JP2018024376A - 車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の底面に設けられた受電装置とバッテリとを電気接続する配線部材が排気管からの熱の影響を受けにくくすることが可能な車両を得る。【解決手段】車両1は、フロアパネル4Aの底面4Cに配置されたバッテリ7と、バッテリ7の下面7Aに配置された受電装置6と、排気管3と、受電装置6とバッテリ7とを電気接続する配線部材5とを備える。バッテリ7は側壁部7Bを有し、排気管3は側壁部7Bと車幅方向において隣り合う延在部3Bを有し、側壁部7Bと延在部3Bとの間には、遮熱部材8が設けられる。配線部材5は、第1端部5Aと、第2端部5Gと、第1端部5Aと第2端部5Gとの間の部分であって、第1端部5Aよりも重力方向の上方に位置し、遮熱部材8に対して排気管3の延在部3Bとは反対側に設けられた引き回し部5Dとを含む。【選択図】図4

Description

本明細書は、エンジンと、外部に設けられた送電装置から非接触で電力を受電する受電装置とを備えた車両に関する。
特許文献1〜6に開示されているように、車両の外部に設けられた送電装置から受電装置を介して非接触で電力を受電し、車載のバッテリを充電する車両の開発が行われている。このような受電装置は、エンジンとバッテリとを備えたいわゆるハイブリッド車両や、プラグインハイブリッド車両に適用可能である。
特開2016−105435号公報 特開2013−154815号公報 特開2013−146154号公報 特開2013−146148号公報 特開2013−110822号公報 特開2013−126327号公報
車両の底面には、エンジンに接続された排気管が配置されているため、受電装置がハイブリッド車両やプラグインハイブリッド車両の底面に設けられた場合、排気管からの熱が受電装置やその周辺機器(配線部材)等に及ぼす影響について考慮する必要がある。
本明細書は、車両の底面に設けられた受電装置とバッテリとを電気接続する配線部材が排気管からの熱の影響を従来に比して受けにくくすることが可能な構成を備えた車両を提供するものである。
車両は、受電装置を備え、外部に設けられた送電装置から上記受電装置を介して非接触で電力を受電する車両であって、フロアパネルを有する車両本体と、上記車両本体の内部の前方側に配置されたエンジンと、下面を有し、上記フロアパネルのうちの車室外側の表面である底面に配置されたバッテリと、上記バッテリの上記下面に配置された上記受電装置と、上記エンジンに接続され、上記フロアパネルの上記底面に配置された排気管と、上記受電装置と上記バッテリとを電気接続する配線部材と、を備え、上記バッテリは、上記車両本体の前方側から後方側に向かって延びる側壁部を有し、上記排気管は、上記車両本体の前方側から後方側に向かって延びるとともに、上記側壁部と車幅方向において隣り合うように配置された延在部を含み、上記側壁部と上記延在部との間には、遮熱部材が設けられており、上記配線部材は、上記受電装置の車両前後方向における中央部よりも後方側の部分に接続された第1端部と、上記バッテリの車両前後方向における中央部よりも前方側の部分に接続された第2端部と、上記第1端部と上記第2端部との間の部分であって、上記第1端部よりも重力方向の上方に位置し、上記遮熱部材に対して上記排気管の上記延在部とは反対側に設けられた引き回し部と、を含む。
上記の構成によれば、配線部材のうちの受電装置に接続された第1端部が、受電装置の車両前後方向における中央部よりも後方側に位置しており、配線部材のうちのバッテリに接続された第2端部が、バッテリの同方向における中央部よりも前方側に位置している。排気管の温度は、エンジンに近い前方側の部分に比べて後方側の部分の方が低い。そのため、受電装置の中でも後方側に近い部分、すなわち、排気管の中でも温度が比較的に低い排気管の後方側に近い部分の方で受電装置から配線部材が引き出されることとなる。配線部材のうちの第1端部と第2端部との間の引き回し部は、配線部材のうちの受電装置に接続された第1端部に比べて重力方向の上方に位置しているため、第1端部を介して引き出された配線部材は、受電装置からの引き出しの後、排気管から退避するようにして上方に位置する引き回し部に向かって延びることとなる。引き回し部と排気管の延在部との間には遮熱部材が設けられており、配線部材は、引き回し部および第2端部を介してバッテリに電気接続されている。これらの構成を備えた配線部材によれば、排気管からの熱の影響を従来に比して受けにくくすることが可能となる。
本明細書に記載された車両によれば、車両の底面に設けられた受電装置とバッテリとを電気接続する配線部材が排気管からの熱の影響を従来に比して受けにくくすることができる。
車両1と、車両1に備えられた受電装置6に電力を非接触で送電する送電装置9とを示す模式図である。 受電装置6と送電装置9とを模式的に示す回路図である。 車両1(車両本体4)のフロアパネル4Aに設けられた排気管3、バッテリ7、受電装置6、配線部材5、および遮熱部材8などを示す平面図であり、重力方向下方に離れた位置から車両1の底面4Cを見上げた際に視認される様子を示している。 図3に対応する斜視図であり、フロアパネル4A(図4において図示せず)に設けられた排気管3、バッテリ7、受電装置6、配線部材5、および遮熱部材8などを示している。 図3中のV−V線に沿った矢視断面図である。
図1から図5を参照して、実施の形態に係る車両1について説明する。図1から図5に示す構成のうち、同一または実質的に同一の構成については、同一の符号を付して重複した説明を省略する場合がある。
(車両1)
図1は、車両1と、車両1に備えられた受電装置6に電力を非接触で送電する送電装置9とを示す模式図である。図2は、受電装置6と送電装置9とを模式的に示す回路図である。図1において、矢印Uは重力方向における上方向を示し、矢印Dは重力方向における下方向を示す。矢印F,Bは車両1の車両前後方向を示す。これらの矢印の意義については図3〜図5においても共通する。図3〜図5においてはさらに、矢印L,Rは車両1の車幅方向を示している。
図1および図2(主として図1)に示すように、車両1は、受電装置6を備えており、車両1の外部(ここでは地面)に設けられた送電装置9から受電装置6を介して非接触で電力を受電することができる。具体的には、車両1は、車両本体4、エンジン2、排気管3、受電装置6、バッテリ7、および配線部材5を備える。
車両本体4は、フロアパネル4Aを含んでおり、フロアパネル4Aは、車室内側の表面である上面4Bと、車室外側の表面である底面4Cとを有している。エンジン2は、いわゆるフロント型のエンジンであり、車両本体4の内部の前方側に配置されている。排気管3は、その前端がエンジン2に接続されており、排気管3は、フロアパネル4Aの底面4Cに配置され、車両前後方向に概ね沿って延びている(図3,図4参照)。バッテリ7は、下面7Aを有しており、フロアパネル4Aのうちの車室外側の表面である底面4Cに配置されている。受電装置6は、バッテリ7の下面7Aに配置されており、配線部材5は、受電装置6とバッテリ7とを電気的に接続しており、整流器6B(図1,図2)によって生成された直流電力を受電装置6からバッテリ7に伝送したり、受電装置6とバッテリ7との間で低電圧の信号を伝送したりする。
(受電装置6)
図2に示すように、受電装置6は、送電部9Aから非接触で電力を受電する受電部6Aと、受電部6Aに接続された整流器6Bとを含む。受電部6Aは、受電コイル6Dと、受電コイル6Dに直列接続されたキャパシタ6Eとを含む。受電部6Aは、受電コイル6Dおよびキャパシタ6Eによって形成されたLC共振器である。受電部6Aの共振周波数と、送電部9Aの共振周波数とは実質的に一致している。整流器6Bは、受電部6Aが受電した交流電力を直流電力に変換し、その電力をバッテリ7に供給する。
送電装置9は、受電部6Aに非接触で電力を送電する送電部9Aと、送電部9Aに接続された変換器9Bとを含む。送電部9Aは、送電コイル9Dと、送電コイル9Dに直列に接続されたキャパシタ9Eとを含む。送電部9Aは、送電コイル9Dおよびキャパシタ9Eによって形成されたLC共振器である。変換器9Bは、電源9Cから供給される交流電力の周波数および電圧を調整して、送電部9Aに供給する。変換器9Bは、送電部9Aに供給する交流電力の周波数などを適宜調整することができる。
(車両1の詳細構成)
図3は、車両1(車両本体4)のフロアパネル4Aに設けられた排気管3、バッテリ7、受電装置6、配線部材5、および遮熱部材8などを示す平面図であり、重力方向下方に離れた位置から車両1の底面4Cを見上げた際に視認される様子を示している。図4は、図3に対応する斜視図であり、フロアパネル4A(図4において図示せず)に設けられた排気管3、バッテリ7、受電装置6、配線部材5、および遮熱部材8などを示している。図5は、図3中のV−V線に沿った矢視断面図である。
上述のとおり、フロアパネル4Aは、車室外側の表面である底面4C(図3,図5)を有している。バッテリ7は、フロアパネル4Aの底面4Cに配置されている。バッテリ7は、全体として箱状の形状を有している。バッテリ7の上方側の表面は、図示しないボルトなどを用いてフロアパネル4Aの底面4Cに固定されており、バッテリ7の下方側の表面は、バッテリ7の下面7Aを構成している。
バッテリ7の外周表面は、側壁部7B、前壁部7C、側壁部7D、および後壁部7Eを含んでいる。これらのうちの側壁部7B,7Dは、車両本体4の前方側から後方側に向かって延びる形状を有している。詳細は後述するが、バッテリ7の前壁部7Cに、配線部材5(第2端部5G)を接続するための図示しない端子部が設けられている。この端子部は、バッテリ7(ここでは側壁部7B)の車両前後方向における中央部C2(図3)よりも前方側に位置している。
受電装置6は、箱状に形成されたケース本体6Hを有している。ケース本体6Hは、整流器6B(図1)やキャパシタ6E(図1)を表面に実装した図示しない基板、上述の受電コイル6D、ならびにフェライト板等を収容している。受電コイル6Dは、フェライト板の厚さ方向と平行な方向に延びる巻回軸線O1の周囲を取り囲むように環状に形成されている。本実施の形態における巻回軸線O1は、重力方向(車高方向)と平行な方向に延びており、受電コイル6Dはいわゆる渦巻型コイルである。
受電装置6(ケース本体6H)は、バッテリ7の下面7Aに配置され、図示しないボルトなどを用いてバッテリ7の下面7Aに固定されている。受電装置6(ケース本体6H)は、車幅方向の右側に(排気管3に近い側に)側壁6Jを有している。詳細は後述するが、この側壁6Jに、配線部材5(第1端部5A)を接続するための図示しない端子部が設けられている。この端子部は、受電装置6(ここでは側壁6J)の車両前後方向における中央部C1(図3)よりも後方側に位置している。
排気管3は、その前端に近い部分3Aからその後端に近い部分3Cに向かって、車両前後方向に概ね沿って(略直線状に)延びている。排気管3は、これらの部分3A,3Cとの間に、延在部3Bを有している。延在部3Bは、車両本体4の前方側から後方側に向かって延びるとともに、バッテリ7の側壁部7Bと車幅方向において隣り合うように配置されている。バッテリ7の側壁部7Bを車幅方向の右側に(矢印R方向に)向かって投影したとすると、その投影像の一部は、排気管3の延在部3Bに重なることとなる。
遮熱部材8は、ヒートインシュレータとして機能する部材であり、排気管3の左右両側と、排気管3の上方とを覆うように設けられている。本実施の形態の遮熱部材8は、フロアパネル4Aの底面4Cに対向するように配置される部分8Aと、バッテリ7の側壁部7Bに対向するように配置される部分8Bとを含んでいる。遮熱部材8の部分8Bは、バッテリ7の側壁部7Bと排気管3の延在部3Bとの間に設けられている。
本実施の形態においては、遮熱部材8C,8Dも用いられている。遮熱部材8Cは、配線部材5のうちの後述する引き回し部5Eを覆うように配置され、引き回し部5Eを高熱から保護する部材である。遮熱部材8Cの部分8Aは、フロアパネル4Aの底面4Cに対向するように配置されており、一方で、遮熱部材8Cの部分8Bは、バッテリ7の前壁部7Cに対向するように配置されている。遮熱部材8Dは、バッテリ7の下面7Aに対向するように配置される。遮熱部材8Dは、配線部材5のうちの後述する引き回し部5Bを覆うように配置され、引き回し部5Bを高熱から保護する部材である。
(配線部材5)
配線部材5は、フロアパネル4Aの底面4Cに配置されている。配線部材5は、たとえばワイヤーハーネスから構成される部材であり、受電装置6とバッテリ7とを電気的に接続している。本実施の形態の配線部材5は、第1端部5A、第2端部5G、および引き回し部5B〜5Fを含んでいる。
第1端部5Aは、配線部材5のうち、受電装置6の端子部に接続される部分である。上述のとおり、受電装置6の端子部は、受電装置6の側壁6Jに設けられており、この端子部は、受電装置6(ここでは側壁6J)の車両前後方向における中央部C1(図3)よりも後方側に位置している。第1端部5Aは、この端子部に接続される。
引き回し部5Bは、第1端部5Aから車幅方向の右側に(矢印R方向に)向かって延びる形状を有している。引き回し部5Bは、バッテリ7の下面7Aに沿うように略水平方向に延びており、遮熱部材8Dによって覆われている。遮熱部材8Dにより、引き回し部5Bは高熱から保護されている。
引き回し部5Cは、引き回し部5Bに連続しており、引き回し部5Bの第1端部5Aが位置している側とは反対側の端部から、重力方向(車高方向)の上側に向かって延びる形状を有している。引き回し部5Cは、バッテリ7の側壁部7Bに沿うように延びており、遮熱部材8の部分8Bによって覆われている。遮熱部材8の部分8Bにより、引き回し部5Cも高熱から保護されている。
引き回し部5Dは、引き回し部5Cに連続しており、引き回し部5Cの引き回し部5Bが位置している側とは反対側の端部から、車両本体4の前方の側に向かって延びる形状を有している。引き回し部5Dは、フロアパネル4Aの底面4Cおよびバッテリ7の側壁部7Bに沿うように延びており、遮熱部材8の部分8Bによって覆われている。遮熱部材8の部分8Bにより、引き回し部5Dも高熱から保護されている。この引き回し部5Dは、「第1端部5Aと第2端部5Gとの間の部分であって、第1端部5Aよりも重力方向の上方に位置し、遮熱部材8(部分8B)に対して排気管3の延在部3Bとは反対側に設けられた引き回し部」に相当している。
引き回し部5Eは、引き回し部5Dに連続しており、引き回し部5Dの引き回し部5Cが位置している側とは反対側の端部から、車幅方向の左側に(矢印L方向に)向かって延びる形状を有している。引き回し部5Eは、フロアパネル4Aの底面4Cおよびバッテリ7の前壁部7Cに沿うように延びており、遮熱部材8Cの部分8Bによって覆われている。遮熱部材8Cの部分8Bにより、引き回し部5Eも高熱から保護されている。
引き回し部5Fは、引き回し部5Eに連続しており、引き回し部5Eの引き回し部5Dが位置している側とは反対側の端部から、車幅方向の左側に(矢印L方向に)向かって延びる形状を有している。引き回し部5Fは、引き回し部5Eと同様に、フロアパネル4Aの底面4Cおよびバッテリ7の前壁部7Cに沿うように延びている。引き回し部5Fは、遮熱部材によって覆われずに露出している部分であるが、引き回し部5Fも、引き回し部5Eと同様に、必要に応じて遮熱部材8C等によって覆われるように構成することも有効である。
第2端部5Gは、配線部材5のうち、バッテリ7の端子部に接続される部分である。第2端部5Gは、引き回し部5Fの引き回し部5Eが位置している側とは反対側の端部に設けられる。上述のとおり、バッテリ7の端子部は、バッテリ7の前壁部7Cに設けられており、この端子部は、バッテリ7(ここでは側壁部7B)の車両前後方向における中央部C2(図3)よりも前方側に位置している。第2端部5Gは、この端子部に接続される。
(作用および効果)
上記の車両1においては、配線部材5のうちの受電装置6に接続された第1端部5Aが、受電装置6の車両前後方向における中央部C1よりも後方側に位置しており、配線部材5のうちのバッテリ7に接続された第2端部5Gが、バッテリ7の同方向における中央部C1よりも前方側に位置している。排気管3の温度は、エンジン2に近い前方側の部分に比べて後方側の部分の方が低い。そのため、受電装置6の中でも後方側に近い部分、すなわち、排気管3の中でも温度が比較的に低い排気管3の後方側に近い部分の方で、受電装置6から配線部材5が引き出されることとなる。
配線部材5のうちの第1端部5Aと第2端部5Gとの間の引き回し部5B〜5F(特に、引き回し部5D)は、配線部材5のうちの受電装置6に接続された第1端部5Aに比べて重力方向の上方に位置しているため、第1端部5Aを介して引き出された配線部材5は、受電装置6からの引き出しの後、排気管3から退避するようにして上方に位置する引き回し部5Dに向かって延びることとなる。引き回し部5C,5Dと排気管3の延在部3Bとの間には、遮熱部材8の部分8Bが設けられており、配線部材5は、引き回し部5C,5Dおよび第2端部5Gを介してバッテリ7に電気接続されている。これらの構成を備えた配線部材5によれば、排気管3からの熱の影響を従来に比して受けにくくすることが可能となる。
また、第1端部5Aと第2端部5Gとの間の引き回し部5C〜5Fは、バッテリ7の下面7Aよりも重力方向の上方に位置している。当該構成によれば、車両1の走行中に配線部材5の引き回し部5C〜5Fが路面や路上の岩石等に接触する可能性は、バッテリ7の下面7Aの存在によって低減されている。
配線部材5は、バッテリ7に対して車幅方向の右側に(矢印R方向に)位置している。当該構成によれば、バッテリ7の車幅方向の左側(矢印L方向に)配線部材5が設けられていない分、バッテリ7の車幅方向の左側のスペースを他の目的に活用することが可能となる。バッテリ7の車幅方向の左側から外力が加わったとしても、配線部材5に損傷が生じる可能性は、バッテリ7の存在によって低減されている。
以上、実施の形態について説明したが、上記の開示内容はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本明細書に開示された車両は、エンジンと、外部に設けられた送電装置から非接触で電力を受電する受電装置とを備えた車両に適用することができる。
1 車両、2 エンジン、3 排気管、3A,3C,8A,8B 部分、3B 延在部、4 車両本体、4A フロアパネル、4B 上面、4C 底面、5 配線部材、5A 第1端部、5B,5C,5D,5E,5F 引き回し部、5G 第2端部、6 受電装置、6A 受電部、6B 整流器、6D 受電コイル、6E,9E キャパシタ、6H ケース本体、6J 側壁、7 バッテリ、7A 下面、7B,7D 側壁部、7C 前壁部、7E 後壁部、8,8C,8D 遮熱部材、9 送電装置、9A 送電部、9B 変換器、9C 電源、9D 送電コイル、C1,C2 中央部、O1 巻回軸線。

Claims (1)

  1. 受電装置を備え、外部に設けられた送電装置から前記受電装置を介して非接触で電力を受電する車両であって、
    フロアパネルを有する車両本体と、
    前記車両本体の内部の前方側に配置されたエンジンと、
    下面を有し、前記フロアパネルのうちの車室外側の表面である底面に配置されたバッテリと、
    前記バッテリの前記下面に配置された前記受電装置と、
    前記エンジンに接続され、前記フロアパネルの前記底面に配置された排気管と、
    前記受電装置と前記バッテリとを電気接続する配線部材と、を備え、
    前記バッテリは、前記車両本体の前方側から後方側に向かって延びる側壁部を有し、
    前記排気管は、前記車両本体の前方側から後方側に向かって延びるとともに、前記側壁部と車幅方向において隣り合うように配置された延在部を含み、
    前記側壁部と前記延在部との間には、遮熱部材が設けられており、
    前記配線部材は、
    前記受電装置の車両前後方向における中央部よりも後方側の部分に接続された第1端部と、
    前記バッテリの車両前後方向における中央部よりも前方側の部分に接続された第2端部と、
    前記第1端部と前記第2端部との間の部分であって、前記第1端部よりも重力方向の上方に位置し、前記遮熱部材に対して前記排気管の前記延在部とは反対側に設けられた引き回し部と、を含む、
    車両。
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