JP2018018397A - 画像処理装置、情報処理装置、情報処理システム、画像処理プログラム及び情報処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、情報処理装置、情報処理システム、画像処理プログラム及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無料の印刷サービスを行うにあたって、クーポン又はユーザーを一意に識別するための情報を発行する必要がないようにした画像処理装置を提供する。【解決手段】画像処理装置の取得手段は、無料の印刷サービスを識別するための情報であるサービス識別情報を取得し、抽出手段は、店舗が発行した領収書の画像から商品を示す情報である商品情報と該商品の購入数を抽出し、送信手段は、前記サービス識別情報と前記商品情報と前記購入数を送信し、受信手段は、前記送信に対する返信によって、無料で印刷可能な回数を受信し、印刷手段は、前記回数にしたがって、無料の印刷を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、情報処理装置、情報処理システム、画像処理プログラム及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、商品やサービスに応じて利用者に渡されるレシート等のものを介して気軽にクーポンを利用でき、しかも複製防止に配慮したクーポン管理システム及びクーポン管理方法を得ることを課題とし、第2の利用者端末の利用者は店舗端末から受け取ったレシートからクーポン情報を読み取り、クーポン管理サーバーにクーポン情報を照会し、店舗端末がそのクーポン情報を事前にクーポン情報登録部に登録していれば、クーポン発行部がクーポンを発行し、利用者は、このクーポンを店舗端末に提示して利用することができ、クーポン情報を無断複製しても、クーポン管理サーバーがクーポンの発行を制御できることが開示されている。
特許文献2には、購入品清算時のレシート等に印刷付与した販促・特典券の商品交換などの情報を提供するウェブサイトに、キーボードやマウスを使用せずに、バーコードを読み取る操作のみで自動アクセスすることを可能とすることを課題とし、通信端末又は店頭情報通信端末は、予め書面(例えば、領収書)によって、イベント(販促・特典)とともに提供されたバーコードをバーコード読取装置で読み取り、このバーコード情報を、イベントの提供情報を取得するために当該端末に付与されているアドレス情報とともにHP仲介接続通信装置へ送信し、HP仲介接続通信装置が、通信端末又は店頭情報通信端末からのバーコード情報及びアドレス情報を受信して、事業者通信装置に通知し、事業者通信装置が、HP仲介接続通信装置から受け取ったバーコード情報及びアドレス情報の通信端末又は店頭情報通信端末と回線接続して、バーコード情報に対応する提供情報(イベントの内容)を転送して、通信端末又は店頭情報通信端末が取得することが開示されている。
特許文献3には、POS端末装置から発行されるレシート等に、広告情報を掲載するシステムであって、その情報掲載の申し込み手続きをインターネットを介して行えるようにした広告掲載処理方法及びシステムを提供することを課題とし、ネットワークシステムは、クライアントPCからインターネットを介して広告情報の申し込みを受け付け、広告の申し込みに関する情報をもとに料金を算出し、支払いを確認するとこの広告情報を配信する受付・配信サーバーシステムと、広告関連情報中の指定出力数を管理するセンターコンピュータを有し、広告情報を受信した店舗POSシステムは、顧客の清算処理の際に発行されるレシートに、購入商品の清算情報とともに広告情報を印刷し、センターコンピュータは、印刷出力数が所定数となると、印刷中止を指示することが開示されている。
特許文献4には、使い勝手がよく、安全な電子クーポン・システムを提供することを課題とし、表示装置を備えた携帯電話を保有するユーザーに対して電子クーポンを提供する電子クーポン・システムは、電子クーポンに関する情報を格納するクーポン情報記憶部と、少なくともクーポン情報記憶部に格納された電子クーポンに関する情報に基づきバーコード情報を生成するバーコード情報処理部と、バーコード情報処理部により生成されたバーコード情報を携帯電話に対して送信するバーコード情報処理部とを有し、このような構成により、携帯電話を用いて電子クーポンを販売店(店舗)において提示することができると共に、既存のバーコード・システムにより当該電子クーポンを読み取らせることができるようになることが開示されている。
特開2010−061378号公報 特開2003−099579号公報 特開2003−091781号公報 特開2002−189963号公報
レシートを用いてクーポンを管理する技術がある。
ところで、商品の購入を条件として、無料の印刷ができるキャンペーンを行う場合、例えば、特許文献1等に記載の技術では、クーポン又はユーザーを一意に識別するための情報を発行する必要がある。
本発明は、無料の印刷サービスを行うにあたって、クーポン又はユーザーを一意に識別するための情報を発行する必要がないようにした画像処理装置、情報処理装置、情報処理システム、画像処理プログラム及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、無料の印刷サービスを識別するための情報であるサービス識別情報を取得する取得手段と、店舗が発行した領収書の画像から商品を示す情報である商品情報と該商品の購入数を抽出する抽出手段と、前記サービス識別情報と前記商品情報と前記購入数を送信する送信手段と、前記送信に対する返信によって、無料で印刷可能な回数を受信する受信手段と、前記回数にしたがって、無料の印刷を行う印刷手段を有する画像処理装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載の画像処理装置からサービス識別情報と商品情報と購入数を受信する受信手段と、前記サービス識別情報に対応する、該商品情報における無料の印刷サービスの上限回数と既に該印刷サービスで印刷された回数を取得し、無料で印刷可能な回数を前記画像処理装置に送信する送信手段を有する情報処理装置である。
請求項3の発明は、請求項1に記載の画像処理装置と請求項2記載の情報処理装置を有する情報処理システムである。
請求項4の発明は、前記印刷手段によって印刷された回数を送信する第2の送信手段をさらに有する請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項5の発明は、請求項4記載の画像処理装置から印刷された回数を受信する第2の受信手段と、前記回数を記憶する記憶手段をさらに有し、前記送信手段は、前記記憶手段に記憶された回数を用いて、印刷された回数を取得する、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、前記抽出手段は、前記領収書の画像に対して文字認識を行って、商品情報と購入数を抽出する、請求項1又は4に記載の画像処理装置である。
請求項7の発明は、前記抽出手段は、前記領収書の画像から商品情報と購入数が記載されている領域を切り取る、請求項1又は4に記載の画像処理装置である。
請求項8の発明は、前記受信手段は、請求項7に記載の画像処理装置からサービス識別情報と、商品情報と購入数が記載されている画像を受信し、該画像に対して文字認識を行って、商品情報と購入数を抽出する、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項9の発明は、コンピュータを、無料の印刷サービスを識別するための情報であるサービス識別情報を取得する取得手段と、店舗が発行した領収書の画像から商品を示す情報である商品情報と該商品の購入数を抽出する抽出手段と、前記サービス識別情報と前記商品情報と前記購入数を送信する送信手段と、前記送信に対する返信によって、無料で印刷可能な回数を受信する受信手段と、前記回数にしたがって、無料の印刷を行う印刷手段として機能させるための画像処理プログラムである。
請求項10の発明は、コンピュータを、請求項9記載の画像処理プログラムが実行されるコンピュータからサービス識別情報と商品情報と購入数を受信する受信手段と、前記サービス識別情報に対応する、該商品情報における無料の印刷サービスの上限回数と既に該印刷サービスで印刷された回数を取得し、無料で印刷可能な回数を前記画像処理装置に送信する送信手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の画像処理装置によれば、無料の印刷サービスを行うにあたって、クーポン又はユーザーを一意に識別するための情報を発行する必要がない。
請求項2の情報処理装置によれば、無料の印刷サービスを行うにあたって、クーポン又はユーザーを一意に識別するための情報を発行する必要がない。
請求項3の情報処理システムによれば、無料の印刷サービスを行うにあたって、クーポン又はユーザーを一意に識別するための情報を発行する必要がない。
請求項4の画像処理装置によれば、無料の印刷サービスにおける印刷された回数が送信される。
請求項5の情報処理装置によれば、無料の印刷サービスにおける印刷された回数が受信される。
請求項6の画像処理装置によれば、領収書の画像に対して文字認識を行って、商品情報と購入数が抽出される。
請求項7の画像処理装置によれば、領収書の画像から商品情報と購入数が記載されている領域が切り取られる。
請求項8の情報処理装置によれば、受信した画像から文字認識を行って、商品情報と購入数が抽出される。
請求項9の画像処理プログラムによれば、無料の印刷サービスを行うにあたって、クーポン又はユーザーを一意に識別するための情報を発行する必要がない。
請求項10の情報処理プログラムによれば、無料の印刷サービスを行うにあたって、クーポン又はユーザーを一意に識別するための情報を発行する必要がない。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態の処理対象となるレシートの例を示す説明図である。 無料プリント情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 プリント履歴情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 プリント履歴情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスター等を含んでいてもよい。
本実施の形態であるプリントセンター100と画像処理装置160の情報処理システムは、店舗が発行した領収書を対象として、無料の印刷サービス(以下、無料プリントともいう)の制御を行うものである。無料プリントとは、店舗130(例えば、コンビニエンスストア、量販店等)に設置されている画像処理装置160の利用者が、プリント料金の支払いをせずともプリント可能なサービスのことである。
店の販促キャンペーン企画において、特定商品と紐づけて(関連付けて)無料プリントを提供するものがある。印刷の対象は、例えば、店側が用意したクーポン、ブロマイド等を印刷するものであってもよいし、店舗に設置された画像処理装置160での任意の文書の印刷(又は複写)であってもよい。
この販促キャンペーン企画にて、無料プリントの制限として「先着○○枚」といった場合、悪意のある匿名利用者による大量印刷により、プリント数が消費されてしまう。
この対応の一つとして、商品に個別識別子を記載したシール等を貼付し、その個別識別子をキーとして購入と無料プリントを対応付けるものがある。
しかし、無料プリント用の一意の識別子を大量に発行し、個別識別子が記載されたシールを商品に貼付する等して、商品と個別識別子を対応付ける必要がある。また、大量に発行しても実際に購入し、個別識別子が利用されるのは一部であり、効率が悪い。
本実施の形態は、商品連動型で無料プリントを提供するキャンペーン企画において、レシート情報を匿名ユーザーとみなし、無料プリントの可否を制御する。これにより、意図しない大量印刷を抑止する仕組みを提供する。
店舗が発行した領収書(以下、レシートともいう)は、店舗の通常の商品購入と同様の仕組みを利用し、無料プリントのための特殊な識別子(QR(Quick Response)コード、バーコード等)を印刷する必要がない。つまり、既存のレシートをそのまま用いる。また、利用者による事前ユーザー登録の必要がなく、レシート情報を元に匿名ユーザーを識別する。そして、無料プリントに対して大量の識別子を発行する必要がなく、1つの識別子(無料の印刷サービスを識別するための情報であるサービス識別情報(以下、サービス識別子ともいう))でレシート情報を元に無料プリント回数の制限を行う。
プリントセンター100は、情報通信モジュール105、データ受付モジュール110、データ管理モジュール115、データ記憶モジュール120を有している。
情報通信モジュール105は、データ受付モジュール110、データ管理モジュール115と接続されている。情報通信モジュール105は、外部にある画像処理装置160(情報通信モジュール165)とのデータ送受信を行う。
情報通信モジュール105は、画像処理装置160(情報通信モジュール165)からサービス識別情報と商品情報と購入数を受信する。
そして、情報通信モジュール105は、データ管理モジュール115によって算出された「無料で印刷可能な回数」を、画像処理装置160(情報通信モジュール165)に送信する。
また、情報通信モジュール105は、印刷された回数(無料プリントの回数)を受信するようにしてもよい。
また、情報通信モジュール105は、画像処理装置160(情報通信モジュール165)からサービス識別情報と、商品情報と購入数が記載されている画像を受信するようにしてもよい。その場合、データ管理モジュール115は、情報通信モジュール105が受信した画像に対して文字認識を行って、商品情報と購入数を抽出する。
データ受付モジュール110は、情報通信モジュール105、データ管理モジュール115と接続されている。データ受付モジュール110は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、音声、視線、ジェスチャ等を用いた企画者の操作によって、無料プリント情報(例えば、印刷データ、印刷用属性等)を受け付ける。ここで印刷データとは、媒体(主に紙媒体)に出力される電子データをいい、印刷対象となるデータである。前述の例では、クーポン、ブロマイド等の画像が該当する。印刷用属性とは、その印刷データを印刷するにあたっての属性であって、例えば、カラーであるか白黒であるかを示す情報、用紙サイズ、両面か片面かを示す情報等が該当する。
データ管理モジュール115は、情報通信モジュール105、データ受付モジュール110、データ記憶モジュール120と接続されている。データ管理モジュール115は、データ受付モジュール110で取得した無料プリント情報に対し、一意の識別子を発行する。そして、データ管理モジュール115は、データ受付モジュール110、情報通信モジュール105からの要求に応じて、データ記憶モジュール120からのデータ取得処理を管理する。データ管理モジュール115は、サービス識別情報に対応する、商品情報における無料の印刷サービスの上限回数と既に該印刷サービスで印刷された回数をデータ記憶モジュール120から取得し、無料で印刷可能な回数を算出する。
また、データ管理モジュール115は、データ記憶モジュール120に記憶された回数を用いて、印刷された回数を取得するようにしてもよい。ここで「データ記憶モジュール120に記憶された回数を用いて、印刷された回数を取得する」とは、具体的には、データ記憶モジュール120に記憶された回数の合計を算出し、その合計値を印刷された回数とすればよい。
データ記憶モジュール120は、データ管理モジュール115と接続されている。データ記憶モジュール120は、無料プリント情報、プリント履歴といったデータを保持する。
また、データ記憶モジュール120は、情報通信モジュール105が受信した回数(無料プリントの回数)を記憶するようにしてもよい。
店舗130には、店舗レジ140、画像処理装置160が設置されている。店舗レジ140は、店舗130において、商品の販売額を計算、記録する機器であり、領収書を発行(印刷)する既存のものであってよい。画像処理装置160は、例えば、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)である。
店舗レジ140は、商品管理モジュール145、商品決済モジュール150、レシートプリントモジュール155を有している。
商品管理モジュール145は、商品決済モジュール150、レシートプリントモジュール155と接続されている。商品管理モジュール145は、商品決済モジュール150からの要求に従い、商品情報(商品名、金額)の検索又は取得等を行う。また、商品管理モジュール145は、商品決済モジュール150からの決済結果(商品名、金額、商品購入数)を元にレシートプリントモジュール155に印刷要求を行う。
商品決済モジュール150は、商品管理モジュール145と接続されている。商品決済モジュール150は、利用者(顧客)が購入する商品の情報を商品管理モジュール145から取得し、決済処理を行う。
レシートプリントモジュール155は、商品管理モジュール145と接続されている。レシートプリントモジュール155は、商品管理モジュール145からのプリント要求にしたがって、決済結果、レシートID、店舗名等をレシートに印刷する。なお、レシートID(例えば、通番)は、店舗毎に設けられている既存の機構にて発行する。
画像処理装置160は、情報通信モジュール165、画像解析モジュール170、プリント制御モジュール175、プリントモジュール180を有している。
情報通信モジュール165は、プリント制御モジュール175と接続されている。情報通信モジュール165は、プリントセンター100とのデータ送受信を行う
情報通信モジュール165は、サービス識別情報と商品情報と購入数を、プリントセンター100(情報通信モジュール105)に送信する。
そして、情報通信モジュール165は、その送信に対する返信によって、無料で印刷可能な回数を、プリントセンター100(情報通信モジュール105)から受信する。
また、情報通信モジュール165は、プリントモジュール180によって印刷された回数(無料プリントの回数)を送信するようにしてもよい。
画像解析モジュール170は、プリント制御モジュール175と接続されている。画像解析モジュール170は、スキャンした領収書画像を解析し、文字列の抽出を行う。
つまり、画像解析モジュール170は、店舗が発行した領収書の画像から商品を示す情報である商品情報とその商品の購入数を抽出する。
ここで領収書は、商品を示す情報である商品情報とその商品の購入数が記載されているものであればよく、例えば、店舗に設置されているレジスターが印刷したレシートが該当する。
そして、その領収書には、商品を示す情報である商品情報とその商品の購入数が、文字で記載されている。この文字は、人間が視認(視読)可能である。
また、画像解析モジュール170は、領収書の画像に対して文字認識を行って、商品情報と購入数を抽出するようにしてもよい。
また、画像解析モジュール170は、領収書の画像から商品情報と購入数が記載されている領域を切り取るようにしてもよい。
プリント制御モジュール175は、情報通信モジュール165、画像解析モジュール170、プリントモジュール180と接続されている。プリント制御モジュール175は、プリントセンター100から取得した情報、画像解析モジュール170から取得した情報を元に印刷可否の判断、及びプリントモジュール180への印刷要求処理を行う。
プリント制御モジュール175は、無料の印刷サービスを識別するための情報であるサービス識別情報を取得する。例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、音声、視線、ジェスチャ等を用いた利用者の操作によって、サービス識別情報を取得する。
そして、プリント制御モジュール175は、情報通信モジュール165が受診した回数にしたがって、無料の印刷を行うように、プリントモジュール180を制御する。
プリントモジュール180は、プリント制御モジュール175と接続されている。プリントモジュール180は、プリント制御モジュール175からの印刷要求(例えば、印刷データ、印刷属性、部数等を含む)にしたがって、印刷を行う。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
A店舗130Aには、店舗レジ140A、画像処理装置160Aが設置されている。B店舗130Bには、店舗レジ140B−1、店舗レジ140B−2、画像処理装置160Bが設置されている。もちろんのことながら、1つの店舗に、3つ以上の店舗レジ140が設置されていてもよいし、また、画像処理装置160も複数設置されていてもよい。
プリントセンター100、A店舗130Aの画像処理装置160A、B店舗130Bの画像処理装置160Bは、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。また、プリントセンター100による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
例えば、まず、利用者は、スマートフォン等によって、プリントセンター100の利用者告知サイト(Webページ)を閲覧し、無料プリントのサービス識別情報を取得する。A店舗130Aで、無料プリントの対象となっている商品を購入する。そして、その利用者は、店舗レジ140Aから印刷されたレシートを得る。そのレシートには、商品名、その商品の購入数が記載されている。画像処理装置160Aを用いて、サービス識別情報を入力し、そのレシートをスキャナで読み込む。画像処理装置160Aは、サービス識別情報、レシート内の商品情報と購入数を、プリントセンター100に送信する。プリントセンター100は、無料プリントにおけるその送信に対する印刷可能な回数を、画像処理装置160Aに送信する。画像処理装置160Aでは、その回数内での利用者からの印刷指示を受け付けて、無料での印刷を行い。利用者は、無料プリントにおける印刷物を取得することになる。
図3は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。本実施の形態における事前処理を示すものであり、具体的には、企画者392の操作によって無料プリントの登録処理が行われる例と利用者390がレシートを取得する処理例を示すものである。
ステップS302では、企画者392は、プリントセンター100に対して、無料プリントサービスを登録する操作を行う。企画者392の操作にしたがって、無料プリントの対象となるデータを「商品名」「プリント上限回数」と紐づけてプリントセンター100に登録する。
ステップS304では、プリントセンター100は、データ登録を行う。例えば、ステップS302の処理に応じて、無料プリント情報テーブル900を生成し、その無料プリント情報テーブル900をデータ記憶モジュール120に登録する。図9(a)に示す例は、無料プリント情報テーブル900のデータ構造例を示す説明図である。図9(b)に示す例は、無料プリント情報テーブル900の各欄の説明を示している。
無料プリント情報テーブル900は、サービス識別子欄902、ファイル名欄904、印刷データ欄906、登録日時欄908、有効期限欄910、プリント上限回数欄912、商品名欄914、印刷属性情報欄916を有している。印刷属性情報欄916は、カラーモード欄918、用紙サイズ920、両面欄922を有している。
サービス識別子欄902には、無料プリントサービスを示す一意の識別子(サービス識別情報)を記憶し、例えば、サービス識別情報として「E28577AF」等がある。
ファイル名欄904には、無料プリントの印刷データの名称を記憶し、例えば、印刷データの名称として「非売品_販促ブロマイド」等がある。
印刷データ欄906には、無料プリントの印刷データ自体を記憶し、例えば、「バイナリデータでの印刷データ」等がある。なお、印刷データ自体でなく、その印刷データが格納されているURL(Uniform Resource Locator)等であってもよい。
登録日時欄908には、無料プリント登録を実施した日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)を記憶し、例えば、その日時として「2016/03/01 12:34:56」等がある。
有効期限欄910には、無料プリントのプリント可能期間を記憶し、例えば、「2016/03/31 23:59:59」等がある。
プリント上限回数欄912には、無料プリントをプリント可能な上限値を記憶し、例えば、その上限値として「10000回」等がある。プリント上限回数は、登録時に設定する。
商品名欄914には、無料プリントが連動する商品の名称を記憶し、例えば、その商品の名称として「商品A」等がある。なお、その商品を特定できるものであれば、記号等であってもよい。ただし、画像処理装置160から送信される商品情報と比較するために用いるので、レシートに記載される情報である。
印刷属性情報欄916には、印刷属性情報を記憶し、印刷属性情報には、「カラーモード」、「用紙サイズ」、「両面」等がある。
カラーモード欄918には、カラーモードとして、「白黒」又は「カラー」を記憶し、例えば、「カラー」等がある。
用紙サイズ920には、用紙サイズとして、「A4」、「A3」、「B4」、「B5」、「フォト」の別を記憶し、例えば、「フォト」がある。
両面欄922には、両面印刷の選択として、「する」又は「しない」を記憶し、例えば、「しない」がある。
ステップS306では、プリントセンター100は、サービス識別子を発行する。無料プリント情報テーブル900のサービス識別子欄902に記憶させる。つまり、プリントセンター100は、プリント時のデータ等を特定するためのサービス識別子を発行する。
ステップS308では、企画者392は、利用者告知サイトを掲示する操作を行う。つまり、企画者392の操作にしたがって、プリントセンター100から発行されたサービス識別子を利用者390に公開する。具体的には、その利用者告知サイトに、サービス識別子を掲示し、もちろんのことながら、無料プリントの内容(対象商品、無料プリントの対象である印刷データの内容等)を掲示する。利用者告知サイトは、プリントセンター100に設けてもよいし、他のサーバー上に設けるようにしてもよい。
ステップS310では、利用者390は、その利用者告知サイトからサービス識別子を参照する。
ステップS312では、利用者390は、店舗130に入店する。
ステップS314では、利用者390は、無料プリントにおける対象となっている商品を購入する。
ステップS316では、店舗レジ140は、その商品の商品情報を取得する。例えば、商品に付されているバーコードから、商品名、価格等を取得する。もちろんのことながら、商品の個数も取得する。
ステップS318では、店舗レジ140は、商品決済を行う。
ステップS320では、店舗レジ140は、レシートを出力する。つまり、商品名、商品購入数、レシート特定情報(レシートID、店舗名等)を記載したレシートを出力する。例えば、レシート800を印刷する。図8は、本実施の形態の処理対象となるレシート800の例を示す説明図である。レシート800は、店舗名欄802、商品決済日時欄804、レシートID欄806、購入明細欄808、購入金額欄810、商品購入数欄812、商品名欄814、合計金額欄816を表示する。
店舗名欄802には、店舗名が記載されている。商品決済日時欄804は、商品決済日時が記載されている。レシートID欄806は、レシートIDが記載されている。購入明細欄808は、購入明細が記載されている。購入金額欄810は、購入金額が記載されている。商品購入数欄812は、商品購入数が記載されている。商品名欄814は、商品名が記載されている。合計金額欄816は、合計金額が記載されている。
ステップS322では、利用者390は、レシートを取得する。
図4、図5、図6は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。利用者による無料プリントのサービス利用と、無料プリントの回数の制限に関する処理例を示すものである。
ステップS402では、利用者390は、画像処理装置160で、サービス識別子を入力する。つまり、利用者390は、画像処理装置160で無料プリントをプリントするためのサービス識別子を入力する。
ステップS404では、画像処理装置160は、プリントセンター100に対して、利用者390によって入力されたサービス識別子に対応する無料プリント情報取得を要求する。
ステップS406では、プリントセンター100は、データ記憶モジュール120内の無料プリント情報を検索する。つまり、プリントセンター100は、画像処理装置160から受信したサービス識別子に対応する無料プリント情報を検索する。無料プリント情報として、例えば、プリント履歴情報テーブル1000を用いてもよい。図10(a)に示す例は、プリント履歴情報テーブル1000のデータ構造例を示す説明図である。図10(b)に示す例は、プリント履歴情報テーブル1000の各欄の説明を示している。
図10は、プリント履歴情報テーブル1000のデータ構造例を示す説明図である。プリント履歴情報テーブル1000は、サービス識別子欄1002、ファイル名欄1004、プリント日時欄1006、プリント部数欄1008、レシート情報欄1010、プリント料金欄1016、請求額欄1018を有している。レシート情報欄1010は、店舗名欄1012、レシートID欄1014を有している。
サービス識別子欄1002には、無料プリントサービスを示す一意の識別子(サービス識別情報)を記憶し、例えば、サービス識別情報として「E28577AF」等がある。
ファイル名欄1004には、無料プリントの印刷データの名称を記憶し、例えば、印刷データの名称として「非売品_販促ブロマイド」等がある。
プリント日時欄1006には、プリントした日時を記憶し、例えば、その日時として「2016/03/04 18:00:00」等がある。
プリント部数欄1008には、プリントした部数(回数)を記憶し、例えば、その部数として「2部」等がある。
レシート情報欄1010には、レシート情報を記憶し、レシート情報には、例えば、「店舗名」、「レシートID」がある。
店舗名欄1012には、レシートから取得した店舗名を記憶し、例えば、その店舗名として「○○駅前店」等がある。
レシートID欄1014には、レシートから取得したレシートIDを記憶し、例えば、そのレシートIDとして「REC123456789」等がある。
プリント料金欄1016には、プリントの料金を記憶し、例えば、その料金として「0円」等がある。
請求額欄1018には、企画者側に請求する金額を記憶し、例えば、その金額として「200円」等がある。
ステップS408では、プリントセンター100は、無料プリント情報を返却する。つまり、プリントセンター100は、画像処理装置160に対して、「商品名」を含む無料プリント情報を返却する。
ステップS410では、画像処理装置160は、利用者390に対して、レシート情報を要求する。
ステップS412では、利用者390は、画像処理装置160を操作してレシートのスキャンを指示する。つまり、画像処理装置160のディスプレイにレシートをスキャンするように表示する。そして、利用者390の指示にしたがって、画像処理装置160は、レシートをスキャンする。
ステップS414では、画像処理装置160は、レシート情報480を解析する。レシート情報480は、商品名、商品購入数、店舗情報、レシートIDによって構成されている。つまり、画像処理装置160は、レシートのスキャン情報から「商品名」、「商品購入数と店舗名とレシート特定情報」を抽出する。画像処理装置160は、ステップS408で返却された「商品名」とレシートのスキャン情報から抽出した「商品名」を比較する。両者が一致していることを確認し、一致していれば、次のステップS416に移る。一致していない場合は、商品が異なる旨をディスプレイに表示し、処理を終了する。
ステップS416では、画像処理装置160は、プリントセンター100に対して、レシート情報に紐づくプリント可能回数を照会する。つまり、画像処理装置160は、ステップS408で返却された「商品名」とレシートのスキャン情報から抽出した「商品名」が一致した場合、プリンタセンター100に「商品購入数と店舗名とレシート特定情報」を送信する。プリントセンター100は、この「商品購入数と店舗名とレシート特定情報」を画像処理装置160から受信する。
ステップS418は、ステップS420、S422、S424の処理によって構成されている。なお、このステップS418の処理は、図7の例に示すフローチャートを用いて後述する。
ステップS420では、プリントセンター100は、プリント可能回数を算出する。つまり、プリントセンター100は、サービス識別子に紐づくデータのプリント履歴を照会し、既にプリントされた総プリント回数からプリント可能な残回数を取得する。
ステップS422では、プリントセンター100は、プリント履歴をチェックする。プリントセンター100は、サービス識別子のプリント履歴内で「商品購入数と店舗名とレシート特定情報」に対応するプリント履歴の件数を取得する。
ステップS424では、プリントセンター100は、プリント可能回数を返却する。つまり、プリントセンター100は、ステップS420で取得したプリント可能な残回数とステップS422で取得したプリント履歴の件数を比較し、「商品購入数と店舗名とレシート特定情報」を持つレシートでプリント可能な残回数(プリント可能回数)を画像処理装置160に返却する。
ステップS426では、画像処理装置160は、プリントセンター100から、プリント可能回数を取得する。
ステップS428では、画像処理装置160は、プリント可能回数をチェックし、「プリント可能回数=0件」の場合はステップS430へ進み、「プリント可能回数>0件」の場合はステップS434へ進む。
ステップS430では、画像処理装置160は、ディスプレイに「プリント不可」を提示する。
ステップS432では、利用者390は、その表示によって「プリント不可」であることを知る。
ステップS434では、画像処理装置160は、ディスプレイにプリント部数の要求を表示する。
ステップS436では、利用者390は、画像処理装置160でプリント部数を指定する。つまり、利用者390は、画像処理装置160上で無料プリントの部数を指定する。
ステップS438では、画像処理装置160は、利用者390の操作にしたがってプリント部数を取得する。
ステップS440では、画像処理装置160は、プリント部数をチェックし、「プリント可能回数≧プリント部数」の場合はステップS442へ進み、「プリント可能回数<プリント部数」の場合はステップS436に戻る。つまり、画像処理装置160は、ステップS436で指定された部数(プリント回数)とステップS426で取得したプリント可能回数を比較し、プリント回数を制限する。
ステップS442では、画像処理装置160は、無料プリントを実行する。
ステップS444では、利用者390は、画像処理装置160から無料プリント物を取得する。
ステップS446では、画像処理装置160は、プリントセンター100に対して、プリント履歴情報482を送信する。プリント履歴情報482は、プリント部数、店舗情報、レシートIDによって構成されている。つまり、画像処理装置160は、プリントセンター100に「商品購入数と店舗名とレシート特定情報」とステップS442で実際にプリントされた回数を送信する。
ステップS448では、プリントセンター100は、データ記憶モジュール120内のプリント履歴情報を更新する。つまり、プリントセンター100は、サービス識別子のプリント履歴に、「商品購入数と店舗名とレシート特定情報」、ステップS442で実際にプリントされた回数を追加する。
レシートのスキャン情報(画像)は、画像処理装置160によるスキャンでなく、カメラ(スマートフォン等のカメラであってもよい)による撮影でもよく、その撮影画像を画像処理装置160に送信してもよい。
スキャン情報から、商品名、商品購入数、店舗名、レシート特定情報を取得するのは、文字認識処理を行ってもよい。また、「商品購入数と店舗名とレシート特定情報」に関しては、レシートのスキャン画像自体(その領域の切り出し画像)でもよい。その場合、予めその店舗レジ140におけるレシートの構造(商品購入数と店舗名とレシート特定情報の相対的位置)を抽出しておき、レシートのスキャン画像を解析して、その領域を切り出すようにしてもよい。レシートのスキャン画像を用いる場合は、プリント履歴情報テーブル1000の代わりに、プリント履歴情報テーブル1100を用いるようにしてもよい。図11は、プリント履歴情報テーブル1100のデータ構造例を示す説明図である。図11(a)に示す例は、プリント履歴情報テーブル1100のデータ構造例を示す説明図である。図11(b)に示す例は、プリント履歴情報テーブル1100の各欄の説明を示している。プリント履歴情報テーブル1100は、図10の例に示すプリント履歴情報テーブル1000にレシート画像欄1120を付加したものである。つまり、サービス識別子欄1102〜請求額欄1118は、プリント履歴情報テーブル1000のサービス識別子欄1002〜請求額欄1018と同等である。レシート画像欄1120には、レシート画像の記憶場所を記憶し、例えば、「バイナリデータでのレシート画像」、「URL」等がある。
店舗名、レシートIDが一致するか否かの判断処理に、画像データのパターンマッチング処理を用いるようにしてもよい。また、レシート画像内の店舗名、レシートID、商品名、購入数等をプリントセンター100(データ管理モジュール115)が文字認識するようにしてもよい。
図7は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。前述のステップS418における処理の詳細例を示すものである。
ステップS702では、サービス識別子に対応するプリント履歴(プリント履歴A)を、プリント履歴情報テーブル1000から検索する。
ステップS704では、サービス識別子に対応する総プリント回数(プリント回数A)を算出する。
ステップS706では、サービス識別子に対応するプリント上限回数を、無料プリント情報テーブル900から取得する。
ステップS708では、「プリント上限回数>プリント回数A」であるか否かを判断し、「プリント上限回数>プリント回数A」である場合はステップS710へ進み、それ以外の場合はステップS724へ進む。
ステップS710では、サービス識別子に対応する残プリント総回数(残プリント回数A)を算出する。詳細には、「残プリント回数A=プリント上限回数−プリント回数A」の式を用いて算出する。
ステップS712では、プリント履歴からレシート情報に該当するプリント済み回数(プリント回数B)を算出する。
ステップS714では、「商品購入回数>プリント回数B」であるか否かを判断し、「商品購入回数>プリント回数B」である場合はステップS716へ進み、それ以外の場合はステップS724へ進む。
ステップS716では、レシート情報で可能な残プリント回数(残プリント回数B)を算出する。詳細には、「残プリント回数B=商品購入数−プリント回数B」の式を用いて算出する。つまり、そのレシートで既にプリントした回数Bを、そのレシートでプリント可能な回数(商品購入数(この場合、商品1個につき1回のプリント))から減算して、残プリント回数Bを算出している。
ステップS718では、「残プリント回数B>残プリント回数A」であるか否かを判断し、「残プリント回数B>残プリント回数A」である場合はステップS720へ進み、それ以外の場合はステップS722へ進む。
ステップS720では、画像処理装置160に、プリント可能回数として、残プリント回数Aを返却する。
ステップS722では、画像処理装置160に、プリント可能回数として、残プリント回数Bを返却する。
ステップS724では、画像処理装置160に、プリント可能回数として、0回を返却する。
図12を参照して、本実施の形態のプリントセンター100、画像処理装置160のハードウェア構成例について説明する。図12に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1217と、プリンタ等のデータ出力部1218を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1201は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、情報通信モジュール105、データ受付モジュール110、データ管理モジュール115、情報通信モジュール165、画像解析モジュール170、プリント制御モジュール175等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1202は、CPU1201が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1203は、CPU1201の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス1204により相互に接続されている。
ホストバス1204は、ブリッジ1205を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス1206に接続されている。
キーボード1208、マウス等のポインティングデバイス1209は、操作者により操作されるデバイスである。ディスプレイ1210は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。また、ポインティングデバイス1209とディスプレイ1210の両方の機能を備えているタッチスクリーン等であってもよい。
HDD(Hard Disk Drive)1211は、ハードディスク(フラッシュ・メモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1201によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、画像処理装置160では、レシート800の画像、解析結果等が記憶され、プリントセンター100(データ記憶モジュール120)では、無料プリント情報テーブル900、プリント履歴情報テーブル1000、プリント履歴情報テーブル1100等が記憶される。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が記憶される。
ドライブ1212は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1213に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1207、外部バス1206、ブリッジ1205、及びホストバス1204を介して接続されているRAM1203に供給する。なお、リムーバブル記録媒体1213も、データ記録領域として利用可能である。
接続ポート1214は、外部接続機器1215を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1214は、インタフェース1207、及び外部バス1206、ブリッジ1205、ホストバス1204等を介してCPU1201等に接続されている。通信部1216は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1217は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1218は、例えばプリンタ(プリントモジュール180)であり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図12に示すプリントセンター100、画像処理装置160のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図12に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図12に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機などに組み込まれていてもよい。
前述の実施の形態においては、商品1個につき1回のプリントを例示しているが、商品1個につき複数回のプリントとしてもよいし、逆に、1回のプリントに複数個の商品の購入が必要としてもよい。
また、プリント履歴を照会する際に、一つのレシート情報に対してプリント回数は1回のみといった制御を行ってもよい。また、「商品購入数と店舗名とレシート特定情報」から購入した店舗のみに出力場所を制限するようにしてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分又は全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…プリントセンター
105…情報通信モジュール
110…データ受付モジュール
115…データ管理モジュール
120…データ記憶モジュール
130…店舗
140…店舗レジ
145…商品管理モジュール
150…商品決済モジュール
155…レシートプリントモジュール
160…画像処理装置
165…情報通信モジュール
170…画像解析モジュール
175…プリント制御モジュール
180…プリントモジュール
290…通信回線
390…利用者
392…企画者

Claims (10)

  1. 無料の印刷サービスを識別するための情報であるサービス識別情報を取得する取得手段と、
    店舗が発行した領収書の画像から商品を示す情報である商品情報と該商品の購入数を抽出する抽出手段と、
    前記サービス識別情報と前記商品情報と前記購入数を送信する送信手段と、
    前記送信に対する返信によって、無料で印刷可能な回数を受信する受信手段と、
    前記回数にしたがって、無料の印刷を行う印刷手段
    を有する画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置からサービス識別情報と商品情報と購入数を受信する受信手段と、
    前記サービス識別情報に対応する、該商品情報における無料の印刷サービスの上限回数と既に該印刷サービスで印刷された回数を取得し、無料で印刷可能な回数を前記画像処理装置に送信する送信手段
    を有する情報処理装置。
  3. 請求項1に記載の画像処理装置と請求項2記載の情報処理装置
    を有する情報処理システム。
  4. 前記印刷手段によって印刷された回数を送信する第2の送信手段
    をさらに有する請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 請求項4記載の画像処理装置から印刷された回数を受信する第2の受信手段と、
    前記回数を記憶する記憶手段
    をさらに有し、
    前記送信手段は、前記記憶手段に記憶された回数を用いて、印刷された回数を取得する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記抽出手段は、前記領収書の画像に対して文字認識を行って、商品情報と購入数を抽出する、
    請求項1又は4に記載の画像処理装置。
  7. 前記抽出手段は、前記領収書の画像から商品情報と購入数が記載されている領域を切り取る、
    請求項1又は4に記載の画像処理装置。
  8. 前記受信手段は、請求項7に記載の画像処理装置からサービス識別情報と、商品情報と購入数が記載されている画像を受信し、
    該画像に対して文字認識を行って、商品情報と購入数を抽出する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  9. コンピュータを、
    無料の印刷サービスを識別するための情報であるサービス識別情報を取得する取得手段と、
    店舗が発行した領収書の画像から商品を示す情報である商品情報と該商品の購入数を抽出する抽出手段と、
    前記サービス識別情報と前記商品情報と前記購入数を送信する送信手段と、
    前記送信に対する返信によって、無料で印刷可能な回数を受信する受信手段と、
    前記回数にしたがって、無料の印刷を行う印刷手段
    として機能させるための画像処理プログラム。
  10. コンピュータを、
    請求項9記載の画像処理プログラムが実行されるコンピュータからサービス識別情報と商品情報と購入数を受信する受信手段と、
    前記サービス識別情報に対応する、該商品情報における無料の印刷サービスの上限回数と既に該印刷サービスで印刷された回数を取得し、無料で印刷可能な回数を前記画像処理装置に送信する送信手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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