JP2018006818A - 画像読取方法及び画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】載置面に載置された被写体の画像を正確かつ容易に読み取ることができる画像読取方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る画像読取方法は、被写体107を撮像部105により撮像して画像を読み取る画像読取方法であって、載置面103aに平行な断面が矩形である被写体107を載置面103aに載置する第1ステップと、矩形の4つの辺AB、BC、CD及びDAのそれぞれと撮像部105の撮像素子の中心位置Pとを含む4つの平面のうち、少なくとも1つの平面に対して被写体107の側から被写体107を照明する第2ステップと、被写体107を撮像して得られた撮像画像から被写体107の画像を読み取る第3ステップと、を有することを特徴とする
【選択図】図2
【解決手段】本発明に係る画像読取方法は、被写体107を撮像部105により撮像して画像を読み取る画像読取方法であって、載置面103aに平行な断面が矩形である被写体107を載置面103aに載置する第1ステップと、矩形の4つの辺AB、BC、CD及びDAのそれぞれと撮像部105の撮像素子の中心位置Pとを含む4つの平面のうち、少なくとも1つの平面に対して被写体107の側から被写体107を照明する第2ステップと、被写体107を撮像して得られた撮像画像から被写体107の画像を読み取る第3ステップと、を有することを特徴とする
【選択図】図2
Description
本発明は、画像読取方法及び画像読取装置に関する。
従来、載置台に載置された被写体を上方から撮像して被写体の画像を読み取ることができる画像読取装置が知られている。
特許文献1は、原稿の領域を的確に認識するために、載置面をディスプレイパネルとし、撮像する原稿のサイズ等の諸条件を入力することにより、ディスプレイパネル上に用紙マーカーを表示し、そこに原稿をセットすることによって、原稿画像を読み取ることができる画像読取装置を開示している。
特許文献1は、原稿の領域を的確に認識するために、載置面をディスプレイパネルとし、撮像する原稿のサイズ等の諸条件を入力することにより、ディスプレイパネル上に用紙マーカーを表示し、そこに原稿をセットすることによって、原稿画像を読み取ることができる画像読取装置を開示している。
しかしながら、特許文献1に開示されている画像読取装置では、用紙マーカーに合わせて原稿をセットする際の精度には限度があるため、正確に原稿画像を読み取ることは困難である。また、ユーザーに対して用紙マーカーに合わせて原稿をセットする煩わしさも与えてしまう。
そこで、本発明では、載置面に載置された被写体の画像を正確かつ容易に読み取ることができる画像読取方法及び画像読取装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明では、載置面に載置された被写体の画像を正確かつ容易に読み取ることができる画像読取方法及び画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明は、被写体を撮像部により撮像して画像を読み取る画像読取方法であって、載置面に平行な断面が矩形である被写体を載置面に載置する第1ステップと、矩形の4つの辺のそれぞれと撮像部の撮像素子の中心位置とを含む4つの平面のうち、少なくとも1つの平面に対して被写体の側から被写体を照明する第2ステップと、被写体を撮像して得られた撮像画像から被写体の画像を読み取る第3ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、載置面に載置された被写体の画像を正確かつ容易に読み取ることができる画像読取方法及び画像読取装置を提供することができる。
以下、本発明に係る画像読取方法及び画像読取装置について図面に基づいて説明する。
なお、以下に示す図面は、本発明を容易に理解できるようにするために、実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。
なお、以下に示す図面は、本発明を容易に理解できるようにするために、実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。
[第一実施形態]
図1(a)、(b)及び(c)はそれぞれ、第一実施形態に係る画像読取装置100の模式的斜視図、模式的xy断面図及び模式的yz断面図を示している。
なお、ここでは、x軸を画像読取装置100の載置面103aに垂直な方向、y軸及びz軸を載置面103aを含む平面内で互いに直交する方向とする。
図1(a)、(b)及び(c)はそれぞれ、第一実施形態に係る画像読取装置100の模式的斜視図、模式的xy断面図及び模式的yz断面図を示している。
なお、ここでは、x軸を画像読取装置100の載置面103aに垂直な方向、y軸及びz軸を載置面103aを含む平面内で互いに直交する方向とする。
画像読取装置100は、載置台101、スクリーン面(投影面、白色部材)102、透明板(透光性部材)103、メインボディ104、撮像部105、画像処理部(処理部)120及び制御部130を備えている。
図1(a)乃至(c)に示されているように、載置台101上には、スクリーン面102及びメインボディ104が設けられている。
また、スクリーン面102上には透明板103が配置され、透明板103の載置面103a上に原稿107が載置される。従って、スクリーン面102と載置面103aとは、互いに平行であり、且つ互いにx軸方向に離間している。
メインボディ104には、不図示のレンズ素子及びエリア撮像素子(撮像素子)を備えた撮像部105、画像処理部120及び制御部130が設けられており、撮像部105において、レンズ素子は、原稿107から反射された光をエリア撮像素子上に集光する。それにより、撮像部105は、撮像によって原稿107を含む画像を得る。
なお、撮像部105は、斜め方向上方から載置面103a上を撮像する位置に配置されている。換言すると、撮像部105のエリア撮像素子の中心位置は、原稿107の法線上には無い。
また、スクリーン面102上には透明板103が配置され、透明板103の載置面103a上に原稿107が載置される。従って、スクリーン面102と載置面103aとは、互いに平行であり、且つ互いにx軸方向に離間している。
メインボディ104には、不図示のレンズ素子及びエリア撮像素子(撮像素子)を備えた撮像部105、画像処理部120及び制御部130が設けられており、撮像部105において、レンズ素子は、原稿107から反射された光をエリア撮像素子上に集光する。それにより、撮像部105は、撮像によって原稿107を含む画像を得る。
なお、撮像部105は、斜め方向上方から載置面103a上を撮像する位置に配置されている。換言すると、撮像部105のエリア撮像素子の中心位置は、原稿107の法線上には無い。
図1(a)乃至(c)に示されているように、画像読取装置100では、原稿107が載置面103a上に載置されると、画像読取装置100の外部にある照明装置106が原稿107を照明することによって、スクリーン面102上に影部102aが生成される。
本実施形態に係る画像読取装置100では、この影部102aを利用して、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部を明瞭に検出することができる。
図2(a)、(b)及び(c)は、本実施形態に係る画像読取装置100において、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部を明瞭に検出するために影部102aを適切に発生させる様子を示している。
ここでは、原稿107は、一般的な規格によって定められたA4、B4判(所定の矩形のサイズ)等の矩形原稿であるとし、各頂点をそれぞれ、頂点A(第1の頂点)、頂点B(第2の頂点)、頂点C(第3の頂点)及び頂点D(第4の頂点)とする。
図2(a)に示されているように、撮像部105は、エリア撮像素子の中心が点Pの位置(第1の位置)にあるように、配置されているとする。そして、線分PA(第1の線分)及び線分PB(第2の線分)を含む第1の平面、線分PB及び線分PC(第3の線分)を含む第2の平面、線分PC及び線分PD(第4の線分)を含む第3の平面、及び線分PD及び線分PAを含む第4の平面を考える。
そして、第1、第2、第3及び第4の平面それぞれに関して、原稿107に対して反対側(以下、反原稿107側と称する場合がある。)の第1、第2、第3及び第4の領域を考え、第1乃至第4の領域が重なる領域を領域109と定義する。
すなわち、領域109は、点Pを頂点とし、底面が無限遠上方にある四角錐と考えることができる。
図2(a)に示されているように、撮像部105は、エリア撮像素子の中心が点Pの位置(第1の位置)にあるように、配置されているとする。そして、線分PA(第1の線分)及び線分PB(第2の線分)を含む第1の平面、線分PB及び線分PC(第3の線分)を含む第2の平面、線分PC及び線分PD(第4の線分)を含む第3の平面、及び線分PD及び線分PAを含む第4の平面を考える。
そして、第1、第2、第3及び第4の平面それぞれに関して、原稿107に対して反対側(以下、反原稿107側と称する場合がある。)の第1、第2、第3及び第4の領域を考え、第1乃至第4の領域が重なる領域を領域109と定義する。
すなわち、領域109は、点Pを頂点とし、底面が無限遠上方にある四角錐と考えることができる。
図2(c)は、領域109を、載置面103aに対して点Pより離れた、載置面103aに平行な任意の平面Sで切った時の断面図を示している。なお、図2(c)では、簡単化のために、撮像部105が配置されている点Pが、矩形原稿107の中心のx軸方向直上にあるとしており、線分PA、PB、PC及びPDそれぞれの延長線と平面Sとの交点をそれぞれA’、B’、C’及びD’としている。そして、平面S上の領域109の周りの領域(すなわち、四角錐109の外側の領域)を、R1、R2、…、R8と呼ぶこととする。
まず、1つの照明装置106が、第1の平面の原稿107側であり、且つ第2乃至第4の平面の反原稿107側である領域R2に配置されている場合、撮像部105が撮影可能であるように、原稿107の長辺ABの外側に、スクリーン面102上に影部102aが生成される。しかし、残りの辺BC、CD、DAの外側(撮像部105が撮影可能な位置)には、スクリーン面102上に影部102aは生成されない。
同様に、1つの照明装置106が、第2、第3又は第4の平面の原稿107側であり、且つ、残りの平面の反原稿107側である領域R4、R5又はR7に配置されている場合、撮像部105が撮影可能であるように、原稿107の一辺の外側に、スクリーン面102上に影部102aが生成される。しかし、残りの辺の外側(撮像部105が撮影可能な位置)には、スクリーン面102上に影部102aは生成されない。
従って、1つの照明装置106によって、撮像部105が撮影可能であるように、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部の外側に、スクリーン面102上に影部102aを生成するためには、領域R1乃至R8のうち領域R1、R3、R6又はR8に配置すればよい。
すなわち、1つの照明装置106を、第1及び第2の平面の原稿107側であり、且つ第3及び第4の反原稿107側である領域R1、第1及び第4の平面の原稿107側であり、且つ第2及び第3の反原稿107側である領域R3、第2及び第3の平面の原稿107側であり、且つ第1及び第4の反原稿107側である領域R6、又は、第3及び第4の平面の原稿107側であり、且つ第1及び第2の反原稿107側である領域R8に配置すればよい。
ここで、短辺及び長辺の「少なくとも一部の」外側と記載したのは、領域R1、R3、R6又はR8の領域から原稿を照明する場合には、載置面103a及びスクリーン面102の高さが互いに異なるため、撮像できる影部102aが形成される原稿の辺と該影部との間の境界は、その辺(長辺また短辺それぞれ)の全長にわたって撮影されることはないためである。
同様に、1つの照明装置106が、第2、第3又は第4の平面の原稿107側であり、且つ、残りの平面の反原稿107側である領域R4、R5又はR7に配置されている場合、撮像部105が撮影可能であるように、原稿107の一辺の外側に、スクリーン面102上に影部102aが生成される。しかし、残りの辺の外側(撮像部105が撮影可能な位置)には、スクリーン面102上に影部102aは生成されない。
従って、1つの照明装置106によって、撮像部105が撮影可能であるように、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部の外側に、スクリーン面102上に影部102aを生成するためには、領域R1乃至R8のうち領域R1、R3、R6又はR8に配置すればよい。
すなわち、1つの照明装置106を、第1及び第2の平面の原稿107側であり、且つ第3及び第4の反原稿107側である領域R1、第1及び第4の平面の原稿107側であり、且つ第2及び第3の反原稿107側である領域R3、第2及び第3の平面の原稿107側であり、且つ第1及び第4の反原稿107側である領域R6、又は、第3及び第4の平面の原稿107側であり、且つ第1及び第2の反原稿107側である領域R8に配置すればよい。
ここで、短辺及び長辺の「少なくとも一部の」外側と記載したのは、領域R1、R3、R6又はR8の領域から原稿を照明する場合には、載置面103a及びスクリーン面102の高さが互いに異なるため、撮像できる影部102aが形成される原稿の辺と該影部との間の境界は、その辺(長辺また短辺それぞれ)の全長にわたって撮影されることはないためである。
また、照明装置106が2つ以上ある場合には、そのうちの1つを原稿107の長辺ABを含む第1の平面又は長辺CDを含む第3の平面の原稿107側である領域R1、R2、R3、R6、R7又はR8に配置する。そして、他の1つを原稿107の短辺BCを含む第2の平面又は短辺DAを含む第4の平面の原稿107側である領域R1、R3、R4、R5、R6又はR8に配置する。それにより、撮像部105が撮影可能であるように、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部の外側に、スクリーン面102上に影部102aを生成することができる。
また、照明装置106が、第1乃至第4の平面全ての反原稿107側である領域109内に配置されると、撮像部105が撮影可能であるように、原稿107の四辺のいずれの外側にも、スクリーン面102上に影部102aは生成されない。
上記では、撮像部105が配置されている点Pを含み、且つ、載置面103aに平行な第5の平面に対してx軸方向上方の領域について議論した。
第5の平面に対してx軸方向下方については、第5の平面と載置面103aを含む第6の平面との間の第5の領域内のいずれの位置に照明装置106を配置しても、撮像部105が撮影可能であるように、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部の外側に、スクリーン面102上に影部102aを生成することができる。
第5の平面に対してx軸方向下方については、第5の平面と載置面103aを含む第6の平面との間の第5の領域内のいずれの位置に照明装置106を配置しても、撮像部105が撮影可能であるように、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部の外側に、スクリーン面102上に影部102aを生成することができる。
以上から、本実施形態に係る画像読取方法では、少なくとも1つの照明装置106の少なくとも一部を、第1、第2、第3及び第4の平面のうち、少なくとも原稿107の互いに隣接する2辺(すなわち、短辺及び長辺)それぞれを含む2つの平面に対して原稿107側の領域(以下、検出可能領域と呼ぶことがある)に配置することによって、撮像部105が撮影可能であるように、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部の外側に、スクリーン面102上に影部102aを生成することができる。
従って、この状態における撮像から得られた撮像画像を画像処理部120が処理することによって、原稿107と影部102aとの明度差から、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部を検出することができる。
なお、第5の領域内の任意の点は、検出可能領域内にある。
従って、この状態における撮像から得られた撮像画像を画像処理部120が処理することによって、原稿107と影部102aとの明度差から、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部を検出することができる。
なお、第5の領域内の任意の点は、検出可能領域内にある。
そして、画像処理部120は、不図示の記憶部に記憶されている所定の規格のサイズ情報から、検出された原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部の長さに最も近い規格のサイズを選択する。それにより、原稿107のサイズ、位置及び向き(図3の矩形境界部108)を決定(取得)する。
そして、画像処理部120は、撮像部105による撮像から得られた画像情報に対して、決定された原稿107のサイズ、位置及び向きに基づいて、画像切り抜き(抽出)を行い、原稿107の画像を読み取ることができる。
そして、画像処理部120は、撮像部105による撮像から得られた画像情報に対して、決定された原稿107のサイズ、位置及び向きに基づいて、画像切り抜き(抽出)を行い、原稿107の画像を読み取ることができる。
図3(a)、(b)及び(c)は、本実施形態に係る画像読取装置100における上記の画像読取動作の例を示している。
なお、図3(a)は、撮像部105が撮影可能であるように、原稿107の四辺全ての外側に、スクリーン面102上に影部102aが生成されている場合を示している。図3(b)は、撮像部105が撮影可能であるように、原稿107の2つの長辺及び1つの短辺の外側に、スクリーン面102上に影部102aが生成されている場合を示している。図3(c)は、撮像部105が撮影可能であるように、原稿107の1つの長辺及び1つの短辺の外側に、スクリーン面102上に影部102aが生成されている場合を示している。
なお、図3(a)は、撮像部105が撮影可能であるように、原稿107の四辺全ての外側に、スクリーン面102上に影部102aが生成されている場合を示している。図3(b)は、撮像部105が撮影可能であるように、原稿107の2つの長辺及び1つの短辺の外側に、スクリーン面102上に影部102aが生成されている場合を示している。図3(c)は、撮像部105が撮影可能であるように、原稿107の1つの長辺及び1つの短辺の外側に、スクリーン面102上に影部102aが生成されている場合を示している。
まず、照明装置106が原稿107を照明すると、例えば、原稿107の四辺全ての外側に、スクリーン面102上に影部102aが生成される。
そして、撮像部105が原稿107及び影部102aの撮像を行うことによって画像110が得られる。
そして、画像処理部120が得られた画像110を処理することによって、原稿107と影部102aとの明度差から、境界部111を検出する。そして、得られた境界部111と規格のサイズとを比較することによって、原稿107のサイズ、位置及び向きに対応する矩形境界部108が決定される。
そして、画像110に対して矩形境界部108に基づいて画像切り抜きを行い、原稿107の画像を読み取ることができる。
そして、撮像部105が原稿107及び影部102aの撮像を行うことによって画像110が得られる。
そして、画像処理部120が得られた画像110を処理することによって、原稿107と影部102aとの明度差から、境界部111を検出する。そして、得られた境界部111と規格のサイズとを比較することによって、原稿107のサイズ、位置及び向きに対応する矩形境界部108が決定される。
そして、画像110に対して矩形境界部108に基づいて画像切り抜きを行い、原稿107の画像を読み取ることができる。
また、室内に限らず、屋外において例えば太陽光を用いても、上記の条件を満たせば、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部を検出することができる。
また、検出可能領域の内部及び外部を含むように、大きな照明装置106が設置されている室内においても、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部を検出することができる。
また、天井に光拡散板や反射板が配置されており、その光拡散板や反射板に光を当てるような間接照明を用いる形式の室内でも、上記の条件を満たせば、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部を検出することができる。
また、屋外において曇り空のような場合でも、上記の条件を満たせば、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部を検出することができる。
なお、本実施形態では、被写体として矩形原稿を考えたが、それに限らず、規格に基づく矩形サイズであれば、厚みを有する三次元物体、換言すると、載置面103aに平行な断面が矩形の三次元物体でも構わない。
また、検出可能領域の内部及び外部を含むように、大きな照明装置106が設置されている室内においても、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部を検出することができる。
また、天井に光拡散板や反射板が配置されており、その光拡散板や反射板に光を当てるような間接照明を用いる形式の室内でも、上記の条件を満たせば、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部を検出することができる。
また、屋外において曇り空のような場合でも、上記の条件を満たせば、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部を検出することができる。
なお、本実施形態では、被写体として矩形原稿を考えたが、それに限らず、規格に基づく矩形サイズであれば、厚みを有する三次元物体、換言すると、載置面103aに平行な断面が矩形の三次元物体でも構わない。
以上のことをまとめると、本実施形態に係る画像読取方法では、原稿107の辺と撮像部105の位置とを含む平面として各辺に対して4つの平面が定義される。このうち、少なくとも原稿107の互いに隣接する2辺それぞれを含む2つの平面に対して原稿107側の領域に、少なくとも1つの照明光源の少なくとも一部が位置するように、照明光源と原稿107と撮像部105との位置関係を構成する。そして、原稿107を撮像し、得られた画像から原稿107の画像を読み取ることができる。
そして、ここで照明光源とは、蛍光灯やLED等の照明装置、太陽、光拡散板、反射板、曇り空等を含むものとする。
そして、ここで照明光源とは、蛍光灯やLED等の照明装置、太陽、光拡散板、反射板、曇り空等を含むものとする。
次に、生成される影部102aの濃度や大きさについて検討する。
ここで、載置面103aとスクリーン面102の間の鉛直方向の距離、すなわち、透明板103の厚みをd1とする。
このとき、影部102aの大きさや濃度は、d1に大きく依存し、次いで、照明装置106と載置面103aとの間の距離に依存する。
すなわち、d1が小さいと、影部102aの濃度は濃くなるが、影部102aの面積は小さくなるため、撮像部105の撮像解像度によっては、原稿107の境界部111の検出は困難となる。以降、このような影部102aの状態を濃狭状態と呼ぶ。
一方で、d1が大きいと、影部102aの面積は広くなるが、影部102aの濃度は淡くなるため、原稿107の境界部111における原稿107と影部102aとの間の明度差が足りず、やはり原稿107の境界部111の検出は困難となる。以降、このような影部102aの状態を淡広状態と呼ぶ。
このとき、影部102aの大きさや濃度は、d1に大きく依存し、次いで、照明装置106と載置面103aとの間の距離に依存する。
すなわち、d1が小さいと、影部102aの濃度は濃くなるが、影部102aの面積は小さくなるため、撮像部105の撮像解像度によっては、原稿107の境界部111の検出は困難となる。以降、このような影部102aの状態を濃狭状態と呼ぶ。
一方で、d1が大きいと、影部102aの面積は広くなるが、影部102aの濃度は淡くなるため、原稿107の境界部111における原稿107と影部102aとの間の明度差が足りず、やはり原稿107の境界部111の検出は困難となる。以降、このような影部102aの状態を淡広状態と呼ぶ。
ここで、撮像部105の撮像解像度をK(dpi)(dot per inch)としたとき、本実施形態に係る画像読取装置100は、以下の条件式(1)を満たしている。
60<d1×K<3000 ・・・(1)
なお、ここで、d1の単位はmmである。
60<d1×K<3000 ・・・(1)
なお、ここで、d1の単位はmmである。
本実施形態に係る画像読取装置100では、上記の条件式(1)を満たすことで、適切な濃度及び面積を有した影部102aを生成することができる。
なお、本実施形態に係る画像読取装置100は、以下の条件式(1a)を満たすことがより好ましい。
150<d1×K<1800 ・・・(1a)
150<d1×K<1800 ・・・(1a)
本実施形態に係る画像読取装置100では、d1は1mm、Kは300dpiであるため、d1×K=300となり、式(1)、さらには式(1a)が満たされている。
図4は、本実施形態に係る画像読取方法における画像読取装置100の動作のフローチャートを示している。
まず、画像読取装置100が動作を開始すると(S10)、制御部130が、載置面103a上に原稿107が載置されているかどうか検知を開始する(S11)。
もし、制御部130が、載置面103a上に原稿107が載置されていることを検知すると(S12のYes)、撮像部105が撮像を行う(S13)。
次に、画像処理部120が、撮像によって得られた画像110を画像処理し、所定の規格の数値と比較することによって、撮像された画像110内の原稿107の矩形境界部108の位置を決定する(S14)。
もし、画像処理部120が原稿107の矩形境界部108を決定できなかった場合には(S14のNo)、「原稿を配置しなおして下さい」等のエラーメッセージを出力する(S15)と共に、S11に戻る。
もし、画像処理部120が原稿107の矩形境界部108を決定できた場合には(S14のYes)、画像110に対して画像切り抜きを行う(S16)。そして、切り抜かれた原稿107に対応する画像を不図示の記憶装置に保存し(S17)、画像読取装置100は動作を終了する(S18)。
もし、制御部130が、載置面103a上に原稿107が載置されていることを検知すると(S12のYes)、撮像部105が撮像を行う(S13)。
次に、画像処理部120が、撮像によって得られた画像110を画像処理し、所定の規格の数値と比較することによって、撮像された画像110内の原稿107の矩形境界部108の位置を決定する(S14)。
もし、画像処理部120が原稿107の矩形境界部108を決定できなかった場合には(S14のNo)、「原稿を配置しなおして下さい」等のエラーメッセージを出力する(S15)と共に、S11に戻る。
もし、画像処理部120が原稿107の矩形境界部108を決定できた場合には(S14のYes)、画像110に対して画像切り抜きを行う(S16)。そして、切り抜かれた原稿107に対応する画像を不図示の記憶装置に保存し(S17)、画像読取装置100は動作を終了する(S18)。
撮像された画像は、画像処理部120が処理を行い、不図示のSDカード等の記憶装置に転送される。また、プリンターやパーソナルコンピューター等に転送することによって、複写機やイメージスキャナとして使用することも可能である。
[第二実施形態]
図5(a)、(b)及び(c)はそれぞれ、第二実施形態に係る画像読取装置200の模式的斜視図、模式的xy断面図及び模式的yz断面図を示している。
なお、第二実施形態に係る画像読取装置200は、新たにプロジェクター部(照明部、投射部)206を備えている以外は、第一実施形態に係る画像読取装置100と同一の構成であるため、それらについては同一の符番を付して説明を省略する。
図5(a)、(b)及び(c)はそれぞれ、第二実施形態に係る画像読取装置200の模式的斜視図、模式的xy断面図及び模式的yz断面図を示している。
なお、第二実施形態に係る画像読取装置200は、新たにプロジェクター部(照明部、投射部)206を備えている以外は、第一実施形態に係る画像読取装置100と同一の構成であるため、それらについては同一の符番を付して説明を省略する。
図5(a)乃至(c)に示されているように、本実施形態に係る画像読取装置200では、プロジェクター部206がメインボディ104に設けられており、プロジェクター部206は、不図示の光源装置、画像表示素子、レンズ素子を備えている。
プロジェクター部206において、光源装置から出射した光束が画像表示素子を通過した後、レンズ素子により導光されることによって、透明板103の載置面103a上に画像が投影(投射)される。
なお、プロジェクター部206は、斜め方向上方から載置面103a上に画像を投影する位置に配置されている。
プロジェクター部206において、光源装置から出射した光束が画像表示素子を通過した後、レンズ素子により導光されることによって、透明板103の載置面103a上に画像が投影(投射)される。
なお、プロジェクター部206は、斜め方向上方から載置面103a上に画像を投影する位置に配置されている。
プロジェクター部206は、ユーザーに対して操作方法を案内する画像を載置面103a上に投影したり、載置面103a上に撮像部105が撮像した画像をプレビュー表示する等の用途に用いることができる。
また、プロジェクター部206に白色の画像(白色光)を載置面103a上に投影させることによって、原稿107を照明することができ、第一実施形態と同様に、スクリーン面102上に影部102aを生成することができる。
また、プロジェクター部206に白色の画像(白色光)を載置面103a上に投影させることによって、原稿107を照明することができ、第一実施形態と同様に、スクリーン面102上に影部102aを生成することができる。
本実施形態に係る画像読取装置200では、プロジェクター部206を、撮像部105のエリア撮像素子の中心がある点Pを含み、且つ載置面103aに平行な第5の平面と、載置面103aを含む第6の平面との間の第5の領域に入るように、メインボディ104内に設けている。
これにより、撮像部105が撮影可能であるように、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部の外側に、スクリーン面102上に影部102aを生成することができる。
これは、プロジェクター部206の位置が第5の平面より原稿107側にあるため、点P(撮像部の配置位置)と載置面103a上の原稿の各辺を含む4つの平面のうち、原稿107の互いに隣接する2辺それぞれを含む2つの平面に対して、プロジェクター部206の位置は必ず原稿107側となるためである。
これにより、撮像部105が撮影可能であるように、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部の外側に、スクリーン面102上に影部102aを生成することができる。
これは、プロジェクター部206の位置が第5の平面より原稿107側にあるため、点P(撮像部の配置位置)と載置面103a上の原稿の各辺を含む4つの平面のうち、原稿107の互いに隣接する2辺それぞれを含む2つの平面に対して、プロジェクター部206の位置は必ず原稿107側となるためである。
そして、この状態における撮像から得られた画像を画像処理部120が画像処理することによって、原稿107と影部102aとの明度差から、原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部を検出することができる。
そして、画像処理部120は、不図示の記憶部に記憶されている所定の規格の紙のサイズから、検出された原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部の長さに最も近い規格のサイズを選択することによって、原稿107のサイズ、位置及び向き(図3の矩形境界部108)を決定する。
そして、画像処理部120は、撮像部105による撮像から得られた画像に対して、決定された原稿107のサイズ、位置及び向きに基づいて、画像切り抜きを行い、原稿107の画像を読み取ることができる。
そして、画像処理部120は、不図示の記憶部に記憶されている所定の規格の紙のサイズから、検出された原稿107の少なくとも一方の短辺及び少なくとも一方の長辺それぞれの少なくとも一部の長さに最も近い規格のサイズを選択することによって、原稿107のサイズ、位置及び向き(図3の矩形境界部108)を決定する。
そして、画像処理部120は、撮像部105による撮像から得られた画像に対して、決定された原稿107のサイズ、位置及び向きに基づいて、画像切り抜きを行い、原稿107の画像を読み取ることができる。
なお、本実施形態に係る画像読取装置200における上記の画像読取動作の例は、第一実施形態と同様に、図3のとおりである。
また、本実施形態では、被写体として矩形原稿を考えたが、それに限らず、所定の規格に基づく矩形サイズであれば、厚みを有する三次元物体、換言すると、載置面103aに平行な断面が矩形の三次元物体でも構わない。
また、本実施形態では、被写体として矩形原稿を考えたが、それに限らず、所定の規格に基づく矩形サイズであれば、厚みを有する三次元物体、換言すると、載置面103aに平行な断面が矩形の三次元物体でも構わない。
次に、生成される影部102aの濃度や大きさについて検討すると、本実施形態に係る画像読取装置200では、d1は2mm、Kは400dpiであるため、d1×K=800となり、式(1)、さらには式(1a)が満たされている。
従って、本実施形態に係る画像読取装置200では、適切な濃度及び面積を有した影部102aを生成することができる。
従って、本実施形態に係る画像読取装置200では、適切な濃度及び面積を有した影部102aを生成することができる。
また、本実施形態に係る画像読取方法における画像読取装置200の動作のフローチャートは、第一実施形態と同様に、図4のとおりである。
なお、本実施形態に係る画像読取装置200の動作フローに対応する各状態を、プロジェクター部206によって、載置面103a上にメッセージとして表示しても良い。
なお、本実施形態に係る画像読取装置200の動作フローに対応する各状態を、プロジェクター部206によって、載置面103a上にメッセージとして表示しても良い。
撮像された画像は、画像処理部120が処理を行い、不図示のSDカード等の記憶装置に転送される。この際に、撮像された画像をプロジェクター部206によって載置面103a上にプレビュー表示させて、ユーザーに確認させても良い。
また、撮像された画像をプリンターやパーソナルコンピューター等に転送することによって、複写機やイメージスキャナとして使用することも可能である。
また、撮像された画像をプリンターやパーソナルコンピューター等に転送することによって、複写機やイメージスキャナとして使用することも可能である。
実施形態に係る画像読取装置200は、第一実施形態に係る画像読取装置100とは異なり、プロジェクター部206から出射する照明光の強度が一定であるため、影部102aの生成を制御しやすくなり、後工程の処理を簡易化し易くできるという特徴がある。
また、プロジェクター部206から射出される照明光の強度などを適切に制御することによって、影部102aを適切に強調することも可能となる。
また、プロジェクター部206から出射する照明光と、外部の照明装置106等から射出される照明光とを併用しても構わない。
また、プロジェクター部206から射出される照明光の強度などを適切に制御することによって、影部102aを適切に強調することも可能となる。
また、プロジェクター部206から出射する照明光と、外部の照明装置106等から射出される照明光とを併用しても構わない。
なお、透明板103の表面は通常10%程度の反射率を有している。そのため、第一及び第二実施形態に係る画像読取装置100及び200では、照明装置106及び/又はプロジェクター部206から射出される照明光が原稿107やスクリーン面102によって拡散反射する以外に、載置面103a上において正反射し、ユーザーに向かう可能性がある。
そのため、ユーザーがその正反射光を眩しく感じてしまい、操作が困難になる可能性があるため、載置面103a上(すなわち、透明板103の上面)及び/又は透明板103の下面を反射防止処理、具体的には、反射防止膜を塗布しても良い。
なお、反射防止膜の塗布は、透明板103の製造過程において誘電体物質を蒸着する等の方法で行うことができる。
そのため、ユーザーがその正反射光を眩しく感じてしまい、操作が困難になる可能性があるため、載置面103a上(すなわち、透明板103の上面)及び/又は透明板103の下面を反射防止処理、具体的には、反射防止膜を塗布しても良い。
なお、反射防止膜の塗布は、透明板103の製造過程において誘電体物質を蒸着する等の方法で行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば、透明板103の代わりに、網等を用いても構わない。また、載置台101上にスクリーン面102を設ける代わりに、下面に白色塗装を施した透明板103を載置台101上に設けても構わない。この場合、透明板103の上面(第1の面)が載置面103aとなり、対向する下面(第2の面)がスクリーン面102となる。
103a 載置面
105 撮像部
107 原稿(被写体)
105 撮像部
107 原稿(被写体)
Claims (23)
- 被写体を撮像部により撮像して画像を読み取る画像読取方法であって、
載置面に平行な断面が矩形である被写体を前記載置面に載置する第1ステップと、
前記矩形の4つの辺のそれぞれと前記撮像部の撮像素子の中心位置とを含む4つの平面のうち、少なくとも1つの平面に対して前記被写体の側から前記被写体を照明する第2ステップと、
前記被写体を撮像して得られた撮像画像から前記被写体の画像を読み取る第3ステップと、
を有することを特徴とする画像読取方法。 - 前記第2ステップでは、前記矩形の互いに隣接する2辺のそれぞれと前記撮像部の撮像素子の中心位置とを含む2つの平面に対して前記被写体の側から前記被写体を照明することを特徴とする、請求項1に記載の画像読取方法。
- 前記第3ステップでは、前記撮像画像における前記被写体の画像と前記被写体の影の画像との明度差に基づいて、前記撮像画像から前記被写体の画像を抽出することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取方法。
- 前記第3ステップでは、前記明度差に基づいて検出した前記矩形の互いに隣接する2辺のそれぞれの少なくとも一部に基づいて、前記撮像画像における前記被写体の画像を抽出することを特徴とする請求項3に記載の画像読取方法。
- 前記第3ステップでは、前記矩形の互いに隣接する2辺のそれぞれの少なくとも一部と、予め記憶しておいた矩形のサイズ情報と、から取得した前記被写体のサイズに基づいて、前記撮像画像における前記被写体の画像を抽出することを特徴とする請求項4に記載の画像読取方法。
- 前記第2ステップでは、前記載置面に対して前記撮像部とは反対側に配置された投影面に、前記被写体の影を投影することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像読取方法。
- 前記撮像部の撮像素子の中心位置は、前記矩形の法線上には無いことを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像読取方法。
- 載置面に載置された被写体を撮像して撮像画像を取得する撮像ステップと、
前記撮像画像における前記被写体の画像と前記被写体の影の画像との明度差に基づいて、前記撮像画像から前記被写体の画像を抽出する処理ステップと、
を有することを特徴とする画像読取方法。 - 前記被写体の影は、前記載置面から離間した投影面に投影されたものであることを特徴とする請求項8に記載の画像読取方法。
- 前記被写体の前記載置面に平行な断面は矩形であり、前記処理ステップでは、前記明度差に基づいて検出した前記矩形の互いに隣接する2辺のそれぞれの少なくとも一部に基づいて、前記撮像画像における前記被写体の画像を抽出することを特徴とする請求項8又は9に記載の画像読取方法。
- 前記処理ステップでは、前記矩形の互いに隣接する2辺のそれぞれの少なくとも一部と、予め記憶しておいた矩形のサイズ情報と、から取得した前記被写体のサイズに基づいて、前記撮像画像における前記被写体の画像を抽出することを特徴とする請求項10に記載の画像読取方法。
- 載置面に載置された被写体を撮像して撮像画像を取得する撮像部と、
前記撮像画像における前記被写体の画像と前記被写体の影の画像との明度差に基づいて、前記撮像画像から前記被写体の画像を抽出する処理部と、
を有することを特徴とする画像読取装置。 - 前記載置面に対して前記撮像部とは反対側に配置された投影面を有し、前記被写体の影は該投影面に投影されたものであることを特徴とする請求項12に記載の画像読取装置。
- 前記投影面は白色部材から成ることを特徴とする請求項13に記載の画像読取装置。
- 前記載置面を有し、該載置面は前記投影面上に配置された透光性部材から成ることを特徴とする請求項13又は14に記載の画像読取装置。
- 前記被写体を照明する照明部を有することを特徴とする請求項12乃至15のいずれか1項に記載の画像読取装置。
- 前記被写体の前記載置面に平行な断面は矩形であり、前記照明部は、前記矩形の4つの辺のそれぞれと前記撮像部の撮像素子の中心位置とを含む4つの平面のうち、少なくとも1つの平面に対して前記被写体の側に配置されていることを特徴とする請求項16に記載の画像読取装置。
- 前記照明部は、前記矩形の互いに隣接する2辺のそれぞれと前記撮像部の撮像素子の中心位置とを含む2つの平面に対して前記被写体の側に配置されていることを特徴とする請求項17に記載の画像読取方法。
- 前記照明部は、前記載置面に画像を投射することができる投射部であることを特徴とする請求項16乃至18のいずれか1項に記載の画像読取装置。
- 前記投射部は、前記載置面に垂直な方向において、前記載置面と前記撮像部との間に配置されていることを特徴とする請求項19に記載の画像読取装置。
- 前記被写体の前記載置面に平行な断面は矩形であり、前記処理部は、前記明度差に基づいて検出した前記矩形の互いに隣接する2辺のそれぞれの少なくとも一部に基づいて、前記撮像画像における前記被写体の画像を抽出することを特徴とする請求項12乃至20のいずれか1項に記載の画像読取装置。
- 前記処理部は、前記矩形の互いに隣接する2辺のそれぞれの少なくとも一部と、予め記憶しておいた矩形のサイズ情報と、から取得した前記被写体のサイズに基づいて、前記撮像画像における前記被写体の画像を抽出することを特徴とする請求項21に記載の画像読取装置。
- 前記撮像部の撮像素子の中心位置は、前記矩形の法線上には無いことを特徴とする、請求項17に記載の画像読取方法。
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