JP2018023472A - 荷電粒子照射システムおよびビーム監視システム - Google Patents

荷電粒子照射システムおよびビーム監視システム Download PDF

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Abstract

【課題】安全にビームを照射するための構成を供えた荷電粒子照射システムおよびビーム監視システムを提供する。【構成】荷電粒子ビーム発生装置と、ビーム輸送系と、荷電粒子ビームの位置を求めるビーム監視システムを備えた荷電粒子照射システムであって、ビーム監視システムは、通過する荷電粒子ビームを検出して検出信号を出力するビームモニタと、検出信号に基づき第一のデジタル信号を出力する第一のAD変換器と、検出信号に基づき第二のデジタル信号を出力する第二のAD変換器と、第一のデジタル信号または第二のデジタル信号に基づき、荷電粒子ビームがビームモニタを通過した位置を演算する信号処理装置とを備え、信号処理装置は、第一のAD変換器から第一のデジタル信号および第二のデジタル信号が入力されることで、シンプルな信号処理構成で荷電粒子ビームの位置幅を正確に検出し、より安全に荷電粒子ビームを照射するためのシステムを実現する 。【選択図】 図4

Description

本発明は粒子線治療システムにおける荷電粒子照射システムのビーム監視システムに係り、特に、陽子や炭素イオン等の荷電粒子ビームを患部に照射して治療するための粒子線治療システムに好適な荷電粒子照射システムおよびビーム監視システムに関する。
放射線治療法の1つとして、陽子や炭素イオン等の荷電粒子ビームを加速し、がんの病巣に照射してがん細胞のDNAを破壊する粒子線治療法が知られている。粒子線治療法は、低侵襲で体に負担が少なく、治療後の生活の質を高く維持できることから、近年注目されている。
特許文献1には、スキャニング照射方式で荷電粒子ビームを照射対象に照射する粒子線治療システムであって、荷電粒子ビームを走査する走査電磁石の下流側、かつ照射対象である患者の直前にビームモニタを設置する構成が開示されている。
特開2013−158525号公報
スキャニング照射方式では、患部の形状に合わせて荷電粒子ビームを照射するために、照射対象に照射する荷電粒子ビームの位置を監視するビーム監視システムを用いる。正確にビーム位置を検出するためには、ビームモニタに備えられたマルチワイヤの計測点を増加させることが望ましい。
しかし、従来のビーム監視システムでは、アナログ-デジタル変換器と信号処理装置との接続数に制約があったため、計測可能なチャンネル数が限られていた。
本発明は、スポットスキャニング法のスポット照射において、計測可能なチャンネル数を増加させ、より正確にビーム位置を監視することで、安全に荷電粒子ビームを照射するための構成を供えた荷電粒子照射システムおよびビーム監視システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本発明は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、荷電粒子ビームを発生する荷電粒子ビーム発生装置と、荷電粒子ビームを治療室へ導くビーム輸送系と、荷電粒子ビームの位置を求めるビーム監視システムとを備えた荷電粒子照射システムであって、ビーム監視システムは、通過する荷電粒子ビームを検出して検出信号を出力するビームモニタと、検出信号に基づき、第一のデジタル信号を出力する第一のAD変換器と、検出信号に基づき、第二のデジタル信号を出力する第二のAD変換器と、第一のデジタル信号または第二のデジタル信号に基づき、荷電粒子ビームがビームモニタを通過した位置を演算する信号処理装置とを備え、信号処理装置は、第一のAD変換器から出力された第一のデジタル信号および第二のデジタル信号が入力されることを特徴とする。
本発明によれば、より安全に荷電粒子ビームを照射できる荷電粒子照射システムをシンプルな構成で実現できる。
本発明の実施形態における荷電粒子照射システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態におけるスキャニング照射システムおよび照射制御システムを示す図である。 荷電粒子照射システムにおけるビーム監視システムの一例を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態におけるビーム監視システムを示す概略図である。 本発明の第1の実施形態における3段カスケード接続した場合の接続構成例を示す図である。 アナログ-デジタル変換器から信号処理装置へのデータの取り込みタイミングにおいて、結合型伝送方式を示す図である。 アナログ-デジタル変換器から信号処理装置へのデータの取り込みタイミングについて、本発明の第1の実施形態において適用する逐次型伝送方式を示す図である。 本発明の第2の実施形態における3段カスケードおよび2段カスケード接続した場合の接続構成例を示す図である。 アナログ-デジタル変換器から信号処理装置へのデータの取り込みタイミングにおいて、結合型伝送方式を示す図である。 アナログ-デジタル変換器から信号処理装置へのデータの取り込みタイミングについて、本発明の第2の実施形態において適用する逐次型伝送方式を示す図である。
以下に本発明の荷電粒子照射システムおよび荷電粒子照射システムの制御方法の実施形態について図面を用いて説明する。
<第1の実施形態>
本発明の荷電粒子照射システムおよびビーム監視システムの第1の実施形態を、図1乃至図7を用いて説明する。
なお、本実施形態において、荷電粒子照射システムとは、治療室内の治療台(ベッド装置)10上に固定された患者の患部に対して荷電粒子ビーム12(例えば、陽子線や炭素線等)を照射するシステムのことを意味する。
まず、本実施形態の荷電粒子照射システムの構成について、図1および図2を用いて説明する。
図1において、本実施形態の荷電粒子照射システムは、荷電粒子ビーム発生装置1、ビーム輸送系2、スキャニング照射装置3および制御システム4を備える。
荷電粒子ビーム発生装置1は、イオン源、前段加速器15および円形加速器(シンクロトロン)16を有する。本実施形態では、円形加速器16としてシンクロトロンを例に説明するが、サイクロトロン等の他の加速器であってもよい。前段加速器15の上流側にイオン源が接続され、前段加速器15の下流側に円形加速器16が接続される。
ビーム輸送系2は、荷電粒子ビーム発生装置1とスキャニング照射装置3を接続し、荷電粒子ビーム発生装置1で発生した荷電粒子ビーム12を治療室まで導く。
スキャニング照射法では、患部となる照射対象を体表からの深さ毎にレイヤーと呼ばれる照射領域に分割し、このレイヤーの平面上をスポットと呼ぶ細かな線量管理領域に分割する。その上で、荷電粒子ビームの照射は、照射平面上のスポット毎に線量を管理しながら荷電粒子ビームを走査し、照射平面の変更は照射する荷電粒子ビームのエネルギーの変更により実現する。
具体的には、走査電磁石の電流値を設定し、目標スポットへ到達すると、設定された線量の照射を行い、照射線量が設定値に達すると次のスポットへ移動する。照射位置の移動が完了すると再び荷電粒子ビームを出射し、1つのレイヤー内の照射が終わるまで繰り返す。1つのレイヤーへの照射が完了すると、次のレイヤーのエネルギーに変更して、同様の照射を繰り返す。このように照射スポット間の移動中に照射荷電粒子ビームをOFFする方法をスポットスキャニング法と称する。
スポットスキャニング法では、患部形状に合わせた荷電粒子ビームの照射が可能であり、従来の散乱体照射法のようにボーラスやコリメータ等の患部形状に合わせた患者固有具が不要となる。よって、荷電粒子ビーム発生装置1からスキャニング照射装置3に供給される荷電粒子ビームを効率よく患部に照射することが可能である。本実施形態ではスポットスキャニング法を例に説明するが、例えばラスタースキャニング法やラインスキャニング法のように他のスキャニング法による照射であってもよい。
図2は本実施形態におけるスキャニング照射装置および照射制御システムを示す。
スキャニング照射装置3は、荷電粒子ビーム12を患者の患部に照射するための装置であり、図2に示すように、患者13を載せる治療台10、照射ノズル(ノズル装置)11および回転ガントリ14を備えている。
治療台10は、治療室内に配置されており、患者13を載せて患部の位置決めを行う。
照射ノズル11は、荷電粒子ビームの照射野を形成する。図2に示すように、照射ノズル11には荷電粒子ビーム12の進行方向の上流側から順番に、上流ビーム位置モニタ(以降、上流ビームモニタと呼ぶ)11a、走査電磁石11b、線量モニタ11cおよび下流ビームモニタ(以降、下流ビームモニタと呼ぶ)11dがビーム経路に沿って配置される。
上流ビームモニタ11aは、照射ノズル11内に入射された荷電粒子ビーム12を検出する。
走査電磁石11bは、通過する荷電粒子ビームを第一の方向(例えば、X軸方向)に偏向・走査する第1走査電磁石11b1と、第一の方向と垂直な第二の方向(例えば、Y軸方向)に荷電粒子ビームを偏向・走査する第二走査電磁石11b2を備えている。ここで、X軸方向とは、照射ノズル11に入射された荷電粒子ビームの進行方向に垂直な平面内の一方向であり、Y軸方向とは、当該平面内であってX軸と垂直な方向を示す。
線量モニタ11cは、通過する荷電粒子ビームの照射線量を計測する。すなわち、線量モニタ11cは、患者に照射された荷電粒子ビームの照射線量を監視するモニタである。
下流ビームモニタ11dは、走査電磁石11bの下流側に設置され、走査電磁石11bによって走査された荷電粒子ビームを検出するモニタである。
回転ガントリ14は、アイソセンタを中心に回転可能な構成であり、ビームの照射角度を決める。回転ガントリ14が回転することによって、患者10に荷電粒子ビーム12を照射する方向を変更することができる。
図1に戻り、制御システム4について説明する。制御システム4は、中央制御装置5、加速器・輸送系制御システム7および照射制御システム8を備えている。
中央制御装置5は、治療計画装置6、加速器・輸送系制御システム7、照射制御システム8および操作端末40に接続される。この中央制御装置5は、治療計画装置6から受信した設定データに基づいて、加速器運転に用いる偏向電磁石等の運転パラメータの設定値、照射野を形成に用いる線量モニタ等の運転パラメータの設定値、計画されるビーム位置およびビーム幅、線量の設定値を算出する機能を備えている。これらの運転パラメータおよびモニタ設定値は、中央制御装置5から加速器・輸送系制御システム7および照射制御システム8に出力される。
加速器・輸送系制御システム7は、荷電粒子ビーム発生装置1およびビーム輸送系2に接続され、荷電粒子ビーム発生装置1およびビーム輸送系2を構成する機器を制御する。
照射制御システム8は、スキャニング照射装置3に接続され、スキャニング照射装置3を構成する機器を制御する。
操作端末40は、操作者(医者、オペレータ等の医療従事者)がデータや指示信号を入力する入力装置および表示画面を備えている。
照射制御システム8について、図2を用いて説明する。
照射制御システム8は、患者機器制御装置8a、モニタ監視制御装置8bおよび走査電磁石電源制御装置8cを備えている。
患者機器制御装置8aは、回転ガントリ14を構成する各機器を制御する回転ガントリ制御装置8a1、治療台10を移動して位置決め制御する治療台制御装置8a2、照射ノズル11内に配置された機器を制御するノズル内機器制御装置8a3を備えている。このうち、回転ガントリ制御装置8a1は、回転ガントリ14の回転角度を制御することで、患者10に照射する荷電粒子ビームの照射角度を制御する。
モニタ監視制御装置8bは、上流ビームモニタ11aを監視制御する上流ビームモニタ監視制御装置8b1、下流ビームモニタ11dを監視制御する下流ビームモニタ監視制御装置8b2、線量モニタ11cを監視制御する線量監視制御装置8b3を備えている。
上流ビームモニタ監視制御装置8b1は、上流ビームモニタ11aに検出された荷電粒子ビームのビーム位置およびビーム幅を計測する機能を有し、荷電粒子ビームの異常の有無を判定する機能を有する。
下流ビームモニタ監視制御装置8b2は、走査電磁石11bによって走査され、下流ビームモニタ11dに検出された荷電粒子ビームのビーム位置およびビーム幅を計測する機能を有する。すなわち、走査された荷電粒子ビームのビーム位置およびビーム幅の異常の有無を判定する機能を有する。
ここで、荷電粒子ビームのビーム位置とは、例えば、ビームモニタ(上流ビームモニタ11aまたは下流ビームモニタ11c)を通過する荷電粒子ビームの重心位置などである。また、荷電粒子ビームのビーム幅とは、ビームモニタ(上流ビームモニタ11aまたは下流ビームモニタ11c)を通過した荷電粒子ビームの領域を示す。ビーム幅の求め方には、例えば、ビーム進行方向に垂直な平面上に配置されたビームモニタ(上流ビームモニタ11aまたは下流ビームモニタ11c)で荷電粒子ビームを検出した領域の面積を算出する方法や、このようなビームモニタでの荷電粒子ビームの検出領域の面積および当該検出領域の幅を算出する方法などがある。
上流ビームモニタ監視制御装置8b1や下流ビームモニタ監視制御装置8b2の機構は、具体的には以下の通りである。
上流ビームモニタ監視制御装置8b1は、上流ビームモニタ11aで検出された検出信号に基づいて演算処理し、荷電粒子ビームが通過した位置およびビーム幅を求める。求めたビーム位置およびビーム幅が予め定められた範囲内の場合は、上流ビームモニタ監視制御装置8b1はビーム正常と判定し、中央制御装置5に信号を出力する。一方、求めたビーム位置が予め定められた範囲外の場合、またはビーム幅が予め定められた範囲外の場合は、上流ビームモニタ監視制御装置8b1はビーム異常と判定し、中央制御装置5に異常信号を出力する。
下流ビームモニタ監視制御装置8b2は、下流ビームモニタ11cで検出した検出信号に基づいて演算処理し、荷電粒子ビームが通過した位置およびビーム幅を求める。求めたビーム位置およびビーム幅が予め定められた範囲内の場合は、下流ビームモニタ監視制御装置8b2はビーム正常と判定し、中央制御装置5に信号を出力する。一方、求めたビーム位置が予め定められた範囲外の場合、またはビーム幅が予め定められた範囲外の場合は、下流ビームモニタ監視制御装置8b2はビーム異常と判定し、中央制御装置5に異常信号を出力する。
中央制御装置5は、上流ビームモニタ監視制御装置8b1または下流ビームモニタ監視制御装置8b2から異常信号が入力されると、加速器・輸送系制御装置7にビーム停止指令信号を出力し、荷電粒子ビーム発生装置1から出射する荷電粒子ビームを停止させる。
本実施形態では、荷電粒子ビーム発生装置1から出射する荷電粒子ビームを停止するように制御したが、中央制御装置5がビーム輸送系2を制御し、照射ノズル11に入射される荷電粒子ビームを停止するように制御してもよい。 走査電磁石電源制御装置8cは、走査電磁石11bの電源装置を制御することによって走査電磁電磁石11bに励磁する励磁電流を制御し、患者10への荷電粒子ビームの照射位置を変更する。
ビーム監視システムの一例として、図3に示すような構成がある。図3では、ビーム監視システムとして下流ビームモニタ監視システムの構成を例にして説明する。
下流ビームモニタ監視システムは、下流ビームモニタ11d、アナログ信号処理装置19、下流ビームモニタ制御装置8b2を備える。
下流ビームモニタ11dは、マルチワイヤイオンチェンバ型のビームモニタであり、この下流ビームモニタ11dは、荷電粒子ビームのX方向の通過位置を検出するX電極11d1、Y方向の通過位置を検出するY電極11d2、電圧を印加する高圧電極(電圧印加電極、図示せず)を備えている。
荷電粒子ビームの進行方向の上流側からX電極,Y電極の順番で配置された構成を例に説明するが、Y電極,X電極の順番で配置される構成であっても良い。
X電極11d1およびY電極11d2は、ワイヤ電極(タングステンワイヤ等)が等間隔で張られた構成を有する電荷収集電極である。X電極11d1およびY電極11d2を構成するワイヤ電極は、荷電粒子ビームの軌道上に配置され、荷電粒子ビームを検出する。具体的には、高圧電極に電圧を印加することによって、X電極と高圧電極の間に電場を発生し、Y電極と高圧電極の間に電場を発生させる。荷電粒子ビームがイオンチェンバを通過すると、高圧電極とX電極の間の気体および高圧電極とY電極の間の気体が電離し、イオンペアが生成される。生成されたイオンペアは、電場によってX電極およびY電極に移動して、ワイヤ(以降、チャンネルと呼ぶ)により回収されることで、荷電粒子ビームが検出される。また、各チャンネルの検出電荷量を計測することにより、ビーム形状を測定する。さらに、各チャンネルの検出電荷量を演算処理することにより、ビームの重心位置およびビーム幅を算出する。
各チャンネルで検出された電荷量は、アナログ信号処理装置19内の各増幅器9にて増幅され、アナログ信号(検出信号)として、アナログ-デジタル変換器17(以降、AD変換器、もしくはADCと呼ぶ)に入力される。
各チャンネルの検出信号を増幅器9から受け取ったADC17は、アナログ信号をデジタル信号に変換し、各ADC17からシリアル通信で信号処理装置18へ送信する。検出信号を取得するタイミングは、信号処理装置18から各ADC17へ計測トリガ信号(以降、トリガ信号とも呼ぶ)である計測開始信号または計測終了信号を同時に送信することで、検出信号の同時性を担保している。
ここで、図3のようなビーム監視システムでは、各ADC17と信号処理装置18が一対一でケーブル接続されているため、信号処理装置18の物理的な接続部の上限およびADC17のアナログ信号処理点数の上限によって、全チャンネルを同時タイミングで計測(同時サンプリング)可能な計測点数の上限が決まってしまうという課題があった。
例えば、信号処理装置18の接続部が8箇所、ADC17の計測点が16チャンネルの場合、1つの信号処理装置18で同時サンプリングとして処理できる計測点の上限は、8×16=128チャンネルとなる。
次に、図4〜図7を用いて本実施形態における制御方法を説明する。本実施形態においては、図4に示すようにADC17をシリアル通信にて多段に接続(以降、カスケード接続と呼ぶ)することで、信号処理装置18への接続点一点に対し送信できるADC17からの計測点の拡張を図ることができる。
各チャンネルで検出された電荷量の検出信号が増幅器9にて増幅され、アナログ信号としてADC17に入力されると、各ADC17は入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。各ADC17の計測点数分纏めた計測データとしてシリアル通信にて上位のADC17へ送信される。上位のADC17は、下位からのADC17よりデータを受け取ると、そのままさらに上位のADCにデータを送り、信号処理装置18まで計測データを送信する。
信号処理装置18では、計測に用いる全ての計測点からの検出信号が揃った段階もしくはある時間において、計測データを元にビーム位置およびビーム幅を演算し、計画した位置に対して正しくビームが照射されているか否かを監視する。
本実施形態において、例えば、信号処理装置18の接続部が8箇所、ADC17の計測点が16チャンネルの場合、ADC17にて8段のカスケード接続を実施すると、1つの信号処理装置18で処理できる計測点の上限は、16×8×8=1024チャンネルとなる。1つの信号処理装置18にて、従来構成の数倍の計測点数まで処理可能となるため、計測エリアの拡張、もしくは計測ワイヤのピッチを狭めて計測精度の向上を実現可能となる。
ただし、信号処理装置18とADC17との接続点数には制限があるため、計測点数が多くなるにつれてより多くのADC17を多段に接続することになる。そのため、信号処理装置18とADC17が接続されるラインを利用して計測トリガ信号を送信した場合、信号処理装置18から下位のADC17へ送信された計測トリガ信号の到着に遅延が発生する懸念がある。
これに対して、本実施形態では、図5に示すように信号処理装置18から各ADC17へ計測トリガ信号を送る別ラインを接続しておく。これにより、各ADC17へ計測期間を同時に知らせることができ、複数のチャンネルを所定の時間内にサンプリングできる。本実施例では、全チャンネルを同時に計測する場合を例に説明する。
図5にてADC17が3段カスケード接続された構成の例を示す。信号処理装置18とADC-1が接続され、ADC-1とADC-2、ADC-2とADC-3がカスケード接続されている。ADC-1〜3へは計測トリガ信号である計測開始信号と計測終了信号を計測データとは別ラインで与え、ビーム照射中の電荷量の計測期間を知らせる。ADC-1〜3は計測開始信号、計測終了信号を元に計測値をデジタル変換し、上位に接続される機器へデータを送信する。ADC-3はADC-2へ、ADC−2はADC-1へ、ADC-1は信号処理装置18へデータを送信する。
次に、図6と図7を用いて、信号処理装置18におけるデータ取り込みタイミングについて説明する。上述したように、計測点数が多くなるにつれてより多くのADC17を多段に接続することになる。したがって、図6で説明する結合型伝送方式で計測データを送信すると、信号処理装置18が下位のADC17からデータを取り込むために要する時間が長くなってしまう。
図6は、結合型伝送方式による信号処理装置18のデータ取り込みタイミングを示す。前述した下流ビームモニタ11dの計測開始信号は、円形加速器16で加速された荷電粒子ビームを高速に偏向させる高速ステアリング電磁石のOFF完了信号を取得したタイミングで各ADC17に送信され、スポット毎に下流ビームモニタ11dの積分を開始する。一方、計測終了信号は、照射された荷電粒子ビームのスポット満了のタイミングで各ADCに送信される。これらのトリガ信号(計測開始信号、計測終了信号)により、X電極,Y電極の計測信号を全チャンネル同時サンプリングする。
信号処理装置18のデータの取り込みタイミングが結合型伝送方式の場合、トリガ信号によってサンプリングしたX電極,Y電極の計測データは、下位のADC17から上位のADC17へデータを集約した後、信号処理装置18へ取り込まれる。
例えば、図6に示すADC-3は、前述したトリガ信号によりサンプリングしたデータのうち、ある一定の容量に分割されたデータ3をADC-2へと送信する。ADC-2はADC-3よりデータ3を受信したことを検知し、自身のもつデータ2と結合した後、データ2, 3としてADC-1へとデータを送信する。ADC-1も、同様にして、受信したデータ2, 3と、自身のもつデータ1とを結合し、データ1, 2, 3と集約したところで当該のデータを信号処理装置18へ送信する。
ここでいうある一定の容量に分割されたデータとは、ADC17が取り込むことのできるX電極,Y電極の検出信号のデータ量(例えば、16チャンネル分)を示す。
従来の結合型伝送方式の場合、ある一定の容量に分割されたデータの伝送時間をx時間とすると、図6に示す例では、下位のADC-3から上位のADC-2、ADC-1へデータを集約していき、信号処理装置18に送信完了するまでに7x時間を要する。
これに対して、本実施形態では、図7で説明する逐次型伝送方式によりADC17から信号処理装置18に計測データを送信する。
図7に示すように、信号処理装置18へのデータの取り込みタイミングが逐次型伝送方式である場合、前述した荷電粒子ビームのスポット満了のタイミングで出力されるトリガ信号(計測終了信号)をADC17が受け取ると、各ADC17が下位のADC17から計測データを取得しているか否かによらず、自身の計測データのデジタル化が完了した段階で上位のADC17または信号処理装置18へデータを送信する。そのため、各ADC17は下位のADC17からの信号を待たずに並行してデータ伝送を開始できる。
図7に示すカスケード接続末端のADC-3は、計測トリガ信号を受け取ると、自身のもつある一定の容量に分割されたデータ3を上位のADC-2へ送信する。それと同時に、ADC-2は自身のもつデータ2を上位のADC-1へ、ADC-1は自身のもつデータ1を信号処理装置18へ送信する。すなわち、各ADCは、自身のもつデータを上位のADCへ送信するとともに、下位のADCから送信されてきたデータも受信する。そして、下位のADCから受信したデータは各ADC-2、ADC-1にて受信完了後に、さらに上位のADC-1、信号処理装置18へデータ送信を行う。これを全てのデータが信号処理装置18に送信できるまで繰り返す。
したがって、逐次型伝送方式の場合、ある一定の容量に分割されたデータの伝送時間をx時間(図6と同様)とすると、全ての計測データADC-1〜3のデータを信号処理装置18へ送信するまでにかかる時間は、4x時間となる。
まとめると、図6に示す結合型伝送方式では自身のもつデータと、下位のADC17から受信したデータを結合しながら、上位のADC17へデータを送信する。一方、図7に示す本実施形態を適用した逐次型伝送方式では、下位のADC17から上位のADC17へデータを送信することに違いはないが、ADC17同士で逐次的にデータを授受しながら信号処理装置18へと送信するため、結合型伝送方式と比較して、短時間でデータ送信を実施することが可能となる。
このように、本実施形態における荷電粒子照射システムのビーム監視システムは、計測点数の多いビームモニタにおいてもシンプルなビームモニタ構成を実現できる。したがって、従来より、荷電粒子ビームのビーム位置およびビーム幅を計測する範囲の拡張、もしくは計測点数の増加によるビーム位置およびビーム幅特定の高精度化が可能なビーム監視システムを備えた荷電粒子照射システムを実現でき、より安全な荷電粒子ビームの照射を行うことができる。
<第2の実施形態>
本発明の荷電粒子照射システムおよびビーム監視システムの第2の実施形態を、図8乃至図10を用いて説明する。なお、荷電粒子照射システムの全体構成は図1と同様である。
第2の実施形態の特徴は、信号処理装置18の複数の口にADC17が接続されていることにある。
図8は、本実施形態におけるADC17および信号処理装置18の接続構成例を示す。信号処理装置18にはADC−1、ADC−4が接続される。ADC−1には、ADC−2、ADC−3が順に接続されている。ADC−4には、ADC−5が接続されている。各チャンネルで計測された電荷量が増幅器9にて増幅され、アナログ信号としてADC17に入力されると、各ADC17の計測点数分纏めたデータとしてシリアル通信にて上位のADC17へ送信されるのは第1の実施形態と同じである。上位のADC17は、下位からのADC17よりデータを受け取ると、そのままさらに上位のADCにデータを送り、信号処理装置18まで計測データを送信する。
信号処理装置18は、ADC−1とADC−4から各計測点における計測信号を受け取る。信号処理装置18は、計測に用いる全ての計測点からの計測信号が揃った段階もしくはある時間において、計測信号データを元にビームの位置およびビーム幅を演算し、計画位置に対して正しくビームが照射されているか否かを監視する。
ここで、図9を用いて、信号処理装置18とADC−1〜5が一対一でケーブル接続された場合の結合型伝送方式によるデータ取り込みタイミングを説明する。本実施形態では、ある一定の容量に分割されたデータの伝送時間をx時間とすると、図9に示す例では、下位のADC−5から上位のADC−1へデータを集約していき、信号処理装置18に送信完了するまでに16x時間を要する。
図10は、本実施形態におけるADC17から信号処理装置18へのデータ取り込みタイミングを示す。本実施形態において、ADC17から信号処理装置18へのデータ取り込みタイミングは、逐次型伝送方式を適用する。
図10に示すADC-1〜3は、図7と同様にして下位のADC-3から上位のADC-1へデータを集約し、信号処理装置18に送信する。また、ADC-1〜3とは別ラインで信号処理装置18と接続されているカスケード接続末端のADC−5は、トリガ信号により自身のもつある一定の容量に分割されたデータ5を上位であるADC−4へ送信すると同時に、ADC−4は自身のもつデータ4を信号処理装置18へ送信する。ADC−4は、ADC−5からデータ5を受信した後、信号処理装置18へデータ送信を行う。
図10に示す逐次型伝送方式の場合、ある一定の容量に分割されたデータの伝送時間をx時間(図9と同様)とすると、全ての計測信号ADC−4〜5のデータを信号処理装置18へ送信するまでにかかる時間は、4x時間となる。
以上の通り、本実施形態においては、1つの信号処理装置18にて、従来構成の数倍の計測点数まで処理可能となるため、計測エリアの拡張、計測ワイヤのピッチを狭めて計測精度の向上を実現可能となる。
また、信号処理装置18の複数の口にADC17を接続するため、ADC−1〜5が信号処理装置18と一対一でケーブル接続された結合型伝送方式と比較して、伝送時間をより短縮することができる。具体的には、ADC−1〜5が信号処理装置18と一対一でケーブル接続された結合型伝送方式の場合は、末端のADCから信号処理装置18へデータを転送するまでに16x時間を要する。一方、本実施例では4x時間でデータを転送することが可能である。
なお、本実施形態では3段カスケード接続されたADC17と2段カスケード接続されたADC17とが信号処理装置18と接続されている例を示したが、ADC17が接続される信号処理装置18の口数は2つに限られない。また、複数接続されたADCのうち、すべてのADC17が他のADC17とカスケード接続されている必要はない。例えば、5つのADC17を備える場合、ADC−1、ADC−2とが2段カスケード接続、ADC−3とADC−4とが2段カスケード接続されており、ADC−5は信号処理装置18と直接接続されているような構成であってもよい。カスケード接続の段数を小さくすることで、データの伝送時間をより小さくすることができる。
<その他>
本発明は上記の実施形態に限られず、種々の変形、応用が可能なものである。上述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に示したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されない。
1…荷電粒子ビーム発生装置、
2…ビーム輸送系、
3…スキャニング照射装置、
4…制御システム、
5…中央制御装置、
6…治療計画装置、
7…加速器・輸送系制御システム、
8…照射制御システム、
8a…患者機器制御装置、
8a1…回転ガントリ制御装置、
8a2…治療台制御装置、
8a3…ノズル内機器制御装置、
8b…モニタ監視制御装置、
8b1…上流ビームモニタ監視制御装置、
8b2…下流ビームモニタ監視制御装置、
8b3…線量監視制御装置、
8c…走査電磁石電源制御装置、
9…増幅器、
10…治療台、
11…照射ノズル、
11a…上流ビームモニタ、
11b…走査電磁石、
11c…線量モニタ、
11d…下流ビームモニタ、
11d1…下流ビームモニタ(X電極)、
11d2…下流ビームモニタ(Y電極)、
12…荷電粒子ビーム、
13…患者・患部、
14…回転ガントリ、
15…前段加速器、
16…円形加速器、
17…アナログ-デジタル変換器(ADC)、
18…信号処理装置、
19…アナログ信号処理装置
40…操作端末、

Claims (12)

  1. 荷電粒子ビームを発生する荷電粒子ビーム発生装置と、
    前記荷電粒子ビームを治療室へ導くビーム輸送系と、
    前記荷電粒子ビームの位置を求めるビーム監視システムとを備えた荷電粒子照射システムであって、
    前記ビーム監視システムは、
    通過する前記荷電粒子ビームを検出して検出信号を出力するビームモニタと、
    前記検出信号に基づき、第一のデジタル信号を出力する第一のAD変換器と、
    前記検出信号に基づき、第二のデジタル信号を出力する第二のAD変換器と、
    前記第一のデジタル信号または前記第二のデジタル信号に基づき、前記荷電粒子ビームが前記ビームモニタを通過した位置を演算する信号処理装置とを備え、
    前記信号処理装置は、
    前記第一のAD変換器から出力された前記第一のデジタル信号および前記第二のデジタル信号が入力されることを特徴とする荷電粒子照射システム。
  2. 請求項1に記載の荷電粒子照射システムであって、
    前記ビーム監視システムは、前記信号処理装置から前記第一のAD変換器および前記第二のAD変換器に対してトリガ信号を出力する接続ラインを備え、
    前記トリガ信号は、前記第一のAD変換器および前記第二のAD変換器が前記検出信号を取得するタイミングを指示することを特徴とする荷電粒子照射システム。
  3. 請求項2に記載の荷電粒子照射システムであって、
    前記信号処理装置は、前記第一のAD変換器および前記第二のAD変換器が所定の時間内に前記検出信号を取得するように前記トリガ信号を出力することを特徴とする荷電粒子照射システム。
  4. 請求項1乃至3に記載の荷電粒子照射システムであって、
    前記第一のAD変換器は、前記第二のデジタル信号が入力され、その入力が完了する前に、第一のデジタル信号を出力し始めることを特徴とする荷電粒子照射システム。
  5. 請求項1乃至4に記載の荷電粒子照射システムであって、
    前記荷電粒子ビームの通過した位置が所定の範囲外であると判定された場合は、前記荷電粒子ビーム発生装置または前記ビーム輸送系からの前記荷電粒子ビームの出射を停止する制御装置を備えることを特徴とする荷電粒子システム。
  6. 請求項1乃至5に記載の荷電粒子照射システムであって、
    前記ビーム監視システムは、複数の前記第一のAD変換器を備えることを特徴とする荷電粒子照射システム。
  7. 通過した荷電粒子ビームの電荷量を計測して、検出信号として出力するビームモニタと、
    前記荷電粒子ビームが前記ビームモニタを通過した位置を演算する信号処理装置と、
    前記ビームモニタから出力された第一の検出信号が入力された後、前記信号処理装置に第一のデジタル信号を出力する第一のAD変換器と、
    前記ビームモニタから出力された第二の検出信号が入力された後、前記第一のAD変換器に第二のデジタル信号を出力する第二のAD変換器と
    を備えることを特徴とするビーム監視システム。
  8. 請求項7に記載のビーム監視システムであって、
    前記信号処理装置から前記第一のAD変換器および前記第二のAD変換器に対してトリガ信号を出力する接続ラインを備え、
    前記トリガ信号は、前記第一のAD変換器および前記第二のAD変換器が前記検出信号を取得するタイミングを指示することを特徴とするビーム監視システム。
  9. 請求項8に記載のビーム監視システムであって、
    前記信号処理装置は、前記第一のAD変換器および前記第二のAD変換器が所定の時間内に前記検出信号を取得するように前記トリガ信号を出力することを特徴とするビーム監視システム。
  10. 請求項7乃至9に記載のビーム監視システムであって、
    前記第一のAD変換器は、前記第二のデジタル信号が入力され、その入力が完了する前に、第一のデジタル信号を出力し始めることを特徴とするビーム監視システム。
  11. 請求項7乃至10に記載のビーム監視装置であって、
    前記信号処理装置は、求めた前記荷電粒子ビームの位置に基づいて、前記荷電粒子ビームに異常がある異常信号を出力することを特徴とするビーム監視システム。
  12. 請求項7乃至11に記載の荷電粒子照射システムであって、
    複数の前記第一のAD変換器を備えることを特徴とするビーム監視システム。
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