JP2018024252A - 湾曲面を備える押出ダイ - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイに加わる圧力を減じ、流量を増加させる流れデバイスの提供。【解決手段】流れの方向に垂直な平面に沿って画成され、互いに対向する入口側及び出口側を有する本体を備え、本体は中心付近に画成され平面に対して垂直な方向に一定の厚さを有する第1の領域802、非一定の厚さを有する第2の領域804、及び第3の領域806を備え、第2の領域は第1の領域と第3の領域との間に画成され、入口側に形成された入口面及び出口側に形成された出口面で、本体は入口面と出口面との間で画成される厚さを有する入口面及び出口面、本体内で入口側と出口側との間に画成され、入口側に材料を受承する様適合した複数の送り孔808、出口側に材料を押し出す様適合した複数のスロット808を備え、第1の領域の出口側の少なくとも一部が平面から外側に向い延在し、楕円形、円環球体状又は半球状である湾曲を形成する流れデバイス。【選択図】図8

Description

関連出願の説明
本出願は、米国特許法第120条の下で、2012年5月29日出願の米国特許出願第13/482408号の優先権の利益を主張するものであり、本出願は上記出願の内容に依存するものであり、参照によってその全体を援用する。
本開示は押出ダイに関し、特に湾曲面を備える押出ダイに関する。
押出プロセスにより、複雑な断面を有する物品を作製できる。従来のプロセスでは、バッチ材料を押出器バレルのチャンバ内に挿入する。材料はチャンバ内に入ると、ポンプ、ピストン、スクリュー又はその他の従来の手段等の圧力機構によって加圧される。チャンバ内の圧力は、チャンバ内に配置されたダイが生成する材料の流動抵抗を上回るように、十分に高くなければならない。圧力が流動抵抗を上回ると、材料はチャンバを通って押出器バレルの入口からダイに向かって押圧される。材料は、チャンバ全体に亘って入口とダイとの間に配置されているプレート内に画成された開口又はチャネルを通過できる。材料は、ダイに到達すると、ダイ内に画成された1つ又は複数の送り孔及び吐出スロットを通して押し出され、所望の幾何学形状を有する押出成形物(例えば蜂の巣状本体等)を形成する。
従来のダイは、(例えば、蜂の巣状本体の輪郭及びセル等の)押出成形物の所望の形状を生成するよう設計されているが、そのためには、ダイは押出チャンバ内で生成される超高圧に耐える必要がある。例えば薄壁の蜂の巣状本体を形成するために必要な薄型の吐出スロットは、押出チャンバ内において高圧を必要とする。ダイを不正確に設計すると、圧力によるプレートの屈曲によってダイが変形又は破損し得る。従って、ダイの厚さを、チャンバ内の高圧成形に耐えるように増加させることがある。これは、チャンバ内に配置してよい制限開口を有するその他の要素に関しても同じである。プレートの屈曲に関するいずれの問題と同様に、プレートの直径を大きくするにつれて、材料の収率限界内に収めるためにプレートの厚さも増加させなければならない。結果として、ダイ内の開口を通る流れに対するインピーダンス及び抵抗は、ダイの厚さの増加に伴って不必要に増加してしまう。
従って、ダイを通る流れに対するインピーダンス及び抵抗を低減する、改良されたダイへの需要が存在する。また、ダイに加わる応力を低減しながら押出プロセスのスループットを増加させることが望ましい。
本開示のある例示的実施形態では、プレートを押出装置内に配置する。このプレートは本体を備え、この本体はある平面に沿って画成され、第1の側部及び第2の側部を有する。第2の側部は第1の側部に対向して配置される。このプレートはまた、第1の側部に形成された第1の面及び第2の側部に形成された第2の面を備える。上記本体は、第1の面と第2の面との間で画成される厚さを有する。本体内の第1の側部と第2の側部との間に、複数の開口を画成する。また、第1の面又は第2の面の少なくとも一部は、上記平面から外側に向かって延在する湾曲を形成する。
本実施形態の一態様では、上記複数の開口それぞれを、第1の側部と第2の側部との間において互いに対して平行に画成してよい。また、上記複数の開口はそれぞれ、上記平面に対して略垂直に延在してよい。別の態様では、上記湾曲は、楕円形、円錐形、円環球体状又は半球状であってよい。
更なる態様では、上記プレートは、第1の領域、第2の領域及び第3の領域を備えてよい。第1の領域は上記本体の中心付近に画成でき、これは上記平面に垂直な方向に略一定の厚さを有してよい。第2の領域は上記本体の縁部付近に画成でき、これは上記押出装置に連結するよう適合される。第3の領域は、第1の領域と第2の領域との間に画成できる。第1の領域は、第1の径方向厚さ及び第2の径方向厚さを有してよく、この第1の径方向厚さは第1の領域の中心付近に画成され、第2の径方向厚さは第3の領域付近に画成される。第1の径方向厚さは、第2の径方向厚さよりも大きくてよい。
別の実施形態では、押出成形物を形成するために、押出装置を設ける。この装置はバレルを備えてよく、このバレルはその一端に入口を、その他端に出口を有する。このバレルは、入口側と出口側との間にチャンバを画成する。チャンバを加圧するために、バレルの入口付近に圧力機構を配置し、材料を入口から出口へと移動させるよう構成する。流路は、チャンバ内において入口と出口との間に画成され、流れの方向を画成する。上記装置はまた、バレルの出口に連結されたダイを備える。このダイは、流れの方向に略垂直な平面に沿って画成された本体と、入口側及び出口側とを備えてよい。この本体の厚さは、入口側と出口側との間で画成される。ダイはまた、入口側と出口側との間に画成された複数の送り孔を備えてもよく、これら複数の送り孔は、入口側において材料を受承して、出口側において材料を押し出すよう適合される。また、入口側又は出口側の少なくとも一部は、上記平面から外側に向かって延在する湾曲を形成する。
本実施形態の一態様では、上記複数の送り孔は、互いに対して略平行である。上記複数の送り孔は、本体内において概ね流れの方向に沿って画成してもよい。別の態様では、上記湾曲は、楕円形、円錐形、円環球体状又は半球状であってよい。更なる態様では、上記ダイは第1の領域、第2の領域及び第3の領域を備えてよい。第1の領域は上記本体の中心付近に画成でき、これは上記流れの方向に略一定の厚さを有してよい。第2の領域は上記本体の縁部付近に画成でき、上記押出装置に連結してよい。第3の領域は、第1の領域と第2の領域との間に画成できる。また、上記第1の領域は、第1の領域の中心付近に概ね上記流れの方向に画成される最大径方向厚さと、第1及び第3の領域の境界付近に画成される最小径方向厚さとを備えてよい。上記複数の送り孔は、第1の領域内に画成できる。
関連する態様では、押出装置は、チャンバ内において上記入口と上記ダイとの間に配置されたホモジナイザーを備えてよい。このホモジナイザーは、内側部分及び外側部分を備えてよい。外側部分は上記バレルに連結でき、内側部分は、上記入口に向かって配向された第1の側部と、この第1の側部に対向して配置される第2の側部とを備えてよい。上記内側部分の第1の側部と第2の側部との間に複数の開口を画成し、流れの方向に対して略平行とすることができる。第1の側部及び第2の側部のうちの少なくとも一方は、湾曲した断面を有してよい。あるいは、第1の側部及び第2の側部の両方が、湾曲した断面を有してよい。
押出装置は、チャンバ内の上記入口と上記ダイとの間に配置されたプレートも備えてよい。このプレートは、上記バレルに連結された外側部分と、スクリーン様の材料からなる内側部分とを有してよい。内側部分は少なくとも1つの湾曲面を有してよい。あるいは内側部分は第1の湾曲面及び第2の湾曲面を有してよく、この第1の湾曲面は上記入口に向かって配向され、この第2の湾曲面は上記ダイに向かって配向される。
異なる実施形態では、押出装置において押出成形物を形成するための方法を提供する。この押出装置は:その一端に入口を有し、その他端に出口を有するバレル;バレル内において入口と出口との間に画成されるチャンバ;バレルの入口付近に配置された圧力機構;及びバレルの出口に連結されたダイを備え、このダイは入口側及び出口側を有する。この方法は:入口を通してチャンバ内に材料を挿入するステップ;圧力機構によってチャンバを加圧するステップ;流れの方向に沿ってバレルの入口から出口へと材料を移動させるステップ;ダイの入口側において材料を受承するステップ;ダイの入り口側又は出口側に形成された湾曲した断面内に画成された複数の送り孔を通して材料を流すステップ;及びダイの出口側から材料を押し出して押出成形物を形成するステップを含む。
本実施形態の一態様では、上記方法は、上記流れの方向に略平行な方向に沿って、材料を上記複数の送り孔に通過させるステップを含んでよい。別の態様では、上記方法は、上記バレルの入口と出口との間に配置されたホモジナイザー又はスティッププレート(stip plate)の湾曲した断面内に形成された開口に材料を通過させるステップを含んでよい。
添付の図面と併せて以下の例示的な実施形態の説明を参照することにより、本開示の上述の態様及びそれらを得るための様式はより明らかになり、請求する本発明自体もよりよく理解されるであろう。
押出器の概略図 従来の押出器及び平坦面のダイの概略図 本開示による湾曲したダイを備える押出器の概略図 複数の領域を有する、楕円形状の湾曲したダイの部分等角図 図4のダイの部分的な軸対称の断面図 外側の湾曲表面に垂直な方向に一定の厚さを有する、湾曲したダイ設計の第1の実施形態 押出方向に一定の厚さを有する、湾曲したダイ設計の第2の実施形態 湾曲したダイにおける送り孔及びスロットパターンの部分断面図 基本的な寸法を有する楕円の図 負荷が印加された湾曲したダイの部分的な断面図 ダイ応力に対する湾曲及び厚さの影響を示すグラフ 湾曲したダイの厚さ低減能力を示すチャート ダイの厚さ低減に対応するダイの圧力低減を示すグラフ 押出速度に対するダイの厚さ低減の影響を示すグラフ 湾曲面を有するホモジナイザーの側面図 画成されたチャネルを有する凹面及び凸面の両方を示す、図15のホモジナイザーの断面側面図 対応する参照番号は、複数の図面を通して対応する部品を示すために使用されている。
以下に説明する実施形態は、網羅的なものであることも、本発明を以下の詳細な説明において開示される形態に厳密に制限することも意図していない。むしろこれらの実施形態は、本明細書中で請求される本発明の原理及び実践を当業者が確認し理解できるように選択及び説明されるものである。
本開示は、改良された押出装置と、気泡セラミック基板等の押出生成物を作製するプロセスにおける上記押出装置の使用方法を提供する。バッチ材料の形態のセラミック材料を用意し、ツインスクリュー押出装置を通過させることにより、上記バッチ材料を混合し、ふるいにかけ、脱気し、搬送し、ダイ組立体を通るように押圧する。
本開示の目的のために、本明細書中で使用される用語「押出フェーズ」又は「押出」は、押出器のバレルを通してバッチ材料を搬送又は移送して、ダイ組立体を通るように押圧することを意味する。用語「流れの方向」及び「押出方向」は、相互交換可能であることを意図したものであり、バレルを通してバッチ材料を搬送し、ダイ組立体を通るように押圧する方向を意味する。また、用語「押出器」及び「押出装置」は、相互交換可能であることを意図したものである。
本明細書中で使用される用語「バッチ材料」は、粘土、タルク、アルミナ及びムライト等の乾燥セラミック原料、ポリビニルアルコール等のバインダ/可塑剤及び/又は水の湿性混合物であってよい。例としてバッチ材料中には、約50〜70重量%の乾燥原料及び約25〜50重量%の湿性原料が存在してよい。バッチ材料が反応すると、カーバイド又は耐火性酸化物等のセラミック材料を形成できる。
図1を参照すると、ツインスクリュー押出器100の例示的な実施形態が示されている。この押出器100は、内部チャンバ106を画成する外側ハウジング又はバレル102を備える。バッチ材料130は、押出器100の入口108付近に配置されたホッパ104を介して押出器100へと挿入できる。バッチ材料130が押出器100に入ると、チャンバ106内に配置された1対のスクリュー110、112がバッチ材料130を受け取る。スクリュー110、112は、長手方向に沿ってバレル102内に位置決めされている。長手方向は、図1の矢印114で表される押出方向と呼ぶこともできる。
スクリュー110、112は、チャンバ106を加圧してバッチ材料130を押出方向114に沿って押圧するための圧力機構を、バレル102内に形成できる。スクリュー110、112は、共回転又は逆回転してよく、また噛合してもしなくてもよい。一実施形態では、スクリュー110、112は、共回転し、噛合し、自己洗浄するスクリューである。スクリュー110、112は、本実施形態では、チャンバ106を加圧するために使用できる圧力機構の一種として示されている。しかしながら他の実施形態では、押出方向114に沿ってバッチ材料を押圧するためのラム押出プロセスに、ピストンを用いることもできる。他の公知の圧力機構を、押出プロセスに用いることができる。
スクリュー110、112が回転し、チャンバ106内の圧力が増加するにつれ、バッチ材料130を、バレル102の入口108と出口128との間に画成された流路に沿って押圧できる。チャンバ106内の圧力もまた、バレル102内の1つ又は複数の流れデバイスを通るように材料を押圧でき、この流れデバイスは、混合用スクリュー110、112の端部を出発するバッチ材料130の流れを変更又は制限する。例えば、このような流れデバイスの1つは、1つ又は複数の制限開口を備えてよい静止プレート118である。この1つ又は複数の制限開口のサイズ及び形状は、用途及びバッチ材料130の所望の流れ又は圧力プロファイルに応じたものであってよい。静止プレート118等の流れデバイスの例は、2010年11月24日に出願された米国公開特許第2011/0291319号明細書に更に記載されており、この特許はその全体が参照により本明細書に援用される。
図1では、静止プレート118は、バッチ材料130を濾過するためのメッシュ又はスクリーン様の材料を含んでよい。静止プレート118を含む1つ又は複数の流れデバイスは、複数の開口又はチャネルを有してよく、これらを通るようにバッチ材料130をスクリュー110、112により押圧する。一実施形態では、1つ又は複数の流れデバイスは、バッチ材料130の局所的な混合及び均質化を容易にするために使用される別のプレート120も備えてよい。バッチ材料130の複数の部分は様々な粘度を有し得るため、プレート120は、材料を混合することで押出流速を改善できる。図1に示すように、プレート120は、流れを促進する湾曲面122を備えてよい。これについて、以下に更に詳細に説明する。
プレート120を通るように押圧すると、チャンバ106の内圧は、押出ダイ124の形態の別の流れデバイスに対してバッチ材料130を押圧する。ダイ124はバレル102の出口128付近に配置されており、これにより矢印132で示す押出方向に沿って、ダイ124を通してバレル102から所望の成形製品を押し出す。図1には示していないが、ダイ124は、ダイ124の入り口側と出口側との間に画成された複数の送り孔及びスロットを備えてよい。図1では、ダイ124の入口側は、1対のスクリュー110、112に対向して配向された面126を有してよい。ダイ124の出口側は、出口面を有してよく、この出口面は、バレル102の出口128に相当する。図示したように、ダイ124の湾曲した入口面126は、押出プロセスに関して望ましい効果を提供できる。これら効果のいくつかを以下に説明する。ダイの出口面を略平坦に示したが、出口面は平坦以外の形状に形成してよい(例えば湾曲を含んでよい)。
図2を参照すると、従来の押出装置200が示されている。この装置200は、外側ハウジング又はバレル202を備え、これを通してバッチ材料が押し出される。バッチ材料は入口(図示せず)を通ってバレル202へと入り、出口212において従来のダイ204を通して押し出される。材料は矢印206で表される押出方向に沿ってバレル202を通って流れ、矢印214で表される方向に沿ってダイ204を通して押し出される。バレル202は、圧力機構によって加圧される内部チャンバを画成する。チャンバ内で形成される圧力は、バレル202及びダイ204に対して矢印208で表される力を加える。
図2では、従来のダイ204は、平坦な入口面210及び平坦な出口面212を備える。この出口面212もまた、バレル202の出口に相当する。ダイ204の厚さは、これらの面の間で画成される。上述のように、チャンバ内圧は、ダイ204に対して有意な力を加え得るので、変形又は破損を避けるためにダイ204の厚さを増加させなければならない。しかしながら、ダイ204の厚さが増加すると、押出方向206の流れに対するインピーダンス及び抵抗もまた不必要に増加し得る。
改良された押出装置300の例示的な実施形態を図3に示す。この装置300は外側ハウジング又はバレル302を備え、バッチ材料はこのバレル302を通るように入り、このバレル302から押し出される。バレル302は、一方の端部に入口(図示せず)を備え、反対の端部に出口312を備える。ダイ304は、バレル302の出口に配置される。バレル302はまた、押出スクリュー又はピストン等の圧力機構により加圧される内部のチャンバを画成する。圧力は、矢印308で表されるようにバレル302及びダイ304に対して力を加える。バッチ材料は、矢印306で表される押出方向に沿って流れ、矢印314で表される方向に沿ってダイの出口312を通して押し出される。図2の従来のダイ204の平坦な面とは異なり、図3のダイ304は、湾曲した入口面310及び湾曲した出口面312を備える。入口面310及び出口面312はどちらも、湾曲しているように示されているが、代替実施形態では、これら2面のうちの一方のみが湾曲している。
図4、5を参照すると、湾曲したダイ400の例示的な実施形態がより詳細に示されている。ダイ400は、第1の湾曲面又は湾曲表面408及び第2の湾曲面又は湾曲表面410を形成してよい。第1の湾曲表面408は凸状の湾曲を画成し、第2の湾曲表面410は凹状の湾曲を画成する。第1の湾曲表面408がダイ400の出口側を形成し、第2の湾曲表面410がダイ400の入口側を形成するよう、ダイ400を図3に示すような押出器内に配置してよい。異なる構成では、第1の湾曲表面408がダイ400の入口側を形成し、第2の湾曲表面410がダイ400の出口側を形成してよい。このようにして、ダイ400はその湾曲した形状により、より効率的に押出プロセス中の圧力に耐えることができ、これによって押出器内の比較的高い圧力に耐えるか、又は厚さを低減できる。図3に示すのと同様に、押出方向は、ダイの厚さを通過するよう配向され、いずれの方向でもよい(即ち、ダイは凹状又は凸状のいずれかであると考えてよい)。
図4に示すように、ダイ400は、中心点412と外縁部414との間で画成される半径を有する円形の断面を形成してよい。ダイ400は、押出器に応じて異なる断面形状をとってもよい。従って、図4、5のダイ400の円形の断面は例示的なものであり、他の実施形態では、球体状、矩形、楕円形又は多角形の断面形状であってよい。
ダイ400はまた、複数の画成された領域を備えてよい。図4、5の実施形態では、ダイ400は3つの別個の領域に区分けされる。第1の領域402は、ダイ400の中心付近に画成される。第1の領域402では、蜂の巣形状を形成する送り孔及びスロット(図8を参照)等の、ダイの特徴部分を画成してよい。第1の領域402は、中心点412と第1の遷移点500との間で画成される区域であってよい。また、第1の領域402は、ダイ400の少なくとも湾曲部分を含むので、「湾曲した領域」と呼ぶことができる。
第1の遷移点500から径方向外向きに移動すると、第2の領域404である。第2の領域404は、第1の領域402の湾曲とダイ400のクランプ留め/取付け部分との間の区域を画成するので、「遷移領域」と呼ぶことができる。第2の領域404はまた、ダイ400の第1の領域402に対して、支持及び構造的完全性を付与できる。第2の領域404は、送り孔又はスロットが画成されていない剛性材料からなってよい。あるいは、ダイ400の第2の領域404内に画成された、1つ又は複数の送り孔及びスロットが存在してもよい。第2の領域404の区域は、第1の遷移点500と第2の遷移点502との間に画成できる。
第2の遷移点502と外縁部414との間の区域は、第3の領域406を画成する。第3の領域406は、押出器に対するダイ400のフランジ固定及び取付けに使用できる。第3の領域406は、実質的に平坦であってよく、一般にはいずれの送り孔又はスロットを備えない。
図4、5の湾曲したダイ400の1つの特徴は、第1の領域402と第2の領域404の一部との湾曲形状である。第3の領域406は、軸A−Aが通過する平面を画成できる。第1の領域402と第2の領域404の一部との湾曲した平面以外の形状は、楕円形、円錐形、円環球体状、半球状又は全体的に湾曲した形状であってよい。この形状は、用途によって様々であってよい。図5では、第1の領域402と第2の領域404の一部とは、平面以外の湾曲した形状を形成するが、他の実施形態では、第1の領域402のみが湾曲した形状を形成している。この場合、第2の領域404及び第3の領域406は略平坦となり、同一平面内に画成される。
湾曲したダイの別の態様を図6、7に示す。図6では、中心点606から画成される第1の半径Rを有する、湾曲したダイ600が示されている。第1の湾曲602は、中心点606から第1の半径Rと径方向に同じ距離に配置されている。ダイ600は、中心点606から第2の半径Rと径方向に同じ距離に配置された第2の湾曲604を備えてよい。図6に示すように、ダイ厚さtは、第2の湾曲604に対して直交する方向において一定である。しかしながら、押出方向(即ち、矢印608で表される方向)では、厚さtは第2の湾曲604と直交する一点においてのみ一定であり、この一点は、中心点606と整列している。
ダイを横断する流れに対するよりバランスの取れた均一なインピーダンスを可能にするために、押出方向(即ち、垂直方向)においてダイ厚さを略一定に維持してよい。この実施形態を図7に示す。ここで、湾曲したダイ700は、第1の湾曲702及び第2の湾曲704を備えてよい。ダイ厚さtは、押出方向(矢印706で表される)において第1の湾曲702と第2の湾曲704との間で一定である。押出方向706におけるダイ700を通るバッチ材料の流れ特性は改善されるが、直交方向の厚さはダイ700の縁部付近でゼロに近づく。従って、図4に示す第2の領域404は、この位置においてダイ700に対して構造的完全性を付与できるが、そうすると(例えば押出方向における)水平厚さは一定ではなくなる。
図8を参照すると、例示的な湾曲したダイ800を示している。ダイ800は、図4、5と同様の、第1の領域802、第2の領域804及び第3の領域806を備えてよい。湾曲したダイ800は、第1の湾曲側810及び第2の湾曲側812を備えてよい。第1の湾曲側810を入口、第2の湾曲側812を出口として、(矢印814で表される)押出方向に流れる材料が、第1の湾曲側810を通ってダイ800へと入り、第2の湾曲側812から出るようにしてよい。押出断面又はパターンを形成するために、ダイ800は、内部に画成された複数の送り孔及びスロット808を備えてよい。図示したように、複数の送り孔及びスロット808を押出方向814に対して略平行に整列させる。複数の送り孔808の深さは、従来の送り孔の深さよりも浅く設計してよく、そうすると、複数の送り孔及びスロット808を機械で加工するために必要な時間を低減できる。
公知の製造方法により、湾曲したダイを製造できる。例えば、直接金属レーザー焼結(DMLS)法を用いて、湾曲したダイを製造できる。穿孔及び溝削り方法ではZ軸調整が必要になり得る。例えば、スロットは、プランジ放電加工(EDM)により機械加工できる。ダイのブランクは、コンピュータ数値制御(CNC)、プレス加工、機械加工又は熱間成形等のいくつかの方法によって形成できる。
第1のケーススタディ実施例
図9〜14を参照すると、図4、5、8に示すダイと同様に、略半楕円形のダイ1000を形成した。ダイ1000は、中心付近に配置された第1の領域1002、第1の領域1002を取り囲む第2の領域1004、及び押出器に連結するための第3の領域1006を備える。第1の領域1002は、第1の湾曲1010及び第2の湾曲1012を備えてよく、このダイ1000の厚さは、第1の湾曲1010と第2の湾曲1012との間で画成される。図10に示すように、第1の湾曲1010は、ダイの入口側、即ち圧力1008によってダイ1000に力が加えられるダイ1000の一部分である。このように、バッチ材料は、ダイ1000内に画成された複数の送り孔及びスロットを通って、入口側(即ち、第1の湾曲1010)から出口側(即ち、第2の湾曲1012)へと通過する。
ダイ1000の第1の領域1002の設計は、図7、8に示したものと同様である。換言すると、送り孔及びスロット(図示せず)を、押出方向に対して略平行に整列させる。このケーススタディでは、関心対象となる主要な変数は、図7、9に示すように楕円900の短径「b」として表されるダイの反り量、及びダイ厚さ「t」であった。分析においてその他の値はおおよそ一定に維持された。
この実施例では、直径11.5インチ(29.2101センチメートル)、厚さ2.4インチ(6.096センチメートル)の従来のダイも分析した。図2に示すように、従来のダイは、平坦な入口面及び出口面を備えていた。このスタディから、ダイの入口面及び出口面に付与された湾曲は、ダイの厚さの低減又はより強い内圧に耐える能力をもたらした。
分析により、湾曲したダイと平坦面のダイとを比較して、いくつかの重要な観測結果が立証された。まず、ダイの最大偏向はダイの中心付近で発生する。次に、応力を制限する特徴部分となり得る2つの設計区域が存在する。第1の設計区域は、図10の軸C−Cに沿って配置された中心線1014である。つまり、この位置におけるミーゼス応力のピークを最小化するのが望ましいことがある。第1の領域1002の多くの部分は、第2の領域1004及び第3の領域1006と比較して高い応力に暴露されるが、最大偏向及びほとんどの応力は、この中心線1014において又はこの付近で発生する。第2の領域1004の折れ角又は隅肉の部分1016において、妥当な応力レベルを維持することも望ましいことがある。
このケーススタディでは、従来のダイ、即ち平坦なダイと比較して、湾曲したダイの効果をより理解するために、反り量(即ち、楕円900の短径「b」)を変化させた。図11を参照すると、チャート1100は、ダイの中心線におけるミーゼス応力のピークに対して、湾曲がもたらす効果を示している。第1の曲線1102は、厚さ約1.4インチ(3.556センチメートル)の第1のダイに設けられており、第2の曲線1104は、厚さ約2.4インチ(6.096センチメートル)の第2のダイに設けられている。図11では、第1のデータポイント1106は、従来通りに(平坦面のダイで)構成された第1のダイを表している。換言すると、短径「b」はゼロである。同様に、第2のデータポイント1108は、従来通りに(平坦面のダイで)構成された第2のダイを表している。厚さの差異から予想されるように、第1の従来のダイの第1のデータポイント1106におけるピーク応力は約2.8であり、第2の従来のダイの第2のデータポイント1108におけるピーク応力が約1であるのと比較して高い。
しかしながら、半径「b」を変化させると、結果としてピーク応力又はダイ厚さが約42%低減されることが立証された。例えば、第1のダイ曲線1102に関して第3のデータポイント1110を示す。ここで、ダイの中心線に加えられる一定の応力により、半径約3.5インチ(8.89センチメートル)のダイの厚さを42%低減できる(即ち、厚さ約1.4インチ(3.556センチメートル)となり、これは第2のより薄いダイの第2のデータポイント1108に相当する)。第2のダイ曲線1104に沿った第4のデータポイント1112は、厚さ約2.4インチ(6.096センチメートル)の湾曲したダイを表している。ここでは厚さは一定に保持され、中心線における応力は約42%(例えば図11では1.0から0.58まで)減少した。従って、湾曲面を備えたダイを設計することにより、厚さを低減できるか、又はダイに加わる応力を低減できる。
図12は、ダイ厚さの低減結果を立証している。図12では、チャート1200は、従来の平坦なダイ1202及び湾曲したダイ1204を示している。第1のダイ1202及び第2のダイ1204の直径は、約11.5インチ(29.2101センチメートル)であった。図示したように、第1のダイ1202は、厚さ約2.4インチ(6.096センチメートル)であり、一定の応力に暴露した際に構造的完全性を維持した。第2のダイ1204は、第1のダイ1202と同じ一定の応力に暴露した際に、構造的完全性を維持したが、第2のダイ1204の厚さは、第1のダイ1202より約42%薄かった(例えば厚さ約1.4インチ(3.556センチメートル)であった)。
第2のケーススタディ実施例
第2のケーススタディ実施例では、圧力及び押出速度に対するダイの湾曲の効果を更に分析した。このスタディでは、厚さ約2.37インチ(6.0198センチメートル)の高負荷用ステンレス鋼製ダイのタイプNGを使用した。この第1の従来の(即ち平坦な入口面及び出口面を有する)ダイを、全体の厚さと送り孔及びスロット深さとを約40%低減した第2の湾曲したダイと比較した。コーディエライト組成物のレオロジーパラメータをこの分析に使用し、基準のケースとして約1.0インチ(2.54センチメートル)/秒の押出速度を選択した。
従来のダイについて算出したダイ圧力は、約2099psi(約14.5MPa)であった。湾曲したダイについては、算出したダイ圧力は、23%近く低減しており、約1618psi(約11.2MPa)であった。これは図13のチャート1300に示されている。第1のデータポイント1302は、厚さ約2.37インチ(6.0198センチメートル)、ダイ圧力約2099psi(約14.5MPa)の従来のダイを表している。第2のデータポイント1304は、厚さと送り孔及びスロット深さとが40%低減された、湾曲したダイを表している。1インチ(2.54センチメートル)/秒の同じ押出速度において、湾曲したダイに関して算出されたダイ圧力は1618psi(約11.2MPa)であり、これは従来のダイよりも23%近く小さかった。
この第2の実施例では、押出速度に対する効果についても分析した。分析のために、湾曲したダイに関する押出速度入力パラメータを、そのダイ圧力が、1インチ(2.54センチメートル)/秒(即ち2099psi(約14.5MPa))における従来のダイのダイ圧力と等しくなるまで増加させた。そうすると、押出速度は、湾曲ダイについて、2099psi(約14.5MPa)のダイ圧力において、約3.3インチ(8.382センチメートル)/秒まで増加した。これにより、スループットが3倍以上に増加した。これも図14のチャート1400に示されている。チャート1400では、第1のデータポイント1402は、従来のダイの1.0インチ(2.54センチメートル)/秒の押出速度を表している。第2のデータポイント1404は、同じダイ圧力(即ち2099psi(約14.5MPa))における湾曲したダイの、3.3インチ(8.382センチメートル)/秒という増加した押出速度を表している。つまり、ダイに湾曲を付与して、厚さと送り孔及びスロット深さとを低減すると、ダイを通した押出速度は3倍以上改善された。
ホモジナイザー及びその他の押出プレート
図1に関して説明したように、押出器は、静止プレート118及びホモジナイザープレート120等の追加の流れデバイスを備えてよい。従来のホモジナイザープレートは、上述の従来のダイと同様に、平坦な入口面及び平坦な出口面を備える。しかしながら、図15、16では、異なるホモジナイザープレート1500は、入口面1506において画成された湾曲、及び出口面1602において画成された湾曲を備えてよい。ホモジナイザープレート1500は、押出器に連結するための外側のフランジ部材1502を備えてよい。フランジ部材1502は、ホモジナイザープレート1500を形成するスクリーン様の材料1504を取り囲んでいる。フランジ部材1502をある平面上に配置して、この平面から外側に向かって入口面1506が湾曲するようにしてよい。図15にこれがよく示されている。しかしながら、異なるホモジナイザープレートでは、入口面と出口面の一方が平坦面であってよい。
スクリーン様の材料1504は、複数のチャネル又は送り孔1600を画成できる。バッチ材料は、入口側1506から出口側1602へと複数のチャネル1600を通して通過できる。この場合、バッチ材料はホモジナイザー1500を通って、矢印1508で表される押出方向に沿って流れることができる。図示したように、複数のチャネル1600は、押出方向1508に対して実質的に平行に整列している。異なる実施形態では、入口が面1602に対応しかつ出口が面1506に対応するように、押出方向は図15に示した方向と反対であってよい。
ホモジナイザープレート1500の設計と同様に、押出器内で配置された静止プレート又はいずれの他の流れデバイスは、少なくとも1つの湾曲面を備えてよい。湾曲面を、押出器の入口側又は出口側に向かって配向してよい。湾曲面は、流れデバイスに亘る圧力降下を低減し、押出器を通るバッチ材料の流れ特性を改善できる。
請求する本発明の方針を組み込んだ例示的な実施形態を上記で開示してきたが、本開示は開示された実施形態に制限されない。むしろこの開示は、その一般原理を用いて、本出願が請求する発明のいずれの変形例、使用例、又は適用例を網羅することを意図している。更に本出願は、本出願が請求する発明が関連している及び添付の請求項の範囲内である技術分野における公知の又は慣用の技法の範囲内である、本開示からの逸脱を網羅することが意図されている。
100 押出器
102 ハウジング、バレル
104 ホッパ
106 チャンバ
108 入口
110、112 スクリュー
114 押出方向
118 静止プレート
120 プレート、ホモジナイザープレート
122 湾曲面
124 押出ダイ
128 出口
130 バッチ材料
132 矢印(押出方向)
200、300 押出装置
202、302 バレル
204、304、400、600、700、800、1000 ダイ
206、306、706 矢印(押出方向)
210、310 入口面
212、312 出口、出口面
214、314 矢印(押し出す方向)
308、608 矢印(押圧の方向)
402、802、1002 第1の領域
404、804、1004 第2の領域
406、806、1006 第3の領域
408 第1の湾曲面、湾曲表面
410 第2の湾曲面、湾曲表面
412、606 中心点
414 外縁部
500 第1の遷移点
502 第2の遷移点
604 第2の湾曲
702、1010 第1の湾曲
704、1012 第2の湾曲
808 送り孔、スロット
810 第1の湾曲側
812 第2の湾曲側
814 押出方向
900 楕円
1008 圧力
1014 中心線
1016 関節又は隅肉部分
1100 チャート
1102 第1の曲線
1104 第2の曲線
1106 第1のデータポイント
1108 第2のデータポイント
1110 第3のデータポイント
1112 第4のデータポイント
1200 チャート
1202 第1のダイ
1204 第2のダイ
1302 第1のデータポイント
1304 第2のデータポイント
1400 チャート
1402 第1のデータポイント
1404 第2のデータポイント
1500 ホモジナイザープレート
1502 フランジ部材
1504 スクリーン様の材料
1506 入口面
1508 押出方向
1600 チャネル
1602 出口面

Claims (6)

  1. 押出装置内に配置するよう適合された本体であって、該本体は流れの方向に垂直な平面に沿って画成され、入口側及び出口側を有し、前記出口側は前記入口側に対向し、前記本体は第1の領域、第2の領域及び第3の領域を備え、前記第2の領域は前記第1の領域と前記第3の領域との間に画成されている、本体;
    前記入口側に形成された入口面及び前記出口側に形成された出口面であって、前記本体は前記入口面と前記出口面との間で画成される厚さを有する、入口面及び出口面;並びに
    前記本体内において前記入口側と前記出口側との間に画成された、複数の送り孔および複数のスロットであって、前記複数の送り孔は前記入口側において材料を受承するよう適合され、前記複数のスロットは前記出口側において前記材料を押し出すよう適合された、複数の送り孔および複数のスロット;
    を備える、流れデバイスであって、
    前記第1の領域が、前記本体の中心付近に画成され、
    前記第1の領域の出口側の少なくとも一部が、前記平面から外側に向かって延在する湾曲を形成し、
    前記第1の領域が、前記平面に対して垂直な方向に一定の厚さを有し、
    前記第2の領域の厚さが非一定であり、
    前記湾曲が、楕円形、円環球体状又は半球状である、流れデバイス。
  2. 前記湾曲は前記平面から前記流れの方向に沿って凸状を成す、請求項1記載の流れデバイス。
  3. 前記複数の送り孔及び前記複数のスロットはそれぞれ、前記平面に対して垂直に延在し、
    前記複数の送り孔及び前記複数のスロットによって蜂の巣状構造が形成される、請求項1または2記載の流れデバイス。
  4. 前記第3の領域が、前記本体の縁部付近に画成され、前記押出装置に連結するよう適合されてなる、請求項1から3のいずれか1項記載の流れデバイス。
  5. 押出成形物を形成するための押出装置において、
    一端に入口を、他端に出口を有するバレルであって、前記入口と前記出口との間にチャンバを画成する、バレルと;
    前記チャンバを加圧するための、前記入口から前記出口へと材料を移動させるよう構成された圧力機構と;
    前記チャンバ内において前記入口と前記出口との間に画成された、流れの方向を決定する流路と;
    前記バレルの前記出口に連結されたダイであって:
    前記流れの方向に対して垂直な平面に沿って画成された本体であって、該本体は第1の領域、第2の領域及び第3の領域を備え、前記第2の領域は前記第1の領域と前記第3の領域との間に画成されている、本体;
    入口側及び出口側であって、前記本体の厚さは前記入口側と前記出口側との間で画成される、入口側及び出口側;並びに
    前記入口側と前記出口側との間に画成された複数の送り孔及び複数のスロットであって、前記複数の送り孔は前記入口側において材料を受承するよう適合され、前記複数のスロットは前記出口側において前記材料を押し出すよう適合された、複数の送り孔及び複数のスロット;を備え、
    前記第1の領域が、前記本体の中心付近に画成され、
    前記出口側の少なくとも一部が、前記平面から外側に向かって延在する湾曲を形成し、
    前記第1の領域が、前記平面に対して垂直な方向に一定の厚さを有し、
    前記第2の領域の厚さが非一定であり、
    前記湾曲が、楕円形、円環球体状又は半球状である、ダイと;
    を備える、押出装置。
  6. 前記湾曲は前記平面から前記流れの方向に沿って凸状を成す、請求項5記載の押出装置。
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