JP2018017806A - 楽器音発生システム、及び、楽器音発生方法 - Google Patents

楽器音発生システム、及び、楽器音発生方法 Download PDF

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裕史 高橋
賢一 芝
Kenichi Shiba
賢一 芝
健一 山内
Kenichi Yamauchi
健一 山内
旬 臼井
Jun Usui
旬 臼井
功紀 早渕
Koki Hayabuchi
功紀 早渕
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Abstract

【課題】車両内で電子打楽器を演奏する場合は、車両内に電子打楽器を持ち込む必要があるため手間がかかる。また、電子打楽器の持ち込みを忘れることによって使用したいにもかかわらず使用できない場合もある。さらには、電子打楽器を使用する際には配線等を接続する必要があり、煩雑である。【解決手段】車両内に設置され、演奏動作を検出して検出信号を出力する第一センサと、第一センサに接続され、検出信号を楽器音信号に変換するコントローラと、コントローラに接続され、楽器音信号に応じた楽器音を放音するスピーカと、を備え、コントローラは、検出信号を、第一センサに応じて音色、及び/又は、音階の異なる楽器音信号に変換することを特徴とする。したがって、車両内に楽器を持ち込むことなく、第一センサを設置した車両内を構成する構成部材を打圧等することにより楽器演奏をすることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、楽器音発生システム、及び、楽器音発生方法に関し、車両内に楽器を持ち込むことなく、第一センサを設置した車両内を構成する構成部材を打圧等することにより楽器演奏をすることができる楽器音発生システム、及び、楽器音発生方法に関する。
従来より、自然打楽器の音に似た電子音を発生する電子打楽器が広く知られている。例えば、特開2016−53604号公報に係る発明は、スピーカと、打楽器音発生回路とを筐体内部に含む電子打楽器で、筐体の内部に振動センサと、外部信号入力端子とを備え振動センサの出力に応じて第1の打楽器音を発生する第1の打楽器音発生回路と、第1の打楽器音等をミキシングするミキシング回路と前記ミキシング回路の出力を入力しスピーカの駆動信号を発生する電力増幅回路を備えることを特徴とするものである。そして、外部信号入力端子への入力は、コンタクトマイクを用い、このコンタクトマイクは、通常は打楽器として用いられない物にクリップで固定してこれらの物を打面として扱うことができるものである。
特開2016−53604号公報
したがって、例えば、車両内において文献1に係る電子打楽器等を使用するような場合、車両内に当該電子打楽器等を持ち込む必要があるため手間がかかる。また、当該電子打楽器等の持ち込みを忘れることによって使用したいにもかかわらず使用できない場合もある。さらには、当該電子打楽器等を使用する際には配線等を接続する必要があり、煩雑である。
そこで、本発明は、車両内に持ち込む必要がなく、また、配線接続等も不要な、車両内において手軽に打楽器演奏を実現することができる楽器音発生システム、及び、楽器音発生方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本願の請求項1に係る楽器音発生システムは、車両内に設置され、演奏動作を検出して検出信号を出力する第一センサと、第一センサに接続され、検出信号を楽器音信号に変換するコントローラと、コントローラに接続され、楽器音信号に応じた楽器音を放音するスピーカと、を備え、コントローラは、検出信号を、第一センサに応じて音色、及び/又は、音階の異なる楽器音信号に変換することを特徴とする楽器音発生システムであることを特徴とする。これにより、車両内に楽器を持ち込むことなく、車両内を構成する構成部材に設置した第一センサ、コントローラ等を介することにより楽器演奏をすることができるため、新しい車両内のエンターテイメントを提供することができることを目的とする。
請求項2に係る楽器音発生システムは、第一センサは、車両内の設置場所に応じて、異なる音色、及び/又は、音階が割り当てられることを特徴とする請求項1に記載の楽器音発生システムであることを特徴とする。これにより、様々なバリエーションの楽器音をスピーカから放音させて楽しむことができるができることを目的とする。
請求項3に係る楽器音発生システムは、コントローラは、検出信号を楽器音信号に変換する際の音色、及び/又は、音階を調整可能とすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の楽器音発生システムであることを特徴とする。これにより、行為者が音色や音階を調整することができることを目的とする。
請求項4に係る楽器音発生システムは、第一センサは、車両内を構成する構成部材に埋め込まれていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一に記載の楽器音発生システムであることを特徴とする。これにより、本発明の構成物品を設置する煩雑さを回避できることを目的とする。
請求項5に係る楽器音発生システムは、第一センサは、振動あるいは圧力を感知するセンサであり、行為者が構成部材を打圧あるいは押圧することにより楽器音を発音することを特徴とする請求項4に記載の楽器音発生システムであることを特徴とする。これにより、行為者が行った構成部材への振動や圧力を高感度に検出することが可能とできることを目的とする。
請求項6に係る楽器音発生システムは、第一センサは、行為者の動作を検出するイメージセンサであり、行為者が楽器演奏の動作を行うことにより楽器音を発音することを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一に記載の楽器音発生システムであることを特徴とする。これにより、行為者の手、指、足等の位置や動きによって演奏することができ、楽器音をスピーカから放音して楽しむことができることを目的とする。
請求項7に係る楽器音発生システムは、第一センサを複数備え、複数の第一センサからの楽器音信号をミキシング可能なミキサを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のうちいずれか一に記載の楽器音発生システムであることを特徴とする。これにより、複数の音を出して楽しむことができることを目的とする。
請求項8に係る楽器音発生システムは、車両の状態を検出して検出信号を出力する第二センサをさらに設置し、第二センサからの信号値に応じて、音色、及び/又は、音階の修正を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項7のうちいずれか一に記載の楽器音発生システムであることを特徴とする。これにより、行為者が音色や音階の調整をすることなく、車両の加速度又は減速度に応じて音色や音階が変わるため、車両の走行状況によって楽器演奏を楽しむことができることを目的とする。
請求項9に係る楽器音発生方法は、車両内に設置された第一センサで、演奏動作を検出して検出信号を出力する第一ステップと、第一センサに接続されたコントローラで、検出信号を第一センサに応じて音色、及び/又は、音階の異なる楽器音信号に変換する第二ステップと、コントローラと接続されたスピーカで、楽器音信号に応じた楽器音を放音する第三ステップと、からなる楽器音発生方法であることを特徴とする。これにより、車両内に楽器を持ち込むことなく、第一センサを設置した車両内を構成する構成部材を打圧等することにより楽器演奏をすることができるため、新しい車両内のエンターテイメントである楽器音発生方法を提供できることを目的とする。
請求項1に係る楽器音発生システムでは、車両内に楽器を持ち込むことなく、車両内を構成する構成部材に設置した第一センサ、コントローラ等を介することにより楽器演奏をすることができるため、新しい車両内のエンターテイメントを提供することができる。
請求項2に係る楽器音発生システムでは、第一センサは、車両内の設置場所に応じて、異なる音色、及び/又は、音階が割り当てられるため、様々なバリエーションの楽器音をスピーカから放音させて楽しむことができる。
請求項3に係る楽器音発生システムでは、コントローラは、検出信号を楽器音信号に変換する際の音色、及び/又は、音階を調整可能とするため、行為者が音色や音階を調整することができるため便利である。
請求項4に係る楽器音発生システムでは、第一センサは、車両内を構成する構成部材に埋め込まれているため、本発明の構成物品を設置する煩雑さを回避できる。
請求項5に係る楽器音発生システムでは、第一センサは、振動あるいは圧力を感知するセンサであり、行為者が行った構成部材への振動や圧力を高感度に検出することが可能とできる。
請求項6に係る楽器音発生システムでは、第一センサは、行為者の動作を検出するイメージセンサであり、行為者が楽器演奏の動作を行うことにより楽器音を発音するため、行為者の手、指、足等の位置や動きによって演奏することができ、楽器音をスピーカから放音して楽しむことができる。
請求項7に係る楽器音発生システムでは、第一センサを複数備え、複数の第一センサからの楽器音信号をミキシング可能なミキサを備えるため、複数の音を出して楽しむことができる。
請求項8に係る楽器音発生システムでは、さらに配置した第二センサからの信号値に応じて、音色、及び/又は、音階の修正を行うことができるため、行為者が音色や音階の調整をすることなく、車両の状態、例えば、車両の加速度又は減速度に応じて音色や音階が変わり、車両の走行状況によって楽器演奏を楽しむことができる。
請求項9に係る楽器音発生方法では、車両内に設置された第一センサで、演奏動作を検出して検出信号を出力する第一ステップと、第一センサに接続されたコントローラで、検出信号を第一センサに応じて音色、及び/又は、音階の異なる楽器音信号に変換する第二ステップと、コントローラと接続されたスピーカで、楽器音信号に応じた楽器音を放音する第三ステップと、からなるため、車両内に楽器を持ち込むことなく、第一センサを設置した車両内を構成する構成部材を打圧等することにより楽器演奏をすることができるため、新しい車両内のエンターテイメントである楽器音発生方法を提供できる。
第一センサを設置した車両内の側面図である。 第一センサを設置した車両構成部材の打圧又は押圧する部分の平面図である。 コントローラの構成を示すブロック図である。 メインプログラムのフローチャートである。 設定変更プログラムのフローチャートである。 演奏制御プログラムのフローチャートである。
以下、本発明を具体化した実施形態に基づき、本発明に係る楽器音発生システム及び楽器音発生方法について説明する。先ず、本発明に係る楽器音発生システムの実施形態について説明する。
本発明に係る楽器音発生システムは、基本的には、車両50内に設置される第一センサ1S、コントローラCT、スピーカ(不図示。以下、同じ。)やヘッドユニット等を含む車載用音響装置(不図示。以下、同じ。)等から構成されており、車両50内で行為者(演奏者)が第一センサ1Sを叩くこと、又は、楽器を演奏する動作を行うこと等によって、車載用音響装置から楽器音を放音するシステムである。
本発明では、被設置物を車両50内を構成する構成部材(車両構成部材)とし、使用する空間を車両50内としている。これは、ドライブ等において、目的地によっては、運転者を含めた乗員は車両50内空間で長時間を過ごす必要がある。運転者は運転に集中しなければいけない一方で、その他の乗員は移動中の時間を有効に活用したいと考えるのが通常である。また、近年は自動車の自動運転技術に関する研究開発が進展しており、運転者が運転から解放される日も遠い将来のことではない。目的地までの移動中の時間の有効活用は運転者も含めたすべての乗員にとっての関心事である。この時間の有効活用として、また移動中の車両50内での充実した時間の過ごし方として、車両50内において楽器演奏をしたいという需要が見込まれている。
上述のように、本発明は、行為者の演奏動作等によって車載用音響装置から楽器音を放音するシステムであるため、まず車載用音響装置について簡単に説明する。
車載用音響装置として、ヘッドユニット(不図示。以下、同じ。)といわれる音響機器が知られている。このヘッドユニットは、音源再生、ボリュームを含め実際に操作を行う車載用音響装置の本体であり、例えばチューナや、所定の記録媒体に対応した再生装置などの音響装置が搭載されて、これらの音響装置から出力されたオーディオ信号をアンプで増幅してスピーカによって音声として出力できる。また、これらの音響装置を統括的にコントロールするための操作パネル、及びまたその動作状況を表示するための表示部が備えられている。その他、EQ(イコライザー)、ミキサ等も搭載されるものもある。
ヘッドユニットには、複数のオーディオソース(音源)を有しており、行為者が選択したオーディオソースからのアナログ音声信号もしくはデジタル音声信号を変換、増幅してスピーカ等の音声出力部から音声として出力する。オーディオソース(音源)としては、例えば、FMチューナ、AMチューナ、CDプレーヤ、MDプレーヤ、磁気カセットデッキ、AUX端子、更には、DVDプレーヤやハードディスクドライブ、TVチューナなどの音声信号出力が挙げられる。
ヘッドユニットには、外部から信号、音響データ等を入力するための入力端子(不図示)が備えられている。この入力端子は、フォーンプラグ(フォーン端子等)を挿入することができるフォーンジャックの他、USB(登録商標)ケーブルを挿入することができるUSB端子であってもよい。
ミキシング機能を有するミキサにおいて楽器音信号をミキシングすることが可能となる。第一センサ1Sを複数備えたような場合、これら複数の第一センサ1Sからの楽器音信号をミキシングすることが可能である。また、アンプにミキシング機能を備えたような構成の場合においても、同様に楽器音信号をミキシングすることが可能となる。したがって、例えば、CDプレーヤで音楽を再生し、その音楽に合わせて楽器を演奏することができる。また、複数人で楽器を演奏して楽しむことができる。
本発明の構成物品の一つである第一センサ1Sについて説明する。
第一センサ1Sは、行為者の演奏動作を検出して検出信号を出力するものであり、ピエゾセンサである。具体的には、行為者が第一センサ1Sを設置した車両構成部材を打圧したり押圧したりすることによる振動あるいは圧力、打撃等(以下、単に「打撃」とする)を検出し、打撃に応じた検出信号を出力するものである。
上述のように、第一センサ1S(ピエゾセンサ)は、車両構成部材に設置されており、この第一センサ1Sは、打撃の衝撃の大きさに応じた信号を打撃操作情報として出力する。図2では、第一センサ1Sは、円板状に形成されている。
また、車両構成部材には、第1シートセンサSS1及び第2シートセンサSS2が設置されている。図2では、第1シートセンサSS1及び第2シートセンサSS2は、環状に形成されており、第一センサ1Sを中心とし、第2シートセンサSS2、第1シートセンサSS1の順に設置されている。この第1シートセンサSS1及び第2シートセンサSS2は、フィルム状に形成されたスイッチである。
図2で図示したようなパッド11(車両構成部材の第一センサ1S、第1シートセンサSS1及び第2シートセンサSS2を設置した部分)を打撃すると、その部分が弾性変形するが、打撃された部分がパッド11の外縁部付近であると、第1シートセンサSS1も弾性変形し、オフ状態からオン状態に一瞬変化する。また、打撃された部分がパッド11の中心部付近であると、第2シートセンサSS2が弾性変形し、オフ状態からオン状態に一瞬変化する。第1シートセンサSS1及び第2シートセンサSS2は、オン・オフ状態を打撃操作情報として、コントローラCTにそれぞれ出力する。
第一センサ1Sが設置される箇所は、車両50内であればどのような構成部材に設置されていてもよい。例えば、図1のように、ダッシュボード、ピラー(フロント、センター、リア等)、シート(シートクッション、シートバック、ヘッドレスト、ベンチシート、アームレスト等)、床面、天井面、ドア(ドアトリム、アームレスト、ウィンドウ等)、アシストグリップ、ハンドル等が挙げられる。そして、第一センサ1Sは、これらの車両構成部材に埋め込まれている構成が望ましい。
第一センサ1Sは、車両50内の設置場所に応じて、異なる音色、及び/又は、音階が割り当てられる。例えば、打楽器であるパーカッションや、ドラムの「バスドラム」、「スネアドラム」、「ハイハット」、「シンバル」等の音色が割り当てられる。これにより、例えば、床面に埋め込まれた第一センサ1Sにはバスドラムの音色、シートクッションに埋め込まれた第一センサ1Sにはスネアドラムの音色、センターピラーに埋め込まれた第一センサ1Sにはシンバルの音色としたり、また、各第一センサ1S毎にドレミファソラシド等の音階とする等、様々なバリエーションの音色、音階を割り当てることができる。
第一センサ1Sは、振動あるいは圧力を感知するセンサの場合、行為者が車両構成部材を打圧あるいは押圧することにより、最終的には、後述するサウンドシステム17に備えられているスピーカから楽器音を放音する。なお、第一センサ1Sが圧力を感知するセンサの場合、例えば、音量の制御やピッチベンド等をさせることもできる。
また、第一センサ1Sをイメージセンサ(不図示。以下、同じ。)とすることもできる。第一センサ1Sをイメージセンサとする場合は、行為者が楽器演奏の動作を行うことによりイメージセンサで行為者の動作を検出し、最終的にはスピーカから楽器音を放音する。一例として、例えば、イメージセンサによって行為者の楽器演奏の動作の画像を撮像することによって行為者の演奏動作を特定し、その撮像画像を表す画像データをコントローラCTへ出力する。そして、特定された演奏動作に対応する音色、及び/又は、音階をコンピュータ部18等で選別、実行することによってスピーカから楽器音を放音することができる。
第二センサを加える構成も挙げられる。この第二センサは、アクセルペダルを踏み込んだ際の加速値、ブレーキペダルを踏んだ際の減速値を示す信号をコントローラCTへ供給する。これらの信号値である加速値、減速値に応じて、音色、及び/又は、音階の修正を行うことができる。これにより、例えば、車が加速している状況や減速している状況等、車両の状態に応じて、行為者が同じ叩き方をしても、発音される楽器音や音階が異なるようにすることができ、最終的にはスピーカから楽器音を放音することができる。その他、コントローラCTに接続する点等は、第一センサ1Sと同様である。また、アクセルペダルやブレーキペダルの状態を示すセンサ値や速度のセンサ値等により車両の状態を検出してもよい。
第一センサ1Sをブレスセンサとすることによって、吹き入れられる呼気の呼気圧を検出し、検出した圧力値を示す信号をコントローラCTへ供給することも考えられる。その他、コントローラCTに接続する点等は、第一センサ1Sと同様である。そして、最終的にはスピーカから楽器音を放音する。
次に、コントローラCTについて説明する。コントローラCTは、第一センサ1Sに接続されており、第一センサ1Sから出力された検出信号を受信し、この受信した信号を楽器音信号に変換する。すなわち、検出信号を、第一センサ1Sに応じて音色、及び/又は、音階の異なる楽器音信号に変換することを特徴とする。
さらに、コントローラCTは、検出信号を楽器音信号に変換する際の音色、及び/又は、音階を調整可能とすることができる。すなわち、行為者自らが好みの音色や音階に調整することができる。
第一センサ1Sが出力した信号を受信するコントローラCTの一例を説明すると、図3に示すように、設定操作子13、操作子インターフェース回路14、表示器15、音源回路16、サウンドシステム17、コンピュータ部18及び記憶装置19を備えている。
また、第一センサ1S、第1シートセンサSS1、第2シートセンサSS2は、バス20に接続された操作子インターフェース回路14に接続されている。そして、第一センサ1S等の打撃操作情報が、操作子インターフェース回路14及びバス20を介して後述するコンピュータ部18に供給される。
設定操作子13は、コントローラCTの操作パネル上に設けられ、行為者の手によって操作されて、発生される音信号の音色、音量、効果などの音特性を設定するとともに、電子打楽器全体の動作を設定する操作子である。設定操作子13は、バス20に接続されていて、設定操作子13の操作を表わす操作情報は、コンピュータ部18に供給される。ここで、操作パネルとしては、ヘッドユニットの操作パネル等が挙げられる。
表示器15は、液晶ディスプレイ(LCD)等によって構成され、文字、図形などを表示する。この表示器15の表示は、コンピュータ部18によって制御される。
音源回路16は、複数の波形データを記憶した波形メモリを含み、この波形メモリから、コンピュータ部18によって指定された波形データを読み出してデジタル音信号を生成し、サウンドシステム17に供給する。すなわち、打撃された第一センサ1Sに対応する打奏音を表わすデジタル音信号を生成してサウンドシステム17に供給する。サウンドシステム17は、音源回路16から供給されたデジタル音信号をアナログ音信号にD/A変換するD/A変換器、変換したアナログ音信号を増幅するアンプ、及び増幅されたアナログ音信号を音響信号に変換して出力するスピーカを備えている。
コンピュータ部18は、バス20にそれぞれ接続されたCPU18a、タイマ18b、ROM18c及びRAM18dからなる。CPU18aは、操作子インターフェース回路14から供給された打撃操作情報に応じて、音源回路16に発音のために必要な情報を供給する。また、CPU18aは、第一センサ1Sから出力された信号を用いて、打撃の強度を表す打撃強度KYを検出する。
CPU18aは、第1シートセンサSS1及び第2シートセンサSS2から出力された信号を用いて、パッド11における打撃された位置を表す打撃位置ICを検出する。すなわち、CPU18aは、第1シートセンサSS1がオンしたとき、パッド11の周縁部が打撃されたと判断し、第2シートセンサSS2がオンしたとき、パッド11の中心部が打撃されたと判断する。
また、記憶装置19は、HDD、FDD、CD−ROM、MO、DVDなどの大容量の不揮発性記録媒体と、同各記録媒体に対応するドライブユニットを含むものであり、各種データ及びプログラムの記憶及び読出しを可能にしている。これらのデータ及びプログラムは予め記憶装置19に記憶されていてもよいし、外部インターフェース回路(不図示)を介して外部から取り込んでもよい。そして、記憶装置19に記憶された各種データ及びプログラムは、CPU18aによって読み込まれ、本発明の制御に利用される。
スピーカについて説明する。スピーカはコントローラCTに接続され、楽器音信号に応じた楽器音を放音する。本発明においては、車載用音響装置を構成するスピーカを利用する。スピーカを設置する箇所に関しては、例えば、運転席側、助手席側、二列目シートにあっては、右後部座席側、左後部座席側の各ドアの内側に設置する例が挙げられる。また、三列目シートにあっては、左右後方に設置する例も挙げられる。なお、スピーカは、コントローラCTに接続される構成の他、上述したように、コントローラCTのサウンドシステム17内に備わる構成であってもよい。
スピーカの種類としては、どのような種類のものであってもよい。例えば、全てのスピーカが全帯域用のフルレンジスピーカーであってもよいし、各スピーカが特定範囲の周波数に特化したような、超低音域用のサブウーファー、低音域用のウーファー、中低音域用のミッドバス、中音域用のスコーカー、高音域用のツイーター、超高音域用のスーパーツイーターであってもよい。また、スピーカの数も問わない。
つぎに、上記のように構成した本発明の動作について説明する。行為者が本発明の電源スイッチ(不図示)をオンにすると、CPU18aは、図4に示すメインプログラムを実行する。CPU18aは、ステップS10にてメイン処理を開始すると、ステップS20にて、コントローラCTの各回路を初期化する。例えば、各第一センサ1Sに割り当てられる音色のデータ、表示器15に表示する表示データなどをROM18cから読み出して、それぞれの初期値として設定する。次に、CPU18aは、ステップS30にて、図5に示す設定変更プログラムを実行する。
設定変更プログラムは、メインプログラムのサブルーチンであって、設定操作子13の操作に応じて、この本発明の各種設定を変更するプログラムである。CPU18aは、ステップS30にて、パネル設定処理を開始すると、ステップS31にて、設定操作子13が操作されたか否かを判定する。設定操作子13が操作されていなければ「No」と判定し、後述のステップS38に処理を進める。一方、設定操作子13が操作されていれば、「Yes」と判定し、ステップS32にて処理を進める。
ステップS32において検出した設定操作子が、音色・音階調整変更スイッチであるときには、CPU18aは、ステップS37にて、設定を調整変更する。例えば、各パッド11に割り当てる音色を切り替える。そして、CPU18aは、ステップS38にて、メイン処理に戻る。
設定変更処理の次に、CPU18aは、ステップS40にて、図6に示すように、演奏制御プログラムを実行する。演奏制御プログラムは、メインプログラムのサブルーチンであり、打撃されたパッド11に対応する音信号を生成する。CPU18aは、ステップS40にて、演奏制御処理を開始すると、ステップS41にて、各パッド11の第1シートセンサSS1、第2シートセンサSS2及び第一センサ1Sの出力値を用いて、パッド11が打撃されたか否かを検出する。パッド11が打撃されていなければ、「No」と判定して、後述のステップS55に処理を進める。一方、パッド11が打撃されていれば「Yes」と判定して、ステップS42にて、打撃されたパッド11を特定して、パッド名PMとして取得するとともに、ピエゾセンサPSの出力信号を用いて、打撃強度KYを算出し、第1シートセンサSS1及び第2シートセンサSS2の出力信号を用いて、打撃位置ICを算出する。
つぎに、CPU18aは、ステップS43にて、パッド名PM、打撃強度KY及び打撃位置ICに応じた発音処理を実行する。すなわち、CPU18aは、パッド名PM、打撃強度KY及び打撃位置ICに応じて、発生させる音信号を規定するパラメータを音源回路16に供給する。音源回路16は、供給されたパラメータを用いて、音信号を発生して、サウンドシステム17に供給する。
音源に関しては、ヘッドユニットの他、MIDI(Musical Instruments Digital Interface 登録商標)データを発生させて出力するMIDIデータ発生器、発生されたMIDIデータに基づいてデジタル音声信号を生成して出力する音源回路等を備えた音源ボックス(不図示)においても備わる例も挙げられる。この音源ボックスを各種音響装置と接続することによって、音源を発生させ送信させることができる。この送信に関しては、有線送信であっても、無線通信であってもよい。
ヘッドユニットに搭載したイコライザーによりEQ(イコライザー)調整することによって、周波数特性を補正することができる。すなわち、行為者の好みの音となるように調整して設定することができるが、その一例について説明する。
例えば、高音がカットされているように聴こえる場合は、高音をブーストさせたり、高音がブーストされているように聴こえる場合は、高音をカットさせることができる。中音、高音も同様に好みの音にするようにブースト又はカットすることができる。
次に、本発明の楽器音発生方法の実施形態の一例としては、下記のようになる。
第一ステップでは、車両50内に設置された第一センサ1Sで、演奏動作を検出して検出信号を出力する。
第二ステップでは、第一センサ1Sに接続されたコントローラCTで第一センサ1Sからの検出信号を受信し、このコントローラCTが検出信号を第一センサ1Sに応じて音色、及び/又は、音階の異なる楽器音信号に変換する。
第三ステップでは、コントローラCTと接続されたスピーカで、楽器音信号に応じた楽器音を放音する。
すなわち、この実施形態においても、車両50内に楽器を持ち込むことなく、第一センサ1Sを設置した車両構成部材を打圧等することにより楽器演奏をすることができる。なお、楽器音発生方法の実施形態における構成物品は、楽器音発生システムの実施形態における構成物品と同一であるため、説明を省略する。
尚、本発明は、上記説明した実施形態により限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
図2では、一例として、第一センサ1Sは、円板状に形成し、第1シートセンサSS1及び第2シートセンサSS2は、環状に形成されているが、これらの形状に限定されず、四角系状、三角形状等であってもよい。また、本発明の効果を奏するものであれば、第1シートセンサSS1及び第2シートセンサSS2を備えない簡易な構成であってもよい。
また、第一センサ1Sを伸縮可能な繊維センサとし、この繊維センサを車両50のシート、シートカバー、内装カバー等に設置する構成であってもよい。繊維センサとしては、例えば、多層カーボンナノチューブ(MWCNT)と伸縮可能なウレタンを積層する構造が挙げられる。
第一センサ1Sは、車両50のウィンドウの振動を検知するようなガラスセンサ等を用いてもよい。
また、イコライザーや音源ボックス等に関しては、ヘッドユニットに内蔵されるタイプであってもよいし、また、後付けタイプのものであってもよい。
1S 第一センサ
SS1 第一シートセンサ
SS2 第二シートセンサ
2S 第二センサ
11 パッド
16 音源回路
17 サウンドシステム
50 車両
CT コントローラ

Claims (9)

  1. 車両内に設置され、演奏動作を検出して検出信号を出力する第一センサと、
    前記第一センサに接続され、前記検出信号を楽器音信号に変換するコントローラと、
    前記コントローラに接続され、前記楽器音信号に応じた楽器音を放音するスピーカと、を備え、
    前記コントローラは、前記検出信号を、前記第一センサに応じて音色、及び/又は、音階の異なる楽器音信号に変換することを特徴とする楽器音発生システム。
  2. 前記第一センサは、前記車両内の設置場所に応じて、異なる音色、及び/又は、音階が割り当てられることを特徴とする請求項1に記載の楽器音発生システム。
  3. 前記コントローラは、前記検出信号を前記楽器音信号に変換する際の音色、及び/又は、音階を調整可能とすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の楽器音発生システム。
  4. 前記第一センサは、前記車両内を構成する構成部材に埋め込まれていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一に記載の楽器音発生システム。
  5. 前記第一センサは、振動あるいは圧力を感知するセンサであり、行為者が前記構成部材を打圧あるいは押圧することにより楽器音を発音することを特徴とする請求項4に記載の楽器音発生システム。
  6. 前記第一センサは、行為者の動作を検出するイメージセンサであり、行為者が楽器演奏の動作を行うことにより楽器音を発音することを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一に記載の楽器音発生システム。
  7. 前記第一センサを複数備え、
    複数の前記第一センサからの楽器音信号をミキシング可能なミキサを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のうちいずれか一に記載の楽器音発生システム。
  8. 前記車両の状態を検出して検出信号を出力する第二センサをさらに設置し、
    前記第二センサからの信号値に応じて、音色、及び/又は、音階の修正を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項7のうちいずれか一に記載の楽器音発生システム。
  9. 車両内に設置された第一センサで、演奏動作を検出して検出信号を出力する第一ステップと、
    前記第一センサに接続されたコントローラで、前記検出信号を前記第一センサに応じて音色、及び/又は、音階の異なる楽器音信号に変換する第二ステップと、
    前記コントローラと接続されたスピーカで、前記楽器音信号に応じた楽器音を放音する第三ステップと、からなる楽器音発生方法。

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