JP2018011311A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 MFP10は、Activationコマンドを受信して、OKコマンドを送信することによって、第1の通信リンクL1を確立する。MFP10は、第1の通信リンクL1を利用して、携帯端末50から第1の対象データを受信する。MFP10は、第1の対象データを処理することによって、第2の対象データを生成する。第1の対象データを受信した後に、第1の通信リンクL1を切断する。MFP10は、Activationコマンドを受信して、OKコマンドを送信することによって、第2の通信リンクL2を確立する。MFP10は、第2の通信リンクL2を利用して、第2の対象データを携帯端末50に送信する。
【選択図】図6
Description
前記プロセッサは、前記プログラムに従って、以下の各ステップ、即ち、
前記通信装置と前記外部装置との間に第1の通信リンクを確立するための第1の確立コマンドを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置と通信して、前記第1の通信リンクを確立する第1の確立ステップと、
前記第1の通信リンクを利用して、第1の対象データを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置と通信する第1の通信ステップと、
前記第1の対象データを前記外部装置と通信した後に、前記第1の通信リンクを切断する切断ステップと、
前記第1の通信リンクを切断した後に、前記通信装置と前記外部装置との間に第2の通信リンクを確立するための第2の確立コマンドを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置と通信して、前記第2の通信リンクを確立する第2の確立ステップと、
前記第2の通信リンクを利用して、第2の対象データを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置と通信する第2の通信ステップであって、前記第2の対象データは、前記第1の対象データを処理することによって生成されるデータである、前記第2の通信ステップと、
を実行する。
通信装置は、
前記通信装置と前記外部装置との間にNFC方式に従った第1の通信リンクを確立するための第1の確立コマンドを、前記外部装置と通信して、前記第1の通信リンクを確立する第1の確立手段と、
前記第1の通信リンクを利用して、第1の対象データを前記外部装置と通信する第1の通信手段と、
前記第1の対象データを前記外部装置と通信した後に、前記第1の通信リンクを切断する切断手段と、
前記第1の通信リンクを切断した後に、前記通信装置と前記外部装置との間にNFC方式に従った第2の通信リンクを確立するための第2の確立コマンドを、前記外部装置と通信して、前記第2の通信リンクを確立する第2の確立手段と、
前記第2の通信リンクを利用して、前記第1の対象データを処理することによって生成される第2の対象データを、前記外部装置と通信する第2の通信手段と、
を備える。
前記プロセッサは、前記プログラムに従って、以下の各ステップ、即ち、
前記通信装置と前記外部装置との間に通信リンクを確立するための確立コマンドを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置と通信する場合に、データ送信を実行すべきことを示す送信情報が前記メモリ内に記憶されているのか否かを判断する判断ステップと、
前記判断ステップにおいて、前記送信情報が前記メモリ内に記憶されていないと判断される場合に、前記通信リンクを利用して、前記外部装置から、前記NFCインターフェイスを介して、第1の対象データを受信する受信ステップと、
前記外部装置から前記第1の対象データを受信する場合に、前記第1の対象データを処理することによって、第2の対象データを生成する処理ステップと、
前記外部装置から前記第1の対象データを受信する場合に、前記送信情報を前記メモリに記憶させるメモリ制御ステップと、
前記外部装置から前記第1の対象データを受信した後に、前記通信リンクを切断する切断ステップと、
前記判断ステップにおいて、前記送信情報が前記メモリ内に記憶されていると判断される場合に、前記通信リンクを利用して、前記第2の対象データを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置に送信する送信ステップと、
を実行する通信装置。
図1に示すように、通信システム2は、多機能機(以下では「MFP(Multi-Function Peripheralの略)」と呼ぶ)10と、携帯端末50と、を備える。MFP10と携帯端末50とは、NFC規格の通信方式(即ちNFC方式)の通信を実行可能である。本実施例では、NFC規格は、ISO/IEC21481又はISO/IEC18092の国際標準規格である。NFC方式の通信は、13.56MHz帯の電波を利用した無線通信である。また、MFP10と携帯端末50とは、それぞれ、NFC方式の通信リンクとは異なる通信ネットワークを利用して、有線通信又は無線通信を実行可能である。
MFP10は、操作部12と、表示部14と、ネットワークインターフェイス(以下では、インターフェイスのことを「I/F」と記載する)16と、印刷実行部18と、スキャン実行部20と、NFC I/F22と、制御部30と、を備える。操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をMFP10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。ネットワークI/F16は、有線ネットワークに接続するためのI/Fであってもよいし、無線ネットワークに接続するためのI/Fであってもよい。なお、この無線ネットワークは、NFC方式の通信とは異なる無線通信を実行するためのネットワークであり、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.の略)の802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば802.11a,11b,11g,11n等)に従ったネットワークである。印刷実行部18は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。スキャン実行部20は、CCD、CIS等のスキャン機構である。
携帯端末50は、例えば、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、ノートPC、タブレットPC、携帯型音楽再生装置、携帯型動画再生装置等である。携帯端末50は、無線ネットワークに接続するためのネットワークI/Fと、NFC I/Fと、を備える。従って、携帯端末50は、ネットワークI/Fを介して、MFP10と無線通信を実行可能であると共に、NFC I/Fを利用して、MFP10と無線通信を実行可能である。
上記の1セットの通信の対象である第1及び第2の対象データとして、様々なデータが考えられる。第1及び第2の対象データの一例を以下に列挙する。
MFP10が、携帯端末50から印刷データを受信して、当該印刷データに従った印刷機能を実行すべき状況を想定する。携帯端末50のユーザは、携帯端末50のMFP用アプリケーションを起動させて、MFP10に印刷機能を実行させるための指示を携帯端末50に入力する。この場合、携帯端末50は、NFC方式の通信を利用して、印刷実行指示をMFP10に送信する。印刷実行指示は、印刷データを含まない。
MFP10が、スキャンを実行してスキャンデータを生成して、当該スキャンデータを携帯端末50に送信するスキャン機能を実行すべき状況を想定する。携帯端末50のユーザは、携帯端末50のMFP用アプリケーションを起動させて、MFP10にスキャン機能を実行させるための指示を携帯端末50に入力する。この場合、携帯端末50は、NFC方式の通信を利用して、スキャン実行指示をMFP10に送信する。
携帯端末50が、MFP10が利用すべき設定情報を、MFP10に送信すべき状況を想定する。上記の設定情報として、例えば、MFP10が印刷機能を実行するための印刷設定情報(例えば、印刷解像度、用紙サイズ等)、MFP10がスキャン機能を実行するためのスキャン設定情報(例えば、スキャン解像度等)、MFP10が通信機能を実行するための通信設定情報(例えば、IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイアドレス等)を挙げることができる。
携帯端末50が、携帯端末50で現在利用されているアドレス帳に含まれるアドレス情報を、MFP10に送信すべき状況を想定する。携帯端末50のユーザは、携帯端末50のMFP用アプリケーションを起動させて、アドレス情報をMFP10に送信するための指示を携帯端末50に入力する。この場合、携帯端末50は、NFC方式の通信を利用して、アドレス情報をMFP10に送信する。
上記の第1の例では、MFP10が、ネットワーク無線通信を利用して、印刷データを携帯端末50に送信する構成を採用している。これに代えて、例えば、MFP10は、携帯端末50から、NFC I/F22を介して、印刷データを受信してもよい。この場合、MFP10は、印刷データを受信したことを示す応答を、NFC I/F22を介して、携帯端末50に送信してもよい。本例では、印刷データ、応答が、それぞれ、「第1の対象データ」、「第2の対象データ」の一例である。
上記の第1〜第5の例では、1セットの通信において、携帯端末50からMFP10への第1の対象データの送信が実行され、その後、MFP10から携帯端末50への第2の対象データの送信が実行される。ただし、1セットの通信において、MFP10から携帯端末50への第1の対象データの送信が実行され、その後、携帯端末50からMFP10への第2の対象データの送信が実行されてもよい。例えば、MFP10は、NFC I/F22を介して、スキャンデータを携帯端末50に送信し、携帯端末50から、NFC I/F22を介して、応答を受信してもよい。本例では、スキャンデータ、応答が、それぞれ、「第1の対象データ」、「第2の対象データ」の一例である。
続いて、NFC規格で採用されている各モードについて説明する。NFC規格では、P2Pモード、Reader/Writerモード(以下では「R/Wモード」と簡単に記載する)、及び、CEモードが利用される。なお、以下では、NFC方式の通信を実行可能な機器(MFP10、携帯端末50等)のことを「NFC機器」と呼ぶ。
P2Pモードは、一対のNFC機器の間で双方向通信を実行するためのモードである。
例えば、第1のNFC機器と第2のNFC機器との両方が、P2Pモードに従って動作する状況を想定する。この場合、第1のNFC機器と第2のNFC機器との間で、P2Pモードに従った通信を実行するための通信リンクが確立される。例えば、第1のNFC機器は、通信リンクを利用してデータを第2のNFC機器に送信する。その後、第2のNFC機器は、通常、同じ通信リンクを利用して、他のデータを第1のNFC機器に送信する。これにより、双方向通信が実現される。NFCフォーラムによって定められるタグタイプがタイプAであるNFC機器、及び、タグタイプがタイプFであるNFC機器は、P2Pモードに従って動作することができるが、タグタイプがタイプBであるNFC機器は、P2Pモードに従って動作することができない。
R/Wモード及びCEモードは、一対のNFC機器の間で単方向通信を実行するためのモードである。CEモードは、NFC機器がNFCフォーラムによって定められた形式である「カード」として動作するためのモードである。タグタイプがタイプAであるNFC機器と、タグタイプがタイプFであるNFC機器と、タグタイプがタイプBであるNFC機器と、のいずれも、CEモードに従って動作することができる。R/Wモードは、さらに、Readerモードと、Writerモードと、に区分される。Readerモードは、CEモードでカードとして動作するNFC機器からデータを読み出すためのモードである。Writerモードは、CEモードでカードとして動作するNFC機器にデータを書き込むためのモードである。なお、Readerモードでは、NFC規格のカードからデータを読み出すこともできる。また、Writerモードでは、NFC規格のカードにデータを書き込むこともできる。
NFC機器は、Poll動作及びListen動作を実行可能である。より具体的に言うと、例えば、MFP10では、CPU32が、プログラム36,38に従ってPoll動作及びListen動作を実行するのではなく、NFC I/F22が、Poll動作及びListen動作を実行する。Poll動作は、ポーリング信号を送信して、ポーリング信号に対するレスポンス信号を受信する動作である。また、Listen動作は、ポーリング信号を受信して、ポーリング信号に対するレスポンス信号を送信する動作である。
続いて、図2〜図5を参照して、MFP10が実行する処理について説明する。なお、CPU32は、メモリ34内のプログラム36,38に従って、図2〜図5の各処理を実行する。以下では、まず、NFC I/F22がListen動作を実行した場合に、CPU32が実行する処理(図2及び図3;以下では「MFPのListen処理」と呼ぶ)の内容を説明し、次いで、NFC I/F22がPoll動作を実行した場合に、CPU32が実行する処理(図4及び図5;以下では「MFPのPoll処理」と呼ぶ)の内容を説明する。
上述したように、NFC I/F22がListen動作を実行する場合(即ち携帯端末50がPoll動作を実行する場合)には、携帯端末50は、携帯端末50が動作すべきモードに対応するActivationコマンドをMFP10に送信する。S10において、CPU32は、携帯端末50から、NFC I/F22を介して、Activationコマンドを受信する。
S14では、CPU32は、Activationコマンドに対するレスポンスコマンド(即ちOKコマンド)を、NFC I/F22を介して、携帯端末50に送信する。これにより、MFP10と携帯端末50との間にNFC方式の通信リンクが確立される。即ち、CPU32は、Activationコマンドを受信して、OKコマンドを送信することによって、通信リンクを適切に確立することができる。
続いて、図3を参照して、図2のS12でNOと判断される場合(MFP10がCEモードで動作すべきことが判断される場合)の処理の内容を説明する。S62は、図2のS14と同様である。なお、MFP10がCEモードで動作し、携帯端末50がR/Wモードで動作する場合には、P2Pモードの場合と異なり、確認コマンド応答処理(図2のS16参照)が実行されない。単方向通信のためのモードであるために(即ち、1回の対象データの通信のみが実行されるモードであるために)、通信リンクを維持するのか否かを確認する必要がないからである。
続いて、図4及び図5を参照して、MFPのPoll処理の内容を説明する。上述したように、NFC I/F22がPoll動作を実行する場合には、MFP10は、受信済みの動作可能モード信号に従って、P2Pモード及びR/Wモードのうちのどちらかのモードで動作する。S110では、CPU32は、受信済みの動作可能モード信号に基づいて、MFP10が、P2Pモードで動作すべきか、R/Wモードで動作すべきか、を判断する。CPU32は、MFP10がP2Pモードで動作すべきと判断する場合(S110でYESの場合)に、S112に進み、MFP10がR/Wモードで動作すべきと判断する場合(S110でNOの場合)に、図5のS160に進む。
S112では、CPU32は、NFC I/F22を介して、P2Pモードに対応するActivationコマンドを携帯端末50に送信する。次いで、S114では、CPU32は、携帯端末50から、NFC I/F22を介して、Activationコマンドに対するレスポンスコマンド(即ちOKコマンド)を受信する。これにより、MFP10と携帯端末50との間にNFC方式の通信リンクが確立される。
続いて、図5を参照して、図4のS110でNOと判断される場合(即ちMFP10がR/Wモードで動作すべきと判断される場合)の処理の内容を説明する。S160〜S164は、図4のS112,S114,S118と同様である。ただし、S160では、CPU32は、R/Wモードに対応するActivationコマンドを送信する。
続いて、本実施例によって実現される具体的なケースを説明する。以下の各ケースは、MFP10が図2〜図5の各処理を実行することによって、実現される。
ケースA1では、MFP10がListen動作を実行し(即ち携帯端末50がPoll動作を実行し)、さらに、携帯端末50がP2Pモードに従って動作可能である。
ケースA2では、MFP10が、ソフトウェア的切断処理の代わりに、ハードウェア的切断処理(図2のS38)を実行する点が、ケースA1とは異なる。
ケースA3では、MFP10がPoll動作を実行し(即ち携帯端末50がListen動作を実行し)、さらに、携帯端末50がP2Pモードに従って動作可能である。
ケースA4では、ソフトウェア的切断処理の内容が、ケースA3とは異なる。なお、MFP10は、通信リンクL1が確立されると、確認コマンド送信処理を開始する(S116)。即ち、MFP10は、確認コマンドを携帯端末50に送信して、携帯端末50からOKコマンドを受信する。
図6〜図9のケースA1〜A4では、第1の通信リンクL1を確立する際、及び、第2の通信リンクL2を確立する際、の両方において、MFP10は、同じ機器(即ち、図6及び図7ではListen機器、図8及び図9ではPoll機器)として動作する。しかしながら、例えば、MFP10は、第1の通信リンクL1を確立する際に、Listen機器として動作し、第2の通信リンクL2を確立する際に、Poll機器として動作してもよい。また、例えば、MFP10は、第1の通信リンクL1を確立する際に、Poll機器として動作し、第2の通信リンクL2を確立する際に、Listen機器として動作してもよい。
ケースB1では、MFP10がListen動作を実行し(即ち携帯端末50がPoll動作を実行し)、さらに、携帯端末50がR/Wモード及びCEモードのみに従って動作可能である。従って、MFP10がCEモードに従って動作し、携帯端末50がR/Wモードに従って動作する。
ケースB2では、MFP10がPoll動作を実行し(即ち携帯端末50がListen動作を実行し)、さらに、携帯端末50がR/Wモード及びCEモードのみに従って動作可能である。従って、MFP10がR/Wモードに従って動作し、携帯端末50がCEモードに従って動作する。
図10及び図11のケースB1,B2では、第1の通信リンクL1を確立する際、及び、第2の通信リンクL2を確立する際、の両方において、MFP10は、同じ機器(即ち、図10ではListen機器、図11ではPoll機器)として動作する。しかしながら、例えば、図12のケースB3に示されるように、MFP10は、第1の通信リンクL1を確立する際に、Listen機器(即ちCEモード)として動作し、第2の通信リンクL2を確立する際に、Poll機器(即ちWriterモード)として動作してもよい。また、例えば、図12のケースB4に示されるように、MFP10は、第1の通信リンクL1を確立する際に、Poll機器(即ちReaderモード)として動作し、第2の通信リンクL2を確立する際に、Listen機器(即ちCEモード)として動作してもよい。
MFP10、携帯端末50が、それぞれ、「通信装置」、「外部装置」の一例である。Activationコマンドが、「第1の確立コマンド」及び「第2の確立コマンド」の一例である。Deactivationコマンドが、「切断コマンド」の一例である。また、送信フラグ=1が、「送信情報」の一例である。また、図6〜図9のケースA1〜A4では、P2Pモードが、「送信用モード」及び「受信用モード」の一例である。また、図10のケースB1では、CEモードが、「送信用モード」及び「受信用モード」の一例である。また、図11のケースB2では、Writerモード、Readerモードが、それぞれ、「送信用モード」、「受信用モード」の一例である。
前記通信装置を、
前記通信装置と前記外部装置との間にNFC方式に従った第1の通信リンクを確立するための第1の確立コマンドを、NFCインターフェイスを介して、前記外部装置と通信して、前記第1の通信リンクを確立する第1の確立手段であって、前記第1の通信リンクは、前記通信装置がNFC規格のReaderモードに従って通信するための通信リンクである、前記第1の確立手段と、
前記第1の通信リンクを利用して、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置から第1の対象データを受信する第1の通信手段と、
前記第1の対象データを受信した後に、前記通信装置と前記外部装置との間にNFC方式に従った第2の通信リンクを確立するための第2の確立コマンドを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置と通信して、前記第2の通信リンクを確立する第2の確立手段であって、前記第2の通信リンクは、前記通信装置がNFC規格のWriterモードに従って通信するための通信リンクである、前記第2の確立手段と、
前記第2の通信リンクを利用して、前記NFCインターフェイスを介して、第2の対象データを前記外部装置に送信する第2の通信手段と、
として機能させるコンピュータプログラムである。
本明細書によって開示される一つの技術は、NFC規格に従った通信方式であるNFC方式で、通信対象の対象データの通信を外部装置と実行する通信装置である。通信装置は、NFC方式の通信を実行するためのNFCインターフェイスと、プロセッサと、プログラムを記憶しているメモリと、を備える。
前記プロセッサは、前記プログラムに従って、以下の各ステップ、即ち、
前記通信装置と前記外部装置との間に第1の通信リンクを確立するための第1の確立コマンドを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置と通信して、前記第1の通信リンクを確立する第1の確立ステップと、
前記第1の通信リンクを利用して、第1の対象データを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置と通信する第1の通信ステップと、
前記第1の対象データを前記外部装置と通信した後に、前記第1の通信リンクを切断する切断ステップと、
前記第1の通信リンクを切断した後に、前記通信装置と前記外部装置との間に第2の通信リンクを確立するための第2の確立コマンドを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置と通信して、前記第2の通信リンクを確立する第2の確立ステップと、
前記第2の通信リンクを利用して、第2の対象データを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置と通信する第2の通信ステップであって、前記第2の対象データは、前記第1の対象データを処理することによって生成されるデータである、前記第2の通信ステップと、
を実行する。
Claims (28)
- NFC(Near Field Communication)規格に従った通信方式であるNFC方式で、通信対象の対象データの通信を外部装置と実行する通信装置であって、
NFC方式の通信を実行するためのNFCインターフェイスと、
プロセッサと、
プログラムを記憶しているメモリと、を備え、
前記プロセッサは、前記プログラムに従って、以下の各ステップ、即ち、
前記通信装置と前記外部装置との間に第1の通信リンクを確立するための第1の確立コマンドを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置と通信して、前記第1の通信リンクを確立する第1の確立ステップと、
前記第1の通信リンクを利用して、第1の対象データを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置と通信する第1の通信ステップと、
前記第1の対象データを前記外部装置と通信した後に、前記第1の通信リンクを切断する切断ステップと、
前記第1の通信リンクを切断した後に、前記通信装置と前記外部装置との間に第2の通信リンクを確立するための第2の確立コマンドを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置と通信して、前記第2の通信リンクを確立する第2の確立ステップと、
前記第2の通信リンクを利用して、第2の対象データを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置と通信する第2の通信ステップであって、前記第2の対象データは、前記第1の対象データを処理することによって生成されるデータである、前記第2の通信ステップと、
を実行する通信装置。 - 前記NFCインターフェイスが、ポーリング信号を前記外部装置から受信して、前記ポーリング信号に対するレスポンス信号を前記外部装置に送信するListen動作を実行する場合に、前記第1の確立ステップは、前記第1の確立コマンドを受信するステップを含み、
前記NFCインターフェイスが、ポーリング信号を前記外部装置に送信して、前記ポーリング信号に対するレスポンス信号を前記外部装置から受信するPoll動作を実行する場合に、前記第1の確立ステップは、前記第1の確立コマンドを送信するステップを含む、請求項1に記載の通信装置。 - 前記第1の確立ステップにおいて、前記第1の確立コマンドを前記外部装置から受信する第1の場合に、前記切断ステップは、第1の切断手法を用いて、前記第1の通信リンクを切断するステップを含み、
前記第1の確立ステップにおいて、前記第1の確立コマンドを前記外部装置に送信する第2の場合に、前記切断ステップは、前記第1の切断手法とは異なる第2の切断手法を用いて、前記第1の通信リンクを切断するステップを含む、請求項1又は2に記載の通信装置。 - 前記第1の通信リンクは、前記通信装置及び前記外部装置のそれぞれが、NFC規格のP2Pモードに従って通信するための通信リンクである、請求項1から3のいずれか一項に記載の通信装置。
- 前記プロセッサは、前記プログラムに従って、さらに、
前記第1の確立ステップにおいて、前記第1の確立コマンドを前記外部装置から受信する第1の場合に、前記第1の通信リンクが確立されている間に、前記外部装置から、前記NFCインターフェイスを介して、前記第1の通信リンクを維持するのか否かを確認するための確認コマンドを受信して、前記確認コマンドに対するレスポンスコマンドを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置に送信する第1の確認ステップを実行し、
前記第1の場合に、前記切断ステップは、前記第1の確認ステップの実行を停止し、その後、前記外部装置から、前記NFCインターフェイスを介して、前記第1の通信リンクを切断するための切断コマンドを受信して、前記切断コマンドに対するレスポンスコマンドを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置に送信するステップを含む、請求項4に記載の通信装置。 - 前記第1の確立ステップにおいて、前記第1の確立コマンドを前記外部装置から受信する第1の場合に、前記切断ステップは、前記NFCインターフェイスの動作を一時的に停止させるステップを含む、請求項4に記載の通信装置。
- 前記第1の確立ステップにおいて、前記第1の確立コマンドを前記外部装置に送信する第2の場合に、前記切断ステップは、前記第1の通信リンクを切断するための切断コマンドを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置に送信して、前記外部装置から、前記NFCインターフェイスを介して、前記切断コマンドに対するレスポンスコマンドを受信するステップを含む、請求項4から6のいずれか一項に記載の通信装置。
- 前記プロセッサは、前記プログラムに従って、さらに、
前記第1の確立ステップにおいて、前記第1の確立コマンドを前記外部装置に送信する第2の場合に、前記第1の通信リンクが確立されている間に、前記第1の通信リンクを維持するのか否かを確認するための確認コマンドを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置に送信して、前記外部装置から、前記NFCインターフェイスを介して、前記確認コマンドに対するレスポンスコマンドを受信する第2の確認ステップを実行し、
前記第2の場合に、前記切断ステップは、前記第2の確認ステップの実行を停止するステップを含む、請求項4から6のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記第1の通信リンクは、前記通信装置及び前記外部装置の一方が、NFC規格のReader/Writerモードに従って通信すると共に、前記通信装置及び前記外部装置の他方が、NFC規格のCard Emulationモードに従って通信するための通信リンクである、請求項1から3のいずれか一項に記載の通信装置。
- 前記第1の確立ステップにおいて、前記第1の確立コマンドを前記外部装置から受信する第1の場合に、前記切断ステップは、前記外部装置から、前記NFCインターフェイスを介して、前記第1の通信リンクを切断するための切断コマンドを受信して、前記切断コマンドに対するレスポンスコマンドを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置に送信するステップを含む、請求項9に記載の通信装置。
- 前記第1の確立ステップにおいて、前記第1の確立コマンドを前記外部装置に送信する第2の場合に、前記切断ステップは、前記第1の通信リンクを切断するための切断コマンドを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置に送信して、前記外部装置から、前記NFCインターフェイスを介して、前記切断コマンドに対するレスポンスコマンドを受信するステップを含む、請求項9又は10に記載の通信装置。
- 前記NFCインターフェイスは、ポーリング信号を前記外部装置から受信して、前記ポーリング信号に対するレスポンス信号を前記外部装置に送信するListen動作を実行し、
前記プロセッサは、前記プログラムに従って、さらに、
前記切断ステップを実行した後に、所定期間に亘って、前記NFCインターフェイスが前記Listen動作を実行しないように、前記NFCインターフェイスの動作を制御する動作制御ステップを実行する、請求項9から11のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記NFCインターフェイスは、ポーリング信号を前記外部装置に送信して、前記外部装置から前記ポーリング信号に対するレスポンス信号を受信するPoll動作を実行し、
前記プロセッサは、前記プログラムに従って、さらに、
前記切断ステップを実行した後に、所定期間に亘って、前記NFCインターフェイスが前記Poll動作を実行しないように、前記NFCインターフェイスの動作を制御する動作制御ステップを実行する、請求項9から12のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記通信装置が、前記第1の対象データを前記外部装置から受信すべき場合に、
前記第1の確立ステップは、前記通信装置が、NFC規格のCard Emulationモードに従って通信すると共に、前記外部装置が、NFC規格のWriterモードに従って通信するための前記第1の通信リンクを確立するステップを含み、
前記第1の通信ステップは、前記第1の通信リンクを利用して、前記外部装置から前記第1の対象データを受信するステップを含み、
前記第2の確立ステップは、前記通信装置が、NFC規格のWriterモードに従って通信すると共に、前記外部装置が、NFC規格のCard Emulationモードに従って通信するための前記第2の通信リンクを確立するステップを含み、
前記第2の通信ステップは、前記第2の通信リンクを利用して、前記第2の対象データを前記外部装置に送信するステップを含む、請求項9から13のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記通信装置が、前記第1の対象データを前記外部装置に送信すべき場合に、
前記第1の確立ステップは、前記通信装置が、NFC規格のCard Emulationモードに従って通信すると共に、前記外部装置が、NFC規格のReaderモードに従って通信するための前記第1の通信リンクを確立するステップを含み、
前記第1の通信ステップは、前記第1の通信リンクを利用して、前記第1の対象データを前記外部装置に送信するステップを含み、
前記第2の確立ステップは、前記通信装置が、NFC規格のReaderモードに従って通信すると共に、前記外部装置が、NFC規格のCard Emulationモードに従って通信するための前記第2の通信リンクを確立するステップを含み、
前記第2の通信ステップは、前記第2の通信リンクを利用して、前記第2の対象データを前記外部装置から受信するステップを含む、請求項9から13のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記通信装置が、前記第1の対象データを前記外部装置から受信すべき場合に、
前記第1の確立ステップは、前記通信装置が、NFC規格のReaderモードに従って通信すると共に、前記外部装置が、NFC規格のCard Emulationモードに従って通信するための前記第1の通信リンクを確立するステップを含み、
前記第1の通信ステップは、前記第1の通信リンクを利用して、前記外部装置から前記第1の対象データを受信するステップを含み、
前記第2の確立ステップは、前記通信装置が、NFC規格のWriterモードに従って通信すると共に、前記外部装置が、NFC規格のCard Emulationモードに従って通信するための前記第2の通信リンクを確立するステップを含み、
前記第2の通信ステップは、前記第2の通信リンクを利用して、前記第2の対象データを前記外部装置に送信するステップを含む、請求項9から13のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記通信装置が、前記第1の対象データを前記外部装置から受信すべき場合に、
前記第1の確立ステップは、前記通信装置が、NFC規格のReaderモードに従って動作すると共に、前記外部装置が、NFC規格のCard Emulationモードに従って動作するための前記第1の通信リンクを確立するステップを含み、
前記第1の通信ステップは、前記第1の通信リンクを利用して、前記外部装置から前記第1の対象データを受信するステップを含み、
前記第2の確立ステップは、前記通信装置が、NFC規格のCard Emulationモードに従って動作すると共に、前記外部装置が、NFC規格のReaderモードに従って動作するための前記第2の通信リンクを確立するステップを含み、
前記第2の通信ステップは、前記第2の通信リンクを利用して、前記第1の対象データを前記外部装置に送信するステップを含む、請求項9から13のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記通信装置が、前記第1の対象データを前記外部装置に送信すべき場合に、
前記第1の確立ステップは、前記通信装置が、NFC規格のWriterモードに従って通信すると共に、前記外部装置が、NFC規格のCard Emulationモードに従って通信するための前記第1の通信リンクを確立するステップを含み、
前記第1の通信ステップは、前記第1の通信リンクを利用して、前記第1の対象データを前記外部装置に送信するステップを含み、
前記第2の確立ステップは、前記通信装置が、NFC規格のReaderモードに従って通信すると共に、前記外部装置が、NFC規格のCard Emulationモードに従って通信するための前記第2の通信リンクを確立するステップを含み、
前記第2の通信ステップは、前記第2の通信リンクを利用して、前記第2の対象データを前記外部装置から受信するステップを含む、請求項9から13のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記通信装置が、前記第1の対象データを前記外部装置に送信すべき場合に、
前記第1の確立ステップは、前記通信装置が、NFC規格のWriterモードに従って通信すると共に、前記外部装置が、NFC規格のCard Emulationモードに従って通信するための前記第1の通信リンクを確立するステップを含み、
前記第1の通信ステップは、前記第1の通信リンクを利用して、前記第1の対象データを前記外部装置に送信するステップを含み、
前記第2の確立ステップは、前記通信装置が、NFC規格のCard Emulationモードに従って通信すると共に、前記外部装置が、NFC規格のWriterモードに従って通信するための前記第2の通信リンクを確立するステップを含み、
前記第2の通信ステップは、前記第2の通信リンクを利用して、前記第2の対象データを前記外部装置から受信するステップを含む、請求項9から13のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記プロセッサは、前記プログラムに従って、さらに、
データ送信を実行すべきことを示す送信情報が前記メモリ内に記憶されているのか否かを判断する判断ステップを実行し、
前記第1の対象データを前記外部装置と通信すべき際に、前記判断ステップにおいて、前記送信情報が前記メモリ内に記憶されていると判断される場合に、前記第1の通信ステップは、前記第1の通信リンクを利用して、前記第1の対象データを前記外部装置に送信するステップを含み、
前記第1の対象データを前記外部装置と通信すべき際に、前記判断ステップにおいて、前記送信情報が前記メモリ内に記憶されていないと判断される場合に、前記第1の通信ステップは、前記第1の通信リンクを利用して、前記第1の対象データを前記外部装置から受信するステップを含み、
前記第2の対象データを前記外部装置と通信すべき際に、前記判断ステップにおいて、前記送信情報が前記メモリ内に記憶されていると判断される場合に、前記第2の通信ステップは、前記第2の通信リンクを利用して、前記第2の対象データを前記外部装置に送信するステップを含み、
前記第2の対象データを前記外部装置と通信すべき際に、前記判断ステップにおいて、前記送信情報が前記メモリ内に記憶されていないと判断される場合に、前記第2の通信ステップは、前記第2の通信リンクを利用して、前記第2の対象データを前記外部装置から受信するステップを含む、請求項1から19のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記第1の対象データを前記外部装置と通信すべき際に、前記判断ステップにおいて、前記送信情報が前記メモリ内に記憶されていると判断される場合に、前記第1の確立ステップは、前記通信装置がデータ送信を実行するための送信用モードに従った前記第1の通信リンクを確立するステップを含み、
前記第1の対象データを前記外部装置と通信すべき際に、前記判断ステップにおいて、前記送信情報が前記メモリ内に記憶されていないと判断される場合に、前記第1の確立ステップは、前記通信装置がデータ受信を実行するための受信用モードに従った前記第1の通信リンクを確立するステップを含み、
前記第2の対象データを前記外部装置と通信すべき際に、前記判断ステップにおいて、前記送信情報が前記メモリ内に記憶されていると判断される場合に、前記第2の確立ステップは、前記送信用モードに従った前記第2の通信リンクを確立するステップを含み、
前記第2の対象データを前記外部装置と通信すべき際に、前記判断ステップにおいて、前記送信情報が前記メモリ内に記憶されていないと判断される場合に、前記第2の確立ステップは、前記受信用モードに従った前記第2の通信リンクを確立するステップを含む、請求項20に記載の通信装置。 - 前記プロセッサは、前記プログラムに従って、さらに、
前記第1の通信ステップにおいて、前記第1の対象データを前記外部装置に送信する場合に、前記送信情報を前記メモリから消去し、
前記第1の通信ステップにおいて、前記外部装置を前記第1の対象データから受信する場合に、前記送信情報を前記メモリに記憶させるメモリ制御ステップを実行する、請求項20又は21に記載の通信装置。 - 前記プロセッサは、前記プログラムに従って、さらに、
前記通信装置が、NFC規格のP2Pモードに従って動作すべき場合であり、かつ、前記判断ステップにおいて、前記送信情報が前記メモリ内に記憶されていると判断される場合に、前記通信装置がデータ送信を実行することを、前記外部装置に通知し、
前記通信装置が、NFC規格のP2Pモードに従って動作すべき場合であり、かつ、前記判断ステップにおいて、前記送信情報が前記メモリ内に記憶されていないと判断される場合に、前記通信装置がデータ受信を実行することを、前記外部装置に通知する通知ステップを実行する、請求項20から22のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記プロセッサは、前記プログラムに従って、さらに、
前記通信装置が、NFC規格のReader/Writerモードに従って動作すべき場合であり、かつ、前記判断ステップにおいて、前記送信情報が前記メモリ内に記憶されていると判断される場合に、前記通信装置がWriterモードに従って動作すべきことを決定し、
前記通信装置が、NFC規格のReader/Writerモードに従って動作すべき場合であり、かつ、前記判断ステップにおいて、前記送信情報が前記メモリ内に記憶されていないと判断される場合に、前記通信装置がReaderモードに従って動作すべきことを決定する決定ステップを実行する、請求項20から23のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記プロセッサは、前記プログラムに従って、さらに、
前記第1の通信ステップにおいて、前記第1の対象データを前記外部装置から受信する場合に、前記第1の対象データを処理することによって、前記第2の対象データを生成する処理ステップを実行する、請求項1から24のいずれか一項に記載の通信装置。 - NFC(Near Field Communication)規格に従った通信方式であるNFC方式で、通信対象の対象データの通信を外部装置と実行する通信装置であって、
前記通信装置と前記外部装置との間にNFC方式に従った第1の通信リンクを確立するための第1の確立コマンドを、前記外部装置と通信して、前記第1の通信リンクを確立する第1の確立手段と、
前記第1の通信リンクを利用して、第1の対象データを前記外部装置と通信する第1の通信手段と、
前記第1の対象データを前記外部装置と通信した後に、前記第1の通信リンクを切断する切断手段と、
前記第1の通信リンクを切断した後に、前記通信装置と前記外部装置との間にNFC方式に従った第2の通信リンクを確立するための第2の確立コマンドを、前記外部装置と通信して、前記第2の通信リンクを確立する第2の確立手段と、
前記第2の通信リンクを利用して、前記第1の対象データを処理することによって生成される第2の対象データを、前記外部装置と通信する第2の通信手段と、
を備える通信装置。 - NFC(Near Field Communication)規格に従った通信方式であるNFC方式で、通信対象の対象データの通信を外部装置と実行する通信装置であって、
NFC方式の通信を実行するためのNFCインターフェイスと、
プロセッサと、
プログラムを記憶しているメモリと、を備え、
前記プロセッサは、前記プログラムに従って、以下の各ステップ、即ち、
前記通信装置と前記外部装置との間に通信リンクを確立するための確立コマンドを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置と通信する場合に、データ送信を実行すべきことを示す送信情報が前記メモリ内に記憶されているのか否かを判断する判断ステップと、
前記判断ステップにおいて、前記送信情報が前記メモリ内に記憶されていないと判断される場合に、前記通信リンクを利用して、前記外部装置から、前記NFCインターフェイスを介して、第1の対象データを受信する受信ステップと、
前記外部装置から前記第1の対象データを受信する場合に、前記第1の対象データを処理することによって、第2の対象データを生成する処理ステップと、
前記外部装置から前記第1の対象データを受信する場合に、前記送信情報を前記メモリに記憶させるメモリ制御ステップと、
前記外部装置から前記第1の対象データを受信した後に、前記通信リンクを切断する切断ステップと、
前記判断ステップにおいて、前記送信情報が前記メモリ内に記憶されていると判断される場合に、前記通信リンクを利用して、前記第2の対象データを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置に送信する送信ステップと、
を実行する通信装置。 - NFC(Near Field Communication)規格に従った通信方式であるNFC方式で、通信対象の対象データの通信を外部装置と実行する通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記通信装置のプロセッサに、以下の各ステップ、即ち、
前記通信装置と前記外部装置との間に通信リンクを確立するための確立コマンドを、前記通信装置のNFCインターフェイスを介して、前記外部装置と通信する場合に、データ送信を実行すべきことを示す送信情報が、前記通信装置のメモリ内に記憶されているのか否かを判断する判断ステップと、
前記判断ステップにおいて、前記送信情報が前記メモリ内に記憶されていないと判断される場合に、前記通信リンクを利用して、前記外部装置から、前記NFCインターフェイスを介して、第1の対象データを受信する受信ステップと、
前記外部装置から前記第1の対象データを受信する場合に、前記第1の対象データを処理することによって、第2の対象データを生成する処理ステップと、
前記外部装置から前記第1の対象データを受信する場合に、前記送信情報を前記メモリに記憶させるメモリ制御ステップと、
前記外部装置から前記第1の対象データを受信した後に、前記通信リンクを切断する切断ステップと、
前記判断ステップにおいて、前記送信情報が前記メモリ内に記憶されていると判断される場合に、前記通信リンクを利用して、前記第2の対象データを、前記NFCインターフェイスを介して、前記外部装置に送信する送信ステップと、
を実行させるコンピュータプログラム。
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