へ出力する。ここでいう操舵角には、操舵角の大きさ及び向きが含まれうる。例えば、自車両のステアリングの舵角を計測する舵角センサが操舵角センサ41として用いられてもよい。なお、自車両は、ステアリングの操舵角に応じた方向に進行する。ステアリングの操舵角に応じた方向を車両の進行方向ともいう。
車速センサ42は、自車両の車速を検出する周知のセンサであり、検出した車速を示す速度信号を制御部50に出力する。
方向指示器43は、自車両の運転者に操作された際、指示器位置信号を出力する。指示器位置信号は、自車両の進行方向前方に対して右または左のいずれを指示するよう操作されたかを示す指示器位置信号を制御部50に出力する。ここでいう前方とは、自車両の中心から運転席側へ向かう方向をいう。
[1−2.処理]
次に、制御部50が実行する発光制御処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。発光制御処理は、レーダ装置1の電源がオンされると、繰り返し実行される。
本発光制御処理は、発光制御信号SCを照射部10に供給し、照射部10にレーザ光を照射させる処理である。本実施形態では、レーザ光が照射される毎に受光信号Riが取得される。本発光制御処理は、予め設定された検出周期ごとに照射部10にレーザ光を照射させ、図8、図9に示すように、分割範囲A1〜ANを順に測定範囲として設定してレーザ光を照射し、受光信号Riを所定回数ぶんずつ順に取得する。
つまり、分割範囲A1について所定回数ぶん受光信号R1を取得し、次に分割範囲A2について所定回数ぶん受光信号R2を取得し、という処理を繰り返し、最後に分割範囲ANについて所定回数ぶん受光信号RNを取得する。
特に本発光制御処理では、所定回数は、通常は、後述する通常値に設定される。ただし自車両が指定作動を行っているとき、所定回数は、分割範囲A1〜ANのうちの指定範囲については通常値よりも小さい値である指定値に設定される。なお、以下の処理の説明において主語が省略されている場合には、制御部50を主語とする。
制御部50は、はじめに、S5では、初期設定を行う。本ステップでは、カウンタCの値を0に設定する。
制御部50は、S10では、カウンタCの値を1増加させる。
制御部50は、S15では、自車両情報を取得する。自車両情報とは、自車両の作動を示す情報を表す。ここでいう情報には、例えば、後述する方向指示器43の作動を示す情報や、自車両の操舵角の大きさを示す情報や、自車両の速度の大きさを示す情報等の、自車両が進行方向に対してどの向きに走行しようとしているのかを示す情報が含まれうる。方向指示器43の作動を示す情報とは、方向指示器43が作動しているか否かを示す情報を表す。ここでいう情報には、方向指示器が右または左のいずれを指示しているかを示す情報が含まれていてもよい。
本実施形態では、制御部50は、舵角信号、速度信号、指示器位置信号を自車両情報として取得する。
制御部50は、次に説明するS20、S30、S40では、自車両情報に基づいて、自車両が、指定作動を行っているか否かを判断する。指定作動とは、自車両が、前方に対して予め定められた角度分だけずれた方向へ移動する作動を表す。
ここでいう前方には、自車両が走行している道路の延びる方向や、自車両の中央からみて運転席の位置する方向等が含まれうる。指定作動には、例えば、車線変更、右折、左折、後進等の、前方へ移動する作動を除く任意の作動が含まれうる。なお、ここでいう予め定められた角度は、例えば、後述する車線変更の場合は約数度から数十度、後進の場合は約180度といったように、指定作動に応じて任意に定められうる。
なお以下では、車線変更を行う作動を指定作動とする例について、本発光制御処理を説明する。ここでいう車線変更とは、自車両が、自車両が走行している車線から、進行方向に対して右側に位置する車線へ移動することを示す。車線とは、道路において車両が走行する領域であって、白線等の区画線により区画された領域を示す。
制御部50は、指定作動としての車線変更を行う作動を、例えば、次の(1)から(3)に基づいて判断してよい。
(1)方向指示器43が作動していること。なお、本実施形態では、レーザレーダ5が自車両の右側の側面にのみ設定されているため、方向指示器43が右側を指示するよう作動していることを、車線変更を行う作動として判断する。
(2)操舵角が予め定められた閾値以上であること。
(3)車速が予め定められた閾値以上であること。車線変更を行う際は、加速が行われるので、このように車速に基づいて車線変更を行う作動であるか否かを判断してもよい。なお、車速に代えて、予め定められた時間における車速の変化の割合を示す加速度に基づいて、該判断が行われてもよい。
以下では、制御部50が、S20、S30、S40において、上記(1)から(3)について順に判断する例を説明する。ただし、これに限定されることなく、制御部50は、これらのうちの一または複数に基づいて、自車両が指定作動を行おうとしているか否かを判断してもよい。
制御部50は、S20では、指示器位置信号に基づいて、方向指示器43が作動しているか否かを判断する。本実施形態では、制御部50は、指示器位置信号に基づいて、方向指示器43が指示する向きを特定可能である。制御部50は、方向指示器43が右側を指示するよう作動している場合に、自車両が指定作動を行っていると判断し、処理をS65へ移行させる。また、制御部50は、方向指示器43が作動していない場合に処理をS30へ移行させる。
制御部50は、方向指示器43が作動している場合に、方向指示器43が指示する向きをメモリ52に記録し、処理をS65へ移行させてもよい。
制御部50は、S30では、舵角信号に基づいて、自車両の操舵角が予め定められた操舵角の大きさを示す操舵閾値以上であるか否かを判断する。操舵閾値は、例えば数度から数十度といった、自車両が車線変更を行う際の操舵角の大きさよりも小さい値に定められうる。操舵閾値はメモリ52に予め記録されている。
制御部50は、操舵角が操舵閾値以上である場合に、自車両が指定作動を行っていると判断し、処理をS65へ移行させる。また、制御部50は、操舵角が操舵閾値未満である場合に処理をS40へ移行させる。
制御部50は、S40では、速度信号に基づいて、自車両の速度が予め定められた速度の大きさを示す速度閾値以上であるか否かを判断する。速度閾値は、例えば、時速数十kmといった、自車両が一般道や高速道路等の道路を走行する際の速度に設定されている。速度閾値はメモリ52に予め記録されている。
なお、速度閾値は、一般道や高速道路といった、自車両が走行している道路の種別に応じて設定されてもよい。例えば、高速道路を走行する際の速度閾値は、一般道を走行する際の速度閾値よりも大きい値に設定されていてもよい。
制御部50は、自車両の速度が速度閾値以上である場合に、自車両が指定作動を行っていると判断し、処理をS65へ移行させる。また、制御部50は、自車両の速度が速度閾値未満である場合に処理をS70へ移行させる。
制御部50は、S65では、今回の測定範囲が、指定範囲であるか否かを判断する。ここでいう今回の測定範囲とは、後述するS90にて選択される受光信号Riが取得される分割範囲Aiをいう。具体的には、カウンタCの値を分割番号iとする分割範囲Aiをいう。つまり、カウンタCの値が1の場合は分割範囲A1が今回の測定範囲に相当する。
指定範囲とは、分割範囲A1〜ANのうち、予め定められた一または複数の分割範囲を示す。本実施形態では、例えば分割範囲A2が指定範囲として予め定められているものとして、以下の説明を行う。このときメモリ52には、指定範囲とする分割範囲を示す分割番号(以下、指定番号)が予め記録されている。つまり、本実施形態では、2が指定番号として記録されている。
具体的には、制御部50は、カウンタCの値が指定番号に等しい場合に、今回の測定範囲が指定範囲であると判断し、処理をS80へ移行させる。また、カウンタCの値が指定番号に等しくない場合に、今回の測定範囲が指定範囲でないと判断し、処理をS70に移行させる。
制御部50は、自車両が指定作動を行っていない場合、または、自車両が指定作動を行っており、且つ、今回の測定範囲が指定範囲でない場合に移行するS70では、通常値を分割範囲Ai毎の受光回数として設定する。なお、自車両が指定作動を行っていない場合を、以下では、通常時ともいう。
ここでいう受光回数とは、反射光が受光される回数を示す。すなわち、受光信号Riが取得される回数を示す。通常値とは、1以上の予め定められた自然数を示す。通常値はメモリ52に予め記録されている。一般に、物体の検出精度を向上させるためには、通常値が大きいほうが望ましい。ただし、通常値が大きいと、消費電力が増大し、物体の検出に要する時間が長くなる。
そこで、通常値は、必要とされる物体の検出精度及び物体の検出に要する時間に基づいて、レーダ装置1ごとに予め定められていてもよい。制御部50は、本ステップにおいて通常値を受光回数として設定した後に、処理をS75へ移行させる。
制御部50は、S75では、照射されるレーザ光の照射強度を強に設定する。強に設定するとは、第1のパルスが出力されるよう設定することを示す。具体的には、制御部50は、第1の発光制御信号SC1を発光制御信号SCとして設定する。そして、処理をS90へ移行させる。
制御部50は、自車両が指定作動を行っており、且つ、今回の測定範囲が指定範囲である場合に移行するS80では、指定値を分割範囲Ai毎の受光回数として設定する。指定値とは、0及び1以上の予め定められた自然数であって、且つ、通常値よりも小さい数を示す。指定値はメモリ52に予め記録されている。制御部50は、本ステップにおいて指定値を受光回数として設定した後に、処理をS85へ移行させる。
制御部50は、S85では、照射されるレーザ光の照射強度を弱に設定する。弱に設定するとは、第2のパルスが出力されるよう設定することを示す。具体的には、制御部50は、第2の発光制御信号SC2を発光制御信号SCとして設定する。そして、処理をS90へ移行させる。
制御部50は、S90では、PD選択信号Piをマルチプレクサ24に出力する。iは前述のように分割番号である。ここでは、カウンタCの値を分割番号iとするPD選択信号Piを出力する。PD選択信号Piは、i番のSW25をオンさせる制御信号である。これにより、分割範囲Aiに対応する受光信号Riがアンプ232を介して測距部30へ出力されるように、マルチプレクサ24が設定される。
制御部50は、続くS95では、設定された受光回数及び発光制御信号SCを取得し、駆動回路11へ出力する。具体的には、発光制御信号SCを検出周期ごとに、受光回数ぶん繰り返し出力する。
制御部50は、続くS99では、探索範囲SFの全てにおいて、すなわち分割範囲A1からANの全てにおいて、レーザ光の照射が終了したか否かを判断する。具体的には、カウンタCの値がN以上である場合に、探索範囲SFの全てにおいてレーザ光の照射が終了した、と判断する。制御部50は、カウンタCの値がN以上である場合に、本発光制御処理を終了する。また、制御部50は、カウンタCの値がN未満である場合に、探索範囲SFの全てにおいてレーザ光の照射が終了していないと判断し、処理をS10へ移行させ、S10以降の処理を繰り返し実行する。
なお、探索範囲SFの全てにおいて、すなわち分割範囲A1からANの全てにおいてレーザ光の照射を完了するまでの一連の手順に要する期間を測定周期という。
次に、このように構成された発光制御処理による作動について説明する。ここでは、探索範囲SFが3つに分割された例について、すなわちN=3である例について、作動を説明する。また、通常値を3とし、指定値を1とし、分割範囲A1〜分割範囲A3よりなる探索範囲SFのうち分割範囲A2を指定範囲とする。
(1)自車両が指定作動を行っていない場合、すなわち通常時は、図9に示すように、まず分割範囲A1からの受光信号R1が取得されるよう、1番のSW25をオンさせるPD選択信号P1が出力される。そして、分割範囲A1からの受光信号R1が受光回数ぶん、すなわち通常値である3回ぶん取得されるように、発光制御信号SCが検出周期ごとに3回出力される。ここでいう発光制御信号SCは第1の発光制御信号SC1に設定されている。
これにより、分割範囲A1に強度の大きい第1のパルスが3回照射され、これに基づく受光信号R1が3回取得される。なお、PD選択信号P1は、発光制御信号SCが検出周期ごとに3回出力される間、継続して出力される。分割範囲A2、分割範囲A3に対しても同様に、強度の大きい第1のパルスが3回照射され、これに基づく受光信号R2、受光信号R3が3回ずつ取得される。このようにして、1回の測定周期が終了する。
つまり、自車両が指定作動を行っていない通常時は、1回の測定周期において、通常値×N回ぶん、LD12が発光する。Nは、分割範囲Aiの数である。
(2)自車両が指定作動を行っている場合、図9に示すように、指定範囲である分割範囲A2については、分割範囲A2からの受光信号R2が受光回数ぶん、すなわち指定値である1回ぶん取得されるように、発光制御信号SCが1回出力される。ここでいう発光制御信号SCは第2の発光制御信号SC2に設定されている。
指定範囲以外の分割範囲A1、分割範囲A3については、通常時と同様に、分割範囲A1、A3からの受光信号R1、R3がそれぞれ受光回数ぶん、すなわち通常値である3回ぶん取得されるように、発光制御信号が検出周期ごとに3回出力される。ここでは、発光制御信号は第1の発光制御信号SC1に設定されている。つまり、自車両が指定作動を行っている場合は、1回の測定周期において、通常時よりも、LD12が発光する回数が少ない。
このように、本実施形態では、自車両の作動が指定作動であるときは、指定作動でないときよりも発光の回数が低減される。
ここで、自車両が指定作動を行っている場合、それぞれの分割範囲A1、A2、A3に対しては、図10に示すように、指定範囲以外の分割範囲A1、A3に対しては光量が大きく、換言すれば測定距離が大きくなるよう、且つ、通常値で示される回数ぶん、レーザ光が照射される。一方、指定範囲である分割範囲A2に対しては、光量が小さく、換言すれば測定距離が小さくなるよう、且つ、通常値よりも小さい指定値で示される回数ぶん、レーザ光が照射される。
これにより、自車両が走行する車線91に隣接する車線である隣接車線92において、自車両の進行方向前方及び後方に位置する他の車両201、203がより高い精度で検出され、自車両のほぼ真横に位置する他の車両202については、他の車両201、203よりも低い精度で検出される。
ところで、自車両が車線変更を行おうとする作動を指定作動として行っている場合、分割範囲A1、A3に位置する他の車両201、203を精度よく検出することが望まれる。なぜならば、指定範囲である分割範囲A2内に位置する他の車両202は、分割範囲A2において検出されるよりも前に指定範囲以外の分割範囲A1、A3において検出されているためである。すなわち、分割範囲A2内に位置する他の車両202については、分割範囲A1、または分割範囲A3において検出された該車両202についての位置、相対速度、移動方向等を用いて、所定時間経過後の位置を推定することが可能であるためである。
つまり、分割範囲A2は、分割範囲A1、A3よりも、物体を検出する際の優先度が低くてもよい。ここでいう優先度とは、物体の検出結果に影響を与える度合いを示す。優先度が低いとは、物体の検出結果に影響を与える度合いが少ないことを示す。つまり、探索範囲内SFにおける中央部を含む所定の角度範囲については、探索範囲内SFにおける端部よりも、物体を検出する際の優先度が低くてもよいといえる。
このように、自車両が指定作動を行っている場合、必ずしも、探索範囲SFの全域、すなわち前述の例では分割範囲A1、A2、A3の全てにおいて、同様の優先度で物体を検出することが必要とされない。
本実施形態では、指定作動が行われるとき、物体を検出する際の優先度が低くてもよい分割範囲を指定範囲として設定しており、該指定範囲においてレーザ光が照射される回数を低減する。また、レーザ光を照射する際の強度を低下させる。本実施形態では、このような構成を備えるので、探索範囲SFを構成する全ての分割範囲Aiにおいて同様の優先度で物体を検出する場合よりも、探索範囲SFにおける物体の検出精度を維持しつつ、消費電力を低減することができる。
[1−3.効果]
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1a)レーダ装置1は、光を照射する照射部10により、予め定められた角度範囲を表す探索範囲内に光を照射し、照射した光が物体に反射された反射光を受光部20により受光し、受光した反射光に基づいて少なくとも物体までの距離を検出する。受光部20は、探索範囲を予め定められた角度毎に分割した範囲を示す分割範囲ごとに異なるタイミングで反射光を受光するように構成されている。レーダ装置1は、制御部50を備える。
レーダ装置1において制御部50は、自車両の作動を示す情報を表す自車両情報を取得し、自車両情報に基づいて、自車両が、前方に対して予め定められた角度分だけずれた方向へ移動する作動を表す指定作動を行っているか否かを判断するように構成されている。
また、自車両が指定作動を行っていない場合に、予め定められた値を示す通常値を分割範囲毎の受光回数として設定するように構成されている。
さらに、自車両が指定作動を行っている場合に、予め定められた一又は複数の分割範囲を示す指定範囲についての受光回数を通常値よりも小さい値を示す指定値に設定し、指定範囲以外の分割範囲についての受光回数を通常値に設定するように構成されている。
そして、分割範囲毎に設定された受光回数分だけ照射部を発光させるように構成されている。
これによれば、指定作動であるときは指定作動でないときよりも発光の回数が低減される構成を備えるので、レーダ装置において消費電力を低減することができる。
(1b)自車両情報には、方向指示器の作動を示す情報が含まれていてもよい。レーダ装置1において制御部50は、方向指示器が作動している場合に、自車両が指定作動を行っていると判断してもよい。
これによれば、方向指示器が作動していることを指定作動する構成を備えるので、方向指示器が作動しているときに、検出精度を維持しつつ消費電力を低減することが可能となる。例えば、車線変更時に検出精度を維持しつつ消費電力を低減することが可能となる。
(1c)自車両情報には、自車両の操舵角を示す情報が含まれていてもよい。レーダ装置1において制御部50は、操舵角が予め定められた操舵角の大きさを示す操舵閾値以上である場合に、自車両が指定作動を行っていると判断してもよい。
これによれば、操舵角が操舵閾値以上であることを指定作動とする構成を備えるので、操舵角が操舵閾値以上であるときに、検出精度を維持しつつ消費電力を低減することが可能となる。例えば、(1b)と同様に、車線変更時に検出精度を維持しつつ消費電力を低減することが可能となる。
(1d)自車両情報には、自車両の速度を示す情報が含まれていてもよい。レーダ装置1において制御部50は、速度が予め定められた速度の大きさを示す速度閾値以上である場合に、自車両が指定作動を行っていると判断してもよい。
これによれば、車速が速度閾値以上であることを指定作動とする構成を備えるので、車速が速度閾値以上であるとき、検出精度を維持しつつ消費電力を低減することが可能となる。例えば、(1b)、(1c)と同様に、車線変更時に検出精度を維持しつつ消費電力を低減することが可能となる。
[2.変形例]
上記実施形態では、レーダ装置1は、照射部10が探索範囲SF全域にレーザ光を照射し、受光部20が分割範囲Ai毎に反射光を受光する構成、すなわち、一括発光分割受光方式であったが、レーダ装置1の構成は、これに限定されるものではない。
(変形例1)レーダ装置は、例えば図11に示すレーダ装置2のように、照射部10が分割範囲Ai毎にレーザ光を照射し、受光部20が分割範囲Ai毎に反射光を受光する構成であってもよい。
具体的には、レーダ装置2では、制御部50は、回転制御信号を照射光学部13に出力し、レーザ光の照射方向を変化させてもよい。照射光学部11は、図示しないが、例えば、レーザ光を任意の方向に反射させるポリゴンミラーと該ポリゴンミラーを駆動させる駆動回転機とを備えていてもよい。照射光学部13において検出されたポリゴンミラーの回転位置を示す回転位置検出信号は制御部50に出力されてもよい。このようなレーダ装置2の構成は各種文献において公知の構成であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
なお、変形例1において、制御部50は、照射部10によりレーザ光が照射される分割範囲Aiと、受光部20における反射光を受光される分割範囲Aiとが同じとなるように、上述のS90及びS95において制御を行うよう構成されればよい。例えば、制御部50は、上述のS95において、分割範囲Aiに対してレーザ光が照射されるようポリゴンミラーを回転させる回転制御信号を照射光学部13における駆動回転機に出力するよう構成されてもよい。
このような変形例1においても、上記実施形態と同様の効果が奏される。
(変形例2)レーダ装置は、例えば図12に示すレーダ装置3のように、レーザ光を照射する照射部10を分割範囲Ai毎に備える構成であってもよい。図12は、N=3の例を示す。変形例2における距離測定のタイミングチャートの一例を、図13に示す。ここで、発光制御信号1、2、3が前述の発光制御信号SCに相当する。第1の発光制御信号L11、L21、L31が第1の発光制御信号SC1に相当する。第2の発光制御信号L12、L22、L32が第2の発光制御信号SC2に相当する。
なお、変形例2においても、制御部50は、照射部10によりレーザ光が照射される分割範囲Aiと、受光部20における反射光を受光される分割範囲Aiが同じとなるように、S90及びS95において制御を行うよう構成されればよい。
このような変形例2においても、上記実施形態と同様の効果が奏される。
[3.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(3a)上記実施形態において、レーダ装置1は、自車両の側方、具体的には右の側方を探索範囲SFとするよう構成されていたが、これに限定されるものではない。レーダ装置では、例えば、自車両の前方、後方、左の側方、または全周囲等、自車両の周囲における任意の角度範囲が探索範囲SFとして設定されてもよい。
(3b)上記実施形態では、車線変更を行おうとする作動を指定作動としていたが、これに限定されるものではない。指定作動、及び指定範囲は、任意に設定されてよい。例えば、自車両が駐車場に位置している際、駐車スペースに自車両を駐車させるために後進する作動を指定作動としてもよい。そして、レーダ装置は、例えば自車両の全周囲を探索範囲SFとする場合、該指定作動が行われているときは、自車両前方を指定範囲として設定し、前方における受光回数を前方以外における受光回数よりも低く設定してもよい。
これにより、該指定作動が行われているときに、消費電力を低下させることができる。
(3c)上記実施形態において、レーダ装置1は、例えば操舵角が変化した場合、図14に示すように、操舵角の変化に応じて分割範囲Aiの角度範囲が変化するよう構成されてもよい。例えば、レーダ装置1は、道路の延びる方向に対して操舵角が右側にθ度変化した場合、分割範囲A1が角度範囲としてθ度ぶん小さくなるよう、また、分割範囲A2が角度範囲としてθ度ぶん前方に増加するよう、また分割範囲A3が角度範囲としてθ度ぶん前方に増加するよう、構成されてもよい。つまり、道路の延びる方向に垂直な方向に対して常に所定の角度範囲が指定範囲となるよう、それぞれの分割範囲が調整されてもよい。
(3d)上記実施形態では、指定作動は1つであったが、これに限定されることなく、指定作動は複数であってもよい。また、指定範囲は予め設定された分割範囲であったが、これに限定されることなく、指定範囲は指定作動に応じて設定されるものであってもよい。
この場合、制御部50は、図7に示すフローチャートに対して、S7、S60が追加された、図15に示すフローチャートに従って処理を実行してもよい。なお、図15のフローチャートの説明においては、図7との相違点についてのみ説明する。
制御部50は、図15に示すS7において、対応情報を取得してもよい。対応情報とは、一または複数の選択範囲と一または複数の指定作動との対応関係を指定作動毎に表した情報をいう。ここでいう選択範囲とは、一または複数の分割範囲を示す。選択範囲は、指定作動において、選択範囲以外の分割範囲よりも、物体を検出する際の優先度が低い範囲をいう。
そして、制御部50は、S20、S30、S40にて指定作動であるか否かを判断された後に移行するS60では、対応情報に基づいて、S20、S30、S40にて判断された指定作動に応じた選択範囲を特定してもよい。そして、該選択範囲を指定範囲として設定してもよい。そして、処理をS65へ移行させてもよい。
なお、制御部50は、S80においては、指定作動ごとに設定された指定値を用いて受光回数を設定してもよい。指定作動ごとに設定された指定値は、予めメモリ52に記録されていてもよい。
このような他の実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1a)〜(1d)を奏し、さらに、以下の効果を奏する。
すなわち、レーダ装置1において制御部50は、一または複数の分割範囲を示す選択範囲と一または複数の指定作動との対応関係を指定作動毎に表した対応情報を取得してもよい。また、自車両が指定作動を行っている場合に、対応情報に基づいて、指定作動に対応する選択範囲を特定してもよい。そして、選択範囲を指定範囲として、指定範囲についての指定値に設定してもよい。
これによれば、指定作動に応じて指定範囲を設定する構成を備えるので、指定範囲を適宜設定することにより、指定作動に応じて検出精度を維持しつつ消費電力を低減することが可能となる。
(3e)通常値は、分割範囲Ai毎に異なる数値に設定されていてもよい。この場合、例えば通常値と分割範囲Aiとの対応関係を示す情報が予めメモリ52に記録されており、該情報に基づいて通常値が特定されればよい。
(3f)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(3g)上述したレーダ装置1、2、3、制御部50他、当該制御部50を機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、距離検出方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
[4.実施形態の構成と本開示の構成との対応関係]
上記実施形態において、制御部50が、判断部と、通常部と、指定部と、発光指示部と、対応取得部と、特定部とに相当する。また、S20、S30、S40が判断部としての処理に相当し、S70が通常部としての処理に相当し、S70、S80が指定部としての処理に相当し、S95が発光指示部としての処理に相当する。また、S7が対応取得部としての処理に相当し、S60が特定部としての処理に相当する。
また、指示器位置信号が方向指示器の作動を示す情報に相当し、舵角信号が自車両の操舵角の大きさを示す情報に相当し、速度信号が自車両の速度の大きさを示す情報に相当する。
1 レーダ装置、2 レーダ装置、3 レーダ装置、10 照射部 、20 受光部、50 制御部、 51 CPU。

Claims (5)

  1. 光を照射する照射部(10)により、予め定められた角度範囲を表す探索範囲内に光を照射し、照射した光が物体に反射された反射光を受光部(20)により受光し、受光した反射光に基づいて少なくとも物体までの距離を検出するレーダ装置(1、2、3)において、
    前記受光部は、前記探索範囲を予め定められた角度毎に分割した範囲を示す分割範囲ごとに異なるタイミングで反射光を受光するように構成されており、
    自車両の作動を示す情報を表す自車両情報を取得し、前記自車両情報に基づいて、自車両が、前方に対して予め定められた角度分だけずれた方向へ移動する作動を表す指定作動を行っているか否かを判断するように構成された判断部(50:S20、S30、S40)と、
    自車両が指定作動を行っていない場合に、予め定められた値を示す通常値を前記分割範囲毎の受光回数として設定するように構成された通常部(50:S70)と、
    自車両が指定作動を行っている場合に、予め定められた一又は複数の分割範囲を示す指定範囲についての受光回数を前記通常値よりも小さい値を示す指定値に設定し、前記指定範囲以外の分割範囲についての受光回数を前記通常値に設定するように構成された指定部(50:S70、S80)と、
    前記分割範囲毎に設定された受光回数分だけ前記照射部を発光させるように構成された発光指示部(50:S95)と、
    を備えるレーダ装置
  2. 請求項1に記載のレーダ装置であって、
    一または複数の分割範囲を示す選択範囲と一または複数の前記指定作動との対応関係を前記指定作動毎に表した対応情報を取得するように構成された対応取得部(50:S7)と、
    自車両が前記指定作動を行っている場合に、前記対応情報に基づいて、前記指定作動に対応する選択範囲を特定するように構成された特定部(50:S60)と、
    を更に備え、
    前記指定部は、前記選択範囲を前記指定範囲として、前記指定範囲についての指定値に設定するように構成された
    レーダ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のレーダ装置であって、
    前記自車両情報には、方向指示器の作動を示す情報が含まれており、
    前記判断部(50:S20)は、前記方向指示器が作動している場合に、自車両が前記指定作動を行っていると判断するように構成された
    レーダ装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のレーダ装置であって、
    前記自車両情報には、自車両の操舵角の大きさを示す情報が含まれており、
    前記判断部(50:S30)は、前記操舵角が予め定められた操舵角の大きさを示す操舵閾値以上である場合に、自車両が前記指定作動を行っていると判断するように構成された
    レーダ装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のレーダ装置であって、
    前記自車両情報には、自車両の速度の大きさを示す情報が含まれており、
    前記判断部(50:S40)は、速度が予め定められた速度の大きさを示す速度閾値以上である場合に、自車両が前記指定作動を行っていると判断するように構成された
    レーダ装置。
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