JP2018015042A - 食器洗浄機 - Google Patents
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Abstract
【課題】内部形状が平面視矩形状の洗浄槽に回転ノズルを採用しても、回転ノズルからの洗浄水が洗浄槽に満遍なく行き届いて食器類を効率よく洗浄することができる食器洗浄機を提供する。【解決手段】内部形状が平面視矩形状の洗浄槽2と、洗浄槽2内で食器類Wを支持する食器カゴ9と、洗浄槽2内に設けられて洗浄水を噴出しつつ回転する回転ノズル10とを備える。回転ノズル10は、洗浄槽2の周壁内面に当接することなく洗浄水を噴出しつつ回転する第1ノズル部21と、第1ノズル部21に連結して設けられ、洗浄槽2の周壁内面に当接したとき屈折し、洗浄槽2の角部領域に位置したとき洗浄水を噴出しつつ伸長状態となる第2ノズル部23とを備える。【選択図】図2
Description
本発明は、洗浄槽に収容した食器類に洗浄水を噴射して食器類を洗浄する食器洗浄機に関する。
この種の食器洗浄機は、一般に、洗浄槽の内部で回転する回転ノズルを備えている(例えば、下記特許文献参照)。回転ノズルは、洗浄水を噴出させる複数の噴出口を備え、各噴出口から洗浄水を噴出させながら洗浄槽内で回転することにより、洗浄槽に収容した食器類に洗浄水が当たるようにしている。
回転ノズルの回転は、洗浄水を循環させるポンプからの水圧によって駆動される。即ち、洗浄槽内の洗浄水を循環・排水ポンプにより洗浄ノズルに送出すると、洗浄ノズルに設けられた推進用噴出口から角度を持って洗浄水が噴出する。このとき、推進用噴出口から噴出する洗浄水の反力により回転ノズルが回転する。
ところで、この種の食器洗浄機が備えている洗浄槽は、一般に、内部形状が平面視矩形状であり、これに対して、回転ノズルの旋回軌跡は円形である。このため、洗浄槽の四隅(角部領域)が所謂死角となって、回転ノズルからの洗浄水が届き難く、洗浄槽の角部領域に位置する食器類の洗浄が不十分となる不都合がある。
上記の点に鑑み、本発明は、内部形状が平面視矩形状の洗浄槽に回転ノズルを採用しても、回転ノズルからの洗浄水が洗浄槽に満遍なく行き届いて食器類を効率よく洗浄することができる食器洗浄機を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、内部形状が平面視矩形状の洗浄槽と、該洗浄槽内で食器類を支持する食器カゴと、前記洗浄槽内に設けられて洗浄水を噴出しつつ回転する回転ノズルとを備える食器洗浄機において、前記回転ノズルは、前記洗浄槽の周壁内面に当接することなく洗浄水を噴出しつつ回転する第1ノズル部と、該第1ノズル部に連結して設けられ、前記洗浄槽の周壁内面に当接したとき屈折し、前記洗浄槽の角部領域に位置したとき洗浄水を噴出しつつ伸長状態となる第2ノズル部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、第2ノズル部が、洗浄槽の周壁内面に当接したとき屈折し、洗浄槽の角部領域に位置したとき伸長状態となる。これにより、伸長状態の第2ノズル部が洗浄水を噴出させながら洗浄槽の角部領域を通過するので、洗浄槽の角部領域が死角にならず、洗浄槽の角部領域に位置する食器類を洗浄することができて、高い洗浄効率を得ることができる。
また、本発明において、前記第2ノズル部は、屈折状態のときに前記洗浄槽の周壁内面に当接し回転するローラを備えることを特徴とする。これによれば、第2ノズル部が屈折状態で洗浄槽の周壁内面に摺接するときの摩擦抵抗を軽減することができ、第1ノズル部の円滑な旋回を維持すると共に、第2ノズル部が当接することによる洗浄槽の周壁内面の損傷を防止することができる。
また、本発明において、前記洗浄槽は、前記第2ノズル部の下面を摺接させつつ該第2ノズル部の荷重を支えるノズル摺接部を備えることを特徴とする。
ノズル摺接部を設けることで、第2ノズル部の荷重を支えることができる。これにより、第1ノズル部に対する第2ノズル部の荷重による負担を軽減することができ、回転ノズルの回転を安定させることができる。なお、ノズル摺接部は、例えば、洗浄槽の角部領域に部分的に設けてもよい。洗浄槽の角部領域を第2ノズル部が移動しているとき、第2ノズル部によって第1ノズル部の長さが伸長された状態となり、第1ノズル部に付与される第2ノズル部の荷重が増加する。そして、このときの荷重に、第2ノズル部から上方に向って噴出する洗浄水の反力が下方に加わり、第1ノズル部への負担が増加するおそれがある。このため、ノズル摺接部は、少なくとも洗浄槽の角部領域に設けるのが好ましい。
更に、前記第2ノズル部は、前記ノズル摺接部に摺接する下面に該ノズル摺接部に当接し回転する下部ローラを備えることが好ましい。これにより、下部ローラがノズル摺接部に接して転動するので、第2ノズル部がノズル摺接部に摺接するときの摩擦抵抗を軽減して第1ノズル部の円滑な旋回動作を維持することができる。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の食器洗浄機1は、食器類Wを収容した洗浄槽2を外装ケース3に内装する前面引き出し式の構成となっている。
洗浄槽2は、上部が開口した箱型で、内部が平面視矩形状とされており、洗浄槽2の前面に扉パネル4が設けられている。
外装ケース3の内部には、洗浄槽2に水を供給する給水管5と、洗浄槽2の排水を行なう排水ホース6と、洗浄槽2内に乾燥用の空気を送風する乾燥ファン7と、洗浄槽2の運転を制御する制御ユニット8とが設けられている。
洗浄槽2の内部には、食器類Wを保持する食器カゴ9と、食器カゴ9に保持された食器類Wに向けて洗浄水を噴射する洗浄ノズル10(回転ノズル)と、洗浄水を加温するヒータ11とが設けられている。
洗浄槽2の底部には、残菜フィルタ12を介して接続される洗浄・排水ポンプ13が設けられている。洗浄・排水ポンプ13は、正転することにより食器類Wを洗浄する水(洗浄水)を洗浄ノズル10を介して洗浄槽2内に循環させ、洗浄終了時に逆転することにより洗浄槽2内の洗浄水を排水ホース6を介して排水する。
洗浄ノズル10は、ノズル支持部15に回転自在に支持されている。ノズル支持部15は、循環水路16に介装されている洗浄・排水ポンプ13の下流端に設けられており、洗浄槽2の底部から起立した円筒状に形成されている。
洗浄ノズル10は、上方に伸びる中空の柱状部20と、柱状部20から横方向に伸びる中空の一対の旋回アーム部21(第1ノズル部)と、柱状部20の上端から上下方向に伸縮する伸縮ノズル部22とを備えている。更に、各旋回アーム部21の先端部上面側には、屈折アーム部23(第2ノズル部)が連結されている。
柱状部20、旋回アーム部21、伸縮ノズル部22、及び屈折アーム部23には、洗浄水を噴出する洗浄用噴出口24が形成されている。
図2A及び図2Bに示すように、旋回アーム部21には、旋回アーム部21を回転させる推進力を得るための第1推進用噴出口25が形成されている。屈折アーム部23には、旋回アーム部21の回転方向と同じ回転方向に該屈折アーム部23を回転させる推進力を得るための第2推進用噴出口26が形成されている。
旋回アーム部21は、洗浄槽2の周壁内面に接しない範囲で回転する寸法に形成されている。屈折アーム部23は、洗浄槽2の角部領域で伸び切る寸法に形成されている。
図3に示すように、屈折アーム部23は、旋回アーム部21に形成された筒状軸部27の外周に掛止爪部28を係止させることにより、旋回アーム部21に対して回転自在(屈折自在)に連結されている。屈折アーム部23は中空に形成されていて、その内部は、旋回アーム部21の筒状軸部27を介して旋回アーム部21の内部に連通している。
また、旋回アーム部21と屈折アーム部23とは、夫々、第1推進用噴出口25と第2推進用噴出口26とによって、同じ旋回方向(回転方向)に推進力が付与される。これにより、図2Aに示すように、旋回アーム部21が洗浄槽2の四つの角部領域以外を通過するとき、屈折アーム部23は旋回アーム部21に対して屈折し、図2Bに示すように、旋回アーム部21が洗浄槽2の四つの角部領域を通過するとき、屈折アーム部23は旋回アーム部21に対して伸び切った状態となる。
なお、屈折アーム部23は、旋回アーム部21に対して一方向(本実施形態では反時計回り)への屈折が許容されているが、図4に示すように、旋回アーム部21が備えるストッパ29により、旋回アーム部21に対して他方向への屈折が規制されている。これにより、図2Bに示すように、旋回アーム部21が洗浄槽2の四つの角部領域を通過しているとき、屈折アーム部23は伸び切った状態を維持し、過剰な回転(不要な方向への屈折)が防止される。
また、図3及び図4に示すように、屈折アーム部23には、縦回りに水平回転する横部ローラ30(ローラ)が設けられている。横部ローラ30は、洗浄槽2の周壁内面に当接し回転することにより、屈折アーム部23と洗浄槽2の周壁内面との接触による摩擦抵抗を軽減する。
更に、図3に示すように、屈折アーム部23の先端部の下部には、縦回りに回転する下部ローラ31が設けられている。下部ローラ31は、洗浄槽2の四つの角部領域に設けられているノズル摺接部32の上面を転動する。ノズル摺接部32は、洗浄槽2の四つの角部領域を通過する屈折アーム部23を下方から支えるために設けられている。屈折アーム部23を下方から支えることにより、屈折アーム部23が延びた際に、その荷重による旋回アーム部21やノズル支持部15への負担を軽減することができる。
以上の構成により、本実施形態においては、屈折アーム部23が、洗浄槽2の周壁内面に当接したとき屈折して旋回アーム部21の旋回を阻害することなく、洗浄槽2の角部領域に位置したとき伸長状態となって、洗浄槽2の角部領域に位置する食器類を洗浄することができる。
なお、本実施形態においては、屈折アーム部23に横部ローラ30や下部ローラ31を設けた例を示したが、例えば、屈折アーム部23を摩擦係数の低い材料で形成する等によって、洗浄槽2の周壁内面やノズル摺接部32との接触による摩擦抵抗が極めて少ない場合には、横部ローラ30や下部ローラ31を設けなくてもよい。
また、本実施形態においては、屈折アーム部23を下方から支えるノズル摺接部32を洗浄槽2の四つの角部領域に設けた例を示したが、ノズル摺接部32は、洗浄槽2の周壁内面の全周に設けてもよい。或いは、屈折アーム部23を極めて軽量な材料で形成した場合のように、屈折アーム部23の荷重の影響が極めて小さい場合には、ノズル摺接部32を設けなくとてもよい。
1…食器洗浄機、2…洗浄槽、9…食器カゴ、10…洗浄ノズル(回転ノズル)、21…旋回アーム部(第1ノズル部)、23…屈折アーム部(第2ノズル部)、30…横部ローラ(ローラ)、31…下部ローラ、32…ノズル摺接部、W…食器類。
Claims (4)
- 内部形状が平面視矩形状の洗浄槽と、該洗浄槽内で食器類を支持する食器カゴと、前記洗浄槽内に設けられて洗浄水を噴出しつつ回転する回転ノズルとを備える食器洗浄機において、
前記回転ノズルは、前記洗浄槽の周壁内面に当接することなく洗浄水を噴出しつつ回転する第1ノズル部と、該第1ノズル部に連結して設けられ、前記洗浄槽の周壁内面に当接したとき屈折し、前記洗浄槽の角部領域に位置したとき洗浄水を噴出しつつ伸長状態となる第2ノズル部とを備えることを特徴とする食器洗浄機。 - 前記第2ノズル部は、屈折状態のときに前記洗浄槽の周壁内面に当接し回転するローラを備えることを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
- 前記洗浄槽は、前記第2ノズル部の下面を摺接させつつ該第2ノズル部の荷重を支えるノズル摺接部を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の食器洗浄機。
- 前記第2ノズル部は、前記ノズル摺接部に摺接する下面に該ノズル摺接部に当接し回転する下部ローラを備えることを特徴とする請求項3記載の食器洗浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016145251A JP2018015042A (ja) | 2016-07-25 | 2016-07-25 | 食器洗浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016145251A JP2018015042A (ja) | 2016-07-25 | 2016-07-25 | 食器洗浄機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018015042A true JP2018015042A (ja) | 2018-02-01 |
Family
ID=61076535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016145251A Pending JP2018015042A (ja) | 2016-07-25 | 2016-07-25 | 食器洗浄機 |
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JP (1) | JP2018015042A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN115778278A (zh) * | 2022-11-22 | 2023-03-14 | 宁波小乎科技有限公司 | 茶杯清洗机 |
-
2016
- 2016-07-25 JP JP2016145251A patent/JP2018015042A/ja active Pending
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CN115778278A (zh) * | 2022-11-22 | 2023-03-14 | 宁波小乎科技有限公司 | 茶杯清洗机 |
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