JP2018013310A - 室外機のトランス収納構造 - Google Patents

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吉成 永富
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【課題】内部を密封して雨水などの浸入を確実に防止することのできる室外機のトランス収納構造を提供する。【解決手段】電装箱25に電気的に接続されるトランスを収納するための箱本体40と、箱本体40の上面を閉塞する蓋体50とからなるトランス用箱20を備え、蓋体50は、箱本体40に対して蓋体50の位置決めをする位置決め部52と、箱本体40の上面に蓋体50を押し付ける押さえ部57とを備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、室外機のトランス収納構造に係り、特に、外部からの水やほこりなどの侵入を防止することを可能とした室外機のトランス収納構造に関する。
一般に、空気調和装置の室外機の内部には、室外機の圧縮機などを駆動制御するための電気・電子部品が収容された電装箱が設置されている。
室外機は、室外に設置されるものであるため、内部に雨水やほこりなどが侵入するおそれがあり、この雨水などが電装箱に侵入すると、漏電やショートなど生じる危険性がある。
そのため、従来から、電装箱50内に空気を吸い込む吸い込み部51にカバー51Bを設けるとともに、上板50A2と間隔を空けて設けられた吸い込みガイド部51Cを設けることで、開口51Aに直接雨水等が掛からないようにすることができ、雨水等が電装箱50内に侵入することを防止でき、電子部品の防水構造を省くことができるようにした技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−129924号公報
しかしながら、従来の技術においては、吸い込み部が設けられていることから、電装箱を完全に密封する構造ではない。そのため、例えば、暴風雨など雨水が強風にあおられると、電装箱の内部に侵入してしまうおそれがある。
また、近年、室外機で使用されるトランスが大型化する傾向にあり、このようにトランスが大型化すると、重量が重くなってしまうことから、トランスを電装箱とは別個に設置することが行われている。
このようにトランスを別個に設置する場合に、前記従来の技術を適用しても、雨水などの浸入を完全に防止することができないという問題がある。
本発明は、前記した事情に鑑みてなされたものであり、内部を密封して雨水などの浸入を確実に防止することのできる室外機のトランス収納構造を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するため、本発明は、電装箱に電気的に接続されるトランスを収納するための箱本体と、前記箱本体の上面を閉塞する蓋体とからなるトランス用箱を備え、前記蓋体は、前記箱本体に対して前記蓋体の位置決めをする位置決め部と、前記箱本体の上面に前記蓋体を押し付ける押さえ部とを備えていることを特徴とする。
これによれば、位置決め部により、箱本体に対して蓋体の位置決めを行うとともに、押さえ部により、箱本体の上面に蓋体を押し付けることで、箱本体に蓋体を固定するようにしているので、箱体と蓋体との間に間隙が形成された場合でも、蓋体を箱本体の上端縁に対して強固に密着させることができ、トランス用箱の密閉性を高めることができる。
本発明によれば、箱体と蓋体との間に間隙が形成された場合でも、蓋体を箱本体の上端縁に対して強固に密着させることができ、トランス用箱の密閉性を高めることができる。その結果、トランス用箱の内部に雨水などの浸入を確実に防止することができる。
本発明の実施形態における室外機のカバー部材を外した状態の概略を示す斜視図 本実施形態の室外機の正面図 本実施形態のトランス用箱のカバー部材側からみた斜視図 トランス用箱の位置決め部側からみた斜視図 本実施形態のトランス用箱の蓋体を外した状態を示す分解斜視図 本実施形態のトランス用箱の縦断面図
第1の発明は、電装箱に電気的に接続されるトランスを収納するための箱本体と、前記箱本体の上面を閉塞する蓋体とからなるトランス用箱を備え、前記蓋体は、前記箱本体に対して前記蓋体の位置決めをする位置決め部と、前記箱本体の上面に前記蓋体を押し付ける押さえ部とを備えていることを特徴とする室外機のトランス収納構造である。
これにより、位置決め部により、箱本体に対して蓋体の位置決めを行うとともに、押さえ部により、箱本体の上面に蓋体を押し付けることで、箱本体に蓋体を固定するようにしているので、箱体と蓋体との間に間隙が形成された場合でも、蓋体を箱本体の上端縁に対して強固に密着させることができ、トランス用箱の密閉性を高めることができる。
第2の発明は、前記位置決め部は、前記箱本体の側面に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の室外機のトランス収納構造である。
これにより、位置決め部により、箱本体の側面に対して蓋体の位置決めを行うことができる。
第3の発明は、前記蓋体は、周囲に前記箱本体側に延在する側板を備え、前記押さえ部は、前記側板の下端部から外方に延出する延出部で形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の室外機のトランス収納構造である。
これにより、押さえ部を側板の下端部から外方に延出する延出部で形成しているので、押さえ部が箱体の上端面より低い位置に形成されることになり、押さえ部部分に雨水などが吹き付けられた場合でも、箱体の内部に侵入することを防止することが可能となる。
第4の発明は、前記箱本体は、少なくとも前記箱本体の側面から外方に延出する板を備えた固定用金具を備え、前記押さえ部は、前記固定用金具の前記板の上面に固定されることを特徴とする請求項3に記載の室外機のトランス収納構造である。
これにより、押さえ部を固定用金具の板の上面に固定するようにしているので、箱本体の上面に蓋体を効果的に押し付けるように固定することができ、蓋体を箱本体の上端縁に対して強固に密着させることができ、トランス用箱の密閉性を高めることができる。
第5の発明は、前記押さえ部は、その延出先端部から下方に延在する下方延出部を備えていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の室外機のトランス収納構造である。
これにより、押さえ部に下方延出部を設けるようにしているので、固定用金具の上板と押さえ部との間に雨水などが浸入することを防止することができ、箱体の内部への雨水などの浸入をより確実に防止することができる。
第6の発明は、前記箱本体と前記蓋体との間には、パッキンが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の室外機のトランス収納構造である。
これにより、パッキンにより、トランス用箱の密閉性を高めることができる。
(実施の形態)
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る室外機のトランス収納構造を適用した室外機のカバー部材を外した状態の概略を示す斜視図である。図2は、室外機の正面図である。
図1および図2に示すように、室外機10は、箱型のケーシング11を備えており、ケーシング11は、ケーシング11の下部を支持する2本のベースフレーム12を備えている。ベースフレーム12は、ケーシング11の互いに対向する辺に設置されており、各ベースフレーム12の両端部には、上方に延在する支柱13がそれぞれ立設されている。
ベースフレーム12の両端部には、各支柱13の下部を連結する下部フレーム14が取り付けられている。図1に示すケーシング11の正面である一側面は、図示していないが、カバー部材で被覆される。
ケーシング11の下部には、底板15が取り付けられており、ケーシング11の上部には、天板16が取り付けられている。天板16には、格子状の排気口17が形成されている。
一方の下部フレーム14の上方には、下部フレーム14とほぼ平行に延在する側部保持部材30が取り付けられている。
また、ケーシング11の内部下方には、圧縮機を収容する圧縮機容器18が設置されている。本実施形態においては、圧縮機容器18には、2つの圧縮機が収容されている。また、ケーシング11の内部下方には、図示しないがオイルセパレータ、アキュムレータなどが収容されている。
ケーシングの内部には、ケーシング11の内面に沿うように平面視コ字状に形成された熱交換器19が配置されている。
また、ケーシング11の上方には、排気口17に対向するように送風ファン21が設置されている。本実施形態の室外機10は、送風ファン21を回転駆動させることで、ケーシング11の側面から空気を取り入れ、熱交換器19を通って熱交換した後の空気を上部の排気口17から排出するいわゆるトップフロー式の室外機10となっている。
また、ケーシング11の正面側の上方には、所定の電子回路基板などを備えた電装箱25が配置されている。
電装箱25の下方近傍であって側部保持部材30には、トランス用箱20が設置されている。トランス用箱20の底面28は、底板15に支持された底部保持部材70により支持されている。
図1および図2に示すように、このトランス用箱20は、電装箱25の下方に設けられ、かつ、圧縮機の高さ以上の高さに設けられるため、トランス用箱20に対して、外部から侵入する雨水などがかかりにくく、積雪によりトランス用箱20が埋もれてしまうことがない。
室外機10の下部には、ケーシング11の周方向に沿い所定の高さを有する木枠26が設けられている。この木枠26は、ケーシング11の角部の下方、すなわち本実施の形態では支柱13の下方に設けられる支え部27と、各支え部27を連結する連結部29とを備えている。
ベースフレーム12に沿って設けられた連結部29は、支え部27の上方に設けられている。また、下部フレームに沿って設けられた連結部29は、支え部27の下方に設けられている。
このように構成することで、室外機10を運搬する場合に用いられる例えばフォークリフトのツメが挿入可能な程度の空間Sが形成されることになる。
図3は、本発明の実施形態におけるトランス用箱のカバー部材側からみた斜視図である。図4は、トランス用箱の位置決め部側からみた斜視図である。図5は、トランス用箱の蓋体を外した状態を示す分解斜視図である。図6は、トランス用箱の縦断面図である。
トランス用箱20は、上面が開口された箱型に形成された箱本体40と、箱本体40の上面開口を閉塞する蓋体50とから構成されている。
箱本体40の内部には、トランス(図示せず)が収容されており、トランスは、例えば、ねじなどにより箱本体40の底面に固定されている。
箱本体40の上端縁には、箱本体40の内側に延在するフランジ部41が形成されている。
また、箱本体40の一側面には、側部固定部材60が取り付けられている。側部固定部材60は、側部保持部材30の上部に係止される係止部61と、側部保持部材30とトランス用箱20とを固定する側部固定部62と、を備えている。
側部固定部62は、側部固定部62の高さ方向略中央部において、トランス用箱側面ねじ63によりトランス用箱20に締め付け固定されている。そして、トランス用箱20は、側部固定部材60の係止部61を側部保持部材30の上面に係止させた状態で、側部保持部材ねじ64により側部保持部材30および側部固定部62とともに締め付け固定されている。
また、箱本体40の一側面上方には、側部ねじ穴42が形成されている。箱本体40の側部ねじ穴42が形成された側面に対向する側面には、断面形状コ字状の固定用金具43が一体に取り付けられている。
固定用金具43は、箱本体40の側面に溶接などにより固定される平板状の固定用板44と、固定用板44の上端縁から延在する上板45と、固定用板44の下端縁から延在する下板46と、から構成されている。上板45には、2つの上板用ねじ穴47が形成されている。
蓋体50は、本実施形態においては、箱本体40の外形とほぼ同様に形成されており、蓋体50の4辺には、下方に延在する側板51がそれぞれ設けられている。
互いに対向する2辺の一方の側板51は、位置決め部52とされており、この位置決め部52には、側部ねじ穴42に対応する位置にねじ受け入れ穴53が形成されている。
蓋体50の他方の側板51には、カバー部材54が一体に形成されている。カバー部材54は、側板51の下端縁から外方に延びる外方延出部55と、延出部先端縁から下方に延びる下方延出部56とから構成されている。外方延出部55は、押さえ部57とされており、押さえ部57には、上板用ねじ穴47に対応する位置に2つの長穴状のねじ受け入れ穴58が形成されている。
また、箱本体40の上端部と、蓋体50の下面との間には、パッキン59が配置されている。パッキン59は、樹脂、ゴムなどの材料から形成されている。
本実施形態においては、箱本体40にトランスを収納した状態で、位置決め部52の内側面を箱本体40の外側面に対して、側部ねじ穴42を介して位置決め用ねじ48により締め付け固定し、外方延出部55を固定用金具43の上板45に上板用ねじ穴47を介して押さえ用ねじ49により締め付け固定する。
次に、本実施形態による蓋部材の固定手順について説明する。
本実施形態においては、まず、箱本体40の内部にトランスを収納して固定した状態で、箱本体40の上部に蓋体50を装着する。そして、位置決め部52のねじ受け入れ穴53を介して箱本体40の側部ねじ穴42に位置決め用ねじ48を螺入することで、箱本体40に蓋体50を固定する。
この状態で、箱本体40の側面に対して蓋体50の位置決め部52が密着されることで、箱本体40の横方向における蓋体50の位置決めが行われる。
続いて、カバー部材54の押さえ部57のねじ受け入れ穴58を介して、固定用金具43の上板45の上板用ねじ穴47に押さえ用ねじ49を螺入することで、固定用金具43の上板45に押さえ部57を固定する。
このとき、箱本体40の外形寸法に対して蓋体50の寸法が完全に合っていれば、箱本体40と蓋体50とを隙間なく固定することができるが、例えば、製造時における公差の関係で蓋体50の寸法が箱本体40の寸法より大きく形成されている場合、箱本体40と蓋体50との間に間隙が形成されることになる。
すなわち、位置決め部52により、箱本体40の横方向に対して蓋体50の位置決めを行うことで、箱本体40の寸法に対して蓋体50の寸法が大きく形成されている場合には、図5に示すように、位置決め部52により固定された面に対向する面と、側板51との間に間隙が形成される。
本実施形態においては、固定用金具43の上板45に対して上方から押さえ部57を固定するようにしているので、箱本体40と蓋体50との間に間隙が形成された場合でも、蓋体50を箱本体40の上端縁に対して強固に密着させることができ、パッキン59を介して、トランス用箱20の密閉性を高めることができる。隙間が形成された場合でも、確実に蓋体50を固定することができる。このとき、押さえ部57に長穴状のねじ受け入れ穴58を形成するようにしているので、間隙が形成された場合でも、押さえ用ねじ49を上板用ねじ穴47に挿入することができる。
また、本実施形態においては、カバー部材54の押さえ部57が箱本体40の上端面より低い位置に形成されているので、カバー部材54の横方向から雨水などが吹き付けられた場合でも、この雨水などが箱本体40の上端部に移動しにくくなり、箱本体40の内部に侵入することを防止することが可能となる。
さらに、カバー部材54に下方延出部56を設けるようにしているので、カバー部材54に雨水などが吹き付けられた場合でも、固定用金具43の上板45と押さえ部57との間に雨水などが浸入することを防止することができ、箱本体40の内部への雨水などの浸入をより確実に防止することができる。
なお、この下方延出部56は、省略するようにしてもよい。
ここで、出願人は、トランス用箱20に対して、レイン試験、パウダー試験、ミスト試験を行った。
レイン試験は、室外機の外部から人工的に雨を降らせながら、送風ファン21を停止した状態(無風)、送風ファン21を正回転させた状態、送風ファン21を逆回転させた状態について、それぞれトランス用箱20の内部への水の侵入があったか否かを試験した。
パウダー試験は、室外機の外部からパウダーを吹き付けながら、送風ファン21を正回転させた状態で、熱交換器部分を閉塞した場合と、開放した場合について、それぞれトランス用箱20の内部へのパウダーの侵入があったか否かを試験した。
ミスト試験は、室外機の外部からミストを吹き付けながら、送風ファン21を停止した状態(無風)、送風ファン21を正回転させた状態について、それぞれトランス用箱20の内部への水の侵入があったか否かを試験した。
この試験結果によれば、いずれの試験においても、トランス用箱20の内部への水またはパウダーの侵入は認められなかった。
以上説明したように、本実施形態においては、電装箱25に電気的に接続されるトランスを収納するための箱本体40と、箱本体40の上面を閉塞する蓋体50とからなるトランス用箱20を備え、蓋体50は、箱本体40に対して蓋体50の位置決めをする位置決め部52と、箱本体40の上面に蓋体50を押し付ける押さえ部57とを備えている。
これによれば、位置決め部52により、箱本体40に対して蓋体50の位置決めを行うとともに、押さえ部57により、箱本体40の上面に蓋体50を押し付けることで、箱本体40に蓋体50を固定するようにしているので、箱本体40と蓋体50との間に間隙が形成された場合でも、蓋体50を箱本体40の上端縁に対して強固に密着させることができ、トランス用箱20の密閉性を高めることができる。
また、本実施形態においては、位置決め部52は、箱本体40の側面に沿って形成されている。
これによれば、位置決め部52により、箱本体40の側面に対して蓋体50の位置決めを行うことができる。
また、本実施形態においては、蓋体50は、周囲に箱本体40側に延在する側板51を備え、押さえ部57は、側板51の下端部から外方に延出する外部延出部(延出部)で形成されている。
これによれば、押さえ部57を側板51の下端部から外方に延出する延出部で形成しているので、押さえ部57が箱本体40の上端面より低い位置に形成されることになり、押さえ部57部分に雨水などが吹き付けられた場合でも、箱本体40の内部に侵入することを防止することが可能となる。
また、本実施形態においては、箱本体40は、箱本体40の側面から外方に延出する上板45(板)を備えた固定用金具43を備え、押さえ部57は、固定用金具43の上板45の上面に固定される。
これによれば、押さえ部57を固定用金具43の上板45の上面に固定するようにしているので、箱本体40の上面に蓋体50を効果的に押し付けるように固定することができ、蓋体50を箱本体40の上端縁に対して強固に密着させることができ、トランス用箱20の密閉性を高めることができる。
また、本実施形態においては、押さえ部57は、その延出先端部から下方に延在する下方延出部56を備えている。
これによれば、押さえ部57に下方延出部56を設けるようにしているので、固定用金具43の上板45と押さえ部57との間に雨水などが浸入することを防止することができ、箱本体40の内部への雨水などの浸入をより確実に防止することができる。
また、本実施形態においては、箱本体40と蓋体50との間には、パッキン59が設けられている。
これによれば、パッキン59により、トランス用箱20の密閉性を高めることができる。
なお、本実施形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は前記実施形態に限定されない。
前記実施形態においては、位置決め部52を蓋体50の側板51により構成するようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、位置決め部52をカバー部材54の押さえ部57と同様に構成するとともに、固定用金具43を設け、固定用金具43に位置決め部52を固定することで、蓋体50の位置決めを行うようにしてもよい。
10 室外機
11 ケーシング
18 圧縮機容器
20 トランス用箱
25 電装箱
40 箱本体
41 フランジ部
42 側部ねじ穴
43 固定用金具
44 固定用板
45 上板
46 下板
47 上板用ねじ穴
48 位置決め用ねじ
49 押さえ用ねじ
50 蓋体
51 側板
52 位置決め部
53 ねじ受け入れ穴
54 カバー部材
55 外方延出部
56 下方延出部
57 押さえ部
58 ねじ受け入れ穴
59 パッキン

Claims (6)

  1. 電装箱に電気的に接続されるトランスを収納するための箱本体と、前記箱本体の上面を閉塞する蓋体とからなるトランス用箱を備え、
    前記蓋体は、前記箱本体に対して前記蓋体の位置決めをする位置決め部と、前記箱本体の上面に前記蓋体を押し付ける押さえ部とを備えていることを特徴とする室外機のトランス収納構造。
  2. 前記位置決め部は、前記箱本体の側面に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の室外機のトランス収納構造。
  3. 前記蓋体は、周囲に前記箱本体側に延在する側板を備え、前記押さえ部は、前記側板の下端部から外方に延出する延出部で形成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の室外機のトランス収納構造。
  4. 前記箱本体は、少なくとも前記箱本体の側面から外方に延出する板を備えた固定用金具を備え、前記押さえ部は、前記固定用金具の前記板の上面に固定されることを特徴とする請求項3に記載の室外機のトランス収納構造。
  5. 前記押さえ部は、その延出先端部から下方に延在する下方延出部を備えていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の室外機のトランス収納構造。
  6. 前記箱本体と前記蓋体との間には、パッキンが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の室外機のトランス収納構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114255966A (zh) * 2021-12-31 2022-03-29 江苏恒大变压器有限公司 一种方便安置的户外箱式变压器

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