JP2018006105A - 電流制御装置、照明装置及び電流制御方法 - Google Patents

電流制御装置、照明装置及び電流制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電力効率を向上させながら適切に電力供給を行うことが出来る電流制御装置、照明装置及び電流制御方法を提供する。【解決手段】電流制御装置(2)は、入力電圧よりも高い電圧を含む複数の異なる出力電圧のうち何れかを選択的に出力してLED(50)の動作電圧を供給するチャージポンプ回路(30)と、LED(50)に流す電流を調整する電流調整回路(40)と、電流調整回路(40)により調整されたLED(50)に流す電流の電流値に応じた動作電圧に基づいて選択される出力電圧をチャージポンプ回路(30)から出力させ、複数の出力電圧ごとにそれぞれ異なる基準で、LED(50)に流す電流に応じたパルス変調制御を行って、LED(50)に電力供給を行う制御部(10)と、を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、電流制御装置、照明装置及び電流制御方法に関する。
従来、発光素子などのアナログ素子に電力、特に、所望の電流を供給して動作させる電流制御装置がある。電池などの電源を用いてこの電流制御装置がアナログ素子を動作させる場合、当該アナログ素子の動作状況に応じて必要な電圧が電源の供給電圧より高くなったり低くなったりする場合があり、このような場合に、必要に応じてチャージポンプ回路により電源電圧を昇圧して電力の供給を行う技術が知られている(特許文献1)。
特開2009−21314号公報
しかしながら、このような限られた電源を用いる電流制御装置において、アナログ素子の動作に必要な電圧よりも高い電圧を生成して電力の供給を行っている間、アナログ素子の動作に係る消費電力に比して電流制御装置の消費電力が増大し、電力効率が低下するという課題がある。
この発明の目的は、より電力効率を向上させながら適切に電力供給を行うことが出来る電流制御装置、照明装置及び電流制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、
入力電圧よりも高い電圧を含む複数の異なる出力電圧のうち何れかを選択的に出力してアナログ素子の動作電圧を供給するチャージポンプ回路と、
前記アナログ素子に流す電流を調整する電流調整回路と、
前記電流調整回路により調整された前記アナログ素子に流す電流の電流値に応じた前記動作電圧に基づいて選択される前記出力電圧を前記チャージポンプ回路から出力させ、複数の前記出力電圧ごとにそれぞれ異なる基準で、前記アナログ素子に流す電流に応じたパルス変調制御を行って、当該アナログ素子に電力供給を行う制御部と、
を備えることを特徴とする電流制御装置である。
本発明に従うと、電流制御装置においてより電力効率を向上させながら適切に電力供給を行うことが出来るという効果がある。
本発明の実施形態の照明装置の機能構成を示すブロック図である。 LEDの輝度(電流値)と電圧との関係の例を示す図である。 照明動作制御処理の制御手順を示すフローチャートである。 温度変化に応じたLEDの電流値(輝度)と電圧との関係の例を示す図である。 照明動作制御処理の制御手順の変形例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の照明装置1の機能構成を示すブロック図である。
この照明装置1は、制御部10と、調光回路20と、チャージポンプ回路30と、電流調整回路40と、LED50(発光ダイオード、発光部、アナログ素子)と、温度計測部60(温度計測手段)などを備える。
制御部10は、照明装置1の全体動作を統括制御する。制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)や記憶部を備える。これらは、ICチップやマイコン上に一体配置されても良い。制御部10は、電力供給部から電力供給を受け、発振回路や分周回路などの信号生成部から入力されたクロック信号に基づいて動作制御を行う。制御部10は、外部から取得される輝度設定情報、及び電流調整回路40から取得される調整電圧の大きさ情報や、温度計測部60により計測される周辺温度データなどに基づいて、チャージポンプ回路30におけるチャージポンプ動作の有無の切り替えを行い、また、電流調整回路40におけるPWM制御の有無及びPWM制御時のデューティ比の設定を行うことで、LED50に対して適切な電力供給(特に電流)を行う。
制御部10は、記憶部に動作テーブル11を有する。動作テーブル11は、チャージポンプ回路30におけるチャージポンプ動作の切り替え条件を温度計測部60の温度データ、LED50の点灯時間や入力電圧Vinの大きさなどの各パラメータと各々及びこれらの組み合わせに対応付けて記憶保持する。
調光回路20は、制御部10からの制御信号に基づいて、設定される発光量に応じた電流量を得るための定電流回路41の調整動作を行う。
チャージポンプ回路30は、制御部10の制御に応じて電力供給部から入力電圧Vinで供給された電力をそのまま又はチャージポンプにより昇圧した(昇圧動作)何れかの電圧を選択的に出力電圧VoutとしてLED50に出力する。チャージポンプ回路30としては、各種周知の回路を利用可能である。
ここでは、電力供給部から供給する電力に係る電源には、乾電池や充電池などが用いられるが、交流100Vなどの商用電源から取得され、電力供給部で所定の直流電圧に変換されて入力電圧Vinとして入力されても良い。
電流調整回路40は、制御部10及び調光回路20からの入力信号に基づいて、LED50の設定光量に応じて調整した電流を当該LED50に流す。電流調整回路40は、定電流回路41と、スイッチング素子42などを備える。定電流回路41には、各種周知の回路が用いられ、当該定電流回路41を流す電流、即ち、LED50を流れる電流量を変化(調整)させる。また、スイッチング素子42のオンオフを所定の周波数及びデューティ比で切り替えることでPWM(Pulse Width Modulation)動作(パルス変調制御)を行う。
LED50は、チャージポンプ回路30から入力される供給電圧と電流調整回路40により定められた電流とにより発光して光を出射する。LED50としては、発光量や発光色に応じて適切な周知のものが選択される。温度などの条件に変化がなければ、LED50は、流れる電流量にほぼ比例した輝度(放射光束)で発光する。
温度計測部60は、照明装置1の動作環境の温度、ここでは周辺温度を計測して所定のサンプリング周波数で制御部10に制御結果をデジタル出力する。
これらの構成のうち、アナログ素子としてのLED50を除く各構成要素により電流制御装置2が構成される。
また、温度計測部60及び制御部10により動作環境情報取得手段が構成される。
次に、本実施形態の照明装置1における輝度の制御動作について説明する。
本実施形態の照明装置1では、電流調整回路40の定電流回路41が流す電流量の調整と、スイッチング素子42のオンオフ動作及びデューティ比の調整によるPWM制御とにより、LED50の輝度を調整する。
図2は、LED50の輝度(電流値)と電圧との関係の例を示す図である。
LED50は、材料などによって異なるが、所定の閾値電圧Vf0(障壁電圧)以上の印加電圧Vfにより、当該印加電圧Vfの上昇に従って増加する出力電流If、即ち、輝度で発光する。図2(a)に示すように、LED50では、輝度が上昇するにつれて印加電圧Vfが上昇する。チャージポンプ回路30は、この印加電圧Vfと、定電流回路41やスイッチング素子42など電流調整回路40の動作に係る最低限の調整電圧(最低調整電圧Vcmin)との和である動作電圧Va以上の出力電圧Voutを出力供給する必要がある。最低調整電圧Vcminは、電流量(輝度)の上昇に従って大きく変化しない。電流量(輝度)の上昇に伴って、チャージポンプを動作させない状況でのチャージポンプ回路30の第1出力電圧Vout1(第1の電圧)よりも動作電圧Vaが高くなる場合には、チャージポンプを動作させて第2出力電圧Vout2(第2の電圧)を出力させる必要が生じる。
このとき、出力電圧Voutが動作電圧Vaより大きい場合、この電圧差に応じた電力を定電流回路41の抵抗素子などで熱として消費させると、照明装置1の供給電力、即ち、動作電圧Vaと出力電流Ifとの積に対するLED50の消費電力、即ち、印加電圧Vfと出力電流Ifとの積の割合を示す電力効率が低下する。本実施形態の照明装置1では、出力電圧Vout及びこれに対応する出力電流Ioutを電力効率の高い値に固定して、輝度に応じてその出力時間のPWM制御を行うことで、LED50に流れる電流の平均電流値を予め定められた電流範囲内で変化させる。
出力電圧Voutには、上述のように、第1出力電圧Vout1と第2出力電圧Vout2の2種類があり、動作電圧Vaが第1出力電圧Vout1以下の場合には、当該第1出力電圧Vout1を出力電圧Voutとして固定してPWM制御を行い、動作電圧Vaが第1出力電圧Vout1より大きい場合(第2出力電圧Vout2以下)には、第2出力電圧Vout2を出力電圧Voutとして固定してPWM制御を行う。これにより、図2(b)に示すように、必要以上に出力電圧Voutを上昇させず、また、出力電圧Voutと動作電圧Vaの差分が小さい状態に限定する。従って、照明装置1では、平均電流値の低下に伴って出力電圧Voutと動作電圧Vaとの電圧差を発熱消費させる必要がない。
即ち、LED50の輝度(平均輝度)は、チャージポンプを動作させない状況では、第1出力電圧Vout1に応じた出力電流Ioutである閾値電流Ith(第1の電流値)での輝度とPWM制御に係るデューティ比とにより定まり、チャージポンプを動作させた状況では、第2出力電圧Vout2に応じた出力電流Ioutである電流値Imax(第2の電流値)での輝度とPWM制御に係るデューティ比とにより定まる。
このように、2段階の出力電圧について、チャージポンプ動作を行わない低電圧側のLED50の動作において最も電力効率の良い動作電圧Va(=第1出力電圧Vout1)及び閾値電流Ithの位置が、当該2段階のPWM制御の基準(即ち、デューティ比を算出する対象の電流量など)切り替え位置となる。
電流値Imaxとしては、例えば、LED50の順方向電流(絶対最大定格)が用いられるが、第2出力電圧Vout2に比してLED50の輝度制御範囲をこの順方向電流に応じた輝度よりも十分に低い範囲に限る場合には、パルス順方向電流の絶対最大定格であっても良い。或いは、これよりも輝度制御範囲の上限に応じたこれら絶対最大規格に係る値よりも小さい電流値とされても良いが、動作電圧Vaと第2出力電圧Vout2との電圧差が大きくならないことが好ましい。
ここでは、照明装置1により出力可能な電流範囲の最小電流値はゼロとして、当該最小電流値まで所定の間隔又は連続的に輝度を調節することが出来る。
図3は、本実施形態の照明装置1において実行される照明動作制御処理の制御部10による制御手順を示すフローチャートである。
照明動作制御処理が開始されると、制御部10(CPU)は、外部から輝度設定信号を取得する(ステップS111)。この信号は、外部機器からの制御信号であっても良いし、ユーザの入力操作による操作受付信号であっても良い。制御部10は、取得された輝度設定(光量)に応じたLED50の出力電流If(PWMによる平均電流値)及び印加電圧Vfに換算する(ステップS112)。この換算は、特には限られないが、動作テーブル11を参照して行われれば良い。
制御部10は、電流調整回路40から調整電圧Vcを取得し、印加電圧Vfと合わせて動作電圧Vaを算出する(ステップS113)。制御部10は、動作電圧Vaがチャージポンプ回路30の第1出力電圧Vout1以下であるか否かを判別する(ステップS114)。
動作電圧Vaが第1出力電圧Vout1以下である判別された場合には(ステップS114で“YES”)、制御部10は、チャージポンプ動作をオフ設定してチャージポンプ回路30に制御信号を出力し、出力電圧Voutを第1出力電圧Vout1、出力電流Ioutを閾値電流Ithに定める(ステップS115)。それから、制御部10の処理は、ステップS117に移行する。
動作電圧Vaが第1出力電圧Vout1以下ではない(第1出力電圧Vout1より大きい)と判別された場合には(ステップS114で“NO”)、制御部10は、チャージポンプ動作をオン設定してチャージポンプ回路30に制御信号を出力し、出力電圧Voutを第2出力電圧Vout2、出力電流Ioutを電流値Imaxに定める(ステップS116)。それから、制御部10の処理は、ステップS117に移行する。
ステップS113〜S116の処理が電圧設定ステップを構成する。
ステップS117の処理に移行すると、制御部10は、チャージポンプ回路30の出力と、輝度に応じた設定とに基づいて、電流調整回路40のスイッチング素子42によるPWM動作のデューティ比を算出する(ステップS117)。制御部10は、調光回路20に出力電流Ioutを設定して、当該出力電流が得られるように定電流回路41を設定動作させる(ステップS118)。また、制御部10は、算出されたデューティ比でスイッチング素子42のオンオフを切り替えることで、電流調整回路40のPWM制御を行う(ステップS119)。
ステップS117〜S119の処理が電流制御ステップを構成する。
それから、制御部10の処理は、ステップS111に戻る。なお、輝度設定信号の内容に変化が無い場合でも、LED50や電流調整回路40の動作状態、例えば、連続動作時間やその際の発光量などに応じた温度変化などに従って印加電圧Vfと出力電流Ifとの関係が補正され得るものであり、また、調整電圧Vcが随時変更されて帰還されるので、ステップS111からの各処理は、定期的に繰り返し行われる。
なお、上述の動作電圧Vaと比較される第1出力電圧Vout1は、厳密にこの値とされるのではなく、多少のマージンを含めた低めの電圧値であっても良い。後述の変形例で示すように、LED50に流れる電流値に対する印加電圧Vfは変動し得るものであり、また、入力電圧Vinの変動によって第1出力電圧Vout1も変化し得る。従って、一時的にこれらの変動が生じた場合でも動作電圧Vaが照明装置1の信頼度などに応じて十分な確率で第1出力電圧Vout1以下となるように低めの電圧値が設定され、当該低めの電圧値に応じて閾値電流Ithより小さい電流値がPWM制御で断続的にLED50に流される。言い換えると、チャージポンプ動作を行わない場合の出力電流(PWM制御による平均電流値)は、閾値電流Ithよりも小さい範囲で予め適宜定めておくことが出来る。
[変形例]
次に、照明装置1の輝度制御動作の変形例について説明する。
LED50を流れる電流値(即ち輝度)と印加電圧Vfとの関係は、LED50の素子ごとにばらつきが大きく、また、更に周辺温度などの周辺環境の状態に応じて変化する。
図4は、温度変化に応じたLED50の電流値(輝度)と電圧との関係の例を示す図である。
周辺温度Tが所定の標準温度T0からこれより高い温度T1に上昇すると、所定の電流値に対応する印加電圧Vf(順方向電圧)が低下し、これに伴って、動作電圧もVa(T0)からVa(T1)に低下する。従って、第1出力電圧Vout1と動作電圧Vaとが等しくなるときの電流、即ち、閾値電流Ithが上昇する。
また、乾電池や充電池などのバッテリからの入力電圧Vinは、バッテリ残量に応じて低下するので、この入力電圧Vinの低下(変化)に伴ってチャージポンプ回路30の出力電圧Voutも変化する。従って、この出力電圧Voutの変化もチャージポンプ動作の有無の切り替え基準を変化させる要因となり得る。
本実施形態の照明装置1では、チャージポンプ動作の有無を切り替える基準として閾値電流Ithを温度条件などのパラメータなどと対応付けて動作テーブル11に記憶させる。パラメータ(動作環境情報)としては、温度計測部60が計測する周辺温度や入力電圧Vinの他、照明動作を開始してからの継続時間なども含まれ得る。そして、これらパラメータの一部又は全部を適切な頻度で取得し、取得されたデータ(取得データ)に応じて閾値電流Ithの設定を変化(変更)させながらチャージポンプ動作の有無及びPWM制御の基準の切り替えが行われる。
図5は、本実施形態の照明装置1において実行される照明動作制御処理の制御部10による制御手順の変形例を示すフローチャートである。
この変形例の照明動作制御処理は、図3に示した照明動作制御処理と比較して、ステップS113の処理の代わりにステップS121、S122の処理が追加され、また、ステップS112、S114〜S116の処理がそれぞれステップS112a、S114a〜S116aの処理に置き換えられている。その他の処理については同一であり、同一の処理内容には同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
ステップS111の処理で輝度設定が取得されると、制御部10は、輝度に応じた出力電流If(PWMによる平均電流値)に換算する(ステップS112a)。制御部10は、電流調整回路40から調整電圧Vcを取得し、また、パラメータとして、温度計測部60から周辺温度を取得し、入力電圧Vinを計測して取得する(ステップS121)。
制御部10は、動作テーブル11を参照してこれら取得された調整電圧Vc、入力電圧Vinや周辺温度Tなどのパラメータに応じた閾値電流Ithを取得して設定する(ステップS122)。
制御部10は、電流調整回路40の制御によりLED50に流す出力電流If(平均電流値)が得られた閾値電流Ith以下であるか否かを判別する(ステップS114a)。出力電流Ifが閾値電流Ith以下であると判別された場合には(ステップS114aで“YES”)、制御部10は、チャージポンプ回路30によるチャージポンプ動作をオフに設定し、電流調整回路40によるPWM制御により電流が流れる期間における出力電流Ioutの電流値を閾値電流Ithに設定する(ステップS115a)。それから、制御部10の処理は、ステップS117に移行する。
出力電流Ifが閾値電流Ith以下ではないと判別された場合には(ステップS114aで“NO”)、制御部10は、チャージポンプ回路30によるチャージポンプ動作をオンに設定し、出力電流Ioutの電流値を電流値Imaxに設定する(ステップS116a)。それから、制御部10の処理は、ステップS117に移行する。
以上のように、本実施形態の照明装置1のアナログ素子であるLED50の電流を制御する電流制御装置2は、入力電圧Vinよりも高い電圧を含む複数の異なる出力電圧Voutのうち何れかを選択的に出力してLED50の動作電圧Vaを供給するチャージポンプ回路30と、LED50に流す出力電流If(平均電流値)を調整する電流調整回路40と、LED50に流す出力電流Ioutの電流値に応じた動作電圧Vaに基づいて選択される出力電圧Voutをチャージポンプ回路30から出力させ、複数の出力電圧Vout(Vout1、Vout2)ごとにそれぞれ異なる基準で、LED50に流す出力電流Ifに応じたPWM制御を行って、当該LED50に電力供給を行う制御部10と、を備える。このように、チャージポンプ回路30における複数の出力電圧に対して電力効率の良い動作電圧Vaとなる閾値電流Ithや電流値Imaxをそれぞれ基準として各々PWM制御を行うことで、電力効率を下げずに広い出力電流範囲で少ない無駄で適切な電流の出力を行うことが出来る。また、これにより、最大出力電圧に応じた電圧を常に出力する必要がなく、乾電池や充電池など出力電圧が限られるバッテリを有効に利用して幅広い電流供給を行うことが出来る。
また、制御部10は、複数の出力電圧Vout1、Vout2ごとに、LED50への電力供給に係る供給電力に対するLED50の消費電力の割合を示す電力効率が、出力電圧VoutによりLED50に流すと定められた電流範囲内で最大となる第1の電流値(閾値電流Ith、電流値Imax)を一つの基準として、それぞれ、PWM制御を行う。このように、電力効率が最大の電流及び電圧を基準としてPWM制御を行うことで、これより小さい電流をLED50に流す場合でも広い範囲で電力効率を大きく低下させないので、電力効率の高い状態を広い範囲に亘って維持することが出来る。
また、複数の出力電圧Vout1、Vout2ごとに定められる電流範囲は、当該電流範囲における最大の電流値で電力効率がそれぞれ最高となるように定められ、制御部10は、当該最大の電流値を複数の出力電圧各々における基準として、LED50に流す電流に応じたPWM制御を行うことによりLED50への電力供給を行う。
これにより、各電流範囲で最大の電流値を基準としてこの電流を絞るPWM制御により電流範囲全体で高い電力効率を保ちながら電流出力を行うことが出来るので、電流出力対象範囲全体について容易に適切な制御を効率良く行うことが出来る。
また、チャージポンプ回路30は、入力電圧Vinに対して昇圧動作を行わない第1出力電圧Vout1と、入力電圧Vinから昇圧動作を行った第2出力電圧Vout2とを出力可能であり、電流調整回路40は、第1出力電圧Vout1によりLED50に流す最小電流値(ゼロ)以上閾値電流Ith以下の電流範囲内の電流をLED50に流す場合には、チャージポンプ回路30に第1出力電圧Vout1を出力させて、閾値電流IthとLED50に流す出力電流If(平均電流値)とに基づくデューティ比で閾値電流Ithの電流を流すPWM制御を行い、閾値電流Ithより大きい電流をLED50に流す場合には、チャージポンプ回路30に第2出力電圧Vout2を出力させて、第2出力電圧Vout2に応じて予め定められた電流値ImaxとLED50に流す電流とに基づくデューティ比で電流値Imaxの電流を流すPWM制御を行う。
このように、チャージポンプ動作により出力電圧を二段階に切り替え、低電圧側の出力電圧Voutに対して電力効率の良い閾値電流Ithに応じた動作電圧Vaの位置で当該チャージポンプ動作の切り替えとPWM制御に係る基準電流の切り替えを行うので、容易な制御動作で効率の良い電流出力を行うことが出来る。
また、最小電流値はゼロである。このようにPWM制御を用いることで、微小電流まで幅広く安定して効率良く出力させることが出来る。
また、温度計測部60を備え、また、制御部10が入力電圧Vinを計測する機能を備え、制御部10は、これらの取得データに基づいて閾値電流Ithに係る設定を変更する。電流出力対象のLED50は、特に、温度上昇などにより抵抗値が低下して電流が流れやすくなり、また、乾電池などのバッテリからの入力電圧は、当該バッテリの残量などに応じて変化し得る。従って、これらを考慮して適切な閾値電流Ithを定めることで、より効率良く適切な電流の出力を行うことが出来る。
また、温度計測部60を有するので、周辺温度などからLED50の温度による特性変化をより適切に反映することが出来る。
また、パルス変調制御はPWM制御である。クロック周波数を一定に保ったままデューティ比のみを切り替えて光量を制御することで、容易な処理で正確に光量変化の制御を行うことが可能になる。
また、アナログ素子としてLED50が用いられる。このようにとくに電流値に応じて光量が変化するアナログ素子に対して本実施形態の電流制御装置2を用いて電流を流すことで、より容易且つ正確な電流量を少ない損失で流すことが出来る。
また、本実施形態の照明装置1は、上述の電流制御装置2と、LED50とを備える。
このような照明装置1により、幅広い輝度範囲に亘り低消費電力で正確な明るさでの照明動作を容易に行うことが出来る。また、特に、乾電池などのバッテリを用いても適切な光量が出力になるので、携帯型の照明装置などでのバッテリの利用可能時間を向上させつつ適切な輝度での出力を可能とすることが出来る。特に、輝度を低下させたときの消費電力を低下させることが出来るので、低輝度での利用時には、当該輝度に応じてより長時間の利用が可能になる。
また、上述の電流制御方法を用いることで、電力効率を下げずに広い出力電流範囲で無駄の少ない適切な電流出力を行うことが出来る。また、これにより、最大出力電圧に応じた電圧を常に出力する必要がなく、乾電池や充電池など出力電圧が限られるバッテリを有効に利用して効果的な電流供給を行うことが出来る。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、パルス変調制御としてパルス幅制御(PWM制御)により消費電力の削減と安定した輝度の調整とを両立させているが、PWM制御の他、パルス周波数(PFM)の制御などが行われて又は組み合わされても良い。
また、上記実施の形態では、チャージポンプ回路30は、入力電圧を一段階昇圧させるものとして示したが、これに限られるものではない。二段階以上に昇圧可能なチャージポンプ回路が用いられても良く、また、昇圧電圧の入力電圧に対する倍率などは適宜定められる。この場合には、当該二段階以上(N段階)の出力電圧Vout(k)(k=1〜N−1)の各々に応じた異なる閾値電流Ith(k)を電力効率が良くなるようにそれぞれ定めれば良い。
また、上記実施の形態では、各出力電圧でそれぞれ流すことの可能な最大電流を基準として全てPWM制御で電流(平均電流値)の調整を行うこととしたが、これに限られるものではない。最大電流よりも若干低い電圧を基準として小さい電流が流れる場合にPWM制御により平均電流値を絞り、当該基準の電流と最大電流との間では、PWM制御時よりも可変抵抗の値を小さくして発光させることとしても良い。反対に、輝度設定が非常に小さい場合には、パルス変調制御と抵抗値の上昇とを組み合わせてLED50に流す電流を低下させても良い。
また、上記実施の形態では、電流(光量)と電圧とが単調増加で変化する場合について示したが、電流増加に比して電圧のピークが途中にある場合、即ち、電力効率が最大になる位置が最大の電流値の位置ではない場合、当該ピーク位置の電流を基準電流として、これより小さい電流についてはPWM制御を行い、これより大きい電流については定電流回路41の調整により電流及び電圧を得るといった切り替えを行っても良い。
また、上記実施の形態では、電流を流すアナログ素子として発光ダイオード(LED)を用いることとして説明したが、その他の発光体(発光部)、例えば、有機発光ダイオード(OLED)などが用いられても良い。また、発光体を発光させる装置は、照明装置に限られず、センサなどその他の用途に用いられても良い。また、この場合、発光体は可視光を出射するものに限られず、赤外光や紫外光が出射されるものであっても良い。また、電流制御装置2は、発光体以外のアナログ素子を動作させる電流を制御するものであっても良く、例えば、アナログ素子は、電熱ヒータ、モータや各種音声発生部などであっても良い。
また、上記実施の形態では、単一のLEDに対して電力供給を行う場合を例に挙げて説明したが複数のLEDなどが並列配置され、抵抗素子などを介して略均等に電流が流れるように設けられても良い。或いは、複数のLEDに対して完全に個別に上記電流制御回路を用いて同一の電流が流れるように制御されても良い。
その他、上記実施の形態で示した構成、制御内容や手順などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
入力電圧よりも高い電圧を含む複数の異なる出力電圧のうち何れかを選択的に出力してアナログ素子の動作電圧を供給するチャージポンプ回路と、
前記アナログ素子に流す電流を調整する電流調整回路と、
前記電流調整回路により調整された前記アナログ素子に流す電流の電流値に応じた前記動作電圧に基づいて選択される前記出力電圧を前記チャージポンプ回路から出力させ、複数の前記出力電圧ごとにそれぞれ異なる基準で、前記アナログ素子に流す電流に応じたパルス変調制御を行って、当該アナログ素子に電力供給を行う制御部と、
を備えることを特徴とする電流制御装置。
<請求項2>
前記制御部は、複数の前記出力電圧ごとに、前記アナログ素子への電力供給に係る供給電力に対する当該アナログ素子の消費電力の割合を示す電力効率が、前記出力電圧により前記アナログ素子に流すと定められた電流範囲内で最大となる第1の電流値を一つの基準として、それぞれ、前記パルス変調制御を行うことを特徴とする請求項1記載の電流制御装置。
<請求項3>
複数の前記出力電圧ごとに定められる前記電流範囲は、当該電流範囲における最大の電流値で前記電力効率がそれぞれ最高となるように定められ、
前記制御部は、当該最大の電流値を前記複数の出力電圧各々における基準として、前記アナログ素子に流す電流に応じた前記パルス変調制御を行うことにより前記アナログ素子への電力供給を行う
ことを特徴とする請求項2記載の電流制御装置。
<請求項4>
前記チャージポンプ回路は、前記入力電圧に対して昇圧動作を行わない第1の電圧と、前記入力電圧から昇圧動作を行った第2の電圧とを出力可能であり、
前記制御部は、
前記第1の電圧により前記アナログ素子に流す最小電流値以上前記第1の電流値以下の電流範囲内の電流を前記アナログ素子に流す場合には、前記チャージポンプ回路に前記第1の電圧を出力させて、前記第1の電流値と前記アナログ素子に流す電流とに基づくデューティ比で前記第1の電流値の電流を流す前記パルス変調制御を行い、
前記第1の電流値より大きい電流を前記アナログ素子に流す場合には、前記チャージポンプ回路に前記第2の電圧を出力させて、前記第2の電圧に応じて予め定められた第2の電流値と前記アナログ素子に流す電流とに基づくデューティ比で前記第2の電流値の電流を流す前記パルス変調制御を行う
ことを特徴とする請求項3記載の電流制御装置。
<請求項5>
前記最小電流値はゼロであることを特徴とする請求項4記載の電流制御装置。
<請求項6>
動作環境情報取得手段を備え、
前記制御部は、前記動作環境情報取得手段の取得データに基づいて前記第1の電流値に係る設定を変更する
ことを特徴とする請求項2〜5の何れか一項に記載の電流制御装置。
<請求項7>
前記動作環境情報取得手段は、温度計測手段を有することを特徴とする請求項6記載の電流制御装置。
<請求項8>
前記パルス変調制御はPWM制御であることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の電流制御装置。
<請求項9>
前記アナログ素子は、発光ダイオードであることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の電流制御装置。
<請求項10>
請求項9記載の電流制御装置と、
前記出力電圧が供給されて電流が流れる発光部と、
を備えることを特徴とする照明装置。
<請求項11>
アナログ素子に流す電流を調整する電流調整回路と、入力電圧よりも高い電圧を含む複数の異なる出力電圧のうち何れかを選択的に出力して前記アナログ素子の動作電圧を供給するチャージポンプ回路と、を備える電流制御装置の電流制御方法であって、
前記アナログ素子に流す電流の電流値に応じた動作電圧に基づいて選択される前記出力電圧を前記チャージポンプ回路から出力させる電圧設定ステップ、
複数の前記出力電圧ごとにそれぞれ異なる基準で、前記アナログ素子に流す電流に応じたパルス変調制御を行って、当該アナログ素子に電力供給を行う電流制御ステップ、
を含むことを特徴とする電流制御方法。
1 照明装置
2 電流制御装置
10 制御部
11 動作テーブル
20 調光回路
30 チャージポンプ回路
40 電流調整回路
41 定電流回路
42 スイッチング素子
50 LED(発光ダイオード)
60 温度計測部
Ith 閾値電流
Va 動作電圧
Vc 調整電圧
Vf 印加電圧
Vin 入力電圧
Vout 出力電圧

Claims (11)

  1. 入力電圧よりも高い電圧を含む複数の異なる出力電圧のうち何れかを選択的に出力してアナログ素子の動作電圧を供給するチャージポンプ回路と、
    前記アナログ素子に流す電流を調整する電流調整回路と、
    前記電流調整回路により調整された前記アナログ素子に流す電流の電流値に応じた前記動作電圧に基づいて選択される前記出力電圧を前記チャージポンプ回路から出力させ、複数の前記出力電圧ごとにそれぞれ異なる基準で、前記アナログ素子に流す電流に応じたパルス変調制御を行って、当該アナログ素子に電力供給を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする電流制御装置。
  2. 前記制御部は、複数の前記出力電圧ごとに、前記アナログ素子への電力供給に係る供給電力に対する当該アナログ素子の消費電力の割合を示す電力効率が、前記出力電圧により前記アナログ素子に流すと定められた電流範囲内で最大となる第1の電流値を一つの基準として、それぞれ、前記パルス変調制御を行うことを特徴とする請求項1記載の電流制御装置。
  3. 複数の前記出力電圧ごとに定められる前記電流範囲は、当該電流範囲における最大の電流値で前記電力効率がそれぞれ最高となるように定められ、
    前記制御部は、当該最大の電流値を前記複数の出力電圧各々における基準として、前記アナログ素子に流す電流に応じた前記パルス変調制御を行うことにより前記アナログ素子への電力供給を行う
    ことを特徴とする請求項2記載の電流制御装置。
  4. 前記チャージポンプ回路は、前記入力電圧に対して昇圧動作を行わない第1の電圧と、前記入力電圧から昇圧動作を行った第2の電圧とを出力可能であり、
    前記制御部は、
    前記第1の電圧により前記アナログ素子に流す最小電流値以上前記第1の電流値以下の電流範囲内の電流を前記アナログ素子に流す場合には、前記チャージポンプ回路に前記第1の電圧を出力させて、前記第1の電流値と前記アナログ素子に流す電流とに基づくデューティ比で前記第1の電流値の電流を流す前記パルス変調制御を行い、
    前記第1の電流値より大きい電流を前記アナログ素子に流す場合には、前記チャージポンプ回路に前記第2の電圧を出力させて、前記第2の電圧に応じて予め定められた第2の電流値と前記アナログ素子に流す電流とに基づくデューティ比で前記第2の電流値の電流を流す前記パルス変調制御を行う
    ことを特徴とする請求項3記載の電流制御装置。
  5. 前記最小電流値はゼロであることを特徴とする請求項4記載の電流制御装置。
  6. 動作環境情報取得手段を備え、
    前記制御部は、前記動作環境情報取得手段の取得データに基づいて前記第1の電流値に係る設定を変更する
    ことを特徴とする請求項2〜5の何れか一項に記載の電流制御装置。
  7. 前記動作環境情報取得手段は、温度計測手段を有することを特徴とする請求項6記載の電流制御装置。
  8. 前記パルス変調制御はPWM制御であることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の電流制御装置。
  9. 前記アナログ素子は、発光ダイオードであることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の電流制御装置。
  10. 請求項9記載の電流制御装置と、
    前記出力電圧が供給されて電流が流れる発光部と、
    を備えることを特徴とする照明装置。
  11. アナログ素子に流す電流を調整する電流調整回路と、入力電圧よりも高い電圧を含む複数の異なる出力電圧のうち何れかを選択的に出力して前記アナログ素子の動作電圧を供給するチャージポンプ回路と、を備える電流制御装置の電流制御方法であって、
    前記電流調整回路により調整された前記アナログ素子に流す電流の電流値に応じた動作電圧に基づいて選択される前記出力電圧を前記チャージポンプ回路から出力させる電圧設定ステップ、
    複数の前記出力電圧ごとにそれぞれ異なる基準で、前記アナログ素子に流す電流に応じたパルス変調制御を行って、当該アナログ素子に電力供給を行う電流制御ステップ、
    を含むことを特徴とする電流制御方法。
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