JP2018014183A - 点灯装置、および照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 順方向電圧が異なる複数の光源のいずれを負荷とする場合でも、電源遮断時において、負荷となった光源が消灯状態であることをより確実に判定できる点灯装置、および照明器具を提供する。【解決手段】 点灯装置10において、電圧検出部31は、電源回路1が出力する直流電圧V4の大きさを検出電圧Vsとして検出する。状態判定部32は、光源4が点灯状態および消灯状態のいずれであるかを判定する。電力制御部34は、状態判定部32の判定結果に基づいて電源回路1が出力する直流電力を制御する。状態判定部32は、第1基準電圧Vr1から検出電圧Vsを差し引いた値が第1閾値ΔX1以上になれば、消灯状態であると判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、点灯装置、および照明器具に関する。
従来、交流電源を入力とし、交流電圧を直流電圧に変換する直流電源を備えて、直流電力を光源に供給する点灯装置がある。光源は、LED(Light Emitting Diode)などの固体発光素子で構成されている。
たとえば、特許文献1の点灯装置は、順方向電圧が異なる複数の光源に対応している。具体的には、特許文献1の点灯装置は、光源の電圧降下である順方向電圧を検出して、この順方向電圧を複数の閾値と比較することで、接続されている光源のそれぞれを識別している。
特開2014−130768号公報
しかしながら、従来の点灯装置は、順方向電圧が異なる複数の光源に対応する場合に、順方向電圧が異なる複数の光源の各消灯状態を検出することが困難であった。
そして、点灯装置に電力を供給する外部電源が遮断されて消灯した場合に、外部電源の遮断時における光源の消灯状態を検出できなければ、再点灯時の調光制御が正常に行われない場合があった。
そこで、順方向電圧が異なる複数の光源のいずれを負荷とする場合でも、電源遮断時において、負荷となった光源が消灯状態であることをより確実に判定できる点灯装置、および照明器具が求められていた。
本発明の目的とするところは、順方向電圧が異なる複数の光源のいずれを負荷とする場合でも、電源遮断時において、負荷となった光源が消灯状態であることをより確実に判定できる点灯装置、および照明器具を提供することにある。
本発明の一態様に係る点灯装置は、電源回路と、制御電源と、制御回路とを備える。前記電源回路は、外部電力を入力されて直流電圧を出力し、1つ以上の固体発光素子を有する光源に直流電力を供給する。前記制御電源は、前記電源回路に入力される前記外部電力、または前記電源回路に入力される前記外部電力に連動して供給される電力を入力されて、制御電圧を出力する。前記制御回路は、前記制御電圧によって動作して、前記電源回路を制御する。前記制御回路は、電圧検出部と、状態判定部と、電力制御部とを有する。前記電圧検出部は、前記電源回路が出力する直流電圧の大きさを検出電圧として検出する。前記状態判定部は、前記光源が点灯状態および消灯状態のいずれであるかを判定する。前記電力制御部は、前記状態判定部の判定結果に基づいて前記電源回路が出力する前記直流電力を制御する。そして、前記状態判定部は、基準電圧から前記検出電圧を差し引いた値が閾値以上になれば、前記消灯状態であると判定する。
本発明の一態様に係る照明器具は、上述の点灯装置と、1つ以上の固体発光素子を有して前記点灯装置から直流電力を供給される光源と、前記光源を設ける筐体とを備えることを特徴とする。
以上説明したように、本発明では、順方向電圧が異なる複数の光源のいずれを負荷とする場合でも、電源遮断時において、負荷となった光源が消灯状態であることをより確実に判定できるという効果がある。
図1は、本発明の実施形態に係る点灯装置を示す回路図である。 図2は、同上の点灯装置の状態判定処理を示す波形図である。 図3は、同上の点灯装置の状態判定処理を示すフローチャートである。 図4は、同上の点灯装置の消灯状態の判定処理を示す波形図である。 図5は、同上の比較例の消灯状態の判定処理を示す波形図である。 図6は、同上の点灯装置の制御回路の動作を示す波形図である。 図7Aは、本発明の実施形態に係る照明器具を示す断面図である。図7Bは、本発明の実施形態に係る別の照明器具を示す断面図である。
以下の実施形態は、一般に、点灯装置、および照明器具に関する。より詳細には、以下の実施形態は、順方向電圧が異なる複数の光源に対応可能な点灯装置、および照明器具に関する。
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の点灯装置10の回路構成を示す。
点灯装置10は、電源回路1と、制御電源2と、制御回路3とを備えており、光源4を点灯させる。光源4は、複数のLED41(固体発光素子)を具備しており、本実施形態では、複数のLED41が直列接続されている。この場合、光源4の順方向電圧は、直列接続された複数のLED41のそれぞれの順方向電圧の和になる。
点灯装置10は、外部電源である商用電源5から交流電力(外部電力)を入力されている。商用電源5から点灯装置10へ至る電路には、スイッチ6が設けられており、スイッチ6のオン・オフによって、商用電源5から点灯装置10へ供給される交流電力は導通・遮断される。
電源回路1は、整流回路11と、力率改善回路12と、降圧チョッパ回路13とを備えて、光源4に直流電力を供給する。
整流回路11は、商用電源5を入力とし、商用電源5の交流電圧V1を整流(例えば全波整流)した整流電圧V2を出力する。
力率改善回路12は、整流電圧V2を昇圧する昇圧チョッパ回路で構成されている。力率改善回路12の出力端間には、所望の昇圧電圧V3が発生する。なお、昇圧チョッパ回路を用いた力率改善回路12の具体構成は周知であり、詳細な説明は省略する。
次に、降圧チョッパ回路13について説明する。
まず、FET(Field Effect Transistor)からなるスイッチング素子Q1と、ダイオードD1と、インダクタL1と、コンデンサC1と、抵抗R1との直列回路が、力率改善回路12の出力端間に電気的に接続している。これらの複数の素子は、力率改善回路12の出力の高電位側から、スイッチング素子Q1、ダイオードD1、インダクタL1、コンデンサC1、抵抗R1の順で力率改善回路12の出力の低電位側に電気的に接続している。さらに、インダクタL1とコンデンサC1と抵抗R1との直列回路には、回生用のダイオードD2が電気的に並列接続している。
そして、コンデンサC1の両端には直流電圧V4が発生し、光源4は、コンデンサC1の両端間に電気的に接続している。
また、抵抗R1の両端間には、インダクタL1を流れる電流I1(インダクタ電流I1)に比例した電圧が発生している。そして、抵抗R1の両端電圧が、インダクタ電流I1の検出値として制御回路3に入力されている。
また、コンデンサC1の高電位側と力率改善回路12が出力する昇圧電圧V3の低電位側との間には、抵抗R2,R3の直列回路が接続されている。そして、抵抗R2,R3の接続点の電圧(抵抗R3の両端電圧)が、制御回路3に入力されている。
制御電源2は、制御回路3を駆動するための電源であり、商用電源5の交流電圧V1を入力されて、所望の制御電圧Vcを出力する。制御電圧Vcは、制御回路3の駆動に適した直流電圧であり、たとえば5Vまたは12Vまたは24Vなどに設定されている。制御電源2は、スイッチング電源、リニア電源のいずれでもよい。
そして、制御電圧Vcを入力された制御回路3は、スイッチング素子Q1を高周波でオン・オフ駆動することによって、昇圧電圧V3を降圧した直流電圧V4をコンデンサC1の両端間に発生させる。光源4は、コンデンサC1の両端間に電気的に接続されており、光源4には、コンデンサC1から負荷電流I2が供給される。光源4は、負荷電流I2が大きいほど調光レベルが高くなり、負荷電流I2が大きいほど調光レベルが低くなる。
具体的に、降圧チョッパ回路13は、スイッチング素子Q1がオンすると、力率改善回路12−スイッチング素子Q1−ダイオードD1−インダクタL1−コンデンサC1−抵抗R1−力率改善回路12の経路で電流が流れる。そして、スイッチング素子Q1がオフすると、インダクタL1に蓄積された磁気エネルギーが放出され、インダクタL1−コンデンサC1−抵抗R1−ダイオードD2−インダクタL1の経路で電流が流れる。このスイッチング素子Q1のオン・オフが繰り返されることによって、コンデンサC1の両端に直流電圧V4が発生し、コンデンサC1から光源4に負荷電流I2が流れる。光源4は、負荷電流I2によって発光する。
制御回路3は、降圧チョッパ回路13の出力を調整することで、光源4を調光することができる。そして、制御回路3は、光源4の調光レベルとインダクタ電流I1との対応関係を予め記憶している。そして、制御回路3は、インダクタ電流I1の検出値が、調光レベルの目標レベルに対応するインダクタ電流I1に一致するように、スイッチング素子Q1のオンデューティをPWM制御することで、光源4の調光レベルを目標レベルに調整することができる。
制御回路3は、電圧検出部31と、状態判定部32と、指示取得部33と、電力制御部34と、データ記憶部35とを備える。
電圧検出部31には、抵抗R3の両端電圧を直流電圧V4の検出電圧Vsとして取得する。検出電圧Vsは、直流電圧V4を抵抗R2,R3で分圧した電圧である。
状態判定部32は、検出電圧Vsに基づいて、光源4が点灯状態および消灯状態のいずれであるかを判定する。この状態判定部32の詳細な動作については後述する。
データ記憶部35は、制御回路3において用いられる各種のデータが格納されている。データ記憶部35は、書換え可能な不揮発性のメモリである。データ記憶部35には、たとえば、EEPROM(Electrically Erasableand Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などのいずれかが用いられる。
電力制御部34は、状態判定部32の判定結果に基づいて電源回路1(降圧チョッパ回路13)が出力する直流電力を制御する。電力制御部34は、目標設定部341と、目標記憶部342と、調光部343とを備える。
目標設定部341は、光源4の調光レベルの目標レベルを設定するように構成される。
目標記憶部342は、目標設定部341が設定した目標レベルのデータが格納されている。目標記憶部342は、書換え可能な不揮発性のメモリである。目標記憶部342には、たとえば、EEPROM、フラッシュメモリなどのいずれかが用いられる。
調光部343は、光源4の調光レベルが目標記憶部342に記憶されている目標レベルに一致するように、電源回路1(降圧チョッパ回路13)が出力する直流電力を制御する。
次に、状態判定部32による光源4の状態判定処理について、図2の波形図、および図3のフローチャートを用いて詳述する。
状態判定部32は、図2に示す第1基準電圧Vr1および第2基準電圧Vr2を設定するように構成される。第1基準電圧Vr1は、光源4は点灯状態であると状態判定部32が判定している期間に取得した検出電圧Vsの最大値である。第2基準電圧Vr2は、光源4は消灯状態であると状態判定部32が判定している期間に取得した検出電圧Vsの最小値である。すなわち、第1基準電圧Vr1および第2基準電圧Vr2は、第1基準電圧Vr1>第2基準電圧Vr2の関係になる。
そして、状態判定部32は、動作モードとして、消灯判定モードおよび点灯判定モードを有しており、動作モードは、消灯判定モードと点灯判定モードとのいずれか一方に設定されている。
消灯判定モードで動作する状態判定部32は、第1基準電圧Vr1から検出電圧Vsを差し引いた値(第1差分値[Vr1−Vs])が第1閾値ΔX1以上になれば(Vr1−Vs≧ΔX1)、光源4は消灯状態であると判定する(タイミングt2)。
また、点灯判定モードで動作する状態判定部32は、検出電圧Vsから第2基準電圧Vr2を差し引いた値(第2差分値[Vs−Vr2])が第2閾値ΔX2以上になれば(Vs−Vr2≧ΔX2)、光源4は点灯状態であると判定する(タイミングt1)。
第1閾値ΔX1、第2閾値ΔX2のそれぞれは一定値であり、予め決められている。なお、第1基準電圧Vr1、第2基準電圧Vr2、第1閾値ΔX1、および第2閾値ΔX2の各データは、データ記憶部35に格納されている。
すなわち、消灯判定モードは、光源4が消灯状態であるか否かを判定するための動作モードである。消灯判定モードの状態判定部32は、取得した検出電圧Vs、およびデータ記憶部35から読み出した第1基準電圧Vr1、第1閾値ΔX1の各データを用いて、消灯状態の判定処理を行う。
点灯判定モードは、光源4が点灯状態であるか否かを判定するための動作モードである。点灯判定モードの状態判定部32は、取得した検出電圧Vs、およびデータ記憶部35から読み出した第2基準電圧Vr2、第2閾値ΔX2の各データを用いて、点灯状態の判定処理を行う。
また、消灯判定モードで動作している状態判定部32は、光源4が消灯状態であると判定した後、点灯判定モードに移行する。点灯判定モードで動作している状態判定部32は、光源4が点灯状態であると判定した後、消灯判定モードに移行する。すなわち、状態判定部32が消灯判定モードで動作している期間は、光源4は点灯状態であると状態判定部32が判定している期間である。また、状態判定部32が点灯判定モードで動作している期間は、光源4は消灯状態であると状態判定部32が判定している期間である。
そして、状態判定部32による光源4の状態判定処理が開始されると(図3参照)、状態判定部32は、検出電圧Vsを取得する(S1)。次に、状態判定部32は、現在の動作モードが「消灯判定モード」および「点灯判定モード」のいずれであるかを判定する(S2)。現在の動作モードが消灯判定モードであれば(すなわち、状態判定部32による現在の判定結果が点灯状態であれば)、状態判定部32は、取得した検出電圧Vsと第1基準電圧Vr1との大小関係を判定する(S3)。状態判定部32は、取得した検出電圧Vsが第1基準電圧Vr1以下であれば、第1差分値[Vr1−Vs]が第1閾値ΔX1以上であるか否かを判定する(S4)。状態判定部32は、第1差分値[Vr1−Vs]が第1閾値ΔX1未満であれば、点灯状態が維持されていると判定して、状態判定処理を終了する。
一方、ステップS4において第1差分値[Vr1−Vs]が第1閾値ΔX1以上であれば、状態判定部32は、光源4が点灯状態から消灯状態に移行したと判定する(S5)。そして、状態判定部32は、消灯状態であると判定すると、動作モードを点灯判定モードに切り替える(S6)。そして、状態判定部32は、状態判定処理を終了する。
また、ステップS3において、検出電圧Vsが第1基準電圧Vr1を上回っている場合、状態判定部32は、この検出電圧Vsを新たな第1基準電圧Vr1に設定して、データ記憶部35に格納する(S7)。そして、状態判定部32は、状態判定処理を終了する。
なお、データ記憶部35に格納されている第1基準電圧Vr1のデータは、ステップS2において、状態判定部32の動作モードが消灯判定モードから点灯判定モードに切り替わる度にリセットされる。あるいは、データ記憶部35に格納されている第1基準電圧Vr1のデータは、ステップS2において、状態判定部32の動作モードが点灯判定モードから消灯判定モードに切り替わる度にリセットされてもよい。
また、ステップS2において、現在の動作モードが点灯判定モードであれば(すなわち、状態判定部32による現在の判定結果が消灯状態であれば)、状態判定部32は、取得した検出電圧Vsと第2基準電圧Vr2との大小関係を判定する(S8)。状態判定部32は、取得した検出電圧Vsが第2基準電圧Vr2以上であれば、第2差分値[Vs−Vr2]が第2閾値ΔX2以上であるか否かを判定する(S9)。状態判定部32は、第2差分値[Vs−Vr2]が第2閾値ΔX2未満であれば、消灯状態が維持されていると判定して、状態判定処理を終了する。
一方、ステップS9において第2差分値[Vs−Vr2]が第2閾値ΔX2以上であれば、状態判定部32は、光源4が消灯状態から点灯状態に移行したと判定する(S10)。そして、状態判定部32は、点灯状態であると判定すると、動作モードを消灯判定モードに切り替える(S11)。そして、状態判定部32は、状態判定処理を終了する。
また、ステップS8において、検出電圧Vsが第2基準電圧Vr2未満である場合、状態判定部32は、この検出電圧Vsを新たな第2基準電圧Vr2に設定して、データ記憶部35に格納する(S12)。そして、状態判定部32は、状態判定処理を終了する。
なお、データ記憶部35に格納されている第2基準電圧Vr2のデータは、ステップS2において、状態判定部32の動作モードが点灯判定モードから消灯判定モードに切り替わる度にリセットされる。あるいは、データ記憶部35に格納されている第2基準電圧Vr2のデータは、ステップS2において、状態判定部32の動作モードが消灯判定モードから点灯判定モードに切り替わる度にリセットされてもよい。
状態判定処理を終了した状態判定部32は、以降、間欠的(定期的または不定期)に上述の状態判定処理を繰り返す。
点灯装置10の状態判定部32は、上述の状態判定処理を行うことで、特性が異なる複数種類の光源4のそれぞれについて消灯状態であるか否かをより確実に判定することができる。たとえば、複数種類の光源4として、特性が異なる2種類の光源4a,4bが用いられることを想定する。この場合、点灯装置10は、2種類の光源4a,4bをそれぞれ負荷として接続可能である。光源4aは、点灯時の順方向電圧が比較的高い。光源4bは、点灯時の順方向電圧が比較的低い。
そして、光源4aが負荷として接続されているときの検出電圧をVs1とし、光源4bが負荷として接続されているときの検出電圧をVs2とする。光源4a,4bの各調光レベルが同じであれば、順方向電圧が高い光源4aが負荷として接続されているときの検出電圧Vs1は、順方向電圧が低い光源4bが負荷として接続されているときの検出電圧Vs2に比べて、高くなる。そして、図4に示すように、スイッチ6がオフして、商用電源5から点灯装置10への電力供給が遮断されると(タイミングt11)、検出電圧Vs1,Vs2は、急激に低下した後、緩やかに低下する。なお、図4では、検出電圧Vs1の第1基準電圧をVs11とし、検出電圧Vs2の第1基準電圧をVs12としている。なお、点灯装置10への電力供給が遮断された後に検出電圧Vsが低下する傾きは、コンデンサC1の放電速度に相当しており、コンデンサC1の容量によっても決まる。
そして、状態判定部32は、光源4a,4bのいずれが点灯装置10に負荷として接続されている場合でも、図4に示すように、第1差分値[Vr1−Vs]が第1閾値ΔX1以上になれば、この光源4は消灯状態であると判定する。このとき、スイッチ6がオフしてから状態判定部32が光源4aの消灯を検出するまでの時間長さである判定時間T1と、スイッチ6がオフしてから状態判定部32が光源4bの消灯を検出するまでの時間長さである判定時間T2とはほぼ同じになる。
ここで、スイッチ6がオフすると、商用電源5から制御電源2への電力供給も遮断されて、制御電圧Vcも低下して0になる。制御電圧Vcが低下すると、制御回路3の動作も停止する。したがって、状態判定部32が光源4の消灯状態を検出するためには、上述の判定時間T1,T2を、スイッチ6がオフしてから制御回路3の動作が停止するまでの時間長さである制御可能時間T3より短くする必要がある。本実施形態では、光源4a,4bにそれぞれ対応する判定時間T1,T2はほぼ同じであるので、判定時間T1,T2が制御可能時間T3より短くなるように第1閾値ΔX1を設定することは比較的容易である。
したがって、状態判定部32は、順方向電圧が異なる光源4a,4bのいずれが点灯装置10に負荷として接続されている場合でも、スイッチ6がオンからオフに切り替わって点灯装置10への電力供給が遮断される電源遮断時において、負荷となった光源4aまたは4bが消灯状態であることをより確実に判定することができる。
一方、本実施形態とは異なる比較例の状態判定処理を図5に示す。比較例では、スイッチ6がオフして、商用電源5から点灯装置10への電力供給が遮断されると(タイミングt12)、検出電圧Vsが一定の閾値Y1未満に低下した場合に、光源4は消灯状態であると判定する。この比較例において、2種類の光源4a,4bをそれぞれ負荷として接続したとする。この場合、スイッチ6がオフしてから光源4aの消灯が検出されるまでの時間長さである判定時間T11は、スイッチ6がオフしてから光源4bの消灯が検出されるまでの時間長さである判定時間T12より長くなる。したがって、この比較例では、電源遮断時において、判定時間T11が制御可能時間T3より長くなって、光源4aの消灯状態を検出できない可能性が高くなる。
また、状態判定部32は、第2差分値[Vs−Vr2]が第2閾値ΔX2以上になれば、光源4は点灯状態であると判定する。したがって、スイッチ6がオンしてから状態判定部32が光源4aの点灯を検出するまでの時間長さである判定時間と、スイッチ6がオンしてから状態判定部32が光源4bの点灯を検出するまでの時間長さである判定時間とはほぼ同じになる。すなわち、状態判定部32は、順方向電圧が異なる光源4a,4bのいずれが点灯装置10に負荷として接続されている場合でも、スイッチ6がオフからオンに切り替わって点灯装置10への電力供給が開始される電源投入時において、負荷となった光源4aまたは4bが点灯状態であることをより安定して判定することができる。
上述の構成において、第1閾値ΔX1は、予め決められた一定値である。しかし、第1閾値ΔX1は、第1基準電圧Vr1の大きさに応じて変化する値であってもよい。この場合、第1基準電圧Vr1が大きいほど、第1閾値ΔX1は大きくなり、第1基準電圧Vr1が小さいほど、第1閾値ΔX1は小さくなる。
また、上述の構成において、第2閾値ΔX2は、予め決められた一定値である。しかし、第2閾値ΔX2は、第2基準電圧Vr2の大きさに応じて変化する値であってもよい。この場合、第2基準電圧Vr2が大きいほど、第2閾値ΔX2は大きくなり、第2基準電圧Vr2が小さいほど、第2閾値ΔX2は小さくなる。
また、データ記憶部35は、状態判定部32の動作モードが消灯判定モードおよび点灯判定モードのいずれであるかを示すモードデータを格納しており、状態判定部32の動作モードが切り替わる度に、データ記憶部35のモードデータが更新される。そして、電源投入時において、状態判定部32は、データ記憶部35から前回の電源遮断時に記憶されていたモードデータを読み出して、電源投入直後の動作モードを設定する。すなわち、状態判定部32は、電源投入時において、データ記憶部35から前回の電源遮断時に記憶されていたモードデータを読み出すことで、前回の電源遮断時における状態判定部32の判定結果を読み出していることになる。
次に、状態判定部32の状態判定処理の結果(判定結果)に基づく制御回路3の動作について、図6を用いて説明する。
まず、スイッチ6がオフからオンに切り替わって電源が投入されると(タイミングt21)、制御電圧Vcが立ち上がり、制御回路3も動作を開始する。そして、調光部343は、目標記憶部342から目標レベルを読み出す。この場合の目標レベルは、前回の電源遮断時に記憶されていた下限レベルZ1であり、調光部343は、電源投入時において、調光レベルが下限レベルZ1になるように調光制御を開始する。また、状態判定部32は、データ記憶部35からモードデータを読み出す。この場合のモードデータは、前回の電源遮断時に記憶されていた点灯判定モードであり、電源投入時において、状態判定部32は、動作モードを点灯判定モードに設定して状態判定処理を開始する。
そして、制御回路3は、外部のコントローラから調光指示信号P1を入力されると、指示取得部33が、調光指示信号P1を取得する。調光指示信号P1は、光源4の調光レベルを指示する信号である。以降、調光指示信号P1が指示する調光レベルを指示レベルと呼ぶ。調光指示信号P1は、電圧パルス信号であり、指示レベルが高いほどオンデューティが小さくなり、指示レベルが低いほどオンデューティが大きくなる。したがって、指示取得部33は、調光指示信号P1による指示レベルを、調光指示信号P1のオンデューティに基づいて判定できる。
以降、目標設定部341は、状態判定部32の判定結果に基づいて、光源4の調光レベルの目標レベルを設定する。具体的には、目標設定部341は、消灯状態であると状態判定部32が判定している間(状態判定部32が点灯判定モードで動作している間)、光源4の調光可能範囲の下限レベルZ1を目標レベルに設定する。また、目標設定部341は、点灯状態であると状態判定部32が判定している間(状態判定部32が消灯判定モードで動作している間)、指示取得部33が取得した調光指示信号P1による指示レベルを目標レベルに設定する。目標記憶部342は、目標設定部341が上述のように設定した目標レベルのデータを記憶する。
タイミングt21では、前回の電源遮断時から十分に長い時間が経過しており、コンデンサC1の電荷が十分に放電されて、検出電圧Vsが0となっている。したがって、状態判定部32は、検出電圧Vsの最小値である0を第2基準電圧Vr2に設定する。
そして、調光部343は、光源4の調光レベルが下限レベルZ1に一致するように(インダクタ電流I1の検出値が、下限レベルZ1に対応するインダクタ電流I1に一致するように)、降圧チョッパ回路13が出力する直流電力を制御する。この結果、検出電圧Vs(直流電圧V4)が徐々に増加する。
そして、検出電圧Vsが増加して、第2差分値[Vs−Vr2]が第2閾値ΔX2以上になると、状態判定部32は、点灯状態であると判定する(タイミングt22)。光源4が点灯状態であると判定されると、状態判定部32の動作モードは、点灯判定モードから消灯判定モードに切り替わり、目標設定部341は、調光指示信号P1による指示レベルZ2を目標レベルに設定する。そして、調光部343は、光源4の調光レベルが指示レベルZ2に一致するように(インダクタ電流I1の検出値が、指示レベルZ2に対応するインダクタ電流I1に一致するように)、降圧チョッパ回路13が出力する直流電力を制御する。この結果、検出電圧Vs(直流電圧V4)が徐々に増加し、光源4の調光レベルが指示レベルZ2になるように制御される。
消灯判定モードで動作している状態判定部32は、検出電圧Vsの最大電圧を第1基準電圧Vr1に設定する。この場合、第1基準電圧Vr1は、指示レベルZ2に対応する検出電圧Vsとなる。
次に、スイッチ6がオンからオフに切り替わって電源が遮断されると(タイミングt23)、タイミングt23から制御可能時間T3が経過するまで制御電圧Vcの出力が維持される。一方、検出電圧Vsは徐々に低下する。そして、タイミングt23から制御可能時間T3が経過するまでに第1差分値[Vr1−Vs]が第1閾値ΔX1以上になって、状態判定部32は、消灯状態であると判定する(タイミングt24)。光源4が消灯状態であると判定されると、状態判定部32の動作モードは、消灯判定モードから点灯判定モードに切り替わり、目標設定部341は、下限レベルZ1を目標レベルに設定する。また、点灯判定モードで動作している状態判定部32は、検出電圧Vsの最小電圧を第2基準電圧Vr2に設定する。
そして、タイミングt23から制御可能時間T3が経過して、制御電圧Vcが0になると、制御回路3は動作を停止する(タイミングt25)。このとき、データ記憶部35には、電源遮断時の状態判定部32の動作モードである点灯判定モードがモードデータとして記憶されている。また、データ記憶部35には、タイミングt24からタイミングt25までの期間における検出電圧Vsの最小電圧が、第2基準電圧Vr2として記憶されている。さらに、目標記憶部342には、電源遮断時に目標設定部341が設定していた下限レベルZ1のデータが目標レベルのデータとして記憶されている。
そして、スイッチ6がオフからオンに切り替わって電源が再投入されると(タイミングt26)、制御電圧Vcが立ち上がり、制御回路3も動作を開始する。そして、調光部343は、目標記憶部342から目標レベルを読み出す。この場合の目標レベルは、電源遮断時に記憶された下限レベルZ1であり、調光部343は、電源再投入時において、調光レベルが下限レベルZ1になるように調光制御を開始する。また、状態判定部32は、データ記憶部35からモードデータを読み出す。この場合のモードデータは、電源遮断時に記憶された点灯判定モードであり、状態判定部32は、電源再投入時において、動作モードを点灯判定モードに設定して状態判定処理を開始する。
さらに、状態判定部32は、データ記憶部35から第2基準電圧Vr2のデータを読み出す。この場合の第2基準電圧Vr2のデータは、タイミングt24からタイミングt25までの期間における検出電圧Vsの最小電圧が、第2基準電圧Vr2として記憶されている。そして、タイミングt26以降において点灯判定モードで動作している状態判定部32は、検出電圧Vsと第2基準電圧Vr2とを比較して、検出電圧Vsが現在の第2基準電圧Vr2未満であれば、この検出電圧Vsを新たな第2基準電圧Vr2に設定することで、第2基準電圧Vr2を更新する。
そして、検出電圧Vsが増加して、第2差分値[Vs−Vr2]が第2閾値ΔX2以上になると、状態判定部32は、点灯状態であると判定する(タイミングt27)。光源4が点灯状態であると判定されると、状態判定部32の動作モードは、点灯判定モードから消灯判定モードに切り替わり、目標設定部341は、調光指示信号P1による指示レベルZ2を目標レベルに設定する。そして、調光部343は、光源4の調光レベルが指示レベルZ2に一致するように、降圧チョッパ回路13が出力する直流電力を制御する。この結果、検出電圧Vs(直流電圧V4)が徐々に増加し、光源4の調光レベルが指示レベルZ2になるように制御される。
消灯判定モードで動作している状態判定部32は、検出電圧Vsの最大電圧を第1基準電圧Vr1に設定する。この場合、第1基準電圧Vr1は、指示レベルZ2に対応する検出電圧Vsとなる。
次に、スイッチ6がオンからオフに切り替わって電源が遮断されると(タイミングt28)、検出電圧Vsは徐々に低下する。そして、タイミングt28から制御可能時間T3が経過するまでに第1差分値[Vr1−Vs]が第1閾値ΔX1以上になって、状態判定部32は、消灯状態であると判定する(タイミングt29)。光源4が消灯状態であると判定されると、状態判定部32の動作モードは、消灯判定モードから点灯判定モードに切り替わり、目標設定部341は、下限レベルZ1を目標レベルに設定する。
そして、タイミングt28から制御可能時間T3が経過するまでに、スイッチ6がオフからオンに切り替わって電源が再投入される(タイミングt30)。この場合、制御電圧Vcが0に低下する前に電源が再投入されているので、制御回路3の動作は継続される。すなわち、調光部343は、調光レベルが下限レベルZ1になるように調光制御を継続している。
そして、検出電圧Vsが増加して、第2差分値[Vs−Vr2]が第2閾値ΔX2以上になると、状態判定部32は、点灯状態であると判定する(タイミングt31)。光源4が点灯状態であると判定されると、状態判定部32の動作モードは、点灯判定モードから消灯判定モードに切り替わり、目標設定部341は、調光指示信号P1による指示レベルZ2を目標レベルに設定する。そして、調光部343は、光源4の調光レベルが指示レベルZ2に一致するように、降圧チョッパ回路13が出力する直流電力を制御する。この結果、検出電圧Vs(直流電圧V4)が徐々に増加し、光源4の調光レベルが指示レベルZ2になるように制御される。
上述のように、消灯状態であると状態判定部32が判定すると、目標設定部341は、目標レベルを下限レベルZ1に設定して、その目標レベルを目標記憶部342に記憶させる。したがって、次の電源投入時に、調光部343は、目標記憶部342から目標レベル(下限レベルZ1)を読み出して、起動時の調光レベルを下限レベルZ1に制御することができる。
また、状態判定部32は、スイッチ6がオンからオフに切り替わった電源遮断時において、順方向電圧が異なる光源4a,4bのそれぞれが消灯状態であるか否かをより確実に判定することができる。すなわち、光源4a,4bのいずれが負荷であっても、調光部343は、次の電源投入時により確実に下限レベルZ1で起動することができる。この結果、光源4a,4bのいずれが負荷であっても、電源投入時における調光レベルが下限レベルZ1に抑えられるので、電源投入時に光源4a,4bにかかるストレスがより確実に低減される。
図7Aは、天井パネル9に埋込配設されるダウンライトである照明器具100Aを示す。照明器具100Aは、上述の点灯装置10と、上述の光源4と、筐体7とを備える。筐体7は、アルミニウムなどの金属によって、上面が閉塞され、下面が開口した有底の円筒形状に形成されている。筐体7の上底面には、光源4が取り付けられている。光源4は、複数のLED41、基板42を備えており、基板42上に複数のLED41が実装されている。また、筐体7の下面開口は円板状のカバー71で閉塞されている。カバー71は、ガラスまたはポリカーボネートなどの透光性材料で形成されている。点灯装置10は、矩形箱状に形成された金属製のケース72に収納されて、天井パネル9の上面に配置されている。点灯装置10は、電気ケーブル73およびコネクタ74を介して光源4に電気的に接続されている。
図7Bは、天井パネル9に埋込配設される別のダウンライトである照明器具100Bを示す。照明器具100Bは、上述の点灯装置10と、上述の光源4と、筐体8とを備える。筐体8は、アルミニウムなどの金属によって、上面が閉塞され、下面が開口した有底の円筒形状に形成されている。筐体8の下面開口は、円板状のカバー81で閉塞されている。カバー81は、ガラスまたはポリカーボネートなどの透光性材料で形成されている。筐体8内は、円板状の仕切板82によって上下に分割されている。仕切板82の上面側には、点灯装置10が配置されている。仕切板82の下面には、光源4が配置されている。点灯装置10は、仕切板82の通線孔83を通る電気ケーブル84によって、光源4と電気的に接続されている。
照明器具100A,100Bのそれぞれは、上述の点灯装置10を備える。したがって、照明器具100A,100Bのそれぞれは、点灯装置10による上記同様の効果を得ることができる。
なお、光源4は、LED41に限らず、有機EL(Organic Electro Luminescence、OEL)、または半導体レーザ(Laser Diode、LD)などの他の固体発光素子を有していてもよい。
また、制御電源2の入力は、商用電源5から供給される交流電力以外に、全波整流器11、力率改善回路12、降圧チョッパ回路13のいずれかの出力であってもよい。スイッチ6がオンして、商用電源5から点灯装置10に交流電力が供給されていれば、全波整流器11、力率改善回路12、降圧チョッパ回路13のいずれかは、制御電源2の入力に電力を供給できる。スイッチ6がオフして、商用電源5から点灯装置10に交流電力が供給されなければ、全波整流器11、力率改善回路12、降圧チョッパ回路13の各出力も停止し、制御電源2の入力には電力が供給されない。すなわち、制御電源2の入力は、電源回路1に入力される商用電源5の交流電力、または電源回路1に入力される商用電源5の交流電力に連動して供給される電力であればよい。
以上のように、実施形態に係る第1の態様の点灯装置10は、電源回路1と、制御電源2と、制御回路3とを備える。電源回路1は、外部電力を入力されて直流電圧V4を出力し、1つ以上の固体発光素子(LED41)を有する光源4に直流電力を供給する。制御電源2は、電源回路1に入力される外部電力、または電源回路1に入力される外部電力に連動して供給される電力を入力されて、制御電圧Vcを出力する。制御回路3は、制御電圧Vcによって動作して、電源回路1を制御する。そして、制御回路3は、電圧検出部31と、状態判定部32と、電力制御部34とを有する。電圧検出部31は、電源回路1が出力する直流電圧V4の大きさを検出電圧Vsとして検出する。状態判定部32は、光源4が点灯状態および消灯状態のいずれであるかを判定する。電力制御部34は、状態判定部32の判定結果に基づいて電源回路1が出力する直流電力を制御する。状態判定部32は、基準電圧(第1基準電圧Vr1)から検出電圧Vsを差し引いた値が閾値(第1閾値ΔX1)以上になれば、消灯状態であると判定することを特徴とする。
したがって、点灯装置10の状態判定部32は、順方向電圧が異なる光源4a,4bのいずれが点灯装置10に負荷として接続されている場合でも、電源遮断時において、負荷となった光源4aまたは4bが消灯状態であることをより確実に判定することができる。
また、実施形態に係る第2の態様の点灯装置10では、第1の態様において、制御回路3は、外部から調光指示信号P1を取得する指示取得部33をさらに備えることが好ましい。電力制御部34は、目標設定部341と、不揮発性の目標記憶部342と、調光部343とを備えることが好ましい。目標設定部341は、光源4の調光レベルの目標レベルを設定する。目標記憶部342は、目標設定部341が設定した目標レベルのデータを記憶する。調光部343は、電源回路1が出力する直流電力を制御して、目標記憶部342が記憶している目標レベルに調光レベルを調節する。そして、点灯状態であると状態判定部32が判定している場合、目標設定部341は、調光指示信号P1に基づく指示レベルZ2に目標レベルを設定する。また、消灯状態であると状態判定部32が判定している場合、目標設定部341は、目標レベルを下限レベルZ1に設定する。
したがって、電源投入時における光源4の調光レベルが下限レベルZ1に抑えられるので、電源投入時に光源4にかかるストレスが低減される。
また、実施形態に係る第3の態様の点灯装置10では、第1または第2の態様において、状態判定部32は、点灯状態であると判定している期間内における検出電圧Vsの最大値を、前記基準電圧(第1基準電圧Vr1)に設定することが好ましい。
したがって、点灯装置10は、実際の調光レベルに応じて基準電圧(第1基準電圧Vr1)を設定することができる。
また、実施形態に係る第4の態様の点灯装置10では、第1乃至第3のいずれかの態様において、前記基準電圧は第1基準電圧Vr1であり、前記閾値は第1閾値ΔX1である。そして、状態判定部32は、検出電圧Vsから第2基準電圧Vr2を差し引いた値が第2閾値ΔX2以上になれば、点灯状態であると判定し、第2基準電圧Vr2は、第1基準電圧Vr1より低いことが好ましい。
したがって、状態判定部32は、順方向電圧が異なる光源4a,4bのいずれが点灯装置10に負荷として接続されている場合でも、電源投入時において、負荷となった光源4aまたは4bが点灯状態であることをより安定して判定することができる。
また、実施形態に係る第5の態様の点灯装置10では、第4の態様において、状態判定部32は、消灯状態であると判定している期間内における検出電圧Vsの最小値を、第2基準電圧Vr2に設定することが好ましい。
したがって、点灯装置10は、光源4の消灯状態時における直流電圧V4の大きさに応じて、第2基準電圧Vr2を設定することができる。
実施形態に係る第6の態様の照明器具100Aまたは100Bは、第1乃至第5の形態のいずれか一つの点灯装置10と、1つ以上の固体発光素子(LED41)を有して点灯装置10から直流電力を供給される光源4と、光源4を設ける筐体7または8とを備えることを特徴とする。
照明器具100Aまたは100Bは、上述の点灯装置10を備えている。したがって、照明器具100Aまたは100Bは、順方向電圧が異なる光源4a,4bのいずれが点灯装置10に負荷として接続されている場合でも、電源遮断時において、負荷となった光源4aまたは4bが消灯状態であることをより確実に判定することができる。
また、上述の実施形態および変形例は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態および変形例に限定されることはなく、この実施形態および変形例以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
100A,100B 照明器具
10 点灯装置
1 電源回路
2 制御電源
3 制御回路
31 電圧検出部
32 状態判定部
33 指示取得部
34 電力制御部
341 目標設定部
342 目標記憶部
343 調光部
4 光源
41 LED(固体発光素子)
7,8 筐体
V4 直流電圧
Vc 制御電圧
Vs 検出電圧
Vr1 第1基準電圧
Vr2 第2基準電圧
ΔX1 第1閾値
ΔX2 第2閾値
P1 調光指示信号
Z1 下限レベル
Z2 指示レベル

Claims (6)

  1. 外部電力を入力されて直流電圧を出力し、1つ以上の固体発光素子を有する光源に直流電力を供給する電源回路と、
    前記電源回路に入力される前記外部電力、または前記電源回路に入力される前記外部電力に連動して供給される電力を入力されて、制御電圧を出力する制御電源と、
    前記制御電圧によって動作して、前記電源回路を制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、
    前記電源回路が出力する直流電圧の大きさを検出電圧として検出する電圧検出部と、
    前記光源が点灯状態および消灯状態のいずれであるかを判定する状態判定部と、
    前記状態判定部の判定結果に基づいて前記電源回路が出力する前記直流電力を制御する電力制御部とを有し、
    前記状態判定部は、基準電圧から前記検出電圧を差し引いた値が閾値以上になれば、前記消灯状態であると判定する
    ことを特徴とする点灯装置。
  2. 前記制御回路は、外部から調光指示信号を取得する指示取得部をさらに備え、
    前記電力制御部は、前記光源の調光レベルの目標レベルを設定する目標設定部と、前記目標設定部が設定した前記目標レベルのデータを記憶する不揮発性の目標記憶部と、前記電源回路が出力する前記直流電力を制御して、前記目標記憶部が記憶している前記目標レベルに前記調光レベルを調節する調光部とを備え、
    前記点灯状態であると前記状態判定部が判定している場合、前記目標設定部は、前記調光指示信号に基づく指示レベルに前記目標レベルを設定し、
    前記消灯状態であると前記状態判定部が判定している場合、前記目標設定部は、前記目標レベルを下限レベルに設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  3. 前記状態判定部は、前記点灯状態であると判定している期間内における前記検出電圧の最大値を、前記基準電圧に設定することを特徴とする請求項1または2記載の点灯装置。
  4. 前記基準電圧は第1基準電圧であり、前記閾値は第1閾値であり、
    前記状態判定部は、前記検出電圧から第2基準電圧を差し引いた値が第2閾値以上になれば、前記点灯状態であると判定し、
    前記第2基準電圧は、前記第1基準電圧より低い
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の点灯装置。
  5. 前記状態判定部は、前記消灯状態であると判定している期間内における前記検出電圧の最小値を、前記第2基準電圧に設定することを特徴とする請求項4記載の点灯装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の点灯装置と、1つ以上の固体発光素子を有して前記点灯装置から直流電力を供給される光源と、前記光源を設ける筐体とを備えることを特徴とする照明器具。
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