JP2018002473A

JP2018002473A - ゴミ袋用リング

Info

Publication number: JP2018002473A
Application number: JP2016140856A
Authority: JP
Inventors: 直也飯田; Naoya Iida
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2016-06-29
Filing date: 2016-06-29
Publication date: 2018-01-11

Abstract

【課題】市販の巾着型ゴミ袋を使用する時は、開口部を片手で持ち、もう片方の手でゴミを入れるので開口部が不安定で使いにくい。
本発明はゴミ袋を吊り下げた状態で開口状態を保持するためのゴミ袋用リングをを提供する。
【解決手段】幅広リング本体において、幅広面の中央部がくびれ凹状になって周回している紐巻き掛け部を成し、幅広リング本体の二つの外輪両縁が外側へ、相互反対方向に湾曲してせり出した状態で二つのせり出しが形成されており、片方のせり出しの任意の位置に紐通し穴を設けてあり、紐通し穴の穴縁に沿う領域に限って外輪縁を特別により大きく外側へ膨らませて紐止め部と成し、こちら側のせり出しを上せり出しと成し、他方のせり出しを下せり出しと成し、穴縁におけるリング周回方向の対抗的な位置にそれぞれ小スリットを設けて外れ止めスリットと成すことを特徴とするゴミ袋用リング。
【選択図】図２

Description

本発明は建築現場や工事現場などで一般的に多く使用されている市販のゴミ袋、土のう袋などの開口部を保持するものである。

一般的に建築現場などでゴミ袋を使用する際は、ゴミ袋の開口部を片手で持ち、もう片方の手でゴミを入れるか、他の人にゴミ袋の開口部を開口状態に保持してもらいゴミを入れるのが一般的である。
先行技術としては弾性を有する薄板を筒状にまるめて、ゴミ袋に入れ、円筒形の箱状を形成させ自立させるゴミ袋保持具も知られている（特許文献１参照）。

特開２０１５−０５７３５９号公報

ゴミ袋の開口部を片手で持ち、もう片方の手でゴミを入れようとすると開口部が不安定になりやすく、他の人に開口部を開口状態に保持してもらうと余計な人手がかかる。
特許文献１に示されている先行技術は泥や接着剤などの汚れた物を捨てると保持具に汚れが付着しやすく、保持具を袋から取り外した時にゴミをくっつけて連れ出してしまう。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。

幅広リング本体において、幅広面の中央部がくびれ凹状になって周回している紐巻き掛け部を成し、幅広リング本体の二つの外輪両縁が外側へ、相互反対方向に湾曲してせり出した状態で二つのせり出しが形成されており、片方のせり出しの任意の位置に紐通し穴を設けてあり、紐通し穴の穴縁に沿う領域に限って外輪縁を特別により大きく外側へ膨らませて紐止め部と成し、こちら側のせり出しを上せり出しと成し、他方のせり出しを下せり出しと成し、穴縁におけるリング周回方向の対抗的な位置にそれぞれ小スリットを設けて外れ止めスリットと成す。
以上を特徴とするゴミ袋用リングである。

ゴミ袋の開口部が固定されているので一人でも作業が可能となり、ゴミの溜まる袋底部でなく、開口部に取り付けるので汚れにくく、構造が単純なので袋とリングの取り外しが簡単である。

本発明の斜視図本発明をゴミ袋に取付けた状態を示す斜視図本発明の一部である紐通し穴に袋開閉紐を通し、外れ止めスリットに止め固定した状態を示す部分拡大図本発明をゴミ袋に装着して壁に吊り掛けて使用している状態を示す斜視図本発明を正面側（紐通し穴の反対側）から見た斜視図本発明を三角リング状に形成された実施例を示す正面斜視図

幅広リング本体（１）において、幅広面の中央部がくびれ凹状になって周回している紐巻き掛け部（５）を成し、幅広リング本体（１）の二つの外輪両縁が外側へ、相互反対方向に湾曲してせり出した状態で二つのせり出しが形成されており、片方のせり出しの任意の位置に紐通し穴（３）を設けてあり、紐通し穴（３）の穴縁に沿う領域に限って外輪縁を特別により大きく外側へ膨らませて紐止め部（２）と成し、こちら側のせり出しを上せり出し（４）と成し、他方のせり出しを下せり出し（６）と成し、穴縁におけるリング周回方向の対抗的な位置にそれぞれ小スリットを設けて外れ止めスリット（７）と成す。
本発明は以上の様な構成であり、以下、その具体的な使用方法を説明する。
市販の巾着型ゴミ袋（８）の開口部を広げ、開口部内側にリング本体（１）を入れ、ゴミ袋（８）の袋開閉紐（９）を引くと袋の開口部が狭くなっていくのでその位置に紐巻き掛け部（５）外側を当て絞らせ固定する。
上せり出し（４）と下せり出し（６）でリング本体（１）からゴミ袋（８）が上下に外れるのを防ぎ、ゴミ袋の袋開閉紐（９）を紐通し穴（３）に外側から内側に通し、壁のフック（１０）や建築現場の足場などに掛けて使用する。
通常使用時はゴミの重みでゴミ袋（８）とリング本体（１）が外れにくいがゴミが軽い時や移動しながらの使用では紐巻き掛け部（５）から袋が外れやすくなるので袋開閉紐（９）を緩みにくくするために紐通し穴（３）に袋開閉紐（９）を２回通し（図３参照）、外れ止めスリット（７）に袋開閉紐（９）を挟み緩まないようにし脱着防止して使用する。
なお、応用品でスコップで砂を入れたり、塵取りの使いやすさを向上させるためにリングの形を三角形や多角形（図６参照）にする事もできる。

１リング本体、２紐止め部、３紐通し穴、４上せり出し、
５紐巻き掛け部、６下せり出し、７外れ止めスリット、８ゴミ袋、
９袋開閉紐、１０フック

Claims

幅広リング本体において、幅広面の中央部がくびれ凹状になって周回している紐巻き掛け部を成し、幅広リング本体の二つの外輪両縁が外側へ、相互反対方向に湾曲してせり出した状態で二つのせり出しが形成されており、片方のせり出しの任意の位置に紐通し穴を設けてあり、紐通し穴の穴縁に沿う領域に限って外輪縁を特別により大きく外側へ膨らませて紐止め部と成し、こちら側のせり出しを上せり出しと成し、他方のせり出しを下せり出しと成し、穴縁におけるリング周回方向の対抗的な位置にそれぞれ小スリットを設けて外れ止めスリットと成している事を特徴とするゴミ袋用リング。