JP2018022113A - 画像形成装置及びその制御方法、並びに現像剤収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置に装着された現像剤収納容器が現像剤を供給可能な位置にあるのかを判定するための技術を提供する。【解決手段】画像形成装置(MFP)は、トナー収納容器150の交換時に(S101で「YES」)、トナー収納容器150を、MFP100にトナー収納容器150が装着された際の位置(第2セット位置)から、トナー収納容器150内のトナーをMFP100に供給可能な位置(第1セット位置)に移動させる(S105)。トナー収納容器150には、第2セット位置において磁気センサ144と対向する位置に位置付けられる、磁気センサ144を遮蔽するための遮蔽部材152が設けられている。MFP100は、磁気センサ144の出力値に基づいて、トナー収納容器150が第1セット位置にあるか、第2セット位置にあるかを判定する(S102,S104,S106,S107)。【選択図】図5

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置及びその制御方法、並びに現像剤収納容器に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の電子写真方式の画像形成装置では、感光体上に形成した静電潜像を、現像器内の現像剤(トナー)を用いて現像することで、トナー画像を形成する。感光体上に形成されたトナー画像がシート等の記録材に転写されることで、印刷物が生成される。このような画像形成装置では、現像器において消費されるトナーは、ユーザによって交換可能なトナーボトル等のトナー収納容器から現像器へ補給される。
このような画像形成装置では、トナー収納容器の交換時に、トナー収納容器が画像形成装置に装着されたことを判定できる必要がある。特許文献1には、トナー収納容器内のトナーを検知する透磁率センサを用いて、プロセスカートリッジ(トナー収納容器)が画像形成装置本体に装着されているか否かを判定する技術が開示されている。
特開2002−40891号公報
上述のような画像形成装置では、トナー収納容器が装着(挿入)された後に、トナー収納容器のトナー排出口の位置と現像器のトナー供給口の位置とを合わせるために、トナー収納容器を装着時の位置から移動させる場合がある。この場合、上述の従来技術のようにトナー収納容器が画像形成装置に装着されたことを判定できるだけでなく、トナー収納容器が装着時の位置にあるのか、またはトナーを現像器に供給可能な位置にあるのかを判定できる必要がある。
本発明は、画像形成装置に装着された現像剤収納容器が現像剤を供給可能な位置にあるのかを判定可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、例えば、画像形成装置として実現できる。本発明の一態様に係る画像形成装置は、画像形成装置に装着された現像剤収納容器の位置に応じた出力を行う検出手段と、前記検出手段の出力に基づいて、前記現像剤収納容器の位置を判定する判定手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る現像剤収納容器は、画像形成装置に設けられた検出手段による現像剤収納容器内の現像剤の検出を遮る遮蔽部材を備え、前記遮蔽部材は、前記現像剤収納容器から現像剤が排出される位置にある場合に、前記検出手段から外れた位置に位置付けられ、前記現像剤収納容器から現像剤が排出されない位置にある場合に、前記検出手段と対向する位置に位置付けられるように設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置に装着された現像剤収納容器が現像剤を供給可能な位置にあるのかを判定することが可能になる。
MFPの構成を示す断面図 MFPの制御系の構成を示すブロック図 現像器及びトナー収納容器の状態、及び磁気センサの出力の例を示す図 トナー収納容器内のトナー残量と磁気センサの出力値との関係の例を示す図 トナー収納容器の位置を判定する処理の手順を示すフローチャート
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態の画像形成装置は、例えば、印刷装置(プリンタ)、複写機、複合機(MFP)、及びファクシミリ装置等の、電子写真方式でシートに画像を形成する装置である。なお、複合機とは、例えば、プリント(印刷)機能、スキャン機能、複写機能及びファクシミリ機能を含む複数種類の機能のうち、少なくとも2つ以上の複数の機能を有する装置である。ここでは、画像形成装置が、印刷機能、スキャン機能及び複写機能を有するMFPである場合について説明する。
<画像形成装置(MFP)>
図1は、本実施形態に係るMFP100の構成を示す断面図である。MFP100は、複数色のトナー(現像剤)を用いて多色画像を形成する画像形成装置であってもよいが、単色のトナーを用いて単色画像を形成する画像形成装置について説明する。MFP100は、シートへの画像形成を行うプリンタユニット101と、原稿の画像の読み取りを行うリーダユニット102と、読み取り対象となる原稿の搬送を行うADFユニット103とで構成される。なお、シートは、記録紙、記録材、記録媒体、用紙、転写材、転写紙等と称されてもよい。
プリンタユニット101では、給紙カセット110に収納された記録紙Pが、ピックアップローラ111、給紙ローラ112及びリタードローラ113によって、1枚ずつ搬送路に給紙される。給紙カセット110から給紙された記録紙Pは、搬送ローラ114によって搬送路を搬送される。記録紙Pは、レジストローラ対115の位置に達すると、停止しているレジストローラ対115によって斜行補正が行われる。その後、レジストローラ対115の回転が開始されることで、記録紙Pは、感光ドラム131と転写ローラ133との間の転写ニップ部へ搬送される。
プリンタユニット101において、レーザスキャナユニット120、感光ドラム(感光体)131、帯電ローラ132、転写ローラ133及び現像器140は、記録紙Pへ画像を形成する画像形成部を構成する。画像形成部では、回転駆動される感光ドラム131の外周面が、帯電ローラ132の作用によって、所定の極性の電位に一様に帯電する。レーザスキャナユニット120は、帯電した感光ドラム131を光ビーム(レーザ光)によって露光する。具体的には、レーザスキャナユニット120は、画像情報(時系列のデジタル画素信号)に応じて変調されたレーザ光Lを出力し、帯電した感光ドラム131をレーザ光Lで走査することで、感光ドラム131上に静電潜像を形成する。なお、レーザスキャナユニット120は、リーダユニット102によって原稿の画像を読み取って得られた画像データ(画像情報)、またはPC等の外部装置からネットワークを介して受信した画像データに基づいて、レーザ光Lを出力する。
現像器140は、現像ローラ141を含み、現像器140内に設置されるトナー収納容器(トナーボトル)から供給(補給)されるトナーを用いて感光ドラム131上の静電潜像を現像してトナー画像を形成する。感光ドラム131上に形成されたトナー画像は、感光ドラム131の回転に伴って、転写ニップ部へ移動する。感光ドラム131と逆極性の転写バイアスが転写ローラ133に印加されることで、感光ドラム131上のトナー画像は転写ニップ部において記録紙Pの表面に転写される。
画像形成部においてトナー画像が転写された記録紙Pは、定着器160内へ搬送される。定着器160は、定着ヒータ及び加圧ローラによって熱及び圧力を記録紙Pに加えることで、記録紙P上のトナー画像を記録紙Pに定着させる。このようにして画像が形成された記録紙Pは、定着器160の通過後、排紙ローラ170によって装置外部の排紙トレイ171へ排紙(排出)される。
また、記録紙Pへ両面印刷が行われる場合には、第1面に対する画像形成が終了した記録紙Pは、反転フラッパ181の位置を通過後、排紙ローラ170によって逆方向に搬送され、反転フラッパ181によって反転搬送路180へ導かれる。反転搬送路180に導かれた記録紙Pは、搬送ローラ182,183によって、再びレジストローラ対115の位置へ搬送される。その際、記録紙Pは、第1面に対する画像形成の際と比較して、第1面及び第2面が反転した状態となっている。その後、記録紙Pは、第1面に対する上述の画像形成と同様に、第2面に対する画像形成が行われた後、排紙トレイ171へ排出される。
<MFPの制御系>
図2は、本実施形態に係るMFP100の制御系の構成を示すブロック図である。なお、図2には、トナー収納容器150の位置判定、トナー残量の判定等の、とりわけ本実施形態に関連する構成を示している。MFP100は、CPU200、ROM201、RAM202及びEEPROM203を制御系として備えている。
ROM201には、MFP100全体を制御するための制御プログラムが格納されている。RAM202は、CPU200の作業領域として使用されるとともに、画像データ等の種々のデータを一時的に格納するために使用される、揮発性の記憶デバイス(メモリ)である。CPU200は、ROM201に格納された制御プログラムをRAM202に読み出して実行することによって、MFP100全体を制御する。EEPROM203は、不揮発性の記憶デバイス(メモリ)であり、トナー収納容器150内のトナー残量等の種々のデータを保持するために使用される。操作部210は、表示部(液晶ディスプレイ等)を備え、ユーザの操作を受け付けて、ユーザの操作の内容を示す操作情報をCPU200に送信するとともに、CPU200から送信される画面情報に基づいて操作画面を表示部に表示する。
現像器140は、モータ駆動回路211〜213、第1攪拌モータ221、第2攪拌モータ222、容器モータ223、及び磁気センサ144を備えている。モータ駆動回路211は、第1攪拌モータ221に駆動電流を供給して第1攪拌モータ221を駆動する。モータ駆動回路212は、第2攪拌モータ222に駆動電流を供給して第2攪拌モータ222を駆動する。モータ駆動回路213は、容器モータ223に駆動電流を供給して容器モータ223を駆動する。第1攪拌モータ221、第2攪拌モータ222、及び容器モータ223は、それぞれ、図3に示す、第1攪拌部材142、第2攪拌部材151、及びトナー収納容器150の駆動源である。
CPU200は、モータ駆動回路211を介して第1攪拌モータ221の駆動制御を行うことで、第1攪拌部材142の動作を制御する。CPU200は、モータ駆動回路212を介して第2攪拌モータ222の駆動制御を行うことで、第2攪拌部材151の動作を制御する。また、CPU200は、モータ駆動回路213を介して容器モータ223の駆動制御を行うことで、トナー収納容器150の動作を制御する。
CPU200には、現像器140に設けられた磁気センサ144から出力される信号が入力される。後述するように、CPU200は、磁気センサ144の出力信号に基づいて、トナー収納容器150内のトナー残量を判定(検知)することが可能である。また、CPU200は、磁気センサ144の出力信号に基づいて、現像器140内におけるトナー収納容器150の位置を判定することが可能である。
<トナー収納容器の位置判定>
図3は、本実施形態に係る現像器140及びトナー収納容器150の状態、及び磁気センサ144の出力の例を示す図である。図3(A)は、現像器140の容器装着部146内にトナー収納容器150が装着(挿入)されていない状態を示し、図3(B)及び(C)は、容器装着部146内にトナー収納容器150が装着(挿入)されている状態を示している。
図3(A)に示すように、現像器140は、現像ローラ141、第1攪拌部材142、及びシャッタ部材143、及び磁気センサ144を備えている。第1攪拌部材142は、撹拌室145内に設けられ、第1攪拌モータ221から回転駆動力を与えられることで、図3(A)に示す矢印の方向に回転する。第1攪拌部材142が回転することで、撹拌室145内のトナーが現像ローラ141へ搬送される。
シャッタ部材143は、容器装着部146内に設けられ、容器装着部146内に装着されたトナー収納容器150から撹拌室145へトナーを供給(補給)するためのトナー供給口(補給口)147を開閉する。図3(A)に示すように、容器装着部146内にトナー収納容器150が装着されていない場合には、トナー供給口147は、シャッタ部材143によって閉じられた状態になる。
磁気センサ144は、MFP100に装着されたトナー収納容器150内のトナー量(トナー残量)を検知するセンサである。本実施形態では、磁気センサ144は、対象範囲内に配置された対象物(磁性体又は導体)で発生する渦電流による相互誘導に起因した、自己のコイルのインダクタンスの変化を検出し、当該インダクタンスに対応する電圧を出力するよう構成される。磁気センサ144は、当該センサの出力値に基づいて、容器装着部146内に装着されたトナー収納容器150内のトナー残量を検知可能な程度に、トナー収納容器150に近接した位置に設けられる。本実施形態では、磁気センサ144は、容器装着部146の外周に設けられている。これにより、磁気センサ144の出力値に基づいて、トナー収納容器150内のトナー残量を検知可能である。
図3(B)及び(C)に示すように、トナー収納容器150は、第2攪拌部材151、及び、磁気センサ144を遮蔽するための遮蔽部材152を備えている。遮蔽部材152は、トナー収納容器150の外周に設けられ、トナー収納容器150の外周に配置された鉄にメッキ処理を施すことによって形成されている。トナー収納容器150には、当該容器内のトナーを、トナー排出口153を通じて撹拌室145へ排出するためのトナー排出口153が設けられている。第2攪拌部材151は、トナー収納容器150内に設けられ、第2攪拌モータ222から回転駆動力を与えられることで、図3(B)及び(C)に示す矢印の方向に回転する。後述するように、図3(C)に示す状態において第2攪拌部材151が回転することで、トナー収納容器150内のトナーが、トナー排出口153及びトナー供給口147を通じて撹拌室145へ排出(補給)される。
図3(A)に示すように、トナー収納容器150が現像器140内(容器装着部146内)に装着されていない状態では、磁気センサ144による検知の対象範囲(トナー検知範囲)内にトナーが存在しない。この場合、磁気センサ144は、自己インダクタンス及び寄生容量によって定まるインダクタンスに対応する値L2を出力する。
トナー収納容器150が現像器140内(容器装着部146内)に装着(挿入)されると、現像器140及びトナー収納容器150は図3(B)に示す状態になり、トナー収納容器150は第2セット位置に位置付けられる。第2セット位置は、MFP100にトナー収納容器150が装着された際の位置(第2位置)に相当する。トナー収納容器150が現像器140内(容器装着部146内)に装着されると、第2セット位置において、遮蔽部材152が磁気センサ144と対向する位置に位置付けられる。これにより、トナー収納容器150内のトナーと磁気センサ144との間の磁界(磁束)が遮蔽部材152によって遮蔽され、磁気センサ144による、トナー収納容器150内のトナーの検知が妨げられる。このとき、磁気センサ144では、トナー検知範囲内に入った遮蔽部材152において発生する渦電流による相互誘導に起因してインダクタンスが減少する。その結果、磁気センサ144の出力値は、図3(A)に示す状態と比較して小さくなり、所定の閾値Lthよりも小さい、遮蔽部材152に対応する値となる。
つまり、所定の閾値Lthはトナー収納容器150が装着されていない時の磁気センサ144の出力値と、トナー収納容器150の遮蔽部材152に対応する値の間の値になるよう予め設定した値である。
図3(B)に示すように、トナー収納容器150が第2セット位置にある場合、トナー収納容器150のトナー排出口153の位置が、現像器140のトナー供給口147の位置と合っていない。このとき、トナー供給口147は、シャッタ部材143によって閉じられた状態になる。これにより、撹拌室145内のトナーがトナー供給口147を通じて漏れることが防止される。なお、トナー収納容器150が第2セット位置にある状態において第2攪拌部材151が動作すると、トナー収納容器150内のトナーがトナー排出口153を通じて漏れる可能性がある。このため、トナー収納容器150が第2セット位置にある状態では、第2攪拌部材151は動作しないように制御される。
トナー収納容器150は、現像器140内に装着された後、容器モータ223によって駆動されて移動(回転移動)する。具体的には、トナー収納容器150は、図3(B)に示す第2セット位置から、図3(C)に示す第1セット位置へ移動(回転移動)する。第1セット位置は、トナー収納容器150内のトナーをMFP100(撹拌室145)へ供給可能な位置(第1位置)に相当する。なお、トナー収納容器150に連動してシャッタ部材143も移動する。
トナー収納容器150が第2セット位置から移動すると、トナー収納容器150の外周に設けられた遮蔽部材152は、磁気センサ144と対向する位置から外れた位置(トナー検知範囲から外れた位置)に移動することになる。これにより、トナー収納容器150内のトナーと磁気センサ144との間の磁界(磁束)が遮蔽部材152によって遮蔽されなくなり、磁気センサ144による、トナー収納容器150内のトナー(トナー残量)の検知が可能になる。図3(C)では、磁気センサ144の出力値は、図3(A)に示す状態よりも大きな値L1となっている。このように、遮蔽部材152は、トナー収納容器150が第2セット位置にある場合には磁気センサ144と対向する位置に、第1セット位置にある場合には磁気センサ144と対向する位置から外れた位置に位置付けられるように、トナー収納容器150に設けられている。
図3(C)に示すように、トナー収納容器150が第1セット位置にある場合、トナー収納容器150のトナー排出口153の位置が、現像器140のトナー供給口147の位置と一致する。このとき、トナー収納容器150と連動してシャッタ部材143が移動したことによって、トナー供給口147は、シャッタ部材143によって開かれた状態になる。この場合、第2攪拌部材151が回転することで、トナー収納容器150内のトナーが、トナー排出口153及びトナー供給口147を通じて撹拌室145へ排出(補給)される。
図4は、図3(C)に示す状態における、トナー収納容器150内のトナー量(トナー残量)と磁気センサ144の出力値との関係の例を示す図である。図4に示すように、磁気センサ144は、トナー収納容器150内のトナー残量が多いほど、大きな値を出力する。トナー収納容器150内のトナー残量が減少すると、磁気センサ144の出力値は小さくなる。トナー収納容器150内のトナー残量が0になると、磁気センサ144の出力値は、図3(A)に示す状態における出力値L2と等しくなる。このように、磁気センサ144は、トナー収納容器150が第2セット位置にある場合には、トナー収納容器150内のトナー残量に対応する値を出力する。
本実施形態では、CPU200は、磁気センサ144からの出力信号(出力値)に基づいて、図4に示すような関係を利用してトナー収納容器150内の残量を判定する。また、本実施形態では、CPU200は、磁気センサ144の出力値に基づいて、トナー収納容器150が第1セット位置にあるか第2セット位置にあるかを判定(即ち、トナー収納容器150の位置を判定)する。
<トナー収納容器の位置判定の手順>
図5は、MFP100においてトナー収納容器150の位置を判定する処理の手順を示すフローチャートである。なお、図5に示す各ステップの処理は、CPU200がROM201から制御プログラムを読み出して実行することによって、CPU200による制御下でMFP100において実現される。
まずS101で、CPU200は、MFP100に設けられた、トナー収納容器150の交換用ドアがクローズされたか、またはMFP100の主電源がON状態になったか否かを判定する。CPU200は、交換用ドアがクローズされた、または主電源のON状態になったことを検知すると、処理をS102へ進める。
S102で、CPU200は、磁気センサ144の出力値Hを確認し、出力値Hが所定の閾値Lthを下回っている(H<Lth)か否かを判定する。閾値Lthは、ROM201に予め格納されている。CPU200は、出力値Hが閾値Lthを下回っていないと判定した場合、処理をS103へ進める。S103で、CPU200は、トナー収納容器150は交換されていないと判定し、処理を終了する。
一方、CPU200は、S102において出力値Hが閾値Lthを下回っていると判定した場合、処理をS104へ進める。S104で、CPU200は、トナー収納容器150が交換された(即ち、トナー収納容器150が第2セット位置にある)と判定し、処理をS105へ進める。S105で、CPU200は、容器モータ223の駆動を開始して、トナー収納容器150の移動を開始させる。具体的には、CPU200は、トナー収納容器150が第2セット位置(図3(B))から第1セット位置(図3(C))へ移動するよう、容器モータ223の駆動制御を行う。
その後S106で、CPU200は、トナー収納容器150の移動が開始されてから所定の時間が経過した後に、再び磁気センサ144の出力値Hを確認し、出力値Hが所定の閾値Lthを下回っている(H<Lth)か否かを判定する。CPU200は、出力値Hが閾値Lthを下回っていないと判定した場合、処理をS107へ進める。S107で、CPU200は、第1セット位置へのトナー収納容器150の移動が完了した(即ち、トナー収納容器150が第1セット位置にある)と判定し、処理を終了する。このように、CPU200は、S104,S106において、磁気センサ144の出力値Hに基づいて、トナー収納容器150が第1セット位置にあるか第2セット位置にあるかを判定する。
一方、CPU200は、S106において出力値Hが閾値Lthを下回っていると判定した場合、処理をS108へ進める。S108で、CPU200は、第2セット位置へのトナー収納容器150の移動が完了していない(即ち、トナー収納容器150の移動に不具合が発生した)と判定し、処理をS109へ進める。S109で、CPU200は、操作部210に表示する画面を通じて、トナー収納容器150を再セット(再装着)するよう、ユーザに通知し、処理をS101へ戻す。
以上説明したように、本実施形態のMFP100は、MFP100に装着されたトナー収納容器150内のトナー量を検知する磁気センサ144を備え、当該センサを用いてトナー収納容器150の位置を判定する。CPU200は、トナー収納容器150の交換時に、トナー収納容器150を第2セット位置から第1セット位置へ移動させる。第2セット位置は、MFP100にトナー収納容器150が装着された際の位置であり、第1セット位置は、トナー収納容器150内のトナーをMFP100に供給可能な位置である。トナー収納容器150には、第2セット位置において磁気センサ144と対向する位置に位置付けられる、磁気センサ144を遮蔽するための遮蔽部材152が設けられている。CPU200は、磁気センサ144の出力値に基づいて、トナー収納容器150が第1セット位置にあるか第2セット位置にあるかを判定する。
トナー収納容器150が第2セット位置にある場合には、遮蔽部材152が磁気センサ144と対向する位置に位置付けられ、磁気センサ144が遮蔽部材152によって遮蔽される。その結果、磁気センサ144の出力値Hが、閾値Lth未満となる。これにより、CPU200は、トナー収納容器150が第2セット位置にあることを判定できる。また、トナー収納容器150が第1セット位置にある場合には、遮蔽部材152が磁気センサ144と対向する位置から外れた位置に位置付けられる。その結果、磁気センサ144の出力値Hが、閾値Lthを上回る、トナー収納容器150内のトナー量に対応する値となる。これにより、CPU200は、トナー収納容器150が第1セット位置にあること、及びトナー収納容器150内のトナー量を判定できる。このように、本実施形態によれば、MFP100に装着されたトナー収納容器150の位置(第1セット位置または第2セット位置)を、トナー収納容器150内のトナー量を検知する磁気センサ144を用いて判定することが可能になる。
100:MFP(画像形成装置)、140:現像器、141:現像ローラ、142:第1攪拌部材、143:シャッタ部材、144:磁気センサ、145:攪拌室、146:容器装着部、147:トナー供給口、150:トナー収納容器、151:第2攪拌部材、152:遮蔽部材、153:トナー排出口、200:CPU、221:第1攪拌モータ、222:第2攪拌モータ、223:容器モータ

Claims (12)

  1. 画像形成装置に装着された現像剤収納容器の位置に応じた出力を行う検出手段と、
    前記検出手段の出力に基づいて、前記現像剤収納容器の位置を判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検出手段は、前記現像剤収納容器から現像剤が排出される第1位置と現像剤が排出されない第2位置とに応じた出力を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像剤収納容器は、前記検出手段による前記現像剤収納容器内の現像剤の検出を遮る遮蔽部材を備え、
    前記遮蔽部材は、前記現像剤収納容器が前記第2位置にある場合に、前記検出手段と対向する位置に位置付けられ、前記現像剤収納容器が前記第1位置にある場合に、前記検出手段と対向する位置から外れた位置に位置付けられるように、前記現像剤収納容器に設けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記検出手段は、前記現像剤収納容器が前記第1位置にある場合には、前記現像剤収納容器内の現像剤の量に対応する値を出力し、前記現像剤収納容器が前記第2位置にある場合には、前記遮蔽部材に対応する値を出力する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記判定手段は、前記検出手段の出力値が所定の閾値以下の場合には、前記現像剤収納容器が前記第2位置にあると判定し、前記検出手段の出力値が前記閾値以下から前記閾値以上になった場合には、前記現像剤収納容器が前記第1位置にあると判定する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記現像剤収納容器を前記第2位置から前記第1位置へ移動させる移動手段を有し、
    前記移動手段は、前記現像剤収納容器が前記第2位置にあると前記判定手段によって判定されると、前記現像剤収納容器の移動を開始し、
    前記判定手段は、前記現像剤収納容器の移動が開始されてから所定の時間が経過した後に、前記検出手段の出力値が前記閾値を下回っていない場合には、前記現像剤収納容器が前記第1位置に移動したと判定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記所定の閾値は、前記遮蔽部材に対応する値と前記現像剤収納容器が装着されていない時の値との間の値に設定される
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記現像剤収納容器が前記第1位置にないと前記判定手段によって判定されると、前記現像剤収納容器を再装着するよう、ユーザに通知する通知手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項2から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記検出手段は、磁気センサであり、
    前記遮蔽部材は、前記第2位置において、前記現像剤収納容器内の現像剤と前記磁気センサとの間の磁界を遮蔽する
    ことを特徴とする請求項3から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記現像剤収納容器からの現像剤の排出を抑制するシャッタ部材を更に備え、
    前記シャッタ部材は、前記現像剤収納容器が前記第2位置にある場合には現像剤の排出口を閉じ、前記現像剤収納容器が前記第2位置から前記第1位置へ移動すると前記排出口を開くように、前記現像剤収納容器に連動して動作する
    ことを特徴とする請求項2から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 画像形成装置に装着された現像剤収納容器の位置に応じた出力を行う検出手段を備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記検出手段の出力に基づいて、前記現像剤収納容器の位置を判定する
    ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  12. 画像形成装置に設けられた検出手段による現像剤収納容器内の現像剤の検出を遮る遮蔽部材を備え、
    前記遮蔽部材は、前記現像剤収納容器から現像剤が排出される位置にある場合に、前記検出手段から外れた位置に位置付けられ、前記現像剤収納容器から現像剤が排出されない位置にある場合に、前記検出手段と対向する位置に位置付けられるように設けられている
    ことを特徴とする現像剤収納容器。
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