JP2018019004A - 液体窒素用ガラスデュワ及び磁気検知装置 - Google Patents

液体窒素用ガラスデュワ及び磁気検知装置 Download PDF

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晃 塚本
Akira Tsukamoto
塚本  晃
田辺 圭一
Keiichi Tanabe
圭一 田辺
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Abstract

【課題】液体窒素用ガラスデュワ及び磁気検知装置に関し、大型の液体窒素用ガラスデュワの振動破壊を低減し、安全性と耐久性を向上する。【解決手段】外部ガラスと内部ガラスとを開口部において接続部で接続し、前記内部ガラスが前記外部ガラスに対して予め定めた一定以上の歪みが生じた場合に液体窒素用ガラスデュワの破壊を低減する保護接触部を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は液体窒素用ガラスデュワ及び磁気検知装置に関するものであり、例えば、高温超電導磁気センサの冷却に用いる液体窒素用ガラスデュワ及び磁気検知装置に関するものである。
高温超電導体を用いた超電導量子干渉計(SQUID:Superconducting Quantum Interference Device)は、地下資源探査装置、地磁気観測装置、非破壊検査装置などのセンサ機器に用いられている。このようなSQUIDを用いたセンサ機器は、液体窒素冷却を必要とし、低ノイズであることが要求されている。
特に、深度1000mを超えるボーリングケーシング内に検層用SQUID装置を挿入した地下資源探査装置は石油増産技術のためのCO圧入のモニタリングや、シェールガスのモニタリング技術にとって重要になる。
例えば、従来、単純な石油汲み上げ技術では埋蔵量の約30%程度しか汲み上げることができなかった。しかし、近年、石油含有岩石層に高圧のCOを圧入して石油回収効率を上げるEOR(Enhanced Oil Recovery:原油増進回収)技術が開発されている。このEOR技術を用いることによって、石油回収率は約90%程度まで大幅に向上する。
図7は、従来のEOR用COモニタリングシステムの概略的構成図である。石油含有岩石層71に達する2000m〜3000m程度の深い穴72をほり、石油含有岩石層71にCO73を注入する。また、炭素鋼などの管状体からなるボーリングケーシング74内に収容した励磁コイル75により磁場を発生させ、離れた位置で炭素鋼などの管状体からなるボーリングケーシング76内に収容したSQUIDセンサ80により、励磁コイル75による磁場の変化により地層の比抵抗の分布を検知することによって水やCOの含浸量を測定していた。
図8は、従来のEOR用COモニタリングシステムに用いるSQUIDセンサの要部透視斜視図である。耐圧密閉容器81の内部に収容される保護内装82の内部にデュワ83が収容され、このデュワ83内に液体窒素84が収容され、この液体窒素84にSQUID素子85が浸漬される。また、ガラスデュワ83の内部には温度センサ86が備えられている。また、耐圧密閉容器81の内部には、磁束ロック(FLL:Flux Locked Loop)回路87、FLLコントローラ88、E/O(電気−光)コンバータ89及びバッテリー90が格納されている。また、耐圧密閉容器81のキャップ部91には、信号ケーブル92及び気化したNガスを逃がすNリリースチューブ93が挿通されている。なお、各部材の間には断熱材94〜97が設けられている(例えば、特許文献1或いは特許文献2参照)。
その他の応用分野としては、橋梁の劣化診断のように地上を走行したり、或いは、航空機による空中からの探査など、移動や振動、傾きを伴うセンシング全般が挙げられる。図9は、従来の橋梁検査装置の使用例の説明図である。検査用移動車両100に測定装置110、制御回路・電源装置119及び制御用PC120を搭載し、表面をアスファルト122により舗装した鋼床板121からなる橋梁の上を走行して鋼床板121に発生した亀裂123等を検出する。測定装置110は、高周波シールド外装111の内部にデュワ112を収容してこのデュワ112内に液体窒素113を収容する。また、液体窒素113の内部に検出用コイル114と、磁気シールド115で保護されたコイル116及びSQUID素子117を浸漬する。
高周波シールド外装111の下部外周には励磁コイル118が設けられており、励磁コイル118により励磁磁場124を発生させると、鋼床板121に渦電流125が発生し、この渦電流125により2次磁場126が発生する。この2次磁場126を検出コイル114で検出する。鋼床板121に亀裂123等が発生している個所においては発生する渦電流125に状況が異なるため、2次磁場126も変化し、この2次磁場126の変化を検出することによって亀裂123等を検出している。
いずれの用途においても、SQUID素子を冷却するために、デュワに液体窒素を収納し、その中でSQUID素子を冷却している。従来のデュワとしては、ガラスデュワや樹脂製デュワがある。図10は従来の液体窒素用ガラスデュワの断面図であり、単に二重ガラス構造でその間を真空に引いて真空層134を設けたものである。構造上、外部ガラス131と内部ガラス132は開口部でのみ接続部133により繋がっており、デュワサイズが大きくなるにつれ内部ガラス132と液体窒素の重量が重くなる。
この重量を外部ガラス131と内部ガラス132の接続部133のみで支えることになるが、移動などでこの液体窒素用ガラスデュワ130に振動が加われば、接続部133に曲げの力が働き、繰り返すことで疲労し、やがて破壊が起きる。特に、地下資源探査装置等の大型のガラスデュワを用いる装置においては、このようなリスクから、振動の発生するような応用では樹脂製デュワを使用せざるを得なかった。
特開2015−010868号公報 特開2016−042063号公報
しかし、樹脂製デュワはガラスデュワに比べて高価で液体窒素保持能力に劣り、且つ、メンテナンスが必要であり、SQUIDの産業への応用の妨げの一因となっている。なお、内部ガラスと外部ガラスを接続部以外で接続した場合には、液体窒素の収容に伴って内部ガラスが収縮した場合に、引っ張り応力が働いてガラスデュワが破壊される場合がある。
本発明は、液体窒素用ガラスデュワ及び磁気検知装置において、大型の液体窒素用ガラスデュワの振動破壊を低減し、安全性と耐久性を向上することを目的とする。
一つの態様では、液体窒素用ガラスデュワは、外部ガラスと内部ガラスと、前記外部ガラスと前記内部ガラスとを開口部において接続する接続部と、前記外部ガラスと前記内部ガラスとの間を真空にする真空層とを有し、前記内部ガラスが前記外部ガラスに対して予め定めた一定以上の歪みが生じた場合に前記内部ガラスと前記外部ガラスが部分的に接触する保護接触部或いは液体窒素非収容時には前記内部ガラスと前記外部ガラスが部分的に接触する状態になり且つ液体窒素収容時には前記内部ガラスと前記外部ガラスが非接触状態になる保護接触部の少なくとも一方を有する。
他の態様では、磁気検知装置は、上述の液体窒素用ガラスデュワと、前記液体窒素用ガラスデュワを内部に収容する保護外装部材と、前記液体窒素用ガラスデュワの内部に収容される液体窒素と、前記液体窒素内に浸漬される超電導量子干渉計とを少なくとも備えている。
一つの側面として、液体窒素用ガラスデュワ及び磁気検知装置において、大型の液体窒素用ガラスデュワの振動破壊を低減し、安全性と耐久性を向上することが可能になる。
本発明の実施の形態の液体窒素用ガラスデュワの説明図である。 本発明の実施例1の液体窒素用ガラスデュワの説明図である。 本発明の実施例2の液体窒素用ガラスデュワの説明図である。 本発明の実施例3の液体窒素用ガラスデュワの説明図である。 本発明の実施例4の液体窒素用ガラスデュワの説明図である。 本発明の実施例5の液体窒素用ガラスデュワの説明図である。 従来のEOR用COモニタリングシステムの概略的構成図である。 従来のEOR用COモニタリングシステムに用いるSQUIDセンサの要部透視斜視図である。 従来の橋梁検査装置の使用例の説明図である。 従来の液体窒素用ガラスデュワの断面図である。
ここで、図1を参照して、本発明の実施の形態の液体窒素用ガラスデュワを説明する。図1は本発明の実施の形態の液体窒素用ガラスデュワの説明図であり、図1(a)は非接触状態の説明図であり、図1(b)は傾斜時の説明図である。なお、図1(a)は上部に保護接触部15を設けた位置における横断面図を示し、下部に縦断面図を示している。液体窒素用ガラスデュワ10は、外部ガラス11と内部ガラス12と、外部ガラス11と内部ガラス12とを開口部において接続する接続部13とを有し、外部ガラス11と内部ガラス12との間には真空層14が設けられる。
この液体窒素用ガラスデュワ10に内部ガラス12が外部ガラス11に対して予め定めた一定以上の歪みが生じた場合に内部ガラス12と外部ガラス11が部分的に接触する保護接触部15を設ける。或いは、液体窒素非収容時には内部ガラス12と外部ガラス11が部分的に接触する状態になり且つ液体窒素収容時には内部ガラス12と外部ガラス11が非接触状態になる保護接触部の少なくとも一方を設ける。
開口部における内部ガラス12の内径に対する深さのアスペクト比が5以上、例えば、5乃至40である大型の液体窒素用ガラスデュワ10が保護接触部15を設ける対象となる。
この場合の保護接触部15を、内部ガラス12の真空層14側に内部ガラス12の外周を取り巻くように設けた複数の内部ガラス突起部としても良い。内部ガラス12が外部ガラス11に対して予め定めた一定以上の歪みが生じた場合には、図1(b)に示すように、内部ガラス突起部が外部ガラス11に部分的に接触して液体窒素用ガラスデュワ10の振動破壊を防止する。なお、図1は、保護接触部15として、内部ガラス突起部を設けた場合を図示している。なお、内部ガラス突起部を設ける位置は任意である。
この内部ガラス突起部は、内部ガラス12の長さ方向の複数の位置に設けても良い。また、内部ガラス12の長さ方向の一つの位置における複数の内部ガラス突起部の個数は、3個乃至12個とすることが望ましく、典型的には8個である。
或いは、保護接触部15を、外部ガラス11の真空層14側に外部ガラス11の内周を取り巻くように設けた複数の外部ガラス突起部としても良い。内部ガラス12が外部ガラス11に対して予め定めた一定以上の歪みが生じた場合に外部ガラス突起部が内部ガラス12に部分的に接触して液体窒素用ガラスデュワ10の振動破壊を防止する。なお、外部ガラス突起部を設ける位置は任意である。
この外部ガラス突起部は、外部ガラス11の長さ方向の複数の位置に設けても良い。また、外部ガラス11の長さ方向の一つの位置における複数の外部ガラス突起部の個数は、3個乃至12個とすることが望ましく、典型的には8個である。
或いは、保護接触部15を、外部ガラス11の底部に融着した中空円筒部材と、内部ガラス12の底部に融着した中空部材としても良い。この場合、液体窒素非収容時には中空円筒部材と円筒部材が部分的に接触する状態になる。一方、液体窒素収容時には中空円筒部材と中空部材が互いに非接触状態になることによって、液体窒素用ガラスデュワ10の破壊を防止する。
このような液体窒素用ガラスデュワ10を用い、液体窒素用ガラスデュワ10を保護外装部材の内部に収容し、液体窒素用ガラスデュワ10の内部に液体窒素を収容し、この液体窒素内に超電導量子干渉計を浸漬することによって磁気検知装置が得られる。
本発明の実施の形態においては、真空層14内に保護接触部15を設けているので、液体窒素用ガラスデュワ10の振動破壊を防止するとともに、液体窒素収容に伴う内部ガラス12の収縮による液体窒素用ガラスデュワ10の破壊を防止することができる。
その結果、移動や振動によって液体窒素用ガラスデュワに生じるストレスを低減することができ、長期にわたり液体窒素用ガラスデュワを用いたSQUIDシステムの運用の安全性と耐久性を向上することが可能となる。それによって、橋梁検査システムや空中探査センシングシステムの技術向上に大きく貢献する。
次に、図2を参照して、本発明の実施例1の液体窒素用ガラスデュワを説明する。図2は本発明の実施例1の液体窒素用ガラスデュワの説明図であり、図2(a)は非接触状態の説明図であり、図2(b)は傾斜時の説明図である。なお、図2(a)は上部に内部ガラス突起部25を設けた位置における横断面図を示し、下部に縦断面図を示している。本発明の実施例1の液体窒素用デュワ20は、厚さが2.5mmの外部ガラス21と厚さが2.5mmの内部ガラス22とを開口部において接続部23で接合している。液体窒素用ガラスデュワ20は外径が95mmで、内径が70mmであり、真空層24の空隙が7.5mmである。この内部ガラス22に半円球状の内部ガラス突起部25を内部ガラス22の真空層24側に内部ガラス22の外周を囲むように8個設ける。
この内部ガラス突起部25の半径は4.5mm〜6mm程度であり、例えば、ガラス管の先端部を加熱して形成した溶融球状体を内部ガラス22の外周面に接触させて形成する。液体窒素用ガラスデュワ20の製造工程は、真空封止をする前に真空となるべき空隙に銀メッキを行うのが通常である。はじめから真空層の空隙全体を狭く製作すると、このメッキ作業が困難となる。しかし、内部ガラス突起部25を支えとして作ることで。メッキ作業に支障を生じることなく、揺れや傾きによるガラスへのストレスを低減することが可能となる。内部ガラス22の内壁長さは600mmであり、内部ガラス突起部25は内部ガラス22の底面から10mmの位置に形成する。なお、ここでは、内部ガラス突起部25の半径は5mmとする。
液体窒素用ガラスデュワ20が傾斜した場合、内部ガラス22が外部ガラス21に接触する時には約0.7度の歪みを生じることになる。ガラスには微小な傷が多数あり、こうしたストレスによって徐々に傷は成長しやがて破壊に至る。
実施例1においては、半径が5mmの内部ガラス突起部25を設けているので、この内部ガラス突起部25が外部ガラス21に部分的に接触した時の歪みは約0.24度で、内部ガラス突起部25がない場合に対して歪みを小さくできる。したがって、図2(b)に示すように、液体窒素用ガラスデュワ20が傾斜した場合にも、内部ガラス突起部25が外部ガラス21に当接して破壊を防止することができる。
この液体窒素用ガラスデュワ20を、図8に示すように、耐圧密閉容器の内部に収容される保護内装の内部に収容することによって磁気検知装置となる。なお、液体窒素用ガラスデュワ20内には液体窒素が収容され、この液体窒素にSQUID素子が浸漬される。また、液体窒素用ガラスデュワ20の内部には温度センサが備えられている。また、耐圧密閉容器の内部には、FLL回路、FLLコントローラ、E/Oコンバータ及びバッテリーが格納されている。また、耐圧密閉容器のキャップ部には、ケーブル及びNリリースチューブが挿通されている。なお、図8に示す通りに各部材の間には断熱材が設けられている
本発明の実施例1においては、内部ガラスの外周面に内部ガラス突起部を設けているので、液体窒素用ガラスデュワが傾斜した場合にも、内部ガラス突起部が外部ガラスに当接して破壊を防止することができる。また、液体窒素を収容した動作時において振動が生じた場合にも、内部ガラス突起部が外部ガラスに当接して歪を小さくして液体窒素用ガラスデュワの破壊を防止することができる。
次に、図3を参照して本発明の実施例2の液体窒素用ガラスデュアを説明する。この実施例2においては、内部ガラス突起部を内部ガラスの長さ方向の2か所に設けた以外は上記実施例1と同様である。図3は本発明の実施例2の液体窒素用ガラスデュワの説明図である。
本発明の実施例2の液体窒素用デュワ30は、厚さが2.5mmの外部ガラス31と厚さが2.5mmの内部ガラス32とを開口部において接続部33で接合している。液体窒素用ガラスデュワ30は外径が95mm、内径が70mmであり、真空層34の空隙が7.5mmである。
この内部ガラス32の外周を囲むように内部ガラス32の底面から5mmの位置と200mmの位置に半径が4.5mm〜6mmの内部ガラス突起部35,36をそれぞれ8個設ける。なお、ここでは、内部ガラス突起部35,36の半径は5mmとする。
本発明の実施例2においては、内部ガラスの外周面に内部ガラスの長さ方向の2か所に内部ガラス突起部を設けている。したがって、液体窒素用ガラスデュワがさらに傾斜した場合にも、内部ガラス突起部が長さ方向の2か所で外部ガラスに当接して破壊を防止することができる。
次に、図4を参照して、本発明の実施例3の液体窒素用ガラスデュワを説明する。図4は本発明の実施例3の液体窒素用ガラスデュワの説明図であり、図4(a)は非接触状態の説明図であり、図4(b)は傾斜時の説明図である。なお、図4(a)は上部に外部ガラス突起部45を設けた位置における横断面図を示し、下部に縦断面図を示している。本発明の実施例3の液体窒素用デュワ40は、厚さが2.5mmの外部ガラス41と厚さが2.5mmの内部ガラス42とを開口部において接続部43で接合している。液体窒素用ガラスデュワ40は外径が100mm、内径が75mmであり、真空層44の空隙が7.5mmである。この外部ガラス41に半円球状の外部ガラス突起部45を外部ガラス41の真空層44側に外部ガラス41の内周を囲むように8個設ける。
この外部ガラス突起部45の半径は4.5mm〜6mm程度であり、例えば、ガラス管の先端部を加熱して形成した溶融球状体を外部ガラス41の内周面に接触させて形成する内部ガラス42の内壁長さは1180mmであり、外部ガラス突起部45は内部ガラス42の底面から10mmの位置に形成する。なお、ここでは、外部ガラス突起部45の半径は5mmとする。
液体窒素用ガラスデュワ40が傾斜した場合、内部ガラス42が外部ガラス41に接触する時には歪みを生じることになる。ガラスには微小な傷が多数あり、こうしたストレスによって徐々に傷は成長しやがて破壊に至る。
実施例3においては、半径が5mmの外部ガラス突起部45を設けているので、この外部ガラス突起部45が内部ガラス42に部分的に接触した時の歪みを外部ガラス突起部45がない場合に比べて小さくできる。したがって、図4(b)に示すように、液体窒素用ガラスデュワ40が傾斜した場合にも、外部ガラス突起部45が内部ガラス42に当接して破壊を防止することができる。
この液体窒素用ガラスデュワ40を、図8に示すように、耐圧密閉容器の内部に収容される保護内装の内部に収容することによって磁気検知装置となる。なお、液体窒素用ガラスデュワ40内には液体窒素が収容され、この液体窒素にSQUID素子が浸漬される。また、液体窒素用ガラスデュワ40の内部には温度センサが備えられている。また、耐圧密閉容器の内部には、FLL回路、FLLコントローラ、E/Oコンバータ及びバッテリーが格納されている。また、耐圧密閉容器のキャップ部には、ケーブル及びNリリースチューブが挿通されている。なお、図8に示す通りに各部材の間には断熱材が設けられている。
本発明の実施例3においては、外部ガラスの内周面に外部ガラス突起部を設けているので、液体窒素用ガラスデュワが傾斜した場合にも、外部ガラス突起部が内部ガラスに当接して破壊を防止することができる。また、液体窒素を収容した動作時において振動が生じた場合にも、外部ガラス突起部が内部ガラスに当接して歪を小さくして液体窒素用ガラスデュワの破壊を防止することができる。
なお、外ガラス突起部の形成は、内ガラス突起部の形成に比べて多少困難であるが、冷媒である液体窒素を内部ガラスに入れた場合に、外部ガラス突起部によるストレスが加わることが少なくなる利点がある。
次に、図5を参照して本発明の実施例4の液体窒素用ガラスデュアを説明する。この実施例4においては、外部ガラス突起部を外部ガラスの長さ方向の2か所に設けた以外は上記実施例3と同様である。図5は本発明の実施例4の液体窒素用ガラスデュワの説明図である。
本発明の実施例4の液体窒素用デュワ50は、厚さが2.5mmの外部ガラス51と厚さが2.5mmの内部ガラス52とが開口部において接続部53で接合されている。液体窒素用ガラスデュワ50は外径が100mm、内径が75mmであり、真空層54の空隙が7.5mmである。
この外部ガラス51の内周を囲むように内部ガラス52の底面から10mmの位置と250mmの位置に半径が4.5mm〜6mmの外部ガラス突起部55,56をそれぞれ8個設ける。なお、ここでは、外部ガラス突起部55,56の半径は5mmとする。
本発明の実施例4においては、外部ガラスの内周面に外部ガラスの長さ方向の2か所に外部ガラス突起部を設けている。したがって、液体窒素用ガラスデュワがさらに傾斜した場合にも、外部ガラス突起部が長さ方向の2か所で内部ガラスに当接して破壊を防止することができる。
次に、図6を参照して、本発明の実施例5の液体窒素用ガラスデュワを説明する。図6は本発明の実施例5の液体窒素用ガラスデュワの説明図であり、図6(a)は液体窒素非収容時の説明図であり、図6(b)は液体窒素収容時の説明図である。なお、図6(a)及び図6(b)は上部に中空円筒部材65及び円筒部材66を設けた位置における横断面図を示し、下部に縦断面図を示している。本発明の実施例5の液体窒素用デュワ60は、厚さが2.5mmの外部ガラス61と厚さが2.5mmの内部ガラス62とが開口部において接続部63で接合されている。液体窒素用ガラスデュワ60は外径が60mm、内径が35mmであり、真空層64の空隙が7.5mmである。
この外部ガラス62の底面に中空円筒部材65を融着するとともに、内部ガラス63の底面の中空円筒部材65に対向する位置に中空円筒部材65の中空部の直径よりわずかに小径の円筒状部材66を融着する。円筒状部材66の直径を10mmとし、中空円筒部材65の中空部の直径を10.02mmとすることで、両者の間に0.01mm程度の隙間が生じる。その結果、室温状態では中空円筒部材65と円筒部材66は接触状態になるので、内部ガラス62の左右のゆれを最小限に抑制することが可能となる。
図6(b)に示すように、液体窒素用ガラスデュワ60に液体窒素67を収容した場合には、内部ガラス62が冷却されて収縮し、円筒部材66も収縮して小径になる。その結果、中空円筒部材65と円筒部材66は非接触状態になるので、内部ガラス62が円筒部材66とともに上部に移動する。したがって、液体窒素67の収容に伴う内部ガラス62の収縮の外部ガラス61に対する影響が大幅に低減されるので、液体窒素用ガラスデュワ60の破壊を防止することができる。
この液体窒素用ガラスデュワ60を、図8に示すように、耐圧密閉容器の内部に収容される保護内装の内部に収容することによって磁気検知装置となる。なお、液体窒素用ガラスデュワ60内には液体窒素が収容され、この液体窒素にSQUID素子が浸漬される。また、液体窒素用ガラスデュワ60の内部には温度センサが備えられている。また、耐圧密閉容器の内部には、FLL回路、FLLコントローラ、E/Oコンバータ及びバッテリーが格納されている。また、耐圧密閉容器のキャップ部には、ケーブル及びNリリースチューブが挿通されている。なお、図8に示す通りに各部材の間には断熱材が設けられている
本発明の実施例5においては、外部ガラスの底面に中空円筒部材を設けるとともに、内部ガラスの底面に中空円筒部材に接触状態で収容可能な円筒部材を設けているので液体窒素用ガラスデュワが傾斜した場合にも、破壊を防止することができる。また、液体窒素を収容した場合にも、円筒部材が収縮して小径になり、中空円筒部材から離れて非接触状態になるので、引っ張り応力による液体窒素用ガラスデュワの破壊を防止することができる。
なお、液体窒素収容時に、円筒部材は中空円筒部材の中空部から完全に抜け出さないように厚い円筒部材及び中空円筒部材としても良い。その結果、液体窒素収容時に振動や傾斜が発生しても円筒部材の側面と中空円筒部材の側面とが接触して液体窒素用ガラスデュワの破壊を防止することができる。
ここで、実施例1乃至実施例5を含む本発明の実施の形態に関して、以下の付記を付す。
(付記1)外部ガラスと内部ガラスと、前記外部ガラスと前記内部ガラスとを開口部において接続する接続部と、前記外部ガラスと前記内部ガラスとの間を真空にする真空層とを有し、前記内部ガラスが前記外部ガラスに対して予め定めた一定以上の歪みが生じた場合に前記内部ガラスと前記外部ガラスが部分的に接触する保護接触部或いは液体窒素非収容時には前記内部ガラスと前記外部ガラスが部分的に接触する状態になり且つ液体窒素収容時には前記内部ガラスと前記外部ガラスが非接触状態になる保護接触部の少なくとも一方を設けた液体窒素用ガラスデュワ。
(付記2)前記開口部における内部ガラスの内径に対する深さのアスペクト比が5以上である付記1に記載の液体窒素用ガラスデュワ。
(付記3)前記保護接触部が、内部ガラスの前記真空層側に前記内部ガラスの長さ方向の少なくとも一つの位置における外周を取り巻くように設けた複数の内部ガラス突起部であり、前記内部ガラスが前記外部ガラスに対して予め定めた一定以上の歪みが生じた場合に前記内部ガラス突起部が前記外部ガラスに部分的に接触する付記1または付記2に記載の液体窒素用ガラスデュワ。
(付記4)前記内部ガラス突起部を、前記内部ガラスの長さ方向の複数の位置に設けた付記3に記載の液体窒素用ガラスデュワ。
(付記5)前記内部ガラスの長さ方向の一つの位置における前記複数の内部ガラス突起部の個数が、3個乃至12個である付記3または付記4に記載の液体窒素用ガラスデュワ。
(付記6)前記保護接触部が、外部ガラスの前記真空層側に前記外部ガラスの長さ方向の少なくとも一つの位置における内周を取り巻くように設けた複数の外部ガラス突起部であり、前記内部ガラスが前記外部ガラスに対して予め定めた一定以上の歪みが生じた場合に前記外部ガラス突起部が前記内部ガラスに部分的に接触する付記1または付記2に記載の液体窒素用ガラスデュワ。
(付記7)前記外部ガラス突起部を、前記外部ガラスの長さ方向の複数の位置に設けた付記6に記載の液体窒素用ガラスデュワ。
(付記8)前記外部ガラスの長さ方向の一つの位置における前記複数の外部ガラス突起部の個数が、3個乃至12個である付記6または付記7に記載の液体窒素用ガラスデュワ。
(付記9)前記保護接触部が、前記外部ガラスの底部に設けた中空円筒部材と、前記内部ガラスの底部に設けた円筒部材であり、前記液体窒素非収容時には前記中空円筒部材と前記円筒部材が部分的に接触する状態になり且つ前記液体窒素収容時には前記中空円筒部材と前記円筒部材が非接触状態になる付記1または付記2に記載の液体窒素用ガラスデュワ。
(付記10)付記1乃至付記9のいずれか1に記載の液体窒素用ガラスデュワと、前記液体窒素用ガラスデュワを内部に収容する保護外装部材と、前記液体窒素用ガラスデュワの内部に収容される液体窒素と、前記液体窒素内に浸漬される超電導量子干渉計とを少なくとも備えた磁気検知装置。
10,20,30,40,50,60,130 液体窒素用ガラスデュワ
11,21,31,41,51,61,131 外部ガラス
12,22,32,42,52,62,132 内部ガラス
13,23,33,43,53,63,133 接続部
14,24,34,44,54,64,134 真空層
15 保護接触部
25,35,36 内部ガラス突起部
45,55,56 外部ガラス突起部
65 中空円筒部材
66 円筒部材
67 液体窒素
71 石油含有岩石層
72 穴
73 CO
74 ボーリングケーシング
75 励磁コイル
76 ボーリングケーシング
80 SQUIDセンサ
81 耐圧密閉容器
82 保護内装
83 デュワ
84 液体窒素
85 SQUID素子
86 温度センサ
87 FLL回路
88 FLLコントローラ
89 E/Oコンバータ
90 バッテリー
91 キャップ部
92 信号ケーブル
93 Nリリースチューブ
94〜97 断熱材
100 検査用移動車両
110 測定装置
111 高周波シールド外装
112 デュワ
113 液体窒素
114 検出用コイル
115 磁気シールド
116 コイル
117 SQUID素子
118 励磁コイル
119 制御回路・電源装置
120 制御用PC
121 鋼床板
122 アスファルト
123 亀裂
124 励磁磁場
125 渦電流
126 2次磁場

Claims (6)

  1. 外部ガラスと
    内部ガラスと、
    前記外部ガラスと前記内部ガラスとを開口部において接続する接続部と、
    前記外部ガラスと前記内部ガラスとの間を真空にする真空層と
    を有し、
    前記内部ガラスが前記外部ガラスに対して予め定めた一定以上の歪みが生じた場合に前記内部ガラスと前記外部ガラスが部分的に接触する保護接触部或いは液体窒素非収容時には前記内部ガラスと前記外部ガラスが部分的に接触する状態になり且つ液体窒素収容時には前記内部ガラスと前記外部ガラスが非接触状態になる保護接触部の少なくとも一方を有する液体窒素用ガラスデュワ。
  2. 前記開口部における内部ガラスの内径に対する深さのアスペクト比が5以上である請求項1に記載の液体窒素用ガラスデュワ。
  3. 前記保護接触部が、内部ガラスの前記真空層側に前記内部ガラスの長さ方向の少なくとも一つの位置における外周を取り巻くように設けた複数の内部ガラス突起部であり、
    前記内部ガラスが前記外部ガラスに対して予め定めた一定以上の歪みが生じた場合に前記内部ガラス突起部が前記外部ガラスに部分的に接触する請求項1または請求項2に記載の液体窒素用ガラスデュワ。
  4. 前記保護接触部が、外部ガラスの前記真空層側に前記外部ガラスの長さ方向の少なくとも一つの位置における内周を取り巻くように設けた複数の外部ガラス突起部であり、
    前記内部ガラスが前記外部ガラスに対して予め定めた一定以上の歪みが生じた場合に前記外部ガラス突起部が前記内部ガラスに部分的に接触する請求項1または請求項2に記載の液体窒素用ガラスデュワ。
  5. 前記保護接触部が、前記外部ガラスの底部に設けた中空円筒部材と、前記内部ガラスの底部に設けた円筒部材であり、
    前記液体窒素非収容時には前記中空円筒部材と前記円筒部材が部分的に接触する状態になり且つ前記液体窒素収容時には前記中空円筒部材と前記円筒部材が非接触状態になる請求項1または請求項2に記載の液体窒素用ガラスデュワ。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の液体窒素用ガラスデュワと、
    前記液体窒素用ガラスデュワを内部に収容する保護外装部材と、
    前記液体窒素用ガラスデュワの内部に収容される液体窒素と、
    前記液体窒素内に浸漬される超電導量子干渉計と
    を少なくとも備えた磁気検知装置。
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