JP2018016905A - ヘアエクステンションとその取付方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】頭髪から脱落し難く、さらには、脱毛の危険性を低減させることができるヘアエクステンションを提供することを目的としている。
【解決手段】毛髪を束ねた本体部1と、
本体部1の基端部1aが平坦面を備えるように接着固定された固着部2と、
固着部2の平坦面に固着された止着部3と、を有し、
止着部3は、自毛束HGに止着可能であると共に、第1の粘着シート30と第2の粘着シート31とが貼り合わされて形成されてなることを特徴としている。
【選択図】図1
【解決手段】毛髪を束ねた本体部1と、
本体部1の基端部1aが平坦面を備えるように接着固定された固着部2と、
固着部2の平坦面に固着された止着部3と、を有し、
止着部3は、自毛束HGに止着可能であると共に、第1の粘着シート30と第2の粘着シート31とが貼り合わされて形成されてなることを特徴としている。
【選択図】図1
Description
本発明は、所謂付け毛として頭髪に取り付けるヘアエクステンションと、その取付方法に関する。
一般的に、ヘアエクステンションは、人毛や人工毛髪を束にしたものであり、髪を長く見せたり、頭髪のボリュームを増したり、自毛とは色の異なる毛束をファッション的に付けたりするのに広く利用されている。このようなヘアエクステンションとして、例えば、特許文献1に記載のようなヘアエクステンションが知られている。このヘアエクステンションは、付け毛束の基端部に、自毛束に対する止着手段としての結付け用糸が一端側で接着固定されているというものである。
ところで、このヘアエクステンションは、熟練を要さず且つ格別な道具を用いることなく、頭髪への取り付けを容易に短時間で行える上、自毛を痛める懸念がないものの、昨今要望が高まって来ている頭髪への取り付けをより容易に短時間で行えるヘアエクステンションとしての要望に応えられるものではなかった。
そこで、このような問題を解決すべく、ヘアエクステンションを両面接着シールで頭髪に取付けるシールエクステンションと呼ばれるヘアエクステンションが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、この種のヘアエクステンションは、頭髪への取付けが容易であるものの、頭髪から脱落し易いという問題があり、さらには、外れ難くするため、ヘアエクステンションを取付ける頭髪の量を少なくすると、ヘアエクステンションの重みでヘアエクステンションを取付けた頭髪部分が脱毛する危険性があるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、頭髪から脱落し難く、さらには、脱毛の危険性を低減させることができるヘアエクステンションと、その取付方法を提供することを目的としている。
上記本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1の発明に係るヘアエクステンション(H)によれば、毛髪を束ねた本体部(1)と、
前記本体部(1)の基端部(1a)が平坦面を備えるように接着固定された固着部(2)と、
前記固着部(2)の平坦面に固着された止着部(3)と、を有し、
前記止着部(3)は、自毛束(HG)に止着可能であると共に、複数の粘着シート(第1の粘着シート30、第2の粘着シート31)が貼り合わされて形成されてなることを特徴としている。
前記本体部(1)の基端部(1a)が平坦面を備えるように接着固定された固着部(2)と、
前記固着部(2)の平坦面に固着された止着部(3)と、を有し、
前記止着部(3)は、自毛束(HG)に止着可能であると共に、複数の粘着シート(第1の粘着シート30、第2の粘着シート31)が貼り合わされて形成されてなることを特徴としている。
また、請求項2の発明によれば、上記請求項1に記載のヘアエクステンション(H)において、前記止着部(3)は、第1の粘着シート(30)と、第2の粘着シート(31)と、を備え、
前記第1の粘着シート(30)と、前記第2の粘着シート(31)とを貼り合わせるにあたって、当該第1の粘着シート(30)の少なくとも一方の面に設けられている粘着面(30b)と、当該第2の粘着シートの両面に設けられている粘着面(31a1,31a2)のうち一方の粘着面(31a1)とを、前記固着部(2)を挟持するように貼り合わせることで、前記第1の粘着シート(30)と前記第2の粘着シート(31)とを貼り合わせてなることを特徴としている。
前記第1の粘着シート(30)と、前記第2の粘着シート(31)とを貼り合わせるにあたって、当該第1の粘着シート(30)の少なくとも一方の面に設けられている粘着面(30b)と、当該第2の粘着シートの両面に設けられている粘着面(31a1,31a2)のうち一方の粘着面(31a1)とを、前記固着部(2)を挟持するように貼り合わせることで、前記第1の粘着シート(30)と前記第2の粘着シート(31)とを貼り合わせてなることを特徴としている。
一方、請求項3の発明によれば、上記請求項1又は2に記載のヘアエクステンション(H)を自毛束(HG)に取り付けるヘアエクステンションの取付方法において、
前記ヘアエクステンション(H)の止着部(3)の粘着面(30b,31a2)に前記自毛束(HG)を止着し、該粘着面(30b,31a2)を該自毛束(HG)に巻き付ける工程(図6参照)と、
前記自毛束(HG)に前記粘着面(30b,31a2)を巻き付けた止着部(3)にヘアアイロン等の頭髪加熱器具(I)を用いて熱を加える工程(図7(a)参照)と、
前記熱を加えた止着部(3)にニッパ等の工具(N)を用いて凹凸形状を形成する工程(図7(b)参照)と、を含んでなることを特徴としている。
前記ヘアエクステンション(H)の止着部(3)の粘着面(30b,31a2)に前記自毛束(HG)を止着し、該粘着面(30b,31a2)を該自毛束(HG)に巻き付ける工程(図6参照)と、
前記自毛束(HG)に前記粘着面(30b,31a2)を巻き付けた止着部(3)にヘアアイロン等の頭髪加熱器具(I)を用いて熱を加える工程(図7(a)参照)と、
前記熱を加えた止着部(3)にニッパ等の工具(N)を用いて凹凸形状を形成する工程(図7(b)参照)と、を含んでなることを特徴としている。
次に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1に係る発明によれば、複数の粘着シート(第1の粘着シート30,第2の粘着シート31)を貼り合わせた止着部(3)を形成し、その止着部(3)を固着部(2)の平坦面(固着部2の上面2a,下面2b,左側面2c,右側面2d)に固着することにより、止着部(3)の強度が増すこととなる。それゆえ、止着部(3)を自毛束(HG)に止着させた際、止着部(3)の強度が高いため、自毛束(HG)の重みによっても、ヘアエクステンション(H)が脱落し難くなる。これにより、ヘアエクステンション(H)を取り付ける際、頭髪の量、すなわち、自毛束(HG)の量を少なくする必要がないため、脱毛の危険性を低減させることができる。
また、請求項2に係る発明によれば、止着部(3)を形成するにあたって、第1の粘着シート(30)の少なくとも一方の面に設けられている粘着面(30b)と、第2の粘着シート(31)の両面に設けられている粘着面(31a1,31a2)のうちの一方の粘着面(31a1)とを、固着部(2)を挟持するように貼り合わせているだけであるから、簡単容易に止着部(3)を形成することができる。
一方、請求項3に係る発明によれば、ヘアエクステンション(H)の止着部(3)の粘着面(30b,31a2)に自毛束(HG)を止着し、該粘着面(30b,31a2)を該自毛束(HG)に巻き付け、自毛束(HG)に粘着面(30b,31a2)を巻き付けた止着部(3)にヘアアイロン等の頭髪加熱器具(I)を用いて熱を加え、その後、熱を加えた止着部(3)にニッパ等の工具Nを用いて凹凸形状を形成しているから、自毛束(HG)と止着部(3)との接着面接が増え、もって、止着部(3)と自毛束(HG)とがより強固に止着されることとなる。これにより、ヘアエクステンション(H)が頭髪、すなわち、自毛束(HG)から脱落し難くなり、さらには、ヘアエクステンション(H)を取付ける際、頭髪の量、すなわち、自毛束(HG)の量を少なくする必要がないため、脱毛の危険性を低減させることができる。
以下、本発明に係るヘアエクステンションの一実施形態を、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の説明において、上下左右の方向を示す場合は、図示正面から見た場合の上下左右をいうものとする。
図1(a)に示すように、本実施形態に係るヘアエクステンションHは、偏平状に毛髪を束ねた本体部1と、その本体部1の基端部1aが接着剤によって接着固定された固着部2と、その固着部2に固着されているシート状の止着部3(図1(b)参照)とで構成されている。固着部2は、図1(b)に示すように、断面視矩形状に形成されており、上下面2a,2b及び左右側面2c,2dが平坦面に形成されている。そして、止着部3は、図5〜図6に示すように自毛束HGに止着されるもので、図1(b)に示すように、断面視略矩形状の第1の粘着シート30と、断面視略矩形状の第2の粘着シート31とが貼り合わされることにより形成されている。この点、図2〜図4を参照して詳細に説明する。
第1の粘着シート30は、例えば、医療用の粘着シートで形成され、図2(a)〜(c)に示すように、半透明な非粘着面30aの片面に粘着剤が積層された透明な粘着面30bが設けられ、その粘着面30bには不透明な剥離シート30cが貼着されている。
かくして、このように形成される第1の粘着シート30は、図2(a)に示すように、粘着面30bの一部が露出するように、剥離シート30cの一部が粘着面30bより剥離され、そして、その一部が露出した粘着面30bに、図2(b)に示すように、固着部2の上面2aが貼着される。なお、一部が露出した粘着面30bに固着部2の上面2aを貼着するにあたっては、図2(b)に示すように、一部が露出した粘着面30bと固着部2の上面2aの幅方向(図示では上下方向)の長さを一致させず、その粘着面30bが固着部2の上面2aより僅かながら突出するようにしている。
次いで、図2(b)に示すように、固着部2の上面2aより僅かながら突出させた粘着面30bを矢印Y1方向に移動、すなわち、図2(c)に示すように、固着部2の右側面2dから下面2bに亘って移動させる。これにより、固着部2の上面2aより僅かながら突出させた粘着面30bが固着部2の右側面2dに貼着されると共に、下面2bの一部に貼着されることとなる。
かくして、このように第1の粘着シート30を固着部2に貼着すると、図3(a),(b)に示すように、固着部2の上面2a及び右側面2dの全面を覆うように、第1の粘着シート30の粘着面30bが貼着され、固着部2の下面2bの一部が第1の粘着シート30の粘着面30bに貼着されることとなる。これにより、図3(b)に示すように、剥離シート30cの一部、すなわち、固着部2の左側面2cから固着部2の下面2bに位置する部分は、何も貼着されていない状態となる。
次いで、この状態から、図3(b)に示す矢印Y2方向に剥離シート30cを移動させ、図3(c)に示すように、粘着面30bをさらに露出させるように、粘着面30bより剥離シート30cを剥離させる。
次いで、図4(a)に示すように、第2の粘着シート31を固着部2の下面2b側から第1の粘着シート30に貼着する。この点、より詳しく説明すると、第2の粘着シート31は、例えば、医療用の粘着シートで形成され、図4(a)に示すように、断面視矩形状に形成され、両面に粘着剤が積層された粘着面31a1,31a2を備える透明な粘着層31aと、下面に位置する粘着面31a2(図示下側)に貼着されている不透明な剥離シート31bとで構成されている。しかして、このような第2の粘着シート31を、図4(a)に示すように矢印Y3方向に移動させると、図4(b)に示すように、上面に位置する粘着面31a1(図示上側)が図3(c)にて新たに露出させた粘着面30bに貼着し、さらに、固着部2の左側面2c及び下面2bに貼着することとなる。そしてその後、剥離シート31bを矢印Y4方向(図4(b)に示す破線部分から実線部分参照)に移動させ、下面に位置する粘着面31a2(図示下側)より剥離シート31bを完全に剥離させる。これにより、下面に位置する粘着面31a2(図示下側)が完全に露出されることとなる。
次いで、図4(b)に示すように、第1の粘着シート30の剥離シート30cを矢印Y5方向に移動させ、図4(c)に示すように、完全に露出させた粘着面31a2(図示下側)に第1の粘着シート30の剥離シート30cを貼着する。これにより、図1(b)に示すように、第1の粘着シート30と、断面視略矩形状の第2の粘着シート31とが貼り合わされ、止着部3が形成されることとなる。
しかして、このように、複数の粘着シート(図示では、第1の粘着シート30,第2の粘着シート31)を貼り合わせ止着部3を形成し、その止着部3を固着部2の平坦面、すなわち、固着部2の上面2a,下面2b,左側面2c,右側面2dに固着することにより、止着部3の強度が増すこととなる。それゆえ、止着部3を自毛束HG(図5〜図6参照)に止着させた際、止着部3の強度が高いため、自毛束HG(図5〜図6参照)の重みによっても、ヘアエクステンションHが脱落し難くなる。これにより、ヘアエクステンションHを取付ける際、頭髪の量、すなわち、自毛束HG(図5〜図6参照)の量を少なくする必要がないため、脱毛の危険性を低減させることができる。
さらに、本実施形態においては、止着部3を形成するにあたって、第1の粘着シート30の粘着面30bと、第2の粘着シート31の上面に位置する粘着面31a1とを、固着部2を挟持するように貼り合わせているだけであるから、簡単容易に止着部3を形成することができる。
次に、上記のように構成されるヘアエクステンションHを頭髪に取り付ける方法を図5〜図7を参照して説明する。
まず、図5(a)に示すように、ヘアエクステンションHにおける止着部3の第1の粘着シート30の剥離シート30cを第2の粘着シート31の粘着面31a2より剥離させ、その粘着面31a2を固着部2の幅方向(図示左右方向)程度露出させる。なお、この際、図2(b)に示すように、一部が露出した粘着面30bに固着部2の上面2aを貼着するにあたって、一部が露出した粘着面30bと固着部2の上面2aの幅方向(図2(b)では上下方向)の長さを一致させず、その粘着面30bを固着部2の上面2aより僅かながら突出させたため、図1(b)に示すように、第2の粘着シート31の粘着面31a2に貼着されていない剥離シート30cが固着部2より僅かながら突出されることとなる。それゆえ、第1の粘着シート30の剥離シート30cを第2の粘着シート31の粘着面31a2より剥離する際、剥離が容易となる。
次いで、粘着面31a2を固着部2の幅方向(図示左右方向)程度露出させた状態で、図5(a)に示す矢印Y6方向(図示では、鉛直上向き)にヘアエクステンションHを移動させ、頭髪の一部である自毛束HGと粘着面31a2を固着させる。そしてその後、自毛束HGと粘着面31a2とがしっかり固着するように、第1の粘着シート30の剥離シート30cを図5(a)に示す矢印Y7方向、すなわち、粘着面31a2と固着されている自毛束HGを隠蔽する方向に移動させ、図5(b)に示すように、粘着面31a2と固着されている自毛束HGを第1の粘着シート30の剥離シート30cにて隠蔽し、その剥離シート30cにて隠蔽している自毛束HGを押圧する。
次いで、第1の粘着シート30の剥離シート30cを矢印Y8方向に移動させ、図5(c)に示すように、第2の粘着シート31の粘着面31a2より剥離していき、図6(a)に示すように、第2の粘着シート31の粘着面31a2より第1の粘着シート30の剥離シート30cを完全に剥離し、さらに、第1の粘着シート30の粘着面30bからも剥離シート30cを完全に剥離する。これにより、第2の粘着シート31の粘着面31a2及び第1の粘着シート30の粘着面30bが完全に露出させることとなる。
次いで、完全に露出された第1の粘着シート30の粘着面30b及び第2の粘着シート31の粘着面31a2を、図6(a)に示す矢印Y9方向に移動させ、図6(b)に示すように、自毛束HGの軸心周りに巻き付けていくと、図6(c)に示すように、止着部3が自毛束HGに取り付けられることとなる。これにより、自毛束HGにヘアエクステンションHが取り付けられることとなる。
しかして、このようにすれば、ヘアエクステンションHを頭髪に取り付けることができることとなる。
ところで、図5及び図6に示す工程だけでも、ヘアエクステンションHを頭髪に取り付けることができるが、ヘアエクステンションHをより強固に頭髪に取り付けるために、以下のような方法をとることができる。すなわち、図6(c)に示すように、止着部3を自毛束HGに止着し、自毛束HGにヘアエクステンションHを取り付けた後、図7(a)に示すように止着部3をヘアアイロン等の頭髪加熱器具Iで挟み、その止着部3に対し熱を加える。これにより、止着部3の粘着剤が軟化することとなる。
次いで、図7(b)に示すように、粘着剤が軟化した止着部3を先端Naが凹凸形状を備えるニッパ等の工具Nで挟み、その止着部3に凹凸形状を形成する。これにより、自毛束HGと止着部3との接着面接が増え、もって、止着部3と自毛束HGとがより強固に止着されることとなる。
かくして、このような工程を経れば、ヘアエクステンションHをより強固に頭髪に取り付けることができることとなる。
しかして、上記説明した方法によれば、自毛束HGに第1の粘着シート30の粘着面30b及び第2の粘着シート31の粘着面31a2を巻き付けた止着部3にヘアアイロン等の頭髪加熱器具Iを用いて熱を加え、その後、熱を加えた止着部3に先端Naが凹凸形状を備えるニッパ等の工具Nを用いて凹凸形状を形成しているから、自毛束HGと止着部3との接着面接が増え、もって、止着部3と自毛束HGとがより強固に止着されることとなる。これにより、ヘアエクステンションHが頭髪、すなわち、自毛束HGより脱落し難くなり、さらには、ヘアエクステンションHを取付ける際、頭髪の量、すなわち、自毛束HGの量を少なくする必要がないため、脱毛の危険性を低減させることができる。
なお、本実施形態においては、自毛束HGにヘアエクステンションHを取り付けた後、止着部3に凹凸形状を形成するようにしたが、自毛束HGにヘアエクステンションHを取り付ける前に、止着部3に凹凸形状を形成するようにしても良い。このようにすれば、第1の粘着シート30と第2の粘着シート31の接着面積が増え、止着部3の強度がより増すこととなるためである。なお、このように、自毛束HGにヘアエクステンションHを取り付ける前に、止着部3に凹凸形状を形成した際、自毛束HGにヘアエクステンションHを取り付けた後、さらに、止着部3に凹凸形状を形成しても良いし、形成しなくとも良い。しかしながら、凹凸形状を形成した方が、自毛束HGと止着部3との接着面接が増え、もって、止着部3と自毛束HGとがより強固に止着されることとなるため、形成した方が好ましい。
また、本実施形態においては、固着部2の上面2a,下面2b,左側面2c,右側面2dが全て平坦面となるように形成したが、これに限らず、固着部2の上面2a,下面2bの何れかのみ平坦面に形成するだけでも良い。
さらに、本実施形態においては、第1の粘着シート30は、片面のみ粘着面30bが形成されている例を示したが、勿論、両面に粘着面が形成されていても良い。
一方、本実施形態においては、第1の粘着シート30を固着部2に貼着した後、第2の粘着シート31を貼着する例を示したが、それに限らず、第2の粘着シート31を固着部2に貼着した後、第1の粘着シート30を固着部2に貼着しても良いし、第1の粘着シート30に第2の粘着シート31を予め貼着しておき、図2に示す工程と図4に示す工程を一度にしても良く、止着部3の形成方法は様々な方法を採用することができる。
他方、本実施形態において示した形状等はあくまで一例であり、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
H ヘアエクステンション
1 本体部
1a 基端部
2 固着部
2a 上面
2b 下面
2c 右側面
2d 左側面
3 止着部
30 第1の粘着シート
30b (第1の粘着シートの)粘着面
31 第2の粘着シート
31a1,31a2 (第2の粘着シートの)粘着面
HG 自毛束
I 頭髪加熱器具
N 工具
1 本体部
1a 基端部
2 固着部
2a 上面
2b 下面
2c 右側面
2d 左側面
3 止着部
30 第1の粘着シート
30b (第1の粘着シートの)粘着面
31 第2の粘着シート
31a1,31a2 (第2の粘着シートの)粘着面
HG 自毛束
I 頭髪加熱器具
N 工具
Claims (3)
- 毛髪を束ねた本体部と、
前記本体部の基端部が平坦面を備えるように接着固定された固着部と、
前記固着部の平坦面に固着された止着部と、を有し、
前記止着部は、自毛束に止着可能であると共に、複数の粘着シートが貼り合わされて形成されてなるヘアエクステンション。 - 前記止着部は、第1の粘着シートと、第2の粘着シートと、を備え、
前記第1の粘着シートと、前記第2の粘着シートとを貼り合わせるにあたって、当該第1の粘着シートの少なくとも一方の面に設けられている粘着面と、当該第2の粘着シートの両面に設けられている粘着面のうち一方の粘着面とを、前記固着部を挟持するように貼り合わせることで、前記第1の粘着シートと前記第2の粘着シートとを貼り合わせてなる請求項1に記載のヘアエクステンション。 - 前記請求項1又は2に記載のヘアエクステンションを自毛束に取り付けるヘアエクステンションの取付方法において、
前記ヘアエクステンションの止着部の粘着面に前記自毛束を止着し、該粘着面を該自毛束に巻き付ける工程と、
前記自毛束に前記粘着面を巻き付けた止着部にヘアアイロン等の頭髪加熱器具を用いて熱を加える工程と、
前記熱を加えた止着部にニッパ等の工具を用いて凹凸形状を形成する工程と、を含んでなるヘアエクステンションの取付方法。
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Cited By (1)
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USD929660S1 (en) | 2018-12-14 | 2021-08-31 | Alexandra White | Hair extension |
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