JP2018010367A - 画像処理装置および画像処理システム - Google Patents

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【課題】撮影位置からの直線距離が異なる少なくとも2つの位置について焦点の合った被写体像を得る。【解決手段】実施形態によれば、画像処理装置は、取得部と判定部とを含む。取得部は、光学距離を変更する光学系を伴う第1の経路を通った光を結像することで得られる画素を含む第1の画素領域と、光学系を伴わない第2の経路を通った光を結像することで得られる画素を含む第2の画素領域とを含む画像を取得する。判定部は、第1の画素領域が第1の被写体像を包含する場合に当該第1の被写体像のサイズが第1の条件を満足するか否かを判定し、第2の画素領域が第2の被写体像を包含する場合に当該第2の被写体像のサイズが第2の条件を満足するか否かを判定する。【選択図】図1

Description

実施形態は、画像処理に関する。
従来、バーコードの読み取り技術が例えば自動分析の分野において活用されている。自動分析装置は、多数の容器(例えば、試薬容器、試料容器または反応セル)を格納するための格納手段を備えている。この格納手段は、例えば円盤状であって回転駆動することにより、格納した容器を運搬することができる。各容器は、収容物(すなわち、試料または試薬)に関する情報を表示するバーコードが貼り付けられている。自動分析装置は、係るバーコードを読み取ることで、所望の容器が格納手段のいずれに位置に配置されていたとしても、当該格納手段を必要なだけ回転駆動させ所望の容器を選択して試薬の添加などの処理を行うことができる。
また、バーコードなどのラベルの情報の読み取り技術は、例えば製造ラインなどにおいても活用されている。すなわち、バーコードなどのラベルが貼り付けられた多数の物品(例えば、製品、部品、容器など)をベルトコンベヤーで運搬し、当該ベルトコンベヤーの一部の範囲をカメラで定点撮影し、撮影画像に写ったラベルの情報を読み取ることで、例えば当該物品のトレーサビリティを実現することができる。
いずれの場合にも、ラベルの情報を高精度に読み取るためには、カメラは、焦点が合った状態で物品を撮影できるように配置されることが好ましい。故に、物品の運搬経路であるレーン(レーンは、例えばベルトコンベヤーに設けられる)上に設定される撮影対象位置からカメラの焦点距離だけ離れた位置に当該カメラは設置されることになる。
しかしながら、複数のレーンが並列的に設けられる場合には、各レーンからカメラまでの直線距離は互いに異なるので、あるレーン上で運搬される物品に焦点を合わせれば他のレーン上で運搬される物品に焦点が合わなくなるおそれがある。この結果、物品がピンぼけ状態で撮影された場合には、ラベルの読み取り精度に悪影響が生じる。
係る問題は、テレセントリックレンズなどの焦点深度の深いレンズを使用することである程度回避することが可能であるが、この解決策はコスト増という新たな問題を招く。また、例えば焦点距離の異なる2つのレンズのいずれかを偏光板の角度を切り替えることによって選択し、2焦点撮影を可能とする技法も知られている。しかしながら、この技法も、焦点距離の異なる2つのレンズ、偏光板およびこの角度を切り替える機構を追加で必要とするので、一般的なカメラに比べればコスト増が避けられない。さらに、この技法は、焦点距離を選択可能としているに過ぎないので、物品がいつどのレーン上で運搬されるかが既知でなければ、当該物品に確実に焦点を合わせることはできない。
特開2010−96515号公報 特開平10−260471号公報
実施形態は、撮影位置からの直線距離が異なる少なくとも2つの位置について焦点の合った被写体像を得ることを目的とする。
実施形態によれば、画像処理装置は、取得部と判定部とを含む。取得部は、光学距離を変更する光学系を伴う第1の経路を通った光を結像することで得られる画素を含む第1の画素領域と、光学系を伴わない第2の経路を通った光を結像することで得られる画素を含む第2の画素領域とを含む画像を取得する。判定部は、第1の画素領域が第1の被写体像を包含する場合に当該第1の被写体像のサイズが第1の条件を満足するか否かを判定し、第2の画素領域が第2の被写体像を包含する場合に当該第2の被写体像のサイズが第2の条件を満足するか否かを判定する。
第1の実施形態に係る画像処理装置を例示するブロック図。 図1の画像処理装置の動作を例示するフローチャート。 第1の実施形態に係る画像処理装置の入力画像が撮影される環境の一例を示す図。 図3の環境下で撮影される画像を例示する図。 第1の実施形態に係る画像処理装置の入力画像が撮影される環境の一例を示す図。 図5の環境下で撮影される画像を例示する図。 第1の実施形態に係る画像処理装置の入力画像が撮影される環境の一例を示す図。 第2の実施形態に係る画像処理装置の入力画像が撮影される環境の一例を示す図。 図8の環境下で撮影される画像を例示する図。 第2の実施形態に係る画像処理装置の入力画像が撮影される環境の一例を示す図。 図10の環境下で撮影される画像を例示する図。 第2の実施形態に係る画像処理装置の入力画像が撮影される環境の一例を示す図。 図12の環境下で撮影される画像を例示する図。
以下、図面を参照しながら実施形態の説明が述べられる。尚、以降、説明済みの要素と同一または類似の要素には同一または類似の符号が付され、重複する説明は基本的に省略される。
(第1の実施形態)
図1に例示されるように、第1の実施形態に係る画像処理装置は、画像取得部101と、サイズ判定部102と、基準サイズ情報記憶部103と、画像情報読み取り部104とを含む。
第1の実施形態では、図7に例示されるように物品(図7では斜線付きの丸印で表される)を運搬するための運搬機構400(例えば、ベルトコンベヤー)には2つのレーンが設けられていることとする。本実施形態の説明では、これら2つのレーンを撮影位置(すなわち、カメラ300のレンズの光学中心)からの直線距離(最短距離)が近い順にそれぞれ第1のレーンおよび第2のレーンと称することとする。さらに、第1のレーンおよび第2のレーンには、当該レーン上を運搬される物品を撮影するための目標地点として、第1の撮影対象位置および第2の撮影対象位置をそれぞれ設定することとする。
画像取得部101は、例えばカメラ、蓄積系または伝送系から画像を取得する。この画像は、後述されるように、光学距離を変更する光学系を伴う第1の経路を通った光を結像することで得られる画素を含む第1の画素領域と、この光学系を伴わない第2の経路を通った光を結像することで得られる画素を含む第2の画素領域とを含んでいる。画像取得部101は、取得した画像をサイズ判定部102へと出力する。
上記光学系は、第1の撮影対象位置からカメラのレンズの光学中心までの光の経路をジグザグ状に変更した第1の経路を提供する複数枚のミラー(例えば、図7のミラー301およびミラー302)であってもよく、この場合に当該ミラーは光学距離を延長する効果がある。そして、この光学系を伴う第1の経路上での第1の撮影対象位置からカメラのレンズの光学中心までの第1の光学距離は、レンズの焦点距離に略一致する。すなわち、被写体が第1の撮影対象位置にあるならば、当該被写体に焦点の合った第1の被写体像が第1の画素領域に写ることになる。
他方、この光学系を伴わない第2の経路と第2のレーンとの交点には上記第2の撮影対象位置があり、当該第2の経路上での第2の撮影対象位置からカメラのレンズの光学中心までの第2の光学距離もレンズの焦点距離に略一致する。すなわち、被写体が第2の撮影対象位置にあるならば、当該被写体に焦点の合った第2の被写体像が第2の画素領域に写ることになる。なお、第2の経路は、第1の経路とは異なる光学系を伴ってもよいし、光学系を全く伴わなくてもよい。
例えば図3のような環境下で撮影が行われると想定することができる。図3の例では、2枚のミラー301,302が上記光学系に相当する。被写体としての製品311は、第1の撮影対象位置にある。製品311からの光束は第1の経路を通って画面の左側(第1の画素領域)に結像し、同じく製品311からの光束は第2の経路を通って画面の右側(第2の画素領域)にも結像する。すなわち、図3の環境下では、カメラ300は、図4に例示されるように、第1の画素領域および第2の画素領域に第1の被写体像321および第2の被写体像322をそれぞれ包含する画像を生成する。しかしながら、図4の例において、第2の被写体像322は、焦点が合わない状態で撮影されているので、実際にはピンぼけしていてラベル情報の読み取りに適さない。従って、この第2の被写体像322は、ラベル情報の読み取りの対象から除外されることが望ましい。
同様に、図5のような環境下で撮影が行われると想定することもできる。図5の例でも図3と同じ光学系が使用されている。被写体としての製品312は、第2の撮影対象位置にある。さらに製品313が、第2のレーン上にあるものの第2の撮影対象位置ではなく当該第2のレーンと第1の経路との交点にある。製品313からの光束は第1の経路を通って第1の画素領域に結像し、製品312からの光束は第2の経路を通って第2の画素領域に結像する。すなわち、図5の環境下では、カメラ300は、図6に例示されるように、第1の画素領域および第2の画素領域に第1の被写体像324および第2の被写体像323をそれぞれ包含する画像を生成する。しかしながら、図6の例において、第1の被写体像324は、焦点が合わない状態で撮影されているので、実際にはピンぼけしていてラベル情報の読み取りに適さない。従って、この第1の被写体像324は、ラベル情報の読み取りの対象から除外されることが望ましい。
このように、画像取得部101によって取得された画像は、第2の撮影対象位置に被写体が存在しないにも関わらずピンぼけした第2の被写体像322が写り込んでいたり、第1の撮影対象位置に被写体が存在しないにも関わらずピンぼけした第1の被写体像324が写り込んでいたりすることがある。ここで、第2の被写体像322は、焦点距離よりも短い距離で撮影されているので、焦点の合った状態で撮影された場合に比べて大きく写っている。他方、第1の被写体像324は、焦点距離よりも長い距離で撮影されているので、焦点の合った状態で撮影された場合に比べて小さく写っている。そこで、サイズ判定部102は、以下に説明するように各被写体像のサイズに基づいて当該被写体像がラベル情報の読み取りに適しているか否かを判定する。
サイズ判定部102は、画像取得部101から前述の画像を受け取る。サイズ判定部102は、入力画像のうち第1の画素領域が第1の被写体像を包含する場合には、当該被写体像のサイズが第1の条件を満足するか否かを判定する。また、サイズ判定部102は、入力画像のうち第2の画素領域が第2の被写体像を包含する場合には、当該被写体像のサイズが第2の条件を満足するか否かを判定する。
ここで、被写体像のサイズとは、当該被写体像の全体のサイズ(例えば、被写体像の輪郭によって規定されるサイズ)であってもよいし、当該被写体像の特定部分(例えば、被写体像のうち物品に貼り付けられたラベルなどの特徴部分を表す画素群)のサイズであってもよい。また、サイズとは、例えば幅、奥行きおよび高さの少なくとも1つを意味してもよいし、面積を意味してもよい。
第1の条件は、例えば、判定対象となる第1の被写体像のサイズが第1の撮影対象位置に物品が配置されていた場合に撮影画像に写り込むであろう第1の被写体像のサイズと比べて大き過ぎずかつ小さ過ぎないこと、である。具体的には、第1の条件は、第1の被写体像のサイズが予め定められた第1の基準サイズに略一致することであってもよい。ここで、第1の基準サイズは、例えば、物品を実際に第1の撮影対象位置に配置して撮影を行うことにより生成された画像の第1の画素領域に包含される第1の被写体像のサイズに略一致するように定めることができる。第1の基準サイズを示す情報は、基準サイズ情報記憶部103に保存され、サイズ判定部102によって読み出されてもよい。
同様に、第2の条件は、例えば、判定対象となる第2の被写体像のサイズが第2の撮影対象位置に物品が配置されていた場合に撮影画像に写り込むであろう第2の被写体像のサイズと比べて大き過ぎずかつ小さ過ぎないこと、である。具体的には、第2の条件は、第2の被写体像のサイズが予め定められた第2の基準サイズに略一致することであってもよい。ここで、第2の基準サイズは、例えば、物品を実際に第2の撮影対象位置に配置して撮影を行うことにより生成された画像の第2の画素領域に包含される第2の被写体像のサイズに略一致するように定めることができる。第2の基準サイズを示す情報は、基準サイズ情報記憶部103に保存され、サイズ判定部102によって読み出されてもよい。
第1の基準サイズおよび第2の基準サイズは、必ずしも個別の値である必要はなく、共通の値であってもよい。この場合には、第1の基準サイズおよび第2の基準サイズのいずれか1つを共通の基準サイズとして予め定めることができる。
但し、第1の基準サイズおよび第2の基準サイズを個別の値として定めるならば、前述の第1の光学距離および第2の光学距離は必ずしも略一致していなくてもよい。故に、第1の撮影対象位置および第2の撮影対象位置の位置関係に関する制約(換言すれば、光学系のレイアウトに関する制約)を緩和することができる。
サイズ判定部102は、第1の被写体像のサイズが第1の条件を満足すれば当該第1の被写体像を画像情報読み取り部104へと出力し、そうでなければ当該第1の被写体像を破棄する。同様に、サイズ判定部102は、第2の被写体像のサイズが第2の条件を満足すれば当該第2の被写体像を画像情報読み取り部104へと出力し、そうでなければ当該第2の被写体像を破棄する。或いは、サイズ判定部102は、単に、第1の被写体像または第2の被写体像が読み取り対象であること(または、読み取り対象から除外されたこと)を表示する情報を生成し、画像情報読み取り部104へと出力してもよい。
例えば、図4の画像が与えられれば、サイズ判定部102は、第1の被写体像321のサイズは第1の条件を満足すると判定するが、第2の被写体像322のサイズは第2の撮影対象位置に物品が配置されていた場合に撮影画像に写り込むであろう第2の被写体像のサイズと比べて大き過ぎるので第2の条件を満足しないと判定する。他方、図6の画像が与えられれば、サイズ判定部102は、第2の被写体像323のサイズは第2の条件を満足すると判定するが、第1の被写体像324のサイズは第1の撮影対象位置に物品が配置されていた場合に撮影画像に写り込むであろう第1の被写体像のサイズと比べて小さ過ぎるので第1の条件を満足しないと判定する。
このように、例えばミラー301およびミラー302のような光学距離を変更する光学系とカメラとを適切に配置して撮影を行うことで、撮影位置からの直線距離が異なる第1の撮影対象位置および第2の撮影対象位置についてそれぞれ焦点の合った被写体像が写る可能性のある第1の画素領域および第2の画素領域を含む画像を生成することができる。そして、この画像には撮影環境次第で焦点の合っていない被写体像が写り込むことがあるものの、係る読み取りに適さない被写体像はサイズに基づく判定を通じてフィルタリングすることができる。
画像情報読み取り部104は、サイズ判定部102から、第1の被写体像または第2の被写体像を受け取る。画像情報読み取り部104は、第1の被写体像または第2の被写体像の読み取りを行う。例えば、画像情報読み取り部104は、第1の被写体像または第2の被写体像に含まれる模様(例えば、バーコード)、文字、数字、記号、形状、色などの情報を読み取ってもよい。画像情報読み取り部104は、読み取った情報を例えば図示されないホストコンピュータへと出力する。
図1の画像処理装置は、例えば図2に示されるように動作することができる。
まず、画像取得部101は、例えばカメラ、蓄積系または伝送系から画像を取得する(ステップS201)。なお、この画像は、第1の画素領域および第2の画素領域に分割されており、当該第1の画素領域および第2の画素領域には撮影位置からの直線距離が異なる第1の撮影対象位置および第2の撮影対象位置に焦点の合った被写体像がそれぞれ写る可能性がある。
サイズ判定部102は、ステップS201において取得され画像に含まれる第1の画素領域が第1の被写体像を包含している場合には、当該第1の被写体像のサイズが第1の条件を満足するか否かを判定する(ステップS202)。第1の被写体像のサイズが第1の条件を満足していれば、画像情報読み取り部104は当該第1の被写体像の情報を読み出す(ステップS203)。
他方、サイズ判定部102は、ステップS201において取得された画像に含まれる第2の画素領域が第2の被写体像を包含している場合には、当該第2の被写体像のサイズが第2の条件を満足するか否かを判定する(ステップS204)。第2の被写体像のサイズが第2の条件を満足していれば、画像情報読み取り部104は当該第2の被写体像の情報を読み出す(ステップS205)。
なお、ステップS202からステップS203と、ステップS204からステップS205とは並列的に行われてもよいし、図2とは異なる順序で行われてもよい。
図1の画像処理装置は、例えば図示されないホストコンピュータから読み取り対象を命令されることもある。具体的には、第1のレーン上を運搬される物品に対する読み取りを命令された場合には、サイズ判定部102は第1の被写体像のサイズに限って判定を行えばよく、画像情報読み取り部104は第1の条件を満足すると判定されたサイズを持つ第1の被写体像に限って読み取りの対象とすればよい。同様に、第2のレーン上を運搬される物品に対する読み取りを命令された場合には、サイズ判定部102は第2の被写体像のサイズに限って判定を行えばよく、画像情報読み取り部104は第2の条件を満足すると判定されたサイズを持つ第2の被写体像に限って読み取りの対象とすればよい。
以上説明したように、第1の実施形態に係る画像処理装置は、撮影位置からの直線距離が異なる第1の撮影対象位置および第2の撮影対象位置についてそれぞれ焦点の合った被写体像が写る可能性のある第1の画素領域および第2の画素領域を含む画像を取り扱う。第1の画素領域および第2の画素領域には撮影環境次第で焦点の合っていない被写体像が写るおそれがあるものの、この画像処理装置は、被写体像が焦点の合った状態で撮影されているか否かを当該被写体像のサイズに基づいて簡易に判定することができる。故に、この画像処理装置によれば、撮影位置からの直線距離が異なる少なくとも2つの撮影対象位置について焦点の合った被写体像を得て、例えば当該被写体像から画像情報を高精度に読み取ることができる。また、この画像処理装置によれば、光学系が追加で必要となるものの一般的なカメラを用いて必要な画像を得ることができるので、テレセントリックレンズなどの焦点深度の深いレンズを用いた場合に比べて撮影系に関わるコストを抑制できると同時に、どの距離の被写体も略同じ解像度で撮影することができる。
(第2の実施形態)
前述の第1の実施形態では、運搬機構に設けられるレーンの総数が2つであった。しかしながら、光学系を追加すると共に画像をより多くの画素領域に分割することで、レーンの総数を3以上に拡張することができる。そこで、第2の実施形態の説明では、運搬機構に設けられるレーンの総数を3つとし、これら3つのレーンを撮影位置からの直線距離が近い順にそれぞれ第1のレーン、第2のレーンおよび第3のレーンと称することとする。さらに、第1のレーン、第2のレーンおよび第3のレーンには、当該レーン上を運搬される物品を撮影するための目標地点として第1の撮影対象位置、第2の撮影対象位置および第3の撮影対象位置をそれぞれ設定することとする。なお、前述の第1の実施形態および本実施形態を参考にすれば、レーンの総数を4以上に拡張することも可能である。
本実施形態では、画像取得部101によって取得される画像は、3つの画素領域に分割される。すなわち、この画像は、光学距離を変更する第1の光学系を伴う第1の経路を通った光を結像することで得られる画素を含む第1の画素領域と、光学距離を変更する第2の光学系を伴う第2の経路を通った光を結像することで得られる画素を含む第2の画素領域と、これらの光学系を伴わない第3の経路を通った光を結像することで得られる画素を含む第3の画素領域とを含む。なお、第3の経路は、第1の経路および第2の経路とは異なる光学系を伴ってもよいし、光学系を全く伴わなくてもよい。
上記第1の光学系は、第1の撮影対象位置からカメラのレンズの光学中心までの光の経路をジグザグ状に変更した第1の経路を提供する複数枚のミラーであってもよく、この場合に当該ミラーは光学距離を延長する効果がある。そして、この第1の光学系を伴う第1の経路上での第1の撮影対象位置からカメラのレンズの光学中心までの第1の光学距離は、レンズの焦点距離に略一致する。すなわち、被写体が第1の撮影対象位置にあるならば、当該被写体に焦点の合った第1の被写体像が第1の画素領域に写ることになる。
同様に、上記第2の光学系は、第2の撮影対象位置からカメラのレンズの光学中心までの光の経路をジグザグ状に変更した第2の経路を提供する複数枚のミラーであってもよく、この場合に当該ミラーは光学距離を延長する効果がある。そして、この第2の光学系を伴う第2の経路上での第2の撮影対象位置からカメラのレンズの光学中心までの第2の光学距離は、レンズの焦点距離に略一致する。すなわち、被写体が第2の撮影対象位置にあるならば、当該被写体に焦点の合った第2の被写体像が第2の画素領域に写ることになる。
他方、これらの光学系を伴わない第3の経路と第3のレーンとの交点には上記第3の撮影対象位置があり、当該第3の経路上での第3の撮影対象位置からカメラのレンズの光学中心までの第3の光学距離もレンズの焦点距離に略一致する。すなわち、被写体が第3の撮影対象位置にあるならば、当該被写体に焦点の合った第3の被写体像が第3の画素領域に写ることになる。
例えば図8のような環境下で撮影が行われると想定することができる。図8の例では、2枚のミラー501,502が上記第1の光学系に相当し、2枚のミラー503,504が上記第2の光学系に相当する。被写体としての製品511は、第1の撮影対象位置にある。製品511からの光束は第1の経路を通って画面の左側(第1の画素領域)に結像し、同じく製品511からの光束は第2の経路および第3の経路をそれぞれ通って画面の中央(第2の画素領域)および右側(第3の画素領域)にも結像する。すなわち、図8の環境下では、カメラ500は、図9に例示されるように、第1の画素領域、第2の画素領域および第3の画素領域に、第1の被写体像521、第2の被写体像522および第3の被写体像523をそれぞれ包含する画像を生成する。しかしながら、図9の例において、第2の被写体像522および第3の被写体像523は、焦点が合わない状態で撮影されているので、実際にはピンぼけしていてラベル情報の読み取りに適さない。従って、この第2の被写体像522および第3の被写体像523は、ラベル情報の読み取りの対象から除外されることが望ましい。
同様に、図10のような環境下で撮影が行われると想定することもできる。図10の例でも図8と同じ第1の光学系および第2の光学系が使用されている。被写体としての製品512は、第2の撮影対象位置にある。さらに製品513が、第2のレーン上にあるものの第2の撮影対象位置ではなく当該第2のレーンと第1の経路との交点にある。製品512からの光束はそれぞれ第2の経路および第3の経路を通って第2の画素領域および第3の画素領域に結像し、製品513からの光束は第1の経路を通って第1の画素領域に結像する。すなわち、図10の環境下では、カメラ500は、図11に例示されるように、第1の画素領域、第2の画素領域および第3の画素領域に、第1の被写体像526、第2の被写体像524および第3の被写体像525を包含する画像を生成する。しかしながら、図11の例において、第1の被写体像526および第3の被写体像525は、焦点が合わない状態で撮影されているので、実際にはピンぼけしていてラベル情報の読み取りに適さない。従って、この第1の被写体像526および第3の被写体像525は、ラベル情報の読み取りの対象から除外されることが望ましい。
同様に、図12のような環境下で撮影が行われると想定することもできる。図12の例でも図8および図10と同じ第1の光学系および第2の光学系が使用されている。被写体としての製品514は、第3の撮影対象位置にある。さらに、製品515が、第3のレーン上にあるものの第3の撮影対象位置ではなく当該第3のレーンと第2の経路との交点にある。加えて、製品516が、第3のレーン上にあるものの第3の撮影対象位置ではなく当該第3のレーンと第1の経路との交点にある。製品514からの光束は第3の経路を通って第3の画素領域に結像し、製品515からの光束は第2の経路を通って第2の画素領域に結像し、製品516からの光束は第1の経路を通って第1の画素領域に結像する。すなわち、図12の撮影環境では、カメラ500は、図13に例示されるように、第1の画素領域、第2の画素領域および第3の画素領域に、第1の被写体像529、第2の被写体像528および第3の被写体像527を包含する画像を生成する。しかしながら、図13の例において、第1の被写体像529および第2の被写体像528は、焦点が合わない状態で撮影されているので、実際にはピンぼけしていてラベル情報の読み取りに適さない。従って、この第1の被写体像529および第2の被写体像528は、ラベル情報の読み取りの対象から除外されることが望ましい。
サイズ判定部102は、第1の被写体像および第2の被写体像については、第1の実施形態と同様の処理を行うことができる。さらに、サイズ判定部102は、入力画像のうち第3の画素領域が第3の被写体像を包含する場合には、当該被写体像のサイズが第3の条件を満足するか否かを判定すればよい。
第3の条件は、例えば、判定対象となる第3の被写体像のサイズが第3の撮影対象位置に物品が配置されていた場合に撮影画像に写り込むであろう第3の被写体像のサイズと比べて大き過ぎずかつ小さ過ぎないこと、である。具体的には、第3の条件は、第3の被写体像のサイズが予め定められた第3の基準サイズに略一致することであってもよい。ここで、第3の基準サイズは、例えば、物品を実際に第3の撮影対象位置に配置して撮影を行うことにより生成された画像の第3の画素領域に包含される第3の被写体像のサイズに略一致するように定めることができる。第3の基準サイズを示す情報は、基準サイズ情報記憶部103に保存され、サイズ判定部102によって読み出されてもよい。
第1の基準サイズ、第2の基準サイズおよび第3の基準サイズは、必ずしも個別の値である必要はなく、共通の値であってもよい。この場合には、第1の基準サイズ、第2の基準サイズおよび第3の基準サイズのいずれか1つを共通の基準サイズとして予め定めることができる。
但し、第1の基準サイズ、第2の基準サイズおよび第3の基準サイズを個別の値として定めるならば、前述の第1の光学距離、第2の光学距離および第3の光学距離は必ずしも略一致していなくてもよい。故に、第1の撮影対象位置、第2の撮影対象位置および第3の撮影対象位置の位置関係に関する制約(換言すれば、第1の光学系および第2の光学系のレイアウトに関する制約)を緩和することができる。
サイズ判定部102は、第3の被写体像のサイズが第3の条件を満足すれば当該第3の被写体像を画像情報読み取り部104へと出力し、そうでなければ当該第3の被写体像を破棄する。或いは、サイズ判定部102は、単に、第3の被写体像が読み取り対象であること(または、読み取り対象から除外されたこと)を表示する情報を生成し、画像情報読み取り部104へと出力してもよい。
例えば、図9の画像が与えられれば、サイズ判定部102は、第1の被写体像521のサイズは第1の条件を満足すると判定するが、第2の被写体像522のサイズは第2の撮影対象位置に物品が配置されていた場合に撮影画像に写り込むであろう第2の被写体像のサイズと比べて大き過ぎるので第2の条件を満足しないと判定し、第3の被写体像523のサイズは第3の撮影対象位置に物品が配置されていた場合に撮影画像に写り込むであろう第3の被写体像のサイズと比べて大き過ぎるので第3の条件を満足しないと判定する。また、図11の画像が与えられれば、サイズ判定部102は、第2の被写体像524のサイズは第2の条件を満足すると判定するが、第3の被写体像525のサイズは第3の撮影対象位置に物品が配置されていた場合に撮影画像に写り込むであろう第3の被写体像のサイズと比べて大き過ぎるので第3の条件を満足しないと判定し、第1の被写体像526のサイズは第1の撮影対象位置に物品が配置されていた場合に撮影画像に写り込むであろう第1の被写体像のサイズと比べて小さ過ぎるので第1の条件を満足しないと判定する。さらに、図13の画像が与えられれば、サイズ判定部102は、第3の被写体像527のサイズは第3の条件を満足すると判定するが、第2の被写体像528のサイズは第2の撮影対象位置に物品が配置されていた場合に撮影画像に写り込むであろう第2の被写体像のサイズと比べて小さ過ぎるので第2の条件を満足しないと判定し、第1の被写体像529のサイズは第1の撮影対象位置に物品が配置されていた場合に撮影画像に写り込むであろう第1の被写体像のサイズと比べて小さ過ぎるので第1の条件を満足しないと判定する。
以上説明したように、第2の実施形態に係る画像処理装置は、撮影位置からの直線距離が異なる3以上の撮影対象位置についてそれぞれ焦点の合った被写体像が写る可能性のある3以上の画素領域を含む画像を取り扱う。各画素領域には撮影環境次第で焦点の合っていない被写体像が写るおそれがあるものの、この画像処理装置は、被写体像が焦点の合った状態で撮影されているか否かを当該被写体像のサイズに基づいて簡易に判定することができる。故に、この画像処理装置によれば、撮影位置からの直線距離が異なる3以上の撮影対象位置について焦点の合った被写体像を得て、例えば当該被写体像から画像情報を高精度に読み取ることができる。また、この画像処理装置によれば、光学系が追加で必要となるものの一般的なカメラを用いて必要な画像を得ることができるので、テレセントリックレンズなどの焦点深度の深いレンズを用いた場合に比べて撮影系に関わるコストを抑制することができると同時に、どの距離の被写体も略同じ解像度で撮影することができる。
なお、前述の第1の実施形態および第2の実施形態に係る画像処理装置を、光学系、運搬機構、カメラおよびホストコンピュータの一部または全部と組み合わせて画像処理システムを構築することも可能である。
上記各実施形態において説明された種々の機能部は、回路を用いることで実現されてもよい。回路は、特定の機能を実現する専用回路であってもよいし、プロセッサのような汎用回路であってもよい。
上記各実施形態の処理の少なくとも一部は、汎用のコンピュータを基本ハードウェアとして用いることでも実現可能である。上記処理を実現するプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納して提供されてもよい。プログラムは、インストール可能な形式のファイルまたは実行可能な形式のファイルとして記録媒体に記憶される。記録媒体としては、磁気ディスク、光ディスク(CD−ROM、CD−R、DVD等)、光磁気ディスク(MO等)、半導体メモリなどである。記録媒体は、プログラムを記憶でき、かつ、コンピュータが読み取り可能であれば、何れであってもよい。また、上記処理を実現するプログラムを、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータ(サーバ)上に格納し、ネットワーク経由でコンピュータ(クライアント)にダウンロードさせてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
101・・・画像取得部
102・・・サイズ判定部
103・・・基準サイズ情報記憶部
104・・・画像情報読み取り部
300,500・・・カメラ
301,302,501,502,503,504・・・ミラー
311,312,313,511,512,513,514,515,516・・・製品
321,322,323,324,521,522,523,524,525,526,527,528,529・・・被写体像
400・・・運搬機構

Claims (6)

  1. 光学距離を変更する光学系を伴う第1の経路を通った光を結像することで得られる画素を含む第1の画素領域と、前記光学系を伴わない第2の経路を通った光を結像することで得られる画素を含む第2の画素領域とを含む画像を取得する取得部と、
    前記第1の画素領域が第1の被写体像を包含する場合に当該第1の被写体像のサイズが第1の条件を満足するか否かを判定し、前記第2の画素領域が第2の被写体像を包含する場合に当該第2の被写体像のサイズが第2の条件を満足するか否かを判定する判定部と
    を具備する、画像処理装置。
  2. 前記判定部は、前記第1の画素領域が第1の被写体像を包含する場合に当該第1の被写体像のサイズが基準サイズに略一致するか否かを判定し、前記第2の画素領域が第2の被写体像を包含する場合に当該第2の被写体像のサイズが前記基準サイズに略一致するか否かを判定し、
    前記基準サイズは、第1の位置にある被写体を撮影した場合に前記第1の画素領域に包含される第1の被写体像のサイズおよび前記第1の位置よりも撮影位置からの直線距離が遠い第2の位置にある被写体を撮影した場合に前記第2の画素領域に包含される第2の被写体像のサイズの少なくとも一方に略一致する、
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記判定部は、前記第1の画素領域が第1の被写体像を包含する場合には当該第1の被写体像のサイズが第1の基準サイズに略一致するか否かを判定し、前記第2の画素領域が第2の被写体像を包含する場合には当該第2の被写体像のサイズが第2の基準サイズに略一致するか否かを判定し、
    前記第1の基準サイズは、第1の位置にある被写体を撮影した場合に前記第1の画素領域に包含される第1の被写体像のサイズに略一致し、
    前記第2の基準サイズは、前記第1の位置よりも撮影位置からの直線距離が遠い第2の位置にある被写体を撮影した場合に前記第2の画素領域に包含される第2の被写体像のサイズに略一致する、
    請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記光学系は、第1の位置から撮影位置までの光の経路をジグザグ状に変更して光学距離を延長する複数枚のミラーを含む、請求項1記載の画像処理装置。
  5. 請求項1に記載の画像処理装置と、
    前記光学系と、
    複数のレーン上で物品を運搬する運搬機構と、
    前記運搬機構の少なくとも一部の範囲を撮影し、前記画像を生成するカメラと、
    を具備する、画像処理システム。
  6. 前記画像処理装置に前記物品に対する読み取り命令を与えるホストコンピュータをさらに具備し、
    前記判定部は、前記複数のレーンのうち第1のレーン上を運搬される第1の物品に対する読み取りを前記ホストコンピュータから命令された場合には、前記第1の画素領域が前記第1の被写体像を包含するときに当該第1の被写体像のサイズが前記第1の条件を満足するか否かを判定し、前記複数のレーンのうち前記第1のレーンよりも撮影位置からの直線距離が遠い第2のレーン上を運搬される第2の物品に対する読み取りを前記ホストコンピュータから命令された場合には、前記第2の画素領域が前記第2の被写体像を包含するときに当該第2の被写体像のサイズが前記第2の条件を満足するか否かを判定する、
    請求項5に記載の画像処理システム。
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