JP2018010601A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
撮影部10は、CCD素子またはC−MOS素子など、近赤外光または可視光に感度を有する光電変換素子と、その光電変換素子上に像を結像する結像光学系と、光電変換素子から出力された電気信号を増幅し、アナログ/デジタル(A/D)変換するA/D変換器とを有する。撮影部10は、人物等の検出対象の侵入を監視する監視空間を撮影するように固定設置される。撮影部10は、画像処理装置1と接続され、撮影したRGB各色の画像を各画素が0〜255の範囲の輝度値を有するデジタルの入力画像に変換して画像処理装置1へ出力する。
なお、撮影ユニット2は、画像処理装置1と接続されるように画像処理装置1の外部に設けられるのでなく、画像処理装置1に含まれるように画像処理装置1の内部に設けられてもよい。
なお、出力部30は、一般公衆回線、携帯電話回線などの通信回線を介して各情報を監視センタ装置などの外部装置へ出力してもよい。
記憶部40には、モード情報41、設置情報42、配光情報43及び背景画像44等が記憶される。モード情報41は、現在設定されている画像処理装置1の動作モードを示す。設置情報42は、監視空間におけるカメラの設置状態を示し、例えば撮影部10の設置高さ、俯角、画角等である。配光情報43は、照明部20の配光を示し、例えば入力画像の各画素の視軸方向への照射強度である。配光情報43は、例えば、撮影部10の撮影方向に一様な色の球面スクリーンを置き、照明部20を点灯しつつ各画素の輝度値が飽和又は黒つぶれしないように輝度値の範囲を調整して取得した画像情報である。即ち、配光情報43は各画素の輝度値が照明部20による照明光強度を表す照明光強度画像である。なお、配光情報43は、画像情報に限らず、データ値として記憶されてもよい。背景画像44は、対象物が存在しない状態の監視空間を撮影した画像であり、公知の更新方法に基づいて、適宜最適になるように更新される。
制御部50の各手段は、マイクロプロセッサ上で動作するソフトウェアにより実現される機能モジュールである。なお、制御部50の各手段は、独立した集積回路、ファームウェア、マイクロプロセッサなどで構成されてもよい。
以下、制御部50の各手段について詳細に説明する。
なお、モード設定手段51は、動作モードが平面検出モードである場合、平面検出処理が終了したときに動作モードを自動的に対象検出モードに切り替えてもよい。また、画像処理装置1は、スケジュール情報を予め記憶部40に記憶しておき、モード設定手段51は、記憶されたスケジュール情報に従って、動作モードを切り替えてもよい。また、モード設定手段51は、動作モードが対象検出モードである場合、検出対象の検出結果に基づいて、動作モードを切り替えてもよい。例えば、モード設定手段51は、平面検出モードを設定するための制御信号を受信した場合、検出対象の検出結果を参照し、監視空間内に検出対象が存在しない場合に限り動作モードを自動的に平面検出モードに切り替えてもよい。
撮影制御手段52は、動作モードが平面検出モードである場合、照明部20を点灯させた状態で撮影部10に点灯入力画像を撮影させるとともに、照明部20を消灯させた状態で撮影部10に消灯入力画像を撮影させる。
一方、撮影制御手段52は、動作モードが対象検出モードである場合、公知の方法によって監視空間の明るさを検出し、監視空間の明るさに応じて、照明部20の点灯と消灯を切り替えながら撮影部10に撮影を実行させる。例えば、撮影制御手段52は、昼間と夜間で照明部20の消灯と点灯を切り替える。撮影制御手段52は、所定の時間間隔(例えば1/5秒間隔)で、撮影部10に順次撮影を実行させる。
図2(e)に示す照明光強度画像240は、図2(b)に示した外乱光除去画像220から図2(c)に示した照明光強度画像230における各画素の輝度値の差の影響を除去するように生成された画像である。照明光強度画像240では、外乱光除去画像220の対応する各画素と比較して、上側の画素241及び左右方向の中央側の画素243の画素の輝度値は変化せず、下側の画素242及び左右方向の両端側の画素244、245の輝度値が高くなっている。このように、照明光強度画像240は、画像内の各画素の視軸方向、即ち撮影部10の撮影方向に向けて略均一な強度の照明が照射された状態の監視空間が写っている画像となる。
また、照明部20の配光が各方向に対して略均一な強度で照射されるように設定されている場合、画像取得手段53は、点灯入力画像又は外乱光除去画像を均一照明画像として用いてもよい。
具体的には、平面候補領域検出手段571は、均一照明画像内の各分割領域のうち、その分割領域に含まれる各画素に対応する三次元空間内の空間座標が略同一平面上に存在する分割領域を平面候補領域として検出する。平面候補領域検出手段571は、分割領域毎に、各分割領域に含まれる各画素に対応する三次元空間内の空間座標群に対して、最小二乗法を用いて平面を算出する。即ち、平面候補領域検出手段571は、各分割領域に含まれる各画素に対応する三次元空間内の各空間座標との距離の二乗の和が最小となるように、各空間座標を近似する平面を算出する。そのために、平面候補領域検出手段571は、分割領域毎に、算出した平面と空間座標との距離が所定値以下となる画素の数が所定数以上であるか否かを判定する。そして、平面候補領域検出手段571は、距離が所定値以下となる画素の数が所定数以上である場合、各空間座標が略同一平面上に存在するとみなして、その分割領域に対応する三次元空間内の領域を平面らしいと判定し、その分割領域を平面候補領域と判定する。例えば、平面候補領域検出手段571は、分割領域内の画素の90%以上において平面との距離が所定値以下となる場合にその分割領域を平面候補領域と判定する。
または、平面候補領域検出手段571は、算出した平面と各空間座標との距離の総和を分割領域の面積(画素数)で除算した除算値(距離の平均値)が所定値以下であるか否かを判定し、算出した除算値が所定値以下である場合に、その分割領域を平面候補領域と判定してもよい。
距離比率算出手段55は、各分割領域毎に、各分割領域に対応する平面の傾きを上下・左右それぞれ−90〜90度の範囲で複数設定し、それぞれの傾きに応じた各角度αc、αn、βc、βnを算出する。また、拡散反射係数Kdと鏡面反射係数Ksは、以下の式(12)の関係を有するので、距離比率算出手段55は、拡散反射係数Kdと鏡面反射係数Ksを、式(12)を満たす範囲内で複数設定する。さらに、距離比率算出手段55は、ハイライト特性nを、0〜∞の範囲内で複数設定する。距離比率算出手段55は、上記のように設定及び算出した各パラメータの各組合せを用いて、式(11)により各画素に関する距離Dnを算出する。
平面候補領域結合手段572は、互いに隣接する二つの分割領域が平面候補領域として検出され、且つ、その二つの分割領域に含まれる各画素に対応する三次元空間内の空間座標が略同一平面上に存在する場合、その二つの分割領域を一つの平面候補領域として結合する。平面候補領域結合手段572は、平面候補領域として検出された互いに隣接する二つの分割領域に対応する三次元空間内の領域が一つの平面らしいか否かを、距離比率算出手段55、空間座標算出手段56及び平面候補領域検出手段571と同様にして、判定する。
即ち、平面候補領域結合手段572は、平面候補領域として検出された互いに隣接する二つの分割領域を一つの領域とみなして、その領域内に基準画素を設定する。平面候補領域結合手段572は、基準画素の輝度値と他の各画素の輝度値の比率に基づいて、基準画素に対応する監視空間内の位置と撮影部10の位置の間の距離と、その領域内の他の各画素に対応する監視空間内の位置と撮影部10の位置の間の距離の比率を算出する。平面候補領域結合手段572は、算出した比率に基づいて、その領域に含まれる各画素に対応する三次元空間内の空間座標を算出し、算出した空間座標が略同一平面上に存在する場合に、その領域を一つの平面候補領域として結合する。平面候補領域結合手段572は、互いに隣接する二つの平面候補領域の組合せ毎に、上記処理を実行し、結合可能な組合せが存在しなくなるまで上記処理を繰り返す。
また、平面候補領域結合手段572は、互いに隣接する二つの平面候補領域に対応する平面の法線方向がなす角度が所定値以上である場合、その二つの平面候補領域に対応する三次元空間内の領域は一つの平面でないと判定して、結合処理の対象外としてもよい。
また、平面候補領域結合手段572は、所定サイズ以下の平面候補領域については、結合処理の対象外としてもよい。
また、検出すべき平面の傾きが予め定められている場合(例えば鉛直方向に延伸する平面のみを検出する場合)、平面候補領域結合手段572は、各平面候補領域に対応する平面の法線方向を参照して、その傾き以外の傾きを有する平面については結合処理の対象外としてもよい。
これらにより、平面候補領域の結合処理の処理負荷が軽減し、平面候補領域結合手段572は、結合処理を短時間に実行することが可能となる。
平面候補領域更新手段573は、互いに隣接する二つの分割領域の内の第1の分割領域が平面候補領域として検出され、第2の分割領域が平面候補領域として検出されない場合において、第2の分割領域に含まれる画素に対応する三次元空間内の空間座標が、第1の分割領域に係る平面上に存在するか否かを判定する。平面候補領域更新手段573は、その平面上に存在すると判定された第2の分割領域の画素を第1の分割領域に係る平面候補領域に含ませる。
平面候補領域更新手段573は、算出した距離Dnに基づいて、第2の分割領域に含まれる各画素に対応する三次元空間内の空間座標を算出する。平面候補領域更新手段573は、算出した空間座標と、平面候補領域検出手段571が第1の分割領域について算出した平面との距離が第2所定値以下であるか否かを判定する。なお、第2所定値は、平面候補領域検出手段571が平面候補領域を検出するために用いる所定値と同じ値でもよい。または、第2所定値は、平面候補領域検出手段571が平面候補領域を検出するために用いた所定値より大きい値又は小さい値でもよい。平面候補領域更新手段573は、距離が第2所定値以下である場合、第2の分割領域に含まれるその画素に対応する三次元空間内の空間座標は、第1の分割領域に対応する三次元空間内の平面と略同一平面上に存在すると判定し、その画素を第1の分割領域に係る平面候補領域に含ませる。
なお、平面候補領域更新手段573は、特定の画素が、複数の平面候補領域に含まれると判定した場合、その特定の画素をそれぞれの平面候補領域に含ませる。または、平面候補領域更新手段573は、その特定の画素を、各平面候補領域の内、対応する平面との距離が最も小さい平面候補領域のみに含ませてもよい。
平面領域判定手段574は、平面候補領域検出手段571が検出し、平面候補領域結合手段572が結合し、平面候補領域更新手段573が更新した平面候補領域を、監視空間に存在する平面に対応すると判定し、平面領域として検出する。なお、平面領域判定手段574は、検出された平面候補領域の内、法線方向が予め定められた方向に含まれる平面候補領域のみを平面領域として検出してもよい。例えば、平面領域判定手段574は、法線方向が水平方向である、鉛直方向に延伸する平面候補領域のみを平面領域として検出してもよい。また、平面領域判定手段574は、検出された平面候補領域の内、サイズが所定サイズ(例えば柱とみなされるサイズ)以上の平面候補領域のみを平面領域として検出してもよい。
平面領域判定手段574は、検出した各平面領域の情報を、平面候補領域に対応する平面の法線方向(平面の傾き)の情報と関連付けて記憶部40に記憶する。なお、平面領域判定手段574は、検出した平面領域を、記憶部40を介さずに出力部30に出力してもよい。
また、平面領域判定手段574は、予め監視空間内に存在する壁、柱等の位置を記憶部40に記憶しておき、検出した平面領域と記憶部40に記憶された位置が一致しない場合、撮影部10が移動された(画策行為)可能性がある旨を出力部30を介して通知してもよい。
変化領域検出出手段581は、入力画像内の各画素の輝度値と、記憶部40に記憶されている背景画像の対応する各画素の輝度値との差の絶対値を算出し、算出した差の絶対値が所定閾値以上となる画素の領域を差分領域として抽出する。変化領域検出出手段581は、同一物体による差分領域をラベリングによりグループ化し、変化領域として検出する。即ち、変化領域検出出手段581は、一枚のフレームから抽出した差分領域の内、相互に隣接(8連結)する画素をグループ化し、相互に近接する(所定範囲内に位置する)グループを、大きさ又は位置関係に基づいて結合し、結合した領域を変化領域として結合する。
なお、変化領域検出出手段581は、フレーム間差分、背景画像と入力画像の正規化相関、学習識別器等の他の公知の技術を用いて、変化領域を検出してもよい。
次に、対象判定手段582は、平面領域検出手段57が検出した平面領域の情報を記憶部40から読出し、写っている物体が人物らしいと判定された各変化領域が平面領域と重複する度合いである重複度を算出する。例えば検出対象が人物である場合、対象判定手段582は、記憶部40に記憶されている平面領域の内、鉛直方向に延伸する平面領域の情報を読出し、各変化領域とその平面領域の重複度を算出する。対象判定手段582は、重複度が所定値(例えば98%)以上である場合、その変化領域に人物が写っていないと判定する。一方、対象判定手段582は、重複度が所定値未満である場合、その変化領域に人物が写っていると判定する。
なお、平面領域702、703の内の少なくとも一方が鉛直方向に延伸する平面領域である場合、その平面領域702、703の両方に含まれる領域706は、鉛直方向に延伸するものとみなして対象物体の判定に用いられる。また、用途によっては、平面領域702、703の内の何れか一方が鉛直方向に延伸する平面領域でない(水平方向である)場合、領域706は、鉛直方向でない方向(水平方向)に延伸するものとみなされてもよい。
また、対象判定手段582は、変化領域が平面領域と重複する位置に基づいて、変化領域に検出対象が写っているか否かを判定してもよい。例えば、対象判定手段582は、変化領域の下端が、鉛直方向に延伸する平面領域と重複している場合、その変化領域に人物が写っていないと判定し、重複していない場合、その変化領域に人物が写っていると判定する。
また、対象判定手段582は、各変化領域と、水平方向に延伸する平面領域の重複度が所定値(例えば10%)以上である場合、その変化領域に人物が写っていると判定し、重複度が所定値未満である場合、その変化領域に人物が写っていないと判定してもよい。
また、対象判定手段582は、変化領域の下端が、水平方向に延伸する平面領域と重複している場合、その変化領域に人物が写っていると判定し、重複していない場合、その変化領域に人物が写っていないと判定してもよい。
これらの場合も、対象判定手段582は、変化領域に人物が写っているか否かを精度良く判定することが可能となる。
以下、図8に示したフローチャートを参照しつつ、本実施形態による平面領域検出処理の動作を説明する。なお、以下に説明する動作のフローは、記憶部40に記憶され、制御部50に読み込まれたプログラムに従って、制御部50により実行される。
最初に、画像取得手段53は、撮影部10から点灯入力画像及び消灯入力画像を取得する(ステップS101)。次に、画像取得手段53は、外乱光除去画像を生成し、均一照明画像を生成する(ステップS102)。次に、領域分割手段54は、均一照明画像を複数の分割領域に分割する(ステップS103)。次に、距離比率算出手段55は、均一照明画像内の分割領域毎に、基準画素に対応する監視空間内の位置と撮影部10の位置の間の距離と、他の各画素に対応する監視空間内の位置と撮影部10の位置の間の距離の比率を算出する(ステップS104)。次に、空間座標算出手段56は、距離比率算出手段55が算出した比率に基づいて、均一照明画像に含まれる各画素に対応する三次元空間内の空間座標を算出する(ステップS105)。
以下、図9に示したフローチャートを参照しつつ、本実施形態による対象検出処理の動作を説明する。なお、以下に説明する動作のフローは、記憶部40に記憶され、制御部50に読み込まれたプログラムに従って、制御部50により実行される。
最初に、対象検出手段58は、撮影部10から入力画像を取得する(ステップS201)。次に、変化領域検出手段581は、入力画像から変化領域を検出する(ステップS202)。入力画像から変化領域が検出されなかった場合、対象検出手段58は、処理をステップS201へ戻し、再度、撮影部10から入力画像を取得するまで待機する。一方、入力画像から変化領域が検出された場合、変化領域検出手段581は、検出した各変化領域についてステップS204〜S210の処理を実行する。
10 撮影部
53 画像取得手段
55 距離比率算出手段
56 空間座標算出手段
57 平面領域検出手段
571 平面候補領域検出手段
572 平面候補領域結合手段
573 平面候補領域更新手段
581 変化領域検出手段
582 対象判定手段
Claims (4)
- 撮影装置により撮影された所定空間が写っている撮影画像を取得する画像取得部と、
前記撮影画像に含まれる基準画素の輝度値と他の各画素の輝度値の比率に基づいて、前記基準画素に対応する前記所定空間内の位置と前記撮影装置の位置の間の距離と、前記他の各画素に対応する前記所定空間内の位置と前記撮影装置の位置の間の距離の比率を算出する距離比率算出部と、
前記距離比率算出部が算出した比率に応じて、前記撮影画像に含まれる各画素に対応する三次元空間内の空間座標を算出する空間座標算出部と、
前記撮影画像において互いに近接する画素群のうち、当該画素群に含まれる画素に対応する前記空間座標が略同一平面上に存在する画素群を平面領域として検出する平面領域検出部と、
を有することを特徴とした画像処理装置。 - 前記撮影画像を複数の分割領域に分割する領域分割部をさらに有し、
前記平面領域検出部は、
前記分割領域のうち、当該分割領域に含まれる各画素に対応する前記空間座標が略同一平面上に存在する分割領域を平面候補領域として検出する平面候補領域検出部と、
互いに隣接する二つの分割領域が前記平面候補領域として検出され、且つ、前記二つの分割領域に含まれる画素に対応する前記空間座標が略同一平面上に存在する場合、前記二つの分割領域を一つの平面候補領域として結合する平面候補領域結合部と、を有し、
前記平面候補領域に基づいて、前記平面領域を検出する、請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記撮影画像を複数の分割領域に分割する領域分割部をさらに有し、
前記平面領域検出部は、
前記分割領域のうち、当該分割領域に含まれる各画素に対応する前記空間座標が略同一平面上に存在する分割領域を平面候補領域として検出する平面候補領域検出部と、
互いに隣接する二つの分割領域の内の第1の分割領域が前記平面候補領域として検出され、第2の分割領域が前記平面候補領域として検出されない場合において、前記第2の分割領域に含まれる画素に対応する前記空間座標が、前記第1の分割領域に係る前記平面上に存在するか否かを判定し、当該平面上に存在すると判定された前記第2の分割領域の画素を前記第1の分割領域に係る前記平面候補領域に含ませる平面候補領域更新部と、をさらに有し、
前記平面候補領域に基づいて、前記平面領域を検出する、請求項1に記載の画像処理装置。 - 光の照射方向が撮影装置の撮影方向と略同一となるように設置された照明装置の配光情報を記憶する記憶部と、
前記照明装置が点灯した状態で前記撮影装置が所定空間を撮影した点灯入力画像、及び、前記照明装置が消灯した状態で前記撮影装置が前記所定空間を撮影した消灯入力画像を取得し、前記点灯入力画像及び前記消灯入力画像に基づいて、外乱光の影響を除去した外乱光除去画像を生成する外乱光除去画像生成部と、
前記外乱光除去画像及び前記配光情報に基づいて、画像内の各画素の視軸方向に向けて略均一な強度の照明が照射された状態の前記所定空間が写っている均一照明画像を生成する均一照明画像生成部と、
前記均一照明画像を解析して、前記所定空間内の平面が写っている平面領域を検出する平面領域検出部と、
を有することを特徴とした画像処理装置。
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