JP2018019171A - 円偏波アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】インピーダンス特性および軸比特性が良好であり複数の周波数帯で送受信できる円偏波アンテナを提供する。
【解決手段】長方形状に屈曲されており且つ両端部が互いに対向している形状を持つ第1導体素子110と、第1導体素子110と同じ形状を持つ第2導体素子120と、長方形状に屈曲されており且つ両端部が互いに対向している形状を持ち、第1導体素子110によって囲まれるように配置されている第3導体素子130と、第3導体素子130と同じ形状を持ち、第2導体素子120によって囲まれるように配置されている第4導体素子140と、第1導体素子110と第3導体素子130とを接続する第1接続部113と、第2導体素子120と第4導体素子140とを接続する第2接続部124を含む。第1導体素子と第2導体素子、第3導体素子と第4導体素子、第1接続部と第2接続部はそれぞれ点対称となるように配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、インピーダンス特性および軸比特性が良好であり複数の周波数帯で送受信できる円偏波アンテナに関する。
円偏波アンテナは衛星通信等に利用可能である。特に、誘電体基板の一方の面に導体素子が配置されており、その他方の面にグラウンド板が配置されている構成を持つロープロファイルの円偏波アンテナとして、例えば非特許文献1に開示されている円偏波アンテナと非特許文献2に開示されている円偏波アンテナが知られている。
非特許文献1に開示されている円偏波アンテナは図1(a)に示す構成(非特許文献1の図1)と図1(b)に示すような入力インピーダンスおよびVSWR(Voltage Standing Wave Ratio)の周波数特性(非特許文献1の図7)を有している。
また、非特許文献2に開示されている円偏波アンテナは図2(a)に示す構成(非特許文献2の図7)と図2(b)に示すような入力インピーダンスおよびゲインの周波数特性(非特許文献2の図10)を有している。
M. Sumi, K. Hirasawa, and S. Shi, "Two rectangular loops fed in series for broadband circular polarization and impedance matching," Antennas and Propagation, IEEE Transactions on, vol. 52, no. 2, pp. 551-554, 2004. R. L. Li, S. Basat, A. Traille, J. Laskar, and M. M. Tentzeris, "Development of wideband circularly polarised square- and rectangular- loop antennas," in IEE Proc. Microw., Antennas, Propag., 2006, vol. 153, pp. 293-300.
非特許文献1に開示されている円偏波アンテナは、1.5GHzを中心周波数として約300MHzの帯域幅を持つが、中心周波数の異なる複数の周波数帯で動作することが難しい。また、非特許文献2に開示されている円偏波アンテナは、中心周波数の周辺の広い範囲で入力インピーダンスのリアクタンス成分がゼロにならないので、通常、特性インピーダンスが50Ωあるいは75Ωとされる給電部と円偏波アンテナとの間でインピーダンス整合を図るべくバラン(balun)が用いられる(非特許文献2の図11を参照)。
そこで本発明は、インピーダンス特性および軸比特性が良好であり複数の周波数帯で送受信できる円偏波アンテナを提供することを目的とする。
本発明の円偏波アンテナは、所定の大きさを持つ第1長方形の周に倣っており且つ少なくとも第1ギャップを介して互いに対向している二つの端部を持つ帯状の形状を有する、第1導体素子と、第1長方形の周に倣っており且つ少なくとも第2ギャップを介して互いに対向している二つの端部を持つ帯状の形状を有し、第1導体素子が配置されている平面A上にて第1導体素子と接触しないように配置されている、第2導体素子と、第1長方形の長辺よりも短い長辺を持つ第2長方形の周に倣っており且つ少なくとも第3ギャップを介して互いに対向している二つの端部を持つ帯状の形状を有し、平面A上にて第1導体素子によって囲まれるように配置されている、第3導体素子と、第2長方形の周に倣っており且つ少なくとも第4ギャップを介して互いに対向している二つの端部を持つ帯状の形状を有し、平面A上にて第2導体素子によって囲まれるように配置されている、第4導体素子と、平面A上で第1導体素子と第3導体素子とを接続する第1接続部と、平面A上で第2導体素子と第4導体素子とを接続する第2接続部とを含む。第1導体素子と第2導体素子は、予め定められた対称点に関して点対称となるように、配置されており、第3導体素子と第4導体素子は、対称点に関して点対称となるように、配置されており、第1接続部と第2接続部は、対称点に関して点対称となるように、配置されており、第1導体素子の給電部位と第2導体素子の給電部位は、対称点に関して点対称となるように位置している。
本発明の円偏波アンテナによると、詳しくは後述するが、インピーダンス特性および軸比特性が良好であり複数の周波数帯で送受信できる。
非特許文献1に開示されている円偏波アンテナ。(a)非特許文献1に開示されている円偏波アンテナの構成。(b)非特許文献1に開示されている円偏波アンテナの入力インピーダンスおよびVSWRの周波数特性。 非特許文献2に開示されている円偏波アンテナ。(a)非特許文献2に開示されている円偏波アンテナの構成。(b)非特許文献2に開示されている円偏波アンテナの入力インピーダンスおよびゲインの周波数特性。 実施形態の円偏波アンテナ。(a)平面図。(b)A−A線断面図。 第1ギャップの一例を説明する拡大図。 実施例の円偏波アンテナ。(a)平面図。(b)A−A線断面図。 実施例の円偏波アンテナのVSWR周波数特性。 実施例の円偏波アンテナの軸比周波数特性。 実施例の円偏波アンテナの入力インピーダンスの周波数特性。 実施例の円偏波アンテナの放射パターン(1227MHz)。 実施例の円偏波アンテナの放射パターン(1575MHz)。 変形例の円偏波アンテナの平面図。 変形実施形態の円偏波アンテナ。(a)平面図。(b)側面図。
図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図3に示すように、実施形態の円偏波アンテナ1は、誘電体基板100と、誘電体基板100の一方の面に配置されている第1導体素子110と、誘電体基板100の一方の面に配置されている第2導体素子120と、誘電体基板100の一方の面に配置されている第3導体素子130と、誘電体基板100の一方の面に配置されている第4導体素子140と、誘電体基板100の一方の面に配置されており、第1導体素子110と第3導体素子130とを接続する第1接続部113と、誘電体基板100の一方の面に配置されており、第2導体素子120と第4導体素子140とを接続する第2接続部124とを含んでいる。このように、第1導体素子110と、第2導体素子120と、第3導体素子130と、第4導体素子140と、第1接続部113と、第2接続部124は、同一平面(つまり、この実施形態では、誘電体基板100の一方の面)上に配置されている。
<第1導体素子>
第1導体素子110は、所定の大きさを持つ第1長方形の周に倣って屈曲されている帯状の形状を有している(図3参照)。この帯状の第1導体素子110の全長、つまり、第1導体素子110の一端からその他端までの第1導体素子110に沿った長さは予め定められた第1長さL1である。第1長方形の周長は第1長さL1よりも少し長い。このため、第1導体素子110の両端部は第1ギャップ110aを介して互いに対向している。「対向」とは、図3に示すように同一直線上で両端部が向かい合う場合のみならず、例えば、図4に示すように、第1長方形の角部に第1ギャップ110aが位置するような屈曲形状を第1導体素子110が持つことで第1導体素子110の両端部が直交して向かい合う場合も含まれる。なお、第1長方形には正方形も含まれる。
図3に示す実施形態では、第1導体素子110の線路幅(つまり、帯状導体素子の幅であり、さらに換言すれば、第1導体素子110の一端からその他端に向かう方向と直交する方向の長さである)は一定である。しかし、インピーダンス整合の観点から、第1導体素子110は部分的に異なる線路幅を持っていてもよく、例えば、第1導体素子110の一部分の線路幅がその他の部分の線路幅よりも広く、あるいは、狭くてもよい。具体例として、第1導体素子110は、第1導体素子110の両端部のそれぞれの線路幅が等しく且つその他の部分の線路幅よりも広いステップインピーダンス線路構造を持っていてもよい。このような第1導体素子110の形状を異なる観点から説明すると、第1導体素子110は、第1長方形の周に沿って所定の線路幅を持つ長方形ループを第1ギャップ110aを持つように切断して得られる帯状の形状を有している。
<第2導体素子>
第2導体素子120は、第1導体素子110を誘電体基板100の一方の面上で平行移動させ且つ当該面の法線周りに回転させたときに、第1導体素子110と一致する形状を有している。具体的には次のとおりである。
第2導体素子120も、第1長方形の周に倣って屈曲されている帯状の形状を有している(図3参照)。この帯状の第2導体素子120の全長、つまり、第2導体素子120の一端からその他端までの第2導体素子120に沿った長さも第1長さL1である。このため、第2導体素子120の両端部は第2ギャップ120aを介して互いに対向している。つまり、第1ギャップ110aの長さ(つまり、互いに対向している第1導体素子110の一端とその他端との距離)と第2ギャップ120aの長さ(つまり、互いに対向している第2導体素子120の一端とその他端との距離)は等しい。なお、「対向」については、<第1導体素子>の項目での「対向」の説明を、第1導体素子110を第2導体素子120に、第1ギャップ110aを第2ギャップ120aに、それぞれ読み替えて、ここに適用する。
図3に示す実施形態では、第2導体素子120の線路幅(つまり、帯状導体素子の幅であり、さらに換言すれば、第2導体素子120の一端からその他端に向かう方向と直交する方向の長さである)は一定である。この場合、好ましくは、第2導体素子120の線路幅は第1導体素子110の線路幅と等しい。しかし、インピーダンス整合の観点から、第2導体素子120は部分的に異なる線路幅を持っていてもよく、例えば、第2導体素子120の一部分の線路幅がその他の部分の線路幅よりも広く、あるいは、狭くてもよい。具体例として、第2導体素子120は、第2導体素子120の両端部のそれぞれの線路幅が等しく且つその他の部分の線路幅よりも広いステップインピーダンス線路構造を持っていてもよい。なお、第2導体素子120が部分的に異なる線路幅を持つ場合であっても、第2導体素子120は、第1導体素子110を誘電体基板100の一方の面上で平行移動させ且つ当該面の法線周りに回転させたときに、第1導体素子110と一致する形状を有していなければならない。このような第2導体素子120の形状を異なる観点から説明すると、第2導体素子120は、第1長方形の周に沿って所定の線路幅を持つ長方形ループを第2ギャップ120aを持つように切断して得られる帯状の形状を有している。第2導体素子120は、誘電体基板100の一方の面にて第1導体素子110と接触しないように配置されている。
<第3導体素子>
第3導体素子130は、第1長方形の長辺よりも短い長辺を持つ第2長方形の周に倣って屈曲されている帯状の形状を有している(図3参照)。この帯状の第3導体素子130の全長、つまり、第3導体素子130の一端からその他端までの第3導体素子130に沿った長さは第1長さL1よりも短い第2長さL2である。第2長方形の周長は第2長さL2よりも少し長い。このため、第3導体素子130の両端部は第3ギャップ130aを介して互いに対向している。「対向」については、<第1導体素子>の項目での「対向」の説明を、第1導体素子110を第3導体素子130に、第1ギャップ110aを第3ギャップ130aに、それぞれ読み替えて、ここに適用する。なお、第2長方形には正方形も含まれる。このため、上記の「第1長方形の長辺よりも短い長辺を持つ第2長方形」は、第1長方形が正方形で第2長方形が非正方形である場合には、「第1長方形の一辺よりも短い長辺を持つ第2長方形」に読み替え、第1長方形が非正方形で第2長方形が正方形である場合には、「第1長方形の長辺よりも短い一辺を持つ第2長方形」に読み替え、第1長方形および第2長方形が正方形である場合には、「第1長方形の一辺よりも短い一辺を持つ第2長方形」に読み替えればよい。
図3に示す実施形態では、第3導体素子130の線路幅(つまり、帯状導体素子の幅であり、さらに換言すれば、第3導体素子130の一端からその他端に向かう方向と直交する方向の長さである)は一定である。しかし、インピーダンス整合の観点から、第3導体素子130は部分的に異なる線路幅を持っていてもよく、例えば、第3導体素子130の一部分の線路幅がその他の部分の線路幅よりも広く、あるいは、狭くてもよい。具体例として、第3導体素子130は、第3導体素子130の両端部のそれぞれの線路幅が等しく且つその他の部分の線路幅よりも広いステップインピーダンス線路構造を持っていてもよい。このような第3導体素子130の形状を異なる観点から説明すると、第3導体素子130は、第2長方形の周に沿って所定の線路幅を持つ長方形ループを第3ギャップ130aを持つように切断して得られる帯状の形状を有している。第3導体素子130は、誘電体基板100の一方の面上で第1導体素子110によって囲まれるように配置されている。
<第4導体素子>
第4導体素子140は、第3導体素子130を誘電体基板100の一方の面上で平行移動させ且つ当該面の法線周りに回転させたときに、第3導体素子130と一致する形状を有している。具体的には次のとおりである。
第4導体素子140も、第2長方形の周に倣って屈曲されている帯状の形状を有している(図3参照)。この帯状の第4導体素子140の全長、つまり、第4導体素子140の一端からその他端までの第4導体素子140に沿った長さも第2長さL2である。このため、第4導体素子140の両端部は第4ギャップ140aを介して互いに対向している。つまり、第3ギャップ130aの長さ(つまり、互いに対向している第3導体素子130の一端とその他端との距離)と第4ギャップ140aの長さ(つまり、互いに対向している第4導体素子140の一端とその他端との距離)は等しい。なお、「対向」については、<第1導体素子>の項目での「対向」の説明を、第1導体素子110を第4導体素子140に、第1ギャップ110aを第4ギャップ140aに、それぞれ読み替えて、ここに適用する。
図3に示す実施形態では、第4導体素子140の線路幅(つまり、帯状導体素子の幅であり、さらに換言すれば、第4導体素子140の一端からその他端に向かう方向と直交する方向の長さである)は一定である。この場合、好ましくは、第4導体素子140の線路幅は第3導体素子130の線路幅と等しく、さらに好ましくは、第1導体素子110の線路幅と、第2導体素子120の線路幅と、第3導体素子130の線路幅と、第4導体素子140の線路幅は、全て等しい。しかし、インピーダンス整合の観点から、第4導体素子140は部分的に異なる線路幅を持っていてもよく、例えば、第4導体素子140の一部分の線路幅がその他の部分の線路幅よりも広く、あるいは、狭くてもよい。具体例として、第4導体素子140は、第4導体素子140の両端部のそれぞれの線路幅が等しく且つその他の部分の線路幅よりも広いステップインピーダンス線路構造を持っていてもよい。なお、第4導体素子140が部分的に異なる線路幅を持つ場合であっても、第4導体素子140は、第3導体素子130を誘電体基板100の一方の面上で平行移動させ且つ当該面の法線周りに回転させたときに、第3導体素子130と一致する形状を有していなければならない。このような第4導体素子140の形状を異なる観点から説明すると、第4導体素子140は、第2長方形の周に沿って所定の線路幅を持つ長方形ループを第4ギャップ140aを持つように切断して得られる帯状の形状を有している。第4導体素子140は、誘電体基板100の一方の面上で第2導体素子120によって囲まれるように配置されている。
<配置>
第1導体素子110と第2導体素子120は、第1ギャップ110aの位置と第2ギャップ120aの位置を除いて、直交する二つの対称軸50a,50bを持つように、配置されている。また、第1ギャップ110aと第2ギャップ120aは、二つの対称軸50a,50bの交点に関して点対称となるように位置している。したがって、第1導体素子110と第2導体素子120は、二つの対称軸50a,50bの交点を対称点として、点対称となるように配置されている(図3参照)。
好ましくは、第1導体素子110は、第1導体素子110が対称軸50aと平行な部分と対称軸50bに平行な部分とで構成されるように、配置されており、同様に、第2導体素子120は、第2導体素子120が対称軸50aと平行な部分と対称軸50bに平行な部分とで構成されるように、配置されている(図3参照)。
さらに好ましくは、第1導体素子110は、第1導体素子110のうち第1長方形の長辺に倣った部位が二つの対称軸50a,50bのうち第1導体素子110とも第2導体素子120とも交わらない対称軸(以下、非交差対称軸と呼称する。図3の例では対称軸50aである)と平行となるように、配置されており、第2導体素子120は、第2導体素子120のうち第1長方形の長辺に倣った部位が非交差対称軸50aと平行となるように、配置されている(図3参照)。
第3導体素子130と第4導体素子140は、第3ギャップ130aの位置と第4ギャップ140aの位置を除いて、二つの対称軸50a,50bのそれぞれで線対称となるように、配置されている。また、第3ギャップ130aと第4ギャップ140aは、二つの対称軸50a,50bの交点に関して点対称となるように位置している。したがって、第3導体素子130と第4導体素子140は、上記対称点(つまり、二つの対称軸50a,50bの交点)に関して点対称となるように、配置されている(図3参照)。
好ましくは、第3導体素子130は、第3導体素子130が対称軸50aと平行な部分と対称軸50bに平行な部分とで構成されるように、配置されており、同様に、第4導体素子140は、第4導体素子140が対称軸50aと平行な部分と対称軸50bに平行な部分とで構成されるように、配置されている(図3参照)。
さらに好ましくは、第3導体素子130は、第3導体素子130のうち第2長方形の長辺に倣った部位が第1導体素子110のうち第1長方形の長辺に倣った部位と平行となるように、配置されており、第4導体素子140は、第4導体素子140のうち第2長方形の長辺に倣った部位が第2導体素子120のうち第1長方形の長辺に倣った部位と平行となるように、配置されている(図3参照)。
さらに、第1接続部113と第2接続部124は、上記対称点(つまり、二つの対称軸50a,50bの交点)に関して点対称となるように、配置されている(図3参照)。
好ましくは、第1接続部113は、非交差対称軸50aと平行であって非交差対称軸50aにより近い第1導体素子110の部位の一部と、非交差対称軸50aと平行であって非交差対称軸50aにより近い第3導体素子130の部位の一部と、を最短で接続し、第2接続部124は、非交差対称軸50aと平行であって非交差対称軸50aにより近い第2導体素子120の部位の一部と、非交差対称軸50aと平行であって非交差対称軸50aにより近い第4導体素子140の部位の一部と、を最短で接続する(図3参照)。
さらに好ましくは、第1接続部113は、二つの対称軸50a,50bのうち非交差対称軸50aではない方の対称軸、つまり対称軸50b、と平行な線状の導体素子であり、第2接続部124は、二つの対称軸50a,50bのうち非交差対称軸50aではない方の対称軸、つまり対称軸50b、と平行な線状の導体素子である(図3参照)。
<給電>
このような円偏波アンテナ1では、第1導体素子110の給電部位と第2導体素子120の給電部位は、上記対称点(つまり、二つの対称軸50a,50bの交点)に関して点対称となるように位置している(図3参照)。
好ましくは、第1導体素子110の給電部位は、非交差対称軸50aと平行であって非交差対称軸50aにより近い第1導体素子110の部位の一部または当該一部に接続される導体部であり、第2導体素子120の給電部位は、非交差対称軸50aと平行であって非交差対称軸50aにより近い第2導体素子120の部位の一部または当該一部に接続される導体部である(図3参照)。
図3に示す円偏波アンテナ1では、第1導体素子110の給電部位としてのスタブ状の第5導体素子171が第1導体素子110に接続されており、第2導体素子120の給電部位としてのスタブ状の第6導体素子172が第1導体素子110に接続されている。
各給電部位に給電するための構成に特段の限定はなく、従来的な構成を採用することができる。図3に示す円偏波アンテナ1では、図示しないものの、例えば、誘電体基板100の一方の面上にて、第1導体素子110と第2導体素子120との間に同軸ケーブルを這わせる構成を採用できる。この構成では、同軸ケーブルの内導体が一方の給電部位に接続しており、同軸ケーブルの外導体が他方の給電部位に接続している。或いは、図示しないものの、誘電体基板100の他方の面に同軸ケーブルを接続し、誘電体基板100に形成された貫通孔に同軸ケーブルを挿通し、同軸ケーブルの内導体が一方の給電部位に接続し、同軸ケーブルの外導体が他方の給電部位に接続する構成を採用することもできる。
<補記>
誘電体基板100の材質(比誘電率など)、形状、大きさ、厚さ、第1長さL1、第2長さL2、第1導体素子110と第2導体素子120と第3導体素子130と第4導体素子140のそれぞれの材質(電気伝導率など)、厚さ、線路幅、第1ギャップ110aと第2ギャップ120aのそれぞれの長さ、第3ギャップ130aと第4ギャップ140aのそれぞれの長さ、第1接続部113と第2接続部124のそれぞれの材質、形状、大きさ、厚さなどは、設計要求や円偏波アンテナの使用目的などを考慮して適宜に設定される。
図3に示す円偏波アンテナ1の構成では、誘電体基板100の形状は矩形平板状であり、第1導体素子110と第2導体素子120と第3導体素子130と第4導体素子140と第1接続部113と第2接続部124と第5導体素子171と第6導体素子172のそれぞれは同じ材料(例えば金属)で一体に形成されている。
<実施例>
本発明の実施例を図5に示す。図5に示す実施例の円偏波アンテナでは、第1接続部113と第2接続部124は対称軸50b上に位置している。図5に示す実施例の円偏波アンテナは次のような仕様を持つ。なお、記号および採寸については、図5中の寸法線を参照のこと。
誘電体基板の比誘電率:3.0
誘電体基板の厚さ:w_d=0.135mm
誘電体基板の大きさ:W×H=133.1mm×127.1mm
第1長方形の周長=第1長さL1+第1ギャップの長さ=第1長さL1+第2ギャップの長さ:2(a+b)=351.3mm
第1長方形のアスペクト比:a/b=0.5
第1ギャップの長さ=第2ギャップの長さ:Δs=6mm
第1導体素子の線路幅=第2導体素子の線路幅:w_l=2mm
第1接続部113が接続している第1導体素子の部位から第1ギャップまでの距離=第2接続部124が接続している第2導体素子の部位から第2ギャップまでの距離:s=193.1mm
第1導体素子と第2導体素子との間隔:w=6mm
第2長方形の周長=第2長さL2+第3ギャップの長さ=第2長さL2+第4ギャップの長さ:2(a’+b’)=275.1mm
第2長方形のアスペクト比:a’/b’=0.585
第3ギャップの長さ=第4ギャップの長さ:Δs’=1.3mm
第3導体素子の線路幅=第4導体素子の線路幅:w_l’=2mm
第1接続部113が接続している第3導体素子の部位から第3ギャップまでの距離=第2接続部124が接続している第4導体素子の部位から第4ギャップまでの距離:s’=146.0mm
第3導体素子と第4導体素子との間隔:w’=13.8mm
第1接続部113の長さ=第2接続部124の長さ:w_c=3.4mm
給電用の第5導体素子の大きさ=給電用の第6導体素子の大きさ:w_t×l_t=6mm×4.3mm
給電用の第5導体素子と給電用の第6導体素子との間隔:w_f=2mm
図6は実施例の円偏波アンテナのVSWR周波数特性を示す。図6から、1.2GHz帯(中心周波数1227MHz)と1.5GHz帯(中心周波数1575MHz)のそれぞれにおいて良好なインピーダンス整合(VSWR<=2)が得られていることがわかる。
図7は実施例の円偏波アンテナの軸比周波数特性を示す。図7から、1.2GHz帯(中心周波数1227MHz)と1.5GHz帯(中心周波数1575MHz)のそれぞれにおいて良好な軸比特性(AR<=3dB)が得られていることがわかる。
図8は実施例の円偏波アンテナの入力インピーダンスの周波数特性を示す。図8から、1.2GHz帯(中心周波数1227MHz)と1.5GHz帯(中心周波数1575MHz)のそれぞれにおいて、入力インピーダンスのレジスタンス成分は75Ω程度であり、入力インピーダンスのリアクタンス成分はほぼゼロであり、良好な入力インピーダンス特性が得られていることがわかる。
図9および図10は実施例の円偏波アンテナの放射パターンを示す。図9および図10から、1.2GHz帯(中心周波数1227MHz)と1.5GHz帯(中心周波数1575MHz)のそれぞれにおいて、天頂方向においてゲインが最大となる良好な右旋円偏波が得られていることがわかる。
実施形態と実施例から明らかなように、上述した円偏波アンテナは、誘電体基板と誘電体基板の一方の面に配置された複数の導体素子とで構成されており、当該円偏波アンテナのインピーダンス特性および軸比特性はそれぞれ良好であり、さらに、当該円偏波アンテナは複数の周波数帯で送受信できることがわかる。
<変形例>
この他、本発明は上述の実施形態や実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、4個のギャップの位置を変更することによって、左旋円偏波の送受信を行うこともできる。
また、アイソレーションの大きいスイッチ(例えばMEMSスイッチ)を使用することによって、右旋円偏波と左旋円偏波を切り換えることもできる。この具体的な一例として、図11に示す円偏波アンテナ2のように、右旋円偏波を得られる4個のギャップの位置に加えて、対称軸50bに関して4個のギャップの位置と線対称の4個の位置にもギャップを設け、これら8個のギャップのそれぞれにアイソレーションの大きいスイッチ110b,110c,120b,120c,130b,130c,140b,140cを設置する。図11に示す例では、スイッチ110b,110c,120b,120cが設置される各ギャップのサイズは同じであり、スイッチ130b,130c,140b,140cが設置される各ギャップのサイズは同じである。図11では図示していないが、各スイッチにはスイッチのONとOFFを切り換え制御するための回路等が接続されている。右旋円偏波を得られる4個のギャップの位置に設置されたスイッチ110b,120b,130b,140bをOFF(オープン)とし、残りのスイッチ110c,120c,130c,140cをON(クローズ)とすることによって、右旋円偏波の送受信が実現し、右旋円偏波を得られる4個のギャップの位置に設置されたスイッチ110b,120b,130b,140bをON(クローズ)とし、残りのスイッチ110c,120c,130c,140cをOFF(オープン)とすることによって、左旋円偏波の送受信が実現する。
円偏波アンテナ2では、動作周波数帯を変更せず右旋円偏波と左旋円偏波との切り換えが可能な構成を持っている。しかし、このような構成に限定されるものではない。スイッチが設置されるギャップの位置とサイズを適切に定めることによって、動作周波数帯のみの変更が可能な構成の円偏波アンテナを実現することもできるし、動作周波数帯の変更と右旋円偏波と左旋円偏波との切り換えの両方が可能な構成の円偏波アンテナを実現することもできる。
上述の円偏波アンテナ1あるいは円偏波アンテナ2は例えばプリントアンテナとして実施可能であるものの、誘電体基板100を用いずに本発明を実施することも可能である。誘電体基板を用いない本発明の実施形態(以下、変形実施形態と呼称する)の一例を円偏波アンテナ1の構造に則して説明する。なお、以下の説明において「円偏波アンテナ1」を「円偏波アンテナ2」に読み替えて理解することも可能である。
変形実施形態の円偏波アンテナ3(図12参照)は、円偏波アンテナ1の上記構成から誘電体基板100を除去した構造に、反射板を付加した構成を持つ。換言すれば、円偏波アンテナ3は、主要な構成要素として、第1導体素子110と、第2導体素子120と、第3導体素子130と、第4導体素子140と、第1導体素子110と第3導体素子130とを接続する第1接続部113と、第2導体素子120と第4導体素子140とを接続する第2接続部124と、第1導体素子110の給電部位としての第5導体素子171と、第2導体素子120の給電部位としての第6導体素子172と、反射板190を含んでいる。
円偏波アンテナ3において、第1導体素子110と第2導体素子120と第3導体素子130と第4導体素子140と第1接続部113と第2接続部124と第5導体素子171と第6導体素子172のそれぞれは同一平面P1上に配置されており、反射板190は、平面P1と平行であって平面P1から4分の1波長程度の長さL3だけ離れた平面P2上に配置されている。
反射板190の材質(電気伝導率など)、形状、大きさ、厚さなどは、設計要求や円偏波アンテナの使用目的などを考慮して適宜に設定される。一例として、反射板190は、円偏波アンテナ3を正視したときに(つまり、図12(a)の紙面の手前、あるいは、図12(b)の紙面上側から見たとき)、(ア)少なくとも第1導体素子110と第2導体素子120と第3導体素子130と第4導体素子140と第1接続部113と第2接続部124を内部に含む最小の長方形(以下、最小長方形と呼称する)の面積よりも大きい面積を持ち、且つ、(イ)円偏波アンテナ3を正視したときに、少なくとも第1導体素子110と第2導体素子120と第3導体素子130と第4導体素子140と第1接続部113と第2接続部124とオーバーラップするように配置されており、さらに好ましくは、(ウ)円偏波アンテナ3を正視したときに、最小長方形の中心と反射板190の幾何学的中心(例えば、反射板190が円板であれば円の中心が「反射板190の幾何学的中心」であり、反射板190が正方形平板であれば正方形の対角線が交わる位置が「反射板190の幾何学的中心」である)とが一致するように配置されている。
また、ここで波長とは、円偏波アンテナの複数の動作周波数帯を考慮して決められる周波数に対応する波長である。例えば、上記の実施例の場合、1.2GHz帯の中心周波数1227MHzと1.5GHz帯の中心周波数1575MHzを考慮してその中間周波数である1400MHzに対応する波長の4分の1の長さL3を平面P1と平面P2との距離とする。平面P1と平面P2との距離を4分の1波長程度の長さL3とすることによって、円偏波アンテナの天頂方向(図5(a)に図示される+Z方向)のアンテナ利得を大きくすることができる。
円偏波アンテナ3において、各給電部位に給電するための構成に特段の限定はなく、従来的な構成を採用することができる。円偏波アンテナ3では、図示しないものの、例えば、第1導体素子110と第2導体素子120との間に同軸ケーブルを配置する構成を採用できる。この構成では、同軸ケーブルの内導体が一方の給電部位に接続しており、同軸ケーブルの外導体が他方の給電部位に接続している。或いは、図示しないものの、反射板190に形成された貫通孔に同軸ケーブルを挿通し、同軸ケーブルの内導体が一方の給電部位に接続し、同軸ケーブルの外導体が他方の給電部位に接続し、同軸ケーブルが円偏波アンテナ3から反射板190を除外した構造部分(つまり、第1導体素子110と第2導体素子120と第3導体素子130と第4導体素子140と第1接続部113と第2接続部124と第5導体素子171と第6導体素子172)を支持する構成を採用することもできる。もちろん、反射板190に一つまたは複数の絶縁体の支持部材を取り付け、この支持部材で円偏波アンテナ3から反射板190を除外した構造部分を支持する構成を採用してもよい。

Claims (4)

  1. 所定の大きさを持つ第1長方形の周に倣っており且つ少なくとも第1ギャップを介して互いに対向している二つの端部を持つ帯状の形状を有する、第1導体素子と、
    上記第1長方形の周に倣っており且つ少なくとも第2ギャップを介して互いに対向している二つの端部を持つ帯状の形状を有し、上記第1導体素子が配置されている平面上にて上記第1導体素子と接触しないように配置されている、第2導体素子と、
    上記第1長方形の長辺よりも短い長辺を持つ第2長方形の周に倣っており且つ少なくとも第3ギャップを介して互いに対向している二つの端部を持つ帯状の形状を有し、上記平面上にて上記第1導体素子によって囲まれるように配置されている、第3導体素子と、
    上記第2長方形の周に倣っており且つ少なくとも第4ギャップを介して互いに対向している二つの端部を持つ帯状の形状を有し、上記平面上にて上記第2導体素子によって囲まれるように配置されている、第4導体素子と、
    上記平面上で上記第1導体素子と上記第3導体素子とを接続する第1接続部と、
    上記平面上で上記第2導体素子と上記第4導体素子とを接続する第2接続部と
    を含み、
    上記第1導体素子と上記第2導体素子は、予め定められた対称点に関して点対称となるように、配置されており、
    上記第3導体素子と上記第4導体素子は、上記対称点に関して点対称となるように、配置されており、
    上記第1接続部と上記第2接続部は、上記対称点に関して点対称となるように、配置されており、
    上記第1導体素子の給電部位と上記第2導体素子の給電部位は、上記対称点に関して点対称となるように位置している
    円偏波アンテナ。
  2. 請求項1に記載の円偏波アンテナにおいて、
    上記第1導体素子は、上記第1導体素子のうち上記第1長方形の長辺に倣った部位が上記点対称による二つの対称軸のうち上記第1導体素子とも上記第2導体素子とも交わらない対称軸(以下、非交差対称軸と呼称する)と平行となるように、配置されており、
    上記第2導体素子は、上記第2導体素子のうち上記第1長方形の長辺に倣った部位が上記非交差対称軸と平行となるように、配置されている
    ことを特徴とする円偏波アンテナ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の円偏波アンテナにおいて、
    上記第3導体素子は、上記第3導体素子のうち上記第2長方形の長辺に倣った部位が上記第1導体素子のうち上記第1長方形の長辺に倣った部位と平行となるように、配置されており、
    上記第4導体素子は、上記第4導体素子のうち上記第2長方形の長辺に倣った部位が上記第2導体素子のうち上記第1長方形の長辺に倣った部位と平行となるように、配置されている
    ことを特徴とする円偏波アンテナ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の円偏波アンテナにおいて、
    上記第1導体素子と上記第2導体素子と上記第3導体素子と上記第4導体素子と上記第1接続部と上記第2接続部を内部に含む最小の長方形の面積よりも大きい面積を持ち、且つ、当該円偏波アンテナを正視したときに、少なくとも上記第1導体素子と上記第2導体素子と上記第3導体素子と上記第4導体素子と上記第1接続部と上記第2接続部とオーバーラップするように、上記平面と平行であって上記平面から所定の長さだけ離れた平面上に配置されている、反射板を含む
    ことを特徴とする円偏波アンテナ。
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