JP2018021816A - スプリングプローブ - Google Patents

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幸雄 大田
Yukio Ota
幸雄 大田
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Abstract

【課題】電気抵抗値の安定化と小型化とを両立することができるスプリングプローブを提供する。【解決手段】先端に被検査体接触用の端子部2aを有するスリーブ2と、一端がスリーブ2に挿入されたシャフト3と、端子部2aに付勢力を与えるスプリング4とを備え、スリーブ2が、内側に突出しシャフト3に当接する弾性片2eを有しており、シャフト3が弾性片2eに当接した状態で、スリーブ2内を摺動自在とされている。弾性片2eがシャフト3の挿入方向に向かって窄まっており、シャフト3が、弾性片2eに係止される段差3eを有している。【選択図】図1

Description

この発明は、主として半導体製品の電気的特性の検査に使用するスプリングプローブに関する。
従来より、ICやLSI等の半導体製品は、ウエハ上に形成された段階やパッケージ化された段階等の各製造段階において、プローブカードを備えたテスタ等を用いて電気的特性が検査され、良品と不良品の選別が行われている。
プローブカードには、導電性を有する複数のコンタクトプローブが設けられており、これらコンタクトプローブを半導体部品の電極と検査用回路の電極との間に介在させ、電極間を通電状態とすることで、半導体部品の電気的特性を検査する。
出願人は、特許文献1において、一枚の連続する金属板をプレス加工することで、検査対象物に当接する端子と、スプリングと、端子及びスプリングを内包するスリーブとを備えた一体型のスプリングプローブを提案している。このような一体型のスプリングプローブは、各構成部位が連続しているため、電気抵抗値が小さく安定するといったメリットがある。
特開2012−107970号公報
ところで近年、半導体部品の小型化がさらに進み、電極間のピッチが一段と狭くなっている。そのため、コンタクトプローブの小型化が求められている。
ところが、引用文献1に開示されているような一体型のスプリングプローブは、プレス加工にある程度の大きさが必要なため、耐久性を維持しながら小型化を図るといったことが困難な場合がある。
各構成部位を別々に製造するのであれば、それぞれの部位に適した加工が行えるため、小型化を図り易い。ただ、各構成部位が別々であるが故に、電気抵抗値が製品毎に大きくばらつく等、安定性に欠けることがある。
そこで、本発明は、電気抵抗値の安定化と小型化とを両立することができるスプリングプローブの提供を目的とする。
本発明のスプリングプローブは、先端に被検査体接触用の端子部2aを有するスリーブ2と、一端がスリーブ2に挿入されたシャフト3と、端子部2aに付勢力を与えるスプリング4とを備え、スリーブ2が、内側に張り出しシャフト3に当接する弾性片2eを有しており、シャフト3が弾性片2eに当接した状態で、スリーブ2内を摺動自在とされていることを特徴とする。
弾性片2eがシャフト3の挿入方向に向かって窄まっており、シャフト3が、弾性片2eに係止される段差3eを有していることが好ましい。
本発明のスプリングプローブは、先端に被検査体接触用の端子部を有するスリーブと、一端がスリーブに挿入されたシャフトと、端子部に付勢力を与えるスプリングとを備え、スリーブが、内側に張り出しシャフトに当接する弾性片を有しており、シャフトが弾性片に当接した状態で、スリーブ内を摺動自在とされているため、スリーブとシャフトが別体から構成されていても、スリーブとシャフトとの当接状態を常に維持することができ、電気抵抗値の安定化を図ることができる。また、スリーブ、スプリング、シャフトをそれぞれ別体で形成することで、スプリングプローブの小型化を図ることができる。
弾性片がシャフトの挿入方向に向かって窄まっており、シャフトが、弾性片に係止される段差を有していれば、シャフトをスリーブに挿入するだけで、スリーブからのシャフトの抜け落ちを防止することができる。そのため、シャフト挿入後に別途、カシメ加工等の抜け止めを施す必要が無く、組み立てが非常に簡単である。
この発明の一実施形態に係るスプリングプローブを示す、(a)が正面図、(b)が定常時のA部断面図、(c)が摺動時のA部断面図である。 スリーブの(a)は正面図、(b)は側面図である。 シャフトの正面図である。
次に、この発明のスプリングプローブの一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。本発明のスプリングプローブ1は、図1aに示すように、先端に被検査体接触用の端子部2aを有するスリーブ2と、一端がスリーブ2内に挿入され、他端がスリーブ2から突出したシャフト3と、シャフト3のスリーブ2から突出した部分の外周に位置し、端子部2aに付勢力を与えるスプリング4の3部材から構成されている。大きさは、例えば全長が1〜50mm、軸径が0.2〜5mmとされている。
スリーブ2は円筒状であって、図1bや図2に示すように、一方端部にシャフト3の一端を挿入するための挿入口2bを備えている。径は、シャフト3が挿入される基部(図1aにおいて上方)2cが大径とされ、端子部(図1aにおいて下方)2aが基部2cよりも小径とされている。そして、端子部2aと基部2cとの間に段差2dが設けられている。なお、この段差2dはシャフト3の過剰な挿入を抑制するための規制部として機能する。
基部2cには、図2に示すように、挿入口2bの近傍において、内側に張り出す張り出し片2eが2つ、互いに対向して設けられている。この張り出し片2eは、基部2cを構成する壁の一部を、挿入口2b側が固定端、端子部2a側が自由端となるように舌状(略U字状)に切り抜き、自由端側を内側に折り曲げることで構成されている。そのため、挿入口2bから端子部2aに向かって(すなわち、シャフト3の挿入方向に向かって)窄んでいる。また、自由端側は、基部2cの内面と略平行となるようにして折り曲げられており、基部2c内に挿入されたシャフト3の外周面と面接触できるようになっている(図1b、c参照)。さらに、張り出し片2eの内側への張り出し量は、基部2cの板厚(壁厚)より小さくされている。
端子部2aの先端(下端)は、図2に示すように3つ山とされており、ここが被検査体に接触する接触部2fとなる。なお、山の数は3つに限らず、被検査体に合わせて適宜変更可能である。
スリーブ2の材質は、バネ性と導電性を有する金属、例えばベリリウム銅やベリリウムニッケルである。そのため、張り出し片2eは、自由端側を外側(外周側)に押しやれば、元の位置に戻ろうとして反発する弾性片として機能する。
シャフト3もスリーブ2と同様に円筒状である。シャフト3は、図3に示すように、軸部3aと、スリーブ挿入側(図3において下側)の端部に設けられた第1拡径部3bと、その反対側(図3において上側)に設けられた第2拡径部3cと、軸部3aと第2拡径部3bとの間に設けられた第3拡径部3dとから構成Wされている。
軸部3aは、スリーブ2の基部2cの内径より小径で、弾性片2e、2e間の間隔よりも大径とされている。そのため、スリーブ2内に挿入された軸部3aの外面には、弾性片2eが反発力を持って当接した状態となる。なお、弾性片2eは、シャフト3の軸方向の動きを規制するほどの強い反発力を有してはおらず、また軸部3aとは面で接触しており、軸部3aに食い込むこともない。従って、シャフト3は一対の弾性片2e、2eによって言わば挟持され、スリーブ2との電気的な接続状態を常に維持しつつも、基部2c内を摺動自在な状態でスリーブ2内に内包されている(図1b、c参照)。
第1拡径部3bは軸部3aより大径で、弾性片2e、2e間の間隔よりも大径とされている。そのため、第1拡径部3bが弾性片2eを乗り越えると、第1拡径部3bによって押し広げられた弾性片2eが元の形状に戻ろうとして、内面(軸部3a側の面)が軸部3aに当接し、先端(自由端)が軸部3aと第1拡径部3bとの間の段差3eに引っ掛かって、シャフト3のスリーブ2からの抜けが規制される(図1b参照)。すなわち、弾性片2eが、挿入は許容するが抜けは許容しない「かえし」として働くのである。なお、スリーブ2への挿入を容易にするため、第1拡径部3bの先端は僅かに縮径し、アール部を形成している。
第2拡径部3cは、検査用回路の電極に接続される接続部である。なお、検査用回路の電極の接続部は、通常、孔とされていることから、この第2拡径部の先端も僅かに縮径してアール部を形成しており、検査用回路との接続を容易にしている。
第3拡径部3dは、シャフト3の中で最も大径とされた部分であって、基部2cの外径と略同径とされている。そして、シャフト3に挿通されたスプリング4の一方端部と当接し、シャフト3からのスプリング4の抜けを規制している(図1a参照)。
シャフト3の材質はスリーブ2と合わせることが好ましい。ただ、必ずしもバネ性を有する必要は無いため、導電性を有する異なる材質を使用しても良い。
スプリング4は、例えば金属線をコイル状に巻回しバネ性を与えることでなる圧縮コイルバネである。このスプリング4は、図1aに示すように、第3拡径部3dと、スリーブ2の挿入口2b側の端部との間に保持され、スリーブ2とシャフト3を互いに離間させる方向にそれぞれ付勢している。
上記構成のスプリングプローブ1は、以下のようにして製造する。まず、スリーブ2、シャフト3、スプリング4をそれぞれ別々に製造する。スリーブ2とシャフト3については、例えばプレス加工により成形する。具体的には、薄肉金属板を所定形状に打ち抜き、徐々に筒状に丸めていくことで成形する。なお、図面では省略しているが、丸めることで筒状に成形する場合には、軸方向に沿って繋ぎ目が形成される。スリーブ2の弾性片2eやシャフト3の各拡径部3b、3c、3dは、丸め終わった段階で成形が完了するように、プレス段階で前もって形成しておくことが好ましい。ただ、筒状に成形した後で形成しても良い。特に、弾性片2eについては溶接等によって取り付けても良い。成形後は、バネ性を与えるために焼き入れ、焼き戻しを行い、製造を完了する。スプリング4については、金属線を所定の径、巻数となるようにして巻回し、同様に焼き入れ、焼き戻しを行うことで製造される。なお、導電性を高めるため、各部材の表面に金やニッケルでメッキを施しても良い。
各部材を別々に製造した後、これらを組み立てて一体化する。具体的には、シャフト3にスプリング4を挿通した状態で、シャフト3をスリーブ2の基部2cに挿入する。この際、第1拡径部3bが弾性片2eを乗り越えるまで挿入すれば、シャフト3のスリーブ2からの抜けが規制されるため、別途、抜け止めのための加工を施す必要が無く、組み立てが非常に簡単である。
上記構成のスプリングプローブ1は、接触部2fを被検査体に当接させ、所定圧力で押し込むようにして使用する。この際、シャフト3は、スプリング4の弾性力に抗してスリーブ2内に押し込まれるが、スリーブ2の弾性片2eは、自身の反発力をもってシャフト3の軸部3aの外表面に当接し続けることになる。そのため、シャフト3が摺動しても、スリーブ2とシャフト3の電気的な接続状態は変わることはなく、電気抵抗値が安定する。また、弾性片2eは、シャフト3と面接触しているため、点接触するものと比べて磨耗による影響が小さく、耐久性にも優れる。
以上に、この発明の実施形態について説明したが、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施形態では、弾性片2eが2つであったが、1つであっても良いし、3つ以上であっても良い。1つであれば、弾性片2eによってシャフトをスリーブの内面に押し付けるようにして接触させることができる。また、3つ以上であれば、スリーブ内でのシャフトの位置が安定し易くなる。また、スプリングは、スリーブの外に位置していたが、スリーブ内に設けるようにしても良い。また、スプリングの素材としては、金属の他、導電性を有しない樹脂であっても良い。また、スリーブやシャフトは円筒形であったが、角筒状であっても良い。
1・・スプリングプローブ
2・・スリーブ
2a・・端子部
2b・・挿入口
2c・・基部
2d・・段差
2e・・弾性片
2f・・接触部
3・・シャフト
3a・・軸部
3b・・第1拡径部(抜け止め部)
3c・・第2拡径部(接続部)
3d・・第3拡径部
3e・・段差
4・・スプリング

Claims (2)

  1. 先端に被検査体接触用の端子部(2a)を有するスリーブ(2)と、
    一端が前記スリーブ(2)に挿入されたシャフト(3)と、
    前記端子部(2a)に付勢力を与えるスプリング(4)とを備え、
    前記スリーブ(2)が、内側に張り出し前記シャフト(3)に当接する弾性片(2e)を有しており、
    前記シャフト(3)が前記弾性片(2e)に当接した状態で、前記スリーブ(2)内を摺動自在とされていることを特徴とするスプリングプローブ。
  2. 前記弾性片(2e)が前記シャフト(3)の挿入方向に向かって窄まっており、
    前記シャフト(3)が、前記弾性片(2e)に係止される段差(3e)を有している、
    請求項1記載のスプリングプローブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109462066A (zh) * 2018-12-26 2019-03-12 广东林积为实业投资有限公司 一种具有自锁防脱功能的高频连接器

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