JP2018013336A - 位置発信装置及び位置検知システム - Google Patents
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Abstract
【課題】省電力で長時間使用が可能な位置発信装置及び位置検知システムを提供する。
【解決手段】この位置発信装置30及び位置検知システム100は、通常時は消費電力の少ない短距離通信部46、56を用いて位置情報の送受信を行う。また、外部からの位置確認要求等は受信装置50が対応し、位置発信装置30の遠距離通信部44が送信動作を行うのは基本的に無線データ通信網Nを用いた携帯者位置情報の送信要求を受信したときのみとなる。このため、電力消費が極めて少なく長時間の使用が可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】この位置発信装置30及び位置検知システム100は、通常時は消費電力の少ない短距離通信部46、56を用いて位置情報の送受信を行う。また、外部からの位置確認要求等は受信装置50が対応し、位置発信装置30の遠距離通信部44が送信動作を行うのは基本的に無線データ通信網Nを用いた携帯者位置情報の送信要求を受信したときのみとなる。このため、電力消費が極めて少なく長時間の使用が可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、省電力な近距離無線を用いた位置発信装置と、これを用いた位置検知システムに関するものである。
近年の高齢化社会の進行に伴い高齢者の介護や健康管理、安全管理が重要となっている。特に、近年では徘徊中の痴呆症患者が交通事故や列車事故等により犠牲となる事例もあり、場合によって家族や介護者の責任が問われる可能性が有る。このため、徘徊症状を有する痴呆症患者は介護者が常に所在に注意を払う必要があり介護の負担も大きい。この問題点に関し下記[特許文献1]には、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)機能を備えた携帯端末と携帯電話回線を用いた位置情報検出装置に関する発明が開示されている。尚、近年では位置情報等の送受信は商用の無線データ通信網を介して行うことが主流となっている。
しかしながら、商用の無線データ通信網を介した情報発信には多くの電力を要し、消費電力が大きいという問題点がある。このため、介護者は被介護者が携える携帯端末の電池残量を常に注意する必要が生じる。また、長時間の外出や介護者が長時間徘徊に気が付かなかった場合等では電池切れが生じ、被介護者の位置情報を所得ができない場合が有る。また、省電力化のために位置情報の発信間隔を拡げた場合には、位置情報を密に取得できないため被介護者の発見、保護に時間を要するという問題点がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、省電力で長時間使用が可能な位置発信装置及び位置検知システムを提供することを目的とする。
本発明は、
(1)GPSを利用して自身のGPS位置情報を取得する発信側位置情報取得部42と、商用の無線データ通信網Nを介して情報を送受信する遠距離通信部44と、を有する位置発信装置において、
前記遠距離通信部44よりも省電力な発信側短距離通信部46をさらに有し、
前記発信側短距離通信部46は前記GPS位置情報に基づく携帯者位置情報を所定の時間間隔で発信するとともに、
前記遠距離通信部44は、受信装置50側から無線データ通信網Nを用いた位置情報送信要求を受信した場合に、前記携帯者位置情報を無線データ通信網Nを介して前記受信装置50側に送信することを特徴とする位置発信装置30を提供することにより、上記課題を解決する。
(2)携帯者Uの歩行情報を取得する歩行情報取得部48をさらに有し、
最新のGPS位置情報が入力するまでは前記歩行情報から算出した位置補足情報を直前の携帯者位置情報に付加して携帯者位置情報を生成することを特徴とする上記(1)記載の位置発信装置30を提供することにより、上記課題を解決する。
(3)歩行情報取得部48が6軸センサもしくは9軸センサであることを特徴とする上記(2)記載の位置発信装置30を提供することにより、上記課題を解決する。
(4)上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の位置発信装置30と、前記位置発信装置30からの携帯者位置情報を受信する受信装置50と、を有する位置検知システムであって、
前記受信装置50は、GPSを利用して自身の受信側GPS位置情報を取得する受信側位置情報取得部52と、商用の無線データ通信網Nを介して情報を送受信する受信側遠距離通信部54と、発信側短距離通信部46からの携帯者位置情報を受信する受信側短距離通信部56と、を有し、前記携帯者位置情報に基づいて、前記位置発信装置30の位置を表示することを特徴とする位置検知システム100を提供することにより、上記課題を解決する。
(5)受信装置50が、発信側短距離通信部46からの携帯者位置情報を受信できなくなった場合に警報を発することを特徴とする上記(4)記載の位置検知システム100を提供することにより、上記課題を解決する。
(6)位置発信装置30が受信装置50側からのオープンモード変更要求を受信した場合に、発信側短距離通信部46が全ての受信装置50で受信可能な携帯者位置情報を発信することを特徴とする上記(4)または(5)に記載の位置検知システム100を提供することにより、上記課題を解決する。
(7)位置発信装置30のオープンモード時に、携帯者位置情報とともに予め設定されたメッセージを発信することを特徴とする上記(6)記載の位置検知システム100を提供することにより、上記課題を解決する。
(8)位置発信装置30が、3台以上の受信装置50の受信側GPS位置情報を取得して、これらの受信側GPS位置情報から携帯者位置情報を推定し送信することを特徴とする上記(4)乃至(7)のいずれかに記載の位置検知システム100を提供することにより、上記課題を解決する。
(1)GPSを利用して自身のGPS位置情報を取得する発信側位置情報取得部42と、商用の無線データ通信網Nを介して情報を送受信する遠距離通信部44と、を有する位置発信装置において、
前記遠距離通信部44よりも省電力な発信側短距離通信部46をさらに有し、
前記発信側短距離通信部46は前記GPS位置情報に基づく携帯者位置情報を所定の時間間隔で発信するとともに、
前記遠距離通信部44は、受信装置50側から無線データ通信網Nを用いた位置情報送信要求を受信した場合に、前記携帯者位置情報を無線データ通信網Nを介して前記受信装置50側に送信することを特徴とする位置発信装置30を提供することにより、上記課題を解決する。
(2)携帯者Uの歩行情報を取得する歩行情報取得部48をさらに有し、
最新のGPS位置情報が入力するまでは前記歩行情報から算出した位置補足情報を直前の携帯者位置情報に付加して携帯者位置情報を生成することを特徴とする上記(1)記載の位置発信装置30を提供することにより、上記課題を解決する。
(3)歩行情報取得部48が6軸センサもしくは9軸センサであることを特徴とする上記(2)記載の位置発信装置30を提供することにより、上記課題を解決する。
(4)上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の位置発信装置30と、前記位置発信装置30からの携帯者位置情報を受信する受信装置50と、を有する位置検知システムであって、
前記受信装置50は、GPSを利用して自身の受信側GPS位置情報を取得する受信側位置情報取得部52と、商用の無線データ通信網Nを介して情報を送受信する受信側遠距離通信部54と、発信側短距離通信部46からの携帯者位置情報を受信する受信側短距離通信部56と、を有し、前記携帯者位置情報に基づいて、前記位置発信装置30の位置を表示することを特徴とする位置検知システム100を提供することにより、上記課題を解決する。
(5)受信装置50が、発信側短距離通信部46からの携帯者位置情報を受信できなくなった場合に警報を発することを特徴とする上記(4)記載の位置検知システム100を提供することにより、上記課題を解決する。
(6)位置発信装置30が受信装置50側からのオープンモード変更要求を受信した場合に、発信側短距離通信部46が全ての受信装置50で受信可能な携帯者位置情報を発信することを特徴とする上記(4)または(5)に記載の位置検知システム100を提供することにより、上記課題を解決する。
(7)位置発信装置30のオープンモード時に、携帯者位置情報とともに予め設定されたメッセージを発信することを特徴とする上記(6)記載の位置検知システム100を提供することにより、上記課題を解決する。
(8)位置発信装置30が、3台以上の受信装置50の受信側GPS位置情報を取得して、これらの受信側GPS位置情報から携帯者位置情報を推定し送信することを特徴とする上記(4)乃至(7)のいずれかに記載の位置検知システム100を提供することにより、上記課題を解決する。
本発明に係る位置発信装置及び位置検知システムは、通常時は消費電力の少ない短距離通信部を用いて位置情報の送受信を行う。また、位置発信装置の遠距離通信部が送信動作を行うのは基本的に無線データ通信網を用いた携帯者位置情報の送信要求を受信したときのみとなる。このため、電力消費が少なく長時間の使用が可能となる。
本発明に係る位置発信装置及び位置検知システムの実施の形態について図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係る位置検知システム100の概要を示す図である。
本発明に係る位置検知システム100は、高齢者、痴呆症患者、幼児等、見守りが必要な被介護者(携帯者U)に携帯させる位置発信装置30と、携帯者Uを見守る家族や施設等の介護職員(介護者Y)が携帯する受信装置50と、を有している。そして、位置発信装置30と受信装置50とはGPS衛星10からの信号を受信して自身のGPS位置情報を取得する。また、位置発信装置30と受信装置50とは商用の無線データ通信網Nを介して相互に情報の送受信が可能である。またさらに、位置発信装置30と受信装置50とは省電力な短距離通信部46、56による通信が可能である。これら各部の構成に関しては後述する。
次に、本発明に係る位置発信装置30の構成を図2を用いて説明する。本発明に係る位置発信装置30は、図2(a)に示すように、本体部36と、この本体部36に電力を供給する充電池32と、外部電源の電力を充電池32に充電する充電ユニット34と、を有している。また、位置発信装置30の本体部36は、GPSを利用して自身のGPS位置情報を取得する発信側位置情報取得部42と、商用の無線データ通信網Nを介して情報を送受信する遠距離通信部44と、この遠距離通信部44よりも省電力で動作する発信側短距離通信部46と、携帯者Uの歩行情報を取得する歩行情報取得部48と、データを記憶可能な周知のメモリ49と、これらの各部を制御するとともに各種演算を行う制御部40と、を有している。尚、位置発信装置30は携帯者Uの衣服や鞄等に設置しても良いが、これらの場合には携帯者Uが脱いだり置き忘れたりする可能性がある。このため、位置発信装置30は、図2(b)に示すように、携帯者Uの靴12に設置することが最も好ましい。尚、本発明に係る位置検知システム100は、主に屋外外出中の使用を想定しており、携帯者Uが屋外において靴12を脱いで裸足で行動する可能性は低いため、この構成は最も位置発信装置30の携行率が高いものである。
充電池32は外部電源によって充電が可能なリチウムイオン電池等の周知の充電池を用いることができる。また、充電ユニット34は充電池32を充電可能であれば如何なるものを用いても良い。尚、位置発信装置30を靴12に設ける場合には充電池32、充電ユニット34を靴底部に設置し、本体部36は靴12の外皮(甲皮)や締結ベルト等に固定するか、これらの位置にポケットを設けてその中に入れておくことが好ましい。さらに、位置発信装置30を靴12に設ける場合には、充電ユニット34は平型コイル34aを備え、外部の給電コイルとの電磁誘導によって非接触で充電するものが好ましい。特に、靴12の収容場所として、載置時に平型コイル34aと対向する給電コイルを備えた専用の充電機能付き靴置きを用いれば、未使用時に靴12をこの充電機能付き靴置きに載置することで自動的に充電が行われ、充電忘れを防止することができる。また、平型コイル34aは、電線を平面状に巻回したものを用いることが好ましい。これにより、靴底の低背化が可能となる他、歩行時の湾曲にも柔軟に追従し断線等の不具合が生じることも無い。また、平型コイル34aはできるだけ大面積のものを用い、可能な限り接地面側に設けることが充電効率の面から好ましい。
また、発信側位置情報取得部42は、前述のようにGPS衛星10からの信号を受信して自身のGPS位置情報を取得可能な周知のGPSユニットを用いることができる。また、遠距離通信部44は対応するSIMカードを挿入することで3GやLTE(Long Term Evolution)等の商用の無線データ通信網Nを用いて情報の送受信が可能な周知の通信モジュールを用いることができる。
また、発信側短距離通信部46は、Zigbee(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の消費電力が少ない周知の近距離無線モジュールを用いることができる。尚、発信側短距離通信部46にBluetoothを用いた構成では、受信装置50にBluetoothモジュールを搭載したスマートフォンやタブレット端末をそのまま利用できるため、特に好適である。
また、歩行情報取得部48は携帯者Uの歩行情報を取得するセンサであり、特に3軸ジャイロセンサと3軸加速度センサとを有する6軸センサもしくは9軸センサを用いることが好ましい。
また、本発明に係る受信装置50は、図3に示すように、GPS衛星10からの信号を受信して自身の受信側GPS位置情報を取得する周知の受信側位置情報取得部52と、商用の無線データ通信網Nを介して情報を送受信可能な受信側遠距離通信部54と、位置発信装置30の発信側短距離通信部46からの携帯者位置情報を受信可能な受信側短距離通信部56と、データを記憶可能な周知のメモリ59と、これらの各部を制御するとともに各種演算を行う制御部60と、を有している。尚、受信装置50としては専用の機器を用いても良いが、GPSモジュール(受信側位置情報取得部52)とBluetooth等の近距離無線モジュール(受信側短距離通信部56)とを備えたスマートフォン等の携帯通信端末に所定のアプリケーションソフトをインストールして構成することが好ましい。
次に、本発明に係る位置発信装置30及び位置検知システム100の動作を説明する。尚、ここでは短距離通信部46、56にBluetoothモジュールを用い、受信装置50としてスマートフォンを用いた例を説明する。
先ず、スマートフォンに所定のアプリケーションソフトをインストールして受信装置50とする。次に、使用する位置発信装置30の識別情報を受信装置50に入力する。これにより、識別情報が入力された特定の位置発信装置30と受信装置50との情報通信が可能となる。尚、受信装置50には複数台の位置発信装置30の識別情報が入力可能である。よって、例えば介護施設職員等が複数の被介護者Uを伴って散歩等に外出するときでも、単体もしくは複数台の受信装置50と複数の位置発信装置30との情報通信を各々並行して行うことができる。
尚、本発明に係る位置検知システム100では、発信側短距離通信部46が発信する携帯者位置情報を自身の識別情報を有する特定の受信装置50のみが受信可能とする通常モードと、識別情報の有無に関わらず全ての受信装置50が受信可能なオープンモードと、を有している。ここでは先ず、通常モードの動作を説明する。
先ず、位置発信装置30を充電する。特に位置発信装置30が靴12に設置されている場合には、靴12を専用の充電機能付き靴置きの特定の場所に載置する。このときの特定の位置とは位置発信装置30側の平型コイル34aと、靴置き部側の給電コイルとが対向して近接する位置である。そして、靴置き部は商用電源を所定の電圧、例えば100kHzの高周波電圧にして給電コイルに印加する。これにより、給電コイルに近接した平型コイル34aには、この給電コイルの電磁誘導によって誘起電流が流下する。そして、充電ユニット34はこの平型コイル34aに流下する誘起電流を整流して充電池32に出力し、充電池32の充電を行う。
次に、携帯者Uを伴って外出する場合、動作状態の位置発信装置30を携帯者Uに携帯させる。尚、位置発信装置30が靴12に設置されている場合には、携帯者Uにこの靴12を着用させる。次に、同行する介護者Yはこの位置発信装置30の識別情報を有する受信装置50を起動する。尚、このとき位置発信装置30は通常モードに設定されている。これにより、携帯者Uの位置発信装置30と受信装置50とは短距離通信部46、56及び遠距離通信部44、54を介した情報通信が可能となる。そして、介護者Yは携帯者Uを伴って外出する。
次に、位置発信装置30の発信側位置情報取得部42はGPS衛星10からの信号を受信して位置発信装置30のGPS位置情報を制御部40に出力する。制御部40はGPS位置情報が入力すると携帯者位置情報をこのGPS位置情報で上書きする。そして、この携帯者位置情報を発信側短距離通信部46を用いて例えば1秒〜数秒の間隔で発信する。
受信装置50の制御部60は、発信側短距離通信部46が発信した携帯者位置情報を受信側短距離通信部56を介して受信する。そして、位置発信装置30の位置を表示する。尚、受信装置50の制御部60は受信側位置情報取得部52を介して自身の受信側GPS位置情報を随時取得しており、制御部60はこの受信側GPS位置情報と携帯者位置情報とに基づいて受信装置50と位置発信装置30との距離、方向、相対位置等を算出し、これらを表示するようにしても良い。さらに、地図データと連携してこれらの位置を地図上に表示するようにしても良い。これにより、介護者Yは携帯者Uを見失った場合でも、携帯者Uの位置を即座に把握することができる。
また、携帯者Uの家族や施設管理者等が携帯者Uの位置を確認したい場合、位置確認要求を商用の無線データ通信網Nを介して送信する。この位置確認要求は受信装置50の受信側遠距離通信部54が受信する。そして、受信装置50の制御部60はこの位置確認要求を受けて、自身が取得した携帯者位置情報を要求者側に送信する。即ち、外部からの位置確認要求は受信装置50が応答して、位置発信装置30側は応答しない。これにより、位置発信装置30は消費電力の大きい遠距離通信部44を使用することはなく、充電池32の電力消費を抑制することができる。
また、携帯者Uが介護者Yから離れ短距離通信部46、56の通信可能範囲の外に出た場合、受信装置50は短距離通信部46、56を介した携帯者位置情報を受信できなくなる。受信装置50の制御部60は短距離通信部46、56を介した携帯者位置情報の取得が所定の時間できなかった場合、ブザーやアラーム等の音声や画面表示等により警報を発する。これにより、介護者Yは携帯者Uが離れたことを知る。この際、受信装置50には最後に受信した携帯者位置情報に基づく位置表示がされているから、介護者Yはその方向に移動することで短距離通信部46、56の通信可能範囲に入り、発信側短距離通信部46からの携帯者位置情報を受信することができる。これにより、受信装置50は携帯者Uの現在位置を表示し、介護者Yは携帯者Uの位置の把握と保護とを行うことができる。尚、一般的なクラス2の短距離通信部46、56の通信可能範囲は10m〜50m程度であり、介護者Yと携帯者Uとの距離がさほど離れないうちにこの警報は作動する。
また、介護者Yが移動しても短距離通信部46、56の通信可能範囲に入らない場合、介護者Yは受信装置50に対し商用の無線データ通信網Nを用いた携帯者位置情報の送信要求操作を行う。これにより、受信装置50の制御部60は受信側遠距離通信部54から無線データ通信網Nを用いた位置情報送信要求を送信する。尚、無線データ通信網Nを用いた情報通信は送信時に大きな電力を要するものの待ち受け時の電力消費は少ないため、位置発信装置30の遠距離通信部44を常に待ち受け状態としても消費電力はさほど増大しない。これにより、位置発信装置30は無線データ通信網Nを介した位置情報送信要求を常に受信可能である。
そして、位置発信装置30の制御部40が遠距離通信部44を介して受信装置50からの位置情報送信要求を受信すると、遠距離通信部44を用いた携帯者位置情報の送信を1回行う。これにより、受信装置50は無線データ通信網Nを介して携帯者位置情報を受信する。そして、介護者Yは受信装置50が表示した位置発信装置30の位置を確認しその方向に移動する。これにより、介護者Yが短距離通信部46、56の通信可能範囲に入れば発信側短距離通信部46からの携帯者位置情報を密に受信可能となり、携帯者Uの保護を行うことができる。また、短距離通信部46、56の通信可能範囲に入らない場合でも、再度、無線データ通信網Nを用いた位置情報送信要求を行うことで、位置発信装置30の最新の携帯者位置情報を無線データ通信網Nを介して受信することができる。これを繰り返すことで、最終的に介護者Yは短距離通信部46、56の通信可能範囲に入り、携帯者Uの保護を行うことができる。尚、位置発信装置30は所定の時間間隔で遠距離通信部44による携帯者位置情報の送信を定期的に行うようにしても良い。この場合、送信間隔は例えば10分間隔等の電力の消費量が過大とならない間隔で行うことが好ましい。
また、位置発信装置30の歩行情報取得部48は携帯者Uが歩く時に生じる加速度の大きさ、時間、方向等の歩行情報を取得し制御部40に出力する。制御部40はこの歩行情報から携帯者Uの位置変化を表す位置補足情報を算出し、これを直前のGPS位置情報に付与して携帯者位置情報を生成する。尚、発信側位置情報取得部42が最新のGPS位置情報を取得すると、携帯者位置情報はこの最新のGPS位置情報に上書きされる。よって、GPS位置情報が取得可能な屋外等では、携帯者位置情報はほぼGPS位置情報となる。ただし、携帯者Uが屋内に入るなどしてGPS位置情報を長時間取得できない場合には、携帯者位置情報には位置補足情報がその都度付与され、GPS位置情報と実際の位置との乖離を軽減する。この構成によれば、位置発信装置30がGPS位置情報を取得できない場所に移動しても、受信装置50は位置補足情報で補正された携帯者位置情報を取得して携帯者Uの大まかな現在位置を表示することができる。そして、携帯者Uを見失った場合でも、介護者Yは携帯者Uを保護することができる。
尚、位置発信装置30がGPS位置情報を長時間取得できない場合の携帯者位置情報の生成は、以下の様にして行っても良い。先ず、位置発信装置30がGPS位置情報を長時間取得できない場合、位置発信装置30は遠距離通信部44を用いて無線データ通信網Nの基地局にアクセスし、この基地局の位置情報に基づいて位置補足情報を作成し、携帯者位置情報に付与する。また、位置発信装置30がGPS位置情報を取得できず、また無線データ通信網Nにもアクセスできない場合、位置発信装置30は発信側短距離通信部46を用いて受信装置50の受信側GPS位置情報を取得し、この受信側GPS位置情報に基づいて位置補足情報を作成し、携帯者位置情報に付与する。この際、歩行情報取得部48の歩行情報から得られる位置補足情報を付加するようにしても良い。また、位置発信装置30の周囲に短距離通信部46、56による通信が可能な受信装置50が複数台(3台以上が好ましい)存在する場合には、位置発信装置30がこれら複数台の受信装置50の受信側GPS位置情報を取得し、これら複数の受信側GPS位置情報から例えば三角測量や等距離の位置、受信範囲の重なり位置等により自身の位置を大まかに推定し、これを携帯者位置情報位置として送信しても良い。尚、この構成における受信側GPS位置情報の個数に関しては、前述のように3個以上であれば特に限定は無いが、位置発信装置30の制御部40の負荷を考慮して10個以下程度とすることが好ましい。
次に、本発明に係る位置検知システム100のオープンモードに関して説明する。先ず、何らかの原因により携帯者Uが介護者Yから遠く離れた位置におり短時間での保護が不可能な場合、また介護者Yが直ちに保護行動に移れない場合などに、介護者Yは受信装置50に対しオープンモードへの変更要求操作を行う。これにより、受信装置50の制御部60は、受信側遠距離通信部54から無線データ通信網Nを用いたオープンモード変更要求を送信する。このオープンモード変更要求を位置発信装置30の遠距離通信部44が受信すると、位置発信装置30の制御部40は発信側短距離通信部46による携帯者位置情報の発信をオープンモードにて行う。このオープンモードによる発信は位置発信装置30の識別情報の有無に関わらず全ての受信装置50が携帯者位置情報の受信を可能とするモードである。よってこのオープンモードではアプリケーションソフトがインストールされた全ての受信装置50がこの位置発信装置30の携帯者位置情報を取得することができる。尚、位置発信装置30のメモリ49には予めオープンモード時に発信するメッセージデータ(テキストデータ)が記憶されている。尚、このメッセージデータは複数登録可能とし、どのメッセージデータを発信するかはオープンモードへの変更要求時に受信装置50の側で選択可能としても良い。そして、オープンモードの位置発信装置30は携帯者位置情報とともに例えば「道が判らなくなりました。保護して電話番号○○○−○○○−○○○○までご連絡ください。」等メッセージデータを発信する。
そして、このオープンモードによる携帯者位置情報及びメッセージデータは、短距離通信部46、56の通信可能範囲内にある第三者Vの任意の受信装置50が受信して画面に表示する。尚、ここでの第三者Vとは、位置検知システム100の受信装置50を有している(本発明のアプリケーションソフトをインストールした携帯端末を有している)他の介護施設の職員、介護関係者、被介護者を抱える家族、ボランティア、警察官、その他である。そして、第三者Vはこのメッセージと携帯者位置情報を確認し、携帯者Uを適宜保護してメッセージデータに記載された連絡先に連絡する等の適切な措置を講じる。これにより、介護者Yによる保護が困難な場合でも、第三者Vの協力により携帯者Uの保護が可能となる。また、一般市民の通報等により警察官が携帯者Uを保護した場合でも、警察官が受信装置50を有していればオープンモードでのメッセージデータを受信して携帯者Uの特定や連絡先の把握を直ちに行うことができる。また、緊急時に警察官等に保護を求める場合でも、容姿や服装等の特徴ではなく携帯者位置情報及びメッセージデータの受信により携帯者Uの特定を容易に行うことが可能となる。
また、オープンモードの移行に関しては以下の構成も備えていることが好ましい。先ず、位置発信装置30は識別情報を有する受信装置50と短距離通信部46、56を用いた双方向通信を定期的に行う。そして、位置発信装置30は短距離通信部46、56を用いた受信装置50との通信が所定の時間行えず、且つ、遠距離通信部44、54を介した位置情報送信要求、オープンモード変更要求等の通信も所定の時間受信されない場合に、自動的にオープンモードに切り替える。この構成では、携帯者Uが離れたことを介護者Yが長時間気付かない場合や、受信装置50もしくは位置発信装置30が無線データ通信網Nの範囲外にある場合、また介護者Yの受信装置50が何らかの原因、例えば置き忘れ等で操作できない状態あった場合に、位置発信装置30はオープンモードで動作し、第三者Vの協力による携帯者Uの保護が可能となる。
以上のように、本発明に係る位置発信装置30及び位置検知システム100は、通常時は消費電力の少ない短距離通信部46、56を用いて位置情報の送受信を行うとともに、位置発信装置30が短距離通信部46、56の通信可能範囲の外に出た場合に警報を発する。これにより、介護者Yは携帯者Uが離れたことを知り、携帯者Uが遠くに離れないうちに保護活動を行うことができる。さらに、位置発信装置30が短距離通信部46、56の通信可能範囲の外に出た場合でも、無線データ通信網Nを用いた携帯者位置情報の送信要求を行うことで、無線データ通信網Nを介して携帯者位置情報を受信することができる。これにより、携帯者Uの保護活動を行うことができる。
また、本発明に係る位置発信装置30及び位置検知システム100は、歩行情報取得部48が歩行情報を取得し、この歩行情報に基づく位置補足情報をGPS位置情報に付与して携帯者位置情報を生成する。これにより、GPS位置情報を取得できない場所であっても、受信装置50は位置発信装置30の大まかな現在位置を表示することができる。
さらに、本発明に係る位置発信装置30及び位置検知システム100は、位置発信装置30をオープンモードに変更することで、全ての受信装置50が携帯者位置情報を受信する。また、これに付随してメッセージデータを発信することで、第三者V等による携帯者Uの保護が可能となる。また、メッセージデータにより連絡先等を知らせることができる。
そして、本発明に係る位置発信装置30及び位置検知システム100は、外部からの位置確認要求等は受信装置50が対応し、位置発信装置30の遠距離通信部44が送信動作を行うのは基本的に無線データ通信網Nを用いた携帯者位置情報の送信要求を受信したときのみとなる。このため、電力消費が極めて少なく長時間の使用が可能となる。
尚、本例で示した位置発信装置30及び位置検知システム100の各部の構成、機構、動作手順等は一例であり、本発明は本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更して実施することが可能である。
30 位置発信装置
42 発信側位置情報取得部
44 遠距離通信部
46 発信側短距離通信部
48 歩行情報取得部
50 受信装置
52 受信側位置情報取得部
54 受信側遠距離通信部
56 受信側短距離通信部
100 位置検知システム
N 無線データ通信網
42 発信側位置情報取得部
44 遠距離通信部
46 発信側短距離通信部
48 歩行情報取得部
50 受信装置
52 受信側位置情報取得部
54 受信側遠距離通信部
56 受信側短距離通信部
100 位置検知システム
N 無線データ通信網
Claims (8)
- GPSを利用して自身のGPS位置情報を取得する発信側位置情報取得部と、商用の無線データ通信網を介して情報を送受信する遠距離通信部と、を有する位置発信装置において、
前記遠距離通信部よりも省電力な発信側短距離通信部をさらに有し、
前記発信側短距離通信部は前記GPS位置情報に基づく携帯者位置情報を所定の時間間隔で発信するとともに、
前記遠距離通信部は、受信装置側から無線データ通信網を用いた位置情報送信要求を受信した場合に、前記携帯者位置情報を無線データ通信網を介して前記受信装置側に送信することを特徴とする位置発信装置。 - 携帯者の歩行情報を取得する歩行情報取得部をさらに有し、
最新のGPS位置情報が入力するまでは前記歩行情報から算出した位置補足情報を直前の携帯者位置情報に付加して携帯者位置情報を生成することを特徴とする請求項1記載の位置発信装置。 - 歩行情報取得部が6軸センサもしくは9軸センサであることを特徴とする請求項2記載の位置発信装置。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の位置発信装置と、
前記位置発信装置からの携帯者位置情報を受信する受信装置と、を有する位置検知システムであって、
前記受信装置は、GPSを利用して自身の受信側GPS位置情報を取得する受信側位置情報取得部と、商用の無線データ通信網を介して情報を送受信する受信側遠距離通信部と、発信側短距離通信部からの携帯者位置情報を受信する受信側短距離通信部と、を有し、前記携帯者位置情報に基づいて、前記位置発信装置の位置を表示することを特徴とする位置検知システム。 - 受信装置が、発信側短距離通信部からの携帯者位置情報を受信できなくなった場合に警報を発することを特徴とする請求項4記載の位置検知システム。
- 位置発信装置が受信装置側からのオープンモード変更要求を受信した場合に、発信側短距離通信部が全ての受信装置で受信可能な携帯者位置情報を発信することを特徴とする請求項4または請求項5記載の位置検知システム。
- 位置発信装置のオープンモード時に、携帯者位置情報とともに予め設定されたメッセージを発信することを特徴とする請求項6記載の位置検知システム。
- 位置発信装置が、3台以上の受信装置の受信側GPS位置情報を取得して、これらの受信側GPS位置情報から携帯者位置情報を推定し送信することを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれかに記載の位置検知システム。
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