JP2018010431A - 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム Download PDF

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Sachiko Fukumaru
幸子 福丸
貴志 石田
Takashi Ishida
貴志 石田
直人 鶴岡
Naoto Tsuruoka
直人 鶴岡
真希 利光
Maki Toshimitsu
真希 利光
遼太郎 藤山
Ryotaro Fujiyama
遼太郎 藤山
千文 齋藤
Chifumi Saito
千文 齋藤
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Abstract

【課題】所定領域へ表示される画像について視聴者との対話性を向上させること。【解決手段】第1の投影面に第1の画像を投影する第1の画像投影装置と、第2の投影面へ第2の画像を投影する第2の画像投影装置とに接続された画像処理装置は、前記第2の投影面への進入者を検出し、前記進入者の動作を監視する監視部と、前記第2の投影面への進入者の検出に応じ、前記進入者に対する第1コンテンツを前記第1の画像に描画する第1コンテンツ描画部と、前記第1コンテンツに対して前記進入者が回答するための第2コンテンツを前記第2の画像に描画する第2コンテンツ描画部と、前記第2コンテンツに対して前記進入者によって回答されたことが前記監視部によって検出されると、前記第1コンテンツに対する前記進入者の回答として受け付ける受付部と、を有する。【選択図】図15

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムに関する。
近年、広告媒体としてデジタルサイネージが一般的に利用されるようになっている。デジタルサイネージでは、表示内容を動的に切り換えたり、動画を表示したりすることができるため、多様な広告を表示することができる。その結果、静的な広告に比べて、通行人等の視聴者に対して多様なメッセージを発信することができる。
しかしながら、従来のデジタルサイネージは、対話性(インタラクティブ性)に乏しく、視聴者に対して一方的にメッセージを発信するものであった。例えば、従来のデジタルサイネージでは、広告に対する視聴者の反応を自動的に確認するのが困難であった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、所定領域へ表示される画像について視聴者との対話性を向上させることを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、第1の投影面に第1の画像を投影する第1の画像投影装置と、第2の投影面へ第2の画像を投影する第2の画像投影装置とに接続された画像処理装置は、前記第2の投影面への進入者を検出し、前記進入者の動作を監視する監視部と、前記第2の投影面への進入者の検出に応じ、前記進入者に対する第1コンテンツを前記第1の画像に描画する第1コンテンツ描画部と、前記第1コンテンツに対して前記進入者が回答するための第2コンテンツを前記第2の画像に描画する第2コンテンツ描画部と、前記第2コンテンツに対して前記進入者によって回答されたことが前記監視部によって検出されると、前記第1コンテンツに対する前記進入者の回答として受け付ける受付部と、を有する。
所定領域へ表示される画像について視聴者との対話性を向上させることができる。
本発明の実施の形態におけるデジタルサイネージの構成要素を説明するための図である。 回答領域への視聴者の進入時の状態を示す図である。 質問の表示例を示す図である。 回答の第1の表示例を示す図である。 回答の第2の表示例を示す図である。 視聴者への回答の提示例を示す図である。 視聴者からの回答の受け付け例を示す図である。 質問の切り替え時の表示例を示す図である。 別の視聴者が回答領域へ進入した場合を示す図である。 本発明の実施の形態におけるシステム構成例を示す図である。 アンケート表示装置の外観の一例を示す図である。 アンケート表示装置の内部構造の一例を示す図である。 アンケート表示装置及び集計用プロジェクタの設置場所の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における画像処理装置及び集計装置の機能構成例を示す図である。 視聴者監視部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 視聴者情報記憶部の構成例を示す図である。 質問描画部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 質問記憶部の構成例を示す図である。 回答描画部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 回答受付部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 集計結果記憶部の構成例を示す図である。 回答集計部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。まず、本実施の形態におけるデジタルサイネージの概要について説明する。本実施の形態では、デジタルサイネージの内容がアンケートである例について説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるデジタルサイネージの構成要素を説明するための図である。図1には、本発明の実施の形態におけるデジタルサイネージの構成要素として、質問領域q1、質問領域q2、集計領域g1、回答領域a1、及び回答領域a2が示されている。質問領域q1、質問領域q2、及び集計領域g1は、例えば、壁面等の鉛直面(垂直面)等において形成される。回答領域a1及びa2は、例えば、床面等の水平面において形成される。
質問領域q1及びq2は、アンケートの質問が表示される領域である。回答領域a1は、質問領域q1に表示された質問に対する回答を視聴者から受け付けるための領域である。回答領域a2は、質問領域q2に表示された質問に対する回答を視聴者から受け付けるための領域である。集計領域g1は、アンケートの質問ごとに、回答領域a1及び回答領域a2において受け付けられた回答の集計結果が円グラフによって表示される領域である。
なお、質問領域q1及び回答領域a1と、質問領域q2及び回答領域a2とのうちいずれか一方は設けられなくてもよい。以下、質問領域q1と質問領域q2を区別しない場合、単に、「質問領域q」という。同様に、回答領域a1と回答領域a2とを区別しない場合、単に、「回答領域a」という。
図2は、回答領域への視聴者の進入時の状態を示す図である。図2において、(1)は、視聴者xが回答領域aに進入する前の状態を示す。この状態において、質問領域qには、スクリーンセーバのような動画が表示されている。すなわち、質問は表示されていない。
(2)は、視聴者xが回答領域aに足を踏み入れた状態を示す。この状態の回答領域aにおいて、視聴者xの足下には、例えば、波紋の広がりを示す画像が表示される。
(3)は、視聴者xが回答領域aにおいて、歩を進めた状態を示す。回答領域aには、視聴者xが歩を進めるたびに、視聴者xの足下に波紋が表示される。広がった波紋はやがて消えてゆく。
(2)及び(3)のような表示により、視聴者xの行動が把握されている印象を視聴者xに与えることができ、視聴者xの興味を引くことができる。
なお、質問領域q、回答領域a、及び集計領域g1への画像の表示は、プロジェクタによって行われる。
図3は、質問の表示例を示す図である。視聴者xが回答領域aに進入してから一定時間(例えば、数秒)が経過すると、質問領域qでは質問の表示が開始される。
まず、質問の1文字目が表示される(1)。例えば、質問の各文字は、上方から落下してきてもよい。続いて、表示された文字の周囲に波紋が広がる(2)。(3)及び(4)に示されるように、質問を構成する文字列内の順番で、各文字が表示される。なお、各文字のフォントサイズはランダムであり、フォントサイズに従って、波紋の大きさが異なる。
全ての文字が表示されると、(5)に示されるように、回答領域aの中央に質問が大きく表示される。その後、質問に対する回答の選択肢の表示領域を確保するために、質問の表示サイズは縮小され、質問は上方に移動する。この際、各文字の波紋の動きも小さくなる(6)。
図4は、回答の第1の表示例を示す図である。図3の(6)の状態に続いて、回答の一方の選択肢に対応する円形の画像及びテキスト(「ブルー」)が、質問領域qにフェードインする(1)。続いて、他方の選択肢に対応する円形の画像及びテキスト(「レッド」)が、質問領域qにフェードインする(2)。続いて、(3)に示されるように、それぞれの選択肢の画像及びテキストが縮小する。続いて、一方の選択肢の画像に「A」の文字が付加され(4)、他方の選択肢の画像に「B」の文字が付加されて(5)、回答の表示が完成する。なお、「A」及び「B」は、選択肢の識別情報である。
図5は、回答の第2の表示例を示す図である。図5には、各選択肢がテキストのみによって構成される場合の回答の表示例が示されている。この場合、まず、回答の一方の選択肢のテキスト(「持ってる」)が、質問領域qにフェードインする(1)。続いて、他方の選択肢の画像及びテキスト(「持ってない」)が、質問領域qにフェードインする(2)。続いて、(3)に示されるように、それぞれの選択肢のテキストが縮小する。続いて、一方の選択肢に「A」の文字を含む円形の画像が付加され(4)、他方の選択肢に「B」の文字を含む円形の画像が付加されて(5)、回答の表示が完成する。
図6は、視聴者への回答の提示例を示す図である。図6において(1)は、図5の(5)の状態である。回答の完成後、各選択肢の円形の画像(以下、「回答ボール」という。)の複製が、(2)に示されるように、壁面を伝って回答領域aにおける視聴者xの足下に落ちてくる。その結果、質問に対する回答が自らに対して要求されていることを視聴者xに認識させることができる。
図7は、視聴者からの回答の受け付け例を示す図である。視聴者xによっていずれかの回答ボールが一定時間以上継続して踏まれると(1)、踏まれた方の回答ボールが膨張し、踏まれなかった方の回答ボールが非表示となる(2)。また、踏まれた方の回答ボールが膨張しきったタイミングで、質問領域qでは、質問に対する回答の集計結果を示す円グラフが質問に代わって表示される。
続いて、踏まれた方の回答ボールが回答領域a及び壁面を伝って、質問領域qにおける当該回答ボールの複製元の位置に移動する(3)(4)。続いて、集計結果の円グラフにおいて、視聴者xによって踏まれた方(選択された方)の回答に対応する領域が拡大して、当該領域に示されている合計数に1が加算される(5)。
続いて、円グラフにおいて拡大された領域が元の大きさに戻り(6)、円グラフに代わって元の質問が表示される(7)。
図8は、質問の切り替え時の表示例を示す図である。図7の(7)に続いて、質問及び当該質問の回答の表示完了時から一定時間(例えば、30秒)が経過したタイミングが到来すると、質問領域qに表示されている質問等は、フェードアウトして非表示となる(1)(2)。続いて、別の質問の表示が開始される(3)。なお、質問の切り換えは、視聴者xによって回答ボールが踏まれない場合でも行われる。
図9は、別の視聴者が回答領域へ進入した場合を示す図である。図9において、(1)は、視聴者xが回答領域aに進入した後、質問の表示が開始される前に視聴者yが回答領域aに進入してきた場合を示す。(2)は、視聴者xが回答領域aに進入した後、質問の表示中に視聴者yが回答領域aに進入してきた場合を示す。(3)は、視聴者xが回答領域aに進入し、質問の表示が完成した時点で視聴者yが回答領域aに進入してきた場合を示す。(1)〜(3)のいずれの場合も、視聴者xと同様、視聴者yの足下にも波紋が広がる。
(4)は、視聴者xに対して回答ボールが落ちてきたときに、視聴者yが回答領域aに進入してきた場合を示す。(5)は、視聴者xが回答ボールを踏んでいるときに視聴者yが回答領域aに進入してきた場合を示す。(6)は、視聴者xの回答ボールが複製元に移動しているときに視聴者yが回答領域aに進入してきた場合を示す。(7)は、円グラフの表示時に視聴者yが回答領域aに進入してきた場合を示す。(4)〜(7)のいずれも場合も、視聴者yに対して回答ボールが落ちてくる。
以下、上記のような表示を実現するシステムについて説明する。図10は、本発明の実施の形態におけるシステム構成例を示す図である。図10において、アンケート表示装置1は、垂直プロジェクタ20v、水平プロジェクタ20h、視聴者検出器30、検出情報処理装置40、及び画像処理装置10等を含む。垂直プロジェクタ20v及び水平プロジェクタ20hと画像処理装置10とは、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)等、画像をデジタル信号で伝送する通信インタフェースを介して接続される。また、画像処理装置10と検出情報処理装置40とは、検出情報処理装置40と通信ケーブルを介して接続される。検出情報処理装置40と視聴者検出器30とは、例えば、通信ケーブルによって接続される。
垂直プロジェクタ20vは、質問領域qに対して画像の投影を行うプロジェクタである。水平プロジェクタ20hは、回答領域aに対して画像の投影を行うプロジェクタである。視聴者検出器30は、視聴者の動作等を検出するセンサである。例えば、Kinect(キネクト)等の距離画像センサが視聴者検出器30として利用されてもよい。検出情報処理装置40は、視聴者検出器30から出力されるセンサデータを、画像処理装置10にとって都合の良い形式の情報(以下、「検出情報」という。)に加工するコンピュータである。
画像処理装置10は、検出情報処理装置40から入力される検出情報に応じ、垂直プロジェクタ20v及び水平プロジェクタ20hによって投影される画像について、図1〜図9に示したような描画処理を実行するコンピュータである。
画像処理装置10は、ネットワークを介して集計装置50に接続される。集計装置50は、回答結果を集計するコンピュータである。集計装置50には、HDMI等の通信インタフェースを介して集計用プロジェクタ60が接続される。集計用プロジェクタ60は、集計装置50による集計結果を示す画像を集計領域g1に投影するプロジェクタである。
なお、検出情報処理装置40、画像処理装置10、及び集計装置50は、PC(Personal Computer)等を用いて実現されてもよい。また、検出情報処理装置40、画像処理装置10、及び集計装置50は、共通のコンピュータを用いて実現されてもよい。また、垂直プロジェクタ20v、水平プロジェクタ20h、及び集計用プロジェクタ60としては、ミラー反射式の超短焦点のプロジェクタが好適である。
また、アンケート表示装置1は、1対の質問領域q及び回答領域aに対して1つ設置される。したがって、図1に示したような構成においては、質問領域q1及び回答領域a1に対するアンケート表示装置1と、質問領域q2及び回答領域a2に対するアンケート表示装置1とが設置される。
アンケート表示装置1は、例えば、図11及び図12に示されるように構成されてもよい。図11は、アンケート表示装置の外観の一例を示す図である。図11において(1)は、アンケート表示装置1の筐体を背面側(裏面側)から見た図である。
(2)は、アンケート表示装置1の筐体を正面側から見た図である。アンケート表示装置1の筐体は、窓w1、w2、及びw3の3つの窓を有する。窓w1は、垂直プロジェクタ20v用の窓である。窓w2は、視聴者検出器30用の窓である。窓w3は、水平プロジェクタ20h用の窓である。
図12は、アンケート表示装置の内部構造の一例を示す図である。図12では、台t1の上に垂直プロジェクタ20v及び視聴者検出器30が載置されている。垂直プロジェクタ20vは、窓w1を通して、質問領域qに画像を投影可能なように載置される。視聴者検出器30は、窓w2を通して視聴者の動作を検出可能なように載置される。また、台t2の上に、水平プロジェクタ20hが載置されている。水平プロジェクタ20hは、窓w3を通して回答領域aに画像を投影可能なように載置される。更に、台t3の上に画像処理装置10が載置され、画像処理装置10の上に検出情報処理装置40が載置されている。
図13は、アンケート表示装置及び集計用プロジェクタの設置場所の一例を示す図である。アンケート表示装置1は、その背面が質問領域qが形成される壁面に対向するように設置される。
また、集計用プロジェクタ60は、集計領域g1が形成される壁面に画像を投影可能なように設置される。なお、図13では、集計用プロジェクタ60が2つ設置された例が示されている。図13は、集計領域g1の全部を一つのプロジェクタによって投影することができない場合、左半分を一方の集計用プロジェクタ60によって投影し、右半分を他方の集計用プロジェクタ60によって投影する例を示したものである。
図14は、本発明の実施の形態における画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。図14の画像処理装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
画像処理装置10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って画像処理装置10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェース、及びプロジェクタと接続するためのインタフェース等をまとめて表現したものである。
なお、検出情報処理装置40及び集計装置50等も、図14に示されるようなハードウェア構成を有していてもよい。
図15は、本発明の実施の形態における画像処理装置及び集計装置の機能構成例を示す図である。図15において、画像処理装置10は、画像出力部11、視聴者監視部12、質問描画部13、回答描画部14、及び回答受付部15等を有する。これら各部は、画像処理装置10にインストールされた1以上のプログラムが、CPU104に実行させる処理により実現される。画像処理装置10は、また、視聴者情報記憶部16及び質問記憶部17等を利用する。これら各記憶部は、例えば、補助記憶装置102、又は画像処理装置10にネットワークを介して接続可能な記憶装置等を用いて実現可能である。
画像出力部11は、投影対象の画像(以下、「投影対象画像」という。)を、垂直プロジェクタ20v及び水平プロジェクタ20hに出力する。例えば、1つの投影対象画像の半分の領域に係る画像(以下、「質問領域画像」という。)が垂直プロジェクタ20vに出力され、他の半分に係る画像(以下、「回答領域画像」という。)が水平プロジェクタに出力される。すなわち、質問領域画像は、垂直プロジェクタ20vによって質問領域qに投影される。回答領域画像は、水平プロジェクタ20hによって回答領域aに投影される。このような制御は、マルチモニタ又はマルチディスプレイといった仕組みと同様に行うことができる。
視聴者監視部12は、視聴者の動作を監視し、回答領域aへの視聴者の進入、回答領域a内の視聴者の移動、回答領域aからの視聴者の退出等を検出する。回答領域aに進入した視聴者に関する情報は、当該視聴者が回答領域aから退出するまで視聴者情報記憶部16に記憶される。
質問描画部13は、質問領域画像に対して質問の描画を行う。質問領域画像に対する質問の描画は、質問領域qへの質問の投影(表示)と等価である。質問の内容等は、予め質問記憶部17に記憶されている。
回答描画部14は、質問領域画像及び回答領域画像に対して回答ボールの描画を行う。質問領域画像又は回答領域画像に対する回答ボールの描画は、質問領域q又は回答領域aへの回答ボールの投影(表示)と等価である。
回答受付部15は、回答領域aにおいて、回答ボールが一定時間継続して踏まれていたことを検出することで、視聴者からの回答を受け付ける。
一方、集計装置50は、回答集計部51を有する。回答集計部51は、集計装置50にインストールされた1以上のプログラムが、集計装置50のCPUに実行させる処理により実現される。集計装置50は、また、集計結果記憶部52を利用する。集計結果記憶部52は、例えば、集計装置50の補助記憶装置、又は集計装置50にネットワークを介して接続可能な記憶装置等を用いて実現可能である。
回答集計部51は、視聴者によって選択された回答を質問ごとに集計する。集計結果は、集計結果記憶部52に記憶される。回答集計部51は、また、集計用プロジェクタ60によって集計領域g1に投影される画像の描画を行う。
以下、画像処理装置10又は集計装置50が実行する処理手順について説明する。図16は、視聴者監視部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
視聴者監視部12には、検出情報処理装置40から、継続的に又は定期的に、視聴者検出器30によって検出された各視聴者に関する検出情報が入力される。検出情報には、例えば、視聴者の体の各部の位置情報等が含まれる。本実施の形態では、視聴者の左右の足の位置情報が検出情報に含まれていればよい。
視聴者監視部12は、新規の視聴者の検出情報が検出情報処理装置40から受信されると(S101でYes)、当該視聴者が回答領域aに進入しているか否かを判定する(S102)。当該判定は、回答領域aの範囲情報と、検出情報とに基づいて行うことができる。回答領域aの範囲情報及び視聴者の検出情報は、例えば、回答領域画像及び質問領域画像を含む投影対象画像の座標系における座標値を利用して表現されてもよい。なお、新規の視聴者とは、視聴者情報が視聴者情報記憶部16に登録されていない視聴者をいう。
視聴者監視部12は、視聴者が回答領域aに進入していないと判定した場合(S102でNo)、当該視聴者に関してステップS103以降を実行しない。一方、視聴者監視部12は、視聴者が回答領域aに進入していると判定した場合(S102でYes)、当該視聴者に対応する視聴者情報を視聴者情報記憶部16に登録する(S103)。
図17は、視聴者情報記憶部の構成例を示す図である。視聴者情報記憶部16には、視聴者ごとにレコード(当該レコードに記憶される情報を「視聴者情報」という。)が記憶される。視聴者情報は、視聴者ID、位置情報、質問ID、回答位置情報、及び回答フラグ等を含む。視聴者IDは、視聴者情報の登録時に視聴者監視部12によって自動的に割り当てられる、視聴者ごとの識別情報である。位置情報は、視聴者の位置を示す情報である。本実施の形態では、左右の足先のそれぞれの位置情報であるとする。質問IDは、視聴者に対して提示された質問の識別情報である。回答位置情報は、視聴者の足下に表示されている各回答ボール(2つの選択肢のそれぞれに対応する回答ボール)の位置情報である。回答フラグは、質問IDに係る質問に対して回答済みか否かを示す情報である。回答済みである場合、回答フラグにはTRUEが記録され、未回答である場合、回答フラグにはFALSEが記録される。なお、位置情報及び回答位置情報は、予め規定された3次元座標系における座標値でもよい。
ステップS103の時点では、視聴者ID及び位置情報が記録された新たな視聴者情報が視聴者情報記憶部16に記憶される。位置情報は、検出情報から抽出される。
続いて、視聴者監視部12は、新たな視聴者が回答領域aへ進入したことを示す通知(以下、「視聴者進入通知」という。)を質問描画部13及び回答描画部14へ送信する(S104)。視聴者進入通知には、当該視聴者の視聴者情報が含まれる。続いて、視聴者監視部12は、回答領域画像において、当該視聴者に対応する視聴者情報の位置情報に係る位置に波紋を描画する(S105)。その結果、当該視聴者の足下に波紋が投影される。
一方、既存の視聴者の検出情報が検出情報処理装置40から受信されると(S106でYes)、視聴者監視部12は、当該視聴者が回答領域aから退出したか否かを判定する(S107)。当該判定は、回答領域aの範囲情報と、検出情報とに基づいて行うことができる。なお、既存の視聴者とは、視聴者情報が視聴者情報記憶部16に登録されている視聴者をいう。
視聴者監視部12は、当該視聴者が回答領域aから退出したと判定した場合(S107でYes)、視聴者が退出したことを示す通知(以下、「視聴者退出通知」という。)を質問描画部13及び回答描画部14へ送信する(S108)。視聴者退出通知には、当該視聴者の視聴者情報が含まれる。続いて、視聴者監視部12は、当該視聴者の視聴者情報を視聴者情報記憶部16から削除する(S109)。
一方、当該視聴者が回答領域aから退出していないと判定した場合(S107でNo)、視聴者監視部12は、当該視聴者に対して視聴者情報記憶部16に記憶されている視聴者情報の位置情報を、受信された検出情報から抽出される位置情報によって更新する(S110)。続いて、視聴者監視部12は、視聴者が移動したことを示す通知(以下、「視聴者移動通知」という。)を回答描画部14に送信する(S111)。視聴者移動通知には、更新後の視聴者情報が含まれる。
続いて、視聴者監視部12は、回答領域画像において、当該視聴者に対応する視聴者情報の位置情報に係る位置に波紋を描画する(S112)。その結果、当該視聴者の足下に波紋が投影される。
図18は、質問描画部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
質問描画部13は、処理を開始すると、質問領域画像にスクリーンセーバの動画を描画する(S201)。この状態において、視聴者進入通知を視聴者監視部12から受信すると(S202でYes)、質問描画部13は、いずれかの質問が質問領域画像に描画されていれば(S203でNo)、当該視聴者進入通知を無視する。一方、質問が質問領域画像に描画されていなければ(S203でYes)、質問描画部13は、質問記憶部17に記憶されている質問の中から描画対象とする質問を一つ選択する(S204)。
図19は、質問記憶部の構成例を示す図である。図19に示されるように、質問記憶部17には、質問ごとに、質問ID、質問内容、回答A、及び回答B等が記憶されている。
質問IDは、質問ごとの識別情報である。質問内容は、質問の内容を示す文字列である。回答Aは、質問に対する回答の一方の選択肢を示す文字列である。回答Bは、質問に対する回答の他方の選択肢を示す文字列である。なお、画像によって選択肢が表現される場合には、当該画像が格納されたファイルのファイル名等が回答A及び回答Bの情報に含まれてもよい。
本実施の形態では、全ての質問について、回答の選択肢が2つ(回答A又は回答B)で有る例が示されているが、3つ以上の選択肢を回答に含む質問が設定されてもよい。
ステップS204では、例えば、ランダムに質問が選択されてもよい。又は、最後に描画された質問の次の質問が選択されてもよい。他の方法によって質問が選択されてもよい。
続いて、質問描画部13は、選択された質問の質問IDを、視聴者情報記憶部16に記憶されている全ての視聴者情報に設定する(S205)。この際、当該全ての視聴者情報の回答位置情報は削除(クリア)される。また、当該全ての視聴者情報の回答フラグは、FALSEに設定される。
続いて、質問描画部13は、選択された質問の質問内容を、質問領域画像に描画する(S206)。その結果、図3の(1)〜(6)に示したような表示が実現される。
質問の描画が完了すると、質問描画部13は、質問及の描画の完了を示す通知(以下、「質問描画完了通知」という。)を、回答描画部14に送信する(S207)。質問描画完了通知には、描画された質問の質問IDが含まれる。なお、質問描画部13は、質問描画完了通知を送信した時点から、時間の経過の計測を開始する。以下、当該時間からの経過時間を、「質問表示時間」という。
質問表示時間が一定時間(例えば、30秒等)以上になると(S208でYes)、ステップS204以降が再実行される。すなわち、描画される(投影される)質問が、一定時間間隔で自動的に切り替わる。
また、質問描画部13は、視聴者退出通知を視聴者監視部12から受信すると(S209でYes)、回答領域a内の視聴者数が0であるか否かを判定する(S210)。当該判定は、視聴者情報記憶部16を参照することで行うことができる。視聴者情報記憶部16に記憶されている視聴者情報の数が、回答領域a内の視聴者の数を示すからである。
回答領域a内の視聴者数が0であれば(S210でYes)、ステップS201に戻る。その結果、スクリーンセーバが質問領域qに表示される。
図20は、回答描画部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
回答描画部14は、質問描画完了通知を質問描画部13から受信すると(S301でYes)、当該質問描画完了通知に含まれている質問IDに対応する回答A及び回答Bのそれぞれの回答ボール等を質問領域画像に描画する(S302)。その結果、図4の(1)〜(5)又は図5の(1)〜(5)に示したような表示が実現される。なお、質問描画完了通知に含まれている質問IDに対応する回答A及び回答Bは、質問記憶部17から取得可能である。
続いて、回答描画部14は、回答位置情報に値が記憶されていない全ての視聴者情報を視聴者情報記憶部16から取得する(S303)。続いて、回答描画部14は、質問領域画像における各回答ボールの複製を、回答領域画像において、取得された各視聴者情報に係る各視聴者の足下に対応する位置へ移動させる(S304)。すなわち、図6の(2)に示したような表示が実現される。なお、各視聴者の足下の位置は、当該各視聴者情報の位置情報に基づいて特定可能である。例えば、視聴者情報の位置情報が示す位置から質問領域qが形成された壁面の方向へ所定距離ずれた位置に回答ボールが移動されてもよい。そうすることで、視聴者のつま先の少し前に回答ボールを表示することができる。
続いて、回答描画部14は、ステップS303において取得された各視聴者情報に対応する、視聴者情報記憶部16に記憶されている各視聴者情報の回答位置情報に、それぞれの回答ボールの表示位置を記録する(S305)。
また、質問領域画像に回答ボールが描画されている状態(質問領域qに質問と回答ボールとが表示されている状態)において(S306でYes)、回答描画部14が視聴者進入通知を受信した場合(S307でYes)、ステップS303以降が実行される。その結果、図9の(4)〜(7)に示した表示が実現される。
また、質問領域画像に回答ボールが描画されている状態において(S306でYes)、回答描画部14が視聴者移動通知を受信した場合(S308でYes)、回答描画部14は、視聴者移動通知に係る視聴者の足が2つの回答ボールのいずれかの範囲内に含まれているか否かを判定する(S309)。すなわち、当該視聴者が、2つの回答ボールのうちのいずれかを踏んでいるか否かが判定される。当該判定は、視聴者移動通知に含まれている視聴者情報に含まれている位置情報と、当該視聴者情報に含まれている回答位置情報とに基づいて行うことができる。
回答描画部14は、回答ボールが踏まれていないと判定した場合(S309でNo)、視聴者移動通知に含まれている視聴者情報の回答フラグがFALSEであるか否かを判定する(S310)。当該回答フラグがFALSEである場合(すなわち、視聴者移動通知に係る視聴者が、表示中の質問に対して未回答である場合)(S310でYes)、回答描画部14は、視聴者移動通知に含まれている視聴者情報の位置情報が示す位置の近辺(所定の範囲内)に、回答ボールの描画位置を移動する(S311)。すなわち、回答ボールが視聴者の移動に伴って(視聴者の移動に追随して)移動する。この際、回答描画部14は、視聴者移動通知に含まれている視聴者情報に対応する、視聴者情報記憶部16に記憶されている視聴者情報の回答位置情報を、回答ボールの移動後の位置を示す情報に更新する。なお、当該回答フラグがTRUEである場合(S310でNo)、ステップS311は実行されない。したがって、この場合、当該視聴者の足下には回答ボールは表示されない。
一方、回答描画部14は、回答ボールが踏まれている判定した場合(S309でNo)、回答が選択されたことを示す通知(以下、「回答選択通知」という。)を、回答受付部15に送信する(S310)。回答選択通知には、視聴者移動通知に含まれている視聴者情報の視聴者IDと、踏まれた回答ボールに対応する回答を示す情報(以下、「選択回答情報」という。)とが含まれる。選択回答情報の内容は、例えば、「回答A」又は「回答B」である。
また、質問領域画像に回答ボールが描画されている状態において(S306でYes)、回答描画部14が視聴者退出通知を受信した場合(S313でYes)、回答描画部14は、視聴者退出通知に係る視聴者に対して回答ボールを描画済みであるか否かを判定する(S314)。当該判定は、視聴者退出通知に含まれている視聴者情報の回答位置情報に値が記録されているか否かに基づいて行うことができる。当該回答位置情報に値が記録されている場合(すなわち、当該視聴者に対して回答ボールが描画されている場合)(S314でYes)、回答描画部14は、当該回答ボールを回答領域画像から消去する(S315)。
図21は、回答受付部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
回答受付部15は、回答選択通知を回答描画部14から受信すると(S401でYes)、当該回答選択通知に含まれている視聴者IDに対応する視聴者情報を視聴者情報記憶部16から取得する(S402)。続いて、回答受付部15は、当該回答選択通知に含まれている選択回答情報に係る回答に対して回答領域画像に描画されている回答ボールを、段階的に拡大する(S403)。回答ボールを踏んでいる足が移動しない状態が(S404でYes)、一定時間(例えば、3秒等)継続するまで(S405でNo)、ステップS402及びS403が繰り返される。その結果、図7の(2)に示した表示が実現される。一定時間が経過する前に、回答ボールを踏んでいる足が移動した場合(S404でNo)、回答選択通知は無視される。
なお、回答ボールを踏んでいる足の移動の有無は、繰り返し実行されるステップS402において取得される視聴者情報に基づいて判定することができる。すなわち、前回取得された視聴者情報の位置情報と、今回取得された視聴者情報との位置情報とが比較されればよい。
回答ボールを踏んでいる足が一定時間移動しなかった場合(S405でYes)、回答受付部15は、受信された回答選択通知に含まれている視聴者IDに対応付けられて視聴者情報記憶部16に記憶されている視聴者情報の回答フラグをTRUEに更新する(S406)。
続いて、回答受付部15は、当該視聴者情報に含まれている質問IDに対応する集計結果を、集計装置50の集計結果記憶部52から取得する(S407)。
図22は、集計結果記憶部の構成例を示す図である。図22に示されるように、集計結果記憶部52は、質問ごとに、質問ID、回答A合計、及び回答B合計が記憶される。回答A合計は、回答Aを選択した視聴者の合計数である。回答B合計は、回答Bを選択した視聴者の合計数である。
ステップS407では、対象の質問IDに対応するレコードが集計結果記憶部52から取得される。
続いて、回答受付部15は、取得された集計結果を示す円グラフを質問領域画像に描画する(S408)。続いて、回答受付部15は、選択された(踏まれた)回答ボールを、回答領域画像から質問領域画像における当該回答ボールの複製元の位置へ移動する(S409)。その結果、図7の(3)及び(4)に示した表示が実現される。
続いて、回答受付部15は、質問領域画像に描画した円グラフを更新する(S410)。具体的には、選択された回答(回答A又は回答B)の合計数に1が加算される。その結果、図7の(5)に示したような表示が実現される。
続いて、回答受付部15は、回答が確定したことを示す通知(以下、「回答確定通知」という。)を集計装置50の回答集計部51へ送信する(S411)。回答確定通知には、回答選択通知に含まれていた視聴者IDに対応する視聴者情報の質問IDと、回答選択通知に含まれていた選択回答情報とが含まれる。
図23は、回答集計部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
回答集計部51は、回答確定通知を受信すると(S501でYes)、集計結果記憶部52に記憶されている集計結果を更新する(S502)。具体的には、当該回答確定通知に含まれている質問IDに対応するレコードにおいて、当該回答確定通知に含まれている選択回答情報に対応する合計数に1が加算される。
続いて、回答集計部51は、集計領域g1に投影される画像において、集計結果が更新された円グラフの内容を、更新後の集計結果に基づいて更新する(S503)。
上述したように、本実施の形態によれば、デジタルサイネージの視聴者に対して質問を提示することができ、当該視聴者から質問に対する回答を受け付けることができる。その結果、所定領域へ表示される画像について視聴者との対話性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、質問が表示される例が示されたが、質問が表示されずに回答のみが表示されてもよい。例えば、何らかの商品が提供される場において、顧客が所望する商品の画像を含む回答ボールが表示されてもよい。表示された回答ボールの中から顧客によって選択された回答ボールに対応する商品が顧客に提供されてもよい。
また、回答領域aは、床ではなく、テーブル等の台の表面に形成されてもよい。この場合、回答ボールの選択は、手によって行われてもよい。
また、回答領域aは、質問領域qと同じ面に形成されてもよい。例えば、回答領域a及び質問領域qが壁面(略垂直面)に形成されてもよいし、双方が床面(略水平面)に形成されてもよい。
なお、本実施の形態において、質問領域qが形成される面は、第1の投影面の一例である。質問領域画像は第1の画像の一例である。垂直プロジェクタ20vは、第1の画像投影装置の一例である。回答領域aが形成される面は、第2の投影面の一例である。回答領域画像は第2の画像の一例である。水平プロジェクタ20hは、第2の画像投影装置の一例である。視聴者は、進入者の一例である。視聴者監視部12は、監視部の一例である。回答受付部15は、受付部の一例である。質問は第1コンテンツの一例である。回答は、第2コンテンツの一例である。質問描画部13は、第1コンテンツ描画部の一例である。回答描画部14は、第2コンテンツ描画部の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 アンケート表示装置
10 画像処理装置
11 画像出力部
12 視聴者監視部
13 質問描画部
14 回答描画部
15 回答受付部
16 視聴者情報記憶部
17 質問記憶部
20v 垂直プロジェクタ
20h 水平プロジェクタ
30 視聴者検出器
40 検出情報処理装置
50 集計装置
51 回答集計部
52 集計結果記憶部
60 集計用プロジェクタ
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
B バス
特開2010−218489号公報

Claims (5)

  1. 第1の投影面に第1の画像を投影する第1の画像投影装置と、第2の投影面へ第2の画像を投影する第2の画像投影装置とに接続された画像処理装置であって、
    前記第2の投影面への進入者を検出し、前記進入者の動作を監視する監視部と、
    前記第2の投影面への進入者の検出に応じ、前記進入者に対する第1コンテンツを前記第1の画像に描画する第1コンテンツ描画部と、
    前記第1コンテンツに対して前記進入者が回答するための第2コンテンツを前記第2の画像に描画する第2コンテンツ描画部と、
    前記第2コンテンツに対して前記進入者によって回答されたことが前記監視部によって検出されると、前記第1コンテンツに対する前記進入者の回答として受け付ける受付部と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第2コンテンツ描画部は、前記監視部によって検出される前記進入者の移動に伴って、前記第2コンテンツを移動させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記第2コンテンツ描画部は、前記第2コンテンツを前記第1の画像に描画し、前記第1の画像に描画された前記第2コンテンツを前記第2の画像に移動させる、
    ことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 第1の投影面に第1の画像を投影する第1の画像投影装置と、第2の投影面へ第2の画像を投影する第2の画像投影装置とに接続された画像処理装置が、
    前記第2の投影面への進入者を検出し、前記進入者の動作を監視する監視手順と、
    前記第2の投影面への進入者の検出に応じ、前記進入者に対する第1コンテンツを前記第1の画像に描画する第1コンテンツ描画手順と、
    前記第1コンテンツに対して前記進入者が回答するための第2コンテンツを前記第2の画像に描画する第2コンテンツ描画手順と、
    前記第2コンテンツに対して前記進入者によって回答されたことが前記監視手順において検出されると、前記第1コンテンツに対する前記進入者の回答として受け付ける受付手順と、
    を実行することを特徴とする画像処理方法。
  5. 第1の投影面に第1の画像を投影する第1の画像投影装置と、第2の投影面へ第2の画像を投影する第2の画像投影装置とに接続された画像処理装置に、
    前記第2の投影面への進入者を検出し、前記進入者の動作を監視する監視手順と、
    前記第2の投影面への進入者の検出に応じ、前記進入者に対する第1コンテンツを前記第1の画像に描画する第1コンテンツ描画手順と、
    前記第1コンテンツに対して前記進入者が回答するための第2コンテンツを前記第2の画像に描画する第2コンテンツ描画手順と、
    前記第2コンテンツに対して前記進入者によって回答されたことが前記監視手順において検出されると、前記第1コンテンツに対する前記進入者の回答として受け付ける受付手順と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019153071A (ja) * 2018-03-02 2019-09-12 Sanei株式会社 洗面システム及びそれを用いた広告提供システム
WO2023209839A1 (ja) * 2022-04-27 2023-11-02 三菱電機株式会社 情報提示収集システム、情報提示収集方法、及び情報提示収集プログラム

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