JP2018008185A - 微細物の溶解装置及び溶解方法 - Google Patents

微細物の溶解装置及び溶解方法 Download PDF

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和徳 小林
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憲治 風間
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Abstract

【課題】微細物を安定的に供給可能であり、かつ、大量の溶解液を製造することが容易である溶解装置を提供する。【解決手段】溶解装置10は、液体が流出可能な送出口13及び流入可能な戻り口14を有し、微細物Sを液体に溶解する溶解タンク1と、溶解タンク1内を減圧する真空ポンプ2と、溶解タンク1内に微細物Sを供給する微細物供給口42と、溶解タンク1で溶解されたミックスMを貯留する貯留タンク6と、溶解タンク1の送出口13と貯留タンク6とを接続している送出流路71と、溶解タンク1の戻り口14と貯留タンク6とを接続している戻り流路72と、溶解タンク1内のミックスMを送出口13から送出流路71に送液可能な送液部5と、を備える。ミックスMは、溶解タンク1と貯留タンク6との間を循環可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、液体に微細物を溶解する微細物の溶解装置及び溶解方法に関する。
食品工業や医薬品工業、その他の産業分野において、粉体等の微細物を液体に溶解するための溶解装置が広く利用されている。ここで、微細物を自動的に供給可能な負圧による吸引方式の溶解装置には、大別して2つの方式が存在する。一方は、ポンプによって液体を吸引すると同時に、このとき発生する負圧によって微細物を吸引し、これらを当該ポンプ内で混合する方式であり、ポンプ吸引方式と称する(例えば特許文献1参照)。他方は、液体が貯留された密閉タンク内を減圧することによって、微細物を密閉タンク内にまで負圧吸引する方式であり、真空吸引方式と称する(例えば特許文献2参照)。
特開2012−200722号公報 特開2010−42376号公報
特許文献1で示されるポンプ吸引方式の溶解装置では、ポンプが液体を吸引するときに発生する負圧に微細物の吸引力が依存している。ポンプが吸引する液体の流量から独立して微細物の供給を制御できないため、微細物を安定的に供給することが難しい。このため、人手による微細物の供給作業が発生し、この作業時に粉体が飛散して環境を汚染するという問題が発生する。
特許文献2で示される真空吸引方式の溶解装置では、専用の真空ポンプを用いて密閉タンク内を減圧するため、液体の流量とは無関係に微細物の供給を制御できる。よって、微細物を安定的に供給することができ、上述の問題は解決する。
しかしながら、特許文献2の溶解装置において、一度に製造可能な溶解液の量は、微細物を溶解する溶解タンクとしての密閉タンクの大きさに依存する。よって、一度に大量の溶解液を製造する場合、大型の密閉タンクを準備するか、又は、複数のバッチに分けて行う必要があり、困難が生じる。
本発明の目的は、微細物を安定的に供給可能であり、かつ、大量の溶解液を容易に製造できる微細物の溶解装置及び溶解方法を提供することである。
本発明の微細物の溶解装置は、液体が流出可能な送出口及び流入可能な戻り口を有し、微細物を液体に溶解する溶解タンクと、前記溶解タンク内を減圧する減圧部と、前記溶解タンク内に前記微細物を供給する微細物供給口と、前記溶解タンクで溶解された溶解液を貯留する貯留タンクと、前記溶解タンクの前記送出口と前記貯留タンクとを接続している送出流路と、前記溶解タンクの前記戻り口と前記貯留タンクとを接続している戻り流路と、前記溶解タンク内の前記溶解液を前記送出口から前記送出流路に送液可能な送液部と、を備えたことを特徴とする。
ここで、本明細書における液体とは、水のような低粘度の流体から、見掛け粘度が10Pa.s程度の高粘性流体までの全ての流体をいう。本明細書における微細物とは、乾燥した粉体、小固形物、ファイバー状物などの真空吸引可能な全ての乾物をいう。また、本明細書における溶解液とは、少なくとも微細物の溶解が開始している液体であればよく、最終の目標濃度に達していないものも含む。
上記構成によれば、減圧部が溶解タンク内を減圧することによって、微細物供給口から溶解タンク内に微細物を負圧吸引することができる。微細物の供給のための高い吸引力を容易に得られるため、溶解タンク内に微細物を安定的に供給することができる。よって、人手によるホッパへの供給作業を必要とせず、微細物が環境を汚染することを抑制できる。
また、上記構成によれば、送液部の送液力によって、溶解タンク内の溶解液は、送出口から送出流路を経由して貯留タンクに流入する。貯留タンク内の溶解液は、溶解タンクと貯留タンクとの差圧によって、戻り流路を経由して再び溶解タンクに流入する。すなわち、溶解タンクと貯留タンクとの間で溶解液が循環する。これにより、溶解タンク及び貯留タンクは共同して溶解液を貯留することができる。よって、本発明の溶解装置を構成する際、溶解タンクを所望の大きさの貯留タンクに接続することにより、所望の量の溶解液を一度に製造することができる。
したがって、本発明によれば、微細物を安定的に供給可能であり、かつ、大量の溶解液を容易に製造できる微細物の溶解装置を提供することができる。また、比較的小型の溶解タンクを、大型の既存の貯留タンクへ容易に接続でき、効率的な溶解装置を提供することができる。
本発明の微細物の溶解装置は、前記送出流路または前記戻り流路を流れる前記溶解液の流量を調整可能な流量調整部と、前記溶解タンク内の液面高さを検出する液面検出部と、前記液面検出部から得られる情報に基づいて前記流量調整部を制御する液面制御部と、を備えることが好ましい。
この構成によれば、溶解タンクに流入する溶解液の流量が調整されるため、溶解タンク中の溶解液の液面高さを一定の範囲に保つことができる。これにより、溶解タンク内の溶解液が減圧部へ逆流することや、溶解タンク内の液面上に存在する空気が送出口から吸い出されることを抑制できる。
本発明の微細物の溶解装置は、前記送出流路を流れる前記溶解液の流量を測定する流量計と、前記送出流路を流れる前記溶解液を前記貯留タンクに向かって送り出す送出ポンプ部と、前記流量計の測定値に基づいて前記送出ポンプ部を制御する送液制御部と、をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、送液部による送液力を補助することができ、送出流路を流れる溶解液の流量を一定に保つことができる。例えば、貯留タンクと溶解タンクとの互いの配置が離れている場合や、溶解液の粘度が高い場合、又は、溶解タンク内の減圧度を高めた場合などに好適である。
本発明の微細物の溶解装置は、前記送出流路と前記戻り流路とを接続する循環調整流路をさらに備えてもよい。
この構成によれば、送出流路を流れる溶解液の一部は、循環調整流路を経由することにより、貯留タンクを経由せずに溶解タンクに流入することができる。これにより、必要に応じて、溶解タンク内の溶解液の濃度の変化を抑え、安定させることができる。
本発明の微細物の溶解装置は、前記微細物の供給源と前記微細物供給口とを接続する微細物供給流路と、前記微細物供給流路に気体を導入する気体導入流路をさらに備え、前記微細物供給流路の前記微細物供給口側の端部は、前記溶解タンク内に延びており、前記微細物供給口は、前記溶解タンク内で鉛直下方又は鉛直斜め下方に開口していることが好ましい。
この構成によれば、微細物供給流路内に気体を常時満たすことができる。よって、微細物が減圧部に吸引されるのを防ぐために微細物供給口が液面下に配置された場合においても、液体の逆流を防ぎ、微細物供給流路の内部を乾燥状態に保持することができる。よって、微細物によって微細物供給流路が閉塞することを防止することができ、より安定して微細物を供給することができる。
本発明の微細物の溶解方法は、前述の溶解装置を用いた微細物の溶解方法であって、前記溶解タンクの前記送出口を前記送出流路によって前記貯留タンクに接続し、前記溶解タンクの前記戻り口を前記戻り流路によって前記貯留タンクに接続する接続工程と、前記接続工程の後、前記溶解タンクと前記貯留タンクとの間で前記溶解液を循環させる循環工程と、を含むことを特徴とする。
この方法によれば、前述と同様、微細物を安定的に供給可能であり、かつ、大量の溶解液を容易に製造できる。また、所望の大きさの貯留タンクに溶解タンクを接続することにより、溶解液の製造量を自由に設定することができる。
本発明の微細物の溶解方法は、前記循環工程の開始前に、前記貯留タンクに規定量の前記液体を供給する液体供給工程をさらに含んでもよい。
この方法によれば、規定量の溶解液を容易に製造できる。また、液体を温める等の事前準備を容易に行うことができる。
本発明の微細物の溶解方法は、前記循環工程の開始前に、前記貯留タンクに前記液体を規定量の一部供給する液体供給工程と、前記循環工程の間、前記溶解タンクに前記液体を規定量となるまで補給する液体補給工程とをさらに含んでもよい。
この方法によれば、規定量の液体を全量供給する前に溶解液の循環を開始することができるため、目的濃度の溶解液が得られるまでに要する時間を短縮することができる。また、溶解タンクの上方から液体を補給する場合、補給液の散水などにより溶解液の液面に発生した泡を消すことができ、減圧部等への逆流を抑制できる。
本発明の第1実施形態に係る溶解装置を示す概略図である。 本発明の第2実施形態に係る溶解装置を示す概略図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図1に基づいて説明する。
本実施形態に係る溶解装置10は、微細物Sを液体に供給して溶解させる装置であり、溶解タンク1、真空ポンプ2、ホッパ3、微細物移送部4、送液部5、貯留タンク6、送出流路71、戻り流路72、液面検出部8、流量調整バルブ83、及び、液面制御部84などを備えている。
なお、液体としては、水のような低粘度の流体から、見掛け粘度が10Pa.s程度の高粘性流体までの全ての流体を利用できる。微細物Sとしては、乾燥した粉体、小固形物、ファイバー状物などの真空吸引可能な全ての乾物を利用できる。
以下の説明では、溶媒としての液体に溶質としての微細物Sが溶解することで得られる溶解液をミックスMと称する。ミックスMは、最終の目標濃度に達していない溶解液も含む。
溶解タンク1は、内部の減圧に耐える強度(例えば絶対圧力で少なくとも約10kPa程度の耐圧性)を有するタンクである。溶解タンク1は、下側が窄まったタンク本体11と、タンク本体11の下側に配置された底部分12とを有している。
また、溶解タンク1は、液体が流出可能な送出口13及び流入可能な戻り口14を有している。図1において、送出口13は底部分12の側壁部に設けられ、戻り口14はタンク本体11の側壁に設けられている。
なお、溶解タンク1内に液体が供給されたとき、溶解タンク1内では気体と液体とが分離して存在し、この境界に液面が形成される。この液面より上側に存在する空間をヘッドスペースHと称する。
真空ポンプ2は、溶解タンク1の上部に接続され、ヘッドスペースHの気体を吸引することにより、溶解タンク1を減圧する。すなわち、真空ポンプ2は減圧部として機能する。圧力計21は、溶解タンク1内の圧力を検出する。
ホッパ3は、溶解タンク1に供給される前の微細物Sを貯留する。
微細物移送部4は、微細物供給流路41、微細物供給口42、微細物流量調整器46、微細物供給バルブ43、気体導入流路44、及び、気体流量調整バルブ45を有する。
微細物供給流路41は、一端がホッパ3の底部に接続され、他端が溶解タンク1内で重力方向に沿って延びている。図1において、微細物供給流路41の流路本体は、タンク本体11の側部を貫通している。
微細物供給口42は、微細物供給流路41の他端に設けられており、後述の微細物供給工程を行う際、溶解タンク1に貯留された液体の液面下に配置される。また、微細物供給口42は、鉛直下方に開口している。
微細物供給バルブ43は、微細物供給流路41に設けられており、流通する微細物の流量を調整可能である。
微細物流量調整器46は、微細物供給流路41のうち微細物供給バルブ43よりも上流側に設けられている。微細物流量調整器46は、例えばレデューサなど、下方を絞ったパイプによって構成されており、ホッパ3から溶解タンク1に向かう微細物Sの流量が過大にならないように調整する。
気体導入流路44は、図示しない気体供給源と微細物供給流路41とを接続している。気体流量調整バルブ45は、気体導入流路44に設けられており、流通する気体の流量を調整可能である。気体としては、空気や窒素ガスなどを使用できる。
送液部5は、インペラ51、ステータ52、及びモータ53を有している。ステータ52は、溶解タンク1の底部分12内に配置された環状の部材であり、インペラ51を内側に収容する。ステータ52には、液体が流通可能な複数の孔が設けられている。インペラ51は、モータ53に接続された軸54、及び、軸54に設けられた複数の羽根55を有する。インペラ51の羽根55とステータ52との間には隙間が存在し、モータ53の駆動によってインペラ51が回転する。
貯留タンク6は、ミックスMを貯留可能なタンクであり、タンク本体60、流入口61、流出口62、及び、排出口63を有している。また、貯留タンク6には、モータ65、及び、モータ65に連結された撹拌翼64が設置されている。
図1において、流入口61及び流出口62は、タンク本体60の側壁部に形成されており、排出口63は、通常、タンク本体60の底壁部に形成される。
なお、貯留タンク6は、図示しているように密閉タンクであってもよいが、大気開放型のタンクであってもよい。
送出流路71は、溶解タンク1の送出口13と貯留タンク6の流入口61とを接続している。送出流路71には流量計73が設けられている。流量計73を見ることで、溶解装置10が正確に稼働しているか点検可能である。
戻り流路72は、貯留タンク6の流出口62と溶解タンク1の戻り口14とを接続している。
液面検出部8は、溶解タンク1のタンク本体11の側壁部に設けられた2つの液面センサ81、82を有している。液面センサ81は、所望の液位範囲の上限位置に配置され、液面センサ82は、所望の液位範囲の下限位置に配置されている。
液面センサ81、82としては、例えば液体の電気伝導性を利用した接触型センサや、液体の屈折や反射などを利用した光センサなどを利用できる。
なお、所望の液位範囲は任意に設定可能であるが、溶解タンク1にヘッドスペースHが確保され、かつ、微細物供給口42が液面下に配置されるように設定する。また、ミックスMの撹拌時、液面に発生する泡が真空ポンプ2に吸いこまれない程度の上限位置と、ヘッドスペースHの空気が送出口13から送出されない程度の下限位置とを設定することが好ましい。
流量調整バルブ83は、戻り流路72に設けられ、貯留タンク6から溶解タンク1に向かって流れる液体の流量を調整する流量調整部として機能する。
液面制御部84は、液面検出部8から得られる情報に基づいて、溶解タンク1内の液面が所望の液面範囲に位置するように流量調整バルブ83を制御する。詳細については後述する。
次に、溶解装置10を用いて微細物Sを溶解する方法について図1に基づいて説明する。
(接続工程)
まず、目的量のミックスMを貯留可能な貯留タンク6を準備し、これに溶解タンク1を接続する。具体的には、溶解タンク1の送出口13に接続された送出流路71を貯留タンク6の流入口61に接続し、溶解タンク1の戻り口14に接続された戻り流路72を貯留タンク6の流出口62に接続する。
(液体供給工程)
接続工程の後、溶媒としての液体を、規定量の全て、貯留タンク6に供給する。この規定量は、製造する溶解液の目的量に基づいて求められる。
(事前循環工程)
液体供給工程の後、真空ポンプ2の駆動を開始する。真空ポンプ2により溶解タンク1内が減圧されると、貯留タンク6内の液体が溶解タンク1に向かって負圧吸引される。溶解タンク1にある程度の量の液体が貯留された後、送液部5の駆動を開始する。
送液部5の駆動によってインペラ51が回転すると、溶解タンク1内の液体が撹拌されると同時に、液体に遠心力が発生する。このときの遠心力は、溶解タンク1内の減圧下において液体が送出口13から吐出され得る程度の力を有する。
送液部5によって溶解タンク1内の液体が送出口13から吐出され、貯留タンク6へ送出される。これにより、液体は溶解タンク1と貯留タンク6との間で循環する。なお、このとき、微細物供給バルブ43は閉弁状態である。
(気体供給工程)
事前循環工程の開始前、又は、少なくとも事前循環工程において溶解タンク1内の微細物供給口42が液体に浸かる前、気体流量調整バルブ45を開弁する。これにより、気体供給源から供給された気体は、気体導入流路44を介して微細物供給流路41に流入し、微細物供給口42から放出される。気体の量は、微細物供給口42から一定量の気泡が液中に連続して放出される程度であることが好ましい。
(液面調整工程)
事前循環工程の開始後、液面制御部84は、流量調整バルブ83の制御を開始する。具体的には、液面制御部84は、液面検出部8から得られる情報に基づいて、溶解タンク1内の液面が所望の液面範囲に位置するように流量調整バルブ83を制御する。例えば、液面センサ81が液面を検出した場合、流量調整バルブ83は流量を減少させる。2つの液面センサ81、82がいずれも液面を検出しない場合、流量調整バルブ83は流量を増大させる。液面センサ82が液面を検出し、かつ液面センサ81が液面を検出しない場合、流量調整バルブ83は流量を維持する。これにより、溶解タンク1内には一定量の液体が貯留される。
(微細物供給工程)
事前循環工程により液体の循環が開始した後、微細物供給バルブ43を開弁する。これにより、ホッパ3内の微細物Sは、負圧吸引され、微細物供給流路41を経由して微細物供給口42から溶解タンク1内の液体に連続的に投入される。微細物Sを投入された液体はインペラ51の回転によって撹拌され、微細物Sの溶解が進行する。微細物Sが塊となって羽根55とステータ52との間の隙間より大きくても、羽根55の回転により、微細物Sが粉砕される。
なお、ホッパ3には規定量の微細物Sが予め充填されているものとする。この規定量は、製造する溶解液の目的濃度と目的量とに基づいて求められる。
(循環工程)
上述の微細物供給工程が行われている間、上述の事前循環工程から引き続いて真空ポンプ2及び送液部5の駆動を行うことにより、微細物Sが溶解したミックスMの循環を行う。
具体的には、ミックスMは、送液部5によって送出口13から吐出され、送出流路71を経由して流入口61から貯留タンク6に流入する。貯留タンク6内に貯留されたミックスMは、溶解タンク1と貯留タンク6との差圧によって流出口62から流出し、戻り流路72を経由して戻り口14から溶解タンク1に流入する。なお、このとき、モータ65の駆動によって、撹拌翼64が貯留タンク6内のミックスMを撹拌する。
ホッパ3内の微細物Sが全て供給されると、微細物供給工程が終了する。微細物供給工程の終了後、貯留タンク6内のミックスMが規定の濃度になった時点で循環工程を終了する。これにより、最終的な濃度のミックスMが製造される。
製造されたミックスMは、貯留タンク6の排出口63から排出可能である。
(第1実施形態の効果)
本実施形態では、次の効果を奏することができる。
(1)溶解装置10によれば、真空ポンプ2が溶解タンク1内を減圧することによって、微細物Sの供給のための高い吸引力を容易に得られることになり、溶解タンク1内に微細物Sを安定的に供給することができる。また、送液部5の送液力が加わることによって、溶解タンク1と貯留タンク6との間でミックスMが循環することになり、溶解タンク1及び貯留タンク6は共同してミックスMを貯留することができる。このため、溶解装置10を構成する際、溶解タンク1を所望の大きさの貯留タンク6に接続することにより、所望の量のミックスMを一度に製造することができる。
したがって、溶解装置10は、微細物Sを安定的に供給可能であり、かつ、大量のミックスMを容易に製造できる。また、比較的小型の溶解タンク1を用いれば、溶解装置10を既存設備へ容易に設置することができる。
(2)液面制御部84は、液面検出部8から得られる情報に基づいて流量調整バルブ83を制御することができる。これにより、溶解タンク1中のミックスMの液面高さを一定の範囲に保つことができる。このため、溶解タンク1内のミックスMが真空ポンプ2へ逆流することや溶解タンク1の送出口13から空気が吸い出されることを抑制できる。
(3)微細物供給口42は重力方向下側に向かって開口しており、微細物供給流路41には気体導入流路44を介して気体が導入される。これにより、微細物供給流路41内に気体を常時満たすことができ、その内部を乾燥状態に保持することができる。このため、より安定して微細物Sを供給することができる。
(4)第1実施形態による微細物Sの溶解方法は、溶解装置10を用いた微細物Sの溶解方法であって、溶解タンク1の送出口13を送出流路71によって貯留タンク6に接続し、溶解タンク1の戻り口14を戻り流路72によって貯留タンク6に接続する接続工程と、接続工程の後、溶解タンク1と貯留タンク6との間でミックスMを循環させる循環工程と、を含む。
この方法によれば、前述と同様、微細物Sを安定的に供給可能であり、かつ、大量のミックスMを製造することが容易である。また、所望の大きさの貯留タンク6に溶解タンク1を接続することにより、ミックスMの製造量を自由に設定することが可能である。
(5)また、第1実施形態による微細物Sの溶解方法は、循環工程の開始前に貯留タンク6に規定量の液体を供給する液体供給工程を含む。この方法によれば、規定量のミックスMを容易に製造することができる。また、液体を温める等の事前準備を行うことが容易になる。
(6)第1実施形態において、送液部5は、溶解タンク1内に設けられたインペラ51及びステータ52、ならびに、インペラ51に接続されたモータ53を有する。このような構成によれば、送液部5は、溶解タンク1内のミックスMを送液する機能を有しつつ、同時に溶解タンク1内のミックスMを撹拌する機能を有する。また、微細物Sが塊となって存在する場合には、インペラ51の羽根55の回転により、微細物Sが粉砕される。これにより微細物Sの溶解が進行し易い。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態を図2に基づいて説明する。
第2実施形態の溶解装置20は、液体供給部9、送出ポンプ部58、送液制御部74、循環調整流路76、流量調整バルブ77、及び、戻りポンプ部85をさらに備える点が第1実施形態と異なっており、他の構成は第1実施形態と同様である。第2実施形態では、第1実施形態と同一構成要素は同一符号を付して説明を省略する。
液体供給部9は、溶解タンク1の上部に設けられており、溶解タンク1内に溶媒としての液体を供給する。
送出ポンプ部58は、送出流路71に設けられており、溶解タンク1から貯留タンク6に向かって液体を送り出す。送液制御部74は、流量計73による計測値に基づいて送出ポンプ部58を制御可能である。
循環調整流路76は、送出流路71と戻り流路72とを接続している。循環調整流路76は、流量調整バルブ83及び送出ポンプ部58よりも、溶解タンク1側で接続されることが好ましい。流量調整バルブ77は、循環調整流路76を流れる液体の流量を調整する。
戻りポンプ部85は、戻り流路72に設けられており、貯留タンク6から溶解タンク1に向かって液体を送り出す。
第2実施形態による溶解方法について、第1実施形態とは異なる点を説明する。
液体供給工程では、溶媒としての液体を、規定量の全量ではなくその一部である所定量、貯留タンク6に供給する。ここで、所定量とは、後の循環工程及び液面調整工程を行うことが可能な程度であることが好ましい。その後、循環工程の間、溶解タンク1に液体を規定量となるまで補給する液体補給工程を行う。
また、循環工程では、第1実施形態で説明した工程に加え、送液制御部74による送出ポンプ部58の制御を行う。送液制御部74は、流量計73の測定値に基づいて、送出流路71を流れる液体の流量が一定になるように送出ポンプ部58を制御する。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態は第1実施形態の(1)〜(4)及び(6)と同様の効果を奏することができる他、次の効果を奏することができる。
(7)送液制御部74は、流量計73の測定値に基づいて送出ポンプ部58を制御することができる。これにより、送液部5による送液力を補助することができ、送出流路71を流れるミックスMの流量を一定に保つことができる。このような構成は、例えば、溶解タンク1と貯留タンク6との互いの配置が離れている場合や、ミックスMの粘度が高い場合、又は、溶解タンク1内の減圧度を高めた場合などに好適である。
(8)送出流路71を流れるミックスMの一部は、循環調整流路76を経由することにより、貯留タンク6を経由せずに溶解タンク1に流入することができる。これにより、必要に応じて、溶解タンク1内のミックスMの濃度の変化を抑え、安定させることができる。
(9)戻りポンプ部85は、溶解タンク1内の減圧によるミックスMの負圧吸引を補助することができる。このような構成は、例えば、溶解タンク1と貯留タンク6との互いの配置が離れている場合や、ミックスMの粘度が高い場合、又は、溶解タンク1内の減圧度が低い場合などに好適である。
(10)また、第2実施形態による微細物Sの溶解方法は、循環工程の開始前に、貯留タンク6に液体を規定量の一部供給する液体供給工程と、循環工程の間、溶解タンク1に液体を規定量となるまで補給する液体補給工程とを含んでいる。この方法によれば、規定量の液体を全量供給する前にミックスMの循環を開始することができるため、目的濃度のミックスMが得られるまでに要する時間を短縮することができる。また、溶解タンク1の上方から液体を補給する場合、補給液の散水などによってミックスMの液面に発生した泡を消すことができ、真空ポンプ2への逆流を抑制できる。
[変形例]
本発明は、前述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
各実施形態において、微細物供給流路41は、一端がホッパ3の底部に接続されているが、これに限定されない。例えば、微細物供給流路41は、微細物Sを収容する他の収容容器の上部または側壁に接続されてもよい。また、微細物供給流路41と湾曲可能なホースとを接続することにより、人手で上下左右に移動できる吸引ノズルを実現してもよい。これらの場合、微細物供給流路41にポンプ等の搬送装置を設け、当該搬送装置が微細物Sの移送を補助してもよい。
各実施形態において、微細物供給流路41は、タンク本体11の側壁を貫通しているが、これに限定されない。例えば、微細物供給流路41は、タンク本体11の底部や上部など、溶解タンク1のいずれかの箇所を通過していてもよい。仮に微細物供給流路41がタンク本体11の底部を貫通する場合、微細物供給流路41はタンク1内部で逆さのU字形を描いていてもよい。
各実施形態において、微細物Sが真空ポンプ2に吸引されることを防ぐためには、微細物供給口42が液面下に配置されることが好ましいが、本発明はこれに限定されない。
各実施形態において、微細物供給口42は、鉛直下方に開口しているが、鉛直斜め下方に開口していてもよい。このような構成によっても、各実施形態と同様の効果を奏することができる。
各実施形態において、溶解タンク1の戻り口14は、タンク本体11の側壁に形成されているが、タンク本体11の底部又は上部に形成されていてもよい。同様に、貯留タンク6の流入口61及び流出口62は、タンク本体60の側壁に形成されているが、タンク本体60の底部又は上部に形成されていてもよい。
また、各実施形態において、溶解タンク1の送出口13は、底部分12の側壁に設けられているが、これに限られない。例えば、本発明の送液部として上述のように送出流路71に設置されたポンプを用いる場合など、溶解タンク1の送出口13は、タンク本体11の側壁又は底部に設けられていてもよい。
各実施形態において、送出流路71には、撹拌せん断機能を有するポンプ、いわゆるシャーポンプが設けられていてもよい。当該ポンプは、送出流路71のいずれの位置に設けられていてもよいが、溶解タンク1の送出口13の近傍が設けられることが好ましい。当該ポンプによれば、微細物Sの溶解を促進することができる。
第2実施形態の変形例として、液面制御部84は、液面検出部8から得られた情報に基づいて、溶解タンク1内の液面を所望の液面範囲にするための制御信号を送液制御部74に出力してもよい。また、送液制御部74は、液面制御部84から受信した制御情報に基づいて送出ポンプ部58の制御を行ってもよい。この場合、送出ポンプ部58は、本発明の流量調整部として、送出流路71を流れるミックスMの流量を調整する。このような構成によれば、溶解タンク1から送出されるミックスMの流量が調整され、溶解タンク1内の液面を所望の液面範囲にすることができる。
本発明の送液部は、第1実施形態で説明した構成に限定されず、溶解タンク1内の液体を送出口13から送出流路71に送液する送液力を発生するものであればよい。例えば、第2実施形態で説明した送出ポンプ部58のように、送出流路71に設置されたポンプを送液部として用いてもよい。
本発明の微細物供給口は、微細物移送部4を構成するものに限定されない。例えば、図1及び図2において破線で示すように、微細物供給口49はタンク本体11に設けられており、微細物供給流路48は微細物供給口49に接続されていてもよい。
本発明の液面検出部は、2つの液面センサ81、82であることに限定されない。すなわち、本発明の液面検出部は、所望の液位範囲の上限位置及び下限位置を検出できればよく、これを満たせばその他の液位計、例えば、差圧型液位計や超音波型液位計、静電容量型液位計、又はロードセルを用いたタンクの重量計などを利用できる。
本発明の減圧部としては、真空ポンプ2を用いる構成に限らず、溶解タンク1内の圧力を制御できる公知の機器を使用することができる。同様に、本発明の流量調整部としては、流量調整バルブ83や送出ポンプ部58を用いる構成に限られず、流量を調整可能な公知の機器を使用することができる。
本発明は微細物の液体への溶解方法を提供するものであるが、本発明の溶解タンクに他の液体を負圧吸引することを組み合わせて行ってもよい。なお、本発明の溶解タンクに他の液体を負圧吸引する方法としては、従来の負圧吸引技術を用いることができる。
例えば、溶解タンク内の液体に、従来の負圧吸引技術で吸引した他の液体を溶解してから、本発明の溶解方法により微細物を溶解してもよい。あるいは、本発明の溶解方法により微細物を溶解してから、その溶解液に従来の負圧吸引技術で吸引した他の液体を混合してもよい。
すなわち、従来技術による他の液体の溶解は、本発明による微細物の溶解過程を妨げない範囲で、本発明の溶解タンクにおいて任意に実施することができる。
以上の実施形態による溶解装置は、1つの溶解タンク1と1つの貯留タンク6とを接続することによって構成しているが、他の実施形態として、2つ以上の溶解タンクを1つの貯留タンクに接続してもよい。このような構成によれば、溶解装置による微細物Sの溶解速度を速めたり、種類の異なる複数の微細物Sを調合したりすることができる。
本発明の実施例を以下に示す。
第1実施形態による微細物Sの溶解装置10及び溶解方法を用い、以下の条件下で溶解試験を行った。
<試験条件>
溶解タンクの容量 :100L
溶解タンクの内圧 :−50kPa
インペラ回転数 :2000rpm
送液部の吐出圧 :未減圧下で110kPa
流量調整バルブ :開度調整型
微細物 :市販の脱脂粉乳75kg
溶媒としての液体 :水300L
溶解液の濃度(W/W):20%
<溶解試験の結果>
この結果、脱脂粉乳の供給開始から約1分30秒で脱脂粉乳の全量が溶解した。製造された溶解液を検査したところ、良好な状態であることを確認した。
1…溶解タンク、10、20…溶解装置、13…送出口、14…戻り口、2…真空ポンプ、41…微細物供給流路、42…微細物供給口、44…気体導入流路、5…送液部、58…送出ポンプ部、6…貯留タンク、71…送出流路、72…戻り流路、73…流量計、74…送液制御部、76…循環調整流路、8…液面検出部、83…流量調整バルブ、84…液面制御部、9…液体供給部、M…ミックス、S…微細物。

Claims (8)

  1. 液体が流出可能な送出口及び流入可能な戻り口を有し、微細物を前記液体に溶解する溶解タンクと、
    前記溶解タンク内を減圧する減圧部と、
    前記溶解タンク内に前記微細物を供給する微細物供給口と、
    前記溶解タンクで溶解された溶解液を貯留する貯留タンクと、
    前記溶解タンクの前記送出口と前記貯留タンクとを接続している送出流路と、
    前記溶解タンクの前記戻り口と前記貯留タンクとを接続している戻り流路と、
    前記溶解タンク内の前記溶解液を前記送出口から前記送出流路に送液可能な送液部と、
    を備えたことを特徴とする微細物の溶解装置。
  2. 請求項1に記載された微細物の溶解装置において、
    前記送出流路または前記戻り流路を流れる前記溶解液の流量を調整可能な流量調整部と、
    前記溶解タンク内の液面高さを検出する液面検出部と、
    前記液面検出部から得られる情報に基づいて前記流量調整部を制御する液面制御部と、を備えることを特徴とする微細物の溶解装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載された微細物の溶解装置において、
    前記送出流路を流れる前記溶解液の流量を測定する流量計と、
    前記送出流路を流れる前記溶解液を前記貯留タンクに向かって送り出す送出ポンプ部と、
    前記流量計の測定値に基づいて前記送出ポンプ部を制御する送液制御部と、をさらに備えることを特徴とする微細物の溶解装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載された微細物の溶解装置において、
    前記送出流路と前記戻り流路とを接続する循環調整流路をさらに備えることを特徴とする微細物の溶解装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載された微細物の溶解装置において、
    前記微細物の供給源と前記微細物供給口とを接続する微細物供給流路と、
    前記微細物供給流路に気体を導入する気体導入流路をさらに備え、
    前記微細物供給流路の前記微細物供給口側の端部は、前記溶解タンク内に延びており、
    前記微細物供給口は、前記溶解タンク内で鉛直下方又は鉛直斜め下方に開口していることを特徴とする微細物の溶解装置。
  6. 液体が流出可能な送出口及び流入可能な戻り口を有し、微細物を前記液体に溶解する溶解タンクと、
    前記溶解タンク内を減圧する減圧部と、
    前記溶解タンク内に前記微細物を供給する微細物供給口と、
    前記溶解タンクで溶解された溶解液を貯留する貯留タンクと
    前記溶解タンクの前記送出口と前記貯留タンクとを接続している送出流路と、
    前記溶解タンクの前記戻り口と前記貯留タンクとを接続している戻り流路と、
    前記溶解タンク内の前記溶解液を前記送出口から前記送出流路に送液可能な送液部と、を備えた溶解装置を用いた微細物の溶解方法であって、
    前記溶解タンクの前記送出口を前記送出流路によって前記貯留タンクに接続し、前記溶解タンクの前記戻り口を前記戻り流路によって前記貯留タンクに接続する接続工程と、
    前記接続工程の後、前記溶解タンクと前記貯留タンクとの間で前記溶解液を循環させる循環工程と、を含むことを特徴とする溶解方法。
  7. 請求項6に記載の微細物の溶解方法において、
    前記循環工程の開始前に、前記貯留タンクに規定量の前記液体を供給する液体供給工程をさらに含むことを特徴とする微細物の溶解方法。
  8. 請求項6に記載の微細物の溶解方法において、
    前記循環工程の開始前に、前記貯留タンクに前記液体を規定量の一部供給する液体供給工程と、
    前記循環工程の間、前記溶解タンクに前記液体を規定量となるまで補給する液体補給工程と、をさらに含むことを特徴とする微細物の溶解方法。
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