JP2018017030A - カプラー構造、カプラー接続方法 - Google Patents

カプラー構造、カプラー接続方法 Download PDF

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昭郎 上田
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Abstract

【課題】カプラーに接続した鋼材の緩みを簡単且つ確実に防止できるカプラー構造等を提供する。【解決手段】カプラー構造1は、カプラー10、ナット20、リング30等を有し、カプラー10の両側に接続したPC鋼棒50の緩みをナット20とリング30によって防止するものである。カプラー10の両端面には凹部13が設けられる。リング30はPC鋼棒50の周囲に装着され、突起31を凹部13に挿入してカプラー10の端面に配置される。そして、PC鋼棒50に装着したナット20がカプラー10側に締め込まれ、ナット20によってリング30がカプラー10の端面に押し付けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、カプラー構造およびカプラー接続方法に関する。
構造物をゲビンデスターブ(総ネジPC鋼棒)などのPC鋼棒を用いて上方から吊って支持することがあるが、この場合、吊り長に応じてPC鋼棒をカプラーによって連結して用いる(例えば、特許文献1参照)。カプラーの内部には螺旋状の溝が設けられており、カプラーの両側からPC鋼棒をカプラー内部に挿入し、両PC鋼棒のネジ部をカプラー内部の溝に螺合させることで、これらのPC鋼棒をカプラーに接続する。
これにより2つのPC鋼棒をカプラーによって連結できるが、カプラーからPC鋼棒が外れることによる不慮の事故を防ぐためには、カプラーに接続したPC鋼棒の緩みを防止することが重要である。そのための方法としては、カプラーの両側のPC鋼棒同士を治具により直接連結してその相対回転を防止する例がある。その他、特許文献2−4には、ネジ鉄筋をカプラーに接続する際に、ネジ鉄筋に装着したナットや座金を用いて強固な接続を行う例が記載されている。
特開平10-131128号公報 特開2008-75414号公報 特開2013-181279号公報 特開平11-13212号公報
前記のようにカプラーの両側のPC鋼棒同士を治具により直接連結する場合、治具の取付けが面倒なことが多く、PC鋼棒の緩み防止に手間がかかっていた。ナット等を用いる場合、作業は簡単になるが、より確実に緩みを防止する方法が求められていた。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、カプラーに接続した鋼材の緩みを簡単且つ確実に防止できるカプラー構造等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための第1の発明は、鋼材のネジ部と螺合する溝を内部に有する筒状のカプラーと、鋼材に装着され、前記カプラーの端面に配置されるリングと、鋼材に装着される、前記リングを前記カプラーの端面に押し付けるためのナットと、を有し、前記カプラーの端面は凹部を有し、前記リングは、前記凹部に挿入するための突起を有することを特徴とするカプラー構造である。
前記カプラーは、両側に鋼材を接続するものである。
例えば、前記カプラーは、側面に孔を有し、前記カプラー構造は、前記カプラーの内部に配置される、可動部を含むねじ込み完了確認機構を有し、前記カプラーに鋼材をねじ込んでその先端によって前記可動部を前記孔の位置まで移動させた場合に、前記可動部に設けられた突出部が前記孔に突出する。
また、前記カプラーの軸方向の中央部において、前記カプラーの内部にエンドピンが設けられ、前記ねじ込み完了確認機構は、前記エンドピンに沿って配置された底板と前記可動部を弾性部材によって接続したものであり、前記孔は、前記エンドピンの近傍で設けられる。
前記カプラーは、鋼材のねじ込み位置を確認するための孔を側面に有してもよい。
例えば、前記カプラーの軸方向の中央部において、前記カプラーの内部にエンドピンが設けられ、前記孔は、前記エンドピンの近傍で設けられる。
第2の発明は、筒状のカプラーの内部の溝に鋼材のネジ部を螺合させて前記鋼材を前記カプラーの内部の目標位置までねじ込む工程(a)と、前記鋼材に装着されたリングを前記カプラーの端面に配置するとともに、前記鋼材に装着されたナットをカプラー側に締め込んで前記リングを前記カプラーの端面に押し付ける工程(b)と、を有し、前記カプラーの端面は凹部を有し、前記リングは突起を有し、前記突起を前記凹部に挿入して配置されることを特徴とするカプラー接続方法である。
前記工程(a)と前記工程(b)により、前記カプラーの両側に前記鋼材が接続される。
前記鋼材を前記カプラーにねじ込む際、前記カプラーの内部にゲージを予め挿入しておき、前記鋼材をねじ込んでその先端によって前記ゲージを移動させ、前記ゲージが前記カプラーから突出する突出部分の形状あるいは当該突出部分に設けられたマークから、前記鋼材のねじ込み位置を確認することが望ましい。
あるいは、前記カプラーは、側面に孔を有し、前記鋼材を前記カプラーにねじ込む際、前記カプラーの内部に可動部を含むねじ込み完了確認機構を予め配置しておき、前記鋼材をねじ込んでその先端によって前記可動部を前記孔の位置まで移動させ、前記可動部に設けた突出部を前記孔から突出させてもよい。
例えば、前記カプラーの軸方向の中央部において、前記カプラーの内部にエンドピンが設けられ、前記ねじ込み完了確認機構は、前記エンドピンに沿って配置された底板と前記可動部を弾性部材によって接続したものであり、前記孔は、前記エンドピンの近傍で設けられる。
また、前記カプラーは、側面に孔を有し、前記鋼材を前記カプラーにねじ込む際、前記鋼材のねじ込み位置を前記孔から確認してもよい。
例えば、前記カプラーの軸方向の中央部において、前記カプラーの内部にエンドピンが設けられ、前記孔は、前記エンドピンの近傍で設けられる。
また、前記孔に内視鏡を挿入して前記鋼材のねじ込み位置を確認することも可能である。
本発明では、鋼材とカプラーを螺合させ、鋼材に装着したリングを、その突起をカプラーの凹部に挿入してカプラーの端面に配置し、鋼材に装着したナットをカプラー側へと締め込んでリングをカプラーの端面に押し付けることで、ナットとリングの摩擦およびリングとカプラーの固定により、カプラーに接続した鋼材の緩みを確実に防止できる。こうしてカプラーの両側に鋼材を接続することで、カプラーによって連結した鋼材がカプラーから外れるのを好適に防止できる。また本発明では、鋼材に装着したリングとナットを用いる方法により、鋼材の緩みを簡単に防止することができる。
また、カプラーに前記のゲージを予め挿入してから鋼材をねじ込むことで、鋼材のねじ込み位置に応じて外部から見えるゲージの形状や目盛などのマークが変わるので、これにより鋼材のねじ込み位置を確認できるようになる。そのため、例えば鋼材によって構造体を吊り支持しているようなケースにおいて、ねじ込みの不足によって鋼材がカプラーから外れて構造体が落下するような不慮の事故を防ぐことができる。
同様に、前記のねじ込み完了確認機構をカプラー内部に予め配置して鋼材をねじ込むことで、目標位置まで鋼材をねじ込むと突出部がカプラーの孔に突出し、これによりねじ込みの完了確認ができる。あるいは、カプラーの孔からねじ込み位置の確認を行うこともでき、孔に内視鏡を挿入してねじ込み位置の詳細な確認を行うこともできる。本発明において用いるカプラーは、例えば、両側からエンドピンの近傍の目標位置まで鋼材をねじ込むタイプのものであり、カプラーの孔は当該目標位置に合わせてエンドピンの近傍に設けられる。
本発明により、カプラーに接続した鋼材の緩みを簡単且つ確実に防止できるカプラー構造等を提供することができる。
カプラー構造1を示す図。 カプラー構造1を示す図。 PC鋼棒50をカプラー10に接続するカプラー接続方法について説明する図。 ゲージ60、60aを示す図。 カプラー構造1aを示す図。 カプラー構造1bを示す図。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
(1.カプラー構造1)
図1、2は第1の実施形態のカプラー構造1を示す図である。図1はカプラー構造1の軸方向の断面を示す図であり、図2はカプラー構造1を分解して示す図である。
カプラー構造1は、カプラー10、ナット20、リング30等を有し、カプラー10の両側に接続したPC鋼棒50の緩みをナット20とリング30によって防止するものである。
PC鋼棒50は、外周部に螺旋状のネジ部51を有する鋼材であり、例えばゲビンデスターブなどの高張力鋼棒が用いられるが、これに限ることはない。なお、図2においてPC鋼棒50の図示は省略している。
カプラー10は筒状の部材であり、内部に孔11を有する。孔11の内面には螺旋状の溝111が設けられる。PC鋼棒50は、外周部のネジ部51を溝111に螺合させてカプラー10の孔11にねじ込まれる。
カプラー10の軸方向の中央部では、カプラー10の内部にエンドピン12が設けられる。PC鋼棒50は、カプラー10の両側からエンドピン12の近傍の目標位置までねじ込まれ、エンドピン12はPC鋼棒50がそれ以上ねじ込まれないように規制する役割を有する。
カプラー10の両端面には凹部13が設けられる。凹部13は、カプラー10の端面からカプラー10の軸方向の中央部側に窪むように設けられる。
リング30はPC鋼棒50の周囲に装着してカプラー10の端面に配置される。リング30は、カプラー10の端面側に突起31を有し、この突起31を上記の凹部13に挿入して配置される。
ナット20はPC鋼棒50の周囲に装着され、リング30をカプラー10の端面に押し付けるようにカプラー側に締め込まれる。
(2.カプラー接続方法)
次に、PC鋼棒50をカプラー10に接続するカプラー接続方法について説明する。
本実施形態では、図3(a)に示すように、カプラー10の上側からねじ込み位置確認用のゲージ60を孔11に挿入しておき、この状態でカプラー10の下側からカプラー10の孔11にPC鋼棒50をねじ込む。PC鋼棒50には前記したリング30とナット20を予め装着しておく。
図4(a)はゲージ60を示す図である。ゲージ60は、上部61がフラスコ状となっており、その幅が上方へ行くにつれ拡がっている。ゲージ60の上端の幅はカプラー10の孔11の幅より若干大きい。一方、ゲージ60の下部62は一対の棒材により構成されており、各棒材の下端に半円状の当て板63が設けられる。なお、上部61と下部62の長さは同程度となっている。
ゲージ60は、上記した一対の棒材の間にエンドピン12を挟むようにしてカプラー10の孔11に挿入し、上端をカプラー10の上端面の縁部で支持し、当て板63をカプラー10の下端面付近に位置させる。必要に応じて、テープ等でゲージ60をカプラー10に仮止めしておくことも可能である。
この状態でカプラー10の下側からPC鋼棒50をねじ込むと、当て板63がPC鋼棒50の先端に押されてゲージ60が図3(b)に示すように移動し、カプラー10から上側に突出する。
ゲージ60の上昇に伴って、外部から見えるゲージ60の突出部分の形状、特にカプラー10の上端面付近に見えるゲージ60の最小幅Wが変化するようになっており、これによりPC鋼棒50のねじ込み位置(PC鋼棒50の先端の位置)が遠目からでも確認できる。
本実施形態では、PC鋼棒50を前記した目標位置までねじ込んだときに図3(c)に示すようにフラスコ状の上部61のほぼ全てがカプラー10から突出するようになっており、PC鋼棒50が目標位置までねじ込まれたことが外見からすぐに把握できる。
こうしてPC鋼棒50を目標位置までねじ込んだ後、ゲージ60を取り外すとともに、図3(d)に示すようにリング30をカプラー10の端面まで移動させてその突起31を凹部13に挿入する。そして、ナット20をカプラー10側へと締め込んで、リング30をカプラー10の下端面に押し付ける。
その後、図3(e)に示すようにPC鋼棒50をカプラー10の上側からカプラー内部の目標位置までねじ込んだ後、上記と同様、突起31を凹部13に挿入してリング30をカプラー10の上端面に配置し、ナット20を締め込む。こうして上下のPC鋼棒50がカプラー10に接続され、両PC鋼棒50がカプラー10により連結される。
本実施形態によれば、PC鋼棒50とカプラー10を螺合させ、PC鋼棒50に装着したリング30を、その突起31をカプラー10の凹部13に挿入してカプラー10の端面に配置し、PC鋼棒50に装着したナット20をカプラー10側へと締め込んでリング30をカプラー10の端面に押し付けることで、ナット20とリング30の摩擦およびリング30とカプラー10の固定により、カプラー10に接続したPC鋼棒50の緩みを確実に防止できる。こうしてカプラー10の両側にPC鋼棒50を接続することで、カプラー10によって連結したPC鋼棒50がカプラー10から外れるのを好適に防止できる。また本実施形態では、PC鋼棒50に装着したリング30とナット20を用いる方法により、PC鋼棒50の緩みを簡単に防止することができる。
また、本実施形態では、カプラー10に前記のゲージ60を予め挿入してからPC鋼棒50をねじ込むことで、PC鋼棒50のねじ込み位置に応じて外部から見えるゲージ60の形状が変わるので、これによりPC鋼棒50のねじ込み位置を確認できるようになる。そのため、例えばPC鋼棒50によって構造体を吊り支持しているようなケースにおいて、ねじ込みの不足によってPC鋼棒50がカプラー10から外れて構造体が落下するような不慮の事故を防ぐことができる。
しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば本実施形態のゲージ60において、棒状の下部62をフラスコ状の上部61内に挿入して位置調整し固定できるような構成としてもよく、この場合はカプラー10の長さに応じて下部62の長さを変えて適用することができる。
また、本実施形態ではゲージ60をフラスコ状の上部61と棒状の下部62により構成しているが、図4(b)のゲージ60aに示すように上部61aを棒状のものとし、目盛などのマーク611を付してもよい。この場合は、PC鋼棒50のねじ込み位置に応じてゲージ60の突出部分に見えるマーク611が変わるので、これによってもPC鋼棒50のねじ込み位置が外部から確認できる。ただし、前記のようにゲージ60の突出部分の形状がPC鋼棒50のねじ込み位置に応じて変化するほうが、遠目からでも確認しやすいという利点がある。
またリング30の形状も特に限定されず、突起31の数や配置、およびこれに対応するカプラー10の凹部13の数や配置も特に限定されない。さらに、PC鋼棒50に代えてネジ鉄筋などの鋼材を用いる場合でも、本実施形態のカプラー構造1は適用可能である。
次に、本発明の別の例について、第2、第3の実施形態として説明する。第2、第3の実施形態は第1の実施形態と異なる点について主に説明し、同様の点については図等で同じ符号を付すなどして説明を省略する。
[第2の実施形態]
図5(a)は第2の実施形態のカプラー構造1aを示す図である。また図5(b)は図5(a)の線a−aによる断面を示す図である。
図に示すように、本実施形態のカプラー構造1aは、前記した目標位置に合わせ、エンドピン12の近傍でカプラー10aの側面に孔14を設けるとともに、カプラー10aの内部のエンドピン12の近傍にねじ込み完了確認機構40を予め配置する点で第1の実施形態と異なる。
孔14はエンドピン12の両側に配置され、カプラー10aの側面をカプラー10aの径方向に貫通するように設けられる。
ねじ込み完了確認機構40も同じくエンドピン12の両側に配置され、可動部41、底板42、およびばね(弾性部材)43を有する。可動部41と底板42は略円板状であり、その径はカプラー10の孔11の径と同程度である。
可動部41には、外周面から内側に窪んだ凹部411が設けられており、凹部411にはボールベアリング413(突出部)が収納されている。ボールベアリング413は凹部411の底面に設けたばね412の先端に接続されている。
この可動部41は、エンドピン12に沿って設けた底板42とばね43によって接続される。
図5(a)の右側のねじ込み完了確認機構40に示すように、PC鋼棒50をねじ込む前は可動部41が孔14よりも外側(カプラー10の端面側)にあり、ボールベアリング413がばね412によって付勢されて孔11の内面に当接している。
一方、図5の左側のねじ込み完了確認機構40に示すように、PC鋼棒50が目標位置までねじ込まれると、PC鋼棒50の先端によって押された可動部41が孔14の位置まで移動し、ボールベアリング413が孔14内に突出してカプラー10の側面に飛び出した状態となる。これにより、PC鋼棒50が目標位置までねじ込まれたことが外部から確認できる。
本実施形態では図5(b)に示すようにボールベアリング413が可動部41の周方向に90°間隔で4つ設けられており、孔14はカプラー10aの周方向に90°以上の幅で設けられている。このように孔14の幅をボールベアリング413の配置間隔以上とすることで、ねじ込み完了確認機構40がどの向きに配置されていても、PC鋼棒50によって可動部41を押して孔14の位置まで移動させた際に少なくともいずれかのボールベアリング413が孔14内に突出するようになっている。
[第3の実施形態]
図6は第3の実施形態のカプラー構造1bを示す図である。図に示すように、本実施形態のカプラー構造1bは、前記した目標位置に合わせ、エンドピン12の近傍でカプラー10bの側面に孔15を設け、これによりPC鋼棒50のねじ込み位置を確認できるようにした点で第1の実施形態と異なる。
孔15はエンドピン12の両側に設けられており、カプラー10bの側面をカプラー10bの径方向に貫通するように設けられる。
本実施形態では、PC鋼棒50のねじ込み位置が、孔15を通して確認可能となる。PC鋼棒50のねじ込み位置は、図6に示すように孔15に内視鏡70を挿入して確認することも可能であり、これによりねじ込み位置の詳細な確認ができるようになる。
なお、第2、第3の実施形態および第1の実施形態のゲージ60は、前記したリング30やナット20を省略した場合にも適用可能である。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1a、1b;カプラー構造
10、10a、10b;カプラー
11、14、15;孔
12;エンドピン
13、411;凹部
20;ナット
30;リング
31;突起
40;ねじ込み完了確認機構
41;可動部
42;底板
43、412;ばね
50;PC鋼棒
51;ネジ部
60、60a;ゲージ
61、61a;上部
62;下部
63;当て板
70;内視鏡
111;溝
413;ボールベアリング
611;マーク

Claims (14)

  1. 鋼材のネジ部と螺合する溝を内部に有する筒状のカプラーと、
    鋼材に装着され、前記カプラーの端面に配置されるリングと、
    鋼材に装着される、前記リングを前記カプラーの端面に押し付けるためのナットと、
    を有し、
    前記カプラーの端面は凹部を有し、
    前記リングは、前記凹部に挿入するための突起を有することを特徴とするカプラー構造。
  2. 前記カプラーは、両側に鋼材を接続するものであることを特徴とする請求項1記載のカプラー構造。
  3. 前記カプラーは、側面に孔を有し、
    前記カプラー構造は、前記カプラーの内部に配置される、可動部を含むねじ込み完了確認機構を有し、
    前記カプラーに鋼材をねじ込んでその先端によって前記可動部を前記孔の位置まで移動させた場合に、前記可動部に設けられた突出部が前記孔に突出することを特徴とする請求項1または請求項2記載のカプラー構造。
  4. 前記カプラーの軸方向の中央部において、前記カプラーの内部にエンドピンが設けられ、
    前記ねじ込み完了確認機構は、前記エンドピンに沿って配置された底板と前記可動部を弾性部材によって接続したものであり、
    前記孔は、前記エンドピンの近傍で設けられることを特徴とする請求項3記載のカプラー構造。
  5. 前記カプラーは、鋼材のねじ込み位置を確認するための孔を側面に有することを特徴とする請求項1または請求項2記載のカプラー構造。
  6. 前記カプラーの軸方向の中央部において、前記カプラーの内部にエンドピンが設けられ、
    前記孔は、前記エンドピンの近傍で設けられることを特徴とする請求項5記載のカプラー構造。
  7. 筒状のカプラーの内部の溝に鋼材のネジ部を螺合させて前記鋼材を前記カプラーの内部の目標位置までねじ込む工程(a)と、
    前記鋼材に装着されたリングを前記カプラーの端面に配置するとともに、前記鋼材に装着されたナットをカプラー側に締め込んで前記リングを前記カプラーの端面に押し付ける工程(b)と、
    を有し、
    前記カプラーの端面は凹部を有し、
    前記リングは突起を有し、前記突起を前記凹部に挿入して配置されることを特徴とするカプラー接続方法。
  8. 前記工程(a)と前記工程(b)により、前記カプラーの両側に前記鋼材が接続されることを特徴とする請求項7記載のカプラー接続方法。
  9. 前記鋼材を前記カプラーにねじ込む際、前記カプラーの内部にゲージを予め挿入しておき、前記鋼材をねじ込んでその先端によって前記ゲージを移動させ、前記ゲージが前記カプラーから突出する突出部分の形状あるいは当該突出部分に設けられたマークから、前記鋼材のねじ込み位置を確認することを特徴とする請求項7または請求項8記載のカプラー接続方法。
  10. 前記カプラーは、側面に孔を有し、
    前記鋼材を前記カプラーにねじ込む際、前記カプラーの内部に可動部を含むねじ込み完了確認機構を予め配置しておき、前記鋼材をねじ込んでその先端によって前記可動部を前記孔の位置まで移動させ、前記可動部に設けた突出部を前記孔から突出させることを特徴とする請求項7または請求項8記載のカプラー接続方法。
  11. 前記カプラーの軸方向の中央部において、前記カプラーの内部にエンドピンが設けられ、
    前記ねじ込み完了確認機構は、前記エンドピンに沿って配置された底板と前記可動部を弾性部材によって接続したものであり、
    前記孔は、前記エンドピンの近傍で設けられることを特徴とする請求項10記載のカプラー接続方法。
  12. 前記カプラーは、側面に孔を有し、
    前記鋼材を前記カプラーにねじ込む際、前記鋼材のねじ込み位置を前記孔から確認することを特徴とする請求項7または請求項8に記載のカプラー接続方法。
  13. 前記カプラーの軸方向の中央部において、前記カプラーの内部にエンドピンが設けられ、
    前記孔は、前記エンドピンの近傍で設けられることを特徴とする請求項12記載のカプラー接続方法。
  14. 前記孔に内視鏡を挿入して前記鋼材のねじ込み位置を確認することを特徴とする請求項12または請求項13記載のカプラー接続方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102598484B1 (ko) * 2022-09-15 2023-11-03 강준성 철근이음상태 확인수단을 구비한 철근 커플러
KR102601332B1 (ko) * 2022-09-15 2023-11-10 박춘식 탄성웨지 블럭 및 이를 이용한 커플러
KR102601333B1 (ko) * 2022-09-15 2023-11-10 박춘식 솔리드 웨지 커플러

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