JP2018019199A - 分散制御装置及び分散制御システム - Google Patents
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Abstract
Description
従来、ホストコンピュータと、分散配置されたモータやセンサ等の複数の制御対象機器である制御デバイスとのデータ入出力は、ホストコンピュータに各制御デバイスを直接接続することにより行われ、多くの配線を必要とした。
一方、産業分野では、多数のセンサやモータを用いた制御系の高速化、高精度化等の性能向上が求められている。
しかしながら、分散制御システムの一般的な特徴として、制御するセンサやモータ、すなわち、制御デバイスの増加に伴って、ネットワークの応答性能が低下する。このため、分散制御システムでは、多数のセンサやモータ等の制御デバイスの制御に対し、可能な限り高い応答性能を維持するために、ネットワークに特殊な通信制御を適用する方法が提案されている。例えば、特許文献1では、上位制御装置と複数の下位制御装置とをシリアル回線で接続し、それぞれの下位制御装置にアクチュエータ等の外部機器(制御デバイス)を接続することで分散制御システムを構成している。そして、各下位制御装置は、CPU及び同期制御回路を内蔵し、各CPUは対応する外部機器(制御デバイス)が動作準備完了か否かを判断し、準備完了の場合には同期制御回路へ動作準備完了信号を送信する。全ての同期制御回路に動作準備完了信号が送信された段階で、各外部機器(制御デバイス)へ同期信号を送信する構成が記載されている。
そこで、本発明は、ネットワークの改変を不要としつつ新たに親局装置を既存ネットワークに接続することでシステムの拡張を可能とすると共に、拡張後のシステムにおける通信性能の向上を可能とし得る分散制御装置及び分散制御システムを提供する。
また、本発明の分散制御システムは、通信制御を統括する親局装置と、少なくとも一つの制御デバイスに対し制御処理を実行する子局装置を複数有する分散制御装置であって、前記制御デバイスと前記子局装置にて構成される装置ユニットを備える機能モジュールと、少なくとも子局装置を有する検体搬送モジュールを備え、前記機能モジュールの前記子局装置は、前記親局装置と通信路を介してデータの送受信を行うマスタ通信モードと、前記親局装置と他の子局装置を経由してデータの送受信を行うスレーブ通信モードと、を切り換えるマスタ・スレーブ切換部を有することを特徴とする。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
また、同様に、本明細書において、特定の子局装置を示す場合には、他の子局装置と識別可能に異なる符号にて示すと共に、子局装置の総称として示す場合には同一の符号にて示している。
本明細書において、「自動分析システム」とは、モジュール化された少なくとも検体搬送機構を含む、生化学自動分析システム、免疫自動分析システム、並びに、生化学及び免疫分析の双方の分析を行うハイブリッドシステム等を含むものである。
また、「自動分析装置」とは、生化学自動分析装置、免疫自動分析装置、並びに、生化学及び免疫分析の双方の分析を行うハイブリッド分析装置を含むものである。
分散制御装置110は、制御指令を生成する親局装置111、デバイス接続路121を介して制御デバイス105と接続される子局装置112、子局装置112と親局装置111又は子局装置112間を通信するための通信路120、及び、子局装置112と制御デバイス105間を通信するためのデバイス接続路121を備える。
自動分析システム(分散制御システム)10は、親局装置111から通信路120を介して各子局装置112に制御指令を転送し、子局装置112が受信した制御指令に基づいて、自身に接続される制御デバイス105を制御することで検体分析動作又は検体搬送動作を行う。
搬送モジュール103は、例えば、少なくとも、検体が収容された複数の検体容器を収容する検体ラックを、上述の機能モジュール102へ搬送する検体搬送機構(図示せず)、上述のユニット104の検体分注ポジションへ検体ラックを引き込む引き込みライン等である。
親局装置111bは、通信ポート201、ホストコンピュータI/F206、親局通信制御部202、子局装置112bの通信モードを切換えるためにマスタ切換情報を生成するマスタ切換情報転送部203、親局装置111bが処理するプログラムを格納するプログラム格納部204、プログラム格納部204に格納されたプログラムを処理するシーケンス処理部205、及び、識別番号設定部216を備える。なお、図2において、親局装置111aも同様の構成を備えている。親局通信制御部202、マスタ切換情報転送部203、及びシーケンス処理部205は、例えば、CPU等のプロセッサ、各種プログラムを格納するROM、及びにプロセッサによる各種プログラムの実行過程におけるデータ等を一時的に格納するRAM等の記憶装置にて実現される。図2に示す例では、プログラム格納部204に格納された各種プログラムを、親局通信制御部202及びシーケンス処理部205が読み出し処理を実行する。
更に、親局装置111を構成する親局通信制御部202は、電源投入時に通信ポート201に接続された子局装置112に対し、マスタ切換情報転送部203が生成したマスタ切換情報を、通信ポート201を介して転送する。
一方、子局装置112を構成する子局通信制御部214は、上流通信ポート211、第1下流通信ポート212a、又は、第2下流通信ポート212bから受信されるパケットに搭載又は格納される識別番号情報が識別番号設定部216に設定される識別番号と一致しない場合、上流通信ポート211、第1下流通信ポート212a、又は、第2下流通信ポート212bを介して、当該パケットを親局装置111又は他の子局装置112へ転送する。
一方、子局通信制御部214は、デジタル入出力ポート213からの入力値に変化又は変更がない間は一定の通信周期にて、入力データパケットを上流通信ポート211又は親局装置111が接続される第1下流通信ポート212a又は第2下流通信ポート212bに送信する。
また、子局装置112を構成する子局通信制御部214は、上流通信ポート211、第1下流通信ポート212a、又は、第2下流通信ポート212bに接続される親局装置111からマスタ切換情報を受信した場合、マスタ/スレーブ切換部215にて、詳細後述するマスタ通信モードとスレーブ通信モードの二つの通信モードのうち、いずれか一方の通信モードに切換える。
データ部300には、制御デバイス105からの出力データ、制御指令等の子局装置112に対する制御情報、通信応答実行条件設定情報、通信応答データ設定情報等の子局装置112への設定情報、或いは親局装置111への上流指令情報が搭載又は格納される。
パケット種別部301には、例えば、制御デバイス105からの出力データパケットの場合に“10”、制御デバイス105の駆動軸制御設定情報の場合に “20”等のパケットの種類毎に一意の値が付与され、パケットのデータ部300の内容を識別するために用いられる。
識別番号部302には、親局装置111から子局装置112又は他の親局装置111にパケットを送信する場合に、送信元の子局装置112又は親局装置111自身に設定された識別番号と、送信先の子局装置112又は親局装置111自身に設定された識別番号が搭載又は格納される。
一方、子局通信制御部214は、上流通信ポート211を介して受信されるパケットの識別番号部302(図3)に搭載又は格納される識別番号を参照し、自身(子局装置112b)の識別番号設定部216に設定された識別番号と一致しない場合、第1下流通信ポート212aを介して他の子局装置112cへ受信したパケットを転送すると共に、第2下流通信ポート212bを介して他の子局装置112dへ受信したパケットを転送する。また、第1下流通信ポート212aを介して転送される子局装置112cにデジタル入出力ポート213を介して接続される制御デバイス105からの入力値を、上流通信ポート211を介して子局装置112a又は当該子局装置112aを経由して親局装置111aへ転送する。更に、第2下流通信ポート212bを介して転送される子局装置112dにデジタル入出力ポート213を介して接続される制御デバイス105からの入力値を、上流通信ポート211を介して子局装置112a又は当該子局装置112aを経由して親局装置111aへ転送する。
一方、子局通信制御部214は、第2下流通信ポート212bを介して親局装置111bから転送されるパケットの識別番号部302(図3)に搭載又は格納される識別番号を参照し、自身(子局装置112b)の識別番号設定部216に設定された識別番号と一致しない場合、第1下流通信ポート212aを介して他の子局装置112cへ受信したパケットを転送すると共に、上流通信ポート211を介して他の子局装置112aへ受信したパケットを転送する。また、デジタル入出力ポート213を介して転送される制御デバイス105からの入力値を、第2下流通信ポート212bを介して親局装置111bに転送する。更に、子局通信制御部214は、第2下流通信ポート212bを介して親局装置111bから転送される制御デバイス105からの入力値を、上流通信ポート211を介して子局装置112a又は当該子局装置112aを経由して親局装置111aに転送する。
一方、子局装置112aを構成する子局通信制御部214は、上流通信ポート211を介して親局装置111aから転送されるパケットの識別番号部302(図3)に搭載又は格納される識別番号を参照し、自身(子局装置112a)の識別番号設定部216に設定された識別番号と一致しない場合、第1下流通信ポート212aを介して他の子局装置112bへ受信したパケットを転送する。また、デジタル入出力ポート213を介して転送される制御デバイス105からの入力値を、上流通信ポート211を介して親局装置111aに転送する。更に、子局通信制御部214は、上流通信ポート211を介して親局装置111aから転送される制御デバイス105からの入力値を、第1下流通信ポート212aを介して子局装置112b又は当該子局装置112bを経由して親局装置111bに転送する。
子局装置112bは、以下のフローによってスレーブ通信モードとマスタ通信モードとを切換える。以下では、子局装置112bと新たに追加された親局装置111bとの関係に基づき説明するが、図2に示す、親局装置111a、子局装置112a、及び子局装置112cについても同様である。
続いて、ステップS102では、電源投入時、親局装置111bを構成するマスタ切換情報転送部203がマスタ切換情報を生成し親局通信制御部202へ転送する。親局通信制御部202は、通信ポート201に接続された子局装置112bへマスタ切換情報を転送する。
また、本実施例によれば、新たに親局装置を既存のネットワークに接続し、プログラム制御処理及びデータ通信処理を分担させることで、システムに多数の子局装置を接続した場合に通信データが過多になることで発生するデータの通信遅延やデータ詰まりを解消し得る分散制御装置及び分散制御システムを実現できる。
モジュール構成入力表示領域701には、操作PC106を表す操作PCシンボル702、機能モジュール102又は搬送モジュール103を表すモジュールシンボル703a,703b、親局装置111を表す第1親局装置シンボル704aと第2親局装置シンボル704b、第1親局装置の許容通信量に基づく第1親局制御範囲705a、及び第2親局装置の許容通信量に基づく第2親局制御範囲705bが表示されている。図8に示す例では、点線で示すように、第1親局制御範囲705aは、第1親局装置シンボル704aにより4つのモジュールシンボル703aを制御可能な旨を示しており、第2親局制御範囲705bは、第2親局装置シンボル704bにより3つのモジュールシンボル703bを制御可能な旨を示している。
先ず、システム利用者は、制御システム設計支援アプリケーションを起動する。具体的には、操作PC106を構成する実施例1にて説明した演算部(図示せず)が、図示しない記憶装置に格納される制御システム設計支援アプリケーションプログラムを読み出し実行することで、表示装置708の表示画面上に設定入力画面700を表示する。この際、既存の自動分析システム(分散制御システム)10を構成する各シンボルがモジュール構成入力表示領域701に表示される。図8に示す例では、操作PCシンボル702及び4つのモジュールシンボル703aが表示され、4つのモジュールシンボル703aのうち、最上流のモジュールシンボル703a、すなわち、操作PCシンボル702に接続されるモジュールシンボル703a内に第1親局装置シンボル704aが表示される。
図12は、図9に示す分散制御システムを適用した自動分析システムの表示画面例を示す図である。図12に示すように、操作PC106は、表示装置708、入力装置709、及びデータベース710を備え、上述の経路情報格納部826に接続されている。システム利用者に対し自動分析システム(分散制御システム)10の設計支援を行い得る設定入力画面700は、ネットワーク構成表示部1101及びエラー表示部1106から構成される。ネットワーク構成表示部1101には、上述の実施例2にて説明したように、図8に示すモジュール構成入力表示領域701にて、対話的にシステム利用者により構築されたモジュール構成を表すモジュール構成シンボル1103が表示されている。また、ネットワーク構成表示部1101には、モジュール構成シンボル1103を構成する複数のモジュールシンボル703(図8)のうち、任意のモジュールシンボル703に対応する各機能モジュール102又は搬送モジュール103の分散制御装置110の詳細構成を示す分散制御装置構成表示部1102が、例えば、ポップアップウィンドウ形式にて拡大表示されている。なお、分散制御装置構成表示部1102の表示については、図12に示すように、ネットワーク構成表示部1101内でポップアップウィンドウ形式にて拡大表示するものに限られず、例えば、ネットワーク構成表示部1101内にモジュール構成を表すモジュール構成シンボル1103を表示するモードと、分散制御装置構成表示部1102を表示するモードとを切換え表示する構成としても良い。分散制御装置構成表示部1102には、各機能モジュール102又は搬送モジュール103の分散制御装置110を構成する親局装置シンボル1105及び複数の子局装置シンボル1104が表示され、これら親局装置シンボル1105及び複数の子局装置シンボル1104の接続関係が一目で分かるように表示される。上記親局装置シンボル1105は親局装置811を表すシンボルであり、上記子局装置シンボル1104は子局装置814を表すシンボルである。
ステップS209では、ステップS202にて判定された該当識別番号の各子局装置812及び親局装置811が接続されていない若しくは故障しているとの判定結果、ステップS204にて判定された該当識別番号の各子局装置812及び親局装置811の接続箇所が誤っているとの判定結果、及び、ステップS207にて判定された該当識別番号の子局装置812が故障しているとの判定結果を、異常内容として表示装置708へ出力し、処理を終了する。これにより、表示装置708のエラー表示部1106に、「該当識別番号の各子局装置812及び親局装置811が接続されていない若しくは故障している」、「該当識別番号の各子局装置812及び親局装置811の接続箇所が誤っている」、又は、「該当識別番号の子局装置812が故障している」とのエラー内容が表示される。
101・・・自動分析装置
102・・・機能モジュール
103・・・搬送モジュール
104・・・ユニット
105・・・制御デバイス
106・・・操作PC
110・・・分散制御装置
111,111a,111b・・・親局装置
112,112a,112b,112c,112d,112e・・・子局装置
120・・・通信路
121・・・デバイス接続路
201・・・通信ポート
202・・・親局通信制御部
203・・・マスタ切換情報転送部
204・・・プログラム格納部
205・・・シーケンス処理部
206・・・ホストコンピュータI/F
207・・・通信I/F
211・・・上流通信ポート
212・・・下流通信ポート
212a・・・第1下流通信ポート
212b・・・第2下流通信ポート
213・・・デジタル入出力ポート
214・・・子局通信制御部
215・・・マスタ/スレーブ切換部
216・・・識別番号設定部
300・・・データ部
301・・・パケット種別部
302・・・識別番号部
401a・・・第1スレーブ通信ルート
401b・・・第2スレーブ通信ルート
401c・・・第3スレーブ通信ルート
501a・・・第1マスタ通信ルート
501b・・・第2マスタ通信ルート
501c・・・第3マスタ通信ルート
700・・・(制御システム設計支援を行い得る)設定入力画面
701・・・モジュール構成入力表示領域
702・・・操作PCシンボル
703・・・モジュールシンボル
704a・・・第1親局装置シンボル
704b・・・第2親局装置シンボル
705a・・・第1親局制御範囲
705b・・・第2親局制御範囲
706・・・モジュールリスト表示領域
707・・・モジュール機種名表示部
708・・・表示装置
709・・・入力装置
710・・・データベース
811,811a,811b・・・親局装置
812,812a,812b,812c,812d,812e・・・子局装置
821・・・経路情報生成部
825・・・通信モード情報転送部
826・・・経路情報格納部
1101・・・ネットワーク構成表示部
1102・・・分散制御装置構成表示部
1103・・・モジュール構成シンボル
1104・・・子局装置シンボル
1105・・・親局装置シンボル
1106・・・エラー表示部
Claims (11)
- 通信制御を統括する親局装置と、少なくとも一つの制御デバイスに対し制御処理を実行する子局装置を複数備え、
前記子局装置は、前記親局装置と通信路を介してデータの送受信を行うマスタ通信モードと、前記親局装置と他の子局装置を経由してデータの送受信を行うスレーブ通信モードと、を切り換えるマスタ・スレーブ切換部を有することを特徴とする分散制御装置。 - 請求項1に記載の分散制御装置において、
前記親局装置は通信ポートを有し、
各子局装置は、上流通信ポートと、第1下流通信ポートと、第2下流通信ポートと、前記制御デバイスとの接続を可能とするデジタル入出力ポートと、を備え、
一の子局装置は、
前記上流通信ポートと、前記第1下流通信ポートと、前記第2下流通信ポートのうちいずれか一つのポートを介して前記親局装置の通信ポートに通信路により接続され、
前記上流通信ポートと、前記第1下流通信ポートと、前記第2下流通信ポートのうち前記親局装置に接続されるポートと異なる少なくとも一つのポートを介して、他の子局装置と通信路により接続されると共に、前記デジタル入出力ポートを介して前記制御デバイスに接続されることを特徴とする分散制御装置。 - 請求項2に記載の分散制御装置において、
前記スレーブ通信モードは、
前記上流通信ポートを介して前記他の子局装置を経由して前記親局装置と、前記デジタル入出力ポートを介して前記制御デバイスとのデータの送受信を行う第1スレーブ通信ルートと、
前記上流通信ポートを介して前記他の子局装置を経由して前記親局装置と、前記第1下流通信ポートを介して前記他の子局装置と異なる子局装置とのデータの送受信を行う第2スレーブ通信ルートと、
前記上流通信ポートを介して前記他の子局装置を経由して前記親局装置と、前記第2下流通信ポートを介して前記他の子局装置と異なる子局装置とのデータの送受信を行う第3スレーブ通信ルートと、を有することを特徴とする分散制御装置。 - 請求項2に記載の分散制御装置において、
前記マスタ通信モードは、
前記第2下流通信ポートを介して前記親局装置と、前記デジタル入出力ポートを介して前記制御デバイスとのデータの送受信を行う第1マスタ通信ルートと、
前記第2下流通信ポートを介して前記親局装置と、前記上流通信ポートを介して前記他の子局装置とのデータの送受信を行う第2マスタ通信ルートと、
前記第2下流通信ポートを介して前記親局装置と、前記第1下流通信ポートを介して前記他の子局装置と異なる子局装置とのデータの送受信を行う第3マスタ通信ルートと、を有することを特徴とする分散制御装置。 - 請求項3又は請求項4に記載の分散制御装置において、
前記制御デバイスは、少なくとも、検体分注プローブを駆動するモータ、検体分注プローブの先端に取り付けられる分注ノズルによる吸引/吐出のためのシリンジポンプ、試薬分注プローブを駆動するモータ、試薬分注プローブの先端に取り付けられる分注ノズルによる吸引/吐出のためのシリンジポンプ、反応容器内の検体又は試薬が混合された検体の液面を検知する液面検知センサ、反応ディスク内の恒温槽の温度を検出する温度センサ、及び試薬ディスク又は反応ディスクをステップ的に回転駆動するステッピングモータのうち、いずれか一つであることを特徴とする分散制御装置。 - 通信制御を統括する親局装置と、少なくとも一つの制御デバイスに対し制御処理を実行する子局装置を複数有する分散制御装置であって、前記制御デバイスと前記子局装置にて構成される装置ユニットを備える機能モジュールと、
少なくとも子局装置を有する検体搬送モジュールを備え、
前記機能モジュールの前記子局装置は、前記親局装置と通信路を介してデータの送受信を行うマスタ通信モードと、前記親局装置と他の子局装置を経由してデータの送受信を行うスレーブ通信モードと、を切り換えるマスタ・スレーブ切換部を有することを特徴とする分散制御システム。 - 請求項6に記載の分散制御システムにおいて、
前記親局装置は通信ポートを有し、
各子局装置は、上流通信ポートと、第1下流通信ポートと、第2下流通信ポートと、前記制御デバイスとの接続を可能とするデジタル入出力ポートと、を備え、
一の子局装置は、
前記上流通信ポートと、前記第1下流通信ポートと、前記第2下流通信ポートのうちいずれか一つのポートを介して前記親局装置の通信ポートに通信路により接続され、
前記上流通信ポートと、前記第1下流通信ポートと、前記第2下流通信ポートのうち前記親局装置に接続されるポートと異なる少なくとも一つのポートを介して、他の子局装置と通信路により接続されると共に、前記デジタル入出力ポートを介して前記制御デバイスに接続されることを特徴とする分散制御システム。 - 請求項7に記載の分散制御システムにおいて、
前記スレーブ通信モードは、
前記上流通信ポートを介して前記他の子局装置を経由して前記親局装置と、前記デジタル入出力ポートを介して前記制御デバイスとのデータの送受信を行う第1スレーブ通信ルートと、
前記上流通信ポートを介して前記他の子局装置を経由して前記親局装置と、前記第1下流通信ポートを介して前記他の子局装置と異なる子局装置とのデータの送受信を行う第2スレーブ通信ルートと、
前記上流通信ポートを介して前記他の子局装置を経由して前記親局装置と、前記第2下流通信ポートを介して前記他の子局装置と異なる子局装置とのデータの送受信を行う第3スレーブ通信ルートと、を有することを特徴とする分散制御システム。 - 請求項7に記載の分散制御システムにおいて、
前記マスタ通信モードは、
前記第2下流通信ポートを介して前記親局装置と、前記デジタル入出力ポートを介して前記制御デバイスとのデータの送受信を行う第1マスタ通信ルートと、
前記第2下流通信ポートを介して前記親局装置と、前記上流通信ポートを介して前記他の子局装置とのデータの送受信を行う第2マスタ通信ルートと、
前記第2下流通信ポートを介して前記親局装置と、前記第1下流通信ポートを介して前記他の子局装置と異なる子局装置とのデータの送受信を行う第3マスタ通信ルートと、を有することを特徴とする分散制御システム。 - 請求項8又は請求項9に記載の分散制御システムにおいて、
少なくとも、入力装置と表示装置を有し、前記親局装置及び前記子局装置に対し識別番号を設定し得る操作PCと、
前記親局装置及び前記子局装置を経由して前記制御デバイスからのデータをパケットに搭載し前記操作PCへ送信する経路情報を格納する経路情報格納部と、を備え、
前記表示装置は、前記親局装置及び前記子局装置により構成されるネットワーク構成を表示するネットワーク構成表示部と、前記ネットワーク構成内に生じる故障及び/又は前記親局装置及び前記子局装置の接続異常を表示するエラー表示部と、を有し、
前記操作PCは、少なくとも前記経路情報格納部に格納される経路情報に基づき、前記ネットワーク構成内に生じる故障及び/又は前記親局装置及び前記子局装置の接続異常を判定することを特徴とする分散制御システム。 - 請求項10に記載の分散制御システムにおいて、
前記制御デバイスは、少なくとも、検体分注プローブを駆動するモータ、検体分注プローブの先端に取り付けられる分注ノズルによる吸引/吐出のためのシリンジポンプ、試薬分注プローブを駆動するモータ、試薬分注プローブの先端に取り付けられる分注ノズルによる吸引/吐出のためのシリンジポンプ、反応容器内の検体又は試薬が混合された検体の液面を検知する液面検知センサ、反応ディスク内の恒温槽の温度を検出する温度センサ、及び試薬ディスク又は反応ディスクをステップ的に回転駆動するステッピングモータのうち、いずれか一つであることを特徴とする分散制御システム。
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