JP2018021397A - 接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】主接続部の設置間隔を広げることにより、施工の費用や手間を削減でき、作業効率を向上させることができる接続構造を提供すること。【解決手段】接続構造100は、相互に隣接し、かつ非平行な第1面及び第2面を相互に接続する接続構造100であり、第1面及び第2面の両方と交差する仮想直線Lに沿って延設された主接続部30と、第1面における第1接続点P1と、主接続部30における端部又は途中に位置する分岐点Pdとを相互に接続する第1接続部40と、第1面における第1接続点P1とは異なる位置の第2接続点P2と、分岐点Pdとを相互に接続する第2接続部50と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、接続構造に関する。
従来、山留工事の際には、土圧による山留壁の水平変形を抑制するために、山留壁に対して略直交するように架設される切梁が利用されている。ここで、図17は、従来技術に係る火打ち300を示す平面図である。なお、火打ち300を支持する棚杭301が所定間隔で設けられている。この図17に示すように、上述したような切梁に代えて、または切梁と共に、山留壁に対して斜めに架設される火打ち300が利用されることもある(例えば特許文献1参照)。
特開2015−148099号公報
しかしながら、上記の従来では、山留壁の隅部に、山留壁からの荷重に応じて所定の狭い間隔(例えば、3〜6m間隔)で火打ち300を設ける必要があった。そのため、鋼材量が通常の切梁と比べて増加してしまい、施工の費用や手間が増大してしまう可能性があった。また、火打ち300の間隔が狭いと、火打ち300の相互間に機材や鋼材などを通して荷揚げ及び荷下ろしすることが困難となってしまう可能性があり、作業効率が低下してしまう可能性があった。そこで、火打ち300の設置間隔を広げることが可能な接続構造が要望されていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、火打ち300の如き主接続部の設置間隔を広げることにより、施工の費用や手間を削減でき、作業効率を向上させることができる接続構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の接続構造は、相互に隣接し、かつ非平行な第1面及び第2面を相互に接続する接続構造であり、前記第1面及び前記第2面の両方と交差する仮想直線に沿って延設された主接続部と、前記第1面における第1接続点と、前記主接続部における端部又は途中に位置する分岐点とを相互に接続する第1接続部と、前記第1面における第1接続点とは異なる位置の第2接続点と、前記分岐点とを相互に接続する第2接続部と、を備える。
請求項2に記載の接続構造は、請求項1に記載の接続構造において、前記第1接続部又は前記第2接続部は、前記分岐点において前記主接続部に対してピン接合される。
請求項3に記載の接続構造は、請求項1又は2に記載の接続構造において、前記第1面における前記第1接続点及び前記第2接続点とは異なる位置の第3接続点と、前記分岐点とを相互に接続する第3接続部であって、前記主接続部を挟んで前記第2接続部と対向する側に配置された第3接続部を備える。
請求項4に記載の接続構造は、請求項1から3のいずれか一項に記載の接続構造において、複数の前記主接続部が、間隔を隔てて並列配置される。
請求項5に記載の接続構造は、請求項4に記載の接続構造において、いずれか1つの主接続部と、当該いずれか1つの主接続部に隣接する他の主接続部は、前記第1接続部又は前記第2接続部を介して前記第1面にて相互に接続される。
請求項6に記載の接続構造は、請求項1から5のいずれか一項に記載の接続構造において、前記第1接続部は、前記主接続部と一体形成されて前記主接続部の延長線上に延設されている。
請求項7に記載の接続構造は、請求項1から6のいずれか一項に記載の接続構造において、前記第1面及び前記第2面は鉛直方向に沿って設けられており、前記主接続部は水平方向に沿って設けられており、前記主接続部の鉛直荷重を支持する鉛直支持部を備える。
請求項1に記載の接続構造によれば、いずれも主接続部から分岐するように接続される第1接続部及び第2接続部を備えることにより、1つの主接続部で、第1面における第1接続点及び第2接続点を含む広範囲からの荷重を支持し、必要な主接続部の数を削減することができるので、接続構造の施工に要する手間や費用を削減することができると共に、作業効率を向上させることができる。
請求項2に記載の接続構造によれば、第1接続部又は第2接続部がピン接合であるので、第1接続部又は第2接続部を介して第1面から主接続部へとかかる曲げ応力を低減でき、主接続部の曲げ変形を抑制することができる。
請求項3に記載の接続構造によれば、主接続部を挟んで第2接続部と対向する側に配置された第3接続部を備えるので、第2接続部から主接続部にかかる第2接続部の軸力を第3接続部で受けることができ、主接続部の変形を抑制することができる。
請求項4に記載の接続構造によれば、複数の主接続部を並列配置するので、より広範囲にわたって第1面と第2面とを接続することができる。
請求項5に記載の接続構造によれば、1つの主接続部と他の主接続部とを、第1接続部又は第2接続部を介して、第1面にて相互に接続して納まりを良くすることができ、好適な部材取り付けが可能となる。
請求項6に記載の接続構造によれば、第1接続部を、主接続部の延長線上に主接続部と一体形成するので、部材点数を削減することができると共に、第1面と第2面との間の応力の伝達をより好適に行わせることができる。
請求項7に記載の接続構造によれば、第1接続部及び第2接続部により主接続部を支持することにより、主接続部を支持するために必要な鉛直支持部の数を削減することができるので、接続構造の施工に要する手間や費用を削減することができると共に、作業効率を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る接続構造を示す平面図である。 本発明の第1の変形例に係る接続構造を示す平面図である。 本発明の第2の変形例に係る接続構造を示す平面図である。 本発明の第3の変形例に係る接続構造を示す平面図である。 本発明の第4の変形例に係る接続構造を示す平面図である。 本発明の第5の変形例に係る接続構造を示す平面図である。 本発明の第6の変形例に係る接続構造を示す平面図である。 本発明の第7の変形例に係る接続構造を示す平面図である。 本発明の第8の変形例に係る接続構造を示す平面図である。 本発明の第9の変形例に係る接続構造を示す平面図である。 本発明の第10の変形例に係る接続構造を示す平面図である。 本発明の第11の変形例に係る接続構造を示す平面図である。 本発明の第12の変形例に係る接続構造を示す平面図である。 本発明の第13の変形例に係る接続構造を示す平面図である。 本発明の第14の変形例に係る接続構造を示す平面図である。 本発明の第15の変形例に係る接続構造を示す正面図である。 従来技術に係る火打ちを示す平面図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る接続構造の実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕実施の形態の基本的概念を説明した後、〔II〕実施の形態の具体的内容について説明し、最後に、〔III〕実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕実施の形態の基本的概念
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、第1面及び第2面を相互に接続する接続構造に関する。ここで、この接続構造は、上記のように第1面及び第2面を相互に接続するあらゆる分野に適用することができ、以下では、第1面及び第2面が山留壁であり、接続構造とはこれらの各面を相互に接続して山留壁に係る土圧を支持するための土圧支持部材とするが、これに限らない。例えば、このような土圧支持部材に限らず、橋、支保工全般、構台、タンク、玩具、又は家具などにも適用可能である。
ここで、上述した第1面及び第2面は、相互に隣接し、かつ非平行な面である。「相互に隣接する」とは、第1面及び第2面が互いに接していることを示す。なお、これら第1面や第2面は、平面に限らず、例えば曲面や凹凸のある面なども含まれ、実施の形態では凹凸のある山留壁側面であるものとして説明する。また、「相互に非平行」とは、第1面及び第2面が相互に平行でないことを示し、以下では第1面及び第2面が相互に90°で交差しているものとするが、これに限らず、鋭角や鈍角で交差しても良い。
〔II〕実施の形態の具体的内容
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
(構成)
まずは、実施の形態に係る接続構造100及びその周辺の構成について説明する。図1は、実施の形態に係る接続構造100を示す平面図である。なお、以下では、必要に応じて、各図におけるX方向を「幅方向」又は「左右方向」と称し、特に+X方向を「右方向」、−X方向を「左方向」と称する。また、Y方向を「奥行き方向」又は「前後方向」と称し、特に+Y方向を「前方向」、−Y方向を「後方向」と称する。また、Z方向(後述する図16参照。X−Y平面に直交する方向)を「高さ方向」と称し、特に+Z方向を「上方向」、−Z方向を「下方向」と称する。
ここで、接続構造100の設置数は任意であり、単一の接続構造100のみを設置しても構わないし、図示のように複数の接続構造100を設置しても構わない。また、複数の接続構造100を設置する場合には、水平方向又は鉛直方向に沿って間隔を隔てて接続構造100を並設してよい。例えば本実施の形態では、図1に示すように水平方向に沿って間隔を隔てて2つの接続構造100を並設しており、さらに、図示は省略しているが、鉛直方向に沿って間隔を隔てて(図示と同一の平面位置に)複数の接続構造100を並設している。具体的には、図示の施工現場は地下1層、地下2層、地下3層の計3層で構成されており、図示では最上層である地下1層の接続構造100のみを示しているが、地下2層及び地下3層にも同一の平面位置に接続構造100が設けられている。
また、図示のように、本実施の形態に係る接続構造100に加えて従来技術同様の公知の火打ち2を設けても構わない。特に、山留壁の隅部は、揚重する資材の大きさや、接続構造100同士の距離を考慮すると、従来の公知の火打ち2を設けた方が好ましい場合がある。
ここで、本実施の形態に係る接続構造100は、図示のように、第1山留壁10及び第2山留壁20を相互に接続するように掘削部1(第1山留壁10、第2山留壁20、及び図示しない他の山留壁によって囲われた空間部)に配置されており、主接続部30、第1接続部40、第2接続部50、第3接続部60、及び架設材70を備えている。以下では、これらの、第1山留壁10、第2山留壁20、主接続部30、第1接続部40、第2接続部50、第3接続部60、及び架設材70について説明する。なお、図示のように本実施の形態に係る接続構造100は線Aを基準として略線対象の形状であるため、以下では第1山留壁10と接続構造100との取り合いのみを説明し、第2山留壁20と接続構造100との取り合いの説明を適宜省略する。
(構成−第1山留壁)
第1山留壁10は、掘削部1の周囲に形成されて土圧を受ける壁面である。この第1山留壁10は、掘削部1の全高にわたって、前後方向に沿って埋設された構造体である。具体的には、この第1山留壁10は、本実施の形態においては中心部にH型鋼の芯材(図示省略)を配置した公知のソイルセメント柱列であるものとして説明するが、これに限らず公知の工法で形成した山留壁を用いることができる。また、この第1山留壁10の掘削部1側の側面(+X側の面)を以下では必要に応じて「第1面」と称する。
ここで、第1山留壁10における掘削部1側の面には水平方向に沿った第1腹起し材11が設けられている。この第1腹起し材11は、第1山留壁10が崩れないように押さえるための部材であり、例えば複数のH型鋼を軸心方向に沿って複数継ぎ合わせて形成されている。
(構成−第2山留壁)
第2山留壁20は、掘削部1の周囲に形成されて土圧を受ける壁面である。この第2山留壁20は、掘削部1の全高にわたって、左右方向に沿って埋設された構造体である。すなわち、本実施の形態では、第1山留壁10と第2山留壁20とが90°の角度で交差している。なお、この第2山留壁20は、上述した第1山留壁10と同様に構成できるため、詳細な説明を省略する。また、この第2山留壁20の掘削部1側の側面(−Y側の面)を以下では必要に応じて「第2面」と称する。
ここで、第2山留壁20における掘削部1側の面には水平方向に沿った第2腹起し材21が設けられている。この第2腹起し材21は、第2山留壁20が崩れないように押さえるための部材であり、例えば複数のH型鋼を軸心方向に沿って複数継ぎ合わせて形成されている。なお、上述した第1山留壁10の前端部と第2山留壁20の左端部は図示のように接続されている。
(構成−主接続部)
主接続部30は、第1山留壁10及び第2山留壁20の両方と交差する仮想直線Lに沿って延設された主接続手段である。「仮想直線」Lとは、本実施の形態においては図示において符号Lで示されているように、第1山留壁10及び第2山留壁20の両方に対して45°の角度で交差する線であるものとするが、これに限らず任意の角度で交差する直線を適用できる。ここで、主接続部30として用いられる材料は、本実施の形態では穴開き広幅H型鋼であるが、これに限らず、例えば角型鋼やI型鋼などの公知の材料を用いて構わない。また、複数の鋼材(例えば長さ1〜8m)を継ぎ合わせて主接続部30を形成しても良い。
なお、この主接続部30は、腹起し材の支点反力による軸力と、自重(主接続部30に安全通路等が載置される場合にはこの安全通路の荷重を加えたもの)による曲げと、を同時に受ける部材として設計する。ここで、主接続部30に作用する軸力には、温度変化による増加軸力を考慮することが好ましい。また、主接続部30に作用する軸力は、主接続部30の負担幅の荷重に応じて、取付き角度を考慮して算定する。主接続部30の支持間隔は任意であるが、例えば腹起し材の曲げ耐力を考慮すると、3〜6m程度でも構わない。
また、主接続部30のいずれかの部分には、主接続部30を軸方向に沿って伸縮させるためのジャッキ31が設けられており、主接続部30を規定の位置に設置した後にジャッキ31を伸張することで主接続部30を伸張して、山留壁からの荷重を支持可能な状態とすることができる。また、図示のように、主接続部30の一部にピン接合J1を設けることにより、第1接続部40、第2接続部50、及び第3接続部60から、主接続部30への曲げの伝達を防止しても良い。
(構成−第1接続部)
第1接続部40は、第1山留壁10における第1接続点P1と、主接続部30における端部に位置する分岐点Pdとを相互に接続する第1接続手段である。ここで、「第1接続点」P1とは、第1面に位置する仮想点であって、接続構造100の設置間隔等に応じて任意に決定できるが、本実施の形態では図1においてP1で示すように、主接続部30の延長線上の位置に設定されている。したがって、主接続部30と当該第1接続部40は一直線上に位置している。また、「分岐点」Pdとは、主接続部30における端部又は途中に位置する仮想点であって、本実施の形態においてはPdで示すように主接続部30における端部の位置に設定されている。
ここで、第1接続部40と他の部材との接続の詳細について説明する。この第1接続部40の一方の端部は、分岐点Pdに位置する主接続部30に接続されている。この第1接続部40と主接続部30との接続の具体的な方法については任意であるが、本実施の形態においては、第1接続部40は、主接続部30と一体形成されて主接続部30の延長線上に延設されている。ただし、第1接続部40と主接続部30とを別個に形成しても良い。また、第1接続部40の他方の端部は、第1接続点P1に位置する第一腹起し材に接続されている。なお、第1接続部40と第1腹起し材11との接続の具体的手段については任意であるが、例えば火打ち受けピースを介して接続しても良い。
(構成−第2接続部)
第2接続部50は、第1山留壁10における第2接続点P2と、主接続部30における端部に位置する分岐点Pdとを相互に接続する第2接続手段である。ここで、「第2接続点」P2とは、第1面に位置する仮想点であって、接続構造100の設置間隔等に応じて任意に決定できるが、本実施の形態では図1においてP2で示すように、第1接続点P1よりも山留壁の隅部に近い位置に設定されている。この第2接続部50は、上述したように第2接続点P2と分岐点Pdとを接続する限り任意に配置できるが、本実施の形態においては、第1山留壁10と直交する方向(本実施の形態では左右方向)に沿って延設されている。
ここで、第2接続部50と他の部材との接続の詳細について説明する。第2接続部50の一方の端部は、分岐点Pdに位置する主接続部30に接続されている。この第2接続部50と主接続部30との接続の具体的な方法については任意であるが、本実施の形態においては、第2接続部50は、主接続部30に対して剛接合されている。ただし、例えばピン接合や半剛接でも構わず、ピン接合とした場合には主接続部30に対する曲げ応力の伝達を抑止することができる。また、第2接続部50の他方の端部は、第2接続点P2に位置する第一腹起し材に接続されている。なお、第2接続部50と第1腹起し材11との接続の具体的手段については任意であるが、例えば火打ち受けピースを介して接続しても良い。
(構成−第3接続部)
第3接続部60は、第1山留壁10における第3接続点P3と、主接続部30における端部に位置する分岐点Pdとを相互に接続する第3接続手段である。ここで、「第3接続点」P3とは、第1面に位置する仮想点であって、接続構造100の設置間隔等に応じて任意に決定できるが、本実施の形態では図1においてP3で示すように、第1接続点P1よりも山留壁の隅部から遠い位置に設定されている。この第3接続部60は、上述したように第3接続点P3と分岐点Pdとを接続する限り任意に配置できるが、本実施の形態においては、第1山留壁10と略30°程度の角度で交わるように延設されている。
ここで、第3接続部60と他の部材との接続の詳細について説明する。第3接続部60の一方の端部は、分岐点Pdに位置する主接続部30に接続されている。この第3接続部60と主接続部30との接続の具体的な方法については任意であるが、本実施の形態においては、第3接続部60は、主接続部30に対してピン接合されている(図1のピン接合J2参照)。ただし、例えば剛接や半剛接でも構わない。また、第3接続部60の他方の端部は、第3接続点P3に位置する第一腹起し材に接続されている。なお、第3接続部60と第1腹起し材11との接続の具体的手段については任意であるが、例えば火打ち受けピースを介して接続しても良い。
このように第1接続部40、第2接続部50、及び第3接続部60を備えることにより、1つの主接続部30で、第1面における第1接続点P1、第2接続点P2、及び第3接続点P3を含む広範囲からの荷重を支持でき、必要な主接続部30の量を削減できる。そのため、図1に示す本実施の形態に係る接続構造100と、従来の切梁や図17に示す従来技術に係る接続構造100とを比較すると、本実施の形態では、部材の設置面積を集約することができる。具体的には、複数並列された主接続部30の間隔を大きくすることができ、この間隔を資材等の荷揚げ及び荷下ろし用の資材揚重開口として用いることができ、施工効率を向上することができる。また、掘削部1の中央付近に切梁を通す必要がなく、掘削部1の隅部のみで構成できるので、掘削部1の中央を広く空けて上記の荷揚げ及び荷下ろし用の資材揚重開口として用いることができる。
さらに、第1接続部40、第2接続部50、及び第3接続部60で主接続部30を補強することにより、主接続部30の鉛直荷重を支持する鉛直支持部(例えば、棚杭)を省略することが可能となる。したがって、棚杭の施工に要する手間やコストを削減できる。さらに躯体等の施工時には掘削部1を鉛直に貫く棚杭が施工の邪魔になってしまうことがあるが、本実施の形態では棚杭を省略できるため作業効率を向上させることも可能である。なお、本実施の形態では棚杭を設けていないが、必要に応じて棚杭を設けても構わず、その場合であっても従来技術の構成と比べて棚杭の必要本数を削減することが可能である。
ここで、複数の接続構造100に関して、いずれか1つの主接続部30と、当該いずれか1つの主接続部30に隣接する他の主接続部30は、いずれかの接続部を介して第1山留壁10にて相互に接続されても良い。すなわち、本実施の形態ではいずれか1つの接続構造100の第2接続点P2と、隣接する他の接続構造100の第3接続点P3が共通の位置にあるため、これらの第2接続部50と第3接続部60は第1山留壁10の同一位置に同一の火打ち受けピースで固定されており、各主接続部30へと応力がより好適に伝達可能となっている。
(構成−架設材)
架設材70は、複数の接続構造100を相互に接続する架設手段である。この架設材70は、複数の接続構造100を架け渡すように各接続構造100の上端に載置されており、ボルト接続等の公知の方法で各接続構造100に取り付けられている。なお、取付角度については任意であるが、本実施の形態においては図示のように、主接続部30に対して直交する方向に沿って取り付けられており、当該方向の荷重を支持している。
(施工方法)
このような接続構造100の施工方法の一例について説明する。まず、従来と同様の方法により各山留壁(第1山留壁10、第2山留壁20、及び図示しない他の山留壁)を地中に埋設し、掘削部1を掘削していく。なお、従来の方法では掘削を行う前に、主接続部30の鉛直支持を行うための棚杭を地中に打設する必要があるが、本実施の形態では、上述したように各接続部によって主接続部30を支持することができるため、このような棚杭の打設を省略でき、施工の手間や費用を省略できる。また、例えば各接続部のみでは主接続部30を好適に支持できない場合には棚杭を打設しても構わないが、この場合であっても従来の方法と比べて棚杭の必要本数を削減することができる。
そして、掘削部1を地下1層分の高さだけ掘削した段階で、各山留壁に腹起し材(第1腹起し材11、第2腹起し材21、及び図示しない他の腹起し材)を任意の方法(ボルト等)で取り付ける。
次に、腹起し材に対して主接続部30、第1接続部40、第2接続部50、第3接続部60を設置する。これらの設置順序は任意であり、以下では、最初に相互に一体形成された主接続部30及び第1接続部40を設置し、次に第2接続部50と第3接続部60を設置するものとして説明する。具体的には、まずは相互に一体形成された主接続部30及び第1接続部40を所定間隔で設置していく。この設置間隔は構造計算等で適切な値を決定できるが、例えば本実施の形態のように、図1に示す本実施の形態の各接続部の設置間隔D1が、図17に示す従来技術の火打ち300を適用して設計する際の設置間隔D2と一致するように決定しても良い。ここで、この主接続部30及び第1接続部40の具体的な設置方法は任意であるが、本実施の形態では、各部材を設置位置に位置合せした状態でジャッキ31を伸張することにより、主接続部30の両端の第1接続部40を各腹起し材に当接させて突っ張った状態として荷重を負担させ、この状態で第1接続部40を腹起し材に対して接続する。このように、本実施の形態では、主接続部30と、主接続部30の両端の2つの第1接続部40とを合わせた長さが、第1山留壁10側の第1接続点P1から第2山留壁20側の第1接続点P1までの長さよりも短いため、このようなジャッキ31の伸張を行うが、これらの長さが同一である場合には当該ジャッキ31の伸張を省略しても良い。
次に、各接続部の設置間隔D1に合せて第2接続部50と第3接続部60を設置していく。これらの接続部の具体的な設置方法は任意であるが、例えば接続部の一方の端部を腹起し材にボルト締結し、他方の端部を主接続部30にボルト締結して接続しても良い。
以上にて地下1層の接続構造100の設置が完了し、上記同様の手順で、掘削、腹起し材の設置、接続部の設置を地下2層及び地下3層で繰り返し行うことにより、施工が完了する。これにて施工方法の説明を終了する。
(実施の形態の効果)
このような本実施の形態に係る接続構造100によれば、いずれも主接続部30から分岐するように接続される第1接続部40及び第2接続部50を備えることにより、1つの主接続部30で、第1面における第1接続点P1及び第2接続点P2を含む広範囲からの荷重を支持し、必要な主接続部30の数を削減することができるので、接続構造100の施工に要する手間や費用を削減することができると共に、作業効率を向上させることができる。
また、第1接続部40又は第2接続部50がピン接合であるので、第1接続部40又は第2接続部50を介して第1面から主接続部30へとかかる曲げ応力を低減でき、主接続部30の曲げ変形を抑制することができる。
また、主接続部30を挟んで第2接続部50と対向する側に配置された第3接続部60を備えるので、第2接続部50から主接続部30にかかる第2接続部50の軸力を第3接続部60で受けることができ、主接続部30の変形を抑制することができる。
また、複数の主接続部30を並列配置するので、より広範囲にわたって第1面と第2面とを接続することができる。
また、1つの主接続部30と他の主接続部30とを、第1接続部40又は第2接続部50を介して、第1面にて相互に接続して納まりを良くすることができ、好適な部材取り付けが可能となる。
また、第1接続部40を、主接続部30の延長線上に主接続部30と一体形成するので、部材点数を削減することができると共に、第1面と第2面との間の応力の伝達をより好適に行わせることができる。
〔III〕実施の形態に対する変形例
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決する場合や、上述した効果の一部のみを奏することがある。
(実施の形態及び各変形例の相互関係)
実施の形態に示した特徴及び下記の各変形例に示す特徴は、相互に入れ替えたり、一方の特徴を他方に追加したりしてもよい。
(寸法や材料について)
発明の詳細な説明や図面で説明した接続構造100の各部の寸法、形状、材料、比率等は、あくまで例示であり、その他の任意の寸法、形状、材料、比率等とすることができる。
(接続部について)
本実施の形態において、いずれか1つの主接続部30と、当該いずれか1つの主接続部30に隣接する他の主接続部30は、第2接続部50及び第3接続部60を介して第1山留壁10にて相互に接続されるものとしたが、これに限らない。図2は、本発明の第1の変形例に係る接続構造110を示す平面図である。この図2に示すように、1つの接続構造110の第2接続部50と、隣接する接続構造110の第3接続部60が相互に離間していても構わない。
また、本実施の形態において、第1接続部40、第2接続部50、及び第3接続部60の計3つの接続部を備えるものとして説明したが、これに限らず、少なくとも2つの接続部を備えていれば構わない。図3は、本発明の第2の変形例に係る接続構造120を示す平面図、図4は、本発明の第3の変形例に係る接続構造130を示す平面図、図5は、本発明の第4の変形例に係る接続構造140を示す平面図である。この図3に示すように実施の形態の第1接続部40に対応する部材を省略したり、図4に示すように実施の形態の第2接続部50に対応する部材を省略したり、図5に示すように実施の形態の第3接続部60に対応する部材を省略したりしても構わない。あるいは、4つ以上の接続部を備えても当然構わない。
また、本実施の形態において、第1山留壁10と第2山留壁20が90°の角度で交差しており、これらの山留壁を接続するように各接続部が設けられているものとしたが、これに限らない。図6は、本発明の第5の変形例に係る接続構造150を示す平面図、図7は、本発明の第6の変形例に係る接続構造160を示す平面図である。この図6に示すように第1山留壁151と第2山留壁152が鋭角で交差していても構わないし、図7に示すように第1山留壁161と第2山留壁162が鈍角で交差していても構わない。なお、各変形例では適宜架設材70の図示を省略しているが、架設材70を設けても構わない。
また、本実施の形態において、主接続部30の軸心を挟んで相互に反対側に2つの接続部(本実施の形態では第2接続部50と第3接続部60)を配置し、これら2つの接続部の両方が第1山留壁10に接続されるものとしたが、これに限らない。図8は、本発明の第7の変形例に係る接続構造170を示す平面図である。この図8に示すように、主接続部30の軸心を挟んで相互に同一側に2つの接続部(第2接続部50と第3接続部60)を配置し、これら2つの接続部のいずれか一方(図示では第2接続部50)のみが第1山留壁10に接続されるように配置しても構わない。
また、本実施の形態において、第1山留壁10及び第2山留壁20のみについて図示して説明したが、他の山留壁についても同様に本願発明を適用できる。図9は、本発明の第8の変形例に係る接続構造180を示す平面図である。この図9に示すように、第1山留壁10と第2山留壁20に加えてさらに第3山留壁181がある場合には、第1山留壁10と第2山留壁20を接続する接続構造180aに加えて、第1山留壁10と第3山留壁181を接続する接続構造180bを設置することで、山留壁の土圧の支持が可能である。この際に、接続構造180aと、接続構造180bとを、接続部182を介して相互に接続しても構わない。また、図10は、本発明の第9の変形例に係る接続構造190を示す平面図である。この図10に示すように、接続部182の延長線上に位置するように接続部191を配置して、各接続構造190(接続構造190a、接続構造190b)同士を接続することで荷重を支持しても構わない。
また、本実施の形態において、主接続部30には第1接続部40、第2接続部50、及び第3接続部60のみが接続されているものとして説明したが、これに限らず、より多くの接続部が接続されていても構わない。図11は、本発明の第10の変形例に係る接続構造200を示す平面図である。この図11に示すように、主接続部30に対して、第1接続部201、第2接続部202、第3接続部203、第4接続部204が接続されていても良い。また、各接続部はいずれも主接続部30の同一位置に接続されている必要はなく、図11に示すように、例えば第1接続部201と第2接続部202が主接続部30の先端付近に接続されており、第3接続部203と第4接続部が主接続部204の軸心方向中央付近に接続されていてもよい。また、各接続部に対して更に他の接続部が接続されていても良い。例えば本変形例では、第3接続部203に対しては、第5接続点P5に接続される第5接続部205と第6接続点P6に接続される第6接続部206とが接続されており、また、第4接続部204に対しては、第7接続点P7に接続される第7接続部207と第8接続点P8に接続される第8接続部208とが接続されている。
また、本実施の形態において、第1接続部40、第2接続部50、及び第3接続部60はそれぞれ相互に異なる部材であるものとしたが、これに限らず、少なくとも2つの接続点に対して主接続部30の荷重を分散することができれば構わない。図12は、本発明の第11の変形例に係る接続構造210を示す平面図である。この図12に示すように、各接続点(P1、P2、P3)を網羅するように第1山留壁10に対して設置される1つの接続ピース211として接続部を構成しても構わない。
また、本実施の形態において、主接続部30の鉛直荷重を支持する棚杭は必要ないものとしたが、棚杭が必要となる場合もある。図13は、本発明の第12の変形例に係る接続構造220を示す平面図、図14は、本発明の第13の変形例に係る接続構造230を示す平面図、図15は、本発明の第14の変形例に係る接続構造240を示す平面図である。これらの図13、図14、図15に示すように、棚杭221は、主接続部30の水平方向に対しては分岐点Pdの間隔の長さが設定座屈長さ以上になった際に、鉛直方向については第1山留壁10から第2山留壁20の距離が設定座屈長さ以上になった際に必要となる。また、図示のように棚杭221と架設材70を相互に接続することがより好ましい。このような第12、13、14の変形例によれば、従来技術と比べて、第1接続部40及び第2接続部50により主接続部30を支持することにより、主接続部30を支持するために必要な棚杭221の数を削減することができるので、接続構造220、230、240の施工に要する手間や費用を削減することができると共に、作業効率を向上させることができる。
また、本実施の形態において、各接続部は水平面(X−Y平面)に沿って架設されるものとしたが、これに限らない。図16は、本発明の第15の変形例に係る接続構造250を示す正面図である。この図16に示すように、接続構造250を鉛直面(X−Z平面)に沿って架設してもよく、例えば橋の荷重を支持する構造として利用することができる。
(付記)
付記1の接続構造は、相互に隣接し、かつ非平行な第1面及び第2面を相互に接続する接続構造であり、前記第1面及び前記第2面の両方と交差する仮想直線に沿って延設された主接続部と、前記第1面における第1接続点と、前記主接続部における端部又は途中に位置する分岐点とを相互に接続する第1接続部と、前記第1面における第1接続点とは異なる位置の第2接続点と、前記分岐点とを相互に接続する第2接続部と、を備える。
付記2の接続構造は、付記1に記載の接続構造において、前記第1接続部又は前記第2接続部は、前記分岐点において前記主接続部に対してピン接合される
付記3の接続構造は、付記1又は2に記載の接続構造において、前記第1面における前記第1接続点及び前記第2接続点とは異なる位置の第3接続点と、前記分岐点とを相互に接続する第3接続部であって、前記主接続部を挟んで前記第2接続部と対向する側に配置された第3接続部を備える。
付記4の接続構造は、付記1から3のいずれか一項に記載の接続構造において、複数の前記主接続部が、間隔を隔てて並列配置される。
付記5の接続構造は、付記4に記載の接続構造において、いずれか1つの主接続部と、当該いずれか1つの主接続部に隣接する他の主接続部は、前記第1接続部又は前記第2接続部を介して前記第1面にて相互に接続される。
付記6の接続構造は、付記1から5のいずれか一項に記載の接続構造において、前記第1接続部は、前記主接続部と一体形成されて前記主接続部の延長線上に延設されている。
付記7の接続構造は、付記1から6のいずれか一項に記載の接続構造において、前記第1面及び前記第2面は鉛直方向に沿って設けられており、前記主接続部は水平方向に沿って設けられており、前記主接続部の鉛直荷重を支持する鉛直支持部を備える。
(付記の効果)
付記1に記載の接続構造によれば、いずれも主接続部から分岐するように接続される第1接続部及び第2接続部を備えることにより、1つの主接続部で、第1面における第1接続点及び第2接続点を含む広範囲からの荷重を支持し、必要な主接続部の数を削減することができるので、接続構造の施工に要する手間や費用を削減することができると共に、作業効率を向上させることができる。
付記2に記載の接続構造によれば、第1接続部又は第2接続部がピン接合であるので、第1接続部又は第2接続部を介して第1面から主接続部へとかかる曲げ応力を低減でき、主接続部の曲げ変形を抑制することができる。
付記3に記載の接続構造によれば、主接続部を挟んで第2接続部と対向する側に配置された第3接続部を備えるので、第2接続部から主接続部にかかる第2接続部の軸力を第3接続部で受けることができ、主接続部の変形を抑制することができる。
付記4に記載の接続構造によれば、複数の主接続部を並列配置するので、より広範囲にわたって第1面と第2面とを接続することができる。
付記5に記載の接続構造によれば、1つの主接続部と他の主接続部とを、第1接続部又は第2接続部を介して、第1面にて相互に接続して納まりを良くすることができ、好適な部材取り付けが可能となる。
付記6に記載の接続構造によれば、第1接続部を、主接続部の延長線上に主接続部と一体形成するので、部材点数を削減することができると共に、第1面と第2面との間の応力の伝達をより好適に行わせることができる。
付記7に記載の接続構造によれば、第1接続部及び第2接続部により主接続部を支持することにより、主接続部を支持するために必要な鉛直支持部の数を削減することができるので、接続構造の施工に要する手間や費用を削減することができると共に、作業効率を向上させることができる。
1 掘削部
2 火打ち
10 第1山留壁
11 第1腹起し材
20 第2山留壁
21 第2腹起し材
30 主接続部
31 ジャッキ
40 第1接続部
50 第2接続部
60 第3接続部
70 架設材
100、110、120、130、140、150 接続構造
151 第1山留壁
152 第2山留壁
160 接続構造
161 第1山留壁
162 第2山留壁
170、180、180a、180b 接続構造
181 第3山留壁
182 接続部
190 接続構造
191 接続部
200 接続構造
201 第1接続部
202 第2接続部
203 第3接続部
204 第4接続部
205 第5接続部
206 第6接続部
207 第7接続部
208 第8接続部
210 接続構造
211 接続ピース
220 接続構造
221 棚杭
230、240、250 接続構造
300 火打ち
301 棚杭
A 線
D1、D2 設置間隔
J1、J2 ピン接合
L 仮想直線
P1 第1接続点
P2 第2接続点
P3 第3接続点
P5 第5接続点
P6 第6接続点
P7 第7接続点
P8 第8接続点
Pd 分岐点

Claims (7)

  1. 相互に隣接し、かつ非平行な第1面及び第2面を相互に接続する接続構造であり、
    前記第1面及び前記第2面の両方と交差する仮想直線に沿って延設された主接続部と、
    前記第1面における第1接続点と、前記主接続部における端部又は途中に位置する分岐点とを相互に接続する第1接続部と、
    前記第1面における第1接続点とは異なる位置の第2接続点と、前記分岐点とを相互に接続する第2接続部と、を備える、
    接続構造。
  2. 前記第1接続部又は前記第2接続部は、前記分岐点において前記主接続部に対してピン接合される、
    請求項1に記載の接続構造。
  3. 前記第1面における前記第1接続点及び前記第2接続点とは異なる位置の第3接続点と、前記分岐点とを相互に接続する第3接続部であって、前記主接続部を挟んで前記第2接続部と対向する側に配置された第3接続部を備える、
    請求項1又は2に記載の接続構造。
  4. 複数の前記主接続部が、間隔を隔てて並列配置される、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の接続構造。
  5. いずれか1つの主接続部と、当該いずれか1つの主接続部に隣接する他の主接続部は、前記第1接続部又は前記第2接続部を介して前記第1面にて相互に接続される、
    請求項4に記載の接続構造。
  6. 前記第1接続部は、前記主接続部と一体形成されて前記主接続部の延長線上に延設されている、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の接続構造。
  7. 前記第1面及び前記第2面は鉛直方向に沿って設けられており、
    前記主接続部は水平方向に沿って設けられており、
    前記主接続部の鉛直荷重を支持する鉛直支持部を備える、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の接続構造。
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