JP2018009959A - 衛星測位システム及び衛星測位方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】予め測定された視覚マーカ211の地球固定座標系における位置及び姿勢は、移動体201に搭載された演算装置に関連する記憶装置に視覚マーカ211のID番号と対応付けて記憶させておく。移動体201には撮影装置としてのカメラ202及び測位衛星から信号を受信するGNSSアンテナ203が搭載されている。視覚マーカ211の正確な位置及び姿勢を予め精密に測定しておくことによって、カメラ202で撮影しその画像を入力として移動体に搭載した演算装置上のプログラムによってカメラ202に対する視覚マーカ211の位置及び姿勢を算出することができる。この結果から地球固定座標系におけるGNSSアンテナ203の位置を求めることができ、こうして求めたGNSSアンテナ203の正確な位置の情報を、PPP方式の測位パラメータの推定に利用する。
【選択図】図2
Description
衛星測位部、マーカ検出部、及び演算部を有する移動体と、
予め地球固定座標系における位置及び姿勢が測定されているマーカと、を備え、
前記演算部は、前記マーカ検出部によって検出された前記マーカの位置及び姿勢に基づいて前記移動体の地球固定座標系における位置を算出し、
前記衛星測位部は、前記演算部が算出した前記移動体の位置に関する情報を受け取って、衛星測位処理を実行する。
衛星測位部、マーカ検出部、及び演算部を有する移動体と、
予め地球固定座標系における位置が測定されている複数のマーカと、を備え、
前記演算部は、前記マーカ検出部によって検出された前記複数のマーカの位置に基づいて前記移動体の地球固定座標系における位置を算出し、
前記衛星測位部は、前記演算部が算出した前記移動体の位置に関する情報を受け取って、衛星測位処理を実行する。
地球固定座標系におけるマーカの位置、又は前記マーカの姿勢を予め測定するステップと、
移動体に搭載されたマーカ検出部により前記マーカを検出し、それに基づいて移動体の地球固定座標系における位置を算出するステップと、
前記移動体の地球固定座標系における位置に関する情報を移動体に搭載された衛星測位部に供給し、衛星測位処理を実行するステップと、
を備える。
衛星測位部、マーカ検出部、及び演算部を有する移動体によって、地上に固定されたマーカの位置及び姿勢を測定する方法であって、
前記移動体の地球固定座標系における位置を取得するステップと、
前記移動体を任意の経路で移動させるステップと、
前記移動体の移動中に、複数の地点のそれぞれにおいて、前記マーカ検出部により前記マーカを観測して前記マーカの前記マーカ検出部に対する相対位置及び相対姿勢を計測し、その計測結果に基づいて各観測地点における前記移動体の前記マーカに対する相対位置を算出するステップと、
前記各観測地点での、前記移動体の地球固定座標系における位置と、前記移動体の前記マーカに対する算出された相対位置を用いて、前記マーカの地球固定座標系における位置及び姿勢を推定するステップと、
を備える。
衛星測位部、マーカ検出部、及び演算部を有する移動体によって、地上に固定されたマーカの位置及び姿勢を測定する方法であって、
前記移動体の地球固定座標系における位置を取得するステップと、
前記マーカに対する任意の位置に複数の仮想マーカを設定するステップと、
前記移動体を任意の経路で移動させるステップと、
前記移動体の移動中に、複数の地点のそれぞれにおいて、前記マーカ検出部により前記マーカを観測して前記マーカの位置及び姿勢を計測し、その結果に基づいてそれぞれの地点において前記複数の仮想マーカの移動体に対する相対位置を算出し、各観測地点において算出された前記複数の仮想マーカの算出相対位置から前記複数の仮想マーカの地球固定座標系における位置を推定するステップと、
前記複数の仮想マーカの推定された位置から、前記マーカの位置及び姿勢を推定するステップと、
を備える。
衛星測位部、マーカ検出部、及び演算部を有する移動体によって、地上に固定されたマーカの位置及び姿勢を評価する方法であって、
地上に固定されたマーカの位置及び姿勢を、記憶部に予め記憶しておくステップと、
前記記憶部に予め記憶された前記マーカの位置及び姿勢と、請求項6又は7に記載の方法により測定された前記マーカの位置及び姿勢とを比較するステップと、
を備える。
衛星測位部、マーカ検出部、及び演算部を有する移動体と、
予め地球固定座標系における位置及び姿勢が測定されているマーカと、を備え、
前記演算部は、前記マーカ検出部によって検出された前記マーカから前記移動体の位置を推定し、
前記衛星測位部は前記移動体の当該推定位置に関する情報を受け取って初期化を行い、前記演算部は、
当該初期化後に前記マーカ検出部が前記マーカを観測することによって前記マーカの位置を推定し、そのマーカの推定位置と予め前記移動体が保持している前記マーカの位置に関する情報を比較することによって、あらかじめ前記移動体が保持している前記マーカの姿勢に誤差があるか否かを判定する。
衛星測位部、マーカ検出部、及び演算部を有する移動体によって、あらかじめ移動体が保持しているマーカの姿勢誤差を判定する方法であって、
予めマーカの位置及び姿勢を測定し、その結果を前記移動体の演算部が保持するステップと、
前記マーカ検出部が前記マーカを観測し、その結果から前記演算部が前記移動体の位置を推定するステップと、
前記衛星測位部が、前記移動体の当該推定位置に関する情報を受け取って初期化を行うステップと、
前記初期化の後に前記マーカ検出部が前記マーカを観測し、その結果に基づいて前記マーカの位置を推定するステップと、
前記演算部が、前記推定された前記マーカの位置を前記演算部が保持するマーカの位置と比較して、その比較結果に基づいてマーカの姿勢に誤差があるか否かを判定するステップと、
を備える。
なお、本明細書で言う「初期化」には、測位中断後の再初期化も含むものとする。すなわち、GNSSアンテナと衛星との間に障害物が存在することなどにより衛星からの信号が受信できなくなった場合、その後に再び受信できるようになったとしても、測位を再開するためには中断時間に応じて初期化と同様の処理(再初期化)が必要になる場合があり、このような測位中断後の再初期化も含むものとする。
本実施形態では、PPP方式における初期化処理にかかる時間を短縮するために、図2に符号211で示すような視覚マーカを設置する。視覚マーカ211は、必要に応じて支持台212に固定する。そして、設置した視覚マーカ211の位置及び姿勢を予め精密に測定しておく。ここで、視覚マーカの「位置」は、地球固定座標系の上での位置を指す。また、視覚マーカの「姿勢」は、地球固定座標系に対する視覚マーカに固定された座標系(以下必要に応じて「マーカ座標系」という)の姿勢として定義する。
実施形態1では、視覚マーカ211の位置及び姿勢を予め精密に測定しておくことが前提となる。視覚マーカ211の位置及び姿勢の測定には、測量機器を使う方法を始めとして、種々の方法が考えられるが、実施形態2では、位置を高精度に推定できるようになった移動体201を利用して、視覚マーカ211の位置及び姿勢を精密に測定する。既に述べたように、PPP方式では、移動体201の位置を精密に推定できるようになるまでにはある程度の時間がかかるが、時間がかかっても位置を高精度に推定できるようになれば、次のようにして移動体201に搭載されたカメラ202を利用して、視覚マーカ211の精密な位置及び姿勢を測定することができる。
図10〜16は、視覚マーカ211の位置及び姿勢を測定する方法を示した図である。図10に示すように、視覚マーカ211は、カメラ202及びGNSSアンテナ203を搭載した移動体201の前方にある。移動体201と視覚マーカ211との距離は、一例として10メートル程度とする。このとき、GNSSアンテナ203の位置は、すでにPPP方式によって高精度に推定できる状態となっている。この実施形態では、視覚マーカ211の地球固定座標系における正確な位置及び姿勢は未知であるが、以下で示す計算に用いるため、それぞれに仮の値を設定しておく。この仮の値は、真値にできるだけ近い値を設定する必要はなく、例えば、真値との誤差が位置にして10m程度であってもよく、姿勢にして10度程度であってもよい。
次に、実施形態4として、初期化時の測位誤差を低減する方法について説明する。まず、図17に示すように、実施形態1に示した方法(以下「方法1」とする)と同様の方法によって、測位パラメータの推定を行う。このとき、視覚マーカ211は、その位置及び姿勢が本来あるべき正確な位置及び姿勢であるかどうかは分からないことが前提である。その後、図18に示すように、推定された測位パラメータを用いて実施形態2に示した方法(以下「方法2」とする)により、地球固定座標系における視覚マーカ211の位置を推定する。
次に、実施形態5について説明する。実施形態1では、視覚マーカ211の位置及び姿勢が高い精度で正確であることが求められるが、例えば地震などがあって地面の位置や方向が変化するなど、何らかの理由で視覚マーカ211の位置及び姿勢が変化することが起こり得る。このようなことが起こると、実施形態1で述べた作業機械の起動後数分でGNSSアンテナ203の正確な位置及び姿勢を高精度に推定する、ということができなくなる可能性がある。そこで、実施形態5では、既に位置及び姿勢が測定されている視覚マーカ211の、その位置及び姿勢の精度の評価を行う。
これまでは、1つの視覚マーカを用いた場合について説明した。しかしながら、地球固定座標系における位置のみを高精度に計測できるマーカが複数あれば、マーカの姿勢を高精度に計測することができなくても、実施形態1と同様に、GNSSアンテナの初期位置情報を用いることで、測位開始から高い精度を得られるようになるまでに要する時間を短縮することができる。
次に、実施形態7として、マーカ設置姿勢の誤差の検出について説明する。図21に、その検出原理を示す。
上述の各実施形態において、マーカの観測結果やマーカの設置位置及び姿勢の推定結果は、通信を利用して複数の移動体の間で共有することができる。これにより、例えばある移動体Aが実施形態3で説明した方法で推定したマーカの設置位置及び姿勢の情報を、別の移動体Bと共有することによって、移動体Bは実施形態3で説明した方法による推定を自ら行わなくても、正確なマーカの設置位置及び姿勢の情報を利用することができる。
次に、発明者らが実際に行った実験と、その結果について、実施例として説明する。図22は、これまでに説明したいくつかの実施形態の内容と、それぞれの実施形態において、既知の情報が何で、推定の対象が何であるかを分かりやすく示してある。左右の図において(A)、(B)、(C)は対応しており、また(A)、(B)、(C)は、それぞれ上述の実施形態1、実施形態3、実施形態2にそれぞれ対応している。また、図23は以下の説明で用いる座標系を示し、図24は実験のために作製したシステムの構成を示し、図25は作製したシステムを移動体に搭載して行った実験の方法を示している。なお、図23に示した各記号の意味は図27に示した。
この式の各記号の意味ついては、図23及び図27を参照されたい。
ところで、測位パラメータの推定は、通常は逐次処理(フィルタ)によって行う。上記各実施例でも、パラメータの推定にはフィルタ(拡張カルマンフィルタ)を用いており、マーカの観測によって求められたGNSSアンテナの位置の推定値をフィルタの初期値として入力することで初期化している。しかし、測位パラメータの推定はフィルタ以外の方法によっても可能である。また、フィルタも含めて、マーカとの組み合わせによってさらにパラメータの推定精度の向上及び推定時間の短縮が期待できる。以下に、そのような推定方法の具体的な例を挙げる。なお、以下では、実施形態2に示したように、移動体が移動しながら衛星測位とマーカの観測とを同期して実行し、両方の観測データを得られるものとする。
実施形態4に示した「マーカ設置姿勢誤差検出手法」を繰り返し実行することで、マーカの設置姿勢誤差がアンテナの位置推定に求められる許容範囲より大きい場合にも初期化を行うことが可能となる。また実施形態4の方法によってマーカ位置の推定量の差を求めることができる。この値は、理論上は、マーカ設置姿勢の誤差の増大に伴って単調増加する。そこで、マーカ位置の推定量の差から、マーカ設置姿勢の誤差(のおおよその値)を推定することが可能である。この推定された誤差分を、衛星測位の初期化を行う際に用いたマーカ設置姿勢に対して補正し、補正後のマーカ設置姿勢を用いて後処理計算により再度測位の初期化とマーカ設置姿勢の誤差の検出計算を行う。これは、測位データとマーカの観測データを同期して取得してあるため、後処理による計算が可能である。こうして求めたマーカ位置の推定量の差は、初回に求めた値よりも小さくなっていることが期待できる。このようなプロセスを繰り返すことによって、最終的にマーカの設置姿勢の誤差をアンテナ位置の推定に求められる許容範囲内に抑えることができる。
202 カメラ
203 GNSSアンテナ
211 視覚マーカ
212 支持台
この式の各記号の意味ついては、図23及び図27を参照されたい。
Claims (14)
- 衛星測位部、マーカ検出部、及び演算部を有する移動体と、
予め地球固定座標系における位置及び姿勢が測定されているマーカと、を備え、
前記演算部は、前記マーカ検出部によって検出された前記マーカの位置及び姿勢に基づいて前記移動体の地球固定座標系における位置を算出し、
前記衛星測位部は、前記演算部が算出した前記移動体の位置に関する情報を受け取って、衛星測位処理を実行する衛星測位システム。 - 前記マーカ検出部は、前記マーカの画像を撮影する撮影装置を含んでいる、請求項1に記載の衛星測位システム。
- 衛星測位部、マーカ検出部、及び演算部を有する移動体と、
予め地球固定座標系における位置が測定されている複数のマーカと、を備え、
前記演算部は、前記マーカ検出部によって検出された前記複数のマーカの位置に基づいて前記移動体の地球固定座標系における位置を算出し、
前記衛星測位部は、前記演算部が算出した前記移動体の位置に関する情報を受け取って、衛星測位処理を実行する衛星測位システム。 - 地球固定座標系におけるマーカの位置、又は前記マーカの姿勢を予め測定するステップと、
移動体に搭載されたマーカ検出部により前記マーカを検出し、それに基づいて移動体の地球固定座標系における位置を算出するステップと、
前記移動体の地球固定座標系における位置に関する情報を移動体に搭載された衛星測位部に供給し、衛星測位処理を実行するステップと、
を備える、衛星測位方法。 - 衛星測位部、マーカ検出部、及び演算部を有する移動体によって、地上に固定されたマーカの位置及び姿勢を測定する方法であって、
前記移動体の地球固定座標系における位置を取得するステップと、
前記移動体を任意の経路で移動させるステップと、
前記移動体の移動中に、複数の地点のそれぞれにおいて、前記マーカ検出部により前記マーカを観測して前記マーカの前記マーカ検出部に対する相対位置及び相対姿勢を計測し、その計測結果に基づいて各観測地点における前記移動体の前記マーカに対する相対位置を算出するステップと、
前記各観測地点での、前記移動体の地球固定座標系における位置と、前記移動体の前記マーカに対する算出された相対位置を用いて、前記マーカの地球固定座標系における位置及び姿勢を推定するステップと、
を備える、マーカの位置及び姿勢を測定する方法。 - 前記各観測地点での、前記移動体の地球固定座標系における位置と、前記移動体の前記マーカに対する算出された相対位置との間の距離を算出し、前記各観測地点の全てにおける前記距離の総和に基づく評価関数を最小とするような前記マーカの地球固定座標系における位置及び姿勢を推定値とする、請求項5に記載の方法。
- 衛星測位部、マーカ検出部、及び演算部を有する移動体によって、地上に固定されたマーカの位置及び姿勢を測定する方法であって、
前記移動体の地球固定座標系における位置を取得するステップと、
前記マーカに対する任意の位置に複数の仮想マーカを設定するステップと、
前記移動体を任意の経路で移動させるステップと、
前記移動体の移動中に、複数の地点のそれぞれにおいて、前記マーカ検出部により前記マーカを観測して前記マーカの位置及び姿勢を計測し、その結果に基づいてそれぞれの地点において前記複数の仮想マーカの移動体に対する相対位置を算出し、各観測地点において算出された前記複数の仮想マーカの算出相対位置から前記複数の仮想マーカの地球固定座標系における位置を推定するステップと、
前記複数の仮想マーカの推定された位置から、前記マーカの位置及び姿勢を推定するステップと、
を備える、マーカの位置及び姿勢を測定する方法。 - 前記任意の経路は、前記マーカからみた遠位点と近位点とを結ぶ直線であり、前記複数の仮想マーカは、前記マーカとそれぞれの前記仮想マーカを結ぶ直線上で前記移動体から前記直線に下ろした垂線と前記直線との交点に位置する、請求項7に記載の方法。
- 衛星測位部、マーカ検出部、及び演算部を有する移動体によって、地上に固定されたマーカの位置及び姿勢を評価する方法であって、
地上に固定されたマーカの位置及び姿勢を、記憶部に予め記憶しておくステップと、
前記記憶部に予め記憶された前記マーカの位置及び姿勢と、請求項6又は7に記載の方法により測定された前記マーカの位置及び姿勢とを比較するステップと、
を備える、マーカの位置及び姿勢を評価する方法。 - 衛星測位部、マーカ検出部、及び演算部を有する移動体と、
予め地球固定座標系における位置及び姿勢が測定されているマーカと、を備え、
前記演算部は、前記マーカ検出部によって検出された前記マーカから前記移動体の位置を推定し、
前記衛星測位部は前記移動体の当該推定位置に関する情報を受け取って初期化を行い、前記演算部は、
当該初期化後に前記マーカ検出部が前記マーカを観測することによって前記マーカの位置を推定し、そのマーカの推定位置と予め前記移動体が保持している前記マーカの位置に関する情報を比較することによって、あらかじめ前記移動体が保持している前記マーカの姿勢に誤差があるか否かを判定する、衛星測位システム。 - 前記衛星測位部は、単独搬送波位相測位(PPP)方式による衛星測位処理を実行するものである、請求項1乃至3又は10に記載の衛星測位システム。
- 衛星測位部、マーカ検出部、及び演算部を有する移動体によって、あらかじめ前記移動体が保持しているマーカの姿勢誤差を判定する方法であって、
予めマーカの位置及び姿勢を測定し、その結果を前記移動体の演算部が保持するステップと、
前記マーカ検出部が前記マーカを観測し、その結果から前記演算部が前記移動体の位置を推定するステップと、
前記衛星測位部が、前記移動体の当該推定位置に関する情報を受け取って初期化を行うステップと、
前記初期化の後に前記マーカ検出部が前記マーカを観測し、その結果に基づいて前記マーカの位置を推定するステップと、
前記演算部が、前記推定された前記マーカの位置を前記演算部が保持するマーカの位置と比較して、その比較結果に基づいてマーカの姿勢に誤差があるか否かを判定するステップと、
を備える、あらかじめ前記移動体が保持している前記マーカの姿勢に誤差があるか否かを判定する方法。 - 前記衛星測位部は、単独搬送波位相測位(PPP)方式による衛星測位処理を実行するものである、請求項4乃至9又は12に記載の方法。
- 測定及び/又は評価された前記マーカの地球固定座標系における位置及び姿勢の情報を、前記移動体と、前記移動体と異なる移動体との間で共有する、請求項5乃至10、1213のいずれか一項に記載の方法。
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